申の嗜みさんのマイ★ベストレストラン 2018

向島三大和菓子のトリを飾るのは長命寺の桜もち。

言問団子を出てすぐに向かいました。

これぐらいのはしごはわけない。

春先は予約しないと買えない有名店だそうで行列ができるのも珍しくないとか。
桜もち一本でそれだけ人気なのは確かにスゴイ。


お土産はもちろん店内でも食べられる。桜もち一個とお茶がついて300円。
店内には外国人のお客さんも。

おっと、団体さんが入ってきた。このあたりを散策しているようで
年配のお客さんにガイドのような方がいろいろ説明しています。

ガイドさん「騒がしくなってしまって申し訳ありません」

いえいえ、そんな。でもこういう気遣いは嬉しいですね。

肝心の桜もち。一個の桜もちに桜の葉が3枚もついています。

食べるには3枚は多いので通ぶって1枚つけて食べました。
これまた絶妙。上品でなめらかな餡と薄皮のバランスがたまりません。

桜の葉の塩加減もこれまた絶妙。

ふと張り紙のようなものが目に入る。
「当店の葉は香り付けと乾燥を防ぐためのものなので食べるときは外して召し上がりください」

早く言ってよ～。でも葉っぱつけても美味しかったけどな。

六本木ヒルズの近く。


路地裏にある階段を降りると、照明を落とした大人～な雰囲気のダイニングが。
おしゃれな雰囲気にちょっと緊張。


グラスシャンパンで一息つきつつ、選んだのはプリフィクスコース。


前菜、パスタ、メインにデザート。
シンプルな構成。足りるかな？


まずは前菜。
本日のオードブルの赤座海老と有機野菜のテリーヌを。


赤座海老、プルプリで良いボイル加減ですね～。
野菜も味が濃くてうまい。


パスタは美桜鶏とブルサンチーズのクリームフェットチーネ。
ブルサンチーズがすごいクリーミーで、麺とよくからんでる。

美桜鶏の甘味とも良くあう。


そして来ました、メイン。備長炭牛ステーキ！

このお店は長期熟成肉を使っていて、すごくこだわりがあるとのこと。
味付けはシンプルに岩塩と黒胡椒。


でも、まずはそのままで一口。…柔らかい。そして甘い。

もう、何も付けなくても十分美味しい。


一応、岩塩と黒胡椒も試してみた。

うん。これもうまい。でも自分的には、何も付けない方が肉の旨味が
感じられて良かった。そんなこと、なかなか無い。

お薦めなだけある。


ステーキに添えられている有機野菜とマッシュポテトが、またいい。

大ぶりのたっぷり野菜は、どれもそれだけでメインになりそうな旨味を
持ってるし、マッシュポテトはほんのりガーリックを感じて食が進む。


最後は、コーヒーとデザート。

デザートは自家製ティラミスを。

ティラミスは、甘さ控えめ。
甘すぎず、重すぎず。食後のデザートとして最適だ。

甘すぎるデザートが最後にくると、もたれるんだけどこれならgood。


品数が少ないかなと、最初少し心配したけど、そんなこと全然ない。
一皿一皿程よくボリュームがあって、十分満腹。


雰囲気も良いし、スタッフの気配りも素晴らしかった。

デート向けのお店だな。

友人と久しぶりに食事。忘年会の打合せです。

食べたことないものが食べたいという友人のリクエスト。
選んだのがこちらのお店。言いにくい名前。

ポルトガル料理です。私も初。

今年の9月に日本橋高島屋SC新館と同時にオープン。話題のお店。

店内は明るい雰囲気。エントランス入るとすぐに新鮮なお魚たちがお目見え。
お肉もあるけど魚介料理が中心のようです。

メニュー拝見。
あまり聞き慣れない料理ばかり。
でもスタッフの方が丁寧に説明してくれるので問題なし。

まずは微発泡のワインで乾杯。
オリーブがお通し。おしゃれです。

いろいろ食べたいのでスタッフさんに相談するとボリュームも抑えたり
してくれるとのこと。助かります。

まずは前菜からバカリャウのコロッケ。
バカリャウとは干し鱈を使ったポルトガルの伝統料理らしい。
これがなんとも素朴でおいしい。鱈だから軽くてサクッフワッって感じ。

それから焼き牡蠣。
焼きというほどしっかり焼いてるわけではなく、あくまで新鮮でジューシー。
玉葱のソースでさっぱりいただきます。


続いて海老のガーリック炒め。
これはもう間違いない。海老の旨みとガーリックの風味が相性抜群。
でもちょっと食べるのに夢中になってしまうので会話できない。


メインももちろん魚から。
鮮魚のラガレイロ。これも初めて聞く名前。
ラガレイロとはアツアツのガーリックオリーブオイルでソテーした郷土料理だそうで
嬉しいのはエントランスにあった魚から好きなのを選べるシステム。

この日はアカハタ、メジナ、フエフキダイなどありましたが、
迷うことなく一番きれいなキンメダイを選択。

きれいにカットしてくれているので食べやすいし無駄がない。
こういうサービスは嬉しい。骨までパリパリ。

バカリャウのクリームグラタンも美味。
バカリャウ癖になりますね。干し鱈って日本にはないのかな？
クリームソースにすごく合います。

白ワインを何種類もいただきました。
どれもイケる。でもいちばん美味しかったのはマデイラワイン。
ブランデーのような香りと濃厚さ。コレずーっと呑んでられる。

私の記憶が確かならスタッフさんの説明によるとこのワイン、
あのCロナウドの生まれた島のワインだとか。
スタッフの方、間違ってたらすみません。


さらに〆に海の幸の雑炊。具沢山で食べきれるか不安でしたがペロリ。
海老や貝類の出汁がしっかり出ていて本当においしい。


最後にはポルトガルプリンまで。これまた濃厚で美味しい。


お酒も料理もかなりがっつり行きました。
スペイン料理っぽくもあるけどしっかり線引きはされてます。
初めて食べる料理ばかりで食材や調理法は似て非なるもの。

特に魚介系には目を見張るものがある。

ポルトガルオリジナル堪能しました。

お土産でいただいたんだけど、
自分はこういうのが好きなんだと改めて認識した逸品。

東京下町向島の墨提通り沿い？にあるらしい。
なるほど、なかなか不便。

ちょっとあそこまで買いに行くのはしんどいな。
とにかく素朴でありながら、香りといいなめらかな餡といい
バランスといい。。。そうそう、こういうのが食べたかった。

お団子では築地の茂助が大好きだけど、こちらも間違いなく
一級品です。下町の味ながら上品さを感じるのは私だけではない、ハズ。

餡なしもあり、そちらは白蜜をかけるとか。食べてみたい気もするが
やっぱこのこし餡のほうが好きだろうな。


後日浅草松屋でも買えると聞き早速行ってみた。
菓子売り場の一角に「言問団子」「羽二重団子」「志”満ん草餅」を
売っている店があるんです。

でもね、まさかの志”満んがお休みの日だった。
なんかそれぞれ定休日の日はこちらもお休みらしい。
まあそりゃそうか。

久しぶりの恵比寿。
駅から徒歩3分もしないところちょっと面白そうなお店発見。

焼肉ならぬ焼鳥。いや、鶏焼き。
焼肉屋さんのように鶏肉を自分で焼くというスタイル。

まずは生ビールで乾杯。この時期でも生はキンキンが一番。

水曜日ですが店内はあっという間に満席。
会社の飲み会、女子会、カウンター席はカップルと多種多様。

いぶりがっことマスカルポーネチーズ。
最近結構見かけるけどお店によって出し方は違いますね。

いぶりがっこの食感と濃厚チーズの相性がこんなにいいなんて。
誰が考えたんだろ。

ジンジャーハイボールで勢いもついたところで鶏焼き。
地鶏のもも肉食べ比べ。

阿波尾鶏・名古屋コーチン・京紅地鶏。
味付けされてるので焼けたらそのままいただきます。

どれも皮がパリッと焼けて香ばしい。弾力もあります。
やっぱり日本三大地鶏の名古屋コーチンが一歩リードかな。


なんこつの唐揚げ、梅水晶、真牡蠣の天婦羅。
日本酒に切り替えたので酒のアテも。

牡蠣の天婦羅は初めてかな。フライはよく食べるけど。
大振りでぷりぷり。

あと白子ポン酢。ねっとりさっぱりでミルキー。旬ですなあ。


ぼんじりやせせり、こころといった希少部位を追加で注文。
ぼんじりのジューシーでとろけるような食感、
せせりの歯応えと脂ののりも文句なし。

つくねも絶品。ふわっとしてて卵に絡めていただく贅沢な一品。

自分で焼くのは楽しいけど、早く食べたいというもどかしさも。
だから余計美味しいのかな。

お酒はワインも豊富。
女子会グループはシャンパンぐいぐいいってました。

こちらは日本酒で。
伯楽星・飛露喜・黒龍。好きな銘柄が揃ってて嬉しい。

そうそう、生すだちサワーてのおすすめです。
何気に飲んだらすごくさっぱりしてて美味しかった。

〆は水炊きいきたかったけど、ツレがお腹いっぱいということで蕎麦に。
蕎麦もこちらのウリのひとつということで期待。

この蕎麦の美味さに驚き。
戸隠蕎麦って長野だったよね？長野何度か行ってるけど長野で食べた蕎麦より美味い。
鴨せいろにしたけど汁も蕎麦湯で飲み干しました。
水炊きへのお思いは残るが蕎麦にして良かった。


恵比寿って激戦区ですよね。
美味しいのは当たり前だし、オシャレというか洗練されてるという雰囲気も大事。

これぐらいの単価でこのクオリティのお店があるというのは何かと有難いです。

会社の歓迎会で池袋。

主役が肉好きと聞き、当然のことながら反対意見も出ず。

後輩女子のおすすめであるこちらで宴会です。


まだまだ「とりあえず生」文化が根強い会社。
各人一斉にきれいなスタート。


お姉さんの説明が丁寧。そして何より機敏。これはいい店だ。

肉がじゃんじゃん運ばれてくる。
何の肉かよくわからないけど、肉が来るたびにテンション上がる。

いい意味で肉々しい。とろけるような日本の肉も好きだけど
こういう赤身の肉本来の旨みが感じられる肉も美味しい。

牛フィレやサーロイン、ランプはやっぱり格別。何度おかわりしたことか。
切ってるところはなかなか写真が難しい。ブレる。

緑のチップを出しておく限りどんどん持ってきてくれる。

たまに食べ放題や飲み放題で、意図的？と思うぐらい店員さん来ない店あるけど
こちらは心配無用。とにかく運んでくる。しかも焼きたて。断る人もいない。

食べ放題だから料金も気にしなくていいしね。


ドリンクはカクテル系が豊富。
雰囲気のせいか普段飲まないサングリアやシャンディガフを飲んでしまった。美味い。

焼きパイナップルも意外と美味しかったな。

おっと、忘れてたサラダバー。
こちらも種類が豊富。日本ではあまり馴染みのないものも。

サラダバーって後半になるとちょっと汚くなったりするけど
ここは常にきれいだった。スタッフがこまめにチェックしてるのでしょう。


そしてこれまた嬉しいデザートビュッフェ。
左党で甘党なので最後まで楽しめた。コーヒー飲んでほっとひと息。

と思ったらもう時間。重い体を無理やり起こして2軒目へ。

ニュー新橋ビルの3F。B1～2Fまでは利用したこと歩あるけど
３Fにもいろいろあるんだな。クリニック系が多いけど。


店名に誘われ友人とふらふら入店。
そりゃ入っちゃうよね。男なら。まあ、まんまと策略に嵌ったわけです。


新橋といえばサラリーマンの聖地。
こちらはカウンターの中にキレイな女性が3人。まさにキングオブ聖地。

お客さん男ばっか。

とはいえ新橋のサラリーマンは味と料金にもうるさいぞ。
キレイなだけじゃ長続きはしない。

メニューはカレー一本。
サイドメニューは野菜とかピクルスとか。サイドってほどじゃないか。

ビーフorチキン？私はチキン、友人はビーフ。

特徴は野菜が結構入ってることかな。さらに野菜大盛りもできる。
逆に小さいサイズも可。

見た目結構黒いです。野菜炒めもたっぷり。大盛りじゃないのに。
ライスはターメリックライス。

びっくりするぐらい味がいい。
こくまろで野菜炒めの食感がこれまた相性抜群。　

なるほど、これなら流行るわけだ。
元に戻るけどキレイな3人がおいしいカレーつくってくれるんだから文句なし。

これで姉妹だったらキャッツアイじゃん。
まあカレー食べながら口説く勇気はないので、またおいしいカレー食べに行きます。

野郎3人で暑気払いとなればやはり肉。
3人に都合のいい上野でとなれば陽山道です。

本店や広小路店もあるけど一番きれいなのはここかな。

まだ新しいし清潔感あります。
上野は言わずと知れた焼肉激戦区。この日もほぼ満席でした。

アラフィフ3人なのであまり量は食べられない。
安い肉をたくさん食べるよりいい肉を少しずつ。そんな年頃です。

海苔やキムチをつまみにビールでスタート。


ミスジやカイノミといった希少部位もあるけどまずは特上タン塩。
そしてカルビやロース、ハラミも特上をいただく。う～ん贅沢。

さらにサーロインの大判焼き。

さて大好きなミスジへ・・・と思ったらもうお腹いっぱい。
〆のご飯ものも無理。ということで最後はカキ氷を3人でシェア。


ミスジは心残りだったけど大満足。

しかし食べられなくなったな。

サービスは混んでいるにも関わらずとてもスピーディー。
待たされることもなくテンポもいい。

上野の夜もまだまだ長い。重いお腹を抱え2軒目へGO！

決して良いとは言えぬ立地ですがこの日も8人店の前で並んでました。

酒粕濃厚そばで有名なお店。
でもこの日の目当ては牡蠣そば。

牡蠣は3個。広島産です。そして大きめのエリンギ。
柚子が利いてます。

細めのストレート麺でスープは魚介系牡蠣出汁。

美味いですね。牡蠣はそこそこサイズ。プリッとしてて
もうちょっと食べたいぐらいでちょうどいい。

エリンギは食感と香ばしさが最高。エリンギがメインを張ってもいいぐらい。

スープもきれいで上品。ホントこのお店は完成度が高い。
あえて言わせてもらえばこちらのメイン酒粕濃厚そばほどのインパクトはない。

牡蠣そばは牡蠣そばで充分美味しいけど、
食後に次は酒粕濃厚そば食べに来よう、と思ってしまうってことはそういうことでしょう。

サービスも丁寧だしラーメン屋にありがちな驕りも感じない。

こういうお店が増えるといいな。
銀座もなかなかラーメン激戦区なので個性を出すのは大変だろうけど
こちらは間違いなくトップクラスです。リーズナブルだしね。

以前から気になっていたこちら。
お昼時はいつもお待ちの行列ができていて断念していたけど
この日は時間ずらしてすぐ入店。

交通会館内、一番奥にあり結構古いのかな。
麺屋ひょっとこほどではないが、交通会館内では人気店でしょう。

カウンター13席とテーブル8席の小さいお店。回転は早い。

チャーハンが食べたい。餃子も食べたい。
ミニチャーハンと餃子のセットがある。でもミニじゃ足りないかな。

おばちゃんに（ミニじゃなくて）チャーハンと餃子のセットってある？
と聞いたつもりが、おばちゃん「はい！チャーハン餃子～」とオーダー通してしまった。

この場合ミニチャーハンと餃子のセットってことのようで・・・
まあいいか、最近食べすぎだし。

まわりを見回すとチャーハン率高い。しかもでかいぞ、チャーハン。
これはミニで良かったかも。

程なくミニチャーハンと餃子登場。
うんうん、充分だ。

そこそこ大きい餃子6個に普通のチャーハン食べたら午後仕事にならないところだった。

チャーハンは昔ながらの味であきることなくペロリ。
絶妙の焼き加減とシンプルな具がたまらない。一心不乱に貪る。

餃子は皮厚め。ニンニクは使ってないとのことでサラリーマンでも安心。
食後の満足感は中華ならでは。チャーハンならでは。

これで950円だったかな？安い。サラリーマンの味方。