『非常食を食べログする11「中村屋 インドカリー ベジタブル 」』ランチ向上委員会さんの日記

絶望を退ける勇気を持て

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ランチ向上委員会 (男性・神奈川県) 認証済

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レトルトカレーでも高級品の部類に入るカレーでしょう。

1 保存性・携帯性
販促用の2パック入りのものなので、1箱あたりの重量についての正確性はありません。1食あたり200gで、1袋のレトルト包装材は6g箱は31gでした。2食分が入る箱ですが、1食分と異なるのは厚さだけなので大きくは変わらないかと思います。そこを勘案すると、包装材の重量は30g強あることになり、これはレトルト食品の中では重いほうですね。
総じて重量感があるので、携帯用というよりも自宅備蓄用でしょう。
購入は2016年10月で、賞味期限は2017年12月13日でした。
希望小売価格は2食パックの660円+税ですが、購入価格は428円+税でした。これは特売だったからで、実売価格は、1食パックで280円程度です。

2 実食感想
他のレトルトカレーとスパイシーで風味があるのが特徴です。ですが、そんなに極端に辛くはありません。メーカーが表記する辛さでは、5段階中4で、やや辛い部類になっています。
最大の特徴は、その野菜の多さで大きな塊のジャガイモ・かぼちゃ・人参が見受けられます。他にいんげんも入りますね。
野菜が魅力ですが、災害時を前提として、常温で食べると、大きな野菜の中心部が冷たく感じます。ルーに関しては、少量ずつ口に含み体温で温まるとさほど不快感は無いのですが、大きな野菜はそうはいかず、歯で噛み切った際に冷たさを感じますね。
油分は、主に植物油を使っているようで、常温で固形となった油脂は感じられません。
カロリー210kcal 脂質10.4g 食塩相当量1.7gとのこと。200g入りにもかかわらず、食塩がこの量なのは優秀です。また、カロリーも高めなので災害時に活動する人にもいいでしょう。脂質は多いですが、ある程度のカロリーを摂取するためには仕方ないですし、常温での食感に影響しない分にはいいかと思います。

3 総評
高価格ですが、よくできているカレーかと思います。塩分量が少ないのは、のどの渇きを起こさなくて済むので、水の供給が限られる災害時には非常に優秀です。また、大きな野菜が入っているというのは、野菜不足に陥りやすい災害時には大きな魅力です。
辛さは気になりますが、この感じ方は個人差があるので、辛いものに慣れている人、日常的にインド・ネパール系のカレーを食べる人なら大丈夫でしょう。
1食試食をした上で自宅の食料として備蓄するのがいいかと思います。
賞味期限の短さが若干気になりますが、主婦やひとり暮らしの女性を対象とするならば、まさにローリングストックしておくと、日常的に食べても不満の無い味なので有効かと思います。
エスニック料理が好きな女性の非常食として強くおすすめしたいですね。
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