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味覚音痴Jean Gabinの雑食日記
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ジャン ギャバン (60代前半・男性・広島県) 認証済
この口コミは、ジャン ギャバンさんが訪問した当時の主観的なご意見・ご感想です。
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1回
昼の点数：3.3
2013/11 訪問
かなりびっくり
この店の名前はずいぶん昔から知ってはいた。以前は、かつての広島藩の旧藩校であった千田町の修道学園の前にあったからだ。だから千田町の店が知らぬ間になくなっていた時には、「おや？」と思ったものだ。ちなみに、そのかつての店舗跡は今は居抜きで中華料理店が入っている。ところがある日・・・わが町の町内に同じ名前のラーメン店がいつのまにかオープンしてるのを発見した。「学生ラーメン」とも書いてある。「単に同じ名前なのか？あるいは千田町から移転してきたあの店そのものなのか？」気にはなっていたがなかなか確認する機会がなかった。そんなこんなで気にはなっていたものの、オープン以来1回も行った事はなかった。ところが・・・実はこの店の近所に大手家電店の大き目な店舗がある。そこへたまたま用事で訪れた。店での用事を済ませた後、車はそこの駐車場に入れたまま近くで昼食をとることにした。「どこかいいところはないかな？」そう思いながらフラフラ歩いているうちに、このラーメン店の前にたどり着いていた。「ああ・・・そういえば・・・」急にこの店の事を思い出した。ふと店の前に書いてある文字を見ると・・・「ラーメン300円」と書いてあるではないか。正確には390円に×印がしてあって300円と書いてあったわけだ。「300円とは・・・これまたえらい激安だな！」以前から気になっていたこともあって何も考えずに店の中へ入った。店内には店主と思しき男性一人。先客は０人・・・「いらっしゃい・・・」と店主。壁を見るとラーメンとビールのセット700円とか、おでん80円とか替え玉100円とか学生ラーメン470円などと書いてある。ああ、いろいろあるんだなあ・・・と思いながらも気になっていた300円ラーメンを即座に注文。ほどなくして・・・いや？かなり早いタイミングで問題の「300円ラーメン」が目の前に。見た目は、いわゆる「広島風中華そば」である。しかし・・・スープが一般的な広島風中華そばより、かなり濃厚であることが一目で見て取れた。「おや？これは思いの外なかなか良さげじゃないか？」何はともあれお約束のスープからまず一口。若干薄味ながらも見た目通り濃厚。以前、五日市駅前にあった来々亭のスープと小鳥系と呼ばれる広島ラーメンの中間という感じか。なかなか・・・いや、かなりいい。麺を啜る。茹で加減もバッチリ。麺の食感もいい。こしもあるし歯ごたえや喉越しも非常に良い。安いラーメンにありがちの安物の麺ではない。全体のバランスも相当いい。「おお！これはいいじゃないか！」気が付けば、あっという間に完食していた。で、会計・・・「300円ね」と店主。何故か沈黙して財布から100円玉を３枚出して払い店を後にした。そして店を振り返って思った。「あれが300円なんて・・・とても信じられない・・・なんかの間違いじゃないのか？」・・・と。そして300円ポッキリしか払わなかった事が凄く申し訳なく感じられて仕方なかった。そう、この店のラーメンは値段は確かに300円だったがとても「300円のラーメン」ではない。あのラーメンなら普通は500円～600円は充分取れる、というかとられても文句はない。というか600円くらいしても誰も文句は言わないと思う。逆に言うと580円とか650円とかする割に「この程度で・・・」という店は五万とある。この店より全然落ちるのに600円だの平気でとる店は多い。なのに、ここはあの味あの内容でなんと「300円」！な・・・ななな・・何故だ～っ？！何かのドラマの准教授のセリフじゃないが・・・「さっぱりわからん」である。もう一度言うがここのラーメンは決して「１杯300円のラーメン」ではない。信じられない・・・あのラーメンがたったの300円だなんて・・・普通、安いラーメンというのは大なり小なり何処かの部分に「安さの理由」的な要素が見え隠れするものだ。だがここのラーメンにはそんな「安さの理由」を垣間見させる部分がほとんどと言っていいほど無い。それどころか下手な名のある店よりよっぽど「まともな」ラーメンを食べさせてくれる。それだけに・・・あんな立派なラーメンを、たったの300円で出せるなんて何か魔法でも使ってるんじゃないか？とまで思った。あんなキチンとしたラーメンを何をどうやったら、たった300円で客に出せるのだろうか？理解に苦しむ。いや、いい意味で。何やらキツネに化かされたというか、夢でも見てるんじゃないかと思った。今、こうしてレビューを書き連ねながらも今だに信じられない。「なんちゅうこっちゃ・・・」これが本音。いやあ・・・驚かされた。しかし・・・あのクヲリティのラーメンを、たった300円で出してあの大将大丈夫なのだろうか？商売度外視なのだろうか？う～ん？・・・いや～？・・・そんな店あるはずないよなあ？・・・まさか「ボランティア」？・・・いや・・・それはなかろう・・・しかし？？？？？・・・何か凄く心配になってきた。しかも、あの安さ、あの水準以上のレベルの高いラーメンにも関わらずあまり人が入ってない？のは一体・・・「何故だ～～～～っ！？」あの味であの破格の値段なら普通だったら、あっという間に評判になるはずだが？まったくもって不思議な話・・・というか、不思議な店である。しかしそれにしても・・・まったく凄い店である。う～ん・・・・・驚いた・・・値段が値段だけに、まったく期待していなかった分尚更に・・・一言でこの店を評すると・・・ ☆☆☆【驚愕】☆☆☆普段、採点しない主義なのだが今回ばかりは採点させていただいた、というか・・・せめて採点させて頂かないと申し訳ない気分なので。しかし、それにしても・・・「腰が抜ける」とはよく言うが・・・ここのラーメン・・・まさに腰が抜けた！
2013/11/07 更新
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日本酒あり
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この店の名前はずいぶん昔から知ってはいた。
以前は、かつての広島藩の旧藩校であった千田町の修道学園の前にあったからだ。
だから千田町の店が知らぬ間になくなっていた時には、「おや？」と思ったものだ。
ちなみに、そのかつての店舗跡は今は居抜きで中華料理店が入っている。
ところがある日・・・
わが町の町内に同じ名前のラーメン店がいつのまにかオープンしてるのを発見した。
「学生ラーメン」とも書いてある。
「単に同じ名前なのか？あるいは千田町から移転してきたあの店そのものなのか？」
気にはなっていたがなかなか確認する機会がなかった。
そんなこんなで気にはなっていたものの、オープン以来1回も行った事はなかった。
ところが・・・
実はこの店の近所に大手家電店の大き目な店舗がある。
そこへたまたま用事で訪れた。
店での用事を済ませた後、車はそこの駐車場に入れたまま近くで昼食をとることにした。
「どこかいいところはないかな？」
そう思いながらフラフラ歩いているうちに、このラーメン店の前にたどり着いていた。
「ああ・・・そういえば・・・」
急にこの店の事を思い出した。
ふと店の前に書いてある文字を見ると・・・
「ラーメン300円」と書いてあるではないか。
正確には390円に×印がしてあって300円と書いてあったわけだ。
「300円とは・・・これまたえらい激安だな！」
以前から気になっていたこともあって何も考えずに店の中へ入った。
店内には店主と思しき男性一人。
先客は０人・・・
「いらっしゃい・・・」
と店主。
壁を見るとラーメンとビールのセット700円とか、おでん80円とか替え玉
100円とか学生ラーメン470円などと書いてある。
ああ、いろいろあるんだなあ・・・と思いながらも気になっていた300円
ラーメンを即座に注文。
ほどなくして・・・
いや？かなり早いタイミングで問題の「300円ラーメン」が目の前に。
見た目は、いわゆる「広島風中華そば」である。しかし・・・
スープが一般的な広島風中華そばより、かなり濃厚であることが一目で見て取れた。
「おや？これは思いの外なかなか良さげじゃないか？」
何はともあれお約束のスープからまず一口。
若干薄味ながらも見た目通り濃厚。
以前、五日市駅前にあった来々亭のスープと小鳥系と呼ばれる広島ラーメンの中間
という感じか。
なかなか・・・いや、かなりいい。
麺を啜る。
茹で加減もバッチリ。
麺の食感もいい。こしもあるし歯ごたえや喉越しも非常に良い。
安いラーメンにありがちの安物の麺ではない。
全体のバランスも相当いい。
「おお！これはいいじゃないか！」
気が付けば、あっという間に完食していた。
で、会計・・・
「300円ね」と店主。
何故か沈黙して財布から100円玉を３枚出して払い店を後にした。
そして店を振り返って思った。
「あれが300円なんて・・・とても信じられない・・・なんかの間違いじゃないのか？」
・・・と。
そして300円ポッキリしか払わなかった事が凄く申し訳なく感じられて仕方なかった。
そう、この店のラーメンは値段は確かに300円だったがとても「300円のラーメン」
ではない。
あのラーメンなら普通は500円～600円は充分取れる、というかとられても文句はない。
というか600円くらいしても誰も文句は言わないと思う。
逆に言うと580円とか650円とかする割に「この程度で・・・」という店は五万とある。
この店より全然落ちるのに600円だの平気でとる店は多い。
なのに、ここはあの味あの内容でなんと「300円」！
な・・・ななな・・何故だ～っ？！
何かのドラマの准教授のセリフじゃないが・・・
「さっぱりわからん」である。
もう一度言うがここのラーメンは決して「１杯300円のラーメン」ではない。
信じられない・・・
あのラーメンがたったの300円だなんて・・・
普通、安いラーメンというのは大なり小なり何処かの部分に「安さの理由」的な要素が
見え隠れするものだ。
だがここのラーメンにはそんな「安さの理由」を垣間見させる部分がほとんどと言って
いいほど無い。
それどころか下手な名のある店よりよっぽど「まともな」ラーメンを食べさせてくれる。
それだけに・・・
あんな立派なラーメンを、たったの300円で出せるなんて何か魔法でも使ってるんじゃ
ないか？とまで思った。
あんなキチンとしたラーメンを何をどうやったら、たった300円で客に出せるのだろうか？
理解に苦しむ。いや、いい意味で。
何やらキツネに化かされたというか、夢でも見てるんじゃないかと思った。
今、こうしてレビューを書き連ねながらも今だに信じられない。
「なんちゅうこっちゃ・・・」
これが本音。
いやあ・・・驚かされた。
しかし・・・
あのクヲリティのラーメンを、たった300円で出してあの大将大丈夫なのだろうか？
商売度外視なのだろうか？
う～ん？・・・いや～？・・・そんな店あるはずないよなあ？・・・
まさか「ボランティア」？・・・
いや・・・それはなかろう・・・しかし？？？？？・・・
何か凄く心配になってきた。
しかも、あの安さ、あの水準以上のレベルの高いラーメンにも関わらずあまり人が入って
ない？のは一体・・・
「何故だ～～～～っ！？」
あの味であの破格の値段なら普通だったら、あっという間に評判になるはずだが？
まったくもって不思議な話・・・というか、不思議な店である。
しかしそれにしても・・・
まったく凄い店である。
う～ん・・・・・驚いた・・・
値段が値段だけに、まったく期待していなかった分尚更に・・・
一言でこの店を評すると・・・
☆☆☆【驚愕】☆☆☆
普段、採点しない主義なのだが今回ばかりは採点させていただいた、というか・・・
せめて採点させて頂かないと申し訳ない気分なので。
しかし、それにしても・・・「腰が抜ける」とはよく言うが・・・ここのラーメン・・・
まさに腰が抜けた！