この口コミは、魅夜脂多さんが訪問した当時の主観的なご意見・ご感想です。
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昼の点数:5.0
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¥1,000~¥1,999 / 1人
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料理・味 5.0
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|サービス 3.5
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|雰囲気 3.0
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|CP 2.5
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|酒・ドリンク -
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[ 料理・味5.0
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| サービス3.5
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| 雰囲気3.0
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| CP2.5
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| 酒・ドリンク- ]
これが答えなのだ
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大判チャーシュー麺¥980
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麺zoom!
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卓上
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替玉1号
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替玉2号
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替玉in
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2015/10/03 更新
私は博多トンコツラーメンが好きだ。なのに本場では食べたことがない。本来これでは、砂の上に家を建てた人のようなもので、味覚基準の信頼性があやふやと言えます。でも、私は私で研鑽を積んできたのです。本場スタイルと目される店ばかりマークし、何百杯となく食べてきた。
東京にいても、これぞ博多ラーメン、本場の味と謳われる店は数ある。ところが、その各々でけっこう味が違う。もちろん本場でも、どの街発かとか、どの流派かで味はことなるそうだから、もっと大雑把に見ないといけないのかなあ、とも思ってきたのです。
そこへマイ重要レビュワーのFisher_Lionさんから情報が舞い込んできた。本場を味わうなら当店だと。全然知らない店でした。見ればさすがのマイレビュワーさん達が続々、突撃しておられるではないか。水天宮か…明後日は午前の仕事が神田だナ…。半蔵門線はいつ乗っても空いてんぐう…って誰が言ったか。
計画どおり、昼前に到着。すでに半分の入り、と思ったら、トイレを借りに上がった2階はすでに満卓だ。ウームムム、これは人気店の証か、それとも単に場所柄か。普通のラーメンは超小さいと聞いていたので、替玉2コ食べたい私は大判ラーメンを選択。トンコツ系の店ではあまり意味ないと言われるが、他にチャーシューをチョイス。替玉券も予め買います。
しばし待って配された私のラーメン。トイレに上がったので、いない間にできてしまわないようちゃんと考えて作ってくれたのです。ホールのお姉さんも、お客をよく見てて、お冷の補充に来店客の案内に大いに活躍しています。いい店だなあ。
では実食。……ウマイ。何が美味いって、このトンコツ感!東京人にトンコツラーメンのイメージを言わせると決まって、あんなしつこいもの…とか油っこい…というフレーズが出てくるものですが、こう言うとうまく伝わらないかもしれないが、そうなんだけど、そうじゃない。じんわりした骨髄の味。多少臭うのは、正体がコラーゲンだから。丼の淵のグラデーションの感じ。レンゲにすくったときの表面張力、最後に丼にちょっと残ったスープがプリっと玉のようにまとまる様。ワインも、グラスにつく脚である程度味の予測をしますが、トンコツスープの場合こういうところが、良いスープの見た目上の共通項。
さて、この味が本場の味だとするならば、これまで私が本場風の店と判断した店達への、その見立てはかなり正しかったと感じる。凝縮されたトンコツ感を愛し、過剰な油っこさでは勝負していない。砂の上に建てた家の下には岩盤があった?ただ、ことなる部分もある。それは何か…。
東京のトンコツラーメン店の、なかなか良心的に頑張ってる店でも、イマイチ味が花開かない、ということがよく見受けられるのだけれども、そうした店でもスープのボディはこの店とよく似ているか、かなり接近してはいるのだ。トンコツを正しく炊くだけでは突き抜けた味覚にはならない。残る要素はタレ。しばらくのスープには、いわく表しがたい旨味があるのだ。他の方の指摘を見て思ったのだが、それは秘伝のタレによるものなのでは?せっかくきっちり炊いたスープをどう活かすか、この店には答えがある。秘伝だから、頼んで教えてもらえるもんじゃないのだけれど、一度は食べて参考にしてみてはとさえ思う。