ぱりそらさんのマイ★ベストレストラン 2016

すべランチ(すべらんランチ)&呑みガイド

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ぱりそら (女性・大阪府) 認証済

マイ★ベストレストラン

レビュアーの皆様一人ひとりが対象期間に訪れ心に残ったレストランを、
1位から10位までランキング付けした「マイ★ベストレストラン」を公開中!

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早いもので、食べログレビュー投稿を始めて今年で4年目を迎えます。
2015年はお気に入り店の再訪が中心でしたが、2016年は初心に帰り
気になっていたお店を中心に新規開拓でき、数々の美味しいお料理に新たに出会えました。
前半は北海道旅行で鉄板グルメを中心に、
後半は食べログワンコインランチも活用し、普段あまり出向かないお店も開拓できました。

2016年も沢山の素敵なお店やお料理に出会えたこと、
一緒に楽しんでくれる家族や友人、自分の健康に感謝します♪
そんな出会いを導いて下さったのも、沢山の素晴らしいレビューのおかげです。
恩返しではないですが、自分のレビューもその一助になれば・・

2016年はますます自分のレビューだけで精一杯になり、
マイレビュアーさんのレビューをゆっくり楽しめなかったのが心残りです。
時間を作って、少しずつ楽しませていただく予定です。
2017年も、素敵なお店・お料理と出会えますように!

マイ★ベストレストラン

1位

ア ターブル (北新地、西梅田、東梅田 / フレンチ、ワインバー、ヨーロッパ料理)

1回

  • 昼の点数: 4.2

    • [ 料理・味 4.2
    • | サービス 3.9
    • | 雰囲気 3.5
    • | CP 3.7
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥2,000~¥2,999

2016/10訪問 2016/11/03

内容が濃すぎる2,500円コース!靴を脱いで、ほっこり上品フレンチ

2,000円前後で凝ったコースがいただける、お気に入りフレンチと言えば
イザイさんやアニエルドールさんなどの繊細系、
ラブリーズさんや大西亭さん、ラトォルトゥーガさんなど豪快な満腹ビストロがありますが

今回はBMしていた、ア ターブルさんへ初訪問。
2週間前に電話し、テーブル席を予約しました。

エレベーターでビルの4階へ上がり、入口で靴を脱ぎスリッパを履いて入店。
テーブル席14席、カウンター4席のみですが
この日は狭めのカウンターまで、1席残らず予約で満席・・こりゃ予約必須です。

ランチコースは2種類。
1,500円:前菜、スープ、メイン1種、デザート
2,500円:アミューズ、前菜、スープ、魚メイン、肉メイン、デザート盛り合わせ

グラスワインは500円~、デキャンタは1,200円。

今回は、2,500円のコースと白のデキャンタを。
まずは、早速アミューズが登場。

■アミューズ:豚コラーゲンのアスピック
肉や魚のブイヨンをゼリー寄せにした1品。
豚の様々な部位が使われているようで、プルプル・コリコリ様々な食感を
なめらかな旨味の、ゼリー部分がまとめます。
まろやかなマスタードは、コクと酸味が印象的で早速ワインが進む~!

■前菜盛り合わせ
アミューズから数分で、華やかな1皿が到着。
わぁ!キラッキラ~♪ ときめく~♪
品数豊富でカラフル、このビジュアルだけでもテンション上がります。
1品ずつ、丁寧に説明して下さいます。

*玉葱とベーコンのキッシュ
クリーム感のある、まろやかで優しい風味。
玉葱の甘味と細かくカットしたベーコンの旨味に、香ばしいタルト生地。
バランスが良く、ボリュームにも大満足!

*鰯のマリネ
濃厚な旨味と甘味が広がる鰯の身に
紫玉葱やパプリカの爽やかな酸味がマッチ♪

*パテカンパーニュ
おぉ!これも美味しい!
濃厚な肉の旨味や脂身のコクが、上品にまとめられていて
レバーなどのクセは控えめ。
周囲にグルリと巻いた脂がコクを深めます。
粒マスタードでいただくと、たまらない味わい。

*もち豚リエット
こちらもマイルドな旨味、なめらかな食感。
程よい塩気と豚の旨味が、カリカリ香ばしいバゲットによく合う♪

*山栗のテリーヌ
ゴロンと入った、ほっくり素朴な栗の甘味に、
まろやかでクリーミーなテリーヌ部分がデザートのようになめらか~

他に、コリコリ独特な食感の砂肝コンフィ等
色合いも食感も、味わいもバラエティ豊か。
甘いプチトマトや、シャッキリ食感の四角豆や鈴南瓜のスライスなど
野菜もそれぞれ存在感抜群で、新鮮~!


1品1品丁寧に手をかけられたお料理たちは
バターのクドさや、強い酸味・レバーなどのクセは控えめで上品な味わい。

■平茸ポタージュ
舌にザラリと感じるのは、芳醇なきのこの風味。
ドロリと濃厚なのに、クリーミーでまろやか。
ひとくちごとに、凝縮されたきのこの滋味深い味わいが口中に広がります。
あぁ、幸せ~!パンに合いすぎる!

■パン(お代わりOK)
熱々に温めてサーブされます。
パリリと香ばしいクラスト(パンの表皮)、
クラム(パンの内側)は、きめ細かくしっかりと詰まっています。

■お魚料理:鱈のソテーヴァンブランソース
こんがりパリっと香ばしい皮目の鱈は、
身の部分はホロリと崩れ、しっとり柔らか。
あっさり淡泊な鱈の身には、優しい甘味とコクの白ワインソースが合う!
クリームやバターの甘味が効いた濃厚ソースは
思わず、パンで綺麗にぬぐってしまう味♪


付け合わせは、小柱のリゾットブイヤベース風。
ご飯1粒1粒に、魚介出汁の深い旨味がしっかり染み込み美味し~い!
あぁ、これもお皿いっぱいに食べたいよう・・

■お肉料理
2,500円コースは、お肉料理2種が盛り合わせ。
とレビューにありましたが、この日はなんと3種類もの肉料理がお皿の上に!
ひ~、すごいボリューム、食べ切れるかな・・

*イベリコ豚のグリル
見るからにジューシーそうな、ロゼ色の断面。
しっとり柔らかく、程よい弾力のイベリコ豚に
まったりと甘味のあるバルサミコソース、香ばしいローズマリーの薫りがマッチ。
脂身もつやつや、甘~い!

*若鶏もも肉のロティ
こちらも、ほれぼれするような黄金色の皮目。
皮は見た目通りパリッパリで香ばしく、身は分厚いのにふっくら&しっとり。
メリハリあるバジルソースが、めっちゃ合う♪
火入れの具合も味も、今年ナンバーワンかも。

*豚ハラミのトマトソース煮込み
野菜と共に、じっくり煮込まれたハラミは
ゴロリと塊でも、繊維に添って崩れる柔らかさ。
オクラや玉葱、人参などたっぷりの野菜にトマトの旨味が加わり、美味しい!

爽やかなドレッシングのサラダや
ちょっとピリ辛の巨大な赤唐辛子が付け合わせ。

ちなみに1,500円コースで、お肉を選ぶと
鶏もも肉ロティ2切れに、豚ハラミのトマトソースと十分に豪快なボリューム。

■デザート盛り合わせ、ドリンク
*ガトーショコラ

お料理に比べて、やや小ぶりな印象ですが
食べてみると濃厚!このショコラ、すごい!

ねっとりと生チョコのように、口の中でとろけるテリーヌぽい部分と
さっくり香ばしい部分、どちらも美味し~い!

ショコラを贅沢に凝縮した、絶品のデザート♪

*サツマイモのアイスクリーム
ひんやり軽やかな食感ながら、
さつまいものほっくりした甘味が広がる、秋を感じるアイスクリーム。
これも、美味しいなぁ・・

エスプレッソは、意外に量多めで程よい苦味。
他にコーヒー、紅茶も選択OK。
1,500円のデザートは、パンナコッタでした。

この日は急な予定が入り、早めにお店を出る必要がありました。
でも2,500円コースを食べてみたい・・
スタッフさんにお願いし、Wメインなのに1時間少々で全て提供下さいました。

食べるのが早い私たちに合わせて、ものすごいスピードで完璧な
お料理を作って下さったシェフに、感謝です♪
スタッフさんも色々とお気遣い下さり、優しさに感動しました。

品数豊富でしっかり満腹、大満足だけど
前菜や魚料理はややライトな仕上がりで緩急があるので、食後の重苦しさは感じず。

足元はスリッパだし、ナイフやフォークに加えて箸も用意され、
カジュアルだけど、味わいや火入れは本格的。

フレンチ初めてでも、こちらなら緊張せず楽しめそうですね。
1度で大ファンになったので、必ず再訪します。
ごちそうさまでした!

  • 華やかでときめく!可愛すぎる前菜盛り合わせ
  • アミューズは豚コラーゲンのアスピック
  • クリーム感のあるまろやかな玉葱とベーコンのキッシュ、ほっくり甘い山栗のテリーヌ

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2位

ル・プチメック 御池店 (烏丸御池、丸太町(京都市営)、二条城前 / パン、洋菓子、カフェ)

3回

  • 昼の点数: 4.0

    • [ 料理・味 4.1
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP 2.9
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥1,000~¥1,999

2019/05訪問 2019/07/27

以前より値上がりしたけど・・間違いない美味しさの本格ブーランジェリー

◇第4回目訪問(2019年5月)
前回から約1年ぶりに、大好きなル・プチメック御池店さんへ。
黒を基調としたシックな雰囲気や
扱われているパンのラインナップは、何度お邪魔しても好みにドンピシャ♪
(同じ「プチメック」さんでも、
各店舗によって扱われているパンの特徴は、かなり異なるので)

今回、新たに試したのは(全て税込価格)

■りんごのタルト・フィヌ 378円
「パイ生地の上に、アーモンドクリームとりんごのピュレ
スライスしたりんごを並べて焼いています」


薄めのピザのようなビジュアル。
表面は、艶々と美しいナパージュ。
土台はパリッと繊細な層のパイ生地で、1枚1枚は薄いのにバターの香りが豊か。

その上には、しっとりホロホロ濃厚なアーモンドクリームと
甘く煮詰めたトロトロりんごのピュレ。
さらにスライスりんごを綺麗に並べた、何とも高級感あふれるりんごパイ。
甘過ぎずシナモンの香りも本格的~


全体の薄さから想像できない重厚な味で
パイのサクサクした香ばしさ、クレームダマンドの甘味にりんごの甘酸っぱさ・・
もう小躍りしたくなる贅沢な美味しさ。

■フライドオニオンのチーズドッグ 378円
「フライドオニオンを混ぜたチャバタ生地でソーセージを包み、モッツアレラチーズと
ブラックペッパーをかけ焼き上げました」


袋から取り出した途端、甘く香ばしい玉葱の香りがふわ~。
フライドオニオンをたっぷり混ぜ込んだ
チャバタ生地は、しっとり&ふんわり。
フライドオニオンならでは、コク深い甘味と旨味がパンに溶け込んでいます。

チャバタ生地だけでも完成度が高いのに
中には、ジューシーなソーセージが1本包まれていてボリューミー♪

表面はカリカリのモッツァレラチーズと
強めに効かせた黒胡椒が存在感抜群で、ピリリと刺激的な仕上がり。

お値段は強気だけど、納得の食べ応え。

■ベニエ(アプリコット)216円
「フランス産アルザス地方の揚げ菓子。フランス産アプリコットジャム入り」


ふんわり食感の生地を揚げた、いわゆる揚げパン「ベニエ」。
表面にはシナモンシュガーがまぶされ
揚げた生地の表面がジューシー!
内部はしっとり&もっちり程よい弾力で、この揚げた生地だけでも美味しい!


中には少量のアプリコットのジャムが。
甘酸っぱいジャムなのでこの少量がバランス良くて、ふんわり生地と一体感抜群!
他にフランボワーズジャム入りのベニエも。

上記3点と大好きなラムレーズンミルク、
クロワッサン・オ・ザマンドもリピして、5点で1,500円超え・・結構値上がりしたな~


前回お邪魔してから1年少々の間に
ザマンドは税別で220円から300円に
大好きな冷蔵コーナーのクロワッサン・ア・ラ・クレームは、210円から290円に・・
前は気軽に買えるお値段だったのにな~

他のパンも2~30円ずつ値上がりしていて、コスパはやや微妙になりましたが
高品質をキープするには仕方ないのかな?


実際食べてみると、バターなど素材もしっかり使われていて納得なんですけどね。
クロワッサン・オ・ザマンドも
ラムレーズンミルクも、相変わらずめちゃ美味しくて幸せになりました。

ハード系が有名で、確かに美味しいけど
個人的には、外国チックで本格的な甘味のヴィエノワズリーが一押し!


きっちりハイクオリティな美味しさのパンが食べたい時には、
今後もこちらに通い続けちゃいそうです。

ごちそうさまでした!
◇第3回目訪問(2018年3月)
5年ぶりにお邪魔したFlip upさんの後は
この界隈に来たら外せない、お気に入りのル・プチメック 御池店さんへ。

こちらも平日11時過ぎということで
他のお客様はおらず、ゆっくり選びながらスタッフさんにパンを取ってもらいました。

購入したのはこちら(以下全て税込価格)

■プチサンド・ニソワーズ 205円
「タプナード、卵、ツナ、アンチョビ、オリーブ、ドライトマト」


前回購入してハマったプチサンドから1点。
ふんわり厚みあるバンズに、ジューシーなツナマヨネーズとスライスしたゆで卵。
ブラックオリーブのタプナードソースは
ガーリックやアンチョビが効いた大人の味わいで、ツナや卵にめっちゃ合う!
セミドライトマトもいい隠し味~

■紅茶のクロワッサン・オ・ザマンド248円
「アールグレイの茶葉が入ったアーモンドクリームを挟んでいます」


袋を開けると華やかな紅茶の薫りがふわ~
どっしり重みを感じるほど、紅茶のクレームダマンドが詰まっています。
表面は、こんがり香ばしいクッキー状で
中はしっとり&ねっちり半生状、どちらもアールグレイがふんだんに練り込まれ贅沢な香り!

クロワッサン生地も芳醇なバターの風味が最高だけど、それを超える
濃厚!な紅茶ダマンドにもうメロメロ。
カットした断面のダマンドを見るだけで、もう今すぐ食べたくなっちゃいます♪

■パン・オ・フロマージュ 173円
きめ細かく、もっちりヒキのある生地。
中のプロセスチーズはどっさり分厚く、表面にも香ばしいモッツァレラチーズが。
ほのかな甘味の生地と、チーズの塩気、
このボリューム感で160円とは!

■クロワッサン・ア・ラ・クレーム 227円
冷蔵コーナーから憧れの1品をチョイス。
中の層は1枚1枚がしっとり、バターがジュワッと浸み出すような贅沢な甘味。
表面はサクサク、繊細な香ばしさ。
このクロワッサン単体で抜群に美味しい!

そこに加わる、ミルキーで軽いホイップと
バニラの香る濃厚カスタード、2種類のクリームから生まれるゴージャス感。

時間が経って食べたので、カスタードの食感がややモロモロになったのが残念。
出来立てなら、さらに美味しいはず!

今回は1日に3軒のパン屋さんを回る予定で
ちょっと控えめに購入しましたが、本店でも人気の「林檎のタルトフィヌ」や
クリームチーズ入りのパンオノアレザン、
(レーズンに胡桃にクリチなんて最強!)
1個で満腹になりそうな、豪快なフォカッチャサンドも気になる~

塩漬け豚肉のはちみつエピス風味サンドや
洋梨やモッツァレラチーズを巻いた牛肉のインボルティー二など、もはやお料理!


次回は、そのあたりも試してみなくては~
ごちそうさまでした!
◇第2回目訪問(2016年11月)
秋の京都、クラモチさんで美しすぎる小菓子付きパスタランチをいただき
グランヴァニーユさんのケーキを初体験。
ナカムラジェネラルストアさんで、アメリカンな焼菓子をGETした後は
すぐ近くのル・プチメック 御池さんへ。

日曜15時頃でしたが品揃えは意外に豊富!
美しい焼き色のバゲットやクロワッサン、色鮮やかなタルト
ミニバーガー風のプチサンドなど
あぁ目移りし過ぎる!全部食べてみたい~


苦悩しつつ選んだのは(以下、税込価格)

■プチサンド・スモークサーモンとクリームチーズ 205円
まずは気になっていたプチサンドから。
バンズは小さいけど、ふんわり十分な厚み。
まったり濃厚なクリームチーズに、ブロック状のスモークサーモンがゴロゴロ。
サーモンの塩気、クリームチーズのコク、
ケイパーやレモンの酸味も良いバランス♪

■プチサンド・ローストポークとプラムの赤ワイン煮 205円

こちらも、同じバンズのプチサンド。
やや脂身多めのローストポークは、チャーシューぽく薄いのが数枚。
赤ワイン香るプラムはトロリと甘く
黒胡椒が全体を引き締める大人の味わい。

プチサンドは他にボンレスハムとブリー、
ローストビーフと青かびチーズ、ニソワーズ(各205円)なども。
多い時は10種ほどが揃うらしく、さすが元フレンチのシェフ!という組み合わせ。

■クロワッサン・オ・ザマンド 238円
「フランスの定番、アーモンドクリーム入りクロワッサンです」


こんがりサクサク、繊細な香ばしさのやや平べったいクロワッサン。
表面にはアーモンドスライスとダマンド。
中にも、しっとりしたクレームダマンドがぎっしり分厚く包まれていて
贅沢な甘さがホロホロ・・美味しい!

サクサク生地もダマンドの甘味も絶妙~♪

■バトンアンショワ 205円
「パン生地以外の材料は黒オリーブ、アンチョビ、ケイパー、にんにく、オリーブ油。
南仏料理に使うタプナードソースの材料で
この定番の相性良さをパンに応用しました」


クラストはカリッと小気味よい食感、クラムはもっちり程良い引き。
アンチョビの塩気にケイパーやオリーブの酸味、もう完璧すぎる組み合わせ。
粗く刻んだ素材のたまらない旨味が次々に♪
こんな美味しい棒、常に携帯しときたい~

■ハーブとドライトマトのフーガス238円
「バジル・オレガノ・ドライトマトを練り込みグリーンオリーブを乗せ焼いています」


新作のこちら、かなり迫力あるサイズ。
クラスト(パンの表皮)はパリッと、クラムはむっちり噛み応え満点。
噛みしめるほどに、ドライトマトの濃密な風味とハーブの香りが鼻に抜け
薄切りオリーブの程よい酸味も合う!

なんとなくチーズの薫りや香ばしさも?

他に具がはみ出す豪快なバゲットサンド、
フランや赤い実、林檎や胡桃を使った各種タルト、きのこのフォカッチャなど
季節を取り入れた旬のパンが揃います。

次はパテカンやニソワーズのプチサンド、
2層クリーム入りのクロワッサンやタルト系、塩漬け豚のフーガスも試してみたい♪

京都に行く度に寄りたい、外せないお店です。
ごちそうさまでした!
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◇初回訪問(2013年4月)
もはや伝説とも言える有名過ぎるパン屋さん、ル・プチメック今出川さん。
その支店ル・プチメック2号店が、グッと便利な烏丸御池駅の近くにOPEN。

烏丸御池から御池通りを西へ、3本目の「衣棚通り」を北に入ってすぐ。
マンション1階で入口が奥まっているので
最初全く気づかず素通りしてしまいました。

平日の11時半、タイミングよく貸切状態!
その後すぐ次々にお客さんが来店し、注文の行列が。ラッキーでした。

外観も店内もシックな黒でまとめられ、照明もグッと控えめで大人な雰囲気。
Parisのブーランジュリーを彷彿とさせる
魅力的な素材の組み合わせのパンばかりで、選びながらつい見惚れてしまいます。


まるでジュエリーのようにライトを浴びる、キラキラと美しいタルトやミニバーガー・・
う~ん迷う・・珍しく優柔不断にウロウロ。
まずは売り切れ必至の、こちらをGet!

■ランチボックス 750円
単品で買うより250円安く、内容も充実♪
大人気のキッシュにミルクパン、凝ったサラダやチョコケーキ、ラスクまで!

*ニース風サラダ
じゃがいも、オリーブ、ツナ、ゆで卵、アンチョビなどニース風の具に、レタスやプチトマト。
ドレッシングは白ワインビネガーとオリーブオイルをベースに、
玉葱やハーブも香る本格派の味わい。

黒&緑のオリーブがゴロゴロ、甘いじゃがいもにアンチョビやツナの塩気。
サラダから早速、素晴らしい味で幸せ!

*玉葱と茸のキッシュ(通常 単品368円)
見ただけでも分かる、サクサク感が見事なタルトは高級なバターの香り。
たっぷりの玉葱と茸、ベーコンの旨味を
最大限引き出した濃厚アパレイユ、
チーズの香ばしい焦げ目もしっかりで、とにかくワインが欲しくなる逸品。

*パン・ヴィエノワ (通常 単品147円)
いわゆるミルクパン。
サクっと歯切れよく優しいミルクの甘さで、いつまでも食べていたくなる味わい。

*ケイク・ショコラ・フランボワーズ(168円)
フランボワーズ風味のチョコケーキ。
小ぶりでも、酸味と苦味が絶妙なビターチョコの香りがしっかりで
重厚なデザートをいただいた充実感。

*ラスク
角切り小粒ラスクはガリリとしっかり堅め。
甘すぎず次々食べたくなる素朴な味。

ランチボックスの他に、購入したパンはこちら(ショップの説明書きを「」内に記載)
■揚げじゃがパン 105円
「じゃがいも入りの生地でプロセスチーズを包み、揚げています」


ザクザク、バリッと弾けるような
揚げ独特のクリスピー感がたまりません!
一転、中は柔らかもちもち、じゃが芋風味の生地に角切りチーズがゴロゴロ。
この組み合わせハマる!これ、次も買おう!

■ラムレーズン入りミルクフランス 210円
ザクッとハードなクラスト(表皮)、
味わい深いクラム(内側)には、胡桃がゴロゴロ香ばしく良い食感。
洋酒が薫るラムレーズンたっぷりのバタークリームは濃厚で、紅茶にピッタリ。
レーズン無しのミルクフランス189円も。

■ショコラ・フリュイ 231円
「ブリオッシュの生地にクーベルチュールチョコレート、ヘーゼルナッツ、レーズン2種
チェリー、林檎、無花果を混ぜ焼いてます」


とにかく色々な美味しい素材入りの生地に、たっぷりのチョココーティング。
ふわふわ口どけよいブリオッシュ生地は
ナッツと共にシナモンの風味もたっぷり。

■クロック・ムッシュ 262円
「フランスのカフェ定番メニュー、“ハムとチーズの温かいサンドイッチ”です。
温めてからお召し上がり下さい。
上に目玉焼きを乗せればクロック・マダム」


こんがりチーズたっぷりで、つい一目ぼれ。
食パン部分はさすがの香ばしさ・サクサク感だけど、ハムやソースの量がやや寂しい・・

普段なかなか頻繁には買えない、高級感のあるお値段ですが
完成度・満足感の高いパンばかりです。
食べるごとに驚きと感動が!

プチサイズのバーガーも種類豊富、お洒落なタパス気分でワインと合わせてみたいです。
何度も通いたくなる魅力的なお店です。

ごちそうさまでした!

  • パイ生地の上にアーモンドクリームとりんごのピュレ、スライスしたりんごを並べたりんごのタルト・フィヌ378円
  • ピザのように薄いけどバターの香りが豊かな生地、濃厚なアーモンドクリームと甘く煮詰めたりんごのピュレ、甘酸っぱいりんごが極上のハーモニー
  • フライドオニオンを混ぜたチャバタ生地でソーセージを包み、モッツアレラチーズと黒胡椒を効かせた、フライドオニオンのチーズドッグ378円

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3位

TRATTORIA AL SODO (中之島、肥後橋、渡辺橋 / イタリアン、パスタ、創作料理)

2回

  • 夜の点数: 4.2

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 3.7
    • | 雰囲気 3.8
    • | CP 3.3
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 昼の点数: 4.1

    • [ 料理・味 4.2
    • | サービス 3.8
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    ¥3,000~¥3,999 ~¥999

2017/05訪問 2017/06/08

心にしみいる絶品パスタ!素材を活かした優しい味のイタリアン

◇第8回目訪問(2017年5月)
美味しいパスタに必ず会える、アルソードさん。
前回はランチでしたが、ディナーは1年以上ぶり。

まずは白ワインと共に、美味しいアペリティーボ(19時まで無料の前菜)を。
サラミやハムに、キャベツのオイル風味。
蓮根やごぼうのトマト煮を食べると、こちらのトマトソースの美味しさを再確認。

今回は、シェフからロマーニャ名物のご紹介が。
ボローニャ近くのラヴェンナという町で有名な、ピアディーナ(薄い円形のパン)。
サラミとパルミジャーノを挟みパタンと2つ折り。
薄いけど素朴な味わいのパンに、サラミとチーズの塩気やコクがシンプルに合う!

■前菜3種 1,000円
新しいお料理に挑戦しようと迷いつつ、ついお気に入りをリピート。
*茄子のラザニア
ジューシーな茄子とソース、チーズがマッチ
*鰯のオーブン焼き
ふっくら肉厚で脂ののった鰯に、お芋やトマト、ディルにガーリックも?
もう絶妙過ぎるハーモニーに、今回も悶絶!

今回、新たに挑戦してみたのが

*真鯛とじゃが芋のブランダード
塩鱈を使うことが多いブランダードですが、こちらは塩気控えめで上品。
贅沢な鯛の風味に、トロトロなめらかなお芋。
ひと口目から、しっかりした鯛の旨味がブワッと広がり絶品!

今回もついつい優しいシェフに甘え、少量ずつ2種のパスタをお願いしました。

■タリアテッレ・デル・ペッシェ(通常1,600円)
オリーブ、バジル、魚(この日は真鯛)のオイルソースパスタ。
たっぷり入った真鯛ならではの繊細な旨味に、
粗く砕いたオリーブやケイパーの酸味、刻んだドライトマトの濃い甘酸っぱさ。

鯛やオリーブの風味が溶け出たオイルが、なめらかなタリアテッレに絡む~
にんにく控えめなので、素材の味が活きてます。

飲み干したくなる美味しいソースは、フォカッチャに染み込ませてパクリ。

■ペペローニ・アル・ラグー・アッラ・モデネーゼ(通常1,600円)
(パプリカとグアンチャーレのトマトクリーム)

パプリカが美味しい時期限定のパスタ。
真っ赤なパプリカのソースは、じっくり火が通され甘味が引き出されています。
トマトの旨味に、まろやかなクリームのコク。


このソースをタリアレッテに絡めるだけでも、十分美味しいですが
表面に広げたパンチェッタが、また美味しい♪
ねっとり生ハムのような塩気と脂身が、合う~
たっぷりの黒胡椒が全体を引締め、ひと口ごとにしみじみ美味しいパスタでした。

前菜とパスタでもう満腹、お会計は3,560円。
新しい(といっても1年以上働いておられる)スタッフさんは、キビキビ爽やかで
お料理の説明もとても分かりやすく丁寧です。
シェフと一緒に調理も担当されていて、ますますお店が輝きそうですね。

毎回、帰り道にも美味しさを反芻しながら幸せ~な気分になれるお店。
名物のレモンクリームのパスタや、
ヘーゼルナッツのペーストを使った、甘いパスタも気になるので
また近いうちに、お邪魔しなくては!

ごちそうさまでした!
◇第7回目訪問(2016年7月)
久々にラザニアを食べたくなり、日曜ランチでアルソードさんへ。
13時前には、半分ほど席が空いていましたが
予約が入っていたようで、次々に団体のお客様が来店し満席に。
相変わらず、夜だけでなくお昼も人気ですね~

パスタとラザニア各800円を注文し、シェア。
まずは、素朴な美味しさの前菜が到着。

■サラダ、プチ前菜
プチプチ食感のもち麦に、玉葱やパプリカを合わせた爽やかなサラダや、
甘~い人参のハーブマリネ、
ガツンと旨味が濃いフリッタータ(オムレツ)、
葉野菜にはドレッシングと共に、砕いたグリッシーニがカリカリといい食感。

前菜を食べ終わる頃、パスタとラザニアが到着。

■グアンチャーレとズッキーニのスパゲッティ
おぉ!意外にボリューミー!いい香り~♪
程よい茹で具合のパスタに、グアンチャーレのコク深い脂と塩気、
トロリとろけるズッキーニが、いいバランス。

サラリとしつつ奥深いソースは、トマトとブロード(出汁)でしょうか?
削ったパルミジャーノがコクを加え、美味しい!

■特製ミートソースとゆで玉子のラザニア
グツグツ音と香りがたまらない、熱々ラザニア。
ゴロンと粗いひき肉の旨味に、ゆで玉子、トマトソースやオイル、
伸び良いチーズがたっぷり、完璧な美味しさ♪

なめらかなパスタ生地が重なり見た目以上のボリューム、夢中になる味わい。

どちらもシンプルに見えて、食べて驚く深い味。
夜はもちろんですが、800円のランチでさえ
「美味しい物食べたー!」と満足できる、さすがのクオリティでした。

ごちそうさまでした!
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◇第6回目訪問(2016年3月)
自分の誕生日を言い訳に、アルソードさんへ。
シェフと近いカウンター席で、楽しい夕べ♪

■ランブルスコ(赤・微発泡) 650円
お料理がエミリア・ロマーニャ色たっぷりなので、同じ州のワインに。
しっかり深みがあり、渋みと酸味が好バランス。
コク深く豊かに広がる香りで、発泡は控えめ。

アペリティーボでは、毎回唸ってしまう美味しさの茄子のトマト煮や
甘味と香ばしさを引き出したトロトロ玉葱も。
パルミジャーノやサラミも、ワインに合う♪

■前菜3種 1,000円
新しいお料理に挑戦しようと迷いつつ、結局前回美味しかった2品を。
*ほうれん草とパルミジャーノのカッソーニ
*トルタサラータ(生ハムのキッシュ)

 たっぷりの甘い玉葱が、生ハムとマッチ

今回、新たに挑戦してみたのが

*鰯のオーブン焼き
ゴロンと丸ごとのお魚が出てくると思いきや、
ほぐした鰯、マッシュポテトを何層も重ねた、お洒落な1品が登場。
ディルが爽やかで、一気食べしちゃう美味しさ。

またまた今回も、少量ずつ2種のパスタをお願いしてしまいました。
いつも笑顔で引き受けて下さり、感謝です!

■ブロッコリーとパルミジャーノ、パンチェッタのトンナレッリ(通常1,500円)
わぁ!薄い緑とピンクで、春のような1皿♪
四角い断面の手打ちトンナレッリは、シコシコ程よい噛み心地。
細かく刻んだブロッコリーとパンチェッタが、
優しい味のソースになって絡む、絡む~!


表面に広げたパンチェッタは、生ハムのようなねっとりした塩気♪
上品な味はブロード(ブイヨン)?と思いきや
お水しか使わないそう・・素材の旨味が引き出されまくりです。

■ポルチーニ茸のクリームソース
メニューには「ポルチーニのラビオリ」はありましたが、バターソースとのこと。
前回美味しかったクリームソースで食べたくて
またシェフに無理なお願い・・特別に作っていただきました!

出てきたパスタには、薄切り&細かく刻んだポルチーニ茸がどっさり♪
食べる前の香りだけで、クラクラしそう!

トゥルンとした舌触りの手打ちタリアテッレに
芳醇なポルチーニが薫るクリーミーなソースがたっぷり、もう悶絶!

地球最後の日は、このパスタを食べたい!
1滴でも残したら罰が当たりそうな、贅沢ソースをフォカッチャで堪能。

■クレームカラメッラ
誕生日がもうすぐ、と話していたらシェフから嬉しすぎるサプライズ!
ろうそくに火を灯したメッセージ付ドルチェが。
なんか、ジーンとしちゃいます・・

卵のコクが濃厚なプリンは、ほのかにザラつきも残る懐かしい甘さ。
優しい甘味の上品なカラメルが、相性抜群!
流行りのなめらかトロトロ系とは別格の、味わい深いプリンでした。

以上で、お会計は4千円。
予約のお客様も次々来店され、忙しい中でも誕生日を祝って下さる
シェフやスタッフさんの笑顔に癒されました。

また近いうちに、ぜひお邪魔したいです!
ごちそうさまでした!
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◇第5回目訪問(2015年6月)
久々に美味しいパスタを求め、アルソードさんへ。
冷たいビールと共に、アペリティーボ(1DRINK+FREE FOOD)を。
分厚い椎茸やズッキーニ、トロトロの茄子は深みあるトマトソースで。
松の実入りのキャロットラペも爽やか~

ついアペリティーボで満足しがちですが、今回初めてちゃんと前菜を注文。
1品ずつ出来立てが、1皿ずつ提供されます♪

■前菜5種1,600円(単品380円、3種1,000円)
*トルタ サラータ (生ハムのキッシュ)

香ばしい卵とチーズ、甘い玉葱と生ハムの塩気。
ザクザク甘味あるパイ生地も美味しく、もう何個でもお代わりしたくなる美味しさ!

*茄子のラザニア
薄く切った茄子と、ソースの重なりが絶妙!

*トリッパのアラビアータ
柔らかいハチノスに、ほんのり辛味のあるトマトソースがたっぷり。
みっしり詰まったフォカッチャ付きなので、ソースの旨味を堪能。

*ゴルゴンゾーラとポテトのグラタン
大きなグラタン皿に、熱々ポテトがぎっしり。
ゴルゴンゾーラ独特の香りに、ローズマリーやパン粉の香ばしさが重なり美味し~い!
濃厚でクリーミー、思わずワインを追加。

*ほうれん草とパルミジャーノチーズのカッソーニ
パンツェロッティ(包みピッツァ)ぽいですが
もっと薄く香ばしい生地で、ほうれん草とチーズが包まれています。
熱々とろ~りチーズとほうれん草、生地とトマトソースの一体感!これも美味しい!

前菜でかなりお腹が膨れてしまったけど、パスタは食べたい。
出来れば少量で2種類・・というワガママに、またシェフが応えて下さいました。
いつも、ありがとうございます!嬉しいなぁ♪

■イイダコとオリーブ、バジルのパスタ (通常1,600円)
取り分けている時点から、濃厚なタコの香り~
トマトとタコにオリーブ、バジルなんてもう無敵すぎる組み合わせ。
小ぶりのイイダコならでは、凝縮された旨味と出汁がトマトと重なり、美味しすぎる!
1滴もソースを残したくないほどハマる味わい。

■仔牛の煮込みソース タリアテッレ  (通常1,600円)
クリームソースを食べたくて、お勧めされた1品。
とろ~りミルキーなソースに、ほぐした柔らかな仔牛がたっぷり入り
口中にゴージャスな旨味が広がります。
思わずうっとり~、この味完全にノックアウト。

パスタはどちらも、なめらかでトゥルンと舌触り抜群の幅広タリアテッレ。
相変わらず、手打ちは美味しいなぁ♪

前菜もパスタも、決して強めの味ではないのに
素材の持ち味がじんわり広がる、独特の力強さを堪能できました。

メインも食べたかったけど、満腹すぎて断念。
2人でビール3杯、ワイン2杯でお会計6,300円。

他の前菜・パスタはもちろん、次こそメインを!
いつか全種類のお料理を制覇してみたくなる、そんなお店です。

ごちそうさまでした!
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■第4回目訪問(2014年8月)
蒸し暑さを吹き飛ばすべく、美味しいパスタを。
お盆期間の雨天にも関わらず、予約客が次々訪れて店内は大盛況・・相変わらずの人気。

まずはアペリティーボ(1DRINK+FREE FOOD)
■マシャレッリ トレッビアーノ・ダブルッツオ 2012
華やかでクリアな口当たり、スッキリ辛口の白。
軽い酸味が爽やかで、飲みやすい1杯でした。

■サンタマッダレーナ ピノビアンコ 650円
フルーティでキレのある酸味が広がる
濃厚な味わいの白ワイン。料理にも合う!

今回初めて2名でお邪魔したので、前菜もFREE FODD (飲物の値段のみ)と思えないボリューム!
甘くローストした玉葱に、トマトソースが合う!
トロトロ柔らかな茄子、なめらかなハム盛り合わせまで、全部美味しい!
お代わりもお勧めされ、つい今回も食べ過ぎ。

さて、そろそろパスタを。
ズラリとボードに並ぶメニューを、1品ずつ説明して下さいます。
選んだのは、以下の2品。

■カペラッチ フェラレージ 1,600円
名前だけ聞くと、何やら呪文のようですが・・
南瓜とアマレッティ(アーモンド粉のクッキー)を入りラビオリに、クリームソース。

スイーツのように甘いフィリング(詰め物)と
まろやかでコク深いクリームソースが好相性!

黒胡椒とバルサミコの柔らかい酸味が、全体をキュっと引き締め、
このパスタ美味し~い!クリーミー!

■真ダコのラグーとオリーブのパスタコルタ 1,500円
こちらは一転、ギュっと凝縮された力強いタコの旨味が広がります。
トマトソースは、タコはもちろんオリーブやフレッシュバジルなど香り豊かで
フォカッチャで残らずすくい取りたくなるほど
濃厚でハマる味、これも美味し~い!

パスタは、もっちり弾力のニョッキぽい食感。
通常のパスタ生地とは違う物らしく、力強いソースに負けない抜群の存在感。

他にビールも飲んで、お会計は2名で5,300円。
お邪魔する度に、見たことのない新しいパスタやお料理に出会えて
その美味しさに、毎回感動できます。

本当は、前菜(単品380円、3種1,000円、5種1,600円)も楽しむ予定が、
アペリティーボを食べ過ぎ、次回に・・。
キッシュやグラタン、カルパッチョ、ポレンタや野菜のフリットなど全部気になる~!

3種や5種盛り合わせを頼んでも、1品ずつ出来立てを運んで下さる
のもワクワクしますね。次回こそは!

ごちそうさまでした!
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◇第3回訪問(2014年5月)
4ヶ月ぶりに、美味しいパスタを求めてお店へ。
シェフは前回来た時期まで覚えて下さっていて、相変わらず素晴らしい記憶力。

まずはアペリティーボ(1DRINK+FREE FOOD)を注文です。
■ソーヴィニヨン・ブラン 600円
軽くフレッシュな口当たり、爽やかな白ワイン。
酸味も穏やかで、スルスル飲んでしまう1杯。

■前菜盛り合わせ
アペリティーボ時間内(17:30~19:00)、勧めて下さるままについお代わり。
前回同様、南瓜のインパナータやモルタデッラなど大充実のアテが
drink代だけでいただけるなんて、幸せすぎ♪

今回、特に印象的だったのは
*じゃがいものクリーム煮
ほくほくじゃが芋に、クリーミーなソース。
カリカリの香草パン粉が、風味良く香ばしくていいアクセント。
*茄子のオイル煮込み
トロッととろける茄子は、もう旨味の塊!
何を使えばこの美味しさに?もはや神業です。

*柔らかい葱のポモドーロ
実は葱苦手ですが・・・恐る恐る口に運ぶと、葱の香りやクセはなく甘くトロ~ンとした食感。
トマトやオイルの香味に包まれ、気付けば完食。

*新キャベツのブディーノ(プリン)
シェフ自ら、「良かったら」とおすすめ下さった季節の1品。
口に入れるとホロっと崩れ、もうスフレのよう。
ほのかに温かく、キャベツの春らしい苦味と甘味に削ったチーズの香りがふわり。
ふわぁ~、これ食べたことない!美味しすぎる!

前菜を堪能し、恐る恐るパスタをハーフで2種お願いできないか確認すると、
お任せならOKと。毎回ありがとうございます!

■蛤とトマトのパスタ
フレッシュなトマトと蛤のシンプルなコンビ。
イタリアンパセリの緑、コクのあるオイルが重なり、見た目も味も想像以上に華やか!
なめらかな手打ちタリアテッレに、
貝の出汁溢れるソースが絡んで美味し~い!
残ったソースを、スープのように飲み干したくなるほど(フォークだけで断念)。

■ボロネーゼ
こちらは一転、ガツンと濃厚系のパスタ。
同じタリアテッレでもずいぶん違う印象で、削ったチーズの香りが広がります。

荒々しい肉の旨味が、口で弾けるような力強さ。
粗挽き肉を香辛料の風味が引き立て、軽いクリームのトマトソースが全体をまとめ
う~ん♪これも美味しすぎる!たまら~ん!

以上で合計2,400円。
本格パスタに前菜・お酒もいただき、この価格・・お値段以上の満足感。

今回は団体客の予約が重なり忙しい日だったのに、ハーフサイズをお願いして後悔。
今度は予約状況をちゃんと確認してから、お願いするようにします(>_<)

ごちそうさまでした!
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◇第2回目訪問(2014年1月)
2014年のレビュー1件目は、大好きなアルソードさんから。
この日、死ぬほど美味しいパスタが食べたくなり
迷うことなく、こちらをチョイス。

新年早々の夜、ラッキーにもお客さんは少なめ。
お店に入るなり美味しそうな料理の香りが店中に漂い、もうワクワク。
念願のアペリティーボ(1DRINK+FREE FOOD)からスタートです。

◇ヴェルデッキオ・ディ・カステッリ・ボルドレーゼ 560円
白ワインで有名なイタリア、マルケ州の名産。
フルーティながらキリっと引き締まった味わい。

◇前菜盛り合わせ
1drink注文で、17:30~19:00前菜お代わりOK。
料理は盛り付けられた状態で、テーブルまで運んで下さいます。
勧められるまま、2皿目もついお代わり・・・ワインと共に至福のひと時!

*南瓜のインパナータ
香草パン粉でマリネした南瓜。
甘い南瓜に、サクサクパン粉のローズマリーやオレガノの香りが絶妙。
*ブロッコリー・アラポモドーロ(トマトソース)
にんにく香るトマトソースと、ブロッコリー
*サラミ、モルタデッラ
極薄のサラミやモルタデッラを、細く香ばしいグリッシーニに巻いて・・
おぉ!とろける~!すごい旨味です♪
特にエミリア・ロマーニャ州を代表するソーセージ「モルタデッラ」は、
口当たりなめらか、独特の風味。お酒に合う!

本日のメニューから選ぶパスタは、ほぼ手打ち。
どれも個性的で美味しそうで、迷う~
選びきれずハーフで2種類をお願いすると、図々しいお願いに笑顔で応えて下いました。
シェフ、なんて男前!嬉し~い♪

■赤縞いんげんとグアンチャーレのタリアテッレ(通常サイズ 1,600円)
幅広のタリアテッレは、なめらかでプリプリ。
優しい豆風味のソースは、ほんのりトマト味も。
グアンチャーレ(塩漬豚ほほ肉)のとろける脂とコクに、フェンネル?独特の香味が。

■ポルチーニのタリオリーニ (通常サイズ 1,700円)
これでもか!というほど、華やかに広がるポルチーニの香り。
なんともゴージャスで官能的!

細めでも弾力ある、もちもちタリオリーニに、
「ザ・濃厚!」な、まったりクリームソース。
おぉ~!このパスタ、ひと口目からのたうち回るほどの美味しさ!

上手く表現できませんが、なんて魅惑的な味!
身体に染み渡るほど美味しいパスタ、こういうの食べたかった~!
もう世界中の人に食べてほしくなる感動的な味。

1つ1つのパスタの特徴を、愛情たっぷりに教えて下さるスタッフさん、
神がかり的に美味しいパスタを生み出すシェフ。
前回ランチで1度訪問したきりなのに、
シェフがちゃんと顔や座っていた席まで覚えて下さっており、脱帽。

イタリアン激戦区ですが、ここでしか味わえない
エミリアロマーニャ色満載のパスタやお料理で、進めていくそう。
AL SODE(確固たるもの)という店名通り、芯の通った美味しいお料理ばかり。

ごちそうさまでした!
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◇初回訪問(2013年3月)
某雑誌の「いま本当に行きたい美味しい店2013」
ランチ特集が気になり、アルソードさんへ。

肥後橋駅3番出口から、土佐堀通を西へ10分。
結構歩きます。
なにわ筋を超え、1つ目の角を北に入るとすぐにイタリア国旗が。

土佐堀から1本曲がるだけで、一瞬、外国の路地にいるような錯覚に。
1928年に建てられたという歴史を感じるビルや
ローマ字の営業時間や、「Benvenuti(ようこそ)」のドアシールなど
つかの間、イタリアにトリップした気分に。

入口すぐは、南イタリアを思わせる開放的空間。
その奥に広がるメインの部屋は天井が高く、白い壁に沢山の上品なアート。
異国情緒たっぷりです。

土曜11時半、OPENとほぼ同時にお店へ。
12時前には、20名は入りそうなメインの部屋が半分以上埋まりました。

土日祝日限定(平日13時~)オーダーOKのランチは
前菜(3~4種類)、パスタ、メイン、フォカッチャ、ドルチェ、飲物 1,600円

この日は、初訪問なので手軽なこちらを。
■ラザニア(サラダ、フォカッチャ)800円

他にパスタランチ800円(揚げ茄子とパルミジャーノのトマトソース)もあります。
ドルチェは+150円(この日はパンナコッタ)


■サラダ
レタスと玉葱、人参にオイルベースのさっぱりドレッシング。
クリーミーなポテサラ、柔らか人参のマリネも。

雑誌で見た華やかな前菜は、1,600円コース用。
近隣のASSEさんや、難波イタリアンバール スペッロさん等
千円以内で前菜が豪華なお店に比べ、寂しい気も。

■自家製フォカッチャ  
熱々フォカッチャは、色白ながら外はカリカリ、中はギュっと詰まった素朴な味わい。
お代わりもすぐ気づき、熱々を出してくれます。

■ミートソースとゆで卵のボローニャ風ラザニア
グツグツ音を立ててラザニアが登場、迫力満点。
手打ちラザニアがソースと共に何層にも重なり、周りにはトマトソースもたっぷり。
粗く砕いたゆで卵、生地、ミートソースにチーズをからめて
フォークを口に運ぶと・・うっわ~!すごい!
めっちゃめちゃ美味しい!


黒胡椒の効いた力強いミートソースは、
クリームと共に食べると、一気になめらかに。
薄めのパスタ生地に濃厚なチーズの旨み、素朴な卵の味が重なります。

うまく説明できずに歯痒いですが、感動的に美味しいラザニアです、これ!
雑誌には「ベシャメルやトマトなど3種ソース、
2種のチーズを使ったボローニャ風手打ラザニア」とありますが、ソースとチーズのハーモニーが絶妙!

ひと口目の美味しさに、思わずニヤけてしまうと
イタリア人スタッフさんに「美味しいですか?」と聞かれ・・恥ずかしいなあ・・

乳製品が豊富な土地で発達したラザニア、お店の雰囲気は南イタリアっぽいのになあ。
お伺いしたところ、シェフはクレモナ(ミラノの南東)にいらっしゃったそう。
厨房で黙々働く姿に声をかけづらかったですが、
お話すると、一気に笑顔が素敵な話しやすい雰囲気で色々教えて下さいます。

次は夜にアペリティーボ&美味しそうなパスタを食べに再訪したいです。
ごちそうさまでした!

  • 白ワイン、19時までお代わりOKの前菜、アペリティーボ
  • コクのあるトマトソースが合う蓮根のトマト煮、サラミやキャベツオイルマリネなど
  • お代わりのアペリティーボ、サービスの熱々フォカッチャ

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4位

シエル ブルー (北浜、なにわ橋、堺筋本町 / フレンチ、豚料理、ビストロ)

2回

  • 昼の点数: 4.0

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 3.3
    • | 雰囲気 3.4
    • | CP 3.9
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥1,000~¥1,999

2020/04訪問 2020/06/12

お肉だけじゃなくお魚も驚愕のボリューム!前菜も大充実のビストロランチ1,000円

◇第2回目投稿(2020年4月)
前回から約4年ぶりにシエルブルーさんへ。
メインはもちろん、前菜も圧倒的なボリュームを誇る人気のビストロです。

今回も、狙いは平日限定のAランチ1,000円。
毎朝お店のブログでメニューが更新されるので、当日朝に予約してお邪魔しました。

OPENの11時半に1番乗りで入店。
店内はL字カウンター8席に、窓際のテーブル数卓で全20席ほどですが
12時過ぎには満席になる人気ぶり。

ランチメニューは1種のみ、税込1,000円。
注文せずとも前菜からスタートします。

ランチは11:30~13:30(売切れ次第終了)
※現時点での営業形態・営業時間は、お店からの最新情報をご確認下さい

◇平日限定ランチ 税込み1,000円
■前菜盛り合わせ

うわ、やっぱり度肝を抜かれるボリューム!
巨大なプレートに、1品1品存在感あるお料理がぎっしり♪

ずわい蟹と玉葱のキッシュは温か~い!
相変わらずトロリとまろやかでクリーミーな食感にメロメロ。

前回より若干小ぶりな気もするけど
サクサクの土台といい、蟹の旨味が詰まったアパレイユ(卵液)といいハイレベル。

鯛のカルパッチョはプリッと肉厚。
刻んだオリーブにドライトマト?のオイルソースは、イタリアンぽくコク深い!


キャロットラペはビネガーの酸味に
玉葱の旨味を合わせた爽やかな仕上がり。
ゴロッとお芋の形を残したポテトサラダや、大きなハムまで豪華~

サラダのレタスも恐ろしいボリューム。
でも甘酸っぱい自家製フレンチドレッシングのおかげで、スイスイ食べられます。

■魚介のポアレ、クーリードオマール
おぉ!メインもすごい!お魚大きい!
お上品な高級店のお魚メインに比べ、2~3倍はありそうな豪快な鯛の切り身。
そんな切り身がなんと2切れも~

香ばしく焼き付けた鯛のポアレは、皮目がこんがりカリッカリの仕上がり。
身はふっくら分厚く、ホクホク&しっとり。

皮目に軽く塩がされていて、鯛の上品な旨味と香ばしさが引き出されています。
他にもイカや小海老、帆立のポアレまで。

ソースは、クーリードオマール。
裏ごししたトマトソースに、オマール海老の殻や身を加えて
煮詰めたドロッと食べ応えのあるソース♪


味わいは、意外にトマト風味がメイン。
フルーティなトマトの甘味に、オマール海老の旨味がほんのりと重なる
思った以上にナチュラルな味わい。
アメリケーヌソースのような、魚介エキスを凝縮した味とはまた別物だけど
鯛の旨味と力強いトマトソースが好相性。


嬉しいことに野菜もゴロッゴロ!
菜の花やチンゲン菜、カリフラワーやブロッコリーに甘いカブまで盛り沢山。
素材そのまま、野菜の甘味が楽しめます。

お肉メインも完食するのは苦しいけど
お魚もなかなかどうして、最後はかなり苦戦するほどどっしり重厚な食べ応え。

鯛でお腹いっぱいになれるなんて贅沢~

■バゲット
温めて提供され、表面はパリッパリ♪
クラム(パン内側)はしっとりむっちり、たまらないヒキ。
小麦の甘味も程よく、香ばしさも好み~

シェフお1人なので、キッチンで調理に孤軍奮闘しつつ案内や会計まで大忙し。
お料理は小走りで各テーブルへサーブ。
出来立てのお料理を、冷めない内にガッツリと味わって欲しいという心意気が伝わります。

繊細で洗練されたフレンチも好きだけど
豪快なボリューム、素材を活かした骨太のビストロならやっぱりココ!


丁寧な仕込みやソースが素材を引き立て
お腹も心も毎回しっかり満たされる、お気に入りのお店です。

ごちそうさまでした!
これまで色々なビストロで、千円前後のランチをいただいて来ましたが
実は一番頻繁に通っているシエル ブルーさん。

数年前から何度もお邪魔していますが、一時お店を休業されていたり
最近になって、また伺うようになりました。
本気で秘密にしておきたい、大好きな店ですが
口コミも増えつつあり、圧倒的コスパのランチを紹介したく今回レビューすることに。

平日ランチは税込1,000円で、基本1種類。
毎朝、ブログでメニューが紹介されています。
(前菜盛り合わせ、本日のメイン、パン)


カウンター・テーブル合わせて20席弱なので満席も多いですが、予約がOK。
13時前には売り切れることも多いので、
やっぱり予約が無難です(入店は13時頃まで)

売り切れると入口にCLOSEの札がかかりますが、予約しているので店内へ。
貸切状態の中、シェフが迎えて下さいます。

■前菜盛り合わせ
まず驚くのが、お皿の大きさ・・もはやメイン?
1品ごとのボリュームはもちろん、ランチの前菜と思えない手の込んだお料理。
この1皿とパンだけでも、十分ランチになりそう。

*蟹と玉葱のキッシュ
オーブンで温め直してくれる、大きなキッシュ。
贅沢な蟹の旨味に、玉葱の甘味がマッチ♪
アパレイユはしっとりホロホロ、ミルキーな風味は生クリーム入り?
土台もサクサク香ばしいパイ生地で美味し~い!

*鯛のカルパッチョ
ぶりっと鮮度よい鯛の身に、中華風のソース。
玉葱やパプリカが茶色に色づくまでマリネされた、このソースが美味しい!

他にもなめらかポテトサラダや、分厚いサラミ、
たっぷりのリーフレタスに甘~いプチトマト、紅芯大根や紫オクラまで色鮮やか。
ドレッシングも、爽やかで甘酸っぱい独特の味。

■バゲット
メインと共に運ばれてきます。もちろん熱々!
外はパリっと香ばしく、中はもっちり♪
他の方のレビューによると、パンデュースさんのバゲットみたいですね。
お代わりも出来るそうですが、入る余地なし。

■鶏もも肉のポアレ トマトとバジルのソース
おぉ!やっぱりメインも圧巻のボリューム!
こんもりと小山のように分厚い鶏もも肉が、ドーンと1枚乗り迫力満点!

皮目はお手本のようなきつね色で、こんがり香ばしくパリッパリ♪
もも肉は、分厚いのに柔らかくてジューシー。

たっぷりのトマトソースは、フレッシュなトマトの自然な酸味に
ハーブや玉葱などの旨味が重なり、コク深い味。
さらに濃厚なバジルソースが鮮やかに重なり、もうソースだけでパンが進む~

鶏肉の美味しさをグっと引き立たせる、
ソースとのハーモニー・・もう完璧な美味しさ。

付け合わせも、また豪快。
お皿の端から端まで届くような、立派なアスパラガスのグリルや
歯応え良いブロッコリー、甘いパプリカ、
瑞々しいスナップえんどうまで、素材の力強さが伝わってきます。

以前はコーヒー付だったり、メインが2種類から選べたりしましたが
(アッシパルマンティエ or 週替わりメイン)
今は前菜が豪華になり、さらに満足度UP♪

豪快ながら美しい盛付けはもちろん、
素材を活かしつつ、ソースでさらに美味しさが加速するお料理の大ファンです。


シェフお1人で調理も片付けもこなすので、お料理の説明はないですが
聞くときちんと教えて下さいます。

土曜日は予約限定で、以下の2コースが。
■B 1,500円
平日より豪華な前菜盛り、パン、選べるメイン
・鶏もも肉のポアレ
・豚フィレ肉のロティ
・時鮭のミ・キュイ

■C 2,700円
前菜盛り、フォアグラのプレッセ、選べるメイン、コーヒー、デザート
・豚肩ロースのロティ
・仔羊肩肉のグリエ
・ホウボウのポアレ
・黒毛和牛もも肉のロティ(+1,000円)

土曜ランチや、ディナーにも挑戦したいけど
やっぱり平日のランチが圧巻過ぎて、平日休みの時には何度も通っちゃいそうです。

ごちそうさまでした!

  • 相変わらず度肝を抜かれるボリューム!1品1品存在感あるお料理がぎっしり、豪華な前菜盛り合わせ
  • トロリとまろやかでクリーミーなずわい蟹と玉葱のキッシュ、プリッと肉厚な鯛には刻んだオリーブのイタリアン風ソース
  • キャロットラペはビネガーの酸味に玉葱の旨味がマッチ、ゴロッとお芋の形を残したポテトサラダに大きなハムまで

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5位

パティスリー アクイユ (西大橋、四ツ橋、心斎橋 / ケーキ、チョコレート、カフェ)

6回

  • 昼の点数: 4.0

    • [ 料理・味 4.2
    • | サービス 3.7
    • | 雰囲気 3.6
    • | CP 2.9
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥1,000~¥1,999

2022/10訪問 2022/12/31

繊細で丁寧な仕上がりのプティガトーが勢揃い☆気品溢れる実力派のパティスリー

◇複数回訪問(2022年10月)
前回から2年ぶりに、アクイユさんへ。
色鮮やかなプティガトーが並ぶ気品あるショーケースは、何度見ても惚れぼれ・・

スペシャリテのショコラ系をはじめ
季節のフルーツをふんだんに使ったタルトや、フルーツがアクセントの物など

数回お邪魔してプティガトー4点を購入。

■アリババロートンヌ 580円
「グランマルニエのシロップを浸した
ブリオッシュ生地にキャラメルのクリーム、アプリコットとオレンジ、
キャラメルのシャンティイー」


購入時「お酒が強いですが大丈夫ですか?」と確認される程
クッキリ洋酒を効かせた、大人向けババ。
スポイドの中にも、グランマルニエ(オレンジリキュール)が仕込まれています。

グラスの中は、美しい層が重なるヴェリーヌ(ガラス入りデザート)仕立て。
表面はキャラメルのシャンティイー。
ミルキーだけどビターなキャラメルで甘味はグッと控えめ。

その下には瑞々しいオレンジの果肉が。
さらに下に進むと、超ジューシーなブリオッシュ生地が♪

グランマルニエのシロップが、ヒッタヒタにしみ込んでいて
スプーンを入れるとジュワッと溢れます。

グランマルニエの妖艶な香りと、フルーティーなオレンジの果肉が合う~!

底には甘酸っぱいアプリコットの果肉と
コク深くクリーミーなキャラメルのパティシエールが。

縦にザクッと食べると、オレンジやアプリコットの果実感に
リキュールが香り立つブリオッシュ、
ほろ苦くまろやかなキャラメルのシャンティイーやカスタードが重なって

もう口の中が楽園!うっとり夢見心地~

途中でスポイドの中の洋酒を注入すると
グランマルニエの風味が一気に増して、お酒感も急上昇。

かなり攻めた仕上がりで、お酒が苦手な方は無理そう?
でもフルーティーで洋酒の香りが芳醇で
魅惑的なとろける味わいは、食べ始めると止まらなくなる洋酒好き垂涎の1品でした。

■ぶどうのタルト 650円
「新潟産シャインマスカットとクイーンニーナのタルト。
新潟県ヤマヨ農園直送」


この季節ならでは、旬のぶどうをぎっしり乗せたタルト。
2種類のぶどう、どちらも瑞々しい~

上品で高貴な甘味が広がる爽やかなシャインマスカット、
赤いクイーンニーナはコクのある甘味。

皮ごと食べると、ぶどうの濃い甘味が口いっぱいに~♪

ぶどうとタルト生地を繋ぐカスタードは
程よいコクがありつつサラッと軽やか。

土台のタルト部分もまたハイレベル!
もっちり&しっとり、ナッツがふんだんに香る分厚~いクレームダマンドと
バターが香るサクサクのタルトが理想的。


そのままでビックリするほど甘いぶどうに寄り添ってくれる
安定感抜群のカスタード&タルトでした。

■ノクチュルヌ 560円
「ダークチョコレートのムースとオレンジ風味のキャラメルクリーム
しっとりしたチョコのビスキュイ」


1番人気!のケーキなのに、これまで試した事のなかったスペシャリテ。
表面は艶々と光る美しいグラッサージュ。

パクリと食べれば・・おぉ、濃厚~!
まろやかなダークチョコのムースは
柔らかくきめ細かい口溶け、カカオの香りも深くて華やか!


さすが、なかたに亭さんご出身だけあり
チョコムースのなめらかさ、風味良さはやっぱり格別~

中はオレンジ風味のキャラメルクリーム。
キャラメルのコクがありつつ、オレンジの風味が爽やかで全体が軽やかに。


底のビスキュイや薄いプレートチョコも
甘過ぎずチョコの風味が豊かで、チョコ好きさんが虜になる重厚な1品。

■シブースト 580円
「オレンジとアプリコットを焼き込んだ
サワークリームのアパレイユ、シブーストクリーム、オレンジアプリコットのジュレ」


表面はパリッと薄いキャラメリゼ。
カットすると、断面はオレンジとアプリコットがぎっしり!

上半分は、ほわっ&シュワッと溶けるシブーストクリーム。
メレンゲの儚い口溶けと甘味がまろやか。
クリームに包まれたオレンジアプリコットのジュレが、甘酸っぱいアクセント。


サクサク香ばしいパイ生地の中には
オレンジやアプリコットと共に焼き込んだ、サワークリームのアパレイユが。
爽やかな酸味とフルーツが完璧な相性。

崩れるけど縦にザクッといただくと、
ほろ苦く香ばしいキャラメリゼに、とろけるシブーストクリームの優しい甘味、
サッパリしたオレンジやアプリコット、
コクと酸味のサワークリームや、パイ生地の食感が口の中で渾然一体に。

様々な食感や風味が入り混じり贅沢~

アリババもシブーストもフランスの伝統菓子のはずが
フルーツ使いが秀逸でグッとモダンに。

溢れる果汁や果物の風味が華やかで、定番お菓子のイメージが刷新されます。

アリババもシブーストも、季節ごとに組み合わせが変わり
キルシュ(さくらんぼのお酒)のババに
パイナップルのコンポートやオレンジを使うバージョンや

スパイスとオレンジの赤ワイン、サングリアを使ったババに
カシスのコンフィチュールやオレンジも。
くぅ~、大人っぽい!食べてみたい!

まだまだ試してみたいプティガトーも
焼き菓子も沢山あるので、これからもずっと続いて欲しい大好きなお店です。

ごちそうさまでした!
◇複数回訪問(2020年10月)
定期的に食べたくなる、大好きなアクイユさんのプティガトー。
秋にお邪魔したのでショーケースには
大好きなマスカットやポワール(洋梨)、栗を使った素敵なプティガトーがズラリ。

数回お邪魔して購入したのは

■マスカジエ 540円(全て税込み価格)
「シャインマスカットを贅沢にサンド。
アーモンドのスポンジとカルヴァドス風味の濃厚なムースリーヌ」


バタークリームと苺のお菓子、フレジェ。
そのマスカットバージョンだから、マスカジエなのかな?

見た目もまさにフレジェと同じ!
本来苺がある部分に、シャインマスカットがゴロンと丸ごと入っています。
皮が薄くてみずみずしく溢れる果汁、
爽やかだけど高貴な甘味はシャインマスカットならでは。


厚みのあるクレーム・ムースリーヌは
カスタードとバタークリームを合わせているので、まった~り濃厚なコク。
りんごのお酒カルヴァドスが利いていて
濃密だけど爽やかでキレのある風味。


ビスキュイはアーモンド風味だけど、少しパサつき気味。
シャインマスカットがジューシーだしOK?
今年はもう終了したので来年が楽しみ~

■エヴァンジル 540円
「ラム酒風味のブロンドチョコレート
ムースに洋梨のジュレ、栗のクリーム」


トップには、瑞々しい洋梨のコンポートと栗のシロップ煮。
表面はブロンドチョコのグラッサージュ。
メイン部分は側面と底をパリッと薄いチョコプレートが覆う
ラム酒風味のブロンドチョコムース。


中央にはフルーティな洋梨のジュレと
こっくりコクのある栗のクリーム、砕いた栗のシロップ煮に洋梨のコンポート。
土台は程よい苦味のビスキュイショコラ。

洋梨に栗、と秋の実りを包み込む
奥行きあるブロンドチョコのコク、ラム酒の香りが大人向けのハーモニー。

この贅沢な組み合わせ・・とろける~♪
こちらは、大阪なんば高島屋店さんのクリスマスケーキとしても登場するそう。

■サントノーレエクラ 561円
「黒糖風味のミルクチョコレートのシャンティ、黒糖とラム酒のパティシエ―ル
パイナップルとバナナのソテー」


プチシューを3つ積み重ねて、クリームで優美に飾ったサントノーレ。
全体を包むミルクチョコのシャンティは
ミルキーでまろやか、黒糖の深い甘味がいいアクセント。

プチシューの中は、ラム酒の香り華やかな
クレーム・パティシエ―ル(カスタードと生クリームを合わせたクリーム)。

このクリームも黒糖のコクを感じます。

土台のリングシューの中には、ジューシーなパイナップルとバナナのソテーが。
底はバター風味のザクザクしたパイ生地。
チョコにバナナ、パイナップルと
トロピカルな組み合わせを、黒糖とラム酒が橋渡ししてくれる楽しい1品。

■エレガンス 561円
「アールグレイ風味のブロンドショコラ
クリーム。タルトの中にはタイベリーのクリームと、さくさくフィアンティーヌ」


タルトとクリームが重なる2層構造。
上半分はアールグレイ風味のブロンドショコラクリーム。

中の赤い部分はタイベリーのジュレ。
ブラックベリーとラズベリーを交配させたタイベリーは、ギュッと濃密なベリー感。
周りを飾るのはサクサクのクランブルと、ドライフランボワーズかな?

下半分は、厚みのあるタルト生地。
バターの風味が豊かでザクッと香ばしい!
その中にはまろやかなタイベリーのクリームと、小気味よい食感のフィアンティーヌが。

ブロンドショコラのコクのある甘味と
甘酸っぱいタイベリーやサクサクのフィアンティーヌ、アールグレイの香りなど

エレガントな余韻を感じるプティガトー。

■シブーストキャラメルポワール 540円
「パイ生地にサワークリームのアパレイユ、洋梨コンポート
キャラメル風味のシブーストクリーム」


表面はこんがりほろ苦いキャラメリゼ。
パリッと割ると、キャラメル風味のシブーストクリームが。
シュワッと儚い口溶けと甘味にとろける~

中にはゴロッと角切りの洋梨のコンポート。
その下にはバニラ香るカスタードと、
どこかチーズケーキを思わせる、爽やかなサワークリームのアパレイユ。
バター風味のパイ生地が全体を支えます。

洋梨にキャラメル、という鉄板コンビに
シブーストクリームの贅沢な甘味、軽やかな口溶けが重なる秋らしい1品。

同じ組み合わせのサントノーレ版も昨年いただきましたが
シブーストはまた違った美味しさが♪

■モンブラン 594円
「ヘーゼルナッツとコーヒーのメレンゲ、マスカルポーネのシャンティ
ラム酒風味の栗のクリーム」


見た目はオーソドックスだけど
メレンゲやシャンティクリームに個性が光るモンブラン。

たっぷり絞られた栗のクリームは
栗の風味が強くまったり重厚、ラム酒の妖艶な香りがふわ~

中の真っ白なシャンティクリームは
マスカルポーネ入りなので、ほのかな酸味でふわっと軽い!

底のシャリシャリしたメレンゲも
ヘーゼルナッツやコーヒーの香ばしさが、栗のクリームの甘味を引き締めてくれます。
名脇役のおかげで、甘さに疲れず飽きないモンブランでした。

最後に、美味しそうなヴィエノワズリーから1点。

■クロワッサンアマンド 238円
「クロワッサンにクレームダマンドをサンド」


クロワッサン生地はサクサクッ、カリカリと軽やかでめっちゃ香ばしい!
バターのリッチな香りが贅沢に広がり
パティスリーが作るヴィエノワズリーならでは、素材の風味が抜群です♪


表面を覆うクレームダマンドは
ねっちり厚みのあるクッキー状で、濃いアーモンドの風味。
中にサンドされたクレームダマンドは、
トロッとなめらかで柔らかいクリーム状。


スライスアーモンドもたっぷりで、やや小ぶりだけど贅沢な味わいで満足度高い~
これは今後、毎回買ってしまいそう!

なかたに亭さん仕込みのショコラ使いも
フルーツなど素材の合わせ方、様々なクリームの風味良さも毎回幸せになります。
これからも足繁く通いたいお店の1つです。

ごちそうさまでした!
◇第4回目投稿(2019年10月)
前回から2年半ぶりに、アクイユさんへ。
久しぶりだったので、新商品はもちろん
以前いただいたケーキもモデルチェンジされていて、やっぱり魅力的なショーケース。
今回はプティガトー3点と焼菓子を1点購入。

■サントノーレキャラメルポワール 561円
「洋梨のコンポートと洋梨のシブースト、バニラのシャンティとキャラメル
プチシュー、キャラメルソースも」


プチシューやクリーム、ソースを重ねた大好きなサントノーレ。
全体を包むバニラのシャンティクリームは
ミルキーで香り高く、スッととける口溶けの良さにうっとり。
内側にはキャラメルクリームも少々。

トッピングの洋梨もジューシーで甘い♪

プチシューの中は、濃厚なカスタード。
表面はガリリと分厚いキャラメルがけで、焦げたお砂糖の苦味が大人味。
土台のサクサクしたパイ生地の中には
爽やかな洋梨のコンポートやシブースト、キャラメルソースまで。
バニラや洋梨の甘味に、ほろ苦いキャラメルがアクセントを加える秋の贅沢♪

■べべ 518円
「抹茶のムースとピスタチオのクリーム、フランボワーズのジュレ
抹茶とピスタチオのビスキュイ」


表面は艶めく抹茶風味のグラッサージュ。
トロトロなめらかで、ホワイトチョコの甘味と抹茶の苦味が合う~
ホワッと淡く溶ける抹茶のムースは、まろやかだけど程よい苦味で甘さ控えめ。

中心にはフランボワーズのジュレと
奥深い香りのピスタチオのクリームが。
底はしっとりした抹茶とピスタチオのビスキュイと、まさに抹茶尽くし。

抹茶の苦味やピスタチオのナッティなコクを
フランボワーズの酸味が軽やかに繋いで、この組み合わせ初めてだけど合う!

■リシェ 540円
「コーヒー風味のブロンドチョコレートムース、バナナのソテー
トンカ豆の香るミルクチョコレートムース」


トップの絞りはとろけるコーヒークリーム。
トロリと艶やかなクリーム色の表面は
香ばしいコーヒー風味のブロンドチョコレートのムース。
キャラメルぽい香りのブロンドチョコは、ふくよかでコクのある甘味。


中は1番上がトロリとしたバナナのソテー。
その下は、トンカ豆が香るミルクチョコレートムース。
トロピカルなバナナと、杏仁ぽいエキゾチックなトンカ豆の香りが好相性。
最後はしっとりチョコビスキュイ、土台はバターが香るサクサクのサブレ生地と
細かなパーツ1つ1つも抜かりありません。

バナナやトンカ豆など個性の強い風味を
コーヒーやブロンドチョコのコクのある香りが包み込む、大人のバランス。
シンプルに見えて複雑な味わいの虜に~

洗練された端正なデザインといい、
なめらかな口溶けといい、華やかに広がる上品な香りやキレのある甘味といい
やっぱりこちらのプティガトー、好み!


ちゃんとそれぞれの素材や香りが活かされつつも、何かが突出することなく
いい感じにまとまるので一体感が抜群♪

最後に1点、こちらは初の焼き菓子から。

■ケックフリュイ 238円
「ブランデーに漬け込んだ自家製ドライフルーツを
贅沢に使ったパウンドケーキ」


袋から出した途端、広がる洋酒の香り。
しっとりと贅沢にバターが香る生地には
ブランデーの芳醇な香りをまとったレーズンやオレンジ、プチプチ弾ける無花果に
アプリコットやクランベリーまで。

洋酒やバターがふんだんに使われた、リッチで重厚な生地と
ドライフルーツの凝縮された甘味と酸味。

焼き菓子もめっちゃレベル高~い!

壁際の焼き菓子コーナーは、他にも大好きなエンガーディナーや各種フィナンシェ、
ガレットブルトンヌなど種類豊富でした。

柔らかな物腰のスタッフさんの接客にも、毎回癒されます。
焦って選ばなくていいので安心する~

レジ横のクロワッサンやパンオショコラ、
フランス伝統菓子のファーブルとンやポンヌフなども、かなり魅力的。

地味な見た目だけど好きなんですよね♪
こういうとこ、さすが本格パティスリーだなあと実感。

プティガトーも気になる新商品が増えたし
季節を変えて、全種類制覇を目指してみたくなる大好きなお店です。

ごちそうさまでした!
◇第3回目投稿(2017年4月)
美味しいケーキが食べたくなると、つい足が向かうのがアクイユさん。
今回も、見た目も味も素敵なケーキを堪能♪

■エクラン 497円(以下全て税込み)
「ホワイトチョコのミルキーなムースと苺のクリーム、柚子のジュレ」


表面は、パリッと薄い苺のチョコレートにナッツを散りばめ何ともキュート♪
メインは、ホワリとまろやかでコクのあるホワイトチョコのムース。
その下は、鮮やかな甘酸っぱさの濃い苺クリーム、

爽やかな柚子のジュレと、しっとりした土台のビスキュイ生地。
苺はもちろん、柚子もホワイトチョコに合う~

■ミゼラブル 454円
「アーモンドの生地でバニラ風味のバタークリームをサンドした
ベルギーの伝統的なお菓子」


見つけると、ついつい手が伸びるミゼラブル。
シンプルだからこそ生地の食感、クリームの風味良さを純粋に楽しめます。
しっとりしたアーモンド風味の生地の間に
ホロリと崩れる、こっくりしたバタークリーム。

濃い卵色のバタークリームが、めちゃ美味しい!
原料のアガベを100%使ったプレミアムテキーラで香り付けされているらしく
独特の香り良さ、濃厚だけどキレのある味わい。

底には、ひっそりとスライスアーモンドも。

洗練されたビジュアルながら、トゲトゲしさのない味わいといい
食べるとハッと驚く組み合わせの妙といい、
全種類のケーキを食べてみたくなります。

苺の季節が終わって悲しいけど、新作ケーキも次々に出ているらしいので
6月の周年記念に、またお邪魔したいお店です。

ごちそうさまでした!
◇第2回目投稿(2017年1月)
お正月でもOPENの嬉しいパティスリー。
今年は新年から、大好きなアクイユさんへ。

■ロワイヤル 540円(以下全て税込み)
「アールグレイのババロワとミルクチョコのクリーム、ロイヤルティーヌ
オレンジとアプリコットコンフィがアクセント」


チョコ、紅茶、オレンジという無敵の布陣。
表面は、トロトロなめらかなグラサージュ状のホワイトチョコの上に
ミルクチョコでキュートなドットが♪

上は、淡い口溶けのアールグレイのババロワ。
下は、ミルクチョコのクリームで密度が高く、まったりと濃厚な口当たり。
間には、オレンジとアプリコットのコンフィ。

フルーティーな甘酸っぱさが爽やかで、紅茶やチョコと素敵なマリアージュ。

ほんのり紅茶風味の、しっとりした生地や
底のロイヤルティーヌのサクサク感など、縦に食べると層の重なりが楽しい!

■フレジェ 518円
「アーモンドのスポンジに、キルシュ風味のクレームムースリーヌと
国産のいちごをサンドしました」


甘酸っぱい苺のソースの下は、こっくりとまろやかなバタークリーム。
メインは、しっとりと口溶け良いアーモンド風味のスポンジと
ぎっしりと存在感ある苺・・あぁジューシー!

一番好みだったのが、キルシュ風味のクレームムースリーヌ。
カスタードとバタークリームのなめらかな甘味を、キルシュが軽やかに仕上げ
クリームも生地も、苺に寄り添う抜群の一体感♪

■ポミエル 540円
「蜂蜜風味のチョコレートムースとキャラメリゼした林檎のケーキ」


トップには、こんもりコクのあるクリーム。
なめらかなチョコクリームで包まれた中身は
蜂蜜風味の柔らか~なミルクチョコムース。
その中には、キャラメリゼされた林檎がぎっしり詰まっています。

甘く柔らかな林檎とキャラメル、優しくとろけるチョコムースの甘さ、
薄くビターな生地が奏でる、上品なハーモニー。

底のサブレ生地や、トッピングにもシナモンが使われていて華やかな薫り。

今回のケーキも3点とも、絶妙な組み合わせが美味しくて幸せなひとときでした。
魅力的過ぎるケーキに、毎回出会えるお店です。

ごちそうさまでした!
ショコラ好き垂涎の人気店なかたに亭さん。
そのなかたに亭さんで修行されたシェフが、オープンされたアクイユさん。
ルシェルシェさん同様、素敵なケーキがズラリ。

既に数回お邪魔し、毎回美味しさに感動。
スタッフさんが優しくケーキを紹介して下さるので、選んでいる間もワクワク。
6月の2周年では、限定ケーキやプレゼントもいただきました。

これまでにいただいたのは、(以下全て税込み)

■ボナパルト 540円
「ピスタチオのクレームムースリーヌとビスキュイ、フレーズデボアと
みかんのコンフィチュールをパイでサンド」


トップには、ふんわりキュートなクリーム。
その下のパイには、フレーズデボワ(野苺)の甘酸っぱいコンフィチュール。

ロール状のピスタチオ生地には、野苺のコンフィチュールがしっとり染み
中央に、甘酸っぱいみかんのコンフィチュール。
側面を、コクのあるピスタチオのクレームムースリーヌが覆い
底は、バターが香るサクサクのパイ生地。

ナポレオンパイをイメージしているらしく
(なるほど、だからボナパルト)
香ばしいパイにピスタチオのクリームや、野苺・みかんが寄り添いバランス抜群!

このケーキ、超好み!ピスタチオ好き、悶絶!

■ラムレザン 518円
「ラム酒風味のチョコレートムース、
ラムレーズン入りのバニラクリーム、底にはガレットブルトンヌ」


表面のグラサージュはトロトロ艶やか、甘く華やかなチョコソース。
ケーキの下半分には、薄いチョコがグルリと。

チョコムースは、ひと口で感じるラムの薫り♪
まったりなめらかで、チョコとラムレーズンの風味が優しく溶け合います。
中心のバニラクリームはトロリと甘く、ラムレーズンがコクと苦味をプラス。
土台は、ザクザク香ばしいガレットブルトンヌ。

まったり×トロ~リ×ザクザクと、様々な食感をラムの妖艶な香りが包む1品。
これも、大好き過ぎるハマる味。

■タヒチ 562円
「タヒチ産バニラのホワイトチョコムースの中に
トンカ豆とダークチョコのクリーム、バナナ、シュトロイゼルを合わせました」


白く艶めく表面、金箔が輝く気品ある佇まい。
とろけるホワイトチョコムースは、タヒチ産バニラの魅惑的な香り。
中心には、キリリと濃いダークチョコクリーム、
ねっとり熟したバナナのコンフィチュールが、南国の風を運んできます。


キャラメルぽい甘い香りのトンカ豆、サクサクしたコーヒーシュトロイゼルが
香りと食感を加え、土台はショコラビスキュイ?
全体的にしっかり甘いけど、嫌味なくスルリと食べてしまうバランス良さ。
アカン!これも、かなり好み過ぎる!以下同文。

■マルジョレーヌ(周年限定) 540円
「アーモンドとヘーゼルナッツの生地に
生クリームとプラリネクリームをサンド」


修行先なかたに亭さんを代表する1品が、周年限定でお目見え。
表面には、粉糖とキャラメルがけのクラッシュアーモンド。
ナッツが香る生地でサンドされている層は
ほわほわ生クリームと、ナッティで香ばしい濃厚プラリネクリーム。


土台はややかためのダクワーズ風?生地と、洋酒が香るチョコレート。
縦にザクッと食べると(底がかたいので大変)、色んな食感と香りが重なり
ナッツ好きうっとり・・周年限定が惜しい!

■プレゾン 508円
「ホワイトチョコレートのムースに
マンゴーのコンポートと赤い実のクリーム」


ピンク×白の水玉ナパージュが、キュート。
ベースはホワイトチョコのムースで、まったりまろやかな甘味。
トロリと流れるマンゴーのコンポートは爽やかでジューシー、南国ムード満点。
赤すぐりのクリームは、上品な酸味で酸っぱすぎないのが嬉しい♪

■ニュイ 518円
「晩柑のコンフィを練り込んだクッキーとビスキュイ、ガナッシュ
ムースを層にしたチョコ尽くしのケーキ」


トップには丸いチョコプレートや金箔が飾られ、スタイリッシュ。
チョコムースは密度高めながら口溶けよく、カカオの苦味と深みが絶品♪
ガナッシュの層は、さらにねっとりと重厚。

ビスキュイの下には、爽やかな晩柑コンフィ入りのサクサクしたクッキー生地。
チョコの苦味に、フルーティーな晩柑が合う!
層ごとに異なる食感や香り付け、センス抜群♪

■デリスショコラ 540円
「濃厚なチョコのムースとクリーム、ダコワーズ、ザクザクした
フィアンティーヌを層にし塩のアクセント」


ニュイに続き、こちらも贅沢なチョコ尽くし。
華やかな酸味と苦味を感じるチョコムース、
密度の高いチョコクリーム、厚めのダクワーズ。
ザクザク食感のフィアンティーヌには、ほんのり塩気とナッツぽい香ばしさが。

側面のパリパリしたビターチョコや、引き締まった苦味のココアパウダーなど
ショコラを様々な角度から楽しめ、
なかたに亭さんの「カライブ」を彷彿とさせる、重厚なショコラ尽くし。

■トンカ豆のマカロン(周年プレゼント)
外はサクサク軽く、中はねっちりとした食感。
ナッツのような香ばしさと、密度のあるチョコのコクが重なり、
トンカ豆独特の甘く華やかな香りがふわり。


きっちり甘くコクもあるけど、組み合わせや食感の工夫で軽やかな仕上がり。
デザインも上品で、どのケーキも完成度高い!


アシッドラシーヌさんやなかたに亭さん、ルシェルシェさん、オーディネールさん、
レグーテさんに匹敵するほど、好みのケーキ達。

旬の果物を使ったケーキや、夏にはヴェリーヌ(ガラス入りデザート)も登場しますが
やっぱりチョコ系の品揃えが豊富な印象。

カカオ75%のダークチョコガナッシュとスポンジを重ねた濃厚な「タラカン」や
ミルクチョコにキャラメルやレモンクリームを合わせた「マントン」、
コーヒークリームとガナッシュの「グアテマラ」
季節ごとの新作も含め、ケーキも焼菓子も全種類制覇したいお店がまた増えました。

ごちそうさまでした!

  • グランマルニエのシロップを浸したブリオッシュにキャラメルのクリーム、アプリコットとオレンジ、アリババロートンヌ580円
  • 新潟県ヤマヨ農園直送のシャインマスカットとクイーンニーナを使用、ぶどうのタルト650円
  • お店の人気No,1、ダークチョコのムースとオレンジ風味のキャラメルクリーム、しっとりしたチョコのビスキュイを重ねた、ノクチュルヌ560円

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6位

伊勢鮨 (小樽 / 寿司、海鮮)

1回

  • 昼の点数: 4.0

    • [ 料理・味 4.1
    • | サービス 3.7
    • | 雰囲気 3.5
    • | CP 3.5
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥5,000~¥5,999

2016/05訪問 2016/05/26

北海道の旅①珍しい道産ネタを満喫☆外せない小樽の名店

格安航空券を使い、遅めのGWで北海道へ。
大阪から片道5,000円少々と、本当に安い!

先日レビューした、大阪中崎町の伊勢屋さんに引き続き
「伊勢」繋がりで、1軒目は小樽の伊勢鮨さん。
小樽の寿司部門で食べログ1位、ミシュランの星を獲得した人気のお店です。

8時半に関空を出て、10時半には新千歳空港に。
快速エアポートで直接向かい、12時前には小樽到着。意外と近いもんですね~

事前に電話で予約していた通り、13時頃お店へ。
凛とした佇まいの入口が、出迎えてくれます。
日曜のお昼どき、予約客で既に満席の人気ぶり。

店内は、スッキリと上品な和のしつらえ。
カウンター席は2箇所設けられていますが、今回は広々したテーブル席へ。
(2週間以上前の予約でカウンターは既に満席)

まずはお酒と、季節の1品を注文。
■冷酒小樽300ml 850円(以下、全て税込価格)
■お通し 550円/名


スッキリまろやかな冷酒に合うアテは、
・岩海苔くらげ
 コリコリとした食感と岩海苔の風味が合う!
・帆立の生姜煮
 しっとりした肝の部分を、上品な生姜風味で

■時知らず腹身塩焼き 650円
未成熟の時鮭ならでは、脂がのった腹身。
皮目はこんがり、ジュワジュワと脂が弾け
身は、しっとりジューシーな火入れで柔らか。
たまらない鮭の脂と旨味に、冷酒がスッキリと寄り添い至福~

次は、おまかせ握り。今回は醍を注文。
・旬じゅん6,300円:季節の旬のネタ16貫
・舞まい 5,200円:天然本まぐろ赤身漬け・中とろ・炙りとろ3貫ずつ、鉄火巻1本
・醍だい 3,900円:旬の道産ネタ12貫
・銀ぎん 3,000円:定番のネタ10貫

上記おまかせ4種の他、お好みの握りは1貫220円~880円、細巻き1本320円~
刺身(1人前2,800円~、3点盛り1,800円)、
海鮮丼2,800円~、など丼物もあります。

■醍(12貫) 3,900円
6貫ずつ、2皿に分けて提供されます。
煮切り醤油や塩、やや甘口のツメなど
どのネタも醤油をつけずに、そのまま食べられるよう工夫されています。

*平目の昆布締め
 締まった身の食感、上品な昆布締めの旨味
*時しらず
 刷毛で醤油をサッと塗った、艶のある時鮭に
 生姜とネギの薬味が絶妙にマッチ
*しめ鯖
 軽い締め加減で、酸味より旨味が際立ち
 香ばしいごまの風味が合う!
*ボタン海老
 大きい!ねっとり口でとろける濃厚な甘味
*ホッキ貝
 想像よりずっと柔らかく、あっさりした旨味
*帆立貝
 濃い帆立の風味が、口中にあふれる幸せ・・
 柔らかくまろやかな口当たりで、甘~い♪

さらに残り6貫、2皿目は
*ずわい蟹
 きめ細かい繊維がほぐれ、旨味が口中に♪
*小樽産子持ちシャコ
 分厚く弾力ある身、ほのかな甘みと磯の香り
*水だこの頭
 ほわほわ独特の食感に、甘めのツメが合う!
*バフンウニ
 甘味とコクがすごい!とろける~♪
*イクラ醤油漬け
 口の中でまろやかに弾け、漬け具合も上品。
 溢れる旨味は、思い出すだけで思わず笑顔に
*コマイ(タラ科の魚)の卵
 初めて食べる1品、うっすら茶色の卵は
 数の子ぽいプチプチ食感で、滋味深い味わい

どのネタもきちんと説明があり、初めて食べる北海道らしいネタにもワクワク。
ひと口ごとに感じる、素材そのものの甘味や旨味
それを引き立たせる繊細な味付け・・すごい!

中でも甘味が広がるウニは、海鮮なのにフルーティーにさえ感じるほど。
大好きなボタン海老と、甲乙つけがたい味わい。

■お椀(あら汁)
ひと口飲むと、ガツンと広がる力強い魚の出汁。
骨付きの魚と、味が染み込んだ大根や人参。
上品なのに濃厚な魚の旨味と、程よい塩気はお酒のアテにしたいほど。

この日はソイ、平目、キンキと高級魚ばかり。
そこに昆布と味噌を足すだけで、こんなに味わい深い1杯になるとは・・

七味も出されますが、全く使わないまま堪能。

室内には、さりげなく季節の生花があしらわれ
トイレにも和塗りの手洗い鉢や、屋号入りの木製ペーパーケースが。
箸置きになる、立体的な箸袋も便利ですね~

接客も丁寧で爽やか、かつ温かみがあります。
普段あまり高級なお寿司に縁のない私でも、居心地よく過ごせました。


カウンターのお客様の話によると
このお寿司を食べるためだけに、東京と小樽間でトンボ帰りされるそう。
なるほど、それだけの価値と満足度があります。

お寿司はもちろん、お椀や1品も美味しかった!
北海道の旅、1軒目として大満足の贅沢ランチを楽しめました。
次はもっと早く予約して、カウンター席かな?

ごちそうさまでした!

  • 小樽の日本酒、付き出し550円(岩海苔くらげ、帆立肝の生姜煮
  • こんがりジュワっとジューシー!時しらず腹身塩焼き650円
  • 旬の道産ネタ12貫醍3,900円(前半6貫)

もっと見る

7位

ラ・ブリーズ (新福島、中之島、福島 / フレンチ、ビストロ)

1回

  • 昼の点数: 4.0

    • [ 料理・味 4.2
    • | サービス 3.4
    • | 雰囲気 3.6
    • | CP 3.7
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥2,000~¥2,999

2016/10訪問 2016/11/16

満腹必至!味もボリュームも抜きんでた至高のビストロランチ

◇第4回目訪問(2016年10月)
約2年ぶりに、ラ・ブリーズさんのランチを。
以前と比べ、200円ずつ値上げされたようです。

A2,000円:スープ、前菜、パン、メイン、飲物
B2,500円:Aコース+デザート


今回はAコースを注文、前菜の種類が以前よりさらに充実しましたね~

■前菜メニュー
・燻製にかけた真鯖の炙り
・パテ・ド・カンパーニュ
・ドライトマトとオリーブのケーク・サレ
・ノルウェー産サーモンのマリネ
・渡り蟹のキッシュ
・鶏もも肉のガランティーヌ
・燻製にかけた豚舌のグリル
・フォアグラのフラン グリルしたブリオッシュ添え(+400円)
・ブーダン・ブラン(白いソーセージ)と林檎のコンポート(+400円)

■メインメニュー
・骨付き鶏もも肉のソテー ソースシャスール
・国産牛肉のカシス煮込み
・本日のお魚料理
・牛ハラミ肉のグリル マルシャン・ド・ヴァン・バター(+800円)
・特別メイン料理(+1,000円)

まずは、こちらからスタート。

■本日のスープ(さつま芋のポタージュ)
まったりトロ~リ、まとわりつくような濃厚でまろやかな口当たり。
器も熱々で、最後まであったか♪

■前菜:渡り蟹のキッシュ
おぉ!さすがの厚み&BIGサイズ!
アパレイユ(中身)には、ほぐした渡り蟹やシメジなどの具がギッシリ。
パイ生地は繊細で、パリパリ弾ける香ばしさ。
トロトロの玉子感あるアパレイユも好きですが、こちらは具がメイン。
お酒を誘う、しっかり濃厚な味わい。

■前菜:鶏もも肉のガランティーヌ
鶏もも肉に様々なお肉を詰め込み、ロースト後に輪切りした1品。
冷製なので、具沢山のハムやパテのような・・

こちらのパテは、クセが控えめで上品ですが
ガランティーヌは香味野菜やレバーぽい風味、ナッツ?など個性的な味わい。
甘口のマスタードや、ピンクペッパーが合う!

■メイン:真鯛のポワレ ラタトゥイユ添え
わぁ!相変わらず切り身が大き~い!
こんがりパリッパリで香ばしい皮目に、
厚みある身はしっとり&ホロリとロ馴染み良く、上品な鯛の旨味。

たっぷり敷き詰められたラタトゥイユは
オイルやトマトソースが野菜に染み込んで、トロトロ柔らか~
茄子や玉ねぎ、パプリカなど野菜が濃く甘い!
コクと甘味があるバルサミコソースに加え、ラタトゥイユもソース代わりに♪

■国産牛肉のカシス煮込み
わぁ、これまた大きな牛肉の塊が3つも!
ナイフの重みだけでホロリと崩れる、とてつもなく柔らかなお肉・・
これ、もうめっちゃ美味し~い!
赤ワインソースよりもサラリと軽い
フルーティーなカシスの風味が、重厚な牛肉の旨味に合う~♪


牛肉の後ろには、小山のようなドフィノワ。
じゃが芋にしっかりと香辛料を効かせ、パルミジャーノで焼いた1品。
シンプルなのに、ワインが進むハマる味!

こんがり大きな万願寺唐辛子も甘い!

久々のランチでしたが、相変わらず1品ごとのボリュームがすごい!
素材も大ぶり、しっかりとソースも楽しめ
ビストロの醍醐味を堪能できました。

接客がちょっと覇気のない感じでしたが・・

特にメインのボリュームと味わいが圧巻なので、定期的にお邪魔しなくては~
ごちそうさまでした!
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◇第3回目投稿(2014年12月)
およそ1年ぶりに大好きなラ・ブリーズさんへ。
日曜のお昼過ぎ、店内は当然満席で大賑わい。

土日は以下2コース(以前より200円値上げ)
A1,800円:スープ、前菜、パン、主菜、飲物
B2,300円:Aコース+デザート


パンのお代わりは+50円、
グラスワイン赤・白・スパークリング各650円。
さらに1人1,650円で、上記ワイン3種・プレミアムモルツより3杯選べるプランも。

今回いただいたお料理はこちら。
■人参のポタージュ
優しい人参の甘味で、まったりなめらか~
家では真似できない、奥深いコクにうっとり。

■ノルウェーサーモンのマリネ
肉厚でとろけるサーモンが、ドドンと3枚。
シブレットやピンクペッパーが、サーモンの旨味に良いアクセント。
濃厚なサーモンも、ビネガー風味のサラダや
ピクルス(蓮根・胡瓜)の酸味で爽やかに。

もう1品の前菜は、以前と同じうずらロースト。
相変わらずの迫力、香ばしさとスパイスが調和。

■鯛のポワレ サフラン風味のナージュ仕立て
ドーンと横たわる大きな鯛のポワレに、サフラン色の綺麗なソース。
皮は驚くほど香ばしく、肉厚な身はしっとり。
殻付きあさりや玉葱、人参、豆類もゴロゴロ。
ディルやチャービルが、色と香りをプラス。

まろやかなバターが効いたソースは、ナージュ(泳ぐ)仕立てらしく、まるで極上スープ。
ブイヤベース風の濃厚な魚介出汁に、
野菜の甘味やバターやクリームのコクが加わり、とろける~♪

これ、今まで食べたメインで一番好きかも!

■手羽元とチョリソーと野菜の煮込み
太い手羽元3つにチョリソー3本と大迫力・・3人前と言われても納得できそう
ホロリと柔らかい鶏肉や、ピリ辛チョリソーは
柔らかく煮込まれた大ぶり野菜と、相性抜群!
玉葱や人参、パプリカやブロッコリーも甘い!

ソースはサラリと、カレーぽいエスニック味。
ご飯代わり?のクスクスに、ソースが染み込み
別添えの「トマト&唐辛子の辛味ペースト」が、また鶏に合う~♪

■アールグレイ風味の無花果のタルト
こちらで初めていただくデザート・・やっぱり1カットが巨大ですね。
ザクザク香ばしいタルトに、しっとりアールグレイ風味のクレームダマンド。
大きなカットの無花果もゴロゴロ、あぁ贅沢。
紅茶風味で無花果の深みが増し、ミントのジェラートで爽快に。

テーブル間が狭いので、お隣が騒がしいと
あまり落ち着いて食べられませんが、この美味しさ・ボリュームを求めて
これからも、定期的にお邪魔したいお店です。

ごちそうさまでした!
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◇第2回目投稿(2013年12月)
冬メニューを試そうと、日曜ランチを予約。
相変わらずカウンターまでギッチリ満席の人気。

前菜の種類が以前より増え
ノルウェーサーモンのマリネや鶏レバームース、
+300円でフォアグラのフランやブータンノワール(豚血のソーセージ)まで。


今回も前菜・メインのコースを2種選び、シェア。

■鳴門金時のポタージュ
さつまいもの甘味はもちろん、
奥深いブイヨンの旨味が印象的。
なめらか濃厚、冬に嬉しいほっこりポタージュ。

■さざえのブルゴーニュ風
殻の中でグツグツ音がするサザエは、プリプリ。
エシャロットやパセリ、にんにくが香るソースがワインに合う!
ボリュームは、他の前菜に比べて控えめ。

■塩漬け国産豚バラ肉のソテー 豚足とレンズ豆添え
ホロッと崩れる、柔らかく煮込んだ豚バラ肉に、
たっぷりレンズ豆と、刻んだ豚足の濃厚ソース。

ソースはデミグラスより甘さ控えめ、凝縮した旨味がお肉の繊維1本1本に染み込み
濃厚~!これ、美味し~い!
マスタードも相性抜群、脂身もとろける味わい。
これはパンやワインはもちろん、ご飯にも合いそうなパンチがあります。

■スズキと貝類の煮込み アリッサ風味
ベースのスープは、サラリと軽いトマト風味?
香ばしく皮を焼かれたスズキが、ドンと2切れ。
牡蠣やアサリなどの魚介のコクに、
玉ねぎやパプリカ、プチトマトなど野菜の甘味が溶けて優しい味わいに。

ちなみにアリッサとは赤トウガラシやにんにくを混ぜ合わせたペーストのよう。
今回は、スープが優しい味で辛さは目立たず。

もう1つのメイン、
コック・オ・ヴァン(骨つき鶏もも肉の赤ワイン煮込み)
大迫力のボリュームで、美味しそうでした。

前菜メニューも増え、メインも相変わらず嬉しくなるボリューム。
やっぱり、これからも通い続けたいお店です。
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◇初回投稿(2013年9月)
お腹いっぱいフレンチを食べたくて、訪れたのはラ・ブリーズさん。
想像をはるかに超える、大ボリュームのお料理が
高コスパでいただける、ランチが大人気の様子。

(ボリュームたっぷりビストロと言えば、
大西亭さんやル・ヌー・パピヨンさんも有名ですね)

土曜のランチタイム、
台風で荒れ模様にも関わらず予約で満席。
11時半~12時スタートの場合のみ、予約可能。

こじんまりした店内は、テーブル間隔は狭め。
フランスモチーフのポスターや絵が飾られ、柔らかく温かい雰囲気。
ドアや椅子など、ビビッドなオレンジ色がアクセントカラー。

土日のランチコースは以下の2種類。
A1,600円:前菜orデザート、スープ、メイン、パン、飲物
B2,100円:Aコースの前菜・デザートが両方


Aコースの前菜・メインを2種注文しシェア。

■ケイジャン風味のうずらのグリル ビーツとじゃが芋サラダ添え  
メインかと見紛う迫力のお皿、骨付きのうずらは皮目がパリッパリ。
スパイシーなケイジャンパウダーと、
甘味と酸味が絶妙のマスタードソースで、うずらの旨味が際立つ1皿。


フィンガーボウルもあり、手掴みでペロリ。  
まったりマヨっぽい風味の、ビーツとじゃがいものサラダが、
ピリリとスパイシーなうずらの味を和らげます。 

■パテ・ド・カンパーニュ
優しいピンク色のパテは、見た目通り
レバーのクセやスパイス控えめで、食べやすい!
ピクルスの酸味、まろやかなマヨネーズソース
ピンクペッパーの刺激。バゲットにも合う!

■バゲット
熱々で、バリっと香ばしいクラスト(パンの皮)
お代わりも無料でOKですが、メインに備えて2個が限界かと・・

■ブロッコリーとじゃがいもの冷製スープ
じゃがいも入りでも、サラサラ軽い口当たり。
クリームのコクがスっと喉を通り過ぎ、美味しさの余韻がふわり。
細かいベーコンのトッピングが、程よい塩気。

■鶏もも肉のソテー ソース・シャスール
一目で度胆を抜かれる、迫力満点のビジュアル。
小山のように積み上がった、大きな鶏もも肉がドドンと2枚も!
1枚でも十分に1人前はある、分厚~い鶏ももはジューシーでふっくら。
皮はパリっと理想の香ばしさ、さすがプロの技。

ソースがまた秀逸!
炒めたエシャロットとマッシュルームに、白ワインやフォン、
デミグラスを加えたソース・シャスール。  
マッシュルームの風味に、甘さと酸味が絶妙のデミグラスが合う♪

付け合わせは粗くつぶしたポテトグラタン。
クリーミーでじゃがいもの風味が満点で、好み。
鶏肉やポテトに、味わい深いソースをたっぷりつけ口に運ぶと・・もう天国~

■沖縄まーさん豚と豚舌のシュークルート
こちらも2人前相当、正面に横たわる豚舌と、
同じく大きく分厚い豚バラ肉も、裏側にドドン。

豚舌は牛タンとはまた違う、フワフワとなめらかな食感。
ホロホロ煮込まれた豚バラは、凝縮された旨味。

ボリューム満点の豚肉も、シュークルート(キャベツの酢漬け)のおかげで美味しく完食。

粒マスタードを大胆に付けた豚肉を、
酸味とコクが溶け出たスープに浸してパクリ・・
もう言葉になりまへん!旨すぎ!
美味しい料理のパワフルな力が、身体中に沁み渡るような感動の瞬間。

■エスプレッソ
苦味が柔らかく軽い口当たり。
にも関わらず、薫りが深いエスプレッソ。

お料理はボリュームだけでなく、ハーブやスパイスの個性的な香りでパンチある味わい。
単に満腹になるだけでなく、
食材が持つ旨味や力強さが伝わる独特の充実感。

通うごとに愛着が増しそうな大好きなお店です。
ごちそうさまでした!

  • トロ~リまろやかなさつま芋のポタージュ、バゲット
  • 渡り蟹やシメジなど具がギッシリ、濃厚な味わいの渡り蟹のキッシュ
  • レバーやナッツが個性的な風味、鶏もも肉のガランティーヌ

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8位

パティスリーエス (四条(京都市営)、烏丸、五条(京都市営) / ケーキ、マカロン)

2回

  • 昼の点数: 4.0

    • [ 料理・味 4.1
    • | サービス 3.6
    • | 雰囲気 3.6
    • | CP 2.5
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥1,000~¥1,999

2017/02訪問 2017/04/23

うっとり酔いしれる香りと口溶け☆洋酒が香る大人のケーキ

◇第2回目訪問(2017年2月)
LEONEさんで、絶品のパスタランチをいただき
食後のスイーツを目的に、同じ通りにある人気店パティスリーSさんへ。

今回は13時頃だったので、かなり品揃え豊富。
イートインも、ちょうど1席空いていたのでスムーズに案内されました。
さて、悩みつつも今回選んだのは以下2点。

■キャレフレーズ 626円(以下価格は税込み)
「キルシュ香るしっとりした生地に軽い口溶けのバタークリームと苺の風味」


おぉ! ひと口目からしっかり洋酒の香り~!
しっとりした生地には、ジュワッと溢れるほどのキルシュ(さくらんぼのお酒)が。
上品なバタークリームとの一体感がすごい!

表面のコクのある生クリーム、バニラが香るなめらかなバタークリーム、
口溶け良い生地に、瑞々しく甘酸っぱい苺。

全ての素材が優しく口の中で溶け合い、春の風が吹くような爽やかなハーモニー♪
バタークリームが軽いので、意外にあっさり。

■アグレシフ 594円
「芳醇に香るラムレーズンと濃厚なチョコレートが口溶けるムース」


上は、ホワっとエアリーな白いラム酒のムース。
その下に、薄いスポンジと細かく砕いたラムレーズンのぺースト。
下半分は、重厚なコクのまろやかチョコムース。
ところどころにラムレーズンがゴロリと混ぜ込まれ、ジューシーで芳しい香り。
底の生地にもラムが染込み、妖艶な味の重なり。

今回の2点とも、大胆に洋酒を効かせつつも
口溶けがスッと儚くなめらかなので、重厚なコクがありつつも重くない食べ心地。

味はもちろん、香りと口溶けにも酔いしれます。

思えば徹底した温度管理で、口溶け良さや風味に繊細な気配りをされていた
イデミ・スギノさんご出身ならではの仕上がり。

強気なお値段はネックですが、やっぱり近くに行ったら素通りできない
お気に入りのパティスリーです。

ごちそうさまでした!
珍しく京都に出かけ、所用を終え向かったのは
以前から憧れ続けていたパティスリーエスさん。

最寄駅は四条烏丸ですが、河原町駅から徒歩でテクテク30分弱。
小雨が降る土曜日、16時過ぎにお店に到着。

店内は落ち着いたアンティーク風インテリアで、想像より小じんまり。
窓に面したカウンター4席、2人用テーブル3席。
1つだけ空いていた席へ、無事に案内されました。

予想していたものの、ショーケースにはケーキがほぼ無い・・ガーン。
かろうじて残っていた3~4種の中から
ラスト1個だった2点を選び、イートイン。

■エス 626円(以下、全て税込価格)
「口溶け軽いフロマージュブランのムースに、爽やかなレモンの生地、
中に赤フルーツとイタリア産グレープフルーツ」


ラッキーにも1つだけ残っていた、スペシャリテ。
真っ白で端正なビジュアルに、可愛いベリー。
フォークがスっと入る、独特のなめらかさ。

フロマージュムースは想像より、サラリと軽め。
赤い果実のジュレが、甘酸っぱいアクセントに。
底のスポンジには、グレープフルーツの果肉とキルシュを染み込ませているらしく
トロリとろける、ムースとスポンジの一体感、
まろやかな舌触りがすごい!美味し~い♪

■ミルフィーユ 680円
「しっかりと焼き上げたパイに濃厚なカスタードクリームと、マッカラン18年の
深い香りとコクのバタークリーム」


パイ生地が湿気を嫌うので、暑くない時期のみ&土日限定とのこと。
トップのパイ生地表面は、艶々のカラメリゼ。
カリカリ分厚く、大人っぽい絶妙のほろ苦さ。
トップと中間、底のパイ生地はサクサクで繊細な層が重なります。

上層は、洋酒の芳醇な薫りが広がる、大人のバタークリーム。
口当たりはムースのようにホワリと軽め。

下層は、バニラビーンズたっぷりのカスタードクリーム。
ねっとり濃密なコクと舌触りで、まろやか~!
もう完璧すぎる香りと食感のハーモニー、強気の価格にも納得。リピしたい!

この美味しさと口溶け・ふくよかな香りは、確かに唯一無二の存在感。
アジア系旅行者の方にも、有名なようで
隣の席でバシバシ撮影し、堪能されていました。

狙っていた「キャレフレーズ」(バタークリームと苺のケーキ)は
苺の季節だけで5月下旬には既に取扱いなし。

お値段は高めですが、上質な素材がふんだんで
ひと口、ひと口、ゆっくりと丁寧に味わいたくなる美味しさです。


ドリンクを注文しなくても(ケーキだけで)、イートインできるのも個人的に嬉しいポイント。
今回は時間が遅すぎて、品数が少なかったので
種類豊富な時間に、大人の香りを楽しめるムースを色々試してみたくなりました。

ごちそうさまでした!

  • キャレフレーズ626円、アグレシフ594円
  • キルシュ香るしっとり生地に大きな苺、軽い口溶けのバタークリーム
  • ジュワッと溢れるほどのキルシュに、優しく溶けるバタークリームと甘酸っぱい苺

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9位

キャトルラパン (大江橋、北新地、渡辺橋 / フレンチ、ビストロ、ステーキ)

1回

  • 夜の点数: 4.0

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 3.2
    • | 雰囲気 3.7
    • | CP 3.8
    • | 酒・ドリンク 3.5 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥6,000~¥7,999 -

2016/09訪問 2016/10/29

めくるめくライブ感☆お腹も心も満たされるフレンチ!キリ番600レビュー

◇第2回目訪問(2016年9月)
前回の感動のディナーから3か月後、今回は5,400円のディナー。

■前菜盛り合わせ
(海老から時計回りに)
・赤海老オリーブマリネ バジルソース
・南瓜のババロア
・和牛イチボのカルパッチョ
・カナダ産ムール貝のワイン蒸し
・フォアグラとお肉の田舎風パテ
・カンパチのカルパッチョ
・スモーク鰯とクリームチーズのサンド
・エスカルゴのオリーブオイル蒸し(中央)

前回と違うメニューで印象的だったのが、フォカッチャサンド
まったりクリーミーなチーズのコクに
香ばしいスモーク鰯の薫りで、ワインが進む~


オーブンから登場する、熱々のエスカルゴは
ほんのり辛味のあるオリーブオイルに、
エスカルゴの旨味と、椎茸・エリンギなど茸の風味がたまらない1品。
添えられたバゲットで、美味しいオイルを堪能。

5,400円コース限定の1品がイチボ。
なめらかな舌触り、和牛の甘味と旨味が舌の上でとろけお代わりしたい美味しさ。


相変わらず、華やかでワインを誘う前菜たち。
今回頼んだのは、イタリア産白ワイン。

■Verdeca Nerostella 3,564円
「青リンゴを連想させる心地よい香り。
しなやかでありながら、しっかりしたボディがそれらを支えています」


フルーティで香り豊か、クセや酸味は控えめ。
飲みやすいけど、結構厚みのある飲み応えでお料理によく合います。

■甘海老のビスク
クリームを乗せて表面をオーブンで焼いた、焦げ目がたまらないスープ。
スプーンを入れると、意外にサラリと軽め。
早速ひと口・・おぉ!あっま~い!

甘海老の香ばしい旨味、バターのリッチな甘味。
クリームを混ぜると、濃厚な甘海老のエキスにまろやかさがプラスされ

ポアールさんのバゲットが、止まりません!

■オマール海老と鯛のソテー 白ワインソース
オマール海老の半身がドーンと横たわり、その下からは鯛が登場。
付け合わせの野菜も含め、とにかく豪快な1皿。

ブリっと弾力がすごいオマール海老は、身が引き締まり溢れる旨味。
分厚い海老の身で、口の中が占拠される幸せ♪
鯛は皮が香ばしく、身はしっとりなめらか。
バターが甘く香る濃厚な白ワインソースをたっぷりまとわせて・・あぁ至福~

まろやかでクリーミー、コクと甘味が広がる王道フレンチの味わい。

付け合わせの野菜も、1品1品が新鮮で甘い!
2色のパプリカに緑茄子、大きな万願寺とうがらし、ブロッコリーなど。
野菜だけでも、かなりの食べ応え。

■仔牛フィレ肉とフォアグラのソテー 
うわぁ、お肉料理も豪快!贅沢ロッシーニ~
しっとり柔らか、きめ細かな食感の仔牛フィレ肉にとろけるフォアグラ。
表面の焦げが香ばしい、このフォアグラのクリーミーさよ・・

深みが凝縮された、赤ワインソースが重なり、
もう口の中が天国過ぎる~!
かなりお腹いっぱいだったけど、結局残すことなく最後までペロリ。

■パンナコッタのフルーツ乗せ
たっぷりのフルーツと、マンゴー&ストロベリーのジェラートが乗った
華やかなパンナコッタ、ボリュームもすごい!

今回は梨やぶどう、柿など秋の果物たちも。
まったりとミルキーで、濃密なパンナコッタに
爽やかな甘味のジェラート、果物のフレッシュな酸味が合う~

以上で合計14,360円、1人7千円以上なのでカード支払いできました。
ちょっと満腹過ぎだけど(バター系が多め)
5,400円とは思えない、沢山の豪華食材や濃厚ソースを堪能できました。

ごちそうさまでした!
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◇初回訪問(2016年6月)
話題のお店ばかり、目白押しの大阪ダイビル。
最近ではル シュクレ クールさん、ケ・モンテベロさんの移転が有名ですが
ずっと憧れていたのがキャトルラパンさん。

旧店でランチにお邪魔したことはありますが、
今回、ついにネットでディナー予約に成功♪
2ヶ月間ワクワクしながら、待ちに待ったお店へ。

結論から言うと大満足!で、早くレビューしたくてたまりませんでしたが
600軒目の節目に合わせてやっとのレビューです。

平日19時頃、店内は1席残らず当然のように満席。
厨房をグルリと囲む、ライブ感満載のカウンター席に案内されました。


シェフの鮮やかな調理も(ゆかいな独り言も)
バッチリ楽しめる特等席・・もはや一種のショーを見ている気分に♪

今回は初ディナーだったので3,780円のコースを。
もう1つの5,400円のコースは、構成・ボリュームは同じで食材が違うようです。

まずは、彩り豊かに描かれた美しい1皿から・・

■前菜盛り合わせ
これこれ~!この豪華すぎる憧れの盛り合わせ。
1品ずつ丁寧に説明いただき、何から食べようかワクワクが止まりません!
(写真中央から時計回りに)

・赤海老オリーブマリネ バジルソース
・フォアグラと牛豚鶏、きのこの田舎風パテ
・セミドライトマトとチーズのブルスケッタ
・トリュフのゼッポリーニ
・ヨコワのカルパッチョ
・ムール貝ワイン蒸し
・ブロッコリーのムース和出汁ジュレ(中央)
(5,400円コースは、これにヒウチ肉がプラス)

一番印象的だったのが、赤海老のマリネ。
プリっと甘く、極太で食べ応え満点!軽い塩胡椒に、バジルソースが合う!


迫力で言えば、ヨコワも見たことない分厚さ。
ディルの爽やかな香味、まろやかソースと共に。

椎茸がゴロンと入ったパテ・ド・カンパーニュは
クセは控えめで、まろやかなフォアグラに粒マスタード&ピクルスの心地よい酸味。
カリカリのバゲットに挟んだら美味しそう・・

脳みそに訴えかけてくるような、妖艶なトリュフの薫りがたまらない
サクサク&もちもちのゼッポリーニ。


ブロッコリーがふんわり香るムースには、
和出汁のジュレと、イクラの塩気が相性抜群♪

ワインを誘う力強く深い味わい、香草やソースとの絶妙のバランス。
もう何を食べても、ニヤけ顔が止まりません!
1品1品手が込んでいて、楽しくなる前菜です。

こんな素敵な前菜のお供には、
■Yeuses Sauvignon Blanc フルボトル3,456円
「爽やかな白桃の香りとフレッシュな果実味が印象的。爽やかな
飲み心地が最後まで続きます(仏・辛口)」


サラリとしつつ、香りがフルーティで華やかなソーヴィニヨンブラン。
本当に清々しく、飽きずに最後まで楽しめます。

ちなみにドリンクは、グラスワイン(泡・赤・白)、ビールも全て600円~。
ボトルワインも3,000円台~と、お手頃価格。

■グリーンピースの冷製スープ
おぉ!ひと口食べた瞬間分かる、豆!豆!
涼やかな青さを感じる、豆の風味が存在感抜群。
サラリと軽い口当たりながら、程よいクリーム感も楽しめるスープには
ポアールさんの、塩気の効いたバゲットが合う!

■マスのワイン蒸し、ラタトゥイユ添え
しっとり蒸した柔らかいマスに、とんぶりとトマトのバターソース。
とんぶりって和食のイメージでしたが、
まろやかなソースにプチプチ食感が意外に合う!

甘いパプリカや玉葱、ズッキーニなど野菜がゴロゴロ入った
ラタトゥイユで、美味しさに厚みが増します。

■牛ほほ肉の赤ワイン煮込み
ナイフの重みで崩れるほど、ホロホロに柔らかい牛ほほ肉の塊に
こっくり深みのある、艶やかな赤ワインソース。
ここまでで、かなり満腹だったのに
旨味が凝縮されたソースと、お肉の柔らかさに最後までついペロリ・・

付け合わせは小松菜ときのこのソテーでした。

5,400円コースなら、食べ切れなかったかも?
和牛ウチヒラ(うちもも肉)のローストとフォアグラ、山椒のソースでした。

■デザート盛り合わせ
最後は、またまた色鮮やかで盛り沢山♪
ブラッドオレンジとマンゴーのMIXジェラートは、華やかに酸味が弾けて
トロピカルなマンゴーの風味が、爽やか!

一転、大人の苦味が光るガトーショコラは、
テリーヌを思わせるようなねっとり感があり、シックで重厚なデザート。

お皿にサッと一塗りされた、クリームがマッチ。

美しくカットされたフルーツも、
色合いのバランスを考え、繊細な箸で1種ずつ丁寧に盛り付けられます。
メロンもパイナップルも、旬のさくらんぼも瑞々しくて美味しい!

以上で合計11,010円、なんとも明朗会計。
カード支払いは、1人7千円以上の場合のみOK。


本当に美味しく楽しい、あっという間の2時間。
盛り付けや仕上げを担当する、シェフの片腕は
ホテルや有名レストランでの経験を持つ、尊敬する元レビュアーさんでした。
最後に色々とお話できて、嬉しいサプライズ。

ランチも、早い回は9時半頃に来店して整理券をもらうシステムですが
13時以降の回であれば、電話で予約できるそう。
(留守電に希望日時を残し、お店からの返答を待つシステム)

美味しさや盛り付けはもちろん、お料理の仕上げが楽しめるパフォーマンス、
キリ番の600軒目で、レビュー出来て嬉しい!


2013年3月にレビューを開始して早や3年。
新しいお店、知らないお料理に出会える楽しさ、
お料理を魅力的に教えて下さるシェフ、笑顔のおもてなしが嬉しいスタッフさん、
1つ1つの出会いが、レビューを続ける原動力♪

そんな素晴らしいお店、敬愛するレビュアー様、
美味しさを共有できる家族や友人、自分の健康にも感謝しつつ
少しでもお役に立てるレビューを目指します!

ごちそうさまでした!

  • 相変わらず美しい、5,400円コース前菜盛り合わせ
  • とろける和牛イチボカルパッチョ、南瓜ババロア、エスカルゴオリーブオイル蒸し
  • 絶品スモーク鰯とクリームチーズのサンド、カンパチのカルパッチョ他

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10位

コロッセオ (心斎橋、長堀橋、四ツ橋 / イタリアン、ダイニングバー、ワインバー)

2回

  • 夜の点数: 4.0

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 3.7
    • | 雰囲気 3.5
    • | CP 3.3
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 昼の点数: 3.7

    • [ 料理・味 3.7
    • | サービス 3.5
    • | 雰囲気 3.5
    • | CP 3.3
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    ¥8,000~¥9,999 ¥1,000~¥1,999

2018/03訪問 2018/06/05

嬉しいパスタ2種盛りに前菜&ドリンク付き♪平日限定パスタランチ1,080円

◇第2回目訪問(2018年3月)
前回から2年ぶりに、コロッセオさんへ。
お目当ては、パスタ2種盛りも選べる平日限定パスタランチ1,080円です。

建物脇から地下に続く階段を下りると
平日12時前だったので、広々とした店内は数組だけで落ち着いていました。

◇平日ランチメニュー(以下、税込価格)
(全て自家製パン、コーヒーor紅茶付き)
A1,080円:前菜orサラダ、パスタorリゾット
B2,400円:前菜、パスタorリゾットor手打ちパスタ、お魚orお肉料理、自家製デザート
C3,300円:Bランチのお魚、お肉メイン両方

他にお魚orお肉のメインランチ1,620円や
Aランチにスープ、ジェラート付1,290円も。
ちなみに土曜ランチは2種盛りパスタはなく、デザート付きコース1,620円~。

◇この日のパスタ
スパゲッティ:海の幸ラグー白ワイン風味
ショートパスタ:ミートポールとパプリカのトマトソース(フジッリ)
リゾット:アスパラガス
手打ちパスタ:ボローニャ風ミートソース(タリアテッレ)

◇この日のメイン
お肉:豚フィレ肉と生ハムの重ね焼き
お魚:本日の鮮魚のグリル

Aランチは、スパゲッティとショートパスタの盛り合わせも選べます。
どちらも食べたかったので嬉しい♪
前菜orサラダは、前菜で注文しました。

◇Aランチ 税込み1,080円
■前菜盛り合わせ

お料理の説明は特にありませんでしたが、(推測で)上から時計回りに

・ほうれん草のキッシュ
・茄子とじゃが芋のトマト煮込み
・蒸し鶏のバジルソース
・ブロッコリーのアーリオオーリオ
・紫キャベツのマリネ クミン風味

チーズ風味のキッシュは、アパレイユ(卵液)がなめらかで
生地も香ばしくサクサク美味し~い♪

蒸し鶏もしっとり柔らか、ソースが合う!

ブロッコリーのガーリックの効かせ具合や
キャベツの甘酸っぱいビネガーに、ほんのり香るクミン?のアクセントなど
老舗イタリアンらしく、ベーシックだけど1品ずつ洗練されています。

■自家製パン2種
ローズマリーが薫るフォカッチャと
香ばしい白ごまのパン、どちらも熱々です。
きめ細かい生地は、しっとりと弾力があり独特の口溶け。
オイルやバターは付いていませんが、そのままでも素朴でいい味わい。

■パスタ2種盛り合わせ
*海の幸のラグー白ワイン風味スパゲッティ

柔らかいタコやイカ、小海老、アサリがゴロゴロ入って具沢山~
上品な白ワイン風味のソースが合う!

低温でじっくりソテーすることで、魚介のエキスを引き出しているらしく
パスタ1本1本にも凝縮された旨味が♪

散らされたパセリも香り良く清々しい~

*ミートポールとパプリカのトマトソース(フジッリ)
わぁ、このトマトソースも美味しい!
トマトの甘味をギュッと詰め込んだ、マンマの手作りソースのような味。

牛と豚の合い挽き肉のミートボールは
小ぶりながら、お肉の旨味に風味良いスパイスが効いた素朴な味わい。
フルーティなトマトソースと相性抜群!


どちらのパスタも、一見シンプルにだけど安定感のある味わいがさすが。
具もしっかり入って、2種楽しめるなんて♪

■ホットコーヒー
エスプレッソではないですが、やや苦み強めのストロングタイプ。
今回は、珍しく砂糖やミルクと共に。

そうそう、食べログクーポンでランチジェラートサービスだったのに
忘れて痛恨のミス・・食べたかった・・


お料理の提供もスピーディで、12時過ぎには続々とお客様も増え人気ぶりが伝わります。
女性はもちろん男性のお客様も意外に多め。

ランチでも相変わらずスマートな接客。
席数は多いですが、お水も少なくなるとすぐ注いで下さり目配り抜群。
他のパスタやメインも食べてみたいです。

ごちそうさまでした!
これまでランチやディナーで、様々なイタリアンにお邪魔しましたが、
今回初めて、イタリア政府公認という老舗のリストランテへ。

イタリアホスピタリティ国際認証(MOI)の称号をはじめ、
海外の正統イタリア料理店に授ける「RISTORANTE ITALIANO」を当時のイタリア大統領から
直々に受賞
したというコロッセオさん。

大阪農林会館の地下1階と、歴史あるお店にふさわしいロケーション。
風格を感じる重厚な建物が素敵ですね。
店内はクラシカルで上品だけど、意外に明るくカジュアルな内装。

今回はディナーで、冬の味覚コース6,800円を。

■アミューズ

まずは、ベネチアの郷土料理から。
バカラオ(干し鱈)とじゃが芋のペーストを、香ばしいバゲットに乗せて。
フレンチのブランダードのような1品で、
鱈の塩気に強めのガーリック、ピンクペッパーが華やかな刺激。
程よくパンチが効いていて、お酒に合う!

■前菜5種盛り合わせ
おぉ~!大きなプレートに、見た目も豪華なお料理がズラリ!
これは、一気に食欲が沸きますね♪

*相生産セル牡蠣の香草パン粉焼き
大粒の牡蠣の美味しさはもちろんのこと
山盛りの香草パン粉が、にんにくや塩気クッキリで力強い味わい。
*牛タンのグリーンソース
*わかさぎのエスカベッシュ

大きめのわかさぎは、骨まで食べられます。
玉葱も甘く、バルサミコもまろやかな酸味。
*ずわい蟹のサラダ仕立て
蟹の身を、イタリアンパセリで軽やかに。
ピンクペッパーもキリリと。
*魚介のマリネ
食べ応えあるボタン海老と平目のマリネ。
まろやかな酸味で、魚介の旨味がアップ♪

どのお料理も、1品ごとのボリュームがあるのでしっかり味わえ嬉しい!
全体的に、メリハリの効いた味で好み~
どれも美味しくてニヤニヤが止まりません!

■パン2種
スティック状の香ばしい胡桃パンと
茄子を表面に乗せて焼いた、軽い塩気のもちもちフォカッチャ。
どちらも、オリーブオイルがよく合います。

■境港産 松葉蟹ソースのタリオリーニ
細めのタリオリーニはシコシコと伸び良く
ほぐした蟹の身と、濃厚な甲殻類が香るソースが絡みまくります!
うっわ~、これヤミツキになる味!
刻んだイタリアンパセリも爽やか~

■丹波篠山 仔猪と山栗ラグーのパッパルデッレ
ホロリと柔らかく煮込まれた猪は、臭みもなく超濃厚な旨みの塊♪
栗のホクホク食感と素朴な味が相性抜群!
少し崩れた栗と粉チーズがとろみを加え、幅広のパッパルデッレに良く絡みます。

猪や栗の風味を高めるトマトソースには、フィノッキオ(フェンネル)の香味がフワリ。
山の幸とソース、パスタが一体になり
口の中を重厚な旨味が駆け巡ります。

もう細胞の1つ1つにまで、染み渡るような美味しさ♪
ボディ太めながら、野性味を上品に昇華させた極上の味わいでした。

■あんこうとオマール海老のロースト
ブリっと弾力あるオマール海老、あんこうはしっとりホロリ。
ブロード(ブイヨン)に、白ワインやローズマリーなどを加えたソースが合う!
あんこうには、レモンやにんにくの風味も。

■鳥取和牛バルバレスコ(赤ワイン)煮込み
ワインの王様をバローロとすると、女王様となるのが「バルバレスコ」。
そのワインをふんだんに使うソースが自慢。

和牛の赤身は、繊維に沿って優しくほどける柔らかさ。
コクのある赤ワインソースの、ゴージャスな甘味が最高にマッチ♪

脂身もホワリととろけて、あぁ美味し~い!
なめらかなお芋のペーストと、カリカリ香ばしいチップスがアクセントに。

■ボネ(ピエモンテ風カカオプディング)
土台のスポンジ生地と、もっちりココア風味のプリンの2層仕立て。
苺や粉糖、洋梨赤ワイン煮が可愛い盛付け。
砕いたアマレッティ(アーモンド風味のクッキー)もいい香り~

内容・食材を考えると、このコースはなかなかの高コスパでは?
(ワイン2杯とビールで、飲物は2,400円)

お料理の美味しさを引き立てるのが
ベテランスタッフさん達の素敵な接客。

お肉料理の時には、ソースの元となった「バルバレスコ」も1杯サービスいただき
素敵なマリアージュを楽しめました。

食後酒は珍しいボトルをワゴンサービスで。
自家製のリモンチェッロをいただきながら
リキュールにコーヒー豆を入れた飲み方「サンブーカ・コンモスカ(ハエ入りサンブーカ)」や、
ゴロンと丸ごと洋梨がボトルに入ったお酒を見せていただいたり・・
小さな瓶に洋梨を入れる方法はぜひお店で♪

メインのボリュームはもちろんのこと
魚介とお肉の2種類の手打ちパスタが味わえ、前菜も1品ごとに食べ応え満点。


洗練された少量ずつのお料理も楽しいですが
これ位ガツンとした量や味わいが、まさに現地仕様なんでしょうね。
クラシカルな正統派イタリアンを、心ゆくまで堪能できました。

ごちそうさまでした!

  • なめらかなチーズ風味のキッシュ、蒸し鶏のバジルソース、ブロッコリーのアーリオオーリオなど凝った前菜
  • 前菜盛り合わせ、ローズマリーが薫るフォカッチャ、香ばしい白ごまのパン
  • 選べるパスタは、スパゲッティとショートパスタの2種盛りもOK

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