『遠く離れて、ふたたび』シャトーディケムさんの日記

ィケムの路地裏酒場

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京都の、あのヴィーガン(純粋菜食)の店を思い出している。ビストロ・ラ・フルシェットだ。ぼくは菜食主義者ではない。しかし、思い出しても、あの、身体の奥のほうから幸福になるような、魂が満ち足りるような食事を、あの喜びを思い出す。
京都には、野菜を使った精進料理の伝統があるし、豆腐や昆布を生かす料理がたくさんある。その延長線上に、あの季節の野菜を使った純粋菜食フレンチが生まれたんだろうね。。
残念ながら、東京でああいう菜食の店に出会ったことは、まだない。限られた経験では、定番の精進料理か、あるいは、サラダ、玄米ごはん、そして大豆で作ったハンバーグ。砂を噛むような、そっけない、味気ない食事だ(泣)。
がんばって貯金して、京都のあの店に、また行くしかないんだな。がんばろう。がんばろう。まっててね、シェフ。
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