2回
2017/01 訪問
初めての感覚
用事を終えた後、コーヒーを一杯飲んでから帰ろうと思い、立ち寄りました。
渋谷駅からほど近い、静かな坂道に建つ、落ち着いた外観のお店。
しかし、入り口の戸を開けると、中は人で一杯。
店内には着席の順番待ちの人が7人程居て、その一番後ろに着いてから3~40分でカウンターに案内されました。
カウンターの中では、スタッフが手際よく仕事をしています。次から次に入る、客の注文をこなすために驚くくらいテキパキと。
タイミングをみて、目の前のスタッフに「ブルーボトルコーヒー創始者が感動したというコーヒー」について尋ねると、そのコーヒーは「30分お待ちいただけるなら」のただし付きの一杯でした。時間に問題はないので迷わずお願いしました。
待つ間、二度ほどウトウトしましたが、途中コーヒーミルクだけ置かれました。
暫くすると、更にコーヒーの皿だけが置かれました。
注文してから30分経った頃、コーヒーで満たされたカップが皿の上に置かれました。
先に書きますが、このコーヒーは熱くない。
でも、決してぬるかったり冷めているわけでもない。
もしかしたら、味を感じやすい適切な温度かもしれない。
ぱっと見 、濃厚そう。
温度がやや低いためか、時間をかけて抽出するためか、香りは特別強くはない。
早速飲んでみると、口に含んだ瞬間、舌に「ずしっ」と乗るのに、すぐにフワァっと軽くなる。
その軽くなる感覚と共に、霧よりも微細かつ繊細な、苦みとうまみが口の中にフワァっと立ち込め、鼻腔の方へ「上がっていった」と思ったとたん拡散してフッと消える。
確かに感じるんだけど、確認する間もなく変化し消えていく。だから、今のはいったい?と思い、確かめたくて 次の一口を口にする。
そしてまた、次の一口・・・。
このような感覚は初めて、本当に不思議で美味しいコーヒーでした。
ミルクを入れたら、多分台無しになると思い、ミルクには手を着けず。
でも、もしかしたら「ミルクが添えられた理由」があるかもしれないと思い、カップの底に5ミリ程残ったコーヒーに少しミルクを落としてみたところ、やっぱりミルクは入れない方が良いことが分かりました。
飲み終えてから、スタッフさんにお尋ねしたのですが、印象的だったのは「ドリップするんじゃなくて、一滴一滴、落ちてきた旨さを拾ってあげる感じ」との話。
忙しい中手間をかけさせてすみませんでした。
でも、とても美味しかったです。
実は、レアチーズケーキを頼んでいたのですが、コーヒーを飲みきってから、お冷やと共にいただきました。レアチーズケーキ、こちらも美味しかった。
2017/01/09 更新
エイジングコーヒーを味わってもらいたくて、家族を連れていきました。
平日の夜なので?
席は空席が多かったです。
お店の女性スタッフ曰く「さっきまで大賑わいでした!( ̄∇ ̄)」とのこと。
前回、大混雑にビックリしていたら、若い男性スタッフが「平日の夜来るといいですよ」と教えてくれたので、
今回は、その通りにして正解でした。
席は、飲み物と会話をゆっくりと楽しめる、奥の方の素敵な席でした。
お願いしたのは、エイジングコーヒー(個性が強い方)とアイスコーヒー。カボチャのプリンとチーズケーキです。
さて、エイジングコーヒー。
今回は15~20分で出てきました。
三口もらったら。
美味しいのですが、前回はもっと「舌にズッシリ来たなと思った直後、口腔・鼻腔に風味が広がり霧散する」様子がしっかりと感じられたのですが。
こんな感じだったかな?
でも、次回があったら、また頼んでしまうかも。
アイスコーヒーとチーズケーキ、これも美味しい。
カボチャのプリンは、プリンと名乗る、しっとり絶妙な柔らかさのケーキみたい。味もgood!
舌も心も満足の一皿でした。
サービスの4.2は、若い女性スタッフさんに。