ビルバオさんが投稿した鮨 一幸(北海道/西4丁目)の口コミ詳細

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鮨 一幸狸小路、西4丁目、資生館小学校前/寿司

1

  • 夜の点数:4.6

    • ¥20,000~¥29,999 / 1人
      • 料理・味 4.7
      • |サービス 3.7
      • |雰囲気 4.0
      • |CP 3.5
      • |酒・ドリンク -
1回目

2016/01 訪問

  • 夜の点数:4.6

    • [ 料理・味4.7
    • | サービス3.7
    • | 雰囲気4.0
    • | CP3.5
    • | 酒・ドリンク-
    ¥20,000~¥29,999
    / 1人

一つ星!拘りが強いけど総合力も高い

札幌の、というか今回の旅のメインイベント。


テレビの全国放送にも取り上げられ有名ですね。
場所は…、札幌はよく分かりませんがすすきのと大通の間くらい?
別の場所にあったのがこちらに移転してきました。
ビルの2階にある上看板も非常に地味なので、結構分かりにくいです。
店内は広くはないものの高級感満載。
ご主人からは強い自信が感じられます。今怖いもの無しだろうな。
逆にその分少しだけ取っつきにくさは感じたけどこれは好みの問題。
お客さんは煩くなく、でもお高くとまっている訳でもなく話しやすい上品なお客さんが座っており、
いいお客さんを掴んでいるのが分かります。この時だけかもしれませんけどね。


コースは20,000円一本勝負、これにお酒代がつきます。

最初に山葵と塩が出ますが、この山葵が美味しい。山葵が美味しいお店は大概美味しいんですよね。

昆布だしに軽く通したクエ、これがいきなり感動する程旨かった。
旨味抜群、温度への拘りも感じます。これが最適な温度なんでしょうね。

蒸し鮑は黒い壺から出して。この日は旨味、香りが少し逃げている様に感じたか。

鰹のたたきは海苔のソースで。
この海苔のソースはどうだろうと思いましたが意外と合いますね。
超上品に仕上げた佃煮みたいなソースです。
やはり鰹は厚めに切ってこそ。
だからこそこのソースにも負けないのでしょう。

真鱈の白子、いわゆる雲子は軽く火を通した後出汁をかけ、酢橘を絞って。
結構熱くしたものが多いのはつまみだから?寒い日なのも考えてくれたのかもしれませんね。

大きな余市のあん肝も熱くして提供。
食べ応えのあるカットで提供してくれます。
この滑らかさ、この濃厚さ。
でもフォアグラに比べると意外なさっぱり感。
余市で獲れるあん肝は最高級で他の場所の倍はするそうな。

ここで握りに移行。

鯛の子供である春子。
真冬でも獲れるのね。知りませんでした。
春って付くくらいだから春の魚だという認識でした。格子状に切り目を入れて。

続いては鰆。これも真冬でも獲れるのね。
春って付くくらいだから春の魚だという認識でした。
地元だとカジキの事をサワラなんて呼んだりしますが、こちらは正真正銘の鰆。
脂も乗ってます。
この時は雪に覆われてはいますが、春の足音ってか。

皮目を炙った金目鯛。赤みがかった身は新鮮な証。柔らかく脂が乗っており、甘く実に旨い。
寿司ネタとしてはノドグロよりも向いていると思う。

大間のマグロは赤身とトロで。
そろそろ季節は終わりとの事。
これを書く頃には終わってるでしょう。
流石。

うには軍艦巻の上にたっぷり。
舌に当たった瞬間に粒立ちがはっきり伝わるうにに出会える事は数少ないです。
こちらは正にそれ。甘し美味し。

ノドグロは面白い形で提供。
小さい器にシャリを入れ、その上に焼いたノドグロを乗せるだけ。
で、これを崩して食べてくださいと。
それならただ焼きでの提供でも良かったんじゃ(笑)。
正直、寿司の体にした意味は良く分からなかった。
これに関してはそこまで飛び抜けたものではなかったかな。
ノドグロは結構食べてるし仕方ないか。

鯵は生姜を使わず。
生臭さのある魚なので、生姜を使わないというのは本当に自信がある証拠。
これが出来る鯵って極めて少ないですよね。

赤貝は下にひもを忍ばせてあります。あれ、これはあまり印象に残ってないや。

鰤は脂がしっかり乗っています。
けど大した感動が無いのは地元で凄いのを食べ慣れてるからなのかな。
このシーズンは全滅だったけど。

穴子は熱くして提供。
不思議と印象薄。決して不味いという事は無いんですけどね。

ホオズキとエビを練り込んだ玉子。
ホオズキは酸味がありとても瑞々しい。
玉子はこれまでで一番だったかも。
キツネ色に仕上がっており、端に比べて真ん中が少し盛り上がっています。
焦げ目が無くふんわり、海老の味も強過ぎずちょうど良いです。


握りはネタでシャリを両サイドから包み込むような握りが多め。
口にした時にシャリが解けるのは当然として、シャリが解けた時のネタとの一体感もあります。
たまにシャリの解けるのが早すぎるお店があるのですが、ネタだけが口の中に残っちゃうので、
一緒に解けるこれくらいのバランスが1番好きです。

こちらは総合力が魅力。全体的にとてもレベルが高いです。
そしてご主人の勉強熱心さと拘りぶり、似た系統ではめくみさん@石川県を思い浮かべます。
握りとしてはこちらの方が遥かに好み。
ただ、前半に比べて後半のラインアップは少しパワーダウンに感じたかな。
それだけ前半が良かったとも言えますが。
それでも流石の一言。
後は、やはり金額がなあ。

2016/04/08 更新

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