kinako-ankoさんのマイ★ベストレストラン 2017

きなこ&あんこのエサをもとめて三千里

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マイ★ベストレストラン

レビュアーの皆様一人ひとりが対象期間に訪れ心に残ったレストランを、
1位から10位までランキング付けした「マイ★ベストレストラン」を公開中!

マイ★ベストレストラン

1位

くろぎ (大門、御成門、浜松町 / 懐石・会席料理)

1回

  • 夜の点数: 5.0

    • [ 料理・味 4.8
    • | サービス 5.0
    • | 雰囲気 5.0
    • | CP 4.5
    • | 酒・ドリンク 5.0 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥30,000~ -

2017/11訪問 2017/11/19

弾丸東京旅⑤ 丹波松茸と津居山ガニで、贅を極める〜〜〜♪

2017.11.11

ずっとBMしていた新アイアンシェフ 和の "黒木純" 氏のお店「くろぎ」から
"土曜の夕方にカウンター2席が空いたのでどうですか?" と
2日前に友人の携帯にメールが入り、すぐに自分にも連絡がきて
急遽友人と2人で東京に向かうことになりました〜♪

東京タワーを眼前に望める「ザ・プリンス パークタワー東京」に宿をとり
15時にチェックイン、少しゆったりしてから700m東に歩いて
芝大門にある懐石料理の「くろぎ」さんに予約した17時ちょうどに到着です!

今年の3月に湯島からここ芝大門に移転したばかりのお店は
黒く塗った板で囲まれ、軒下には竹矢来(たけやらい)が置かれた小さなビル
看板は出ていなく、スタッフ2名が外で待ち構えて下さっていました。
エレベータで2階に上がると白木のL型カウンター10席だけのこじんまりとした佇まい
しかし目の前には丹波篠山産の巨大な松茸◯十万円分が鎮座して
度肝を抜かされました。

この日は8名の団体さんが19時に入店だそうで、それまでは貸切状態
楽しい女将さんや板さん達と楽しくおしゃべりをしながら
友人と2人で贅を極めます!
いただいたのは、いずれも税8%・サービス料10%を除いて

◆ドリンク
  芋焼酎ロック 900円
  麦焼酎ロック 900円
  日本酒 黒龍 1700円
◆おまかせコース 1人 50,000円
  壬生菜と京揚げの煮浸し
  茹でセコガニ・蟹ツメ・蟹味噌 (津居山ガニ)
  焼き松茸 (丹波篠山産)
  甲羅酒
  焼き胡麻豆腐
  珍味盛り合わせ:北海道雲丹・白海老・白子・宮崎キャビア ノドグロの出汁ジュレ
  ノドグロと松茸の椀
  酔っぱらいガニ:醤油と日本酒の古酒で漬け込んだもの
  八寸:クレソンお浸し・甘鯛のけんちん・さごし・海老芋
     車海老・紫芋茶巾・あわび・サーモンのきぬた
  バチコ
  鮪とボラのお造り:あん肝ポン酢・酢味噌・醤油で
  焼きガニ
  松茸フライ:酢橘とウスターソースで
  香の物
  土鍋釜ご飯3種:松茸ご飯・カニ飯・ハラス飯
  味噌汁  
  貴腐ワイン
  葛きり:黒蜜ときな粉で
  エスプレッソコーヒー
  塩アイス:きな粉と貴腐ワインで
  
まずは、最初から最後までずっと付きっきりでお世話していただいた
茨城出身の気さくな番頭の岡部さんが、全面金箔貼りの盃に日本酒を注いでくれ
コースのスタートです (^o^)/
大将の黒木さんは途中に挨拶に出られて
何度かのメイン料理の際には自ら腕を振るっていただきました。

11月初旬のこの1週間だけ、丹波の残り "松茸" と
解禁を迎えた "ずわい蟹" の旬が重なるということで
1年で一番贅沢な料理が出るそうです!

大きく傘を開いた肉厚の "丹波篠山産松茸" の中に
カリ高極太これが今年最後の1本という見事な "つぼみ松茸" があって
手に持たせてもらいましたが、軸が固く香りも凄くてずっしり重い
これで2人分の焼き松茸とお吸物の具にしてもらいました。

軸の先に少し切り目を入れた『焼き松茸』には酢橘を絞り
熱々を手に持って切り目から切り裂いていただくと "なんじゃこりゃ"
コリコリしてとってもジューシー、こんな松茸喰ったことがない!
大きな切り身のノドグロが入った『松茸の椀』にも
茹でたほうれん草の下にこれでもかと松茸の軸がたっぷりです。
巨大な "開き松茸" は『松茸フライ』で出てきました。
この食べ方は初めてで、酢橘を絞りウスターソースにつけると
コリッとまた違った味わいで旨いですよ。

タグがついたブランド蟹のひとつ
城崎温泉の近く丹後半島沖で獲れた "津居山ガニ" は
最初は『茹でガニ』、オスのぶっといツメと
セコガニと呼ばれるメスの赤い卵が詰まった甲羅に身が盛られ
そばには身がたっぷり入った蟹味噌まで添えられていました。
繊細なのに濃厚な味、甘味が強いですね!

食べたあとに日本酒を注いでもらって『甲羅酒』
さらには生の津居山ガニの肩肉を醤油と日本酒の古酒に漬けたという
『酔っぱらいガニ』は両手で持ってむしゃぶりつきます。
上海蟹の紹興酒漬けのようで、とろ〜りとした身はとても甘くこれは絶品です。
『焼きガニ』の美味さは言うまでもない、箸で棒肉をスルーと取り出すと
プリップリで旨味たっぷり香ばしい!
この豪華饗宴2品だけでお腹は膨れてしまい
秋の装いたっぷりの『八寸』はなくてもいいぐらいでした(汗)

最初に出された『焼き胡麻豆腐』はおろしたての山葵を付けて
熱く熱した石に押し付けてお焦げを作ると口のなかで胡麻の風味が広がります。

北海道の雲丹・富山の白海老・宮崎のキャビアなどが入った『珍味盛り合わせ』は
ノドグロの骨を焼いてとった出汁のジュレで美味さとコクと甘味が抜群

さあ飲め! と、これまで見たこともない厚さの『バチコ』の炙りが出されると
部屋中に匂いが立ち込めて幸せそのもの、カジカジしながらお酒がすすみます。

『お造り』は、漁師が丁寧に下処理をしたという全く臭みのないボラの昆布締めと
青森県太平洋側の尻屋定置網にかかったという1本152.4kgの本マグロ
あん肝ポン酢や酢みそに醤油などで色々な味わいが楽しめました。

デザートに出される『葛きり』は目の前で作られていきます。
たっぷりの吉野葛を水溶きし、四角いステンレスバットに入れて湯煎
固まったところで湯の中にドブンと浸けて透明感と艶を出し
氷水で締めてまな板の上に乗せてヘラで小さく切っていく職人技に見とれました。

その間に3つの土鍋釜炊きご飯が炊き上がりました。
開き松茸をふんだんに使った『松茸ご飯』
ずわい蟹の身をタップリのせた『カニ飯』
鮭の大きなハラスが乗った『ハラス飯』にはたっぷりのイクラが盛られ
それぞれ2合炊きで何とこの3つで2人分だそうです。
すでにお腹ははち切れんばかり、お茶碗にそれぞれを軽く1杯ずついただき
『香の物』と『味噌汁』をいただいて、ふう〜と秋を大満喫です。
残りはすべて折に包んでいただき、手土産として大阪に持ち帰りました。

最後は出来立ての『葛きり』を黒蜜ときな粉でいただき
エスプレッソコーヒーを味わいながら
『塩アイス』には『貴腐ワイン』をかけてきな粉をまぶして完食
2時間半のおまかせコースの終了です。

途中で団体客男女8名が揃って高級ワインを飲み初め、賑やかになってきました。
エレベーターで下に降りるとお店の前には大将の黒木さんと女将さん
そして番頭の岡部さんがお土産袋を抱えてご挨拶
5人の記念写真を若い板さんに撮ってもらいお見送りしていただきました。

ホテルまでの帰り道では、TVドラマ "東京ラブストーリー" を思い出しながら
芝公園から銀杏並木越えに真っ赤に燃える東京タワーの夜景を望みました。

贅を極めたとはこのこと、財布は空っぽになってしまいましたが
お腹と心は大満足、最高のおもてなしも受けて
無理をしてまでやってきた甲斐は十分にありましたよ!

なお、お土産袋の中には3種の土鍋炊きご飯以外に
自家製の柚子胡椒と生和菓子2個まで入っていました。

ごちそうさん (●^o^●)

  • 2階のカウンター席
  • 焼き松茸 (丹波篠山産)
  • 茹でセコガニ・蟹ツメ・蟹味噌 (津居山ガニ)
  • 鮪とボラのお造り:あん肝ポン酢・酢味噌・醤油で

    51

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2位

田中旅館 (上関町その他 / ふぐ)

1回

  • 昼の点数: 5.0

    • [ 料理・味 5.0
    • | サービス 4.5
    • | 雰囲気 4.2
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク 3.8 ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥30,000~

2017/01訪問 2018/10/11

2000レビュー達成記念 極上の河豚を愛でる山口旅 Vol.18 上関町の名店「田中旅館」の天然虎河豚のコースで大人喰い〜〜〜♪

初めて食べログに参戦したのが2014年5月2日
そこから1日2件を目指して2年半ちょっと、2000レビューに到達です!
(口コミ数はマイページに記載された数字でカウントしました)

よくもまあこの数に到達したものだと感慨深いのですが
これもひとえにマイレビュアーさんの支えに寄るもの
自己満足の旅ログや男の手料理が多くて食べログ本来の趣旨からかけ離れているにも関わらず
温かく接していただき、たくさんの "いいね!" や "コメント" に感謝です。
3月から仕事のシフトが変わってすごく忙しくなりそうでペースは一気にダウンし
皆様のところにも訪問する機会が少なくなりそうですがお許し下さい。
無理をせずのんびりと食べログ活動を続けていきたいと思います。

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2017.01.29(2日目)

山口県岩国にある錦帯橋から周防大島と巡って
上関町の長島にある老舗旅館で河豚を愛でる旅を計画しました〜♪

1泊2日の宿は、瀬戸内海で3番目に大きい屋代島(周防大島)にある
ホテルアンドリゾート「サンシャイン サザンセト」
翌日は朝7時に起床、7:30からホテル内のレストラン「バナナ ビーチ」で朝食バイキング
9時にチェックアウトして、レンタカーでホテル近くの道の駅「サザンセト とうわ」に訪れ
再び大島大橋を渡り瀬戸内海沿いの道を柳井経由で50km走って
河豚のフルコースを予約した熊毛郡上関町室津に10:40分に到着!
ここは1974年に放映されたNHK連続テレビ小説 "鳩子の海" の舞台となった瀬戸内の港町です。

1時間以上早く着いたので、"むろつのてんぷら" のお店「原田水産」と
道の駅「上関海峡」で時間をつぶし、室津から上関海峡に架かる上関大橋を通り長島に渡ってすぐ
上関漁港の前にある創業100年近く「田中旅館」さんに11:30にやってきました。

今回の旅は、自分の食べログ2000レビューが近づいてきたのでどこに伺おうか? と友人と相談し
山口県出身の総理大臣 岸信介・佐藤栄作両氏や美食家 北大路魯山人の御用達のお店でもあったという
知る人ぞ知る河豚割烹の名旅館を選んだ訳です。
下関に住んでいたので、トラフグの競りで有名な "南風泊(はえどまり)市場" にも行きましたし
伊藤博文が河豚を食べたことで歴史的にも有名な「春帆楼」にも訪れ
また今住んでいる大阪の「多古安」という河豚の名店にも伺ったことがあります。

この「田中旅館」は、食通レビュアーさんも大絶賛のお店
流れの速い上関海峡を通行する船が望める2階の和室に案内されました。
どんな料理が出てくるのかワクワクドキドキですw
予約したのは

◆天然虎河豚のコース 35000円(税抜)‥ドリンク付き
  ノンアルコールビール キリンフリー
  河豚刺し
  湯引き
  焼き河豚
  ちり鍋
  河豚出汁の雑煮
  雑炊
  香の物
  大島みかん

◆河豚の白子 3000円(税抜)

まずは部屋の中の掛軸の掛けられた床の間の前でこそこそと特製ポン酢の用意がなされ
極上の天然虎河豚のコースのスタートです。
友人は『冷酒』で、自分は運転手なので泣く泣く『ノンアルコールビール』で乾杯!

すぐに直径50cm近くもある大皿に奇麗に盛られた『河豚刺し』が登場
大皿の模様がすけてみえますがやや厚めに切られた河豚刺しは
これが2人分とは驚きの量、何匹分の河豚を使っているのでしょうか?
これだけでもお腹が膨れますw

いつもはふぐ刺しの1枚1枚を味わいながらいただくのですが
昔、テレビで長嶋茂雄さんがふぐ刺しを箸で一気にすくっているのを見て
いつかは自分も大人喰いをやってみようと思っていました。
念願の、箸で数枚以上の切り身をスーとすくい
酢ダイダイ(山口県の特産品)を絞ったコク深い特製ポン酢につけていただきま〜す (^o^)/

この特製ポン酢が凄く旨い、その味わいを詳しく書けないのがつらいですw
ラーメンに背脂がたっぷりのった感じの◯○ポン酢なのですw
あまり寝かさず、活き河豚を締めた直後にさばいたように感じましたが
弾力があって絶妙な食感、河豚が甘いと初めて思いました。
この河豚は地元上関の漁場で揚がった1.8kgの天然虎河豚だそうです。

大皿の中央には河豚皮の湯引き、さらに稀少部位のエラや腸葱もあって
そのコリコリした歯ごたえに思わず笑みがこぼれます。
これで酒が飲めない自分が可哀想(汗)

さあ、大きな『白子』がやってきました。
名の通り真っ白で焼いた焦げ目が旨そう!
全く臭みがなくとろけるクリーミーな味わい
これを食べずして河豚を喰ったとは言ってはいけませんね。

次は『焼き河豚』、塩焼きされた骨付の大きな身が2切れ
両手で持ってかぶりつくと、ホロリと身がとれてプリプリホクホク
河豚の旨味が凝縮して骨までしゃぶり尽くしました。

お待ちかね『ちり鍋』がグツグツ土鍋で煮込まれて登場です。
河豚の骨だけでとった出汁にまずは河豚のぶつ切りだけ
女将さんが河豚の形をした取り皿によそってくれて、特製ポン酢でいただきます。
これもホクホク、続いて白菜・人参・春菊・椎茸・葛切りが土鍋に投入され
ちょうど良い頃を見計らって取り皿に盛ってくれ
河豚の出汁がしっかり染み込ん野菜達にホッコリしました。

最後の雑炊を待つ間、お椀に入った『河豚出汁の雑煮』をいただきました。
醤油仕立てで優しい味、軽く焼いた小餅が柔らかくトゥルーンと伸びて旨い!

最後の白味噌仕立ての『雑炊』は大きなお椀に入って出てきました。
一般的にはちり鍋の残り汁に出汁をたしてその鍋で提供されるのですが
ここはちり鍋の残り汁はすべて捨てて、新しい河豚出汁だけで炊き込んだ雑炊だそうです。
しかも白味噌仕立てというのも珍しく初めての味わい
正直お腹はいっぱいだったのですが、刻み海苔とわけぎが味噌味をさらに引き立て
あまりの旨さにお代わりまでしてしまいました(汗)

デザートの大島みかんは大振りで奇麗に熟して美味しそうでしたが
これ以上食べるのは無理、女将さんが袋に詰めてくださり
お土産でお持ち帰りしました!

調理担当の旅館の御主人も物腰柔らかでとってもいい方
奇麗とはおせじにも言えない古びた旅館でしたが、本場下関の河豚以上の満足感
わざわざこんな辺鄙なところまでやってきた甲斐がありました。

極上の天然虎河豚、こんなものを喰ってしまうと
大阪の数千円でいただける養殖物の河豚では満足できなくなってしまいますね(汗)
さあ、このあとは室津半島を約50km北上して
岩国の山の中にある人気のお酒 "獺祭" の「旭酒造」さんに向かいましょう!
旅はまだまだ続きます。

ごちそうさん (●^o^●)

  • 上関漁港
  • 天然虎河豚のコース 35000円(税抜)
  • 直径50cm近くもある大皿に盛られた河豚刺し
  • 河豚の白子 3000円(税抜)

    31

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3位

鮓 きずな (京橋、大阪城北詰 / 寿司)

1回

  • 夜の点数: 4.7

    • [ 料理・味 4.8
    • | サービス 4.7
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP 4.8
    • | 酒・ドリンク 4.6 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥15,000~¥19,999 -

2017/06訪問 2017/07/09

やっと伺うことができて、大将の手さばきに魅了された「鮓 きずな」〜〜〜♪

2017.06.30

マイレビさんが "豊富なアテと絶品握りがリーズナブルにガッツリ喰える" と書かれて
昨年の夏にBMしたままのお店にやっと予約が取れ、友人と2人で伺うことができました〜♪

突撃したのは、JR大阪環状線 京橋駅からアーケードのある商店街を
北に500m歩いたところにある「鮓 きずな」さん
自宅からタクシーで行こうと思っていましたが、友人のポケモン狩りにつき合って
国道1号線をトボトボ歩き東に2km、40分もかかって蒸し暑い夏の夜20時半に到着です。

ここは18時と20時40分からの2回転営業で、後半の部に予約を入れて
店頭の暗い路地で15分待って最初に入店です。

L字型カウンターの中央に陣取って、いただいたのは

◆おまかせコース 11000円
  愛媛 平鯵の棒ずし
  貝のスープ:鳴門のあわび・ハマグリ・銚子の海苔
  アテ :明石の鯛
      アマテガレイの肝醤油・ポン酢のジュレ
      淡路のさごし・徳島の太刀魚
      明石の蛸
      アマテガレイの肝醤油・ポン酢のジュレ
      鳴門の鮑のリゾット 蒸し鮑・酢飯・鮑の肝
      明石の焼き穴子 山葵で
      焼き穴子 宮城の海苔に挟んで
      北海道仙鳳趾の蒸し牡蠣
      剣先イカ・秋田の生蓴菜・自家製ソーメン出汁
      千葉の鰹 九州のもろ味噌のなめろう
  口直し:青森のもずく酢
      生姜の甘酢漬け
  握り :淡路の昆布締めカワハギと肝
      長崎の熟成アラ
      淡路の小鯵
      塩釜の本鮪 づけ
      塩釜の本鮪 中トロ
      出水のカスゴ(小鯛)の酢じめ
      熊本の天然車海老
      煮穴子
      愛知のとり貝
      海道噴火湾のバフン雲丹・山口の赤雲丹・静岡の青のり
      九十九里浜の煮蛤
      づけの手巻き 有明海苔
      淡路の鯛と芝海老の玉
  汁物他:岡山の椎茸の茶碗蒸し
      海苔の赤出し
      漬物(べったら風)
◆冷酒
  純米酒 鷹勇 (鳥取 大谷酒造)
  純米吟醸 東一 (佐賀 五町田酒造)
  純米酒 磯自慢 (静岡 磯自慢酒造)
  純米酒 義侠 (愛知 山忠本家酒造)
  辛口純米酒 寳剱 (広島 宝剣酒造)

まずはお猪口を選んで『純米酒 鷹勇』で友人と乾杯です (^o^)/
きめ細やかで円熟した優しい味わいのお酒でした。
お酒のメニューはなく、飲み口の希望を伝えて大将のおすすめが提供されます。
昨晩は芋焼酎ロックをグラス3杯も飲んだので
今日はおとなしく冷酒2〜3杯でやめておこうと考えていたのですが
あまりの肴の旨さ、握りのふくよかさに
友人と注ぎあいながらついつい5杯も飲んでしまいました(汗)

大将の見事な包丁さばきと握りの手さばきを絶好の位置で眺めながら
最初に食べた『鯵の棒寿司』からその旨さにノックアウトです。
酒のアテはすべて細かな処理と味付けが工夫されて飽きません。
蒸し鮑が上にのって肝で作った『鮑のリゾット』は絶品!
まな板の上で海苔を包丁で切るバリッサクッという音が心地よく
特に宮城の海苔に挟んだ『焼き穴子』が海苔のパリパリ感と相まってすごく香ばしい!
巨大な『蒸し牡蠣』を一口で頬張るとミルキー、磯の香りが口いっぱいに広がり
2人が顔を見合わさせて思わず旨い! と笑みがこぼれました。

口直しのコリッとした『もずく酢』をいただいて、いよいよ握りのスタートです。
小振りなシャリはこれまで食べたものと鼻から抜ける酢の風味が少し違っていました。
大将に訊ねると、宮津の米酢を使い砂糖を全く入れていないので
酢本来の味が主張するのだそうです。
どのネタも旨いに決まっていますが、"こはだ" の旬がもう少し先ということで
代わりに出された鹿児島県出水の『カスゴ(小鯛)の酢じめ』はとろけました。
さらに熊本の『天然車海老』のプリプリした厚い身は甘い!
赤貝と双璧のお気に入り『煮蛤』は大きくコリッとしてツメも旨いですw

『椎茸の茶碗蒸し』と『海苔の赤だし』をいただき
玉とべったら風の漬物を食べてコースの終了です。
酒をいっぱい飲んだので1万5000円を少しだけオーバーしましたが
アテと握りでこの品数は素晴らしいコストパフォーマンスです。
再開発を拒む昔の大阪そのままの京橋で、場所的にはデープなところと
ネタに近海物が多いので安く提供できるのでしょうかね?

大将と若いお弟子さんが2人、ホール担当の女性1人の接客も申し分なし
この日のカウンター席は何故か男どもで埋め尽くされ
しかも若い20代から30代初めの方がほとんど
会社の同僚のように感じましたが
そんな若い頃からこんな豪華な寿司が喰えるっていいですねぇ!

大将も食べ歩きが趣味らしく、金沢の「小松弥助」さんが復活したので
"店主 森田氏が元気なうちにまた食べに伺いたいですね!" など会話が弾み
玄関までお見送りに出ていただいてお店を後にしました。

帰りこそタクシーでと思いましたが、明日からは自家用車で1泊2日の京都お寺巡り
酒を早く抜いておこうと、トボトボ西へ2km歩いて帰りましたが
帰ったら蒸し暑くて服はビショビショ、すぐにシャワーを浴び早めの就寝です。
しまったぁ! 次回の予約をするのを忘れたぁ(汗)

ごちそうさん (●^o^●)


  • 鳴門の鮑のリゾット 蒸し鮑・酢飯・鮑の肝
  • 北海道仙鳳趾の蒸し牡蠣
  • 出水のカスゴ(小鯛)の酢じめ
  • 熊本の天然車海老

    44

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4位

ラビスタ阿寒川 (釧路市その他 / 旅館)

2回

  • 夜の点数: 4.9

    • [ 料理・味 4.8
    • | サービス 4.5
    • | 雰囲気 5.0
    • | CP 5.0
    • | 酒・ドリンク 4.5 ]
  • 昼の点数: 4.9

    • [ 料理・味 4.8
    • | サービス 4.5
    • | 雰囲気 5.0
    • | CP 5.0
    • | 酒・ドリンク 4.5 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥30,000~ -

2017/08訪問 2017/09/22

道東一人旅 5-1 最終日、『和食膳』をいただいて摩周湖と屈斜路湖に向かいます〜〜〜♪

2017.08.30(5日目)

7年ぶりの4泊5日道東一人旅 最終日〜♪

ホテル&リゾート「カムイの湯 ラピスタ阿寒川」を朝7時に起床
まずは阿寒川のせせらぎを望みながら天然温泉檜造りの部屋風呂に浸かりました。
地下に降りて大浴場横にサービスで置いてあった湯あがりの『ソフトカツゲン』を飲み
少しひんやりして秋の気配も感じるホテルの外を散策してから朝食です。

北海道メグミルクの北海道限定 "カツゲン" とは
軍隊からの要望に答えて1938年(昭和13年)に乳酸飲料 "活素(カツモト)"を
上海で供給したのが始まりで、戦後 "カツゲン(活源)"という商品名で新たに開発発売され
北海道民に60年に渡って愛され続けている乳酸菌飲料です。
ヨーグルトとヤクルトの中間の味わいでやや酸っぱくて甘味があり
朝飲むドリンクとしては最高ですよ!

8時過ぎに昨晩と同じホテル地下1階のレストラン「ワッカ ピリカ」に突撃
朝食は和食膳・洋食膳の2種類から選ぶことができ、いただいたのは

◆和食膳‥‥宿泊料に込み
  おめざ :別海産牛乳
  北海3種 :鯑(かずのこ)・鱒すじこ・虎杖浜産焼たらこ
  小鉢  :南瓜と切り干し大根のおくら和え
  皿盛り :紅鮭・玉子焼き・山海漬け・ちぎり揚げ‥‥紅鮭は炭火で温めます
  冷し鉢 :槍烏賊素麺・おろし生姜・美味出汁
  煮物  :揚げ出汁豆腐・薬味・旨味出汁
  名物  :ラーメンサラダ・春雨・人参・ひら茸・グリーンリーフ
       ミニトマト・蟹・オーロラソース
  白飯  :北海道産ゆめぴりか
  ご飯の供:鰊(にしん)の切込み
  漬物  :みぶな漬け・白菜漬け・梅干
  汁物  :田舎味噌仕立て・しじみ・葱
  デザート:ヨーグルト・カラフルのし梅
  ホットコーヒー  

昨日の夕ご飯は『コタン鍋』と『会席料理』
北海道の旬の山海の幸をお腹いっぱい堪能した上に
寝る前に『夜鳴きそば』まで食べて全くお腹は空いていないのに
今朝も食べ切れるのか? と不安になるほどの豪華な和のお皿が並びました!
まずはドリンクコーナーで『別海産牛乳』をグラスに注いで、いただきま〜す (^o^)/

小鉢に入った彩り綺麗な料理やご飯のお供
紅鮭は炭火で軽く温めてから食べるとふっくらでいい塩梅の優しい味
種類は豊富ですが一つ一つの量がさほどでもなかったので
炊きたてゆめぴりかご飯を軽くお代わりしてものの見事に完食です。

1週間前にこのホテルに変更したのですが大正解
食事も温泉も、部屋も周りの景色も堪能できました!
接客は若いスタッフが中心になって一生懸命さが好印象
2年前の夏にオープンして、これからさらに極上の宿に生まれ変わりそうです。

ホテルは9時過ぎにチェックアウト、雲の多い天気ですが
摩周湖→屈斜路湖→美幌峠→網走監獄と巡り
途中3ヶ所の道の駅に立ち寄って
女満別空港17:20発のANA便で大阪に戻る予定です。

ごちそうさん (●^o^●)

2017.08.29(4日目)

7年ぶりの4泊5日道東一人旅 4日目〜♪

根室→道の駅「厚岸グルメパーク」→道の駅「しらぬか恋問」
→「釧路市丹頂鶴自然公園」→道の駅「阿寒丹頂の里」→ "阿寒湖" と巡り
午前中はずっと雨、午後からは曇天の道東の道を220km走破して
本日の宿 ホテル&リゾート「カムイの湯 ラピスタ阿寒川」に15:30に到着です。

元々、最終日の宿は中標津町にあるシマフクロウがやってくる旅館にしよう
と思っていたのでが、繁忙期は1人だけの宿泊はできないということで断念
そこで標茶町にあるフレンチが人気の英国風小さなホテルに一旦予約したのですが
1人でフレンチはちょっと苦手だな? と思い、ちょっと遠いのですが
1週間前に温泉にどっぷり浸かれるこのホテルに決定した次第です!

レンタカーのナビには登録されていないので
阿寒湖バスセンター前に車を停めてホテルに電話して位置を確認
6km来た道を戻ると摩周湖方面と釧路方面に分かれる三叉路のすぐ近くに大きな看板を発見です。
ホテル駐車場に車を停めてフロントでチェックインを済ませ
まずはウエルカムドリンクの『グレープフルーツジュース』で喉を潤しました。
ロビーからは緑いっぱいの森に囲まれた阿寒川のせせらぎがとても綺麗
静かに時間が流れて雰囲気は最高です。

一休.comから予約したプランは

◆夕朝食付 川側DXダブル禁煙 3種の貸切風呂無料プラン 35500円(税・サ込)

1階の部屋に向かう途中の廊下の壁にはアイヌの素敵な彫刻が掛けられ
部屋に入り玄関で靴を脱いでワンルームの広い洋室に入ると
キングサイズベッドがひとつ、応接セットと大きなテレビが中央にあり
阿寒川が目の前に流れる大きい窓の手前にはベンチ席
その横には洗面所とトイレ、そして天然温泉檜造りの部屋風呂があり
とても清潔で過ごしやすい部屋でした。

テーブルの上にお着きのお菓子『花畑牧場 ラクレットチーズポップコーン』を発見
テレビ台の中にあった珈琲豆・手動ミル・ドリップ一式を使い
お湯を沸かし自分で『ホットコーヒー』を淹れて
部屋でしばし優雅に休憩です。

続いて地下1階にある大浴場「河神の湯」に突撃
無色透明天然温泉かけ流しの "内風呂" にゆったり浸かり
阿寒川が目に前に流れる "露天風呂" と "樽風呂" を楽しみ
"サウナ" で一汗かいては "水風呂" にドブン、長旅の疲れを洗い流しました。
風呂場の入口横に用意されていた湯上りの『アイスキャンディー』もいただきました。

17時半からは、地下1階お風呂の奥にあるレストラン「ワッカ ピリカ」の
阿寒川前のカウンター席に案内されて夕食です。

◆サッポロ クラシック 中瓶 700円‥‥ホテルからサービス
◆花咲蟹 3780円(税込)‥‥チェックイン時に追加注文
◆夕食 コタン鍋&会席料理‥‥宿泊料に込み
  前菜  :北海縞海老・蝦夷梅貝旨煮・穴子煮凝り・うすいカステラ
       炙り秋刀魚小袖寿司・葉山葵醤油漬け・しらす・牛八幡巻き
  先椀  :インカのめざめ冷製スープ ピンクペッパー
  造里  :松皮鰈へぎ造り・牡丹海老・生海胆殻盛り・水蛸文銭造り梅肉・あしらい一式
       造り醤油・玉葱ポン酢で
  台の物 :コタン鍋 ブイヤベース仕立て
       ほっけ・めぬけ・帆立貝・ムール貝・津和井蟹・水菜・ロメインレタス
       イエロートマト・山茶茸・軟白葱・螺湾蕗(らわんぶき)
       芋餅・うどん・チーズソース
  焼物替り:ローストポーク
       ブーケレタス・イタリアンパセリ・マッシュポテト・メイプルマスタードソース
  止肴  :フォアグラ茶碗蒸し
       百合根・胡麻豆腐・山葵・銀庵  
  食事  :北寄貝のライスカレー
       福神漬・キャベツ漬け
       レモンティー
  水菓子 :リボンナポリンゼリー
       メロン・スイカ・ブルーベリー・パパイヤ・アロエ
  甘 味 :水まんじゅう

まずは、ホテルサービスの『サッポロ クラシック 中瓶』で独り乾杯です (^o^)/
コタン鍋をはじめ、北海道ならではの素材をふんだんに使った会席料理の数々
北の大地の旬の味わいが楽しめましたが
その量が凄過ぎるんですw もちろん味わいも申し分なし

特にチェックイン時に追加した茹で『花咲蟹』の旨いこと
『コタン鍋』の〆のうどんはチーズソースでいただきましたがこれは絶品です!
これは家でも真似て作ってみようと思いました。
ご飯物は "蟹飯" も選べるのですが。花咲蟹を1匹分丸ごと食べたので
とても上品でスパイシーな『北寄貝のライスカレー』の方にしました。
何とかデザートまで完食して大満喫しましたが
今日のお昼を厚岸の "酒蒸し牡蠣" 10個だけにしておいて大正解でしたね。

少し部屋でゆったりしてから3つの "貸切風呂" を満喫です。
レンガ造りの「星の湯」・檜風呂の「月の湯」・陶器風呂の「風の湯」
ライトアップされた木々と阿寒川の流れを眺めながらの贅沢な湯浴みでした。

夜10時半からは、大浴場手前の「集い処 ウタル」に突撃です。
アイヌ語で仲間を意味する "ウタル" では小腹を満たす軽食として
夜中に1時間限定で宿泊者無料サービスの『夜鳴きそば』が食べれるのです。
全く小腹は空いていなかったのですが
食べロガーとしては皆さんに紹介しないといけません(汗)

◆夜鳴きそば‥‥宿泊者無料サービス

やや縮れた細麺と醤油スープが小振りの丼に入り
薄切りチャーシュー1枚にシナチクと刻み葱
自分で焼もみのりと鰹節をトッピングして食べると
お酒の〆にぴったり、優しい味の醤油ラーメンでした。

明日は最終日、摩周湖→屈斜路湖→美幌峠→網走監獄と巡り
途中3ヶ所の道の駅に立ち寄って、女満別空港17:20発のANA便で大阪に戻ります。
今日も早めの就寝です。

ごちそうさん (●^o^●)

  • ラビスタ阿寒川の朝
  • お風呂上がりのソフトカツゲン
  • 和食膳、いただきま〜す
  • 紅鮭は炭火で温めます

    81

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5位

あらや滔々庵 (加賀温泉 / 旅館)

2回

  • 夜の点数: 4.9

    • [ 料理・味 4.8
    • | サービス 5.0
    • | 雰囲気 5.0
    • | CP 4.4
    • | 酒・ドリンク 4.6 ]
  • 昼の点数: 4.9

    • [ 料理・味 4.6
    • | サービス 5.0
    • | 雰囲気 5.0
    • | CP 4.5
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    ¥30,000~ ¥4,000~¥4,999

2017/04訪問 2017/05/08

北陸旅 石川Vol.5 「あらや滔々餡」の朝ごはんと、売店で買った九谷焼〜〜〜♪

2017.04.09(3日目)

友人の食べログレビュー大台達成記念にと、自分が企画して
富山市内と石川県山代温泉 2泊3日の北陸旅に出掛けました〜♪

最終日は山代温泉「あらや滔々庵」を7時過ぎに起床
部屋の半露天檜風呂に浸かってから、昨日の夕食会場と同じ2階の個室で朝食です。

◆朝食
  ご飯・あさりの味噌汁・香の物
  じゃこおろし
  焼鮭 なんば味噌
  温泉たまご
  ひろうす
  ほうれん草ときのこのお浸し
  湯葉
  あんかけ豆腐
  フルーツ 平松牧場のヨーグルト
  コーヒー

使われた山中塗りの器は大きさがすべて異なり
ロシアのマトリョーシカ人形のようにすべてが重なってひとつに納まるのだそうです。
どの料理も優しい味付け、シンプルですがこれぞ日本の朝ごはんですね (^o^)/

出発まで1時間ほど朝の温泉街を散策
温泉たまごを購入し、温泉ぷりんを食べて、お菓子もゲット
九谷焼販売店にも伺い、欲しいものがいっぱいありましたが高価で手が出せません(汗)
結局は宿の売店で次の2点を購入

◆なんば味噌 864円(税込)
◇九谷焼 青手丸皿 3780円(税込)

『なんば味噌』は朝食にも焼魚に添えられていて
ご飯にのせていただくと最高に旨かったので持ち帰りました。
味噌に獅子唐・唐辛子・砂糖・みりん・酒を練り込んで
ピリッと辛いのに甘味とコクがあるのです。
永平寺で買ったお粥にのせたり、焼おにぎりを作ってみました。
旅の記念にせめてひとつは! と買った九谷焼 "青手丸皿" には
島らっきょうの塩漬けやかまぼこを盛ったり大活躍です。

おかみさんと担当の中居さんに見送られ、10時半前に「あらや滔々庵」をチェックアウト
柔らかで丁寧なおもてなし、老舗宿と山代温泉を大満喫することができました。

ごちそうさん (●^o^●)



2017.04.08(2日目)

友人の食べログレビュー大台達成記念にと、自分が企画して
富山市内と石川県山代温泉 2泊3日の北陸旅に出掛けました〜♪

2日目は、富山県内5ヶ所の道の駅を巡ってたくさんのお土産をゲット
トランクに積んだ大きなクーラーボックスは2人のお土産でぎゅうぎゅう詰め
さらには後部座席はお土産袋でいっぱいです。
そして、いよいよこの旅のメイン
本日の宿、石川県にある山代温泉「あらや滔々庵」に夕方4時過ぎに到着です!
今回、一休.com で予約したプランは

◆半露天風呂付き客室(和洋室) 夕朝食付 2名 104000円(税・サ込)

「あらや滔々庵(とうとうあん)」は、藩政時代の前田家歴代藩主入湯の宿として
湯番頭の命を受けて以来十八代を数える加賀山代温泉の老舗宿
源泉が滔々と溢れる大浴場と露天風呂、伝統が育んだ美器佳肴の料理とおもてなしで人気です。

玄関アプローチには、芒硝泉66度の源泉 "烏湯" が流れ
朝食の一品として添えられる宿の名物 "源泉たまご" が数時間つけて作られるそうです。
玄関土間から踏み込みに上がると、北大路魯山人作の「暁烏の衝立」がお出迎え
山代温泉の開湯は神亀2年(725年)、温泉縁起には霊峰白山へ登拝に向かっていた行基上人が
紫色にたなびく雲の方向へ向かっていくと
一羽の烏(ヤタガラス)が水たまりで翼の傷を癒しているのを見つけ
温泉を発見したという逸話が残されています。
「あらや滔々庵」の源泉は、この烏湯伝説の泉であり
山代温泉発祥の湯元で「烏湯」と名付けられているのだそうです。

全館畳敷きで、フロントやロビーにも魯山人作の刻字看板や書画、器が並び
美食家として有名な彼のゆかりのものを見るだけでも食べロガーとして幸せの時でした。

3階の露天風呂付き客室「菖蒲・千草」に案内され
まずはお抹茶と春らしい桜色の生菓子(らんまん)で一息
この広い客室は、主室・寝室・坪庭・源泉掛け流しの半露天檜風呂で構成されていました。

早い時間ならまだ誰も浸かっていないだろうと、さっそく館内の温泉に向かい
薄暗照明に立ちのぼる湯気の雰囲気が素晴らしい
特別浴室「鳥湯」の温めと熱めの2つの石風呂に交互に入り
さらには男性浴室の「原泉閣」の大浴場と天風呂も貸切状態で旅の疲れを落としました。
湯上がりには水分補給として用意してあった缶ビールとスパークリングで喉を潤してほんわか!

そのあとに山代温泉街を散策です。
宿の目の前にある明治時代の総湯を復元した共同浴場「古総湯」も貸切状態で浸かれて大満喫
その向かいにあるもうひとつの共同浴場「総湯」では白玉と赤玉の名物『温泉たまご』をいただき
桜が満開の「薬王院温泉寺」と巨大な杉に囲まれた「服部(はとり)神社」にも行ってみました。

さあ、お待ちかねの夕食タイム
2階の個室に案内され、まずは "菊姫 濁り酒" で乾杯です (^o^)/

◆ドリンク
  純米やましろ (地域限定酒) 1合 1200円
  農口 山廃吟醸(無濾過) 1合 2000円

◆春のコース料理
  食前酒:菊姫 濁り酒
  先附 :蛤 海老 筍 蕨 うるい 焼き椎茸 焼き薄揚 木の芽味噌
      鯵棒寿司 白板昆布
  椀  :ほうぼう葛打ち 胡麻豆腐 蕗 筍 若布 木の芽 梅にく
  造り :橋立港におまかせ(アコウ、サワラ、バイ貝、白虎えび)
      辛味大根 能登天然塩とともに
  八寸 :加賀山海佳肴盛り
       鯛の子 一寸豆 百合根 琥珀寄せ
       蛍烏賊 のびる 大徳寺麩 辛子酢味噌
       小柱 アスパラ 焼茄子 胡麻クリーム
       飯蛸 白魚 細巻玉子
       菜種生ハム巻 鴨ロース 子持昆布
       白山堅豆腐
  焼き物:のどぐろ 筍 若狭やき 蕗のとう田楽 酢橘
  酢の物:稚鮎南蛮漬け 新玉葱 金時草 つぼみ菜
  焚合せ:和牛柔か煮 小芋 こごみ実山椒 べっ甲あん
  御食事:白海老とうすい豆の炊き込み
      味噌汁(なめこ 浅葱 赤味噌仕立て)
      香の物(長芋 白菜 昆布)
  水菓子:苺 せとか 赤メロン ゼリー寄せ
      桜餅アイス
      白玉しるこ

盛り込む器は九谷焼や山中塗の地元作家の作品の他に年代物の器
そしてゆかりの芸術家 北大路魯山人の写しなど目でも楽しめました。
日本海・加賀平野・白山麓と四方を自然に囲まれた
豊かな土地の旬の食材を生かした料理の数々
その味わいを生かすために手を加えすぎず飾り立てず春を満喫です!

食後は夜の温泉街を少し散歩して再び宿に戻り
館内の至るところに展示されている北大路魯山人の作品を鑑賞し
山庭への渡り廊下を抜けてひっそりと隠れ家のようにほのかに灯る明かり「有栖川山荘」へ

ここは、明治初期に天皇ご来館の命を受けて数年掛かりで釘を一本も使わず建てられたそうで
夜はワインを中心としたバーラウンジとして楽しめます。
いただいたのは

◆焼酎 魔王(鹿児島 芋 25度) 1800円

照明を極端に落とし百年以上を経過した空間には静かでゆっくりとした時間が流れ
大好きな芋焼酎 "魔王" をロックで優雅にまったりと!

このあとに、男女入れ替わった温泉「瑠璃光」にも浸かり
寝る前には部屋の半露天檜風呂にもドボン、11時過ぎに就寝です。

ごちそうさん (●^o^●)

  • 朝食
  • 温泉たまご
  • なんば味噌 864円(税込)
  • 九谷焼 青手丸皿 3780円(税込)

    97

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6位

なかむら (京都市役所前、烏丸御池、三条 / 懐石・会席料理)

1回

  • 夜の点数: 4.8

    • [ 料理・味 4.8
    • | サービス 4.8
    • | 雰囲気 5.0
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク 4.5 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥30,000~ -

2017/07訪問 2017/07/14

京都泊お寺巡り Vol.9 ミシュラン6年連続三ツ星、一子相伝「なかむら」〜〜〜♪

2017.07.01

京都のこれまで行ったことがないお寺をのんびり巡ろうと
京都の老舗旅館に宿をとった1泊2日の旅〜♪

奥嵯峨をメインに巡って、本日の宿
京都五条の鴨川のたもとにある「晴鴨楼」に15時ちょうどにチェックイン
そこからトボトボ1km歩いて、祇園そばにある「建仁寺」を参拝
"風神雷神屏風図" とふすま絵 "雲龍図" に圧倒されました。

帰りも歩いて宿に戻ったので汗ダクダク、宿の大風呂に浸かってスッキリです。
服もすべて着替え、タクシーを手配してもらって
19時に予約してある本日の晩ご飯に向かったのは
京都市役所近く、本能寺の西200mのところにある「京料理一子相伝 なかむら」さん

ミシュランで6年連続三ツ星を獲得する文化文政時代創業の世界が認める名店です。
軒下に竹矢来(たけやらい)が並ぶ京都らしい風情の料理屋の白い暖簾をくぐると
玄関内には打ち水された石畳、上り框からは畳の廊下が続き
生け花・掛軸・襖絵と見事に装飾されて格式の高さを感じます。

1階奥の個室に案内されると、坪庭がある16畳もある畳部屋には
10人が座れるであろう朱塗りの掘りごたつ形式の座卓
"一子相伝" と書かれた額や屏風や衝立てもあって
凛とした空間の中にたった2つの座椅子が置かれていました。
これは凄い所に来たぞ(汗)
友人と気楽に料理を楽しむような所ではなく
会社の接待や会食、慶事のおもてなしをするような高級料亭でした。

京料理「なかむら」の歴史は文化文政の頃
ぐじやさば、かれいなどの若狭ものを "鯖街道" を通じて 京都に運び
都の公郷衆に供することを生業とした初代若狭屋清兵衛にさかのぼります。
観世流謡曲師範でもあった四代目中村正蔵が太平洋戦争の真只中に
軍や政府の要人が泊まる京都の三大老舗旅館である俵屋・柊家・炭屋に仕出し料理を納め
戦後、能楽への夢を捨て京料理「なかむら」を設立し今日の基盤を築いたのだそうです。

ポケットコンシェルジュから予約したプランは

◆おまかせ料理(全9品)と飛び切りの日本酒(冷酒1合) 30,000円(税・サ込)
  お酒:冷酒 初日の出 大吟醸 (京都・羽田酒造)
     芋焼酎ロック 一刻物 (鹿児島 宝酒造)
  先付:滝川豆腐
  白味噌雑煮
  造り:縞鰺・こしび鮪・車海老・鱧おとし
  鱧の飯蒸し
  鱧の葛たたき
  季節の野菜炊きあわせ
  ぐじの酒焼き
  御飯:新生姜ご飯・香の物
  甘味:バニラアイスと梅ゼリー

初々しい和服姿の仲居さん2人が交互に料理を運び
途中で女将さんが挨拶に来られましたが
三つ指付くその所作は品位と気高ささえ感じます。

まずはガラスのやかん徳利に入った冷酒『初日の出』で乾杯 (^o^)/
京都産の酒米 "祝" を極限まで磨き上げた大吟醸酒は
濃厚でやや辛口、キレのある味わいです。

夏の懐石料理の先付として見ることの多い『滝川豆腐』は
裏漉し豆腐を固めたものを細長に切って "滝川" の流れのよう曲げて涼しく演出
紫蘇の花が散らされて見た目も奇麗、大きな蓴菜のツルンとした喉越しも素晴らしい
出汁の中の豆腐はしっかりした食感で箸ですくいあげても簡単にちぎれる事はなく
ちゃんと酒のアテになっていました。

和辛子入りの『白味噌雑煮』はこれぞ一子相伝で守り続けた名物料理
香ばしく焼いた丸餅に薄めに溶いた辛子を添え白味噌を水だけで練り上げたもの
調味料や出汁を一切加えず、京の井戸水だけの味わいなのだそうです。
白味噌のいい香りと甘さ、そこに辛子のピリッとした味わい
間違いなく絶品のお雑煮です!

『造り』は織部焼の角皿に置かれた大きな葉っぱに涼しげに盛られた4種
"縞鰺" は柑橘醤油で、"こしび鮪" と "車海老" は醤油で
"鱧おとし" は梅肉でいただきました。

祇園祭のこの時期ですから、ここから "鱧尽くし" です!
『鱧の飯蒸し』は見事なまでに骨切りされた鱧が
酒と薄口醤油で合わせた焼きたれで掛け焼きされ
酒とみりんと梅肉でしょうか? 下味が付いた餅米と一緒に蒸されて
奇麗な焦げ目がとっても香ばしくて思わず笑みがこぼれる旨さ
山椒の葉の風味にぴったりでした。
『鱧の葛たたき』は鱧の骨で取った出汁に卵豆腐・丸椎茸・インゲン豆が添えられ
青柚子の皮で香りをよくしたお吸物です。
骨切りした鱧に薄塩をあて、身を一枚一枚丁寧に葛粉をはたいて湯取りして
鱧の形がぼたんの花のように白く透き通ってとってもきれい
梅肉が添えられ、口に入れると周りがつるっとし白身の味はしっかり
夏の鱧料理の神髄ですね!

白ずいき・無花果・鷹峯唐辛子・赤茗荷・冬瓜・小芋・海老などが入った
『季節の野菜炊きあわせ』も見事
ここでお酒はお代わり、芋焼酎『一刻物』をロックで味わいます。
通常、芋焼酎には米麹が使われますが
この焼酎は主原料だけではなく麹にも芋を使い、まさに芋100%
すっきりとした上品な味わいが広がり、料理にピッタリです。

いよいよふたつ目の名物『ぐじの酒焼き』が黄色いハットのような器で登場です!
吟味された最高級のぐじ(甘鯛)に塩をして一晩寝かせ
その上に酒をふって香ばしく焼き上げた料理
半身の頭の部分でしたが思った以上に身があってふっくら
身離れもよく、ぐじの甘味と軽い塩味が絶品です。
身を食べ終えた後は、残った骨と皮に湯を注ぎ
お食事の『生姜ごはん』と『香の物』と一緒に汁物としていただきました。

松竹梅を意識して竹の器に入ったバニラアイスには
梅のジュレと松の実・クコの実が添えられて、コースは終了です。

京料理にしては盛りつけが華美ではないところが特徴でしょうか?
旬の食材をさりげなく盛り、素材そのものの味が最大限に引き出されていました。
最高のおもてなしにも大満足、至福の2時間半があっというまに過ぎていきました!

帰りは三条大橋から五条大橋までの鴨川添いを散策しながら
2.5kmを歩いて宿の「晴鴨楼」に帰ってきました。
この日のウオーキングの距離はちょうど10km、1万5000歩を歩いて
暴飲暴食のカロリーを少しでも排出です(汗)

ごちそうさん (●^o^●)

  • 一子相伝京料理「なかむら」
  • 白味噌雑煮
  • 造り
  • 鱧の葛たたき

    28

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7位

ホテル ラ・スイート神戸ハーバーランド (みなと元町、西元町、花隈 / オーベルジュ、旅館・オーベルジュ(その他)、フレンチ)

1回

  • 夜の点数: 4.8

    • [ 料理・味 4.6
    • | サービス 4.7
    • | 雰囲気 5.0
    • | CP 4.5
    • | 酒・ドリンク 4.5 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥30,000~ -

2017/02訪問 2017/03/12

平日の夜、神戸の最上級SLH(スモール・ラグジュアリー・ホテル)で過ごす非日常の世界〜〜〜♪

2017.02.28〜03.01

昨年の大晦日に神戸ハーバーランドにある波を象った外観が特徴的な
「神戸オリエンタルホテル」最上階で懐石ランチをいただいたのですが
食事前に神戸ポートタワーや大型商業施設「umieモザイク」を散策した際に
格式がありそうな小さめのホテルを発見〜♪

調べて見ると、懇意にしていただいているマイレビさんが訪れて絶賛されていた
日本最初のSLH「ホテル ラ・スイート神戸ハーバーランド」でした。
SHLとはスモール・ラグジュアリー・ホテルのことで小規模で高級なホテル
日本では8軒が登録されていて、これまでに宮古島の「シギラベイサイドスイート アラマンダ」
東京駅直結の「東京ステーションホテル」、屋久島の「sankara hotel&spa 屋久島」
京都嵐山の「星のや京都」に泊まっているので、ここにも是非泊まってみたい
と思っていたのですが、1人では土曜日の宿泊料金がとても高くて諦めていました。

ところが、平日ならその半額で2人が宿泊できることを友人が調べてくれ
ちょうど日曜出勤の代休で平日休みが取れたので、急遽一休com.から予約を入れて
神戸に勤務地がある友人と神戸駅で夕方5時半に待ち合わせをして突撃です!

エントランスには見事な雛人形が飾られ、ラウンジの大きな花器に活けられた冬桜がとっても奇麗
チェックインをすませて6階の宿泊部屋に向かいました。

予約したプランは

◆ラグジュアリー モデレートツイン 1部屋 2人 31200円(税・サービス料込み)
  朝食・ワンドリンクチケット付
◆ディナー「鉄板焼 心」
  ひょうご五国の味めぐり「但馬フェア」鉄板焼フルコース 15000円×2(税・サービス料込み)
  乾杯スパークリング付

部屋は70㎡以上もあり、応接セットや大型テレビが備え付けられ
テラスからは神戸ポートタワーや神戸ハーバーランドすべてが見渡せます。
パウダールームやバスルームも広くジャグジーも大きくてゆったりできそうです。

晩ご飯は20:30の予約なので、まずは神戸ポートタワーに上り
暗くなってイルミネーションが奇麗に輝く神戸ハーバーランドを見下ろしました。
さらにに大型商業施設「umie」も散策し、部屋に戻ってから
ティファールの電気ケトルでお湯を沸かしてコーヒーを淹れ
サービスのクッキーをいただきながら非日常の世界をのんびり過ごしました。

時間になってホテル内2階にある鉄板焼「心」に伺い
オーシャンビューのカウンター席に座って、スパークリングワインで乾杯 (^o^)/
田村鱒や但馬牛のヒレとサーロインステーキを堪能です。
詳しくは鉄板焼「心」の方に記載します。

食事が終わって同じくホテル内2階にあるバー「グランブルー」に突撃
ピアノとコントラバスのジャズ生演奏を聞きながら
『ニッカピュアモルト 竹鶴21年』をグラスロックで優雅に嗜みます。
これも詳しくはバー「グランブルー」の方にアップします。

ほろ酔い気分で寒空の中、再びハーバーランドに出て夜景をパチパチ写真撮影
友人はポケモンGOに夢中であちこち歩きまくっていました(汗)

翌日は2人とも仕事なので、お風呂を浴びて早めに就寝し
6:30に起床して7時オープンのホテル2階にある朝食会場「ル・クール」に伺いました。
友人は洋食の『ル・クール ブレックファスト』
自分は『和定食』を選び、ご飯とみそ汁はお代わりしてガッツリいただき
コーヒーを飲んで優雅な非日常の世界はこれにて終了です。

ホテルは8時にチェックアウト、神戸駅まで歩いて友人はすぐに出勤
自分はJR神戸線に乗って大阪に戻り、午後からの仕事に向かいましたとさ!

週末の休みには日本各地のホテルや旅館に泊まっていますが
平日にこんな生活は夢のよう!
さすがの高級感漂うSLH、何もかもが完璧でした。

ごちそうさん (●^o^●)


  • ホテル ラ・スイート神戸ハーバーランド 外観
  • ラグジュアリー モデレートツイン 1部屋 31200円(税・サ込)
  • 但馬牛フィレ&サーロインと焼野菜
  • 和定食 3000円(税・サ別)‥‥宿泊料に込み

    39

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8位

太平寿し (馬替、額住宅前、野々市工大前 / 寿司)

1回

  • 昼の点数: 4.7

    • [ 料理・味 4.7
    • | サービス 4.9
    • | 雰囲気 3.7
    • | CP 4.3
    • | 酒・ドリンク 3.5 ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥10,000~¥14,999

2017/04訪問 2017/05/11

北陸旅 石川Vol.11 寿司ランチは、念願の「太平寿し」を大満喫〜〜〜♪

2017.04.09(3日目)

富山市内と石川県山代温泉 2泊3日の北陸旅の最終日〜♪

加賀山代温泉の老舗宿「あらや滔々庵」を10:30にチェックアウト
金沢方面に38km下道で走り、11:30に予約してある
石川県野々市市の「太平寿し」さんに向かいました。

その途中、小松市にある道の駅「こまつ木場潟」に立ち寄って
地ビールや九谷焼の小皿をゲット
11:30のオープンに一番乗りで到着です!

野々市市の「太平寿し」は、金沢駅から南に7.5kmの位置にあって
金沢市内で人気の「小松弥助」「乙女寿し」「鮨 志の助」などを抑えて
石川県食べログ寿司部門 No.1に輝いています。

ユーモアのある大将からのひと言
 悲しみを思いやりで巻きましょう。
 喜びに山葵をきかせて握ります。
 甘エビの青い卵をそっとシャリに混ぜた握りや
 のど黒をお酒で柔らかく蒸した握りは格別です。
 凛としたカウンターの空間で一貫一貫丁寧に鮨を握ります。

店内はL字型カウンター10席と座敷に15席があり
カウンター右手に座っていただいたのは

◆おまかせ握り 12000円のコース
  お通し:能登の黒もずく・烏賊の塩辛
  赤西貝・白カレイ・ハタ
  しめ鯖
  河豚の白子の蒸し寿司
  蒸しあわび
  甘海老の握り
  赤烏賊の握り
  菜の花
  鰹の握り
  トロの握り・バイ貝
  づけの握り
  蛍烏賊
  あん肝
  のど黒の蒸し寿司
  サヨリ
  カタクリ
  アラの味噌汁
  穴子の握り
  たまご

◆ノンアルコールビール

運転手ですので、じぶんは泣きながら『ノンアルコールビール』で
友人は冷酒『菊姫山廃純米 鶴の里』で乾杯です (^o^)/
最初は運転手に申し訳ないし、お昼だからお酒は飲まなくていいや!
と言っていたのに、途中でさらにもう1合追加して飲んでいた友人が恨めしい(汗)

最初に酒のアテが続き、その後に握りが連続で出されるのが普通ですが
ここは握りの途中にも美味しい北陸の海の幸・山の幸が出てきます。
握りやお造りは当然ですが、箸休めの "菜の花" や "カタクリ" までもが心を鷲掴み
このお店の一番人気は "のど黒の蒸し寿司" なのだそうですが
今年はなぜか能登にたくさんの虎河豚があがったらしく
その白子を蒸した "河豚の白子の蒸し寿司" は "のど黒" を遥かに超える味わい
これは絶品中の絶品で、その旨さに思わず2人が顔を見合わせました。

カウンター向こうで繰り広げられる技を目で追い、舌で味わい、鮨職人との話を愉しむ場
これぞ百万石の鮨、至福の時間が過ぎていきました。
もしお酒を飲んでいたら5点満点をつけていましたね!

お客さんの中に幼児を連れた外国の夫婦がいらっしゃたのですが
見事な英語で対処する大将の凄さ
自分たちにもユーモアたっぷりでおもてなししてくださいました。
何でも4年に1度のサッカーワールドカップには
夫婦して毎回現地に応援に行かれるそうですよ。

また違った季節に再訪し、今度は心ゆくまでお酒も堪能したいものです!
さあ、大阪に向けて306km 高速を4時間かけて戻りましょう。

ごちそうさん (●^o^●)

  • 河豚の白子の蒸し寿司
  • 甘海老
  • 赤烏賊
  • のど黒の蒸し寿司

    33

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9位

キッチンイナバ (竹富町その他 / 沖縄料理、レストラン(その他))

1回

  • 夜の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.8
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 4.5
    • | CP 4.5
    • | 酒・ドリンク 4.5 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥4,000~¥4,999 -

2017/11訪問 2017/12/16

八重山離島旅 Vol.12 西表島の極上レストランで『琉球イノシシ』と『マングローブガザミ』を搔っ食らう〜〜〜♪

2017.11.30(2日目) 石垣島


4泊5日の八重山諸島を巡る旅〜♪

2日目は日本の最南端「波照間島」を朝1便の大型フェリーで後にして
お昼前に「石垣島」に戻り、続いて「西表島」にやってきました。

ホテルに近い上原港行きのフェリーは波が高くて欠航し
島の南側にある大原港(仲間港)に上陸
送迎バスに乗り1時間弱、14:40に
2日目と3日目に連泊する「ホテルニラカナイ西表島」に到着です!

さっそく、ホテルから3km離れた "星砂の浜" で軽く泳ぎ
ホテル1階にあるショップでお土産をいっぱい買ってから夕食です。

この日のディナーはホテル内ではなく
ホテルからわずか300mのところにあるレストラン「キッチンイナバ」さん
直前に電話予約して18時に伺いました。

南の島らしい白いコンクリート作りの外観のお店は
とても広くてまるで高級レストランのよう
なだらかにカーブしたカウンター席の中央に案内されて
いただいたのは、すべて税込で

◆どなん30度 グラス 800円
◆ゴーヤーと島野菜のピクルス 400円
◆青パパイヤのサラダ 450円
◆琉球イノシシのタタキ 1200円
◆ガザミパスタ サラダ付 1800円

沖縄食材の料理を選び、まずは『ゴーヤーと島野菜のピクルス』と
『青パパイヤのサラダ』をアテにしながら
次に訪れる与那国島の泡盛『どなん』をロックで乾杯です

与那国島は断崖に囲まれた島で天候が不安定
そのため渡るのが難しいとこから "渡難" と呼ばれていました。
その名前をつけたお酒 "どなん" は
日本で一番度数が高い花酒と呼ばれる60度のものが有名ですが
これは飲みやすい30度のもので、甘い穀物の香りでまろやかな味わい
料理にすごく合いました!

『ピクルス』は島野菜のゴーヤーと大根・人参・赤パプリカ
よく浸かって甘味のある優しい酸味で食べやすい
スライスした生のパパイヤの果肉とトマト・サニーレタス・水菜が盛られた
『青パパイヤのサラダ』は、添えられたポン酢ドレッシングでいただきましたが
生パパイヤの食感がよくて爽やかですね。

店主さんが是非にとすすめてくれた『琉球イノシシのタタキ』
11/15に狩猟が解禁したばかりで、このお店でもこの料理は
今年初めて出すものだそうです。
"琉球イノシシ" は、ニホンイノシシに比べて小型、西表島には多く生息していて
現地ではチャンプルーやカモイ汁(イノシシ汁)にするそうですが
一番旨いのは刺身だそうですよ。
スライス玉葱・水菜・トマト・小口切りねぎの上に盛られた
真っ赤な色と白い脂のタタキはほぼ生肉!
野菜を巻いて添えられたニンニク生姜醤油で食べると絶品ですね。

そしてお待ちかねの『ガザミパスタ』が登場です!
ガザミといっても、本州で広く獲れる "ワタリガニ" とは違って
大きなハサミを持った "ノコギリガザミ" を使ったパスタなんです。
現地では "マングローブガザミ" と呼ばれ、この種は日本の
浜名湖(静岡)・土佐湾(高知)・南西諸島などの沿岸でしか捕れない高級食材
マイレビさんは和歌山の有名料理店でこれを茹でて1匹15000円で食べたそうです(汗)

『ガザミパスタ』は1匹の半身が使われたマッシュルーム入りのトマト系
カニミソも入ってとっても濃厚でコクが凄い、これは秀逸
大好きな "雲丹パスタ" を超えたかもです!
片手で蟹の甲羅を持ち、箸で蟹身をホジホジ
肉もたっぷりありましたよ。

沖縄料理からイタリアンまで色々楽しめるレストランテ
泡盛を飲みながら楽しいひと時が過ごせました。

ホテルに戻る際に、淡く光る
"イリオモテホタル" に巡り会えて幸運だったのですが
明日の8時間半に及ぶジャングルトレッキング
イリオモテヤマネコが生息するという島の中央部「マヤグスクの滝」まで
果たして行けるでしょうか?
天気は雨模様ですw

ごちそうさん

  • どなん30度 グラス 800円(税込)
  • 青パパイヤのサラダ 450円(税込)
  • 琉球イノシシのタタキ 1200円(税込)
  • ガザミパスタ サラダ付 1800円(税込)

    33

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10位

世沙弥 (塚本 / 創作料理)

2回

  • 夜の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.3
    • | サービス 4.5
    • | 雰囲気 4.8
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク 4.4 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥15,000~¥19,999 -

2018/02訪問 2018/03/15

JJBB交友録① アートな空間の誕生会〜〜〜♪

2018.02.16

昨年の11月、友人4人の誕生会でここ「世沙弥」さんに伺い
食べログにアップしました〜♪

そのアートな建物と店内に展示されている作品や料理に使われた食器に興味をもたれた
美術館巡りを中心に食べログレビューされている東京のマイレビさんが
"行きたいポチ 星五個です。まるで美術館で美術品を器にお料理をいただく〜素敵過ぎます"
とコメントをいただき、それならばと
"千様連れて、来年行きましょう! アートな作品もですが、器を眺めるだけでも楽しいです"
と、彼女の友人の京都の山奥に在住のマイレビさんの誕生日に合わせて
3人が3ヶ月後に合流、東京のマイレビさんとは初顔合わせです。

予約は18時、自分はJR塚本駅から歩いて40分前に到着
10分後にお二人の女性がタクシーでやって来られました。
軽く挨拶を交わしてから、エントランスから1階メインダイニングへと並んだ
アートな作品と2階の展示室や中庭のオブジェを見学です。
エロスとユーモアに支配された異空間は単なるレストランではなく
素敵な私設美術館と化していました。

メインダイニングの大きなテーブルに3人が座り
まずは誕生プレゼントと大阪土産をお渡しして
JJBB3人の交友録がスタートです!

いただいた料理は、すべて税抜きで

◆雪解握席 15000円
  食前酒:蓮根酒
  ふかひれすうぷ
  酒粕フォンデュ(酒粕・チーズ・アスパラ・雲丹)
  今日の魚介:脱皮蟹(豆板醤・胡麻ペースト・とびこのソース)
  きょうのお肉:和牛ミスジ
  中華おこわ
  デザート:イチゴとほうじ茶のソース・チーズケーキ
  お薄
◆箕面ビール 黒・330mL 800円
◆泡盛ロック 900円(税抜)
◆日本酒 楯野川(山形 楯野の川酒造) 1合 900円

前回と同様、テーブルセットのスプーンや置物
お茶やお水のグラスは3人全てが違うもの
そして料理のアートな器を眺めるだけでもウキウキです。

まずは食前酒の『蓮根酒』で乾杯 (^o^)/
ワイン風でほのかに甘くどことなく渋い
ちょい悪親父ぴったりのお酒でした(笑)

大きなフカヒレがドーンと入った『ふかひれすうぷ』
雲丹がたっぷり『酒粕フォンデュ』と豪華な食材が続き
豆板醤でピリ辛に仕上げた『脱皮蟹』はカリッと揚がって
殻ごとバリバリ食べる楽しさ、とびこのプチプチ食感とよく合っていました。

お酒は前回と同じ黒いスタウトの『箕面ビール』
栓抜きまで凝っていて、ショッカーの栓抜きは童心に戻ります。
2杯目は『泡盛』をロックで、バカラグラスがとても贅沢です!
3杯目は『日本酒』を皆でシェアして
自分は春画が描かれたお猪口でグイグイ(笑)

温野菜が添えられた『和牛ミスジ』は
赤身と脂身のバランスがよくとても柔らかい
『中華おこわ』をいただき、デザートも堪能して
最後は誕生セレモニーを店主の和田さんが演出して下さいました。
おかげで想い出ね。に残る誕生祝いになりました
東京のマイレビさんもアートな世界と料理を十分に堪能されてようで
この席を用意した自分もひと安心!

次はタクシーで淀川を渡り、ホテルバーでカクテルを楽しみます。

ごちそうさん (●^o^●)

2017.11.12

前日は東京の有名割烹の丹波松茸と津居山ガニで贅の限りを尽くし
財布は空っぽになって昼過ぎに大阪に戻ってきました〜♪

今日の晩は、友人4人が集まって定例の誕生会です。
伺ったのはJR大阪駅から神戸線で西に1駅の塚本駅に降り立って
東に600m歩いた住宅街の中に突如出現する
アートな建物にある創作料理「世沙弥(せさみ)」さん

1日1組限定で、胡麻料理 "セサミ" と能空間 "世阿弥" の合体スペースとして
六感を刺激する料理空間を提供するという 和田大象氏のお店です。
亭主は大阪の老舗の胡麻屋「和田萬」の生まれ
東京で映画監督を目指したが家業を継ぐことになり帰阪
アートや和歌に興味を持つ多彩な才能の持ち主です。
引退後にこの美術館風な建物を建てて
趣味の料理とアートを楽しんでいらっしゃるのでしょうか?
接客は亭主が主、哀愁に満ちた和製ハードボイルドの魅力を放っておられました。

エントランスのオブジェや壁の上からたくさんのアート作品がお出迎え
引き戸を開けるとメインダイニングまでの廊下にも面白い作品だらけ
まずは2階に案内されると、草間彌生さんや村上隆氏の作品が置かれていました。
さらに所狭しと置かれた新進気鋭の若手作家のオブジェや
この場では写真禁のものまで、不思議空間を楽しみます。

1階メインダイニングには大きなテーブルがひとつあるのみ
そこにも、実際に炊飯器や冷蔵庫として使える
長野久人氏の黄色い胎児の作品が異彩を放っていました。
その中でいただいたのは、すべて税抜きで

◆ドリンク
  箕面ビール 黒 330mL 800円
  胡麻焼酎 紅乙女 1合 900円
◆おまかせコース 世(せ) 15000円
  蓮根酒
  洋梨のスープ
  海胆の雲海とろろ:鱒の卵・海胆・穴子
  きょうのお魚:金目鯛・ムール貝・温野菜
  和牛の紅焼牛腩(ホンシャオニュウナン)
  中華おこわ・搾菜の浅漬け
  デザート:胡麻のムース(抹茶アイス・餡子・マスカット・巨峰)・チーズ
  お薄

健啖家である誕生日の友人の席の前には、お祝いメッセージが書かれた
まるでその体型をご存知だったかのような太ったエンジェルの置物が(汗)
まずは『蓮根酒』で誕生会の始まりです (^o^)/

テーブルセットのスプーンや置物、お茶やお水の容器は4人全てが違うもの
料理の器も骨董から現代アートまで、その器づかいには驚きと感激です。
料理は胡麻を意識したものかと思いましたが全くそうではなく
旬の食材を使った創作料理でした。

『洋梨のスープ』はまるで品の良いジュースのよう
中にモッツァレラチーズがゴロンと入ってとろけます。

ドリンクはそれぞれが好きなものを注文
自分は『箕面ビール』を洒落た三日月型の金属の栓抜きで開けてい飲みました。
黒いスタウトはコーヒーやビターチョコレートを思わせるフレーバーですが
色から想像する苦味はなく、滑らかなやわらかさとドライな後味が旨いです。
途中で『胡麻焼酎 紅乙女』をロックと水割りでいただきましたが
バカラグラスなど素晴らしいガラスの容器が勢揃いで
芳醇な胡麻の香りがプーンと香って以外と料理に合う焼酎でした。

竹籠に入って出てきた『海胆の雲海とろろ』は
雲海にみたてた擂り下ろし山芋の上に鱒の卵・海胆・穴子
特に北海道産の海胆がたっぷりで贅沢だぁ!

『きょうのお魚』にはカリッと焼いた金目鯛の上にアオサとムール貝が鎮座
そのスープをまとったたっぷりの温野菜、食べがいがあります。

タジン鍋に盛られた『和牛の紅焼牛腩』(ホンシャオニュウナン)は
牛バラ煮込みのこと、根菜がたくさん使われ大きな塊の肉が3つ
八角の香りで肉は箸で切れる程柔かく、これでお腹はほぼ満腹に!

ご飯は『中華おこわ』、添えられた『搾菜の浅漬け』がとても美味しくて
自分1人だけが中華おこわのお代わりをしちゃいました。

最後のデザートとお薄まで、3時間弱の幽玄の世界を満喫です。
デザートにもう1品と出されたたこ焼きを、爪楊枝刺しとは気づかず
かじってしまって陶器だったと気づいたオバカは私です(汗)

アートにはうといメンバーばかりでしたが
4人がワイワイ近況報告をしながらの楽しい誕生会
楽しませていただきました。

ひと月後は自分の誕生会
ミシュラン1つ星の大阪老舗料亭を予約済みだそうで
今からワクワクです。

ごちそうさん (●^o^●)

  • まるで美術館のよう「世沙弥」
  • 箕面ビールと栓抜き
  • 酒粕・チーズ・アスパラ・雲丹
  • 今日の魚介:脱皮蟹

    80

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