ぱりそらさんのマイ★ベストレストラン 2013

すべランチ(すべらんランチ)&呑みガイド

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ぱりそら (女性・大阪府) 認証済

マイ★ベストレストラン

レビュアーの皆様一人ひとりが対象期間に訪れ心に残ったレストランを、
1位から10位までランキング付けした「マイ★ベストレストラン」を公開中!

マイ★ベストレストラン

1位

イザイ (なにわ橋、南森町、北浜 / フレンチ、洋食、ステーキ)

1回

  • 昼の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.7
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP 4.7
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥1,000~¥1,999

2013/05訪問 2015/10/02

お値段以上の本気料理の数々に大満足!大ファンに!

食べログをはじめ様々なメディアで話題の、大人気フレンチイザイさん。
コスパが高いと噂のランチを求め、西天満の路地へ。

お邪魔したのは、連休の真っただ中。
入口にはもちろん「本日、予約で満席」の紙が。

店内は落ち着いた照明、
木のぬくもりを感じるインテリアや斬新なオブジェ、
曲げわっぱのような独特の木製容器など
シンプルながら、こだわりのセンスに溢れています。

今回は2種類のランチをシェアしました。
(2013年5月現在のメニューです)
■1,200円コース 
前菜、メイン(魚or鴨)、飲物、小菓子(デザート+300円) 
■2,500円コース
前菜、スープ、魚、肉(鴨or牛)、デザート、飲物、小菓子


◇1,200円コース
■前菜 ホワイトアスパラのグラチネ サラダ添え

つやつや太いホワイトアスパラの周りに、
お手本のように美しい焦げ目の、グラタンソース。
アスパラの甘味、クリーミーなソースがもう絶品!
生ハムや薄く削ったチーズがアクセント。   

■メイン フランス産バルバリー鴨のロティ
鴨は皮がパリパリ香ばしく、身は締まっていて弾力があります。
やや甘めのソースには、ほのかにしょうが風の香り。
一緒に盛りつけられた野菜の甘いこと!
力強い風味、新鮮さが口ではじけます。

■デザート ショコラガナッシュとキャラメルアイス
さっぱりした甘さのキャラメルアイスと、
酸味・苦味が絶妙な大人のショコラ。
思った以上にショコラが硬く、崩しながら
アイスに絡めて・・・ふわぁ~すごい!
甘ったるいだけのチョコ系デザートとは一線を画する、独特の世界が味わえます。

◇2,500円コース
■前菜 筍と菜の花のキッシュ 地場産サラダ添え

温かいキッシュはチーズの香りに、サクサクの生地。
ビストロ シャンパーニュさんのような、
チーズが前面に感じられるキッシュ。  
エディブルフラワーやビーツで、洗練されたビジュアルにもうっとり♪

■スープ 春キャベツのスープ つぶ貝と白バイ貝
こちらもアートのような繊細な盛り付け。
食べるのもったいない・・(もちろん食べますが)
コリコリ食感のつぶ貝とバイ貝、甘海老入り。

甘さに包まれるスープは、ココナツミルクの香り。
ディルやレモングラス、金柑など柑橘系の爽やかさ、
絶妙に計算された、すごいバランスのスープ。

■魚料理 ポワソン・ド・マルシェ新じゃがいもとホタルイカ
大ぶりの鮭は皮がカリっと、身はしっとり柔らか。
家で食べる鮭とは、全く別物(当然?)
甘い新じゃがいもには、ホタルイカのコクがピッタリ。
鮮やかな緑と黄色のソース(バジル、サフラン)で、鮭の表情が華やかに。

■肉料理 牛ほほ肉の赤ワイン煮
大きな塊の牛ほほ肉、ナイフの重みでほろっと崩れる柔らかさ。
甘めの赤ワイン(ポルト酒)ソースが染み込み、とろける食感のお肉がたまりません!
プルプルのゼラチン部分も。
こちらも付け合わせの野菜たっぷり。

■デザート みかんのタルト
みかんが売切れで、代わりに「レーズンとバナナのタルト」に変更。
バナナやレーズンのフィリングがぎっしり詰まり、生地はしっとり。
添えられた苺ミルク味のジェラートとも好相性。 

■小菓子(どちらのコースにも付きます)
ミニマカロン、レモンやバター香るミニマドレーヌ。
最後まで手抜きなし。
焙煎深めの、苦味が強い珈琲とよく合います。

5種類から選べる本格デザートは
他にも「濃厚なめらかプリン」、
「フルーツと白ワインのジュレ蜂蜜アイス」や、
「レアチーズケーキイザイ風(アイスのようです)」

など、スイーツ好きの心をくすぐるラインナップ。

さらに特筆すべきが野菜の美味しさ。
メインの魚も肉も嬉しくなるボリュームですが、
たっぷりのお野菜も、ハッとするほど甘く強い風味。

シャキシャキのスナップえんどうや青梗菜、甘~いさつま芋や新じゃが、人参。
お料理への情熱はもちろん、素材への想いが伝わります。

初来店でいきなり大ファンになりましたが、今後人気が高まりそう。
お料理のクオリティやボリューム、
温かいお店の雰囲気が変わらない事を祈っています。

ごちそうさまでした!

  • ホワイトアスパラのグラチネ サラダ添え
  • フランス産バルバリー鴨のロティ
  • ショコラガナッシュとキャラメルアイス

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2位

イルベッカフィーコ (肥後橋、渡辺橋、中之島 / イタリアン、パスタ、ワインバー)

1回

  • 昼の点数: 4.2

    • [ 料理・味 4.3
    • | サービス 3.5
    • | 雰囲気 3.5
    • | CP 4.3
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥1,000~¥1,999

2016/07訪問 2017/06/26

秘密にしたい、休日のまったり隠れ家イタリアン

◇第3回目訪問(2016年7月)
久々にランチで訪問、なんと2年半ぶり!
当日の朝に、12時のランチを予約できました。

■前菜盛り合わせ(8種)
もはや、この1皿目当てに通っているような・・
涼やかなガラスプレートは、ふち取りが赤や黒、ゴールドなど色違いでセンス抜群♪

以前と変わらず、お気に入りのお料理が、
・フェンネル香る、揚げ立て鶏むねチキンカツ
・ガーリック風味がお酒を誘うイカ墨煮
・蟹とクリームチーズのクロスティーニ
・香ばしく旨味のある、青菜入りフリッタータ


それに加え、キュンと酸味が効いた自家製のトマトピクルスや
林檎酢に八角の香り付けがエキゾチックな南瓜、
上品でまろやか、バランス良いお肉のパテ、
本場の味わいの生ハム、たっぷり山盛りサラダまでとにかく盛り沢山。

メリハリある味、個性的なスパイス使いにやられ
思わず、白ワインを注文。
■グラスワイン(ANYALスペイン) 500円
スッキリ爽やかだけど、酸味はまろやか
キリリと夏に飲みやすい白ワイン。

■黒ごまの自家製フォカッチャ
しっとり&ふんわり、香ばしい黒ごまの香り。
パスタ用に残しておいて、美味しいソースを丁寧にぬぐっていただきました。

■フレッシュトマトと蛸のタリオリーニ
千円ランチと思えない、嬉しい手打ちパスタ。
しっかり香りを引き出した香ばしいガーリックに、フレッシュなトマト、
蛸の旨味、刻んだバジルのソースが重なり絶品!

爽やかなのに旨味がある、たまらない味わい。

手打ちタリオリーニは、わずかに表面がザラリとして軽い粉の風味が。
四角い断面で、最初キタッラかと思いました。
細いけどコシと程よい弾力があり、美味しい!
コクのあるソースがしっかり絡みます。

男性シェフお1人の調理で忙しい中でも、丁寧な接客に頭が下がります。
やっぱり、このランチはコスパずば抜けてます!

何度でも通いたくなる、大好きなお店です。

ごちそうさまでした!
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◇第2回目訪問(2013年11月)
圧倒的な満足感の、前菜盛り合わせを食べようと
土曜の13時スタートでランチを予約。

相変わらず12時スタートのランチは満席、13時になり空いたカウンター席に案内されます。
お酒が欲しくなる前菜に合わせ、ワインも注文。

■グラスワイン(赤) 400円
葡萄の起源と言われる、カラブリア州(イタリア半島のつま先)の有名銘柄Ciro(チロ)
スッキリとフルーティな口当たりで
重みや酸味が少ない、飲みやすい赤でした。

前回のランチから半年経ち、
前菜盛り合わせも、秋らしいメニューに衣替え。

■前菜盛り合わせ
*薩摩芋のスープ

ほっこりクリーミー、トロリと濃厚ミニスープ。
紫芋を思わせる、可憐なマーブル模様。

*蟹入りクリームチーズのクロスティーニ
これ、お酒にピッタリ!
なめらかクリームチーズに溶け込む、蟹の旨味。
みじん切りの玉葱やパプリカ入り、軽い口当たりなのに奥深い味わい。
サクサクバゲットと共にワインを傾ければ・・・これぞ、至福の休日!

*根菜のアラビアータ
ごぼうや蓮根、人参をピリ辛トマトソースで。
しっかり効かせた辛味が食欲をそそる1品。

他にも揚げたてサクサク、クミン(←間違い、フェンネルシードでした)が香るチキンカツ
イカ墨のコクがたまらないイカの墨煮
バルサミコの甘味・酸味が絶妙な、南瓜マリネ

フリッタータ(イタリア風オムレツ)や生ハムも
ドドンと大きく、食べ応え満点!
やっぱりここの前菜、コスパ・満足度共にズバ抜けています!

■あおさのフォカッチャ
ふんわり食感に、あおさ海苔の優しい塩気。

■アマトリチャーナ 手打ちタリアテッレ
楽しみにしていた手打ちパスタ。
今回は、平たくシコシコ食感のタリアテッレ。

玉葱の甘味とパンチェッタ(塩漬豚)の旨味に、
ピリリと唐辛子が効いたトマトソース。
粉チーズや黒胡椒の香りが重なり、手打ちパスタに絡む贅沢な時間。

やっぱり2回目でも、想像以上に大満足のランチ。
星なしでもコスパが高いお店が選ばれる、「ミシュラン・ビブグルマン」と聞いて納得。

ますます混み合いそうですが、これからも
予約をして至福のランチを楽しみたいお店です。

ごちそうさまでした!
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◇初回訪問(2013年5月)
手の込んだ本格前菜が人気の隠れ家イタリアン、イルベッカフィーコさん。

肥後橋駅2番出口から、土佐堀通りを西へ5分。
緑色の小鳥の看板を見つけたら、2階のお店へ。

急勾配の階段を上ると、2枚のドアが。
実はどちらも同じお店、内部で繋がっています。
右側がテーブル席、左側にはカウンター席と厨房があります。

土曜のOPEN12時、広いカウンター席を1番乗りでGet出来ました。
次々にお客さんが訪れ、12時半には満席に。
何組もの方が残念そうに帰っていきました。

ランチは千円の1本勝負。
(前菜盛り合わせ、パスタ、フォカッチャ)
食後の飲物は+200円、
デザート(この日はパンナコッタ)は+300円。


5分ほどで登場した前菜、噂通り大ボリューム。
小食の方なら、これとフォカッチャだけで満腹になりそうです。

■前菜8種盛り合わせ
*フレッシュトマトのスープ

外の暑さを吹き飛ばすサッパリ爽やかな味。
完熟トマトにレモン、オリーブオイルとシンプルなのに驚きの美味しさ。

*レバーパテのクロスティーニ
なめらかなパテ、ピンクペッパーがアクセント。

*ツナとねぎのフリッタータ
大きなオムレツ全体に、ツナの風味たっぷり

*鶏むね肉のカツレツ
大きなチキンカツは、揚げたて熱々でサクサク。
独特の香りはクミンシード(いやフェンネル?)
このクオリティのカツが、前菜の1品とは!

他にも南瓜のバルサミコマリネ、
すずきのカルパッチョ仕立て、
ポルペッティ(肉団子)、
モルタデッラハムとサラダなど、見ているだけで嬉しくなる充実の内容。


バラエティに富んだ構成、お酒に合うお料理も多いなあ・・・と思ったら、
ワイン(赤・白)400円、スパークリング500円
ベルギービール500円など
昼酒もスタンバイ。

■イカのラグー 軽いトマトソースのパスタ
珍しいのが手打ちのパスタ、サーニェ。
ひねりの入ったきしめん風、平たく太いパスタ。

細かくカットされたイカの旨みが絡んで・・・美味し~い!
軽いトマトソースとのことですが、
辛味をやや感じるアラビアータの雰囲気も。

■ローズマリーのフォカッチャ
ふわふわ優しい口当たり。
ハーブの香りがキツすぎず食べやすいです。

前菜からパスタまで、千円ランチと思えない、全力投球のお料理ばかり。
お客さんが増えて忙しくなっても、
笑顔でお料理の説明があり、サーブもスムーズ。
いや~、これは素敵なお店を見つけました。

休日のお昼に、お酒に合う前菜を楽しみたい人、
ハーブ&スパイスのお料理が好きな人、
手打ちパスタが好きな人(何種類もの手打ちパスタの見本がありました)、
小鳥のオブジェに囲まれたい人(店名通り、可愛い小鳥のオブジェが沢山!)
こちらのお店、本当にお勧めです。

ごちそうさまでした!

  • ボリュームはもちろん、味わいも本格的な前菜盛り合わせ
  • フェンネルシードが香りよい、揚げたて熱々のチキンカツ
  • 香ばしいフリッタータ、林檎酢に八角の香りが効いた南瓜、ガーリック風味のいか墨煮

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3位

ビストロ デ シュナパン (阿波座、中之島、肥後橋 / ビストロ、ステーキ、フレンチ)

1回

  • 昼の点数: 3.7

    • [ 料理・味 3.8
    • | サービス 3.6
    • | 雰囲気 3.7
    • | CP 3.4
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥1,000~¥1,999

2014/11訪問 2014/12/12

平日ランチなら高コスパ!公園そばの可愛いビストロ

うつぼ公園の傍で、ボリュームあるランチを楽しめるビストロ デ シュナパンさん。

本町の肉系ビストロ、ル・ヌー・パピヨンさんで
腕をふるった川田シェフが、2013年2月にOPENした可愛いビストロです。

四ツ橋線本町駅の28番出口から、なにわ筋をさらに西へ。
うつぼ公園の緑を感じられる、小さな路地に面しています。

■第3回目訪問(2014年11月)
前回訪問から1年以上経ち、久々に休日のランチへ。
今年もミシュラン、ビブグルマンに選ばれたたこともあり、
ランチタイムは2階はもちろん、カウンター席もほぼ満席。

以下のコースを注文、メインをシェアしました。
■Aコース 1,600円
(前菜盛り合わせ、メイン(魚or肉)、デザート、飲物)


もっとガッツリ食べたい場合は、前菜・メインをそれぞれ
選べるBコース2,600円も。
以前と比べ、若干値上げされたようですね。

*前菜盛り合わせ
・大根のポタージュ

  めっちゃミルキー!ほのかな大根の舌触りと香り。
・白金豚の自家製ハム
  厚みがあり、濃厚な肉の旨み!
  玉葱や人参?のフルーティなドレッシングと合う!
・鱈とじゃがいものブランダード
  サクサクバゲットに、鱈の塩気が相性抜群。

*鱸のポアレ ごぼうのクリームソース
  やっぱりこちらの魚料理、火入れが好み。
  皮はパリっと香ばしく、身はしっとりホロリ。
  
  淡泊な鱸にごぼうの風味豊かなクリームソース。
  ふわりとディルが香り、美味し~い!
  蓮根や里芋?葉野菜など、付け合わせもたっぷり。

*豚肉のピカタ トマトソース
  以前、平日ランチでいただいた物と同じなので割愛。

*デザート
  フロマージュブランのベリーソースは、
  爽やかな酸味・程よいコクで、なめらかムースのよう。
  レーズンのパウンドケーキは、しっとり素朴な風味。

個人的な印象ですが、前回いただいた休日ランチの方が
前菜もメインも、特にデザートの内容が充実していたような・・

増税の影響でしょうか?

今回のメインが偶然、平日ランチと重複したこともありますが、
シュナパンさんのコスパの良さを期待していたので、少し残念。
900円で満足度の高そうな平日ランチや、夜のお肉料理を楽しみに
またお邪魔しようと思います。
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■第2回目訪問(2013年8月)

初回から10日も経たないうちに、休日ランチで再訪。
案内された2階席は、大きなガラス窓が開放的。
こじんまりした1階とは異なる、ゆったりしたテーブル配置。

休日ランチは、以下の2コース。
飲物はコーヒー・紅茶に加え、ワイン(赤・白)も選べます。

A:1,575円 
(前菜盛り合わせ、メイン肉or魚、デザート、飲物)
B:2,520円
(A+アミューズ、前菜・メインを選択、デザートorチーズ)


Aのメインは、
茸を包んだ鶏肉のガランティーヌ、又は鮮魚のポワレ

Bは以下の前菜・メインから1種を選べます。
■前菜
・つぶ貝と帆立のマリネ鰹とビーツのサラダ
・トリッパ煮込み
・シャルキュトリー(肉系惣菜)盛り合わせ

■メイン
・和牛ほほ肉の赤ワイン煮
・鴨もも肉のコンフィ
・鮮魚のポワレ
・牛リブロース肉ステーキ(2名より)


Aを注文し、ほどよい辛口の白ワインと前菜をいただきます。

*前菜盛り合わせ
・ガスパチョ

  とろり濃厚な口当たりに、キリっとした酸味。
  トマトや胡瓜の清涼感と、ガーリックの風味がふわり。
・キッシュ
  大粒ベーコンたっぷり、ほんのり温か。
  柔らかい卵たっぷりアパレイユ(中身の部分)と、
  サクサク香ばしいタルト生地に、ワインが進みます。
・鰹のタルタル
  ねっとりした旨味と食感。
  香ばしい薄切りバゲットに乗せて。

*鮮魚(イトヨリ)のポワレ
  皮がパリっと香ばしく、身はフワフワの絶妙な火入れ。
  クリームとトマト、2種のソースで。

  ノイリー酒(白ワインにハーブを配合したお酒)風味の
  クリームソースは、濃厚なのにまろやかで上品な香り。
  ホクホクのじゃがいもやとろける柔らかさの
  グリル野菜(トマト、茄子)にもよく合います。

*茸を包んだ鶏肉のガランティーヌ
  詰め物を巻き、筒状にしたお料理「ガランティーヌ」。
  力強い風味の鶏と、濃厚な茸の詰め物がよく合います。
  こちらもクリームとトマト、2種ソースにバターライス。
  香り良いソースと弾力ある鶏、濃厚で食べ応えある一皿。

*デザート盛り合わせ
  「本日はチョコ尽くしです」と、サーブされたデザート。
  ふわっふわの口溶けがたまらない、チョコムースを筆頭に
  苦味とほろほろ食感が香ばしいガトーショコラ
  ねっちり濃厚で口の中で溶けると、夢見心地になれる
  ショコラテリーヌまで。
  
  自家製パインのマリネで爽やかさを加えつつ、同じ
  チョコデザートでも全く表情の違う3品を堪能。

笑顔の素敵な女性スタッフさんを始め、シェフも気さくで
お料理のこと、お店のことを愛している雰囲気が伝わります。
何度でも通いたくなる、居心地のよいお店です。
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■初回訪問(2013年8月)

平日OPENすぐの11時半、1階のカウンター席へ。
シェフの調理や、スタッフさんのデザート盛付けは
流れるような動きで、見ていて気持ちよくなるほど。
カウンター席、やっぱ楽しいな~

さて、平日のランチは以下の2コース。
A:1,000円
(本日のサラダ、メイン肉or魚、デザート、飲物)
B:2,000円
(スープ、前菜盛り合わせ、メイン、デザート盛り、飲物)


Aのメインは、豚肉のピカタ、又は鮮魚のポワレ(+210円)
Bのメインは、3種類から1種を選択。
・まーさん豚バラ肉のプティ・サレ
・鮮魚のポワレ
・タスマニア牛ハラミのステーキ


*本日のサラダ 豚バラのリエット添え
  カラフルな新鮮野菜の上に、ドドンと豚肉のリエットが。
  土台のバゲットと共に食べると、まったり濃厚~
  マイルドな味で、酸味爽やかなサラダとも好相性。
  千円ランチのサラダがこんなに豪華で、嬉しくなります。

*バゲット
  大阪卸売市場内のパン屋、グランジュテさんのバゲット。
  クラスト(パンの表皮)がパリっと香ばしく、風味豊か。
  ディナーは、吹田のル・シュクレ・クールさんのパンに。  

*豚肉のピカタ トマトソース
  きめ細かく歯切れ良い豚肉に、バジル入りの卵がからみ
  トマトソースの酸味・旨みがピッタリ。
  ほんのりカレーっぽい風味もするような・・・
  聞いてみると、フランスで配合されているコロンボという
  ミックススパイスらしく、カレー粉よりまろやかな風味。

  ハーブは、お店入口の可愛いプランターでも栽培中。
  香り良いバターライスもついて、食べ応え十分。

*デザート、飲物(コーヒー又は紅茶)
  無花果のバターケーキ、柿のパウンドケーキを筆頭に
  マンゴーシャーベット、シャンティー(生クリーム)、
  ラズベリーと華やかな盛り付け。

  千円ランチでは申し訳なくなるほど、丁寧な仕上がり。
  無花果のケーキは、バターの香ばしさが秀逸。
  珍しい柿のケーキは、柿の果汁を使うそうで、しっとり。
  キリっと冷たいマンゴーシャーベットが全体を引き締め、
  はぁ~至福・・・♪

真夏のお昼に、炎天下を歩いてきた苦労を吹き飛ばす、大満足のランチ。
シェフが心をこめて作ったお料理・デザートで
心身ともに癒されました。
はにかみ笑顔が素敵なシェフ、
うっとりする手さばきでデザートを作るスタッフさん、
最後にはお店の外まで笑顔でお見送りいただき、パワーを沢山いただきました。

ごちそうさまでした!

  • 前菜(ガスパチョ、キッシュ、鰹タルタル)
  • 前菜(大根のポタージュ、白金豚の自家製ハム、鱈とじゃがいものブランダート)
  • パリパリの皮とふっくら身で火入れ抜群、鱸のポアレごぼうのクリームソース

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4位

ラ・ブリーズ (新福島、中之島、福島 / フレンチ、ビストロ)

1回

  • 昼の点数: 4.0

    • [ 料理・味 4.2
    • | サービス 3.4
    • | 雰囲気 3.6
    • | CP 3.7
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥2,000~¥2,999

2016/10訪問 2016/11/16

満腹必至!味もボリュームも抜きんでた至高のビストロランチ

◇第4回目訪問(2016年10月)
約2年ぶりに、ラ・ブリーズさんのランチを。
以前と比べ、200円ずつ値上げされたようです。

A2,000円:スープ、前菜、パン、メイン、飲物
B2,500円:Aコース+デザート


今回はAコースを注文、前菜の種類が以前よりさらに充実しましたね~

■前菜メニュー
・燻製にかけた真鯖の炙り
・パテ・ド・カンパーニュ
・ドライトマトとオリーブのケーク・サレ
・ノルウェー産サーモンのマリネ
・渡り蟹のキッシュ
・鶏もも肉のガランティーヌ
・燻製にかけた豚舌のグリル
・フォアグラのフラン グリルしたブリオッシュ添え(+400円)
・ブーダン・ブラン(白いソーセージ)と林檎のコンポート(+400円)

■メインメニュー
・骨付き鶏もも肉のソテー ソースシャスール
・国産牛肉のカシス煮込み
・本日のお魚料理
・牛ハラミ肉のグリル マルシャン・ド・ヴァン・バター(+800円)
・特別メイン料理(+1,000円)

まずは、こちらからスタート。

■本日のスープ(さつま芋のポタージュ)
まったりトロ~リ、まとわりつくような濃厚でまろやかな口当たり。
器も熱々で、最後まであったか♪

■前菜:渡り蟹のキッシュ
おぉ!さすがの厚み&BIGサイズ!
アパレイユ(中身)には、ほぐした渡り蟹やシメジなどの具がギッシリ。
パイ生地は繊細で、パリパリ弾ける香ばしさ。
トロトロの玉子感あるアパレイユも好きですが、こちらは具がメイン。
お酒を誘う、しっかり濃厚な味わい。

■前菜:鶏もも肉のガランティーヌ
鶏もも肉に様々なお肉を詰め込み、ロースト後に輪切りした1品。
冷製なので、具沢山のハムやパテのような・・

こちらのパテは、クセが控えめで上品ですが
ガランティーヌは香味野菜やレバーぽい風味、ナッツ?など個性的な味わい。
甘口のマスタードや、ピンクペッパーが合う!

■メイン:真鯛のポワレ ラタトゥイユ添え
わぁ!相変わらず切り身が大き~い!
こんがりパリッパリで香ばしい皮目に、
厚みある身はしっとり&ホロリとロ馴染み良く、上品な鯛の旨味。

たっぷり敷き詰められたラタトゥイユは
オイルやトマトソースが野菜に染み込んで、トロトロ柔らか~
茄子や玉ねぎ、パプリカなど野菜が濃く甘い!
コクと甘味があるバルサミコソースに加え、ラタトゥイユもソース代わりに♪

■国産牛肉のカシス煮込み
わぁ、これまた大きな牛肉の塊が3つも!
ナイフの重みだけでホロリと崩れる、とてつもなく柔らかなお肉・・
これ、もうめっちゃ美味し~い!
赤ワインソースよりもサラリと軽い
フルーティーなカシスの風味が、重厚な牛肉の旨味に合う~♪


牛肉の後ろには、小山のようなドフィノワ。
じゃが芋にしっかりと香辛料を効かせ、パルミジャーノで焼いた1品。
シンプルなのに、ワインが進むハマる味!

こんがり大きな万願寺唐辛子も甘い!

久々のランチでしたが、相変わらず1品ごとのボリュームがすごい!
素材も大ぶり、しっかりとソースも楽しめ
ビストロの醍醐味を堪能できました。

接客がちょっと覇気のない感じでしたが・・

特にメインのボリュームと味わいが圧巻なので、定期的にお邪魔しなくては~
ごちそうさまでした!
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◇第3回目投稿(2014年12月)
およそ1年ぶりに大好きなラ・ブリーズさんへ。
日曜のお昼過ぎ、店内は当然満席で大賑わい。

土日は以下2コース(以前より200円値上げ)
A1,800円:スープ、前菜、パン、主菜、飲物
B2,300円:Aコース+デザート


パンのお代わりは+50円、
グラスワイン赤・白・スパークリング各650円。
さらに1人1,650円で、上記ワイン3種・プレミアムモルツより3杯選べるプランも。

今回いただいたお料理はこちら。
■人参のポタージュ
優しい人参の甘味で、まったりなめらか~
家では真似できない、奥深いコクにうっとり。

■ノルウェーサーモンのマリネ
肉厚でとろけるサーモンが、ドドンと3枚。
シブレットやピンクペッパーが、サーモンの旨味に良いアクセント。
濃厚なサーモンも、ビネガー風味のサラダや
ピクルス(蓮根・胡瓜)の酸味で爽やかに。

もう1品の前菜は、以前と同じうずらロースト。
相変わらずの迫力、香ばしさとスパイスが調和。

■鯛のポワレ サフラン風味のナージュ仕立て
ドーンと横たわる大きな鯛のポワレに、サフラン色の綺麗なソース。
皮は驚くほど香ばしく、肉厚な身はしっとり。
殻付きあさりや玉葱、人参、豆類もゴロゴロ。
ディルやチャービルが、色と香りをプラス。

まろやかなバターが効いたソースは、ナージュ(泳ぐ)仕立てらしく、まるで極上スープ。
ブイヤベース風の濃厚な魚介出汁に、
野菜の甘味やバターやクリームのコクが加わり、とろける~♪

これ、今まで食べたメインで一番好きかも!

■手羽元とチョリソーと野菜の煮込み
太い手羽元3つにチョリソー3本と大迫力・・3人前と言われても納得できそう
ホロリと柔らかい鶏肉や、ピリ辛チョリソーは
柔らかく煮込まれた大ぶり野菜と、相性抜群!
玉葱や人参、パプリカやブロッコリーも甘い!

ソースはサラリと、カレーぽいエスニック味。
ご飯代わり?のクスクスに、ソースが染み込み
別添えの「トマト&唐辛子の辛味ペースト」が、また鶏に合う~♪

■アールグレイ風味の無花果のタルト
こちらで初めていただくデザート・・やっぱり1カットが巨大ですね。
ザクザク香ばしいタルトに、しっとりアールグレイ風味のクレームダマンド。
大きなカットの無花果もゴロゴロ、あぁ贅沢。
紅茶風味で無花果の深みが増し、ミントのジェラートで爽快に。

テーブル間が狭いので、お隣が騒がしいと
あまり落ち着いて食べられませんが、この美味しさ・ボリュームを求めて
これからも、定期的にお邪魔したいお店です。

ごちそうさまでした!
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◇第2回目投稿(2013年12月)
冬メニューを試そうと、日曜ランチを予約。
相変わらずカウンターまでギッチリ満席の人気。

前菜の種類が以前より増え
ノルウェーサーモンのマリネや鶏レバームース、
+300円でフォアグラのフランやブータンノワール(豚血のソーセージ)まで。


今回も前菜・メインのコースを2種選び、シェア。

■鳴門金時のポタージュ
さつまいもの甘味はもちろん、
奥深いブイヨンの旨味が印象的。
なめらか濃厚、冬に嬉しいほっこりポタージュ。

■さざえのブルゴーニュ風
殻の中でグツグツ音がするサザエは、プリプリ。
エシャロットやパセリ、にんにくが香るソースがワインに合う!
ボリュームは、他の前菜に比べて控えめ。

■塩漬け国産豚バラ肉のソテー 豚足とレンズ豆添え
ホロッと崩れる、柔らかく煮込んだ豚バラ肉に、
たっぷりレンズ豆と、刻んだ豚足の濃厚ソース。

ソースはデミグラスより甘さ控えめ、凝縮した旨味がお肉の繊維1本1本に染み込み
濃厚~!これ、美味し~い!
マスタードも相性抜群、脂身もとろける味わい。
これはパンやワインはもちろん、ご飯にも合いそうなパンチがあります。

■スズキと貝類の煮込み アリッサ風味
ベースのスープは、サラリと軽いトマト風味?
香ばしく皮を焼かれたスズキが、ドンと2切れ。
牡蠣やアサリなどの魚介のコクに、
玉ねぎやパプリカ、プチトマトなど野菜の甘味が溶けて優しい味わいに。

ちなみにアリッサとは赤トウガラシやにんにくを混ぜ合わせたペーストのよう。
今回は、スープが優しい味で辛さは目立たず。

もう1つのメイン、
コック・オ・ヴァン(骨つき鶏もも肉の赤ワイン煮込み)
大迫力のボリュームで、美味しそうでした。

前菜メニューも増え、メインも相変わらず嬉しくなるボリューム。
やっぱり、これからも通い続けたいお店です。
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◇初回投稿(2013年9月)
お腹いっぱいフレンチを食べたくて、訪れたのはラ・ブリーズさん。
想像をはるかに超える、大ボリュームのお料理が
高コスパでいただける、ランチが大人気の様子。

(ボリュームたっぷりビストロと言えば、
大西亭さんやル・ヌー・パピヨンさんも有名ですね)

土曜のランチタイム、
台風で荒れ模様にも関わらず予約で満席。
11時半~12時スタートの場合のみ、予約可能。

こじんまりした店内は、テーブル間隔は狭め。
フランスモチーフのポスターや絵が飾られ、柔らかく温かい雰囲気。
ドアや椅子など、ビビッドなオレンジ色がアクセントカラー。

土日のランチコースは以下の2種類。
A1,600円:前菜orデザート、スープ、メイン、パン、飲物
B2,100円:Aコースの前菜・デザートが両方


Aコースの前菜・メインを2種注文しシェア。

■ケイジャン風味のうずらのグリル ビーツとじゃが芋サラダ添え  
メインかと見紛う迫力のお皿、骨付きのうずらは皮目がパリッパリ。
スパイシーなケイジャンパウダーと、
甘味と酸味が絶妙のマスタードソースで、うずらの旨味が際立つ1皿。


フィンガーボウルもあり、手掴みでペロリ。  
まったりマヨっぽい風味の、ビーツとじゃがいものサラダが、
ピリリとスパイシーなうずらの味を和らげます。 

■パテ・ド・カンパーニュ
優しいピンク色のパテは、見た目通り
レバーのクセやスパイス控えめで、食べやすい!
ピクルスの酸味、まろやかなマヨネーズソース
ピンクペッパーの刺激。バゲットにも合う!

■バゲット
熱々で、バリっと香ばしいクラスト(パンの皮)
お代わりも無料でOKですが、メインに備えて2個が限界かと・・

■ブロッコリーとじゃがいもの冷製スープ
じゃがいも入りでも、サラサラ軽い口当たり。
クリームのコクがスっと喉を通り過ぎ、美味しさの余韻がふわり。
細かいベーコンのトッピングが、程よい塩気。

■鶏もも肉のソテー ソース・シャスール
一目で度胆を抜かれる、迫力満点のビジュアル。
小山のように積み上がった、大きな鶏もも肉がドドンと2枚も!
1枚でも十分に1人前はある、分厚~い鶏ももはジューシーでふっくら。
皮はパリっと理想の香ばしさ、さすがプロの技。

ソースがまた秀逸!
炒めたエシャロットとマッシュルームに、白ワインやフォン、
デミグラスを加えたソース・シャスール。  
マッシュルームの風味に、甘さと酸味が絶妙のデミグラスが合う♪

付け合わせは粗くつぶしたポテトグラタン。
クリーミーでじゃがいもの風味が満点で、好み。
鶏肉やポテトに、味わい深いソースをたっぷりつけ口に運ぶと・・もう天国~

■沖縄まーさん豚と豚舌のシュークルート
こちらも2人前相当、正面に横たわる豚舌と、
同じく大きく分厚い豚バラ肉も、裏側にドドン。

豚舌は牛タンとはまた違う、フワフワとなめらかな食感。
ホロホロ煮込まれた豚バラは、凝縮された旨味。

ボリューム満点の豚肉も、シュークルート(キャベツの酢漬け)のおかげで美味しく完食。

粒マスタードを大胆に付けた豚肉を、
酸味とコクが溶け出たスープに浸してパクリ・・
もう言葉になりまへん!旨すぎ!
美味しい料理のパワフルな力が、身体中に沁み渡るような感動の瞬間。

■エスプレッソ
苦味が柔らかく軽い口当たり。
にも関わらず、薫りが深いエスプレッソ。

お料理はボリュームだけでなく、ハーブやスパイスの個性的な香りでパンチある味わい。
単に満腹になるだけでなく、
食材が持つ旨味や力強さが伝わる独特の充実感。

通うごとに愛着が増しそうな大好きなお店です。
ごちそうさまでした!

  • トロ~リまろやかなさつま芋のポタージュ、バゲット
  • 渡り蟹やシメジなど具がギッシリ、濃厚な味わいの渡り蟹のキッシュ
  • レバーやナッツが個性的な風味、鶏もも肉のガランティーヌ

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5位

大西亭 (野田(阪神)、野田阪神、海老江 / フレンチ、ビストロ)

1回

  • 昼の点数: 4.1

    • [ 料理・味 4.2
    • | サービス 3.4
    • | 雰囲気 3.6
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥1,000~¥1,999

2016/10訪問 2016/11/27

迫力のボリュームと驚愕のコスパ☆満腹ビストロランチ

◇第4回目投稿(2016年10月)
2年半ぶりに、がっつり満腹ビストロでランチ。
相変わらずの人気ぶりで、入口には「予約で満席」の文字が。

ランチの構成や価格は変わらず1,500円+税。
(アミューズ、前菜、メイン、バゲット、飲物orチーズ)

+500円で前菜盛り合わせや、デザート追加。

■アミューズ
ピリリとした刺激を感じる、上質なフランス産のブルーチーズ。
たっぷりレーズン入りのバゲットと共に。

■前菜盛り合わせ(+500円)
わぁ!相変わらず笑っちゃうほどのボリューム!
お皿のサイズだけでも圧倒される~!

*青森産仔鴨のロースト
度胆を抜かれる、大胆な盛り付けの1品。
焼いていない食パンの上に、まずは湯剥きしたトマトがゴロンと半分。
さらに、分厚いカットの仔鴨ローストが3切れ。
仕上げに、たっぷりのタブレ(冷製のクスクス)をかけ完成。

どうやって食べるんやろ・・まあ普通に切っていくしかないですね。
トマトや鴨、食パンをひと口サイズに切って
クスクスを乗せてパクリ・・おぉ!美味しい!

鴨は力強い旨味と、程よい弾力の肉質。
爽やかなトマト、玉葱やパプリカ入りのタブレのエキゾチックな風味

食べたことのない鴨の美味しさを引き出します。

*クルジェット(ズッキーニ)のスープ
淡いグリーンが美しい、熱々のスープ。
バターや玉葱の風味が奥ゆかしく広がる、まろやかで優しい味わい。
ズッキーニの青臭さやクセは、微塵も無し。

*フランス産チーズのオムレツ
こちらも変わらぬボリューム、ふっくら感。
ウスターソース風のソースが、以前より少しピリ辛になったような?

玉葱たっぷりの、まろやかなポテトサラダも。
やっぱり、この1皿で腹八分目までに・・

■本日の魚料理(鯛のポワレ)
熱々のお皿で登場、こちらもど迫力のサイズ。
分厚い鯛の身は、しっとり柔らかく上品な旨味。

その旨味を増幅させるのが、ほんのりチーズが香る濃厚なソース。
うっとりするような、なめらかな口溶けのマッシュポテトと
エレガントなソースが一体となり、鯛に絡む♪

あぁ、幸せ・・食べ終わるのがもったいない・・

■カイエット(フランス風ハンバーグ)
やや小ぶりながら、厚みがすごいハンバーグ。
きめ細かい肉がギュギュッと詰まり、強めの香辛料がお酒に合う味わい。
旨味と甘味が濃厚なトマトソースが合う!

こちらも、まろやかなマッシュポテトがトマトソースと溶け合い
ハンバーグと一緒に食べると、たまらない味♪

付け合わせは、お馴染み皮ごとグリルの玉葱。
1人丸ごと1個分の玉葱と、相変わらず豪快!

この日のメインは他に、とてつもない太さの「ソーセージのソテー」や
佐渡黒イチジクと豚バラのパイ(+500円)が。

■コーヒーor紅茶
DURAREXのガラスカップ&ソーサーがお洒落♪
コーヒーは普通ですが、紅茶を頼むと1杯ずつ急須で煮出して下さいます。
フレーバーティ(この日はマスカット)の様子。

前菜から1人当たり食パン1枚、さらに大きなバゲットも付いているので
今回もデザートを頼む余裕もなく、満腹&満足。

シェフお1人で忙しそうなので、コミュニケーションは少し取り辛いですが
お聞きすると、気さくに答えて下さいます。

12時スタートの方が多く(遅くとも12時半)
13時半頃にはほぼシェフも片付けを終わらせ、厨房はピカピカの状態。

シェフが時間をかけて丁寧に仕込んだ、剛速球(数々のお料理やデザート)を
受け止めるべく、ぜひお腹を空かせてどうぞ!

またガッツリ食べたい時、ぜひ再訪したいです。

ごちそうさまでした!
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◇第3回目投稿(2014年5月)
ガッツリ美味しいフレンチが食べたい気分になり
GW中にお邪魔したのは大西亭さん。

今回いただいたのは、こちら。
■前菜盛り合わせ (+500円)
*キャベツの温かいサラダ ムール貝風味

ムール貝のエキスで蒸し煮されたキャベツはとろっとろ、舌の上で崩れる柔らかさ。
ムール貝の肝でしょうか、コクのあるソースと
貝がトッピングされ、旨みがじんわり・・

*玉葱のムース ミニデニッシュ添え
玉葱の甘~い香り、なめらかな口どけ。
やっぱり、こちらのムース、毎回ハマります!
添えられたデニッシュとの相性は、もう無敵!

*サーモンのホットサンド
バターが染みこんだサックサクのトーストで、
しっとりサーモンと、とろ~りチーズをサンド。
もう衝撃的にマッチ!美味しすぎる!
これ、今回の前菜で一番好きでした。

■前菜(単品)フランス産チーズのオムレツ
ウスターソース風のソースがよく合う
独特のふっくら感、香ばしさが抜群。
この厚みと巨大サイズ、満足感もたっぷり!

■メイン 高知メダイのパートブリック包み
パリパリ春巻きのような生地、パートブリック。
包み焼きにすると中の具の旨みが凝縮されるので、メニューにあるとつい頼んでしまいます。

ナイフでカリカリの生地を破ると、ほくほく&しっとりした魚の身が。
クリーミーなトマトソースが融合して、もうたまらない美味しさ!
なめらかマッシュポテトや、添えられたナンに
魚とソースの旨みが染み込み、美味し~い!

■メイン 仔羊の煮込み
一口サイズにカットされた仔羊は、口の中でホロッと崩れるほど柔らか。
かすかに残る、羊独特の香りがふわり。 
魚料理と同じ、優しい風味のトマトソースに
野菜の煮込みが加わり、こちらも絶品の味わい。

最後にコーヒーを飲んでゆったり。
コーヒーと共に出される、ミルクのピッチャーがなにげに可愛くてツボでした。

今回も、シェフは黙々と調理され次々にサーブ。
お忙しそうなので毎回話しかけにくいですが、美味しさに関しては
やっぱり満足度(と満腹度)が高かったです。

ごちそうさまでした!
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◇第2回目投稿(2013年4月)
この日は、13時半スタートでランチを予約。
他のお客さんが食後ムードの中、ランチ開始。

■前菜
黒ムツのポワレ 温泉卵とクスクスサラダ仕立て


前回同様、カラフルなお皿にワクワク。
プチトマトやクスクスの赤、バジルの緑、半熟卵の黄と色彩が溢れる1皿。
しっとりした黒ムツは、メインでも納得のサイズ。
濃厚なバジルソースはもちろん、
トマト風味のクスクスや半熟卵、どれを合わせても美味しい!

■前菜
ホワイトアスパラのムース ミニデニッシュ添え

見た目は真っ白でシンプルなムース。
ひと口食べてビックリ!何これ!超美味しい!

濃いブイヨンの旨味がブワっと押し寄せ、口当たりはブラマンジェのようになめらか。
ムースってこんなに美味しいんだ!と目から鱗。
香ばしいデニッシュに乗せれば、満足至極。

■メイン 
鮮魚の白ワイン蒸し ケイパークリームソース

ほっくり蒸された魚に、コクのあるまろやかなクリームソース。
濃厚ソースですが、ケイパーの酸味が加わり
見た目以上の爽やかさ。大きい魚でも、ペロリ。  

■メイン 若鶏のバロティーヌ包み焼き
パリパリ薄いクレープ風の生地に包まれた1品。
ナイフを入れると、生地が崩れ見た目が微妙に・・(故に写真なし)
  
生地に包まれた若鶏は、絶妙な火入れ。
一緒に入ったベーコンの香りで、旨味がアップ。
これは食べ応え十分、夢中になる美味しさ。
玉葱のグリル、前回1人1個だったのが半分ずつでしたが、相変わらずとろける食感と甘さ。

今回も豪快な見た目、濃厚でボリュームたっぷりのお料理に大満足。
ただ、今回は1点だけ残念な点が。
私たちがランチ最後の客だったためか
メインを食べている最中から、思いきり食器をガチャガチャと片付け始めるシェフ。

確かに早く片付けて、夜の準備が必要でしょうが
少なくともお客が食べている真っ最中、もう少し静かに片付けてもらえれば・・・。

大好きなお店だっただけに、残念でした。
次回はもう少し早めスタートのランチで!
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◇初回投稿(2012年12月)
ランチ激戦区の福島にある大人気のビストロ、大西亭さん。
濃い味わい好き、大き目ポーション好きの
心をくすぐる、独特のビストロランチが人気。

野田駅(阪神)か、野田阪神駅(千日前線)からは徒歩数分。
近くに20分100円の駐車場も(土日昼間の値段)
細い路地の奥、温かい黄色の外壁が印象的。

こじんまりしたお店はカウンターがメイン、
テーブル席1つで全15席なので事前予約は必須。

オープンキッチンでは、シェフが次々に調理し
テキパキした笑顔の素敵な女性スタッフが、簡単にお料理の説明と共にサーブ。

◇ランチコース 1,500円+消費税
アミューズ、前菜(4種より)、メイン(3種より)バゲット、飲物orチーズ


前菜を盛り合わせにすると+500円、
3,500円の夜用コースもランチで注文OKの様子。

■アミューズ 
肉と野菜のリエット、チーズと共に

リエットは少量ですが、まろやかな野菜と肉の旨味がふわり。
その上のチーズは、トロンと柔らかな口当たり。
やや香りが強く、ワインと好相性。

■前菜 
グリーンオリーブオムレツ クスクスサラダ

ドーンと大きなカットの、巨大オムレツが登場。
グリーンオリーブが大胆にゴロゴロ入った、ふっくら素朴なオムレツは食べ応え十分。
ウスターソース風の濃いソースが、意外に合う!

■前菜盛り合わせ( 500円)
(鰆ポワレ半熟卵とポテトサラダ添え、生ハムのサラダ、蕪のポタージュ)

 
なんだか大賑わい、すごい皿がやってきました!
子供の頃のお子様ランチのような・・見た目だけでワクワクしてきます。

ベローンと大きな生ハムは程よい塩気。
トマト味のクスクスと相性ピッタリ。

しっとり鰆のポワレ、そのままでも美味しいけど
半熟卵やポテトサラダを乗せると・・わぁ~、もう口の中が贅沢過ぎる!


食パン半分(・・クルトン?)が大胆に乗った
ポタージュは、蕪の優しい甘味がふわり。

■メイン 鯛の白ワイン蒸しトマトソース
こちらも皿いっぱいの豪快サイズで登場。
柔らかく蒸しあげられた魚はフワッフワ!
トマトソースが優しく寄り添います。

グリルされた玉葱のとろ~んと甘いこと!
なめらかな口当たりのとろけるマッシュポテトもたっぷり。

■メイン 鹿肉の赤ワイン煮込み
とろとろに煮込まれた鹿肉は全くクセがなく、口の中で優しくとろけます。
お肉の旨味が溶け出した赤ワインソースが、
肉やマッシュポテトに絡んで・・・んん~最高!

■バゲット(お代わりOK)
結構大き目に縦カットされたバゲット。
毎回、熱々パリパリの状態で出してくれます。

■コーヒー
最後にチーズか飲物を選べるのが嬉しいですね。
(チーズは+500円)

美味しい物をたっぷり食べられる、これ以上の幸せがあるでしょうか?
風味が強いジビエや、クセのある本格チーズなど好みは分かれそうですが、
ついつい虜になってしまう
お腹も心も満たされる大満足のビストロです。


ごちそうさまでした!

  • 上質なフランス産ブルーチーズのアミューズ
  • 大きなお皿に3人前近いボリューム、プラス500円の前菜盛り合わせ
  • 食パンの上に力強い旨味の分厚い仔鴨、トマトにクスクスが意外にマッチ

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6位

パティスリー ハレ (池田、石橋阪大前、桜井 / ケーキ)

1回

  • 昼の点数: 4.3

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 3.8
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ~¥999

2014/04訪問 2015/09/24

味・コスパ・美しさ!3拍子揃った、Parisを感じるケーキ屋さん

◇第3回目投稿(2014年4月)
久々に近くを通りかかり、春らしいケーキを購入。

■いちごとクリームチーズのタルト 399円
「チーズを使用したプディングタルト。苺の酸味とチーズのコクが好相性」


つやつや可憐な苺ソースは、ゴロンと形が残った苺のコンフィチュール。
まろやかなチーズ風味のプディングの下は
アーモンド風味のビスキュイ生地。
底は、バターが香るザックリぶ厚いタルト生地。

レアチーズケーキよりチーズのクセは低く、柔らかプディングが口中でとろけます。
爽やかな苺と、まったりチーズのクリーミー感、
これまでに食べた中でも、かなりのお気に入り!

■青りんごとキャラメルのシブースト 399円
「青りんごの爽やかな酸味をいかしました。
センターのほろ苦いキャラメルクリームと好相性」


パリパリのカラメル部分をフォークで崩すと、
たっぷりのクレーム・シブーストが。
ほわりと柔らかく、なめらかな口どけ。

中には、シャリっと爽やかな甘さの青林檎、軽いほろ苦さのキャラメルクリームが。
一番下は、香ばしいタルト生地がザクザク。
果物の爽やかな甘味とキャラメルの苦味が重なり合い、絶妙のハーモニー。

マカロンでヘーゼルナッツや爽やかなライムの
クリームを合わせた「ココライム399円」
など、夏っぽい新商品も。

このコスパ、美しく美味しいケーキと、居心地の良さ。
やっぱり定期的に通いたくなる大好きなお店です。
ごちそうさまでした!
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◇第2回目投稿(2013年11月)
5周年を迎えた、大好きなパティスリー ハレさん。
イベント中だったので、記念BOXをGet!
(1,000円以上購入の場合)

■5周年記念Box
Wakka、チョコの焼菓子、クッキー、100円割引券


Wakkaはハレさんを代表する焼菓子で、「和菓」、「輪っか」の意味。
国産黒豆、銘酒、和三盆、米粉など和の素材を使い
しっとり食感、優し~い生地と黒豆の甘さ。

お酒の香りは、ごく控えめなので食べやすく
形やパッケージも可愛く、贈答用や引出物にも人気。

それ以外に購入したのがこちら
(ショップの説明書きを「」に記載)

■トンカ 399円
「中南米原産のトンカ豆のムース。いちじくの
コンフィチュールを合わせエキゾチックな味わいに」


ベースはバニラ風味(?)のなめらかムース。
果実感溢れる無花果のコンフィチュールに、ジャリジャリ独特な食感と香りのトンカ豆。
カカオやコーヒーとも違う、妖艶な香り。
ザクっと厚みあるタルト生地も美味しく、既に何度もリピート。

■柚子のムラングシャンティ 336円
「サクッとしたメレンゲで濃厚キャラメルクリームをサンド。
ほろ苦さに柚子でアクセントを加えた冬季限定版」


通常のムラングシャンティ同様、
大きなメレンゲ生地を、毎回潰してしまいますが・・
コクとほのかな苦味のキャラメルクリームに、
柚子のほろ苦い香りが相性抜群、大人のデザート。

■キャラメルノワ 378円
「香ばしい胡桃のキャラメリゼと、なめらかなキャラメルクリーム、
ミルクチョコクリームが口で絡み合います」


メインとなるのは濃厚なチョコクリーム(上)と
とろける口どけのキャラメルクリーム(下)の2層。
こにカリカリの胡桃やキャラメルソースが重なり
繊細な味わいは、もはや芸術的。これもリピ多数。

■むらさき芋のモンブラン 399円
「紫芋と鳴門金時使用の上品な甘さのモンブラン。
ザクっとしたタルト生地を土台に」


鮮やかな紫のクリーム、つやつやの鳴門金時。
舌触り滑らかな紫芋クリームの中は、カスタード、
生クリーム、まったり鳴門金時ペースト。
ザクザク食感のタルトも香ばしい!

■マルジョレーヌ 378円
「卵白にアーモンドとヘーゼルを混ぜた生地を重ね
プラリネクリームと生クリーム、ガナッシュをサンドしました」


ナッツ好きにはたまらない1品!
表面にアーモンド、ざくざくクランチとピスタチオ。

ナッツ香る生地に、生クリームとプラリネクリームが優しく溶け合い、
そこにガナッシュの甘味がふわり。
Paris三ツ星レストランで生まれた複雑な古典菓子も
ナッツを豪快に乗せハレ仕様に。
これハマる~!あぁ、ナッツ天国♪

やっぱり秋・冬は濃厚ナッツ系やお芋系など
旬の食材を使ったケーキが美味しくて幸せ♪
6周年、7周年とずっと通い続けたいお店です。
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◇初回投稿(2013年1月)
池田市の住宅街にある大人気のケーキ屋、パティスリーハレさん。
外観はシンプルでスタイリッシュですが、
店内は一転、雑貨屋さんのような可愛い内装です。

ショーケースには、キラキラ季節感溢れるケーキが。
Parisのパティスリーを思わせる、繊細なデザインの本格派から
熊やハロウィンお化けなど、遊び心のあるものまで。
人気の焼菓子は、ギフト用もスタンバイ。

休日には、お店の駐車場にとどまらず道路に車が溢れる人気ぶり。
(クリスマスには警備員さんが2名態勢で、終日プチ渋滞が発生するほど)

そんな人気店なのに、ほとんどが400円以下と
大阪市内の有名店に比べ、ぐっとリーズナブル。
数えきれないほど試した中で、お気に入りはこちら。

■オランジュノワゼット 399円
「キャラメルムースとオレンジクリーム。
ヘーゼルナッツの香ばしい生地。オレンジの果肉も入り、絶妙なバランスに」


つやっつやの美しいキャラメルドームにうっとり。
キャラメルムースの苦味と、オレンジクリームの
風味が絶妙に重なり、とろける味わい。

ナッツとキャラメルで濃厚そうですが、
ざっくり入ったオレンジの果肉が爽やか。
ザクっと香ばしいタルトの底には、薄いチョコが。  

■マロンピスターシュ 378円
トップには粗めに砕かれたピスタチオ。
ヘーゼルナッツ生地にピスタチオクリーム、
その間に挟まれた、カシスジャムがアクセント。
底には粒々マロンがぎっしりで、上から下まで大胆にすくうと、口の中がお祭り状態☆  

■クレームブリュレ 157円
バーナーでカラメリゼしてくれ、表面はパリパリ。
中はバニラが芳醇に香り、トロリとクリーミー。
気軽なお値段なので、ついつい頼んでしまいます。

■ムラングシャンティイー 336円
大きなメレンゲ生地でクリームをサンド。
トップはナッツのカラメリゼ、ほろ苦レモンピール。
毎回メレンゲ生地が潰れ、綺麗に食べられませんが
あっさりしつつコクのあるキャラメルクリーム、サクサク軽い口どけのメレンゲが好相性。

「ミントとショコラのタルト」や「パイナップルと黒胡椒のケーキ」など、
外国の風を感じる、個性的な組み合わせもあり、
大好きなParisに行った気分を味わえます。
 
ケーキはもちろん、キッシュやマカロン、
バレンタイン時期は美味しそうなフレーバーのトリュフも。

手作り感あるラッピングも、優しく素朴な印象。
もらった人が、思わず笑顔になりそうな可愛さです。
丁寧で柔らかい印象の接客、進化し続けるケーキ達。
これからもずっとファンでいたい、
ずっと続いてほしい、そんなお店です。


ごちそうさまでした!

  • 無花果のコンフィチュールとトンカ豆の風味が格別な、トンカ399円
  • なめらかなチーズプディングたっぷり、苺とクリームチーズのタルト399円
  • 爽やか青りんごとほろ苦キャラメルクリームが絶妙、青りんごとキャラメルのシブースト399円

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7位

パリアッシュ (渡辺橋、肥後橋、中之島 / パン、洋菓子)

2回

  • 昼の点数: 4.0

    • [ 料理・味 4.3
    • | サービス 3.7
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP 3.3
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ~¥999

2018/07訪問 2018/10/31

圧倒的な素材感!もはやパンの概念を超越した、唯一無二のブーランジェリー

◇複数回訪問(2018年7月)
レビューするのは約3年ぶりですが、
美味しいヴィエノワズリーを食べたい!という時に、何度もお邪魔している
間違いない美味しさのパリアッシュさん。
(実際はヴィエノワズリーよりも、ハード系の方が品数豊富で有名ですが)

ここ最近購入して、特に印象的だったのは(以下、全て税別価格)

■エスカルゴピスターシュ プーヴァロンタン 350円
「エスカルゴピスターシュの上に
ホワイトチョコとイラン産ピスタチオ、苺をトッピング」


可愛すぎるバレンタイン仕様のエスカルゴ。
通常版でも、緑が鮮やかなピスタチオ風味のカスタードがリッチな味わいですが
今回のはまた、ググッとゴージャス!
ピンク色のドライ苺とホワイトチョコで、ピスタチオがさらに引き立ちます♪

ザックザク、パリッパリの香ばしい生地は
層と層の間に、表面のホワイトチョコのまろやかな甘味が入り込み
香りの強いピスタチオナッツや
甘酸っぱいドライ苺、コク深いピスタチオのクリームがバランスよく重なります。
あぁ、美味しすぎる・・食べ終わるの嫌~

■ガトーバスク ショコラ&マロン 480円
バターやアーモンドたっぷりのサクサク生地に、カスタードやさくらんぼのジャムを
詰めて焼く、郷土菓子「ガトー・バスク」
今回はショコラと栗を使ったバージョン。

ショコラ生地は、ザクッと香ばしく焼き込まれたクッキーのような食感。
その間に、ホクホク素朴な甘さの和栗、
なめらかなフランジパーヌ(カスタードにアーモンドクリームを加えた物)、
さらに濃厚なガナッシュとラムの薫り。


ザクほろ&トロ~リ、さまざまな食感に
ショコラ生地のほろ苦さ、フランジパーヌやガナッシュの奥深い甘味が重なり
見た目は地味だけど重厚で贅沢なスイーツ。

■クイニーアマン 320円
「1860年、ブルターニュの最果ての町で夫婦が経営するパン屋で売るものがなくなった
ある日、残っている材料でお菓子を作って
みたらこれが大評判に。それがこのクイニーアマンだとか。上質なバターの香り、
圧倒的な砂糖の存在感のある発酵菓子パン」

「シェフのスペシャリテ」に惹かれて購入。
ビジュアルからも、溢れるバターやお砂糖の贅沢な甘味が伝わります。

折り込まれた生地は、1枚ずつ存在感のある厚みでもっちり&しっとり。
層の間からは、しみ出すような発酵バター。

いや、これはもうバターシロップ的な?
バターとお砂糖が溶け合った、たまらない甘味と旨味がジュワッ、ジュワッと口中に。
うぅ・・この美味しさ、人間をダメにする~

表面はパリパリにキャラメリゼされ、カソナードのようなザラリと粗い砂糖の粒が。
その香ばしさと砂糖の食感が、
ジューシーな内側の層と良い対比に。
あまりに美味しくて、店頭に並んでいると毎回買わずにいられないお気に入りの1品。

■エスカルゴピスターシュ 320円
「ピスタチオ風味のカスタードクリームとグリエ・ド・カカオと
ホワイトチョコを巻き込んだデニッシュ」


層が美しい渦巻き生地は、極薄パリッパリ。
こんなに薄いのに、中の層1枚1枚はしっとり、甘くふくよかなバターの香り。
もう何度食べても感動するデニッシュ生地。

鮮やかな緑色のカスタードクリームは
しっかりとメリハリある甘味で、ピスタチオの風味と香りがすごい!

茶色の粒は、砕いてローストしたカカオ。
香ばしくほろ苦いカカオはナッツのようで、全体のバター風味や甘味が際立ちます。

これまでに食べた事があるパンも、さらなる進化を遂げていました!

■今年のマンゴーフロマージュ 360円
「マンゴーピューレとホワイトチョコを練り込んだ生地で、自家製マンゴーコンポートと
クリームチーズを包み焼き上げた後
フレッシュマンゴーとマンゴーシロップをぬり仕上げました」


むっちり&ムギュッと弾力ある生地は、マンゴーとホワイトチョコが練り込まれ
生地だけでも、華やかなフルーティさ。

もちろん、中身もますます豪華に!
マンゴーの果肉をギュッと凝縮したような、ねっとり濃厚なコンポートと
とろけるクリームチーズが口の中で一体に。

さらに、トッピングのマンゴーシロップやフレッシュマンゴーの弾ける果実感。
これ、マンゴーの食べ方の中で最上級かも?

■パン・オ・フロマジュリー 380円
「エメンタール、グリュイエール、ゴーダ、エダムチーズを生地に対して
60%練り込んだ、チーズ屋さんのパン」


以前いただいたパン・オ・フロマージュも、エメンタールとグリュイエールの
香り豊かなチーズが印象的でしたが

こちらはなんと、チーズが4種類に!
さらに生地の半分以上、生地の60%もチーズが練り込まれているので香りがすごい!
袋から出す前から、芳しいチーズの香り。

食べてみると、分厚く香ばしいチーズともっちり高密度の生地が一体化し
もはや、生地そのものがチーズのような?

口の中が一気にチーズ!チーズ!チーズ祭!
はみ出たカリカリチーズまで、濃い~!

どこを食べても溢れるようなチーズの香りとコクを楽しめる、チーズ好き悶絶の1品。
1つが税込み400円、と強気な値段も納得・・
鼻血が出そうなチーズ感がクセになる~

美しい焼き菓子も本格的でクオリティ高い!

■クレオル 280円
「しっとり優しいさつまいものクレーム・ダマンドをサンドしたお菓子」


上下は、サクッと薄いバター風味のサブレ。
サンドされているのは、ホワイトチョコで覆われたさつま芋のアーモンドクリーム。
しっとりホロホロ、風味良いダマンドと
お芋の甘味やバターの香りが融合し、初めてなのに懐かしい味の焼き菓子。

ほんのり香る洋酒も、いい仕事してます。

数えきれないくらい、お邪魔していますが
何度見てもときめく魅力的なショーケース、遊び心ある組み合わせの新作パン。

そして、食べる度に感動の食感・香り良さ。
もはやパンという概念を超えるほど、贅沢に使われた素材の量や品質の高さなど
圧倒的な美味しさに、毎回惚れ直すお店です。


ごちそうさまでした!
◇第9回目投稿(2015年9月)
約半年ぶり、土曜のお昼に伺うと長蛇の列。
対面式なので仕方ないですが、待ちが長い~
皆さん、本当に大量購入で梱包だけでもスタッフさん数人がかりで大変そう。

今回選んだのは、以下4点(価格は税別)

■花美のフリュイセック 390円
「苺風味のライ麦生地に、ドライ苺など
たっぷりのドライフルーツとかぼちゃの種を練り込んでいます」


アッシュさんと言えば!の「セーグルフリュイセック」シリーズから
可憐なピンク色の、大好きな苺風味を選択。

重みずっしり、カットする時に上手く切れないほどフルーツがゴロゴロ。
生地<<具の、有り得ない配合・・贅沢!

苺味のもっちり生地は、華やかな酸味でフルーティ。
苺や林檎、マンゴーにレーズンなどドライフルーツの甘味に、南瓜の種もカリカリ香ばしい♪

山で遭難しても、これ1つで回復できそう?

試食で置かれているように薄くスライスし
少しずつ大切に味わいました。(一度に食べると、贅沢すぎて鼻血出そう)

■エメンタール・ノワ 240円
「相性の良いエメンタールチーズとクルミに、蜂蜜を合わせたパン」


しっとり風味良い生地は、ほんのり蜂蜜味。
香ばしい胡桃と、エメンタールチーズの塩気とコクが絶妙に絡んで
ず~っと噛んでいたくなる奥深い味。
この旨味ある生地、PARIS-hさんならでは!

■エスカルゴ・ショコラ 280円
「ショコラ風味の生地に、パティシエール(カスタードクリーム)と
スイートチョコを巻き込んでいます」


サクサク、パリッパリのデニッシュ生地は
じゅんわりバターが染み出すほどリッチ・・やっぱり、デニッシュ美味し過ぎる~♪

香り高いスイートチョコが沢山練り込まれ
焼いたカスタードクリームの甘味が、コク深く香ばしいショコラ生地に重なる・・
もはや最高レベルの「スイーツ」。好み~

■クレームダマンドゥ・マロン 240円
やっぱり外せない、この時期ならではの栗。
粗く砕いた栗を、クレームダマンド(アーモンドクリーム)で包み焼き上げたパン。
ほわりと溶ける柔らかブリオッシュの中に
素朴な栗の甘味と、甘すぎないクレームダマンドのホロホロ感。
想像よりずっとあっさり、上品で軽い1品。

並ぶのは苦手ですが、色とりどりのパンが並ぶ光景は何度見ても、
どんな時も幸せな気分になれます。

これからもどんなパンに出会えるか楽しみ♪

ごちそうさまでした!
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◇第8回目投稿(2015年4月)
お花見がてら(全く通り道ではないですが)、大好きなパリアッシュさんへ。
ますます個性が発揮される新作が増え
ショーケースを見ているだけでもワクワク。

今回選んだのは、こちら。(価格は税別)
■パン・オ・ショコラ・ノワゼット 240円
「ミルクチョコレートとヘーゼルナッツ」


層と層の間から、しっとりバターがしみ出すようなパリッパリのリッチな生地は
何度食べても、食べる度に虜になります。

分厚いミルクチョコの本格的な風味に、表面のヘーゼルナッツの香ばしさ。
食べると思わず笑顔になる完璧な美味しさ。
これ、次も絶対買おう!

■生ベーコンとシャンピニオンのタルトフランベ 260円
焼き立てで~す!の声に、思わず購入。
急いで、熱々をいただくと・・おぉ、これ美味し~い!なんてハマる味!
ジューシーで香り高い生ベーコンの塩気に
マッシュルームの奥深く芳しい風味、たっぷりのトロトロチーズ。


分厚いふちの部分が、また絶品!
小麦の旨味と香ばしさが全開の生地は
中はもっちり、表面はパリッと歯触りだけでも素敵。
濃厚な具を受け止める、この力強い生地・・思い出すだけでヨダレが出る超お気に入り。

■ロリビエ 260円
「グリーンオリーブにアンチョビの詰まった
スタッフドオリーブを、6粒包んで焼き上げています」


よく見かけるオリーブ入りのパンの、2倍近い長さの巨大スティック。
グリーンオリーブのジューシーな酸味とコクに、アンチョビの塩気・・
こりゃもう鉄板の味わい・・完璧にアテ!

生地がまた、もっちもちで旨味抜群♪
オリーブ&アンチョビとの一体感
といい、お酒が止まらなくなるハマる味。

最近、サランボ(パリパリ飴がけシュー)や
バニラ香るもっちり生地の「ファーブルトン」
など、スイーツ系にもハマっていましたが、
惣菜パンもやっぱり、めちゃ完成度高い!

桜海老や空豆、筍など春素材のパンも
並んでいたので、もっと定期的にお邪魔しなくては!

ごちそうさまでした!
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◇第7回目訪問(2014年8月)
半年ぶりに、美味しいバゲットを求め訪問。
閉店30分前でしたが、平日だったので割と品揃え豊富でした。

■バゲット トラディション 300円
「フランス産小麦を使用したバゲットです」


クラスト(パン表皮)が香ばしい細めを選択。
同じ生地でも、クラム(パン内側)を味わうなら太くて短い
「バタール 420円」がお勧めとのこと。

すぐ食べる半分は綺麗にスライス、残りを冷凍すると言うと冷凍用の袋も下さいました。

リベイクして食べてみると、想像通りガリッバリッと香ばしいクラスト。
この焼き色と歯応え・・たまりません!

やや褐色のクラムは、ほのかな甘みと軽い酸味が噛むほどに広がる奥深い味わい。
一緒に食べようと、ラタトゥイユや
スープも作ったのに、バゲットだけをそのまま食べ続けてしまうハマる味。

■スタッフドオリーブとクレームエペス 210円
「クレームエペスを塗ったシャバタに、アンチョビ入りグリーンオリーブをゴロゴロと」


シャバタ生地はフワッと柔らかく、しっとりモッチリした食感。
肉厚の大粒オリーブ4つに、「クレームエペス」がサンドされています。
フレンチに欠かせないという発酵クリームで
サワークリームのようにまろやかな酸味。

アンチョビの塩気と、オリーブのコク、生地に馴染んだクレームエペスが、
一体感を生みシンプルなのに美味しい!

■赤どりとポルチーニのタルティーヌ 240円
バゲットに具を乗せた、オープンサンド。
側面はカリカリ、中しっとりの生地に、赤どりの旨味&刻まれたポルチーニ茸の豊潤な香り。
さらに、なめらかなクリームソースや
香り良いチーズが重なる凝縮された旨味・・これはワイン泥棒ですね~

■ヴィエノワ・ペーシュ・エ・パンプルムース 180円
「桃のコンフィを練り込んだヴィエノワにグレープフルーツのクリームをサンド」


歯切れ良く、優しい甘さのヴィエノワ生地。
その間には、刻んだグレープフルーツピールと洋酒が香るクリームが。
桃の甘い香りとグレープフルーツの苦味が
夏らしい組み合わせ、南国ムードの1品。

お店に足を運ぶ度に新しいパンと、食べたことのない新鮮な美味しさに
必ず出会える、大好きなお店です。
ごちそうさまでした!
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◇第6回目訪問(2014年3月)
年末以来、3ヶ月ぶりの訪問。
春らしく可愛いパンと、食パンを購入。

■パン・ア・ラ・フレーズ 240円
「イチゴとホワイトチョコ、無塩クリームチーズ」


可愛いピンクの生地は、驚くほど苺の香り。
ドライ苺を練りこんだ、もっちり生地のフルーティな甘さに
サッパリした無塩のクリームチーズと、
ホワイトチョコがリッチな甘さをプラス・・春のウキウキ感を詰め込んだパン。

■角食(1斤) 280円
まずは、焼かずにそのまま。
ふんわり、きめ細かい柔らかさが印象的。
甘いミルクの香りで、しっとりした食感。  

焼くと表面のきめ細かさが際立ち、バターが染み込まず流れていくほどの密度。
焼いても変わらず甘い香りと繊細な舌触り。

他のパンに比べると、グッとコスパが良く満足度の高い食パンは、
今後も頻繁に購入することになりそうです。
ごちそうさまでした!
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◇第5回目(2013年12月)&シュトーレン
最近毎月お邪魔しているパリアッシュさん。
年内最終営業日のお昼すぎに伺うと、お客様も少なめで見やすく色々と購入。

■来年のマンゴーフロマージュ 260円
パリアッシュさんと言えば!の名物パン。
本町の頃から年々変化し、移転後は初購入。
年末だったので、来年版を一足早くGET。

フレッシュな果実感がほとばしるマンゴーに、マンゴー入りのなめらかクリームチーズ。
もっちもちの生地にもマンゴー果汁入り?
焼き立ての生地に、とろけるクリーム、マンゴーの果肉が重なり
食べ始めると止まらない夢中になる味わい。

■森をさ迷うミエル 380円
「いろいろなナッツとクランベリー、はちみつを組み合わせたライ麦パン」


素材がギッシリと詰まった、美しい断面。
くるみにアーモンド、ピーカン、カシューナッツやピスタチオなど様々なナッツに、
ゴロンと入った栗やクランベリーまで贅沢~

ナッツやベリーに、優しいはちみつの香りやライ麦の風味が相性抜群。
細めの成型なので、他のセーグル系に比べ
もちもち感は低く香ばしいナッツが前面に。

■ビエノワ マロングラスロム 180円
噛むほどに甘味を感じるビエノワ生地に
ラム酒を大胆に効かせた、大人のラムレーズンがゴロッゴロ。
そこに砕いたマロングラッセとミルククリームを合わせた、洗練された美味しさ。

■白桃のガレット トロペジェンヌ 230円
サクッ、ふわふわ~と優しいガレット生地に
ジューシーで甘い白桃と、たっぷりのカスタードクリーム。
もはや白桃のケーキを食べている感覚に。

■グリオット ピスターシュ 260円
「グリオットとピスタチオクリーム、ホワイトチョコのブリオッシュ」
 

分厚いブリオッシュ生地に、ねっとり香り立つピスタチオクリーム。
グリオットチェリーの酸味がいいバランス。

■苺のシュトーレン 1,800円
「濃縮苺果汁で生地を練り、ドライ苺を苺リキュールで軽く合わせ、ピスタチオを組み合わせました」


あっという間に完売したという、恐ろしいほど大人気のシュトーレン。
手間ひまかけて作られるクリスマス気分を盛り上げる1品は、ズッシリした重み。
表面は、砂糖でコーティングされ真っ白。
少しずつ大事にスライスして楽しみました。

まずは、じっとり染み出すバターの風味。
苺が爽やかに薫る生地は、存在感たっぷりのドライ苺の凝縮された甘さが印象的。
そこに、ピスタチオ独特の風味と食感。
見た目の可愛さはもちろん、苺好きも納得の苺祭り!な味わい。

最近の購入はスイーツ系に偏り気味ですが
どのパンの組み合わせも個性的で、おおっ!と思える工夫がやっぱり楽しいですね~

ごちそうさまでした!
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◇第4回目訪問(2013年11月)
今回は初めて平日夜に訪問。
この時間、意外と狙い目?仕事帰りの女性がチラホラ、でもパンの種類は豊富。
マダムの説明を参考に、ワイン用に2点購入。

■濃密なミエル 380円
「ドライフルーツとゴルゴンゾーラ、蜂蜜を組合わせたライ麦パン」


試食のパンが、衝撃的に美味しくて購入。
アッシュさんの代名詞と言えば、「セーグルフリュイセック」。
フルーツとナッツたっぷりのライ麦パンは、「ドライ苺」や「胡桃」などもスタンバイ。

生地よりも明らかに多い、具がゴ~ロゴロ。
カットした断面は、キラキラとカラフル。

組み合わせによって、練り込むドライフルーツを変えるらしく
無花果、クランベリー、アプリコット?など
ピリリとしたゴルゴンゾーラや、胡桃入りの生地に合う物ばかり。
このパン・・赤ワイン止まりまへん・・

■クロックムッシュ 230円
「パルムザンソースとロースハム」


チーズ感が溢れる、贅沢クロックムッシュ。
卵とチーズを使った濃厚なパルムザンソースに旨味あるハム、カリカリ香ばしいチーズ。
褐色のバゲットは、クラストはかためですが
クラム(パン内側)は、ふんわり柔らかで全体的に食べやすい食感。

やっぱりどれを食べても美味し~い!
禁断のセーグルフリュイシリーズに手を出してしまったので
ハマりすぎないよう、気を付けなければ!

ごちそうさまでした!
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◇第3回目訪問(2013年11月)
土曜14時過ぎ、珍しくレジ前に行列なし♪
とはいえ、お客様は多く相変わらずの人気。

■パン・オ・フロマージュ 350円
「エメンタールとグリュイエールチーズがたっぷり練りこまれたパン」


ふんだんに練りこまれた、濃厚なチーズの香りにクラクラ。
もっちり生地と、チーズの一体感がすごい!
どこを食べても凝縮されたチーズの香り、周りのカリカリチーズも香ばしい!

■ブリオッシュ・フィユテ(ピスタチオクリーム) 260円
「ブリオッシュ生地でバターをおり込んだパンにピスタチオクリームをサンド」


一見シュークリーム風ですが、生地がすごい!
ハラハラと極薄の生地は、一口かじるとジュワッと広がるバター感。
サックリほどけるブリオッシュ生地に、
贅沢に重なるバターの風味がジューシー!

まったりクリーミーで、独特な香りのふんわりピスタチオクリームが
これまた、とんでもない美味しさ!
これまで食べたPARIS-hさんのパンで1位?

新しいパンを試すたびに、また異なる魅力が広がる素敵なお店。
これからも、広がる世界観を味わいたい!

ごちそうさまでした!
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◇第2回目訪問(2013年9月)
今回は土曜13時というピークタイムに訪問。
ざっと10人の行列、皆さん大量買いで(1人5千円超えもザラ)、
レジまでたどり着くのだけで一苦労・・

■さつまいもとカスタードのパイ(正式名称不明) 210円
何層も重ねられた、ぷっくりと厚みのある香ばしいパイ生地。
バター香る生地に、表面のカリカリ砂糖。
中にはホクホク甘いさつまいもに、とろ~りカスタード。
パリパリ生地と、まったり濃密なフィリングは文句なしに好相性!

■栗のクロワッサン・オ・ザマンド 290円
ケースに残り1個、ドキドキしつつGET~
ゴロゴロ大粒の栗と粉糖が、ゴージャス!

大粒の栗の下には、ねっとり濃厚な栗(?)のペーストが。
クロワッサン生地には、華やかに薫り立つ
シロップがしみ込んで、食感はジュワッ!
幾重にも重なるハーモニーに、一口食べて「くぅぅ~贅沢!」と悶える美味しさ。

1個2~300円の価格も余裕で納得してしまう、恐ろしいほどの満足感。
洗練された秋の味覚を、ワンコインで堪能♪
ごちそうさまでした!
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◇初回訪問(2013年8月)
パン好きにとって、もはや伝説の有名店、「Four de h(フール・ドゥ・アッシュ)」さん。
本町にあったお店が休店後に移転し、
2013年7月、ついにOPENしました。

旧ダイビルの重厚な雰囲気は残しつつ、綺麗になった新ダイビル。
本館1階のお店は、白さが眩しい真新しさ。
お店入口には、可愛い豚モチーフの看板。
自動ドアの先には、手作り感漂う白壁とナチュラルな木材と、温かみのある内装。

コアなファンが多いアッシュさん、
人気の秘密は、独創的で個性的ないわゆる「変態パン」たち。
抹茶にオレンジピール、ピスタチオに青梅、
一見奇抜な組み合わせながら、食べると好相性で毎回「おぉ~」と感動でした。

初訪問で、購入したパンはこちら。
(「」はショップの説明書きより)
■パン・オ・レザン 240円
「ラムレーズンを巻き込んだデニッシュ」


つやつや光る、バターが溢れだすような贅沢デニッシュ生地。
一口かじると、口中に芳醇なバターの香り。

大粒のラムレーズンがゴロンゴロンと巻き込まれ、デニッシュ生地がほどけてくる程。
ジューシーなレーズンに、サクサクの生地、
ギュギュッと詰まったレーズンとバターの風味を、思いっきり堪能できます。

■グルノーブル・ア・ガレット 260円
「キャラメル、黒糖、グルノーブル産の胡桃を使ったガレットセーグル」


中心はもちっ&しっとり、強いセーグル風味。
黒糖とキャラメルというコク深い甘さの中に、胡桃がザクザク。
特にタルトの端は、ガリガリとクリスピー!

■バトネ・アンショワ・エノワ 260円
「アンチョビと胡桃、エメンタールチーズの組み合わせのパンです」


ガリリッ、とハードな歯応えが印象的なクラスト(パン表皮)。
チーズとアンチョビの塩気に、胡桃の風味。
クラム(パンの内側)はもっちり、噛みしめるごとにアンチョビの旨味が。
ナッツにチーズ、アンチョビとお酒のアテ!

■レンズ豆とカレーのタルティーヌ 190円
バリッと厚く香ばしい土台のバゲットの上に
トマト入り?のフルーティなカレーに、たっぷり入ったレンズ豆。
こんがりチーズが覆う、夢中になる味わい。

どのパンも、食べた後の充実感が半端ない!
贅沢に入った具や、ふんだんに練りこまれたバターなど食べているだけでリッチな気分に。

甘味や塩気、素材の香りがハッキリした
濃厚なパンがお好みの方にはドストライクなお店だと思います。

ただ対面式になりレジで時間がかかります。
特に迷いつつ沢山買うお客様がいる場合は、列が全然進みません。

買うパンが決まっている人、買う点数が少ない人専用のレジを分けてくれれば
対面でも、もっとスムーズに買えそう・・
とはいえ、試してみたいパンや焼き菓子がたっぷり、これからも足繁く通います。

ごちそうさまでした!

  • ホワイトチョコやドライ苺が可愛いバレンタイン仕様!エスカルゴピスターシュ(プーヴァロンタン)350円
  • バターやアーモンドを使ったガトーバスクのショコラ版、ガトーバスク(ショコラ&マロン)480円
  • ザクッとしたショコラ生地でホロホロ素朴な和栗と、なめらかなフランジパーヌや濃厚ガナッシュをサンド

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8位

Le Caneton (谷町六丁目、松屋町、谷町九丁目 / フレンチ)

1回

  • 昼の点数: 4.1

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 3.8
    • | CP 4.5
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥1,000~¥1,999

2013/08訪問 2016/09/16

アミューズから小菓子まで充実の7品!破格の1,800円ランチコース!

繊細なフレンチが高評価の、Le Canetonさん。

アミューズ、前菜、スープ、リゾット、メイン、デザート、小菓子まで付いた
充実のランチコースが、なんと1,800円

お値段重視の大阪でも、これは安すぎでしょう!

お店は地下鉄谷町6丁目駅3番出口から徒歩1分、左手すぐの小道を入ると正面にお店が。
大阪下町の風情が漂う空堀商店街も、すぐ近く。

緑のオーニングが可愛くカジュアルな雰囲気。
入口には本日のランチメニューと、「予約で満席」の札が。
事前の予約必須の人気店ですね。

1階は赤いスツールがお洒落なカウンター、
2階はたっぷりの日差しが差し込む明るい空間。
カトラリーとナプキンがセッティングされた、上品なテーブル席がズラリ。

それでは魅惑のコース、はじまりはじまり・・・

■冷製キノコのロワイヤル トリュフ風味
表面を覆うふわっふわの泡の下は、
濃厚な茸風味のロワイヤル(洋風茶碗蒸し)。
口の中でスっと溶けるなめらかさですが、舌の上には芳醇なキノコの風味が。
1皿目からこの完成度、次のお料理も楽しみに。

■仔羊のテリーヌ クミン風味
やや粗めのお肉がギュっと詰まったテリーヌは、
カレーを思わせるクミンの風味がしっかり。

周りに巻かれたベーコンや、粒胡椒のアクセントで小ぶりながら重厚な味わい。
鮮やかなパプリカマヨソースも、まろやか~

■バゲット
バリっと香ばしいクラスト(パンの表皮)、
心地よい塩気の、もちっとクラム(パン内側)。
ついつい食べ続けてしまう美味しさ。
お代わりのパンも熱々でサーブしてくれます。

■冷製カリフラワーのスープ グレープフルーツ風味
ひと口目から、口の中にサァッと風が吹くような涼やかなスープ。
サラっと軽い口当たりに、グレープフルーツ独特のほろ苦い風味がふわり。
夏に嬉しい清涼感、初めて味わう組み合わせ。

■蒸し鶏と枝豆の白味噌リゾット
見た目は白一色で一見シンプル。
食べると濃い枝豆、蒸し鶏の旨みがしっかり。
チーズリゾットを思わせるコクは、白味噌?
芯の残ったタイプでなく、柔らか仕上げのリゾットでお米が甘い!

■国産豚肩ロース シュークルート添え
メインはたっぷりボリュームのある一皿。
こんがり焼き目の香ばしい豚ロース肉は、ジューシーで噛むほどに旨みが♪

付け合せは、キャベツの酢漬け(シュークルート)、じゃがいもといんげん。
マスタードやシュークルートの酸味が、
豚の脂を絶妙に和らげ、味に深みを加えます。
この1皿だけでも1,800円以上しそうな完成度!

■桃のグラニテとココナッツソルベ
鮮やかなピンクのグラニテは、新鮮な桃の風味。
ココナッツソルベは、濃厚で柔らかな口当たり。
オレンジ風味の焼きメレンゲや、黒豆の甘露煮が小粋な名脇役に。

■小菓子・飲物(コーヒー、紅茶、エスプレッソより選択)
左からクッキー、キウイのギモーヴ、マシュマロ、コーヒー風味のクッキー。
充実した内容、エスプレッソの苦味にピッタリ。
薄くパリパリした食感で、カラメルのような風味のコーヒークッキーが好みでした。

きちんとネクタイをした上品なギャルソンさんが、スマートにサーブしてくれ
エディブルフラワーが華やかなお皿など、優雅。

繊細な見た目に加え、ソースと食材の組み合わせ・意外性など味わいも本格派。
1皿のポーションは少なめだけど、様々な味を
少しずつ色々楽しめるので、お腹も心も満たされた大満足のランチコースでした。

ごちそうさまでした!

  • 前菜:仔羊のテリーヌ クミン風味
  • アミューズ:冷製キノコのロワイヤル トリュフ風味
  • 冷製カリフラワーのスープ グレープフルーツ風味

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9位

グリルトミー パート2 (神明町、妙国寺前、花田口 / 洋食、ハンバーグ、とんかつ)

1回

  • 夜の点数: 4.2

    • [ 料理・味 4.3
    • | サービス 3.5
    • | 雰囲気 3.0
    • | CP 3.8
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 昼の点数: 4.2

    • [ 料理・味 4.3
    • | サービス 3.5
    • | 雰囲気 3.0
    • | CP 3.8
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    ~¥999 ~¥999

2013/04訪問 2015/02/25

大人のお子様ランチは圧巻のボリューム☆子供に戻ってしまう洋食屋さん

某有名グルメブログで初めてその名を知った、
いまや伝説の洋食屋トミーパート2さん。

初めてお店を訪問した時は、その怪しげな外観
(古びた昭和の喫茶店)、おっちゃんの独特のノリ、
目を疑う満足度たっぷりのボリュームと、
料理そのものの味わい、全てに驚いたものです。

それから数年、もう数え切れないほどお邪魔し、
その間にテレビ取材があったり、
食べログベストレストランに選ばれたり、
メニューが増えてお洒落になり、若干値上げがあり
色々と変化しつつ、お料理はずっと変わらぬ美味しさ。

駅から離れた不便な場所にも関わらず、
昼でも夜でも基本、お客さんがひっきりなし。
料理担当のマスター、料理サブ&フロア担当の人懐こいおっちゃん、
若いお兄ちゃんも料理担当に加わり、頼もしい限り。

洋食屋定番の、カレーやハンバーグ、オムライスなど
単品に加え、揚げ物のセットメニューもありますが
今回は、よく注文するメニューをご紹介。

ちなみに、「ランチ」と書かれていても
夜にも同じお値段で注文できます。

■Bランチ(海老フライ・ミンチカツ・トンテキ) 950円
「トミーと言えばコレ!」というくらい、
メディアにもよく登場する人気メニュー。
以前より100円値上げも納得の、圧巻のボリューム。

*海老フライ
開いてあるので箸で持ち上げるのに苦労する大きさ、
サクサクの衣に、自家製タルタルたっぷり。
それが2匹もドドンと皿の半分を占め、大迫力。

*メンチカツ
肉汁があふれ出すジューシーなメンチカツは、
それ自体スパイスがよく効いており、
自家製のカレーソースとも相性抜群。
肉汁・スパイシーな風味・カレーソースが混ざると、
ご飯とまりません!

*豚テキ
豪快な1枚の分厚い豚肉は、あくまで柔らか。
ご飯泥棒のガーリック醤油ソースに、からしも合う!
このガーリック醤油ソースは、
爽やかな酸味のマッシュポテトともベストマッチ。

キャベツやレタスもたっぷり、胡麻ドレッシングが。
洋食屋さんらしくお皿に盛られたライスに、
味噌汁まで平らげれば超満腹。しばらく動けません。

■デラックスランチ 1,100円
(一口ヘレ・魚フライ・海老フライ・トンテキ)

*ヘレカツ
毎回「一口・・?!」と疑問に思う、大きなカツが2枚。
トマトソースで。
お箸でサクっと切れる柔らかいヒレカツ、
これが食べたくてBかデラックスかよく迷います。

*白身魚フライ
大きく柔らか、想像以上の美味しさの白身魚フライに
自家製タルタルたっぷり。

Bランチと同じ大きな海老フライ1本と、
絶品豚テキ
も入り、夢の大人用お子様ランチ完成。

■Eランチ 1,000円
(海老フライ・クリームコロッケ・一口カツ)

メニューに「女性におすすめ」と書かれていますが、
ボリュームは男性でも満腹間違いなし。

*クリームコロッケ
とろりクリーミーなホワイトソースに海老や椎茸が
ゴロゴロ入った、個性的なコロッケ、これまた絶品!
もちろん海老フライや一口カツも、
他のセット同様大きくサクサク、抜群の美味しさ。

*オムライス
粗みじんのシャキシャキ玉葱どっさり、
チキンではなく珍しい豚肉入り。
トンテキと同じお肉をぶつ切りにして入れてるのか
大きく食べ応えある豚肉に、たっぷりの卵。
トマト&カレーソースをWで楽しめる贅沢オムライス。

同じオムライスセットで
Mランチは、海老フライとミンチカツ付き1,000円
こちらも捨て難い。

夏限定、豚カツがデーンと大胆に乗った
ボリューム満点の「冷麺」
も隠れた人気メニュー。
 
「全メニューで牛、豚とも国産を使用しております」
と書かれているとおり、旨みがあり柔らかい豚肉や
具たっぷりのオムライス、コロッケ等、
食べる度に笑顔になれます。

他のクチコミにもありますが、
独特のおっちゃんのノリ(おしゃべり好き)、
料理の合間に煙草を吸ったり
年季の入った調理器具での大胆な調理など、
清潔感を求める方にはややハードルが高いかも?

ただ、美味しいものをお腹いっぱい食べたい!
という欲望を、十二分に満たしてくれる名店です。
子供にかえって、目の前のワクワクするお皿を
夢中で平らげる、その楽しさ!

だからこそ、多少遠くても何度も何度も
足を運んでしまうのかも。
これからもずっと続いてほしいお店です。

ごちそうさまでした!

  • Eランチ(海老フライ・クリームコロッケ・一口カツ)
  • デラックスランチ(一口ヘレ・魚フライ・海老フライ・トンテキ)

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10位

ブーランジェ エス・カガワ (中崎町、天神橋筋六丁目、天満 / パン、サンドイッチ、スイーツ)

3回

  • 昼の点数: 3.9

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 3.8
    • | 雰囲気 3.9
    • | CP 3.8
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ~¥999

2021/06訪問 2021/09/14

素朴な小麦の甘味ともちもち食感に癒される☆毎日食べたくなるナチュラルな無添加パン

◇第6回目訪問(2021年6月)
前回から4年ぶりに、お気に入りのブーランジェ エス・カガワさんへ。
相変わらず素朴で丁寧なパンが並びます。

絵本の世界みたいに可愛い芝生の前庭や
スタッフさんの柔らかな接客も変わっていなくて、何だかホッとします。


12時前だったので、サンドはまだ並んでいませんでしたが
ベーグルやハード系にブリオッシュ、
クロワッサン生地のヴィエノワズリーやキッシュなども揃っていてワクワク。

パンは少量ずつ平置きされています。
スタッフさんに取ってもらう対面方式ですが、焦らされない穏やかな対応で安心~


今回選んだのは、こちらの4点。

■クリームパン 194円(全て税込価格)
「自家製カスタードクリーム」


持っただけでも伝わってくる、ずっしり詰まったカスタードクリーム。
割ってみるとクリームがトロ~リ♪

生地は薄めでぷにぷにした柔らかさ。
まろやかな自家製カスタードクリームは、ぽってり程よい濃厚さで上品な甘味。

玉子とバニラの風味が優しくて好み~
このクオリティのクリームパンが、200円以下とは嬉しい!

■自家製ベーコンとタルタルのタルティーヌ 259円
「フォカッチャ生地を使用」


むっちり程よい厚みのフォカッチャに
卵たっぷりのタルタルと自家製ベーコンを乗せ、チーズで覆った豪華な1品。

温めるとこんがりチーズがトロ~リ♪
卵を感じるまろやかなタルタルソース、
自家製ベーコンのスモーキーな香りと塩気に、表面の胡椒の風味も合う~


くぅ~、もう口の中がめっちゃ贅沢!
パンチのある組み合わせだけど、どこか品が良いのはエス・カガワさんならでは。
歯切れよいフォカッチャ生地もマッチ。

■お豆パン 151円
「映画の中に登場するお豆パン、3種のおまめ入り」


プクッとまあるく膨らんだお豆パン。
生地は小麦の甘味と旨味がありしっとり。
米粉でも入っているのか、もっち~り柔らかい生地に包まれ
中にはカラフルなお豆がゴロッゴロ♪


小豆と金時、うぐいす豆の3種類で
やや固めの食感を残し甘く炊かれています。
甘い小豆にゴロリと大粒の金時豆、そして爽やかな甘味のうぐいす豆。

それぞれのお豆の持ち味を楽しみつつ
むっちり弾むパン生地に包まれて、ちょっと大福を思わせるパンでした。

■ガレットブルトンヌ(1枚 648円、1/2枚 324円)
「ブルターニュ地方の伝統菓子」


袋から出すとバターの香りがふわ~
厚みは程々だけど香ばしく焼き込まれザクッといい歯応え。
ホロホロ甘いアーモンドパウダーに、オレンジピールも混ぜ込まれているのかな?

発酵バターぽい芳醇なコクに程よい塩気、
アーモンドパウダーも香りよく重厚~♪
だけど柑橘の香りが爽やかで、オレンジピールがいい仕事してくれます。
大きいのでハーフを購入したけど、1枚でもきっとペロリ。

今回は(こちらのパンにしては)高価なガレットブルトンヌを選びましたが
それでも4点で928円とお財布に優しい~


毎日でも食べたくなる優しい小麦の風味に、しっとりもちもち食感の生地。
シンプルで素朴、温かみのあるパンを
ずっと変わらず作り続けて下さっていることに、感謝したくなるお店です。

次はいい色味のカヌレやフィナンシェ、
メープルフレンチトーストにお惣菜系タルティーヌ、サンド系も食べたいなぁ・・

ごちそうさまでした!
◇第5回目訪問(2017年9月)
ラ・ピッツァ・ドォーロさんで、美味しいナポリピッツァを堪能した後には
すぐ近くのエス カガワさんで美味しいパンを。

初めてお邪魔してから4年以上経つんですね~
ぬくもりを感じる優しい雰囲気や接客も変わっていなくて、嬉しくなります。
お値段も以前から変わらず、本当に良心的。


13時半過ぎでしたが、日曜だったのでサンド系やキッシュはもう売切れ。
相変わらず、すさまじい人気ぶりですね。

今回購入したのは、こちら(以下全て税込み)

■いちじくのタルト 1カット330円
「白ワインにつけこんだドライいちじくをタルトの底に、上には滋賀県産の
フレッシュいちじくをたっぷり乗せ焼きました」


トロリと熟れたジューシーないちじくに
しっとり甘いクレームダマンド、香ばしく焼き込んだバターが香るタルト。
ほんのりワイン香るドライ無花果が大人の風味。
素朴だけど、素材の良さが光るスイーツです。

■サントロペ 180円
「加川さんおすすめのブリオッシュに自家製練乳バタークリームを絞りました。
スウィートなブリオッシュをお楽しみください」


ふわっと口溶けよいブリオッシュの間に
濃厚でまろやかな練乳バタークリームが、たっぷりサンドされています。
このクリーム、口当たりはホワッと淡いのになんて豊かな練乳のコク♪
クリームとブリオッシュの食感が近いからか
口の中で同時に優しく溶け合っていきます。

ほんのり甘酸っぱい柑橘の香りは、
バタークリームに、細かく刻んだレモンピールを入れているからだそう。
コバト836さんのトロペジェンヌといい
ブリオッシュにクリームって、何でこんなに可愛くて美味しいんでしょう・・

■パン・オ・ショコラ 160円
「フランスヴァローナ社のバトンショコラを包み、焼き上げました。
生地の美味しさもショコラの甘味も楽しめます」


持っただけで、指先からサクサク・ハラハラと繊細な食感が伝わる
極薄の層が重なる、美しいクロワッサン生地。
バターは香るけど、しつこくなくサラリと軽め。

包まれているのは細めのバトンショコラ2本で、チョコどっさりではないですが
上品で香り高い本格的なチョコの甘味と
香ばしい生地とのバランスが抜群♪


次は予約でも人気のクリームパンや、
外見はメロンパンだけど栗が入ったマロンパン、
塩ミルククリーム入りのダックワーズや
ホール売り限定、生キャラメル入りのタルトシュクレ1,300円も試してみたいです。

ごちそうさまでした!
◇第4回目訪問(2015年2月)
ラ・ランテルナ・ディ・ジェノバさんでランチ後、
おやつ代わりに以下を購入。
(こんな事してるから太る!というのは重々承知)

■もちもち り・かるご 120円
「玄米粉を使用(riz cargo玄米)。香ばしく
もっちりした食感と粗糖のやさしい甘さは、いつものおやつにぴったり」


ポンポンと並ぶ4つの丸パンを、ちぎってみると
おぉ~!名前通り、もっちもちで柔らか~
ザラザラ粗糖の甘味に、砂糖が溶けた部分はジュワっとジューシー♪
これ、永遠に食べ続けてしまいそうなハマる味。

形といい優しい甘味といい、ルルットさんの「ポンポン」に似てますね~
さらに、玄米の香ばしさが加わった感じ♪

■たまごとツナのサンドイッチ 280円
「無添加のツナをブラックオリーブと白ワインビネガーで味付け。
シンプルながらパンの美味しさも楽しめる、たまご&ツナの黄金コンビ」


クラストがカリっと香ばしく、むっちりヒキの強いパン自体がまず美味しい!
具はツナと茹で卵、レタスとシンプル。
マヨネーズの代わりに、爽やかなビネガーやオリーブの風味が
ツナ本来の風味を引き出し、バランス抜群!

ガリリとピンクペッパーが、いいアクセント。
爽やかで軽い味付けなので、パンの風味が活きる絶妙のバランス。

サンドイッチは他にジャンボンフロマージュや
無添加ベーコンと自家製タルタル、水菜と角切りベーコンも。(全て280円)

チャバタやリュスティックなど具材に合わせた
パンも美味しそうで、全部試したくなります。

ずっと噛みしめていたくなる香り良い生地、
ほんわか優しい店内の雰囲気も、やっぱり好き。

ごちそうさまでした!
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◇3回目訪問(2014年6月)
半年以上ご無沙汰していましたが、相変わらず次々にお客さんが。
目新しいパンを、2点購入。

■フレンチトースト 110円
「ふわっと柔らかく本和香糖の優しい甘さ。
オレンジの花のエキスを香り付けに使い、シナモンと相性よく焼き上げました」


魅惑的なシナモンの香り、一口齧るとふわ~んと優しい柑橘系の甘さ。
食パン自体が風味よく、耳の部分も香ばしい!
中心部分は溶けた砂糖が染み込み、しっとり。
甘さと上品な香りが楽しめ、これが110円とは!絶対、次も買おう!

■オイルサーディンと香草パン粉のキッシュ 280円
「日頃食べるたびに“おいしいなあ!”と思うオイルサーディンがキッシュに」


香ばしい香草パン粉をサクっと齧ると、中から伸び良いチーズが。
ゴロゴロ入ったオイルサーディンはクドさゼロ。
炒めた玉葱の甘さ、チーズのコクと相性抜群!

底とフチはザクザク分厚い、バターが香る生地。
主役はオイルサーディンですが、その旨味を
玉葱やチーズ、香草パン粉がバランスよく引き立て、このキッシュ美味し~い!

キッシュもフレンチトーストも個性を加えつつ
エス カガワさんらしい、上品で毎日食べたくなる優しいアレンジが満載。
毎回、食べるたびに心がほぐれていくような
パンの印象は、何回来ても変わりませんね。

ごちそうさまでした!
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◇2回目訪問(2013年10月)
近くを通ったので、寄り道。
パン好きにとって素通りなんて無理なお店です。
前回とは違うパンをいくつか購入。

■ナッツとはちみつのライ麦パン 160円
「じっくりローストした胡桃、アーモンド、ヘーゼルナッツがライ麦の香りとマッチ。
噛むほどに甘味も広がります」


旨味の濃いライ麦生地は、噛み応えもしっかり。
香ばしい大粒ナッツがゴロゴロ、生地とナッツの境目に蜂蜜の柔らかな甘味。
少しずつずっと齧っていたくなる素朴な味わい。

■フィナンシェ 30円
(チョコ・プレーン・フランボワーズ)
「つまめるサイズ。ちょっとしたおやつにどうぞ」


可愛いプチサイズがこんもりディスプレイされ、各フレーバー1個から注文OK。
しっとり甘く、華やかに広がるバターの風味。
小さいのに濃厚で、理想的なフィナンシェ。

■クイニーアマン 160円
「バニラシュガーを巻いた生地をキャラメリゼ。カリッとした食感と豊かな甘味をお楽しみ下さい」


砂糖とバターの光沢感がたまらないビジュアル。
外側は独特のカリカリ感、ねっちりキャラメリゼの層が厚く芳醇な甘さ。
生地もしっとり歯切れ良く値段以上の美味しさ!
これぞ「バターのお菓子」、Parisのブーランジュリーにありそうな贅沢な1品。

■パン・オ・レザン 150円
「2種のレーズンとカスタードを巻き込み焼き上げました。外はザクっと
内側はジューシーな美味しさが味わえます」


ハラハラ崩れる繊細なクロワッサン生地。
カスタードの甘味とジューシーなレーズンがバランスよく練りこまれ、
バター感はあるものの、全体的に軽い仕上がり。

■ミルクフランス 140円
「練乳バタークリームとフランスパンの絶妙なコンビネーション。
S.KAGAWAの人気者です」


クラスト(パンの表皮)はカリっと香ばしく
むっちりヒキのあるクラム(中身)も、風味抜群。
これ、パンだけでも大満足の美味しさです。

クリームがこれまた絶品。
ほんのり洋酒が香る上品な甘さのバタークリームが、存在感あるパンの旨味を際立たせます。

やっぱり何を食べても、しみじみ味わい深く
丁寧に作られたパンに、毎回癒されます。
200円台から揃うサンドイッチや、種類豊富な食パン系にも挑戦してみたいです。
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◇初回訪問(2013年6月)

雑誌やブログでよく目にする、中崎町の
ブーランジェ エス カガワさん。

写真から伝わるもっちり美味しそうな生地や、香ばしそうなクラスト。
パン好きの心を鷲づかみにするビジュアルに、必ず行かねば!とBMしていました。

地下鉄中崎町1番出口から、都島通りを
梅田(HEPの観覧車の方角)と反対に2分ほど。

緑の芝生が広がるお庭に、白い一軒家のお店が。
軒先には、パン職人とパンを焼く窯の看板、
ここだけ童話の世界のようで、早速幸せな気分。

日曜14時過ぎ、お客さんが続々とやって来ます。
腰の高さの陳列台には、美しい焼き色のパンが整然と並びます。
対面式ですが優しい雰囲気の店員さんばかりなので、じっくりと吟味。

手がこんだパンなのに100円台中心、具がギッシリのサンドイッチでも250円前後。
試食も用意されちゃんとカバーもされています。

今回購入したパンはこちら
(ショップの説明書きを「」内に記載)

■クリームチーズのセーグルフリュイ 160円
「ドライフルーツの甘さとクリームチーズの酸味を味わえます」


ガリっと香ばしいクラスト(パンの表皮)、もっちりクラム(パンの内側)。
レーズンやオレンジピール、いちじくがぎっしりと練りこまれ
中心を貫く太いクリームチーズ。なんて贅沢!

クリームチーズの酸味、ドライフルーツの甘さ、
もっちり生地が絶妙に重なり、ああ至福・・・

■アーモンドのリュスティック 120円
「ローストしたアーモンドをリュスティック生地に加えました。
具材によって変わる生地の味をお楽しみ下さい」


香ばしい大きめカットのアーモンドがゴロゴロ。
噛むほどに甘みが広がる生地と相性抜群で、
ずっと口に入れて噛んでおきたいほど(笑)
素朴でシンプル、そのままでも美味しいですが軽く温めバターを塗ると絶品!

■オリーヴとアンチョビのフォカッチャ 140円
「塩味の少し効いたパン。お酒の肴にもおすすめ」


サクッもちっとした生地に刻みオリーブの塩気。
アンチョビは生地に練りこまれているのかな?
あまり存在が分からず。

■クロックムッシュ 100円
「全粒粉のベシャメルソースと無塩せきハムを挟み焼きあげました」


サックリ、ふんわりした食パンに上品なベシャメルソース。
旨みあるハムとチーズのこんがり感が合う~
これ、ほんまに100円でいいの?

■クロワッサン・サレ 160円
「パリっとしたクロワッサン生地に全粒粉ベシャメルソースと無塩せきベーコンを合わせました。
お渡し時香りよいペッパーを挽いてアクセントに!」


ハラハラと繊細なクロワッサン生地は、焼きこまれた香ばしい色。
ベーコンの脂と旨み、ピリリとペッパーの刺激。
こんな贅沢で、お酒に合うクロワッサン、食べたことがありません!

手作り感溢れる愛情いっぱいのお店、
お手頃なのに素材をしっかり味わえるパンたち。
パン作りに真摯に向き合い、丁寧に作られている様子が伝わってきます。


帰ってきたばかりなのにすぐまた行きたくなる
久々に、ワクワク感の溢れるパン屋さんでした。

ごちそうさまでした!

  • 持っただけで自家製カスタードクリームがずっしり詰まっていると分かる、クリームパン194円
  • 薄い生地はぷにぷにと柔らかく、自家製カスタードはぽってり濃厚でまろやか♪玉子とバニラの風味が優しい~
  • フォカッチャ生地を使った、自家製ベーコンとタルタルのタルティーヌ259円

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