prima donnaさんが投稿したレフェルヴェソンス(東京/表参道)の口コミ詳細

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レフェルヴェソンス表参道、乃木坂、広尾/フレンチ

1

  • 夜の点数:4.3

      • 料理・味 4.4
      • |サービス 4.0
      • |雰囲気 4.6
      • |CP 4.0
      • |酒・ドリンク 3.8
1回目

2014/01 訪問

  • 夜の点数:4.3

    • [ 料理・味4.4
    • | サービス4.0
    • | 雰囲気4.6
    • | CP4.0
    • | 酒・ドリンク3.8

創造性溢れるモダンフレンチ、技術にも裏打ち

ブリティッシュなご夫妻から、素敵なレストランの予約が取れたよ、とのメール。 嬉しいですね、代わりに予約していただけるなんて! すぐにOKです。 ご一緒したのは、ブリティッシュご夫妻、前衛ダンサーLさん(すごく素敵ですよ)、そのパートナーの優秀なアメリカンロイヤーの方、そして私の5人です。
あれ、私だけ一人、、まあ良いか、、
ちょっと難しい名前の、レフェルヴェソンズ。店名の由来は、フランス語で、シャンパンのような弾ける泡という意味だそうです。あの、エル・ブジによって開発された調理器具 エスプーマ(espuma)の、フランス語なんでしょうか。 とても楽しみ、、
お店のシェフ、生江さんは、なんと、慶應大学法学部出身で、料理の世界に、というちょっと変わった経歴です。
西麻布のイタリアンを経て、フランスの世界的な有名店、ミッシェル・ブラスの支店、 洞爺湖ウインザーホテルにある、ミッシェル・ブラス トーヤ ジャポンに入社。 フランス・ライヨール、イギリス ファットダック等を経て、レフェルヴェソンス、シェフに就任、ということだそうです。(ところで、このお店のオーナーって、グローバルダイニングの出身だそうですね。生江シェフもいらっしゃったのでしょうか。 )

場所は、南青山6丁目、富士フイルムの裏あたりのお寺(長谷寺)の近くにあります。 
三階建てのマンションの1階、光と影の、とても綺麗な建物(外人が好きだったサイタブリアだった所ですね)、左側のアプローチを進むと、エントランスです。案内の方が、ロビー(広い!)に案内さしてくれます。 天井には、光り輝く、泡のモチーフが、ロビーを照らします。 綺麗、、(あれ?食べログから贈られた、胡蝶蘭が、飾られています。ううーん、微妙、、)
全員が揃い、いよいよホールに、、
たっぷりした広いスペースに、てとも余裕のある間隔で点在するテーブル。 壁際には、カーテンで仕切られた、半個室風のテーブル席が、並んでいます。 大きなカラス窓からは、照明に照らされた外の緑が、目に入ってきます。 
まずは、ロゼシャンパンで、カンパーイ!

頂いたもの 願いと光 15,750円
ブラッドオレンジ、たらば蟹、雲丹、菜の花を2口で
  菜の花の苦みが、春の訪れの予感、、(ダンサーのLさん談、なるほど、さすがに感覚が研ぎすまされている、、)
アップルパイの様に#12~ オマールブルー、黒トリュフ、新海苔を3口で
 マックパイのような赤い紙ケースに包まれて、提供されます。 一緒に、生江シェフのコメント(わたしたちのアップルパイ)が添えられています。 家に帰って読みました。 なるほど、、
鱈の白子と子ジャガイモのフリット、
 丁寧に下処理された、まったく臭みのない白子と、とてもコクのある白子のソース。いいね、
丸ごと火入れした蕪とイタリアンパセリのエミュルション、
 生江シェフのスペシャリティです。 丁重に火入れたジューシーな蕪。 茎のところには、塩が効いていて、また美味しい、 
ヒラスズキと新筍、初摘み海苔と蛤のブールブランソース
 豊後水道で水揚げされた、しっかりとした弾力の、新鮮なスズキ、海苔風味のブールブランソースが、とても新鮮で、味わい深く、美味しいです。 この皿も良いね、、
フォワグラのナチュラルとムール貝、花梨と根セロリのピュレ、
 真空調理された、ねっとりしたフォアグラ。 ソテーとは違った美味しさです。
金宣烏龍茶
 一休みの烏龍茶。 ひとつのカップで、右側は暖かい、左側は、冷たい、、ちょっとサプライズです。
青首鴨胸肉を楢の薪で焼いて、ドライプルーンのジュ、白人参のピュレ、芽キャベツ、スペルト小麦、ローリエのオイル、のこぎり草
 丁重に火入れされた、ジューシーな青首鴨、外側の薪の香ばしさ、、
厳選チーズ あるいは 時季のお野菜
 私は、チーズを選択です。 チーズが付いてるって、良いね。 好き!
いちごと空豆のクリーム・オ・ブール煎茶のメレンゲ、マンダリンオレンジのアイスクリーム
ジンジャーミルクムースとダージリンアイスクリーム、リンゴ寒天と塩漬けレモン
チョコレート盛り合わせ
 しっかりした、チョコレート盛り合わせ、美味しいリキュール飲みたい、、、

飲み物
ロゼシャンパン(グラス) 2100円
ワインは、料理に合わせて、ペアリングで  11,550円
 
私の評価
 創造性溢れる多皿モダンフレンチ。 最新の調理法と、丁重な火入れを駆使して、素材の本来の味わいを高めながら、とても軽く、しかし、とても味わい深く、仕上げてあります。モダンフレンチにありがちな、ソースの弱さもありません。 しっかりしています。 デザートにも十分な気配りがあり、最後まで美味しく頂けました。今回は、5人と、大人数(私にとってはね)、会話が弾んで楽しかったんですけれども、次は、少人数で、生江シェフの料理を、しっかりと味わいたいものですね。
空間も、スペースも、とても豪華に、,贅沢に(ちょっとバブリーなのは、好みの分かれる所ですが)、使われています。 その分、お値段にも、少し反映、、
友人同士で、食事を楽しむ、というよりは、カップルで優雅に、接待で、予算を気にせず、贅沢に、が向いてるかな。
ワイン
今回は、ペアリングでワインをオーダー。いろいろな種類を飲めるのは、良いんです。 でも、一杯当たりの量が少なく、銘柄を、しっかりと味わうことができないのは、残念なところです。やはり、ボトルでオーダーするのが、私の好みです、、、
サービス
黒服(ソムリエ?)2名、サービスの方4名 、その他案内の女性の方もいらっしゃるのですから、大人数での完璧なサービス対応です。 皿の提供、ワインサーブ、料理野説明、すべてにタイミング良く、ストレスなく、対応して頂けます。 ただ、なんとなく、タブローズっぽさが、気になる方も、いらっしゃるかも、、
 

  • お店のFBから頂きました。

  • 光り輝くアプローチ

  • 待合ロビー

  • 天井のガラスで出来た”泡”

  • オリーブ

  • ブラッドオレンジ、たらば蟹、雲丹、菜の花

  • 鮑、蕗の薹、桜海老のアップルパイ風

  • 添えられたコメント

  • 鱈の白子と子ジャガイモのフリット

  • スペシャリティ 丸ごと火入れした蕪

  • ヒラスズキと筍 海苔と蛤のソース

  • 熱いのと冷たいの 二種類の金宣烏龍茶

  • フォアグラのナチュラル

  • 青首鴨のロティ

  • 無塩バター お店の泡のモチーフ

  • パン

  • いちごと空豆のクレーム オ ブール

  • ジンジャーミルクムースとダージリンアイスクリーム

  • チーズ盛り合わせ

  • チョコレート

2014/02/04 更新

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