『日本酒とともに10「天保通宝」』ランチ向上委員会さんの日記

役に立つ口コミサイト、それが食べログでしょ?

メッセージを送る

ランチ向上委員会 (男性・神奈川県) 認証済

日記詳細

天保6年(1835年)に作られた銭貨です。

小判型をしていますが、銅貨です。裏面に「當百」と記されているように100文相当の価値があるという前提で作られたものですが、実際には80文としてしか通用しなかったとのこと。
しかも、銅の量としては80文の価値もないため、寛永通宝等の銅銭を溶かし、天保通宝を作ると1枚10文程度で作れるため、偽造が横行したとのことで、おもしろいのはその偽造をするのは地方の諸藩であった点です。
使った型によって、微妙に差異があるため、その特徴からどの藩で作った密鋳銭であるかがわかるようで、その密造銭のほうが希少性ゆえに現代では価値が高いというのが、ますますおもしろい点ですね。
こちらのものは、「本座」ということで、本物(幕府が製造したもの)です。
古銭ショップで2,000円で買いました。やや高いですが、状態がいいからでしょう。マニアではないので、眺めるならば希少性よりも鑑賞に値する状態であるほうがいいですね。

何とも不思議な古銭ですが、存在感、重量感なら抜群の天保通宝です。ちょっと気にいっています。
ページの先頭へ