2回
2017/04 訪問
通常利用外口コミ
この口コミは試食会・プレオープン・レセプション利用など、通常とは異なるサービス利用による口コミです。
ホテルのフレンチという愉しみ。
アヴァン・アミューズ
アミューズその１ ニンジンのマスタードクリーム
アミューズその２ グリーンピースのパンナコッタ
アミューズその３ マグロ
前菜 カニのエミエテ
フランス産ヒメジのポワレ
フランス産仔牛（ロース）のロティ
フランス産熟成フロマージュ
アヴァンデセール
グランデセール
ミニャルディーズ
無縁のエシュレバター
2017/04/08 更新
2015/11 訪問
通常利用外口コミ
この口コミは試食会・プレオープン・レセプション利用など、通常とは異なるサービス利用による口コミです。
およそ30年ぶりの「クラウンレストラン」
1980年代、お客さんとの会食でお邪魔して以来、実に約30年ぶりに伺いました（ある宝飾品メーカーさんのお招きで）。
当時といまを比較することはできませんが、日本でもトップクラスのホテルだけに、外資系に比べ、サービススタッフのレベルが高いですね。外国人客に人気があるのがよくわかります。ソムリエさんも給仕の方も、良い意味でフレンドリーです。
さて、お料理ですが、私はクラシカルなフレンチが好きなだけに、ヌーヴェル（いまではモダン？）はどちらかというと避けていたのですが、実に美味でした。
本日のコースでは、アミューズが2種でした。一皿目も二皿目も3種類のお味を楽しめます。二皿目のオマール風味のフランが美味しかったですね。ボランジェのグランダネ（2005年）がグイグイと進みます。
前菜も二皿出ました。
一皿目は、ニューカレドニア産の「天使のエビ」2尾をコリアンダー（コリアンドル）とレモングラス（シトロネル）でマリネしたもの、それにゴマ風味のヨーグルトがかかったキノアとビーツ（ベトラーブ）のタルトが中央に。うーーん、なかなか面白い取り合わせですね！ 私にとっては新鮮なお味でした。
二皿目は、季節もので、ホタテとキノコです。ホタテガイはビスキュイ仕立てとポワレ、それに一皿目と同様に、キノコが中央に加わります。キノコはトランペット・ド・ラ・モール、それにカルダモン風味のイスラエルアーティチョーク（和：キクイモ、仏：トピナンブール）です。このお皿も、食材が斬新ですね！
メインは、同伴者と魚、肉をシェアしました。こちらも季節もの＝シャテーニュ（マロン）やゆずが使われています。
お魚は、マダイとイカのブランダード、アンディーブとオニオンキャラメリゼのタルトタタン、ゆず風味の赤ワイン（シラー）ソースでいただきます。
お肉は、和牛ほほ肉のブレゼで、こちらもシラー種の赤ワインソースです。トリュフ風味のニョッキとマロングラッセが付きます。美味しい！
お口直しのシャーベットやデザート、最後のミニャルディーズまで、実に堪能しました。
ついつい美味しいパンを追加してしまい、ワインも結構飲んだので、アピシウスさんに伺った時のように満腹となりました。
次回はアラカルトでお邪魔したいです。
ご馳走様でした！
6階ですが夜景が美しい
アミューズ１
アミューズ２
3種のパン
天使のエビ（コリアンダー+レモングラス風味）、キノアとビーツのタルト（ゴマヨーグルト）
ホタテのビスキュイ仕立てとポワレ、キクイモ、トランペットドラモール
マダイとイカのブランダード
和牛ほほ肉のブレゼ
お口直しのシャーベット
ライムのパンナコッタ、マンダリンオレンジのソルベとコンポート
ミニャルディーズ
2016/10/30 更新
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またまたフランスの宝飾品メーカーさんのお招きで久々にお邪魔し、春らしいメニューを堪能しました！
アヴァン・アミューズはオリーブやナッツなどが供されますが、見た目以上にどれもなかなか手が込んでいます。その後のアミューズは三品。ニンジンのマスタードクリーム、グリーンピースのパンナコッタ、マグロのお料理と、どれも素晴らしく、シャンパーニュとよく合います。
前菜は「カニのエミエテ（細かく砕いたもの）」。ライムの香りで、下にはカリフラワーのパンナコッタが敷き詰められ、ワサビ風味のトビコがのっています。傍らには、シガレットに見立てたシトロネル（レモングラス）風味のババロアが添えられています。美しいですね！ お味も素晴らしかったです。
お魚は「フランス産ヒメジのポワレ」。アニス風味のトマトソースでいただきます。付け合わせは、フロマージュブランを詰めたコンキリエ（パスタ）とバリグールスパイスのアーティチョーク。ヒメジは意識して食べた記憶がないのですが、なかなか美味でした。
お肉料理は「フランス産仔牛（ロース）のロティ」。グリーンピースのピュルプ（パルプ状）とジュドヴォーでいただきます。付け合わせにすね肉のコロッケ（クロメスキ）とモリーユ茸。お肉が上質なのは当然ですが、今回のメニューで多用されているグリーンピースとの相性も抜群です。
ウォッシュ系、ハード系のフランス産熟成フロマージュを堪能したのち、アヴァンデセールが供され、グランデセールは「シシリア産ピスタチオのモワロー・フロマージュブランのムース・フルーツのソルベとクーリ」。ミニャルディーズも含め、レベル感は高かったです。
お料理は先鋭的ではなく、といってクラシカルでもなく、独自の現代風な味付け、ディスプレイで素晴らしいです。シャンパーニュとブルゴーニュもたっぷり頂戴し、充実のディナーとなりました。
かつて（私が幼いときは）、フレンチといえば町場のレストランは少なく、ホテルでいただくのが通常でした。今回、改めてホテルのフレンチの凄さを実感しました。お客様は相変わらず外国人が多く（7-8割）、日本が誇る国内系ホテルの水準の高さを知っていただきたいですね。
ご馳走様でした！！