7070JAZZさんが投稿した日本料理FUJI(静岡/日吉町)の口コミ詳細

イリオモテヤマネコ・シーラカンスの神秘性に想いを馳せながら、楽しい食事と美味しいワインを・・・♡

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日本料理FUJI日吉町、静岡、新静岡/日本料理

3

  • 夜の点数:4.8

    • ¥20,000~¥29,999 / 1人
      • 料理・味 4.8
      • |サービス 4.7
      • |雰囲気 4.7
      • |CP 4.9
      • |酒・ドリンク 4.5
3回目

2023/01 訪問

  • 夜の点数:4.8

    • [ 料理・味4.8
    • | サービス4.7
    • | 雰囲気4.7
    • | CP4.9
    • | 酒・ドリンク4.5
    ¥20,000~¥29,999
    / 1人

【再訪】静岡、今夜の食材は大当たり〜╰(*´︶`*)╯♡『久しぶりに持ってるね・・・♫』

本日は静岡で仕事、ならば夜はFUJIさんに伺いましょう。
と言っても満席で予約がとれない。ボヤいていると、想いが通じてスコ〜ンと1席空きを見つけちゃいました。

久しぶりに駿河湾の美味い魚を頂けると思うと、ワクワクが止まらない。食べログ”ブロンズ”となった登り龍の如き勢いのある藤岡さんの笑顔が楽しみ。

先ずは、生ビール。

❶金目鯛の蕪蒸し
〜駿河湾を代表する金目鯛と擦りおろした蕪を一緒に蒸してフワフワの食感に仕立てた逸品。銀杏と山葵を添えて。出汁は金目鯛の骨からとった淡い薄味が繊細な金目鯛らしい。

❷南蛮海老
〜甘海老より濃い色合いに味わいある南蛮海老。甘海老に似ているが正式名称はホッコクアカエビ。たまたま漁であがった珍しいものらしい。素揚げしたブロッコリーの食感が良いですね。あちゃ〜、写真を失念・・・(*_*)

❸蛤の飯蒸し
〜蒸した餅米と蛤の出汁。のせられた蕗の薹の香りが春を漂わせて嬉しくなる季節のお料理。蛤の出汁はしっかりとした味わいですね。

ご主人が鰹節を削り始めた。鰹節と鮪節をその日の天気や料理によって配合を変えているが、今夜はやや鮪節が多いかな。鰹節は、独特な手火山式(てびやましき)という製法で香りが豊かな。色合いも美しい♫

❹太刀魚と海老芋饅頭の椀物
〜昭和初期の骨董椀が美しく、活き〆の太刀魚が映える。敷かれた海老芋饅頭も淡い出汁に溶けださないうちに旨味たっぷり。山椒の芽をのせてインパクト。

❺ヒラメのお造り
〜分厚いヒラメのお造りは、厚みある白身と炙ったエンガワを添えて。軽く酢橘を搾り塩で頂くと旨味が滲み出る。

❻もち旨鰹
~”待ってました”静岡でしか食べれないもち旨鰹。それもいつもある訳ではない貴重な逸品。御前崎で夕方に揚った鰹からサスエ前田さんが選び抜いて、更に活き締めし運搬中も温度管理された至極の逸品に仕上がっている。ホントに美味すぎ~。

❼白甘鯛の松笠焼き
~分厚い身をジックリと炙り焼きし松笠焼きに仕上げている。身の繊維が繊細ですから身が解けていくような食感に驚かされる。

❽ほうれん草の胡麻和え
~この時期の根は凍らないように甘味を蓄えるので根に近い部分はそのまま旨味を味わう。藤枝産の国産胡麻は貴重品。可愛い料理人のリコちゃんが丁寧に摺り下ろしているので更に香ばしい香りを放っている。

❾あさはた蓮根
〜軽く揚げたあさはた蓮根は糸を引く粘りがあり、『温石』さんで良く頂く地元の一品。塩で素材を味わう。

お次は、白州のハイボール。

❿駿河湾の鯖
~コンフィのようにオイル煮と蒸で仕上げたふとか鯖が凄かった。先ずは見た目の美しさと厚みに惚れ惚れする。藤枝の玉取茸は肉厚の生椎茸、敷いた味噌をつけて鯖味噌煮にように。血合が旨味に感じるくらいのこの鯖は絶品だね(^^)

⓫鰆のお造り
〜これまた夕方に揚がった大物の鰆(7kg)。もち旨鰹からぬもち旨鰆でしょうか。このサイズを拝見したのは初めてかな。大きいながら身割れしないくらいの状態の良さには驚かされる。大根おろしと刻み玉葱。ご主人曰く"鮪のような味わい"ですよ。

⓬ご飯物
①鰹節、炊き立てご飯(きぬむすめ)
②根付きの鯵、炊き立てご飯
③牡蠣(浜名湖)、炊き立てご飯

⓭ラーメン
〜本日のすべての魚の出汁と天城軍鶏のあっさりとしたラーメン。

⓮酒粕のムース、紅ほっぺ

もち旨鰹とは、水揚げされたばかりで餅のような食感をもつ“もち鰹”の進化形として、サスエ前田さんが誕生させたもの。もっちりした食感は密度の濃い鰹の旨味が詰まっており、ジビエにも似た食感。

ホント、今夜の駿河湾の魚はすべて絶品でした。ご主人自ら「今日の魚は最高ですよ。良い日に来られましたね♫」わたくしが褒められているような気持ち(*^^*)

それに、今夜のご主人は何か垢抜けたような雰囲気を感じていると、やはり新たな伴侶を得てやる気がみなぎっているようですね♡

ごちそうさまでした。

  • ❿駿河湾の鯖 ~コンフィのようにオイル煮と蒸で仕上げたふとか鯖が凄かった。先ずは見た目の美しさと厚みに惚れ惚れする。藤枝の玉取茸は肉厚の生椎茸、敷いた味噌をつけて鯖味噌煮によう。この鯖は絶品だね。

  • 今夜のご主人は何か垢抜けたような雰囲気を感じていると、やはり新たな伴侶を得てやる気がみなぎっているようですね♡

  • もち旨鰹とは、水揚げされたばかりで餅のような食感をもつ“もち鰹”の進化形として、サスエ前田さんが誕生させたもの。もっちりした食感は密度の濃い鰹の旨味が詰まっており、ジビエにも似た食感。

  • ❹太刀魚と海老芋饅頭の椀物 〜昭和初期の骨董椀が美しく、活き〆の太刀魚が映える。敷かれた海老芋饅頭も淡い出汁に溶けださないうちに旨味たっぷり。山椒の芽をのせてインパクト。

  • 晴天の富士山は美しい(((o(*゚▽゚*)o)))♡

  • ❶金目鯛の蕪蒸し 〜駿河湾を代表する金目鯛と擦りおろした蕪を一緒に蒸してフワフワの食感に仕立てた逸品。銀杏と山葵を添えて。出汁は金目鯛の骨からとった淡い薄味が繊細な金目鯛らしい。

  • ❸蛤の飯蒸し 〜蒸した餅米と蛤の出汁。のせられた蕗の薹の香りが春を漂わせて嬉しくなる季節のお料理。蛤の出汁はしっかりとした味わいですね。

  • 屋号『日本料理 FUJI』。

  • ご主人が鰹節を削り始めた。鰹節と鮪節をその日の天気や料理によって配合を変えているが、今夜はやや鮪節が多いかな。鰹節は、独特な手火山式(てびやましき)という製法で香りが豊かな。色合いも美しい♫

  • ご主人が鰹節を削り始めた。鰹節と鮪節をその日の天気や料理によって配合を変えているが、今夜はやや鮪節が多いかな。鰹節は、独特な手火山式(てびやましき)という製法で香りが豊かな。色合いも美しい♫

  • 鰹節と鮪節をその日の天気や料理によって配合を変えているが、今夜はやや鮪節が多いかな。鰹節は、独特な手火山式(てびやましき)という製法で香りが豊かな。色合いも美しい♫

  • ❺ヒラメのお造り 〜分厚いヒラメのお造りは、厚みある白身と炙ったエンガワを添えて。軽く酢橘を搾り塩で頂くと旨味が滲み出る。

  • もち旨鰹とは、水揚げされたばかりで餅のような食感をもつ“もち鰹”の進化形として、サスエ前田さんが誕生させたもの。もっちりした食感は密度の濃い鰹の旨味が詰まっており、ジビエにも似た食感。

  • 先ずは生ビール♫

  • ❻もち旨鰹 ~”待ってました”静岡でしか食べれないもち旨鰹。御前崎で夕方に揚った鰹からサスエ前田さんが選び抜いて、更に活き締めし運搬中も温度管理された至極の逸品に仕上がっている。

  • ❼白甘鯛の松笠焼き ~分厚い身をジックリと炙り焼きし松笠焼きに仕上げている。身の繊維が繊細ですから身が解けていくような食感に驚かされる。

  • ❼白甘鯛の松笠焼き ~分厚い身をジックリと炙り焼きし松笠焼きに仕上げている。身の繊維が繊細ですから身が解けていくような食感に驚かされる。

  • 藤枝産の国産胡麻は貴重品。可愛い料理人のリコちゃんが丁寧に摺り下ろしているので更に香ばしい香りを放っている。

  • ❽ほうれん草の胡麻和え ~この時期の根は凍らないように甘味を蓄えるので根に近い部分はそのまま旨味を味わう。藤枝産の国産胡麻は貴重品。

  • ❾あさはた蓮根 〜軽く揚げたあさはた蓮根は糸を引く粘りがあり、『温石』さんで良く頂く地元の一品。塩で素材を味わう。

  • これまた夕方に揚がった大物の鰆(7kg)。もち旨鰹からぬもう旨鰆でしょうか。このサイズを拝見したのは初めてかな。大きいながら身割れしないくらいの状態の良さには驚かされる。

  • ⓫鰆のお造り 〜もち旨鰹からぬもち旨鰆でしょうか。このサイズを拝見したのは初めてかな。大きいながら身割れしないくらいの状態の良さには驚かされる。大根おろしと刻み玉葱。ご主人曰く"鮪のような味わい"。

  • ➓ご飯物 ①鰹節、炊き立てご飯(きぬむすめ)

  • ➓ご飯物 ②根付きの鯵、炊き立てご飯

  • ➓ご飯物 ③牡蠣(浜名湖)、炊き立てご飯

  • ⓫ラーメン 〜本日のすべての魚の出汁と天城軍鶏のあっさりとしたラーメン。

  • ⓬酒粕のムース、紅ほっぺ

  • お次は、白州のハイボール。

  • 清潔感溢れるカウンター席。

  • 生花も良い雰囲気(*^^*)

2023/02/05 更新

2回目

2021/11 訪問

  • 夜の点数:4.6

    • [ 料理・味4.6
    • | サービス4.6
    • | 雰囲気4.6
    • | CP4.6
    • | 酒・ドリンク4.5
    ¥20,000~¥29,999
    / 1人

【再訪】静岡、地物に特化した料理への進化が止まらない『チームワークの強みが更に化けそう・・・。』

今夜は久しぶりに静岡の夜を満喫しましょう♫
静岡駅から歩いて5分という好立地。屋号『日本料理 FUJI』はご主人の藤岡さんのお名前から。富士山からと思いがちだが、今やそんな間違いはあり得ないほど知名度が上がってしまった。

お店は落ち着いた設えのカウンター。ご主人である藤岡さんと可愛い料理人(リコちゃん)にイケメンスタッフさんの3名。皆さんのチームワークは微笑ましく感じるくらいアットホームだが、お料理のレベルは驚くほど繊細に変貌している。

注文はお任せコース。先ずは、生ビール。

①蕪と小松菜の炊合せ
〜上品な出汁で炊いた蕪に添えられたシャキシャキの小松菜。自家製カラスミの熟成された塩加減を少しづつ添えて頂くと、控えめな出汁が丁度良い塩梅に完成する。ご主人の計算された思惑通りに唸ってしまう。

②ドウマン蟹の飯蒸し
〜”あったら嬉しい、ドウマン蟹”、と呟いていたら「なんとか間に合いましたよ」。蒸した餅米と蟹の出汁の飯蒸し。蟹の卵を絡めて蟹と味噌の味わいがフワ〜っと香り、後から濃厚な卵の味わいが襲ってくる♫

今夜のお客様は皆さん、地元の方々ばかり。2組のカップルとお一人様。お隣さんに「FUJIさんが地元にあって良いですね。」ここからは生ビールを白州のハイボールに替えて。

③伊勢海老
〜炭で炙った伊勢海老に味噌をのせ、キクラゲのお浸しを添えて。目の前で大きい伊勢海老を大胆に捌いて、ぷりっぷりの料理に仕上げる様はなかなか豪快。金地に輝く味噌と透き通った身が絡まった奥行きのある味わい。やっぱり地元でないと頂けない逸品。

ご主人が鰹節を削り始めた。鰹節と鮪節をその日の天気や料理によって配合を変えているが、今夜はやや鮪節が多いかな。そういえば、独特な手火山式(てびやましき)という製法は香りが豊かな鰹節。

④椀物
~麻機蓮根のお饅頭とイトヨリ鯛。イトヨリ鯛の身は柔らかいが、椀物にすると意外にしっかりと身持ちが良く美味しい。麻機蓮根のもちもち感はあるが、限りなく糸を引くような粘り気を味わいたかったかな。

⑤障泥烏賊
~5日熟成させた障泥烏賊を丁寧に飾り包丁で切り目を入れると、更にねっとりとした甘みと旨味が増す。やはり塩と山葵が合う。

⑥黒ムツ
~もともと脂がのった魚なので、熟成させていない。サスエ前田さんが求めるのは、”熟成させなくても美味しい魚”が究極の美味い魚とのこと。

⑦白甘鯛
~〆た白甘鯛を”揚げ”、”焼き”、”蒸し”て味わう。最初に皮目をパリパリの松笠揚げにして、じっくり炭焼きで旨味を加え、最後に白甘鯛の骨で出汁をとった澄し汁を加える。何とも手の込んだ旨味溢れる逸品。

⑧柿の胡麻和え
~リコちゃんが一生懸命に胡麻を煎っている姿を皆さんが凝視するほどお店のアイドルであり、賄いはすべて彼女が作っているらしい。頑張って欲しいものです♫

⑨海老芋の唐揚げ、陣胴烏賊のおかき揚げ
~揚げた海老芋はねっとりとした旨味があり大好き。それに陣胴烏賊(ヒイカ)をおかき揚げとは食感が異色。海老芋は静岡磐田が生産日本一、京都「いもぼう」にも納めている。

⑩河豚の酢の物
~駿河湾の河豚を軽く昆布締めにして、あっさりとしたポン酢をかけて。締まった河豚は意外に淡白な味わい。

⑪〆ご飯
・煮えばな~お米は、藤枝の絹娘。まずは煮えばなの水分を含んだ熱々炊き立ての土鍋ご飯。

・TKG~藤枝の有精卵。卵本来の白っぽい黄身。因みに黄身の濃い卵はパプリカで色が出易いらしい。

・鰹~昨日揚った鰹だが、前田さんにかかるともっちもちに変貌すると。醤油が不思議な味わい。

・軍鶏ラーメン~天城地方の軍鶏出汁に軍鶏そぼろ。あっさりとした出汁ラーメン。

⑫蕨餅~目の前でご主人がねっとりもちもちの蕨餅を掴みあげて黄粉をたっぷり。

お隣さんは、サスエ前田さんと懇意にされているようで「前田さんは漁師にも釣り方の指導してますよ。」と色々なお話が楽しい。魚を見たら、どの料理人に合う魚だとわかるらしく、藤岡さんも「魚の仕入れも競争、ですから携帯は手離せないんです。」

漁師さんの釣った魚の場所までわかるらしく、そうして信頼関係を築いていくんでしょうね。ご主人も、今や仕入れる魚はすべてサスエ前田さん。それに野菜やその他の食材も全て静岡の地物にしているとのこと。出される料理が益々楽しみになる好循環。

地物に徹した藤岡さんの料理は、益々進化が止まらない。楽しくて白州のハイボールを飲み過ぎたが、最終便の新幹線は名古屋で乗り換えですから、寝てはいられない(^^;)

静岡には新幹線の駅はたくさんあるが、すべて"ひかり"、"こだま"。どなたか、静岡駅に"のぞみ"を停車させて頂きたいものだが・・・。それにしても、静岡での食事は楽しい♫

ごちそうさまでした。

  • ③伊勢海老〜炭で炙った伊勢海老に味噌をのせ、キクラゲのお浸しを添えて。大きい伊勢海老を大胆に捌いて、ぷりっぷりの料理。金地に輝く味噌と透き通った身が絡まった奥行きのある味わい。╰(*´︶`*)╯♡

  • 〆られた大きな伊勢海老。見るからに新鮮で涎もの。(*^^*)

  • ご主人が鰹節を削り始めた。鰹節と鮪節をその日の天気や料理によって配合を変えているが、今夜はやや鮪節が多いかな。そういえば、独特な手火山式(てびやましき)という製法は香りが豊かな鰹節。

  • ④椀物~麻機蓮根のお饅頭とイトヨリ鯛。イトヨリ鯛の身は柔らかいが、椀物にすると意外にしっかりと身持ちが良く美味しい。麻機蓮根のもちもち感はあるが、限りなく糸を引くような粘り気を味わいたかったかな。

  • 晴天の富士山は美しいな〜(((o(*゚▽゚*)o)))♡ 屋号『日本料理 FUJI』はご主人の藤岡さんのお名前から。

  • ②ドウマン蟹の飯蒸し〜”あったら嬉しいな〜ドウマン蟹♡”、と呟いていたら「なんとか間に合いましたよ♫」。蒸した餅米と蟹の出汁の飯蒸し。蟹の卵を絡めて蟹と味噌の味わいがフワ〜っと香り、濃厚な卵の味わい。

  • 屋号『日本料理 FUJI』はご主人の藤岡さんのお名前から。富士山からと思いがちだが、今やそんな間違いはあり得ないほど知名度が上がってしまった。

  • 先ずは、生ビールから╰(*´︶`*)╯♡

  • ①蕪と小松菜の炊合せ〜上品な出汁で炊いた蕪に、シャキシャキの小松菜。自家製カラスミの熟成された塩加減を少しづつ添えて頂くと、控えめな出汁が丁度良い塩梅に。ご主人の思惑通りに唸ってしまう(^^;)

  • 目の前で大きい伊勢海老を大胆に捌いて、ぷりっぷりの料理に仕上げる様はなかなか豪快。金地に輝く味噌と透き通った身が絡まった奥行きのある味わい。やっぱり地元でないと頂けない逸品╰(*´︶`*)╯♡

  • 鰹節と鮪節をその日の天気や料理によって配合を変えているが、今夜はやや鮪節が多いかな。

  • ⑤障泥烏賊~5日熟成させた障泥烏賊を丁寧に飾り包丁で切り目を入れると、更にねっとりとした甘みと旨味が増す。やはり塩と山葵が合う。

  • ⑥黒ムツ~もともと脂がのった魚なので、熟成させてないもの。サスエ前田さんが求めるのは、”熟成させなくても美味しい魚”が究極の美味い魚♫

  • ⑦白甘鯛、見るからに上品な高級魚。

  • ⑦白甘鯛~〆た白甘鯛を”揚げ”、”焼き”、”蒸し”て味わう。最初に皮目をパリパリの松笠揚げにして、じっくり炭焼きで旨味を加え、最後に白甘鯛の骨で出汁をとった澄し汁を加える。手の込んだ旨味溢れる逸品。

  • リコちゃんが一生懸命に胡麻を煎っている姿を皆さんが凝視していたが、最後の仕上げは藤岡さんが。皆さん、「いいとこ取りやな〜。」と、非難轟々。やはり、リコちゃんはアイドルだった(*☻-☻*)

  • ⑧柿の胡麻和え~リコちゃんが一生懸命に胡麻を煎っている姿を皆さんが凝視(笑)。お店のアイドルであり、賄いはすべて彼女が作っている。独立するときには教えて下さいね♫

  • ⑨海老芋の唐揚げ、陣胴烏賊のおかき揚げ~揚げた海老芋はねっとりとした旨味があり大好き。それに陣胴烏賊(ヒイカ)をおかき揚げとは食感が異色。海老芋は静岡磐田が生産日本一、京都「いもぼう」にも納めている。

  • ⑩河豚の酢の物~駿河湾の河豚を軽く昆布締めにして、あっさりとしたポン酢をかけて。締まった河豚は意外に淡白な味わい。

  • ・煮えばな~お米は、藤枝の絹娘。まずは煮えばなの水分を含んだ熱々炊き立ての土鍋ご飯。

  • ・煮えばな~お米は、藤枝の絹娘。まずは煮えばなの水分を含んだ熱々炊き立ての土鍋ご飯。

  • ・TKG~藤枝の有精卵。卵本来の白っぽい黄身。因みに黄身の濃い卵はパプリカで色が出易いらしい。

  • ・鰹~昨日揚った鰹だが、前田さんにかかるともっちもちに変貌する。醤油が不思議な味わい。

  • アオサのお味噌汁。

  • ・軍鶏ラーメン~天城地方の軍鶏出汁に軍鶏そぼろ。あっさりとした出汁ラーメン。

  • ⑫蕨餅~目の前でご主人がねっとりもちもちの蕨餅を掴みあげて黄粉をたっぷり。

  • 生花が綺麗〜。(((o(*゚▽゚*)o)))

  • 玄関アプローチも貫禄がでてきたかな。

2021/12/01 更新

1回目

2021/06 訪問

  • 夜の点数:4.5

    • [ 料理・味4.6
    • | サービス4.5
    • | 雰囲気4.5
    • | CP4.4
    • | 酒・ドリンク4.4
    ¥20,000~¥29,999
    / 1人

静岡、魅入られるように駿河湾に向かう『いつもながら静岡への足取りは軽いな~・・・。』

今夜はお久しぶりの静岡。
先日、静岡好きの食べ友様が魅力的な和食屋さんをアップ。写真を拝見すると・・・ビビビ〜と背筋に電気が走り、目が点になった次第。それもそのはず、サスエ前田さんから仕入れた魚料理 ♫

直ぐにお店に電話予約。すると・・・気がついたら静岡駅に降りたっていた。(そんな訳ないか)

お店はちょっとお洒落な店構え。カウンター7席に個室があるようだ。今夜のお客様は5名。ご主人の藤岡さんと女性料理人、男性スタッフの3名。ご主人はお若く男前・・・というより俳優のような爽やかさ (^_-)あ〜、さもありなん。

①とうもろこし(味来)の摺流し
~とっても甘〜いとうもろこしとあさりの茶碗蒸しが二層になっている。途中でかき混ぜながら頂きます。まったく違う素材はかき混ぜることによって融合してしまうから、ギリギリまで其々に味わうことに。

②蛤の飯蒸し〜藤枝の餅米と蛤(御前崎産)の出汁で炊きあげた飯蒸し。ちょっと堅めに炊いた餅米の食感がぬるっとした飯蒸しにアクセントを与えている。

③出汁〜地元の独特な「手火山式(てびやましき)」という製法で作られた貴重な鰹節。なんとお客様の若いカップルに地元の鰹節屋さんにお勤めの方がおられ、親切に事細かくご説明して頂きます♫

蒸籠にかつおを並べて、窯で薪の直火で燻すのを「手火山式」という。直火で乾燥させて燻しては休ませる工程を数か月繰り返し、カビをつけてさらに熟成させる。昔はこのやり方が主流だったらしい。因みに、「手火山式」の職人さんは、今では御前崎に2人しかいないという。

④椀物〜新ジャガの御饅頭とキスの椀物。ご主人が削った鰹節と礼文島の利尻昆布からとった一番出汁。店内には鰹節の麗しい香りが漂う。味わいとしては昆布の方がちょっと強く出ている。上にはキスの中骨をパリパリに揚げた骨煎餅。中骨の脂がジュワ~っと出汁が絡み、深く上品な味わいに仕上がっている。
 
⑤口美鯛(メイチダイ)のお造り
~口美鯛という聞きなれない名前だが、メイチ鯛のことだった。昔は河口で良く釣れた魚で塩焼きが美味かったという記憶が蘇る。こういう地元でしか頂けない魚がめっちゃ嬉しい。

⑥黒ムツのお造り
~今が旬の黒ムツの脂を和らげるためトロロ昆布と茗荷を塗している。昆布がきつくなるかと思いきや、意外にふんわり纏わりつく感じで、あまり主張していないところが良いね。これは、ありだな(^^)

⑦白甘鯛の松笠焼き
~駿河湾の白甘鯛とはなんとも贅沢。綺麗に松笠となったパリパリの鱗が、しんなりと火入れされた白甘鯛の甘さに反比例するかのように刺激的だが、うまく調和している。流石はサスエ前田さんの仕立てた魚と感心するしかない。

⑧玉取り茸(椎茸)
~藤枝市の山間部で収穫される玉取茸。これに胡麻油を薄く塗って焼き上げると、水分が飛ばずに旨味だけが残りジューシーに頂ける。これなら家庭でもできるな~。

⑨桃の白和え
~この発想はなかなかないですね ♫
最初はデザートかと思ったが、白和えに煎った胡麻をのせると立派な料理になっている。可愛い料理人さんが、私の仕事ですと嬉しそうに胡麻を入れたフライパンを振っている。

⑩鱧の揚げびたし
~鱧もこれから旨くなる走りかな。オクラのたたきを和えることによって、揚げびたしの濃いイメージがなくなりさらりと頂けます。

⑪ 黒毛和牛(静岡産)
~ヒレ肉に新玉葱を添えて。魚の中に趣向を変えた牛肉も良いですね。火入れも抜群です。

⑫ トリ貝の炙り、肝添え、分葱、酢味噌和えしさ。
〜せっかく味わいのある美味しいトリ貝だが、分葱と酢味噌で普通のヌタになってしまっている。出汁のほうがトリ貝も味わい深くなるのでは・・・と僭越ながら。この肝は抜群の美味さ。宮津産丹後の大きなトリ貝以来の美味しさ。

⑬ ご飯物
・煮えばな~トロリと脂ののったヤイトカツオ(スマカツオ)で。
・桜海老ご飯〜軽く揚げた桜海老は旨味が濃くてご飯のお供に最適。やっぱり駿河湾の桜海老は味が濃いな。
・天城軍鶏の雑炊〜地元産の軍鶏でしっかり出汁をとった雑炊はサラサラといけちゃいます。

⑭青梅蜜〜青梅を甘い蜜に漬け込んだ甘味。めっちゃ甘くて美味しい。

ご主人から、サスエ前田さんと知り合うきっかけや、焼津の『温石』杉山さんとのご関係を楽しく伺います。そこに、なぜか宮崎の料理人さんの名前も。これはまた宮崎で伺うしかないかな。

お値段は、お任せ15,000円(税込み)に生ビールとは響ハイボール(3杯)で、ちょうど20,000円。『温石』さんと同じくらいかな。まあ、これだけの素材を集められるのはサスエ前田さんだから。

今夜、これから前田さんがお店に来られて魚の味わいをチェックするとのこと。残念~、新幹線の終電に間に合わない (^^;)

また伺います。
ごちそうさまでした。

  • ⑫ トリ貝の炙り、肝添え、分葱、酢味噌和え 〜せっかく味わいのある美味しいトリ貝。ちょっと濃い目の出汁のほうが味わい深くなるのでは・・・。この肝は抜群の美味さ。宮津産丹後の大きなトリ貝以来の美味しさ。

  • ⑩鱧の揚げびたし ~鱧もこれから旨くなる走りかな。オクラのたたきを和えることによって、つゆだくの濃いイメージではなくさらりと頂けます。

  • ご主人の藤岡さん。お若く男前・・・というより俳優のような爽やかさ。あ〜、さもありなん。

  • ①とうもろこし(ミライ)の摺流し ~とっても甘〜いとうもろこしとあさりの茶碗蒸しが二層になっている。まったく違う素材はかき混ぜることによって融合してしまうから、ギリギリまで其々に味わうことに。

  • 日本料理にアルファベットのFUJIとは珍しい。

  • ②蛤の飯蒸し〜藤枝の餅米と蛤(御前崎)の出汁で炊きあげた飯蒸し。ちょっと堅めに炊いた餅米の食感がぬるっとした飯蒸しにアクセントを与えている。

  • 響のハイボールで。

  • ③出汁〜地元の独特な「手火山式」という製法で作られた貴重な鰹節。なんとお客様の若いカップルに地元の鰹節屋さんにお勤めの方がおられ、親切に事細かくご説明して頂きます。

  • ④椀物〜鰹節と礼文島の利尻昆布からとった一番出汁。新ジャガの御饅頭とキスの椀物。上にはキスの中骨をパリパリに揚げた骨煎餅。中骨の脂がジュワ~っと出汁が絡み、深く上品な味わいに仕上がっている。

  • ⑤口美鯛(メイチダイ)のお造り ~聞きなれない名前だが、メイチ鯛のことだった。昔は河口で良く釣れた魚で塩焼きが美味かったという記憶が蘇る。こういう地元でしか頂けない魚がめっちゃ嬉しい。

  • ⑥黒ムツのお造り ~今が旬の黒ムツに脂をしつこくなくするためにトロロ昆布と茗荷を塗している。昆布がきつくなるかと思いきや、意外にふんわり纏わりつく感じで、あまり主張していないところが良いね。

  • 綺麗に松笠となったパリパリの鱗が、しんなりと火入れされた白甘鯛の甘さに反比例するかのように刺激的だが、うまく調和している。流石はサスエ前田さんの魚と感心するしかない。

  • ⑦白甘鯛の松笠焼き ~駿河湾の白甘鯛とはなんとも贅沢。綺麗に松笠となったパリパリの鱗が、しんなりと火入れされた白甘鯛の甘さに反比例するかのように刺激的だが、うまく調和している。

  • ⑧玉取り椎茸~藤枝市の山間部で収穫される玉取茸という椎茸。これに胡麻油を薄く塗って焼き上げると、水分が飛ばずに旨味だけが残りジューシーに頂ける。これなら家庭でもできるな~。

  • 可愛い料理人さん。私の仕事ですと嬉しそうに胡麻を入れたフライパンを振っている╰(*´︶`*)╯♡

  • ⑨桃の白和え ~この発想はなかなかないね。最初はデザートかと思ったが、白和えに煎った胡麻をのせると立派な料理になっている。

  • ⑪ 黒毛和牛(静岡産) ~ヒレ肉に新玉葱を添えて。魚の中に趣向を変えた牛肉も良いですね。火入れも抜群です。

  • 土鍋で煮えばなを。マスク越しでも、ご主人の爽やかさが滲み出ている。

  • 煮えばな~トロリと脂ののったヤイトカツオ(スマカツオ)で。

  • 桜海老ご飯〜軽く揚げた桜海老は旨味が濃くてご飯のお供に最適。やっぱり駿河湾の桜海老は味が濃いな。

  • 天城軍鶏の雑炊〜地元産の軍鶏でしっかり出汁をとった雑炊はサラサラといけちゃいます。

  • ⑭青梅蜜〜青梅を甘い蜜に漬け込んだ甘味。めっちゃ甘くて美味しい。

  • 最初は、生ビール。

  • 美しい折敷。深みのある紺地が好きです。

  • カウンター席から通路への飾り窓。竹組みって美しい〜♡

  • カウンター席はすっきりとしたシンプルな設え。

  • 玄関の店構えは、侘び寂びも感じながら、ちょっと新しい雰囲気。

2021/06/09 更新

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