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小道を何度か曲がった場所に佇む店舗は隠れ家そのもの
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お冷やと使い捨ておしぼりが提供されます
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手前がカウンター席、奥には蔵の中を改造したような空間に、テーブル席が数席あります
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電気スタンドが優しい灯火を与えます
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天井が高くて広々感じます
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昔の電話がさりげなく飾られています
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こちらも昔の扇風機とタイプライター
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お店を描いた絵が飾られています
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違うタッチで描かれた絵
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また違う雰囲気の店頭の絵
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注文の品が揃いました
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生レモンジュース
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紅茶
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紅茶とセットで頼んだピザ
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お土産にいただいた爪楊枝はもったいなくて使えない
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月曜日からインフルエンザになってしまい、お店を5日ほど休まなければならなくなりました(T_T)
水曜日までは大人しく家で過ごしましたが、4日目にもなるとウイルスの撒き散らし自体は大丈夫なラインまできました。体慣らしも兼ねて今日は当店アシスタントと、今まで行った事のない「北千住」まで足を運びました。この地はあの松尾芭蕉の「奥の細道」でも有名で、いろいろな名所史跡なども多くあるようです。・・・ただ今回足を運んだのは、北千住と言う場所とは思えないほど、静かな佇まいの喫茶店があると言う情報を得て、こちらの雰囲気を満喫するためにやってきました。そのお店と言うのが、今回お伺いした「蔵」と言うお店です。その名の通り、蔵の中を思わせるような店内で、お茶やスイーツをいただけるようです。
北千住駅からスマホのグーグルマップというハイテク?を頼りに、とことこ前進します。ある場所まではスムーズにやってきましたが、そこから先が小道を入ってクネクネ曲がったりしなければならず、ハイテク?がないと迷ってしまいそうです・・・。ハイテク?のおかげで、隠れ家のように佇む店舗を「発見」する事が出来ました。こじんまりした入り口奥に、かつては何かの貯蔵にでも使っていたような蔵が、デーンとそびえています。
さっそく入店すると、「いらっしゃいませ」とややご年配の女性がお出迎えしてくれました。入り口正面はカウンター席で、右手前にやや小さめな部屋があり、その奥には蔵を改造したような広々した空間に、テーブル席が数席用意されています。カウンター席とテーブル席の間の足元に、やや敷居のようなものがあり、軽くまたいで奥に進みます。
テーブル席の天井は非常に高く、天井にあるシャンデリアは明るさを調節するために、意図的に電気が切ってありました。その代わり各テーブル席にはスタンドが置いてあり、柔らかな光を注いでいます。蔵と言うのは本来、ひんやりして暗いというイメージがありますが、周りを覆う木のコーティングと柔らかな光により、非常に温かみのある見た目になっています。所々に昔の電話や扇風機、タイプライターといった飾りが施してあり、古い時代をさりげなく感じさせる演出がなされています。またお店の正面を描いた絵が、何種類かさりげなく飾られています。このテーブル席のある空間は人気のようで、大部分のお客さんがこちらに座っていました。
今回注文したのは、当店アシスタントが「生レモンジュース」、私が紅茶とピザのセットにして、ピザは半分分けします。お冷やが無くなるたびに、店員が注ぎに来てくれました。このお冷や、ただの水なのでしょうが、不思議と美味しいのです。何か特別な施しでも、しているのでしょうか?
数分くらいで注文の品が、すべて揃いました。私はコーヒーにはミルク&シロップ大量投入しますが、お茶には一切の足し物はしないでいただきます。ほのかに香るホットティー、温かみのある店内でいただくと、より体が温まってきそうです。当店アシスタントの生レモンジュース、レモンのスライスから果汁にいたるまで、すべてが「生」です。当然ビタミンCも搾りたてそのもの、インフルエンザの後でもビタミンCの摂取は必須なので、十分な栄養補給が出来そうです。
ピザはマルゲリータ風で、トマト・玉ねぎ・チーズ・ソーセージなどの具が乗り、皮は薄めながらも手作りのようでした。タバスコを用意していただけたので、より美味しくピザがいただけました。ランチタイムでは、他にも多くのセットメニューがあるようです。
お会計後に先程のご年配の店員の方が、いろんな柄の鞘に入った爪楊枝の入った箱を取り出して、お土産に爪楊枝を1つずついただきました。本当は食後に使う物なのでしょうが、もったいないので家まで持って帰りました^^
今日は「奥の細道」ゆかりの地へはいけなかったものの、奥の細道を行ったところに、都会とは思えない静かな佇まいのカフェを見つける事が出来ました。北千住にはまだまだ、このような古き良き時代の面影が、残っているのですね。