よっしー♫さんのマイ★ベストレストラン 2015

よっしー♫の食べ歩きレポート              2020年6月をもって食べログ活動は終了しました。

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マイ★ベストレストラン

レビュアーの皆様一人ひとりが対象期間に訪れ心に残ったレストランを、
1位から10位までランキング付けした「マイ★ベストレストラン」を公開中!

コメント

去年の公約通り洋食系のお店が何軒かランクインしました。
馴染みのないフレンチなどは行ったはいいが、期待と不安でワクワク、ドキドキでしたね(笑)
飲み慣れないワインなんかもけっこう飲んで、好きな日本酒との比較が出来たのも楽しかったですね。
今後も特別評価の高いお店や予約困難なお店は行けそうもないので、今まで通りのマイペースでいろんなお店を開拓出来ればと思ってます。
それと全国制覇にリーチがかかってるので出来ればコンプリートしたいですね(^^)

マイ★ベストレストラン

1位

座屋 (高知橋、蓮池町通、高知駅前 / 日本料理、海鮮)

2回

  • 夜の点数: 4.8

    • [ 料理・味 4.9
    • | サービス 4.9
    • | 雰囲気 4.8
    • | CP 4.8
    • | 酒・ドリンク 4.7 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥15,000~¥19,999 -

2019/01訪問 2019/03/16

料理はもちろんですが、接客サービスやホスピタリティを求める人に特におすすめ(^^)

久しぶりに来ました。
高知は3度目の訪問ですが、こちらにも3回来てます。
つまり高知に来たら必ず寄ってるってことですね(^^)

まずは美丈夫のスパークリング。
最近日本酒のスパーリングが出回ってますが、これはシャンパンのような強い発泡ではなく優しい刺激。
味は幾分重めでやや甘め。

金時にんじんと胡麻豆腐を合わせたもの。
焼いてありにんじんソースがかけてある。
さり気ない料理ですが、見た目では分からないほど手が込んでます。

次いで小鍋。
高知のクエとあわび、宮城県産のわかめ、県内産のせりなど。
さっぱりとした軽い醤油味に仕上げてある。
寒い日でしたからこんな料理はうれしいですね。

お造りは葉がつお、愛媛のひらめって言われたけど鯛かな?
それと太刀魚の焼きしも、いか。
この時期はいい鰹が入らないということで葉がつおにしたそうです。
タタキにしてまして塩を付けて食べると日本酒が進みますね。

八寸は青森のもずく、焼いたさわら、菜の花のピーナッツ和え、どろめ、自家製からすみなど。
どれも小さめで食べやすい大きさ。
目でも楽しめて言うこと無しです。
特にさわらにうにがのせてあるものがよかったです。

日本酒は安芸虎 純吟 無濾過生酒 しぼりたて(安芸市)
やや濁りのある酒で米のうま味がいい感じ。
膨らみのある味わいで生酒らしさもありながらすっきりした引きのよさもある。
青りんごやマスカット系の香りもあって、個人的にはかなり好きな系統です(^^)

冷たい料理。
高知県産の足赤海老、北海道産のホタテにキャビア、鰹酢をジュレにしたものがのっている。
それらを合わせたもので一口で食べられる大きさです。
それぞれに手を施していて手間がかかってますね。
これは白ワインがいいと思います。

鳥取県産ずわい蟹、高知県産甘鯛、飛竜頭など。
摺りおろした大根をかけてあり、ほんと日本酒に合う料理ですね。
高級食材もちょいちょい出てきてほんと満足度が高いです。

阿波牛を揚げたもの。
菊芋を摺りおろしたものと小さいライムみたいな柑橘類が付いてます。
このライムは中の身が潰れずに出てくるのが面白いですね(笑)
レモンやグレープフルーツは中の果肉が潰れて汁が出てきますが、これは皮が破れないので果肉のまま出てきます。

食事には味噌汁と漬物が付いてきました。
土鍋で炊いた米はほんと美味いですよね。
このご飯でTKGなんてほんと贅沢ですよ。
おこげまで出てきて腹一杯です(^^)

デザートは高知県産のキウイづくし。
キウイ本体と、キウイのアイスクリーム、キウイのヨーグルトにキウイジャムをかけてます。

締めて15780円。
この内容でこの値段はほんと良心的ですね。
滞在時間は130分ほどでしたがあっという間でした。
前回が3時間半でしたから今回はサクッと切り上げた方ですね。

積極的に客に話しかけて気持ちをほぐしてくれるところから始まって、終始会話を交えて料理を出してくれます。
会話をしながら食べてるので時間の経つのが早いんですよね。
レベルの高い接客サービスでホスピタリティも文句なしです。
こんな店を知ってしまうと、普通の店には行けなくなっちゃいますよ(マジで)
出来れば1階のカウンター席がおすすめです。
お一人様でも退屈することなく過ごせるし気分よく帰れるお店です(^^)/
2015年 9月

以前行って気に入ったこちらに二年ぶりに行ってきました。
私にとっては高知に行った際に外せないお店となってます。
最初はキリ番でアップしましたが、今回も前回以上によかったです(^^)

今回は6000円のコースでお願いしてました。
前回は酒もコースに入っていて選ぶことは出来なかったが、今回は自由に選べたのはよかった(^^)

まずは生ビールアサヒ熟撰。
瓶は飲んだことあるけど生ビールは初めてかも。
キメの細かいホップ感が品のよさを感じる。
うま味もほどよく苦味は軽やかで後味は穏やか。

まずは四万十鶏の胸肉とつるむらさき。
低温で蒸し上げた一品。
いちじくも脇役として添えてあります。

鰹のたたき。
今回は鹿児島産。
こちらで出てくるたたきは品のよさがありますね。
この器は蓋と入れ物で二つとも料理が盛られていて、上に鰹のたたき、下に入ってるのが3種の刺身。
いさき、鯖、鰹。
これもなかなかです(^^)

写真には久礼という日本酒があって、恐らくこの時期限定の酒だったと思う。
しかし詳細は忘れました(^^;)

焼き物は甘鯛。 
鱗を残して焼き上げたもの。
この鱗が海老のような香ばしさがあり風味も楽しめる。
これも質の高い素材をきちんとした仕事で昇華させてますね。
ほんとレベルの高いコースです。

四万十川の青海苔、うつぼ、川海老。
うつぼは言われなければわからないが悪くないですよ。

文佳人(特別純米)
米のうま味は感じるが後味はすっきり。
こんな作りが日本酒の標準的な味かなぁ?
いろいろ飲んできたけどこういう酒に会うことが多い気がする。
日本酒のスタンダードな味と言えるかも。

酢の物。
たこと白瓜。
さっぱりとした料理。
オクラ、ワカメなど酢の物で見かける食材も入ってます。
味付けは土佐酢と鰹だし。

肉料理は徳島の牛で腕肉を使用。
外側はしっかり焼いているが中はきれいな赤身。
わさびや塩で美味しく頂きます。

次いで司牡丹の超辛口。
「自由は土佐の山間より」という酒。
スッキリした味わいでどんな料理にも合います。

食事は四万十川の源流で取れた無農薬米。
いろいろな味わい方で楽しんでほしいと少量で出て来ました。
1杯目はそのまま。
2杯目はいわゆるTKG。
高知産の土佐ジローの玉子をかけて食べるもの。
これはもはや説明不要でしょう(笑)
3杯目は一番人気という塩をかけたもの。
佐賀の塩だそうですが確かに美味い。

赤だしは麩とねぎ。
だしが効いていてあっさりすっきりした味わいが上品。

漬物もこだわりがあり、1年漬けたきゅうりなど3種。

デザートはスイカとスイカのアイス。
アイスには塩を入れていて実際に食べるスイカの味を再現してるそう。
そのスイカは社長の奥さんの実家で採れたものだそう。

締めて9930円。

振り返れば滞在時間は3時間半以上。
居合わせた客との会話も弾み楽しい時間を過ごさせて頂きました(^^)
しかしそんな長い時間いたとは思えないほどアッという間でした。

料理は美味いし居心地がよくてそんなに時間が経ってるなんて思いませんでしたね。
前回の社長が素晴らしくて再訪しましたが今回の店長も素晴らしいですよ(^^)

気分よく楽しんでもらおうという接客やトークなので、こちらも釣られていろいろ喋るわけですよ(笑)
そんな相乗効果でほんと楽しい時間を過ごさせてもらいました。
やはりお店の評価は料理の味だけではありませんからね。
帰りには店長さんのお見送りもあり、再訪を誓い店を後にしました(^^)

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2013年 9月

こちらは前日に来ようと思い、数日前に電話したが予約で一杯と断られてしまいました。
翌日たまたま開店時間頃に近くに来たので、直接店に来たらすんなり入ることが出来ました。
ほんと予約というのはタイミング次第ですよね(笑)

ここ高知が本店で、他に銀座、神戸にも支店があります。
他の方のレポートでは、銀座よりもお安く利用出来るとのこと。

カウンターは4000円からのコース料理しか注文出来ないとのことだったが、「そんなに食べられないので2、3品でいいんですけど・・・」と言ったら、「少々お待ちください」と責任者に私のわがままを伝えに行った様子。
その方が戻られて「ではそれでご用意します」ということでこちらで飲むことにしました。
いざカウンターに座ると基本的にコースやおまかせが主体の店らしく、酒のメニューだけで料理のメニューは出て来ませんでした。
日本酒も料理もおまかせなんですね(日本酒の個別のリストが出てこなかった)。
なので個別の値段がわかりません。

店内はやや照明を落としていて高級感があります。
横一列のカウンターは広々として椅子の座り心地もいいし、大人の空間といった感じ。

まずは茄子を練り上げて作った豆腐が出てきた。
ネットリとした食感で味は薄味のもんじゃといった感じ(笑)
酒を引き立てる一品ですね。

日本酒は美丈夫夏酒、かなりすっきりした味わいできれいに引いていく。
米のうまみはふわっと感じる上品な作り。

鰹のたたき、刺身(鰹、金目鯛、やりいか)、藁焼きという鰹のたたきは香りがいいんですよね。
やりいか、金目鯛は丁寧に包丁が入れてあり、味も見た目の期待通りうまいですね。
もちろん鰹も今まで食べたものよりも美味しいです。
上品な高知の料理といった感じで、しかも美味しいのはうれしいですね。

安芸虎ひやおろし千本錦、高知の酒だが珍しく甘口。
日本酒度は−1の表示でした。
純米酒なのでどっしりとした米のうまみがいいですね。

小松菜の煮浸しじゃこ和え、おこわにモロヘイヤ、鯖の塩焼き(レア)、ホタテのフライ、角煮ととうもろこしのパンケーキ、さつまいもとクリームチーズ。

伊勢海老の餡掛けはうに、ゆば、キノコ、いんげんも入り贅沢な一品。
何よりも見た目が鮮やかでいいですよね。
伊勢海老のガラで取っただしで作った餡掛けということでかなり手間がかかってますよ。
伊勢海老は身がプリプリでウニも甘みがありなかなかよく出来てます。

私が居た時には他にお一人様が2名いました。
一人は年配の方で私と同様に2.3品の料理で軽く飲んでました。
もう一人はコースを堪能。

私を含めた3名それぞれがお一人様でしたが、タイミングを見て話しかけたりして飽きさせません。
こちらの店長?と思われる方は、なかなかしっかりしていて、他の従業員にいろいろと指示をしながらも客に気を配っていました。
料理の説明はもちろん、料理に付随した話題も織り交ぜながら話してくれるので楽しく飲むことが出来ました。

聞くところによると、そのうちスペインにお店を出すそうです。
この店長以下そちらに赴任するのが決まってる従業員はスペイン語の勉強をしてるそうです。
ちょっと前までは銀座に居たそうで「あちこち飛ばされるのはサラリーマンの宿命ですよ」なんて言ってました(悲)

そしてぼちぼちお会計をお願いするとなんと5700円でした。
こんないい雰囲気のお店で、上品な高知の料理を堪能してこの値段は良心的です。
おまかせでしたが、客のペースで料理を出す配慮も感じられたのでストレスがありませんでした。
とても居心地のよいお店でしたので、「コースでもよかったな・・・」と少し後悔しました。

お会計を済ませ「わがまま言っちゃってすいませんでした」と言うと、店長が「とんでもございません」と嫌味のない返事が返ってきました。
接客のことがわかってるお店ですので、何から何まで好印象です。

店を出ると先程まで私の目の前で料理を作っていた店長が見送りに出てました。
「本日はありがとうございました」と突然握手を求めてきました(苦笑)
握手をしながら私が冗談ぽく「今度は銀座で会いましょう」と言うと、名刺を取り出して「実は私は社長でして・・・またお待ちしてます」。
「はぁ???」「社長だったの?」「何だよ~(爆)」と、思わず二人で大笑いしてしまいました。

ほんと気分よく帰してくれるお店なので、高知に来たこと自体が好印象となりますよね。
こんなお店でしたら間違いなく印象に残るし再訪したくなります。

  • 八寸
  • 焼いたさわら
  • 鳥取県産ずわい蟹、高知県産甘鯛、飛竜頭など

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2位

梅乃寿司 (柏木町、杉並町、深堀町 / 寿司)

1回

  • 夜の点数: 4.6

    • [ 料理・味 4.6
    • | サービス 4.7
    • | 雰囲気 4.6
    • | CP 4.6
    • | 酒・ドリンク 4.4 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥15,000~¥19,999 -

2015/02訪問 2016/09/16

大将の気遣いは素晴らしい、単なる寿司屋ではないところが高評価なんですね(^^)

こちらは函館で評価の高い寿司屋です。
市電の柏木町電停から徒歩3分のところにあります。
函館駅前の市街地から離れた住宅地という雰囲気。

当日飛行機で行くので飛んでくれるか心配でしたが、問題なく飛んでくれました(^^)
以前函館に行こうとしたが、悪天候で新千歳まで行かれたことがありました(>_<)
冬はそんなことがあるから気が気でないんですよね(^^;)

閑静な住宅街にあるこちらは大通りから続く桜並木があります。
桜の咲く頃にはトンネルのような感じになってなかなか見応えのある通りなんだそうです。

お店はけっこう新しい感じですね。
思ったよりも大きな店舗で店内もやはり広いです。
私はカウンターに座ったのでわかりませんが、座敷などもいくつかあったと思います。

席に着き飲み物を聞かれました。
まずは絹雪(純米吟醸)から。
北海道の酒でフルーティーな甘みがいいですね。

道南のたこ。
柔らかく丁度いい一口サイズ。
噛むほどにうま味が感じられます。

ぼたん海老は2日寝かせたそう。
ねっとりとした舌触りがいいですね(^^)
けっこう甘みも出てました。

北寄貝。
これは身が厚くクセがないので食べやすい。
写真がないのできっと撮る前に食べてしまったんでしょう。。。。

つぶ貝。
もの自体はかなり大きいとのこと。
そのようなものが育つのはやはり北海道ならではでしょうね。

たらの白子。
これは北海道ではハズせないネタの一つ。
とろける食感で適度な甘味がいいですね(^^)

北海道の穴子、自家製のカラスミ、昆布に付け込んだ明太子。
カラスミは塩だけでなく、味噌も合わせて付け込んでるそうです。
明太子も山わさびと昆布で付け込んだもの。
いずれも酒好きには最高のつまみです(笑)

こちらではつまみがほんといいですね。
特に日本酒の合うものを意識してるように思います。
これじゃ握りまでたどり着かない人もいるんじゃないかなぁ?(笑)

大将はその都度しっかり料理の説明をしてくれます。
話好きな感じもするが、きちんと味わってほしいという気持ちの現れだと思いました。
どこで捕れただのどう食べるのがうまいだの、いろいろと話してくれるので美味しくいただけます。
それに聞いたことに関しても丁寧に答えてくれるのでよい雰囲気が構築されて飽きることがありません。

次いで国稀(特別純米)
これも先の酒と同様にフルーティーさが印象に残る。
北海道ではどこでも見かける酒ですね。

ナマコ、ソイにいばらがにの内子をかけたもの。
いばらがにの内子も酒のつまみには最高ですね(笑)
これは飲みすぎてしまいますよ(あはは・・・)

わらづかの海鮮焼き。
醤油味の餡がかけられてる熱々の一品。
この魚は市場には出回らないとのこと。
理由はかまぼこメーカーが買い占めてしまうので庶民の口には入らないそうです。
そんな貴重な魚まで出してもらいほんとうれしいですね(^^)

十一州(純米大吟醸)これは札幌の酒とのこと。
大将の説明通りの辛口。
スッキリした後味で食が進みますね。

ここから握り。
まずは平目。
塩と柑橘系でさっぱり。
しっとりとした身はほんと上品。

中とろ。
まさにとろける感じ。
もはや説明は不要ですね。

毛蟹の握り。
身を丁寧にシャリにのせてある。
しっかり味わえるだけのボリュームなのもいいですね。

さわらの握り。
わらでいぶしてスモーク感を出したもの。
控えめなスモークでさわらの上品さは残ってる。

北寄貝。
今度は握りで。
軽く塩を振ってあるので締まった味わい。

お椀は味噌汁。
豆腐、あおさ、ねぎ。
これは普通です。

さよりの昆布締め。
札幌ではこの時期から出回るそうです。
この魚も寿司ネタとしてはよく出てきますね。

にしんの握り。
適度な甘みが鮮度のよさを物語ってます。
にしんが出てくるなんて北海道くらいでしょうね。

馬糞うに。
函館で捕れたものだそうです。
品のあるすっきりした甘さが特徴。

鉄火巻。
先に出てきた山わさびを付けて。
のりもこだわってるんでしょうね。
味が濃くて上等なものなのがわかります。

ラストは玉。
江戸前仕様とだし巻き玉子の2種類。
ラストでも手を抜かないで2種類出すところが素晴らしい。

そして追加。
北海道産の鮭。
大助というキングサーモン。
上品ながらも重厚な甘みがいい。
これは説明を聞きながら写真も撮らずに食べてしまいました(>_<)

煮穴子。
先ほどの穴子と同じらしいが仕上がりは全く別物。
同じ素材でも違う料理に仕上げるのは流石です(^^)

締めて16848円。
これは素晴らしいCPです。
もちろん大将自らお見送りまでしてくれました(^^)

とにかく大将の気遣いは素晴らしいですね。
適切なタイミングで店員にも指示を出し、客に対してストレスを感じさせないようにしてます。
料理以外の話もしてくれるし、こちらの話にも合わせてくれました。
自尊心の強い勘違いしてるような職人気質の店もあるけど、私は接客でも不快感なく満足させてくれるこういうお店が好きですね(^O^)

料理が美味しく食べられるのは、店の設えがいいとかばかりではありませんからね。
綺麗なお店であるのに越したことはありませんが、事務的に対応したり、ポンポン料理を出すだけでは気分がよくありません。
こちらでは食べる側の様子を伺い(食べるスピードではない)、どう味わってるかというところも見ながら対応してますね。
食べてる様子を見てるからこそ「それは酒に合うでしょう?」なんて声をかけることが出来るんですよね。
そんなことで会話が膨らむし気分よく過ごすことが出来ます。

そんな食べる側への気遣いはほんとうれしいですよ。
そういうことが普通に出来るのが「高級店」なんだと思います。
高級食材を使いただ値段が高いだけの店なんて全く魅力がないですよ。
着飾っていて見た目はいいけど内面は・・・という人と同じ感じがします。

料理は人が作るものだし、人間味のないお店はうわべのよさはあるかも知れないけど中身が無いように思います。
そういう無機質なお店は行こうと思わない。
逆に人間味のあるお店なら少々高くても行こうと思いますよね。

今回はそんなお店に出会えてほんとよかったと思います。
こちらは是非再訪したいと思いますし自信を持っておすすめします(^^)

  • うに
  • ぼたん海老
  • ずわいがに

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3位

バーやまざき (すすきの(市営)、すすきの(市電)、狸小路 / バー)

1回

  • 夜の点数: 4.4

    • [ 料理・味 4.3
    • | サービス 4.5
    • | 雰囲気 4.4
    • | CP 4.2
    • | 酒・ドリンク 4.5 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥20,000~¥29,999 -

2015/02訪問 2015/03/27

日本最高齢のバーテンダーは誰もが慕うカリスマ的存在

2015年 2月

今回はマスターに切り絵でもやってもらおうと予約しておきました。
しかしこちらに来る前にいた店で思いの外長引いてしまい、結局1時間20分も遅れてしまいました。
ここまで大幅に遅れてはマスターは帰った後だろうと、ドアを開けて中に入るとやはりマスターの姿はなく意気消沈でした(>_<)

店内はほぼ満席でしたが、私が来てすぐにポツポツ帰る客が出始めカウンターの端に座った私の横は6席くらい一気に空きました。
マスターに会えない残念な気持ちと、並びに誰もいなくなった活気のなくなったカウンターを見て何となく気が抜けてしまいました。

例えるなら疲れ切って家に帰りネクタイを解き、缶ビールを開けて一口飲んだあと大きく溜息をつくようなそんなに光景だったと思う。。。。

せっかく来たんだしとりあえず頼んだのはギムレット。
強い酒でシャキッとしようと思い注文しました。
さすがにこのくらいの酒だと効いてきますね。
久し振りに飲みましたが果実感がありすっきり感もいいですね。
振り返ると前回も飲んでましたね(あはは・・・)

札幌まで来て黄昏れてても仕方ないとは思うが、たまにはこんな心境で飲むこともあるでしょ(サラリーマンならわかるよね    きっと・・・笑)
何となくこの状況に浸っていたくて、ぼんやりと店内を眺めながらあえて店員には話し掛けず黙って飲んでました。

次いで頼んだのはマルガリータ。
これも久し振りの酒。
「恋人マルガリータが、狩猟場で流れ弾にあたり亡くなったのを偲んでつけられた」というカクテル。
しんみりと飲んでいる私にはピッタリ?な酒でしたね。

締めて4150円。

いつも1人で飲んでるがこんな雰囲気で飲むのはなかなかないですね。
まぁたまにはこんな時もあるでしょう。
次回は楽しい酒が飲みたいなぁと考えながら店を後にしました。
余談ですが、この日マスターは出勤の日だったが来てなかったそうです(>_<)

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2014年 2月

こちらのマスターは2014年2月現在93歳で日本最高齢のバーテンダーです。
そんなマスターがいるバーなので、ある意味日本で一番有名なバーと言えます。

以前こちらに来たのは7年前、今回と同じように雪まつりに来た際に寄りました。
その時は何でこちらを知ったのか思い出せませんが、ネットで調べたんでしょうね。
たくさんのバーがある札幌の中で気になったのは事実です。

来店して知りましたが、こちらはマスターの切り絵が有名で、これを目当てにやって来る人もいます。
7年前に来た時は2晩続けて来ました。

1日目は他の客の切り絵をやってるところを眺めながら「初来店でお願いするのは図々しいかな?」と思い、是非やってもらおうと翌日にも来てお願いした次第です。
マスターにお願いしましたら快く引き受けてくれまして、思い出になる切り絵を戴きました。

そんな思い出のバーがここなんです。
あれから7年が経っていたとは、私も年を取ったものだと少々切ない気持ちになります。。。。

今回は正直雪まつりよりはこちらのお店に行くのが主たる目的だったかも知れません。
なにせマスターは高齢ですからね。
以前は切り絵をやってもらったけど、今回はカクテルを作ってもらおうと思い行ってきました。

高齢のため今では火、木、土の20時〜21時までの1時間のみの出勤。
そんなハードルの高い方ですので、人気のホステスを指名するより困難な状況です(笑)

この日はあいにく私の訪問が遅れてしまったが、たまたまマスターも遅れて来たので、先に来た客からの多くの指名があったが、時間がずれ込んでくれて私もなんとか指名することが出来ました(あぶねぇー)

一杯目はシンガポールスリングを飲んでいたが、マスターに作ってもらったのは一番好きなエメラルドクーラー。

レシピはサポート役の女性が書いて渡すので、それを見ながら作ることになります。
しかしながらマスターの人徳でしょうかねぇ、皆さんよろこんでリクエストしたものを飲んでます。
私もマスターに作ってもらったのでとてもうれしかったです(^O^)/

次にこちらのマスターのオリジナルカクテルである「サッポロ」をオーダー。
この時点ではマスターはすでに帰られた後だが、マスターの創作したカクテルを飲みたいと思い作ってもらいました。
これはカクテルグラスで出てきたが甘めで飲みやすいカクテルです。

ギムレット、これは超定番のカクテルです。
周りの客が頼んでたので釣られてオーダーしました。

スカイダイビング、これは以前来た時も頼んだもの。
色がきれいでいかにもカクテルといった感じですよね。

こちらの一番高級なウィスキーは?と問い掛けたら「バランタイン30年」とのこと。
そんなわけでバランタイン30年をダブルで。
これはシングルで6000円なのでダブルは12000円(すげぇー!)
旅先でなければ絶対に頼まないでしょうね(笑)

モッキンバード、何度か飲んだことがあったのでオーダー。
飲みやすいが後で効いてきますね。

締めて22550円。

高いウィスキーを飲んだこともあり、なかなかの金額になってしまいました(あははは・・・・)

しかし以前の思い出に浸り、居合わせた客との会話が盛り上がったこともあり、かなり居心地のいい楽しい時間を過ごすことが出来ました。
おかげで旅先なのに二日酔いしてしまいました(あははは・・・)

とにかく居心地がよくて在籍するバーテンダーもそれぞれに味のある方たちです。
マスター以外に3人いますが、この3人は7年前に来た時にもいましたので、今ではみなさん経験は豊富ですね。

マスター抜きでもやっていけるだけの実力は十分あると思いますよ。
しかし私としては、マスターにもう少しカウンターで切り絵やカクテルを作る姿を見せてほしいと思います。

次に来た時はまた切り絵でもやってもらおうかな?
そんな期待をしつつまたの訪問を楽しみに店を後にしました。

  • ギムレット
  • マルガリータ
  • チャーム 以前より品がよくなった

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4位

フランス料理 壺中天 (新栄町、高岳、車道 / フレンチ)

1回

  • 夜の点数: 4.1

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 4.2
    • | 雰囲気 4.1
    • | CP 3.8
    • | 酒・ドリンク 4.2 ]
  • 使った金額(1人)
    - -

2015/03訪問 2015/05/25

お一人様でもOKのフレンチレストラン(^^)

こちらは地下鉄東山線新栄町駅から続く連絡通路を進むとすぐのところにあります。
ヤマザキマザック美術館の地下2階にあり、目立たないので通りがかりにたまたま入る感じではない。
錦通りの葵町西交差点側からエスカレーターを降りて行っても左下になるので知ってる人でないと気付かないでしょうね。

店のドアに近付くと中からスーっとドアが開いて、「○○様ですか?」と出迎えてくれました。
店内は暖色系の照明でやや明かりを落としていて、テーブル6卓、この日はすべて予約で埋まってたようです。

まずは食前酒にシャンパン(ロゼ)。
なんかいきなりフレンチの世界に誘ってくれる酒です(笑)
ほんとセレクトがいいなぁと思いました(^^)

本日のお口取りは3種の前菜。
説明はきちんとしてもらったがよく覚えていない(>_<)
中でも桑名産の蛤とキャビアはワインに合う感じでした。
いかにも手の込んだフランス料理といった感じで、高級レストランにでも来たような感覚になりますね(笑)

次いで北海道産うにとオマール海老のジュレ。
出てきたワインはこの料理に足りない「酸味」を補うべく用意したとのこと。
ワインてそういうセレクトをするんですねφ(..)メモメモ
日本酒はちょっと違ったりしますから、ワインというのは未知の世界なので新鮮です(^^)

フォアグラの3種。
これにはワインが2種類出てきました。
これも料理が3種類あるので、それに合うようにとソムリエが考えて出してくれたもの。
やはりソムリエがいると違いますね(マジで)
なーんにも考えずにお任せ出来ますから(笑)
それでいてきちんと合う酒が出てくるんですから素晴らしいです(^^)

山口産の鮑とホワイトアスパラのロティ。
ここでも料理に合うワイン。
鮑は丸ごと1個使用で肝も付いてます。
柔らかくてナイフで楽に切れるほど。
以前行った某寿司屋では2口分で5000円だったので、これを見た瞬間財布の中身を考えましたよ(^^;)
肝に合うワインというのも登場して、この時点でワイングラスが3つになり、グラスの中身は何が何だかわからなくなってきます(>_<)

メインは鶉。
これはこちらのスペシャリテとのこと。
鶉の中にいろんなものを詰め込んでます。
ナイフは特別にキレのよいものだったようでスパスパ切れました。

ここではタンニンの強い赤ワイン。
ちなみに後で見たらこのワインは一番安かったですね。
こういう個性の強いワインは安いんですねφ(..)メモメモ
これは日本酒と共通してますね。

デザートは4種類あるということで悩んだ結果、バナナにしました。
バナナのゼリー、バナナの実、バナナ味のブランマンジェ。
ドリンクも付いて、コーヒー、紅茶、エスプレッソから選べるので紅茶にしました。

ちなみにお菓子?も付いてきてほんと腹一杯ですよ(>_<)
内容はチョコレート系のケーキ、柑橘系のゼリーみたいなもの、ミニシュークリームの3種。

締めて34683円。

サービスも応対も説明も私にとっては丁度いい感じで、付かず離れずというスタンスがよかったですね。
コースだったこともあり、一晩で9種類?ものワインを飲めたのはよかったなぁ(^^)
写真は8種類だが伝票には9種類となってました(飲み過ぎたか? 笑)
ほんといろんなワインがあるのがわかるし、料理との相性も考えられていて楽しく飲めました。

このくらいのレベルのお店ですと、余計なことを気にせずに食事を楽しむことが出来るのでほんと安心していられます。
料理はもちろんワインもよかったし、是非再訪したいと思うし、自信を持っておすすめ出来るお店です(^^)
お一人様でもきちんと対応してくれるのでほんと満足出来ました(笑)

  • スペシャリテの鶉
  • 北海道産うにとオマール海老のジュレ
  • 山口産の鮑とホワイトアスパラのロティ

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5位

ラ・トルテュ (西18丁目、西15丁目、西11丁目 / フレンチ)

1回

  • 夜の点数: 4.1

    • [ 料理・味 4.1
    • | サービス 4.1
    • | 雰囲気 3.9
    • | CP 4.3
    • | 酒・ドリンク 4.2 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥15,000~¥19,999 -

2015/10訪問 2015/11/23

落ち着いた雰囲気の中で楽しめるフレンチ

こちらは札幌で評価の高いフレンチです。
以前から気になってたので行ってきました。

お店は2階にあり、亀の置物がお出迎えしてくれました(笑)
テーブルは6卓で私以外の客は2人組ばかりでした。

メニューは事前にチェックしてきたが、個別に選ぶのは面倒なので9000円のおまかせにしました。

まずは3種の一口料理アミューズ・ブーシュ。
説明されたけど覚えてられない(^^;)

ワインリストも出されたけどもちろんわかりませ~~ん(^^;)
値段はボトルで高くても45000円くらいですからメチャクチャ高いわけではない。
10000円以下のものもたくさんあったので記念日の来店なら奮発しちゃうか!(^^)

まずはシャンパン。
酸味があるが後味スッキリ。
こちらのために昨夜から何も食べてなかったからかなぁ。
口に残らないがアルコール感はしっかり確実に効いてきました(笑)

一品目はごぼうのスープ。
ごぼうの優しい味わいが実に上品。

2杯目のワインは2010年物でやや辛口。
香りはワインっぽいぶどうのにおいがしないもの。
しかし飲んでみると品のあるスッキリした味わい。
料理の邪魔をしないワインというのはこういう感じなんですね。
これはつい飲み過ぎてしまうタイプです(笑)

2品目は秋鮭とホロ葱。
ホロ葱はグリルしたものを漬け込んでるとのこと。
鮭は適度にうま味がありワインが進みます(^^)

パン。
これは丸い形をしたフランスパン。

3杯目のワインは2001年物。
寝かせた分だけ味が濃くなってる感じですね。
重厚な味わいのワインでした。

いくらのスモークの冷製。
スモークの香りがいいですね。
いくらのスモークなんて初めてです。
これは鮮やかな緑色とのコントラストも綺麗です。

4杯目のワインはオーガニック系。
日本人の女性がぶどう作りに携わってるそうです。
そんな方のワインが日本に入ってるんですね。
興味深い話です。

ここでパンのおかわり。
先ほどと同じもの。

フォアグラとトリュフ。
これはお約束的な食材でいかにもフレンチといった感じ。
フォアグラの仕上げもいい感じです(^^)

5杯目のワインはアルザス地方の2013年物。
スッキリした爽やかな味わいが特徴ですが、味わいは軽くはない。
徐々にしっかりした味のワインにシフトしていくんですね。
料理に合わせて考えられた順番なんでしょう。

これに合わせるのはホタテと甘海老のソーセージ。
ソースには海老の殻を煎ったものを混ぜていて香ばしい香りもあります。
ホタテに甘海老ですから柔らかな味の組み合わせ。
ワインと料理のバランスを考えてるのがよく分かります。
ほんとバランスなんですよね。

メインに合わせる6杯目のワインはニュイ サンジョルジュ プルミエ クリュ オー トレイ2009年物。
ブルゴーニュ産の赤ワインらしい芳醇な香りに重厚な味わい。
チーズにも合いそうなワインですね。
ちなみにブルゴーニュ産のワインはバランスの良し悪しで決まるんだそうです。
ボルドーは味の濃さが品質を分けるんだそうです( ..)φメモメモ
となると私はブルゴーニュ派だな(^^)

そしてメインは小鳩のロースト。
おまかせだったがメインは食べたい料理が出てきてよかった(^^)
内蔵も使用しており、小鳩を余すことなく楽しめる料理になってます。
肉の焼き加減も申し分ありません。
外はいい感じの色合いで、中はジューシーな仕上がり。
でもあんよが見えてるのでダメな人もいるんだろうな(^^;)
個人的には気に入りましたけどね。

デザートの前にチーズ。
山羊や牛など10種類ほどあり食べたいものを選ぶ。
山羊はクセの強いものを選択。
しかしこれにクミンシードを合わせると不思議なほどクセはなくなります(笑)

そして7杯目のワインは2009年物の赤ワイン。
しっかりした味わいですからチーズに合わせたんでしょう。
なのでチーズのセレクト次第で変わると思われます。

デザートの前にパンナコッタ。
八角で味付けした柿をのせている。
フレンチで八角とは斬新ですね。
食後にさっぱりさせてくれます。

デザートは洋梨のコンポート・焦がしバターのアイスクリーム。
胡桃やアーモンドなどのナッツ類も飾られていて見た目もいいですね。
やや甘さがあるコンポートは口直しに最適。

最後にハーブティー。
ユリイカというものでニワトコの花、レモンピールとリコリス。
マカロンなども付いてほんと腹一杯です(>_<)
マカロンはラズベリー、アプリコット、よもぎ。
さらに追加でマドレーヌも出てきました(^^)

気付けば滞在時間は2時間半以上。
しかし味わって食べてたこともあり、そんなに時間が経ってたとは思いませんでした。
ワインについてあれこれ尋ねましたがやはり難しいですね(^^;)

締めて18480円。

この値段でこれだけ楽しめたら最高ですね。
これは人気になるのもわかりますよ。
メニューはランチもディナーも1ヶ月ごとに変わってるようなので、毎回どんな料理が食べられるのか楽しみですね。

このようなお店に慣れてる方は個別に選ぶんでしょうけど、私の場合どうしてもおまかせになってしまいます(^^;)
料理についてもわかってくるとより楽しめるのは言うまでもないので、ちょっとづつ理解を深めていきたいですね。

今回ワインもいろいろ飲めたので自宅でも飲んでみたいと思いました。
とは言ってもよくわからないので今回飲んだ輸入業者のものを探して見るのがいいかな?
そんな楽しみな宿題を抱えて店を後にしました(^^)

  • 小鳩のロースト
  • フォアグラとトリュフ
  • いくらのスモークの冷製

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6位

バー・バーンズ (伏見、栄(名古屋)、大須観音 / バー)

1回

  • 夜の点数: 4.0

    • [ 料理・味 -
    • | サービス 4.2
    • | 雰囲気 3.8
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク 4.0 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥4,000~¥4,999 -

2015/07訪問 2015/08/02

接客のよさで気分よく飲めるバーです(^^)

こちらは全国的にも評価の高い人気のバーです。
予約必須というレポートがあったので1週間前に電話しました。

お店は地下なので階段を降りていきます。
想像よりもこじんまりとしていて、カウンター10、ボックス席3で喫煙OK。
やや早めの訪問だったがカウンター席はすべて予約の札が置いてありました。
やはり人気のお店なんですね。

席に着きおしぼりを渡され、やや間を置いて注文を聞かれたので1番好きなカクテルであるエメラルドクーラーを注文。
爽やかなミントが主張してるが後からキリッと締まったアルコール感が追いかけてくる。
甘くない作りで爽快感があります。
これは色的にも夏向きのカクテルだと思います。

でもカクテルに季節感はほとんどないんですけどね。。。。

っていうのはかなり時代遅れだと思います(^^;)
今時では季節の果物を使ったカクテルなんてのもあるので十分季節や旬を感じられるんですね。
私のような古いカクテルしか知らない人間は、そんなカクテルを飲もうなんて思いもしませんね(^^;)

ちなみにこちらでは和歌山産の無農薬バレンシアオレンジを使用したカクテルもある。
無農薬の果物を使うなんてやはり違いますね。

おつまみはナッツ、サワーマスタードと玉子のカナッペ。
ナッツはどこでも出てきますがカナッペが出てくるとはちょっと違いますね。

こちらでは瓶の口をテープで巻いてます。
見るとけっこう巻いてるんですよ。
酒の管理は大変でしょうなんて話をしてたところで気付いたんですが、このテープがすごいんですよ。
医療用とのことだが、通常はただのビニールで引っ張って伸ばすと粘着性を発揮するんです。
これを瓶の口に巻くとアルコールの揮発を防げるんだそうです。
こんなの初めて見ましたよ(^^)

こちらではカクテルのメニューがないので2杯目の問いかけに悩みました(^^;)
するとどういうのがいいかとあれこれ聞いてきます。
なのでぼんやりとこんな感じの、ということでお願いして出てきたのがベネットというカクテル。

これは柑橘系にキリッと締まったジン、わずかに苦味のあるリキュールを使った大人の味わい。
カクテルらしいカクテルと言えると思います。
初めてでしたがなかなかいいっすね(笑)

3杯目はドライマティーニ。
ジンの指定を聞かれたが、ないので任せますと言いました。

出てきたのはかなりドライな、最初に飲んだらクラッとくるようないい感じのマティーニ(笑)
オリーブは塩漬けを一度ジンで洗って塩分を落とすという丁寧な仕事ぶり。
胃袋まで熱くなる本格派です。

締めて4600円。
思ったより安くてなんだかお得で満足度アップですね(笑)

一番高いウィスキーはとの問かけに出されたのがBOW MORE。
これはシングルで40000円(@_@)
今回は飲んでないけど来世では絶対に飲みます(多分、、、)

しかしなんなんでしょうね、この居心地のよさは。
好みに合った店ということなんだろうけど、初めて来た感じがしないのは不思議です(笑)
適切な付かず離れずの接客が心地いいんですよね。
なのでつい飲み過ぎてしまいそうです(^^)

オーナーという方は30代に見える感じだが落ち着いた喋りで全く嫌な感じがしません。
むしろこちらも話したくなるような雰囲気があります。

ちなみに新人さんにも話しかけましたがきちんと受け答えしてくれました。
こちらでは新人さんでも客と話せる環境なんでしょうね。
たまたまかも知れないがきちんと対応してもらえたので教育がしっかりしてるのかなぁ?
なんて思いました。

カクテルはよかったし接客もいいし居心地もいいしほんといい気分で飲むことが出来ました(^^)
こちらは是非再訪したいと思います。

  • エメラルドクーラー
  • ベネット
  • ドライマティーニ

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7位

ルパン ミュラ (名鉄名古屋、名古屋、近鉄名古屋 / フレンチ)

1回

  • 昼の点数: 3.9

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 3.5
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP 4.1
    • | 酒・ドリンク 3.8 ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥10,000~¥14,999

2015/07訪問 2016/03/03

特別メニューで満足出来るランチを堪能(^^)

こちらは名古屋市でも評価の高いフレンチレストランです。
予約が取りにくいらしいが、ラッキーにもランチで予約が取れたので行ってきました(^^)

総合リハビリセンター駅から徒歩7分ほど。
閑静な住宅街にありマンションの地下1階にあります。

カウンター6席、テーブル7卓ですが流動的な配置だと思います。

今回食べたのは「五周年記念コース 5500円」です。
こちらの五周年の特別メニューをやってたのでそれにしました。
ワインはいろいろ飲みたかったので、通常の半分で3種類出してもらうようにしました。

ウェルカムフードは揚げパンみたいなものとカマンベールチーズのサブレ。

最初のワインはミネラルを豊富に含んだシャブリ。
爽やかな果実感でスッキリした後味。
2012年物です。
これは飲みやすいのでいくらでも飲めそう(笑)

静岡県掛川産のトマトを使ったムース。
これはこちらのスペシャリテだそうです。
まったりとしたやや甘めのトマトがデザートのようでもあります。

二つ目のワインはボルドーのソーヴィニヨンブラン。
最初のワインに比べ味・香りがレベルアップした感じ。
全体的に幾分濃いめになってます。
これは2011年物。

鱧のコンフィ。
きゅうりを絞った緑が鮮やかな一品。
ジュレで冷たくなってるので夏向きの料理ですね。
鱧の下には冬瓜、小さなキューブ型にカットしたきゅうりも入ってる。
これは目でも楽しめる料理ですね。

前菜は穴子とごぼう、いわしの酢漬けとかぶのピューレ、まぐろと空心菜と鶉の玉子、オマール海老のフリット。
ごぼうにはバルサミコ酢を煮詰めたものをかけている。
いわしには細切りにしたチーズがのっている。
まぐろと玉子の黄身は間違いないですよね。
オマール海老はフンワリと揚げてあり、オクラなどがのっている。
手の込んだ料理ばかりでうれしくなりますね(^^)

自家製パンには3種のデイップ。
パンもけっこうレベル高いですよ。

ここで2杯目のワインを飲み終えたが、まだ肉も魚もあるのでワインを4種に変更してもらいました。
こういうレストランは馴染みがないのでどう振舞っていいのかわからず飲むペースが早かったようです(^^;)

3杯目のワインも白。
アルザス地方の物。
遅摘みのぶどうで作ったワインだそうです。
うま味が凝縮された感じで甘みもある。

キノコとフォアグラ。
下に名古屋コーチンの玉子を敷いてあり、泡状のスープみたいなものがフォアグラを引き立たせている。
3杯目のワインはフォアグラに合うものとして出てきました。

湘南小麦のバゲット。
焼き立てで熱々。
後から出てきたバターが合う。
っていうかパン自体が美味いですね。

ヒラメのポワレ。
下には枝豆とホワイトアスパラガスのリゾット、泡状のサフランのソースがいいアクセント。
ムール貝には枝豆のピューレを詰めてから焼いている。

おかわりのパンももちろん焼き立て。

4杯目のワインはボルドー産の赤。
2種類のぶどうをブレンドして作ったワインとのこと。
引きがよく料理の邪魔をしないタイプ。

肉料理は知多牛。
赤身が色鮮やかで見ただけで美味いのが分かりますね(笑)
周りに散らしたとうもろこしの粉やゼリーのようなものなど、とうもろこしづくしです。

細長いグラスはとうもろこしの冷製スープ。
スッキリした甘さがいいですね。

デザートは桃のコンポートにヨーグルトアイスとハーブティー。
甘い桃と甘過ぎないヨーグルトの組み合わせ。
ハーブティーはまぁ普通。

それに6種類の菓子。
チョコレート、マドレーヌ、マシュマロ、生キャラメルなど。
ここまで出てきたら腹一杯です。
最後にお口直しにリンゴ酢もでてきました(>_<)

締めて10098円。

最後のデザートはやや待たされたがそれ以外に関してはテンポは概ね良好でした。
滞在時間は2時間半以上(デザートがすんなり出てきたら2時間ほど)、特別なメニューではあったがこの値段でこの内容は大満足です(^^)
やはりワインは料理を数段美味しくさせるようですね。
和食に日本酒もそうだが、料理に酒というのは欠かせない存在ですね。

サービス面もしっかりしていて、きちんと料理の説明をしてくれます。
ワインの説明も産地から話してくれますのでよくわかります。

旬の素材を活かしたフレンチで彩りも考えられています。
目でも楽しめるのは食べてても楽しいですよね(^^)
夜もきっと期待を裏切らない料理でもてなしてくれるでしょう。

  • 平目のポワレ
  • 鱧のコンフィ
  • 知多牛

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8位

ビストロ ダイア (新栄町、千種、車道 / ビストロ、フレンチ、イノベーティブ)

1回

  • 昼の点数: 3.9

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 3.9
    • | 雰囲気 3.7
    • | CP 3.9
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥4,000~¥4,999

2015/03訪問 2015/04/25

ランチでも十分満足出来る料理と接客

こちらは新栄町駅から徒歩4分ほどのところにあります。
マンションの1階にあり、広小路新栄三交差点の角にあるのでわかりやすい。

カウンター5席、テーブルは鮮やかなオレンジ色で統一されており10卓くらいある。
人気のあるお店ということでしたがこの日も予約で埋まってました。

今回食べたのはおまかせのランチコースです。
肉料理は2種類から選べるので豚に、コーヒーか紅茶は紅茶にしました。

まずは静岡県産新玉ねぎのポタージュ 鳥取県産ズワイガニ(なげぇー名前 笑)
玉ねぎのまろやかな甘みがよく出ているスープ。
ズワイガニは身だけを別に用意し入れているので、カニの味や風味はスープには移っていない。

オリーブのフォカッチャと自家製パン。

前菜はいろいろあり説明を聞いたが種類が多く覚えていません(>_<)
ホタルイカと山菜にあったつぼみ菜?は初めて食べたかも。
他に石川県産寒ブリ、軽くスモークしたサーモン、鳥のむね肉などなど。
どれもひと手間加えている料理ばかりで食べるのがもったいくらい(笑)
この皿だけでもソースが何種類もありますね。
いかにもフレンチといったひと皿です。

イトヨリと海老を使ったクネル。
つぶ貝などの魚介のスープがまたいいですね。
このスープを使ったリゾットなんかイケると思いますよ。

メインは愛知県半田産の豚肩ロースの低温ロースト 柚子胡椒風味の赤ワインソース(ほんとなげぇー名前 笑)
厚みのあるもので脂身が多いが不思議と重くないですね。
柚子胡椒と赤ワインのソースは単体ではややキツい味だが、豚肉と合わさるといい塩梅(^^)
付け合わせの野菜には菜の花で春らしさを感じますね。

デザートは抹茶と桜のアイスクリーム。
桜のアイスの淡い優しい甘さは食後にピッタリ。
酸味のある木イチゴのソースがいいアクセント。

それとホットティー。
これは普通。

締めて4104円。

ランチでもかなりの満足度でした。
キリ番にでもとっておきたいくらいのお店ですね(^^)
夜ならワインも出てきてもっと評価が上がりそうな気がします。

滞在時間はお一人様でも1時間25分。
休みを取ってゆっくり食事を楽しむお店と言えますね(^^)

  • 愛知県半田産の豚肩ロースの低温ロースト、柚子胡椒風味の赤ワインソース
  • イトヨリと海老を使ったクネル
  • 前菜

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9位

鮨 田なべ (豊水すすきの、すすきの(市営)、すすきの(市電) / 寿司)

1回

  • 夜の点数: 3.9

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 4.1
    • | 雰囲気 3.9
    • | CP 3.8
    • | 酒・ドリンク 3.8 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥20,000~¥29,999 -

2015/02訪問 2015/04/05

店の個性が感じられるとより印象に残ったなぁ、でも料理はさすがです(^^)

こちらは寿司屋の多いすすきの界隈でも評価の高いお店です。
ビルの2階にありエレベーターで上がります。

エレベーターが2階に着きドアが開くと早くも女性店員がお出迎えであります(^^)
お店は明るく清潔感がありますね。
弧を描くようなノの字のカウンター席12、テーブルが2卓で思ったより広くない。
そんなお店ですが板前が2名、接客の女性店員が5名。

人を多く配置することでしっかりした接客サービスを提供しています。

まずは北斗随想(純米吟醸)。
シャープな米のうま味がいいですね。
果実系の香りもあり悪くない。
初めて飲んだが意外な酒を発見が出来ました(笑)
容量は一合。

料理はコースが3つあって一番品数が多いものにしました。
最初は前菜。
めかぶ、菜の花、ほたて、ふき、にしん?
中ではほたてがよかったな。

平目の刺身。
すだちが付いている。
優しい甘さがあり上品な味わい。

毛蟹は捌き立てにかにみそを添えて出てきました。
年明けにまるごと1杯食べたばかりだがやはりいいですね(^^)

太刀魚の柚子味噌焼き。
皮をパリッと香ばしく焼いていて、身はホクホクに仕上げてます。
酒飲みには柚子味噌がいいつまみになりますね(笑)

たこはシンプルに塩と昆布で味付けしてるそうです。
この時期は味が強いのでそのままでもいけるが、軽く塩を付けるくらいでもOKとのこと。
北海道で食べるとなんでも美味しく感じるのは気のせいではないんでしょうね(笑)
やはりモノが違います。

メジマグロにはアクセントに醤油漬けにしたにんにくが。
まぐろの味が引き立ってるように思います。
やはりひと仕事加えてるんですね。

つぶ貝は磯の香りが漂う。
コリコリ感もあり食感も楽しめる。

真鱈の白子とたたみいわし。
白子は軽く焼いたものでまったりとした味わい。
たたみいわしは煎餅みたいな感じ。
青魚が嫌いだという客にも出すそうです(笑)

ずわい蟹を使った茶碗蒸し。
甘みもあり、火を通したほたてのような弾力もあります。
少しポン酢が入ってる。

二世古(特別純米生原酒)
これは北海道倶知安町とのこと。
軽い甘さがあり生原酒にしては重くなく飲みやすい。

ここでデザートを珍味に変更するか聞かれたのでもちろん変更(笑)
何種類かある中からあぶらがにの内子にしました。
塩辛のような塩分の強い味ですから日本酒に合います(^^)
少量しか出て来ないが、これだけで日本酒二合はイケちゃうでしょう。

そして握りのトップバッターは寒ぶり。
大根おろしがのり醤油が付けてある。
期待通りのあっさりした脂は高級店ならでは。

まぐろのづけ。
天然物を軽く付け込んだそうです。
さっぱりした赤身は上品な味わい。

やりいか。
塩がかけてある。

甘海老。
ねっとりとした甘みがあり、シャリとのバランスもいい。
シャリはオーソドックスな酢飯。

北寄貝。
身が厚く味もしっかりしてます。

さば。
青魚らしいワイルドな味わい。
とは言え、柔らかな甘みのある個人的には好きなネタ。

のどぐろの炙り。
味のある白身ではあるが、こちらでも優しい脂のうま味がいいですね。

蒸しあわび。
ネタが大きいからつまみかと思ったら握りでした。
肝といっしょに味わう贅沢な一品。

馬糞うに。
上にわさび、さらに塩を振ってます。
甘みのあるうにはほんといいですね。

いくら軍艦。
いくら自体には控えめな味付けでこぼれるほどです。
そのためシャリ、のり、いくらが合わさっても全体のバランスがいいですね。

味噌汁。
三つ葉、なめこなど。
赤白合わせ味噌でしょうか。
まろやかな味わいでした。

穴子。
ツメが多めに思えたが濃くはなかった。
穴子はふわっふわです。

ラストは厚焼玉子。
まぁお約束のネタですね。

締めて20350円。

接客やホスピタリティーは素晴らしいものがあり、丁寧でやり過ぎ感もない。
普通の飲食店と言うよりはホテル的なサービスを受けてるといった印象。
まぁホテルレストラン出身の方達ですので当然と言えば当然ですね(あはは・・・)

料理の方はしっかり仕事のされたもので十分満足です。
質問にも丁寧に答えてくれましたし、量的にも少ないということはないと思います。

確かによい店ではあるが、大将などの男性陣がもう少し存在感を出すとお店の「色」が出ると思う。
誰が仕切ってるのかがイマイチわかりにくく、サービス面はよくも悪くもスマート過ぎて「人」の印象が希薄に感じました。
それを狙ってやってるのかはわからないが、従業員は「単なる店の人」に留まってる感じ。
板前も積極的に喋るタイプではないようで、フレンドリーさというかサービス精神は欠けてると言わざるを得ない。
うまく説明出来ないが、もう少し個性というか人間味が感じられたらよかったなぁ。
そうすれば「店」の印象が残るように思いました。

  • のどぐろの炙り
  • 馬糞うに
  • やりいか

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10位

アンティコ カステッロ (洗馬橋、西辛島町、新町 / イタリアン)

1回

  • 夜の点数: 3.9

    • [ 料理・味 3.9
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 3.8
    • | CP 3.9
    • | 酒・ドリンク 3.7 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥8,000~¥9,999 -

2015/01訪問 2015/04/10

地元の食材を活かす洗練されたイタリアン

こちらは洗馬橋駅、西辛島町駅共に徒歩2分ほどの距離にあります。
路面電車がすぐ近くを走っててなかなか風情のあるところですね。

お店は白い壁で清潔感のあるいかにもお洒落なレストランといった感じ。
店内はテーブルクロスが敷かれたテーブルが並んでまして一番奥に案内されました。

飲み物のメニューを見せられたが、ワインはよくわからないので任せました。
料理は予約時にディアマンテコースをお願いしておきました。

最初の食前酒はスパークリングワイン。
軽やかな飲み口でいい感じです。

ビーツのなんとかカプチーノ仕立て。
なんと説明したらいいのかわからないが、スープの代わりになるものかな?
白い泡の下には煮込んだビーツが入ってました。

ワインは料理に合わせて3種類出してくれるとのことでした。
一つ目のスパークリングワインは食前酒と同じもの。
これはシチリア産だそうです。

パンは普通のと変わったの。
薄い菓子みたいなのは、これでもパンなんだそうです。

前菜は4品、自家製のリコッタチーズ、イタリア産のカラスミ、天草産のサワラなど。
リコッタチーズはパンに付けて食べても良いですね。
サワラはよかったなぁ(^^)
プチトマトももちろん地元熊本産。

次いで白ワイン。
スパークリングワインよりは酸味のあるタイプ。
軽いけど薄いとまではいかない飲み口。

パスタはイカスミを練り込んだもの。
芦北産の足赤エビを使用し、海老は香ばしく焼いてありトマト味になってます。
細めのいかにも手作りといったパスタがいいですね。
これだけでもこちらの料理のレベルの高さがわかるというもの。

リゾットはトリュフを散らしたイタリア産の米を使用したもの。
やや固めに仕上げて食感を楽しめるようになってます。
ここでリゾットが出てきたので「もう終わり?」と思ったがそんなわけないですよね。
和食だと食事が出てきて最後だったりしますので、意表を突いた展開で驚きました(笑)

最後のワインは赤ワインでやや濃いめの味わい。
しかしきれいに引いていくのでクリアな飲み口。
このくらいぶどうの味が出てるとワインという感じがします。

魚は天草産の天然スズキを使ったスープ仕立て。
菜の花、プチトマト、かぶの入ったあっさりした塩味がいいですね。
身のしっかりしたスズキはこの中では確かに主役ですね。

パンは追加を聞かれたので、おかわりが出来るようですね。

牛肉のグリルは熊本県産の野菜が脇を固めています。
ソースなしでも十分うま味を感じられるもの。
野菜はどれも自然な味わいを楽しめるように調理されています。

ドルチェにはコーヒー、紅茶、エスプレッソのどれかが付きます。
さっぱりとしたかったので紅茶を選択。

ドルチェはシナモンのムース、ガトーショコラ、キャラメルアイス。
シナモンはインドカレーにも使われますがホームグラウンドはどこなんでしょう?(笑)
やはり菓子やデザート系かなぁ?

紅茶はダージリンかな?
すっきりしてて食後をサッパリさせてくれますね。

締めて9720円。

料理の提供は概ね良好で、料理の説明もしっかりしてくれました。
最後はシェフ自らが熊本の観光案内やらおすすめスポットやらを教えてくれまして、もう少し飲んでいきたい気分でしたね(笑)
ランチはわかりませんが、夜の料理は間違いなくおすすめです(^^)

ちゃんとしたコースを堪能し、ワインも3種類飲んで1万円以内というのはうれしいですよね。
CPのよさも兼ね備えた素晴らしいお店だと思います(^^)

  • 牛肉のグリル
  • 足赤エビのパスタ
  • 天草産の天然スズキを使ったスープ仕立て

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