9回
2022/09 訪問
It’s the final countdown~♪
閉店と聞いたからには未食をなくす勢いでお訪ねしたいが、ちょっとほかのことにおカネ使わなきゃならないんで週一しか…
ゲーンホッ:タイ式カレー春雨って感じのアイテム。春雨はよくある春雨で、味がよく染みてウマイ。on the riceしたいくらいでw。肉肉なのは…マスターの心遣いかm(_ _)m。マダムがニンニク唐辛子ナンプラーをつけてくださったので、後半は味変。オオ、ごっついコクが向かってくる、猛々しい味わいに…。唐辛子を噛みつぶすと、爽や…どっひゃー!もう口中が戦場に…。
汁なし麺:これは米粉か中華麺が選べます。米粉をチョイス。コイッチョ・ヘンですね。魚醤系の味わいの、多少塩気とコクが強いが、比較的あっさりした食べ物。これにも先のシーズニングを振りかけると…野郎臭くなるというか、やっぱり印象がガラッと変わる。マダムの魔法のシーズニング!
あと行けるのは二度か一度か。いずれにせよ最後は当店の印象を決定づけたアレを食べよう。
2022/09/04 更新
2022/08 訪問
お店のインスタに閉店の知らせが!ガックシ…
ヤムマクア:焼きなすのサラダ。このどこにナスが?と見えるが、もともと緑色の種ではなく、焼いて皮を外してあるのかな?皮の口当たりがなかったので。慣れ親しんだ食感に、ひと癖あるシーズニング。本来辛くない料理なのを辛くしてもらいましたが、もう一つ頼んだものとの比較で辛さは塗り消されてしまったw
パッキーマオ:辛味焼きそば。パッタイに比べると麺がセンヤイ、きしめん的な太いものに替わってる。くわっと立ち上がる辛さがイイですね!フツーの人には限界の辛さぐらいです。麺の食感といい、ボリュームといい、オススメです。
あ〜あ、コロナ禍さえなかったら…。私が何度お訪ねしたところでなんの支援にもならないとはいえ、このくそ暑かった年に訪問しなかったことも悔やまれる。ちょっとアイテム数の減ったメニューだが、こうなったらせめて食べたことないものなくす勢いでお訪ねしなくては!
2022/08/28 更新
2022/04 訪問
神秘のメニュー!
いよいよ当店でプーパッポンカリーをいただく!夜来ないとメニューにないからなかなか食べられなかったのです。ただし今回のタイトルは思い込みに過ぎなかったようで、産地によっては出荷量の半分がこのソフトシェルクラブというところもあり、かなりポピュラーな存在のようです。満月の晩に、一斉に脱皮するのを磯からそっと掬い…なんてのを想像してたもんだから…(それはスポーンではw)。
プーパッポンカリー:そもそもこのカニはあまり味の強くないものとされてるが、大量に入ってればやはり美味しい。みっちり詰まった食感にトゲトゲしたハーブの香り。いたずらにマイルドではないのがイイネ!カレーというからにはオンザライスして食べるが、単品で酒の肴にもよきかも。久しぶりに酒のんぢゃった。
ソムタム:当店初回の思い出のメニュー。黙ってオーダーしたら、あの時よりも更に辛くなく仕上がってたが、3辛でも要注意の味わい。卓上のポットから唐辛子酢をかければたちまちクチビルが腫れ上がるような辛さが!コレはヤバい唐辛子かもしれない!
ああまたあの田舎風カレーが食べたくなる。あれはあまり甘くないのが良いんだよな。メチャクチャ辛くするかは…悩むところだw。でもニューチェンマイ@都立大学でもそうだったように、辛くしてこそっていうメニューだよな。ああいうのを食べるのに決意のいるような体調になっちゃったけど、食べたい上に紹介したい!
2022/06/12 更新
2021/04 訪問
♪Born to be wild…♪
とある平日がぽっかり休みになり、ランチにお訪ねしてみた。さあいよいよプーパッポンカリーを、と思…ランチメニューにはなかった…(^^;。ということで、直近にゲウチャイ@新宿で食べた印象が鮮明なうちに同じものをと。
ゲーンキョーワン:要はグリーンカレーですね。当店のは分厚いマイルドさの中からとんがったハーブ感が突き抜けてくる、一段豪華な造りだ。これだけ濃厚でもハーブ感がマスキングされないのが凄い。その代わりすくったひと口によってはもさもさ草食ってる感さえするほど野性的。グリーンカレーとは本来こういうモノだろう。適度に辛いのもイイ。たぶん頼めばいつぞやの田舎風みたいに辛くしてくれると思う。
セットのサラダが暖かくてなおかつハーブ感あふれるのもゲウチャイと似た美点。スープも美味しいしランチにしては高いが、それに見合うと思う。個人的にはそうしょっちゅう行けるわけじゃないし苦にならないw
またcovid-19禍に伴う緊急事態宣言が発令されちゃったからディナー帯の訪問が難しくなっちゃうけど、まだまだ食べたいものが多く残ってるのは夜なんで、よくよく考えてお訪ねしなくては。
2021/04/23 更新
2021/03 訪問
♪揚げ豆腐だ♪
今月はこうして自分へのご褒美の多すぎる気がするが、この日の選択はまさにご褒美であった。
モー・パロー:邦訳すると、豚の煮込み。皮を含むご近所の部位が多く煮込まれてて、ぺたっとした口当たりとまろやかな舌触りがたまらない!ご近所のディープな台湾料理屋にもこんなようなのがあるんだが、頼むのに勇気がいる見た目だったのだが良い予行演習w
パッタイ:これぞ「タイ」「料理」!んんん~、深く濃く爽やか!要は麺ビーフンの炒め物なんだあが、どうしてこうもメリハリある味わいにできるんだろうか。ライムで味変!オオ、どてっぱらを爽風が駆け抜けてく。
パットゥワンコック・タオフー:タオフーは豆腐だろうとはわかるが、前半身の意味が分からないw。見たところ厚揚げの入った野菜炒めである。そうエキゾチックな感じはしないが、タレはやはり特別な何かが仕込まれててこの料理をタイ風たらしめてる。
今日のMusic:I Can't Go For That (No Can Do)/Daryl Hall & John Oates(三題目)映像のは揚げ出汁豆腐ですけどねw
2021/03/28 更新
2021/02 訪問
またまた来ました。だけどなんか今回アイテムが被っちゃった感じだな。酒飲むとやっぱダメだ。
ラー・ムー:豚肉のサラダ。三年前にサバイディー@阿佐ヶ谷へお訪ねした最初の頃食べたようなメニュー。突っかかるようなハーブ感がね…あれ、これはそうでもないなあ。ハーブ感の源は…パクチーかな?甘辛酸のうち辛酸の効いた爽やかな味わい。飯が欲しくなるなあ。
ガイヤーン:鶏のスパイシー焼き、みたいな感じになるのかな。これはムートーン@池袋で印象的なものに当たり、しかし飯の友というよりは酒のあてという感じなんでなかなか登場機会がなかったが、ここでいただく!お、これはラウドな主張するタレのキャラクターで食べさせる感じですね!タイのエスニシティはここに込められてる。鶏もジューシーで美味しい。メコンソーダのラムっぽい甘い香りが何とも合う。
ガパオチェンマイ:で、これがもろもろ被っちゃった感じのメニューw。4辛にしたがあまり…と思ったらあとから冷たい汗が…という辛さ。で味の印象がラーブムーと重なるんだな。こっちのがハーブ感は爽やかなんだけどね。トリもガイヤーンと被るっぽいし。やっぱ酒飲むと思考力が低下してしまうな。もっと元気になってからにしよう。
あとからあとから楽しみなものが出てくる。あまり速いペースとはいかないものの、当分当店への訪問は続く。
2021/03/02 更新
2021/01 訪問
一閃!斬鉄剣…
グギャア!いきなり鋭利なハーブ感に斬り捨てられるかのごとく衝撃を受ける!
今回はあまり辛いものに当たらなかったけど、その分鮮烈な風味を楽しませていただきました。ランチタイム営業を始めたと聞き、これまで6~7度前を通りがかってみたけど時間が合わなかったのか、ずいぶん後回しになってしまったけど、待ったぶんの期待もじゅうぶんに回収できた。
まずこのヤムウンセン。これがですね、温かいメニューなんですよ。香草がガッツリ効きます。何かこう、視界が斜めに切り取られるような切れ味…。食べ慣れない人にはきついかもなあ。だけど、甘辛酸あらゆる味覚に包まれて得も言われぬ美味しさ。んん~、あのメコンウィスキーハイボールが飲みたくなるなあ。でも正月毎日酒飲んでたら調子悪くなっちゃったんでガマン。
ついでゲーンハンレー。これは何かというと、豚バラ肉のタマリンドカレーとある。タマリンド…タイ飯ではないがサンバルのあの酸味が懐かしくなる。オオオオ!これも風味爆発!濃厚な味わいをも超えて、味の総和は爽やかさが支配する!それでいて豚の三枚肉は柔らかく、脂の甘いコテっ♥があって、とゴキゲンな料理だ。これの辛くした奴が前回のゲーンバーだろうか。どっちも超絶おススメです。
ああ俺やっぱ当店で色々勉強させてもらおう。ブロンディールでフレンチのケーキ相みたいなものを学んだみたいに。体調上ケーキは当分ダメなんで、代わりに通うトコ見つけた。
2021/02/16 更新
2020/07 訪問
キタぜ!デューク・トウゴウのチョップ!
先行マイレビュワーさんの論評によって、西荻に新しくタイ料理屋ができたのを知った。当然お訪ねする。私はにわかエスニックファンなんで存じませんが、シェフは吉祥寺で評判だった著名シェフなのだそうで。これは(辛味度が)期待できるかも!
とある平日の晩。屋号に屋台をうたうにしてはやけにシックな内観の店だなあ(999@新宿比w)。早速新発見。人並み以上のウイスキーファンなのに呑んだことなかったメコンウィスキーを初めて飲みました。ソーダで割ると、なんとも甘い香りでうまい!なんか原料がスコッチとは違う気もしますが、こりゃ上品ですね。たとえばJ&Bみたいにソーダ割に特化したつくりなんだろうか。これは次の店でも検証できたので(しかもかなり薄い割り具合w)、間違いない。
注文はソムタムとゲーンバー。日本語に訳すと青パパイヤのサラダと田舎風ヤサイカレーです。先月ラーブタイ@中村橋で食べた超絶辛いソムタムプーパラーは味付けの異なる似たものメニュー。ホールのお兄さんが辛さはどうします?と尋ねてくださったのだが、5段階の3と答えてしまい、ちょっと芋を引いた感じの選択をしてしまった。ソムタムはメリハリある辛さだ!これなら水野美紀さんの回し蹴りくらいあるだろう(←どーゆー比喩じゃ!)。まあ辛いは辛いがビックリするほどではない。冷菜なせいもあるだろう。バクバク食べ進めてると、カレーが来た。んんん?なんか異常な気配がする。試しに蓮華ですくってひと口…、うわっキテますよこれ!ええええええええええええ~コレ絶対3辛じゃないでしょう、私がソムタム平然と食べてるのを見てシェフが方針転換してきたか!これはタイトルくらいの衝撃がありますね(←死んでまうやないかw)。美味しい、実に美味しい、俺が求めてるのはこれだよ!(俺はマゾヒストなのか~~w)
なるほどそりゃあ当店のシェフが誉められるのがわかる。メニュー全制覇とはいかなくとも、せっかくこんな近くに在ってくれる店を大事にしたい。もしかしていろんな店を食べ歩くのは終わってしまうかも!
2020/07/19 更新
閉店間近なので亀レビュワーなりに特急ライティング。貧乏人ゆえ直近に何かあると今回が最後になるため、当店の印象を決定づけたあの品を!
ゲーンパー:あ今回はあのバシーンとくるような辛さはないが、目に近づけただけで異様な気を発する感じは健在!この、ゲーン…というメニューはココナッツの甘い感じがないのがイイですね。たぶん入ってないですよね?辛さが直球でズシンと来ます。脇をけれんみ溢れる香りが占め、これだけ辛いのに重奏的で豊かな味わいに。ライスに吸わせて余すところなく味わう!
ヤムウンセン:春雨の温サラダ!。筆舌に尽くしがたい独特な旨味に苦くせーハーブの香りという、文字に起こすとまるで美味しそうでないのだが、いや実際慣れない人や野菜嫌いの人(私だ!w)にはつらかろうってくらいだが、なんか今はこれぞタイのエスニシティという気がするんだから不思議だ!で今日のは辛いな!東京のタイ料理屋で初めて入ったカオタイ@高田馬場の食べ放題で、カレーの辛さに参って何か涼し気なものを…と次に取った「サラダ」と「ビーフン」がまた辛くて悶絶…という思い出が蘇るw
モンシャム:甘〜い香りの蒸留酒。ロックしか飲んだことないけどロックが最も似合う気がする。メコンウィスキーにも通ずる香りなんだよな。原料が同じなんだろうか…。(←またテキトーなことを言う…w)
閉店まであと十日を切りました。今日のMusic:The Final countdown.