レビュアーの皆様一人ひとりが対象期間に訪れ心に残ったレストランを、
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1位
9回
2023/05訪問 2023/10/11
遊亀 祇園店とともに、私の中で上洛する際には必ず寄る義務のある店である。
10年ほど前に初めて訪れて以来、ほぼ毎回足を運んでいて今回も当然立ち寄ったのは言うまでもない。
立ち飲み やみーを後にして、次なる目的地としてここを選択した。本当はその前に寄りたい店もあったのだが、正直連食する時間の余裕はない。優先順位を考えると必然的にここに寄らざるを得ない。市バスで河原町今出川停留所で下車し現地にたどり着いたのはちょうどおやつ時の15時半。
おやつ時とあって店は満席だったが、入れ替わりに一組の客が出て行ったので難なく座ることができた。早速メニュー表とにらめっこし、この時期の名物である「あんず氷」を選択しようと思ったものの、気分はあんみつだったのでいつもの「抹茶クリームあんみつ」を選択。
抹茶クリームあんみつ
抹茶クリームあんみつ
ああ、抹茶の濃厚な甘みとコクが口腔内に広がり何とも幸せな気分に浸る。寒天も磯の香りが仄かに漂いたまらない。他の店とミツバチの決定的な違いは寒天なのだと思う。
この南房総の千倉産の自家製寒天より美味い寒天を私は他に知らない。
それに加えて黒蜜の甘味、赤えんどうのしょっぱさが絶妙のバランスとなり至高のあんみつが完成するのだろう(感想は一緒なのでいつものコピぺ)。
食している最中にゲリラ豪雨が来襲し、数十分ほど足止めを食らうハプニングに見舞われたが、夏場ではちょくちょくある事。違う店に来たらここに来る余裕は完全になくなっていただけにいい選択をした。今度はいつ来られるだろうか。
遊亀 祇園店とともに上洛する度に必ず足を運ぶ店がこちらの「みつばち」である。
特にこの店は甘味処の本場である京都でも替えが聞かないほどお気に入りの店なので何はなくとも必ず寄らなければならない義務と言うか不文律があるのだ。
中華そば 高安を後にして叡電で出町柳まで戻ったので、河原町通りにあるこちらの店に向かった。程なくして現地に到着して店内をのぞくと手前の2人掛けのテーブル席に空きがあった。早速メニュー表とにらめっこ。ぜんざいとミニあんみつセットにするか迷ったが、この日の気分は何と言ってもあんみつなのでいつものように抹茶クリームあんみつを注文した。
抹茶クリームあんみつ
ああ、抹茶の濃厚な甘みとコクが口腔内に広がり何とも幸せな気分に浸る。寒天も磯の香りが仄かに漂いたまらない。他の店とミツバチの決定的な違いは寒天なのだと思う。
この南房総の千倉産の自家製寒天より美味い寒天を私は他に知らない。
それに加えて黒蜜の甘味、赤えんどうのしょっぱさが絶妙のバランスとなり至高のあんみつが完成するのだろう(感想は一緒なのでいつものコピぺ)。
ほうじ茶(これが旨い)をお替りししばしまったりした後、次なる目的地に向かった。
上洛する度に必ず足を運ぶ店が3つほどあり、先日のまるき製パン所と共に「みつばち」はその中の一つである。
立ちのみ 賀花を後にして取りあえずもう一軒酒でもと思ったものの、まだ本調子ではないし、むしろ甘いものが欲しい気分だったので足を延ばしてこちらの店に行くことにした。丁度下鴨神社へ行くつもりだったのでちょうどよい。
河原町今出川で下車していざ現地へ。店はいつも通り盛況であったが、1テーブル分あったので待たずに確保することが出来た。この日はミニクリームあんみつ&ぜんざいセットを注文。
ミニクリームあんみつ&ぜんざいセット(感想は同じなので数年前のレビューからコピぺ)
お汁粉は甘味はしっかりしているが、後を引かず小豆の旨味をしっかり引き出している。
白玉も絶妙の柔らかさ、美味さだ。ここの汁粉は掛け値なしにお薦めだ。
続いてミニクリームあんみつ。今回は抹茶を選択。
ああ、抹茶の濃厚な甘みとコクが口腔内に広がり何とも幸せな気分に浸る。寒天も磯の香りが仄かに漂いたまらない。
黒蜜の甘味、赤えんどうのしょっぱさが絶妙のバランスでこれ以上美味いあんみつを私は他に知らない。
美味かった。やっぱりここは外せないよなぁと心の中でつぶやきつつ次なる目的へ向かった。
高倉屋商店を後にして向かった先はこちらの店。
遊亀 祇園店と共に上洛すると必ず訪問するほどお気に入りの店である。
次の予定が洛北の蓮華寺と言う事もあり、出町柳近くの河原町今出川バス停で下車し「みつばち」へ向かった。デザートが食べたい気分だったのでちょうどよい。正午だったが、ここはランチは当然やってないのでまあ、何とかなるだろうと思い何の疑いもなく店に入ったがよもやの満席。
マジか。しかし、程なくしてテーブルが空いたのでさほど待つことなく座ることが出来た。
いつものようにメニュー表とにらめっこしたが、注文するものは決まっている。
クリームあんみつを注文しアイスはいつものように抹茶をチョイス。
抹茶クリームあんみつ(感想は同じなので前回のコピペ)
ああ、抹茶の濃厚な甘みとコクが口腔内に広がり何とも幸せな気分に浸る。寒天も磯の香りが仄かに漂いたまらない。他の店とミツバチの決定的な違いは寒天なのだと思う。
この南房総の千倉産の自家製寒天より美味い寒天を私は他に知らない。
それに加えて黒蜜の甘味、赤えんどうのしょっぱさが絶妙のバランスとなり至高のあんみつが完成するのだろう。
ああ、美味い。やっぱり京都に来たらここは外せないよなぁと心の中でつぶやきつつ、食後のお茶を飲み干し店を後にした。
ますたに 今出川店を後にして次なる目的地の店に向かった。
上洛した際は遊亀 祇園店と並んで必ず訪れる「みつばち」である。
個人的には日本一と思っているほどお気に入りの甘味処で、中でもお薦めは抹茶クリームあんみつである。わざわざこれだけの為に京都に足を運びたいと思うほどなのだ。
出町柳駅前のバス停に降り立ち、徒歩で河原町通りにある現地に向かった。
店に入ると生憎の満席。しかし、待ち人は私だけだったので当然の如く待つ。と言うか待たない選択肢はない。案の定、数分待つと席が空いたので早速メニュー表とにらめっこ。
しかし頼む品は決まっているので当然の如く「抹茶クリームあんみつ」を注文。お汁粉も食べたかったしこれのセットもあるのだが、あんみつがミニサイズになってしまうのでガッツリ食べたい身としては断念せざるを得ない(お汁粉もお薦めです)。
抹茶クリームあんみつ(感想は同じなので前回のコピペ)
ああ、抹茶の濃厚な甘みとコクが口腔内に広がり何とも幸せな気分に浸る。寒天も磯の香りが仄かに漂いたまらない。他の店とミツバチの決定的な違いは寒天なのだと思う。
この南房総の千倉産の自家製寒天より美味い寒天を私は他に知らない。
それに加えて黒蜜の甘味、赤えんどうのしょっぱさが絶妙のバランスとなり至高のあんみつが完成するのだろう。
ああ、美味い。やっぱり京都に来たらここは外せないよなぁと心の中でつぶやきつつ、食後のお茶を飲み干し店を後にした。
上洛する度に必ず足を運ぶ店が3つほどあるが、「みつばち」はその中の一つである。
しかし、1年前はタイミングが合わず訪問できないという失態を犯してしまったので今回は何としてでも行かねばならない。
志津屋 祇園店を後にして糺の森近辺にある旧三井別邸に立ち寄ってから足を運ぶつもりだったのだが、その三井別邸は休館日。なんてこった。
取りあえず昼食を摂ってから行こうと思い、桝形商店街の中にある満寿形屋に足を運ぶも定休日。まあ、こちらの方は何となく寄ってみただけなのでショックはさほどないが、いい加減下調べする習慣付けないとなぁ(一応してるつもりなのだが徹底してない為こういう事になる)。
では他の店で食べようと思ったものの考えてみたら、朝食を摂ってからさほど時間が経ってないので腹は減っていない。ならば直接「みつばち」に行こうと思い現地に到着すると既に満席状態だったので仕方なく待つことにした。
十数分ほど待っただろうか。テーブル席が空いたので早速陣取り、抹茶あんみつとミニあんず氷セットを注文。
抹茶クリームあんみつ
ああ、抹茶の濃厚な甘みとコクが口腔内に広がり何とも幸せな気分に浸る。寒天も磯の香りが仄かに漂いたまらない。他の店とミツバチの決定的な違いは寒天なのだと思う。
この南房総の千倉産の自家製寒天より美味い寒天を私は他に知らない。
それに加えて黒蜜の甘味、赤えんどうのしょっぱさが絶妙のバランスとなり至高のあんみつが完成するのだろう。
ミニ杏氷
ドロッとしたシロップは杏の旨味を凝縮している。ただ、氷の掻き方が雑いというか、くちどけ感がイマイチ(昔風)なのでかき氷としての完成度に不満があるが、それでも夏場に足を運ぶ際は必ず食べたい逸品だ。私的にはミニ氷がちょうどよい量である。
食後のお茶を飲んだ後に店を後にしたが、年末の上洛も必ず寄る所存である。
大原を後にして、出町柳行のバスを途中下車し蓮華寺を拝観。
その後、出町柳でバスを降り、徒歩数分圏内にある「みつばち」に立ち寄った。
この「みつばち」私が密かに日本一だと思っている「あんみつ」のある甘味処で上洛する度に立ち寄っている。しかし、去年の夏はタイミング悪く訪問が叶わなかったので今回は何が何でも立ち寄るつもりだった。
時刻は17時を回っていたが、まだ閉店の時間ではないので安心して店内に入りテーブル席を確保した。
メニュー表とにらめっこした結果、久々にミニあんみつセットを注文。
お汁粉は甘味はしっかりしているが、後を引かず小豆の旨味をしっかり引き出している。
白玉も絶妙の柔らかさ、美味さだ。ここの汁粉は掛け値なしにお薦めだ。
続いてミニクリームあんみつ。今回は抹茶を選択。
ああ、抹茶の濃厚な甘みとコクが口腔内に広がり何とも幸せな気分に浸る。寒天も磯の香りが仄かに漂いたまらない。
黒蜜の甘味、赤えんどうのしょっぱさが絶妙のバランスでこれ以上美味いあんみつを私は他に知らない(コスパ込みなら上野のみはし 上野本店だが)。
締めにお茶をいただき飲み干した後店を後にしたが、何度来ても素晴らしい。次の上洛が楽しみである。
かねよを後にして、三条河原町で市バスに乗り込み、「みつばち」の最寄りである「今出川河原町停留所」で下車した。京都に行くと必ず立ち寄る店の一つである。数日間のスケジュールのどこかに必ずこの店を組み込むので、時として効率的でない行程になりがちなのだが、それでもこの店は絶対に訪問するのが私の中での不文律。なにせ私が足を運んだ700数店舗の中でNO1なのだから是が非でも足を運ばねばならないのである。
到着時間は丁度午後1時。店は盛況であったが、テーブル席が一卓分空いていたので無事座ることができた。
問題は何を注文するかである。いつものぜんざい(ミニあんみつ)セットにしようかと悩んだが、あんみつをガッツリ行きたい気分だったのでまずはクリームあんみつに決定。問題はアイスクリーム選択である抹茶かきな粉か・・・
いつもの抹茶で行くべきか、たまにはきな粉で行くべきか。どうにも決まらないのだが、あまり悩んでいてもらちが明かないので思い切ってきな粉を選択した。
しばらくしておめあての品が到着。ビジュアル的には抹茶に及ばないが、問題は味である。
先ずはいつものように何もつけずに寒天と豆、小豆を放り込む。
噛みしめると磯の香り広がる寒天にちょうど良い甘さの餡がベストマッチング。赤えんどうがいいアクセントになり相変わらずうまい。黒蜜をかけると正にTHEあんみつ。これほどうまいあんみつは他にあるまい。
さて、次に問題のきな粉アイスをいただく。きな粉の風味がアイスの甘味を引き立てイイ感じだ。
しかしながら、個人的には抹茶のほうが好みかなぁ。きな粉だとちょっとやぼったいというかもっさりした感が否めない。
そうはいっても文句ないクリームあんみつであるのは間違いないので次の上洛も必ず足を運びたいものである。
高桐院を後にし、とりあえず三条河原町まで戻って喫茶ガボールで玉子サンドでもと思ったが、調べてみると昼食時は営業していないようだ。そうなると予定はだいぶ変わってくる。これから洛北方面に行きたいので出町柳周辺で探すことにしよう。
しかし、昼食後はこの「みつばち」にも寄りたいからそうなると効率も悪いし、時間がもったいない。いっそ、「みつばち」を先にしてしまおうと決断し最寄りのバス停で降り立ち、店に着いた。昼前ともあって難なく席を確保し、早速メニュー表とにらめっこ。
しかし、ほぼ頼む品は決まっているので「ミニクリームあんみつ」&「ぜんざい」セットを注文(アイスは抹茶)。
詳細は最初のレビューと変わらないのでそちらを参照していただきたいが、ぜんざいもさることながら抹茶白玉が神がかって美味い。
抹茶の風味は過不足なく味わえるが、しつこくなく白玉のモチモチした旨みを十全に引き立てている。
抹茶と言えばクリームあんみつの抹茶アイスも絶品でこれより美味い抹茶アイスを探すのは至難の業かなぁと思うくらい、抹茶の配分が絶妙だった[パウダーをふりかけているのだがそれは問題ではない)。
磯薫る寒天に濃厚で力強い黒蜜、小豆の旨み、ジューシーな杏とどれも非の打ちどころがなく正に最強のクリームあんみつ。
ああ、こんな店が地元にあればと思いつつ、すっかり満足して店を後にした。
2016年11月中旬再訪
実に一年半ぶりの再訪である。
前回の京都はスケジュールが大幅に狂い、涙を飲んで断念せざるをえなかった為、今回は何としても足を運ばねばならない。
正午前だっただろうか、テンションあがりすぎてバス停を何故か一つ前で降りてしまうハプニングがあったが、店には待ち時間なしで滑り込むことが出来た。それにしても何を食べようか。前回の冷やしぜんざい&ミニあんみつセットにするかなどと思いつつ、漠然とメニューを眺めているとなんとミニ氷セットも出来るではないか!ここの杏氷は一度食べてみたかったので今回もセットにプラスして頼もうかと思っていただけにこれは嬉しい。
当然の如く、ミニ氷から杏をセレクトしあんみつセットを選択した。
しばらく待つとお目当ての品が到着。
橙色がかった氷はなんとも艶めいて思わず見とれてしまう。これこれ!これが食べたかったんですよ!
先ずは一口いただく。杏特有の甘酸っぱい酸味、甘味が口腔内にたなびく。
これは美味い。甘味はしっかり確保しつつ、素材の旨みを甘味で殺すことなく十全に引き立てている。
杏系って割と甘味を抑え過ぎてその点が不満なのだが、ここの氷は杏のフルーティさをしっかり味わいつつ甘党を満足させるのだからやはりすごい。
氷は昔懐かしのジャリジャリ系という書き込みがあったが、さほど気になる事も違和感も感じず最後まで美味しくいただけた。
あんみつは詳細は省くものの、千倉(千葉県)の磯の香り野趣あふれる寒天(ここの寒天は個人的に日本一だと思っている)と黒蜜、餡、抹茶アイス(これも極私的NO1)すべて完ぺきでお互いの良さを引き立て合って正に日本一のあんみつ(極私的見解です)だ。
すっかり満足して、店を出たが今度来られるのはいつのことだろうか。ああ、これを日常的に食べられる京都人がうらやましい。
2016年8月下旬再訪
両川を後にして、向かった先はひつじ。
しかし、生憎の定休日で涙を飲んで店を立ち去る(調べとけよって話だが)。
その後柳桜園茶舗でほうじ茶を購入し、次なる目的地のこちらへ足を運んだ。
小豆が大好きな私が最も愛する店の一つなのだが、去年の秋の上洛時は訪問出来なかったので今回は何としてでも行かねばならない。
先程のひつじで懲りたので、今度はしっかり営業日を確認し店へ向かった。
店内は相変わらずの盛況だが、テーブル席が2つ分空いていて待たずに座ることが出来た。
今回注文したのは抹茶クリームあんみつだ。単品で頼んだことはなかったので、今回はこれをがっつり行くことに決めた。
しばらく待つとお目当ての品が到着。
うん。相変わらず美味い。寒天の磯の香り、抹茶アイスの風味と旨み。こりゃたまらんらん。
蜜をかけなくても美味いが、この蜜も美味いのでたっぷりかけさせてもらう。
ああ、幸せだ。この店が埼玉にあれば週一で通うのに・・・・
すっかり堪能したところでほうじ茶をお替りして冷えた体を温め店を出た。
上洛初日編続く
2015年5月中旬再訪
生まれてこの方、自信と言うものをとんと持ち合わせた事がない私ではあるが、そんな自分が確信を持ってお薦め出来る店がこちらの店である。
初めてここのあんみつと杏寒天(詳細は下のレビューを参照されたし)を食べた時の感激は今持って忘れられない。
そこまで書いておきながら何故だか1年以上訪れてなかったのだが、今回再訪してみてなんともったいない事をしたのだろうと改めて思い知る事となった。
上賀茂神社と社家町を後にして昼食を摂るべく御所方面へ向かったのだが、ふとこちらの「みつばち」の存在を思い出し無性に食べたくなった。昼飯も特に何を食べようと決めてるわけでもなし。どの道一保堂茶舗 喫茶室 嘉木へ寄るつもりだから丁度いい。
出町柳駅を越えて直ぐのバス停(名前失念)を下車して、目と鼻の先の店へ入店した。
幸いにもテーブルが一席空いていたので待たずに確保する事がかなった。
メニュー表を眺めながら何にするかしばし迷う。
一度あんず氷を食べてみたかったが、さりとて今日はカキ氷と言う気分でもないし、久々に冷やしぜんざいでも行ってみるかと「冷白玉ぜんざいセット」を注文。今回はミニあんみつではなくところてんを関西風に黒蜜(三杯酢も選択可)を選択した。
しばらくするとお目当ての品が到着。
冷やし白玉ぜんざい
小豆は粒がしっかり残っている分、餡子特有の重さが少なくすっきりとした小豆本来の旨みを味わえる。
それでいてどっしりとした甘みも感じられるのだからたまらない。最初のレビューでも触れたが、餡子嫌いの友人もこれならイケると絶賛していた。
白玉はモチモチしていて加水率も丁度いい塩梅でクオリティが高く、抹茶白玉も抹茶の旨みを十二分に引き出している。
ところてん
私が知る限りここの寒天より美味い寒天を食せる店を他に知らない。
下のレビューでも触れたが房総半島(千葉)の千倉で採れた天草を使用した寒天は、雑味がなく磯の香りがほんのり漂い、雑味を全く感じない為、豆かんとして味わうにはこれ以上ない素材なのである。
したがって同じ天草を使っているところてんの美味さは言うまでもない。
黒蜜をかけるとどっしりとした旨みが味わえ何とも言えない気分になる。
ただ、ふと思ったのだが、この素材であれば三杯酢の方がよりところてんとしてのポテンシャルを発揮できそうなので今度は三杯酢を選択するのありかな。
さて、久々のみつばちだったがクオリティの高さは相変わらずであった。
小豆や豆かんが好きならば四の五の言わずにぜひ一度は足を運んでいただきたい。特にまめかんに関しては少なくとも時間の無駄だったと思う事は先ずないはず。
これからは上洛する毎に立ち寄らなくてはならないと想う今日この頃である。
(2014年7月下旬再訪)
「喜み家」で豆かんを食べたら、どうしてもこちらの「豆かん」が気になってしまい急遽、予定を変更して訪れる事にした。
夏場に「ミニあんみつ&お汁粉セット」を頼んでからと言うもの、絶対にここの「杏豆かん」を食べようと思っていたので、こうなったら矢も楯もたまらない。
結論から言うと期待以上の味でスケジュールを変更した甲斐があった。
冒頭で触れた通り、「杏豆かん」の小豆トッピングを注文したのだが、まず寒天が素晴らしい。
千葉県の千倉で採れた天草を使っているのだが、雑味が全くないと言う事に加え、磯の味がしてまさにこれぞ寒天を食べている実感を味わえる。
杏もジューシーで程よい酸味と甘さが素晴らしく、夏場限定の杏氷に否が応でも思いを寄せてしまう。
小豆の甘味は夏場に食べたお汁粉からすると控えめなのだが、豆かんと組み合わせるにはちょうど良いのかもしれない。
赤えんどう豆も、黒蜜のバランスも申し分なく喜み家と比較しても勝るとも劣らない逸品で一度食べたら忘れられない味だ。
さて、今度はこれに加えて杏氷行ってみよう。
(2012年11月下旬再訪)
食べログで知ってからと言うもの、かねてより訪れてみたかった「みつばち」。
スケジュールが合わなかったり、現地に着いたはいいが運悪く臨時休業の張り紙が張ってあったり巡り合わせが悪く、今年の夏に至るまで縁のなかった御店なのだが、この日はしっかり開店の有無を確認したのでふられる心配はない。
昼に四条河原町で友人2人と落ち合い、店に着いたのが丁度午後1時。
運よく、テーブル席が一卓分開いていたので待たずに座れた。お目当ては「あんず氷」 杏のシロップをたっぷりとカキ氷にかけた逸品なのだが、先ほど待ち合わせ場所に向かうバスの途上で「みつばち」の前をさしかかった時、ウェイトレスが「あんず氷」を運んでいる姿が視界に入ってからというもの、濃厚な橙色(この表現がしっくりくる)の物体が俺の心をとらえて離さない。
「あんみつ」も気にはなるがここは「あんず氷」でしょ。
メニュー表見るまでもないけど他の品も気になるのがあれば次来た時の参考にと表紙を開くと「あんず氷は終了しました」との張り紙が・・・・
なんてこったぁぁ!!つい30分前にバスの中からみた時は有ったじゃないかぁと後悔するも時すでに遅し。
気を取り直して、「ミニあんみつと冷やし白玉ぜんざい」を注文するも連れの一人は小豆が苦手。
あんず氷をえさに説いたのにかわいそうな事をした。ドリンクは置いてないので1人は「抹茶クリームぜんざい」 小豆嫌いの連れは「冷やし白玉ぜんざい」を泣く泣く注文。
結論から言うと却ってこの方が良かったようだ。
白玉もさることながら小豆はサラサラっと口にたなびくような甘さで俺が今まで食べた汁粉の中では最も美味いと言っても過言ではない。小豆嫌いの連れも「これなら俺も大丈夫」と絶賛していた。
最近こそだいぶ改善してきた感があるが、俺の若いころの小豆はて後味がベタっとするような質の悪い品が横行していた事もあり周囲にも餡子嫌いが多い。「みつばち」の水準とは言わないまでも良質な餡子を提供していれば状況はかなり変わっていたのではないか・・・
そんな事を改めて考えてしまった(日本酒にも同様な事がいえる)。
さて、セットに付いていたあんみつもまさに絶品だった。
まず寒天が素晴らしい。喜み家でまめかんを食べて以来、この四角い半透明な品の良さを知ったがこれに関しては「みつばち」の方が上なのではと言う気がする。
添えられている杏もよい。ジューシーさをしっかり残していてたとえるなら一夜干しと言ったところだろうか。
「あんずまめかん」というメニューもあるようだから今度はこれを頼もうかな。
抹茶アイスも良かった。バニラアイスに抹茶パウダーをまぶしてあるのだがこの配分が絶妙で「抹茶クリームぜんざい」を注文したもう一人の連れも「小豆との相性が素晴らしい」と感激していた。
それにしても京都における甘味処の底深さを改めて実感させられた。まだまだ気になる店が山ほどあるんだよな。
これを制覇するにはこの地に住まわないと難しいのではないか。まあ、とりあえず今年の紅葉シーズンに再訪決定したのは言うまでもない。
2位
6回
2018/05訪問 2021/09/04
既に2か月前の訪問になりますが、忘れないうちにレビューしたいと思います。
さる日の休日、久々にBERGに行こうと思い立った。この時期は再び、感染拡大傾向にあったものの、まだ緊急事態宣言には至っておらず酒類の提供も問題なかった。
どうせ一人だし、BERGは間仕切りもして入店時間は30分以内となっているし、まあなんとかなるだろう。そう判断し、早速湘南新宿ラインに乗り新宿駅に向かった。
東口改札口を降りたルミネ地下にあるこちらの店は盛況ではあったが、思ったほど列もなく、テーブル席こそ埋まっていたもののカウンター立ち飲みスペースにはだいぶ余裕がある。良かった。
並んでいる間に何を注文するか思考を纏める。約8か月ぶりなのでどれも食べたいのだが、こういう時こそシンプルに今もっとも食べたいものを食べるに限る。と言う事で定番のジャーマンセットにビール(黒ラベル)をつけ、更に去年あたりから力を入れているジビエメニューから鹿メンチカツをセレクト。
カウンタースペースに陣取り早速いただく。
ジャーマンセット(味の感想は変わらないのでコピペにて失礼します)
ライ麦パン フランスパン
噛めば噛むほどライ麦のコクのある濃厚でどっしりとした味が楽しめ何とも美味い。 これは何もつけなくても楽しめる。
フランスパンは軽くトーストしてあるのだがカリッとした食感でレバーペーストを付けると更に旨みが引き立つ。
レバーペースト
レバー特有の臭みを全く感じないにもかかわらずレバーの旨みを最大限に引き出している。
濃厚かつ爽やかな口当たりでパンにつけてもいいしビールの友にも最適。
ポークアスピック
ふわっとした爽やかでクリーミーかつ濃厚なコクを味わえる逸品。表現力が皆無な為、これの美味さを上手く伝えられないのが何とも歯がゆいのだが、ここに来たら絶対にこれは注文するべき。
ベーコン
ローストした肉のうまみが口いっぱいに広がる。噛めば噛むほど味が出て美味い。
ザワークラフト
キャベツのドイツ風酢の物みたいなものなのだが程よい酸味で箸休めにもなるし、ビールにもよく合う。
酸っぱさが目立たないので酢の物が苦手な人でもこれならイケる。
ビールもたまらん。
更に限定販売のソラチも追加。
メモ取ってないので詳細は言えませんがたまらなく美味し。
鹿メンチ
しつこくなくオーソドックスに美味し。
そうこうしているうちに時間が迫ってきたので後ろ髪を引かれる思いで後にしたが、早くここでホットドッグやジャーマンセットを肴にエーデルピルスが呑みたい。
シネマートで「タクシー運転手」を鑑賞した後、早速いつものBERGに足を運んだ。
やはり新宿に来てここに寄るのは義務であり権利である。
先ずはホットドックセット(ポテトとビールが付く)を注文しビールは黒ラベル。
黒ラベルは最初の一杯が美味い。
ホットドック
前回のコピペで済まさせていただく。
ホットドックと皮付きポテト、ピクルスの組み合わせ。
ドッグは咀嚼すると口いっぱいにコクのある旨味が広がりパンもソーセージの旨味をしっかり受け止めている。ピクルスもたまらなく美味し。ポテトは芋の甘味が広がり強めの塩気としっかり融合しビールに最高。
その後、ハーフ&ハーフとミックスナッツ、クラフトビールを注文。
ミックスナッツは¥180で量たっぷり。これだけでつまみは完結してしまう。
クラフトビールは松本のメーカーとどこかのコラボのようだ。
所謂IPA系のフルーティな味わい。美味し。
最後にプリンを注文したが、これもどっしりとした甘みと玉子の旨味で最高。
やはりBERGは何を食べても飲んでも美味い。出来たら毎週入り浸りたいと思いつつ、次なる店へ向かった。
逗子駅を後にして、お目当てのBERGがある新宿駅に向かった。
蒲田で降りようかと思ったが、半年ご無沙汰なのと、月一限定の骨付きハムが食べられる日ということで後者を選択した。
東口中央改札を降り、現地に辿り着くと思いの外行列ができておらず拍子抜け。
レジカウンターでホットドックビアセットとお目当ての骨付きハムを注文し、立ち飲みカウンターエリアへ。
ホットドッグビアセット
ホットドックと皮付きポテト、ピクルスの組み合わせ。
ドッグは咀嚼すると口いっぱいにコクのある旨味が広がりパンもソーセージの旨味をしっかり受け止めている。ピクルスもたまらなく美味し。ポテトは芋の甘味が広がり強めの塩気としっかり融合しビールに最高。
骨付きハム
お目当てのハムは噛めば噛むほど肉肉しくて最高。無論、ビールも進むが今度はワインと一緒にやってみたい。
ハーフ&ハーフ
美味し。
ここで奇跡的にテーブル席が空いたので移動。以下注文したのはこちらの品。
エーデルピルス
エビスとはまた違った美味み。こちらの方が爽やかな感じ。
黒エビス
ああうまい。これほどうまい黒は初めてじゃないだろうか。たまらん。
更に大福を注文。スイーツ系を注文したのは初めてだが、思った以上に美味し。
この後行きたい店があったのでここで打ち止めにしたが、やはり何度いっても素晴らしい店である。
Twitterのタイムラインを眺めていたら、「明日はBERG開店27周年記念でエビス一杯¥220」というツイートが流れてきた。しかも「骨付きハム」も販売するというではないか!
丁度その日は休日。骨付きハムの日は常に仕事だったため、いただく機会がなく今に至っていたのだが、ちょうどよい。行ってみるか。予定外の出費は痛いが、お祝いでもあることだし四の五の言わずはせ参じようと決意した。
翌日、サリュートで遅い昼食を摂った後、湘南新宿ラインで新宿へ向かった。
時刻は丁度、夕方17時過ぎ。東口を降りルミネ1階にある店にたどり着くといつものように盛況ではあるものの、想像したほどの混雑ぶりはなく拍子抜け。カウンターの列に並び、予め注文するつもりである「エビス」と「骨付きハム」の他に頼む品について思案を巡らす。結局、毎度ながら結論が出ぬまま私の順番が回ってきたため、上記の他にポテトを注文。
品を受け取り立ち飲みエリアに足を向けようとした瞬間、テーブル席の客が席を立ったので運よく席を確保することが叶った。
早速、いただく。
エビスはガチで美味い。ここより美味いビールってライオンくらいではないか(しかも値段はベルクのほうがはるかに安い)。
骨付きハム
脂身のジューシーさと肉の肉肉しさがたまらない。
塩気が力強い肉の旨み補強。これはワインにもよいかも
ポテト
ジャガイモの甘味と塩コショウの味付けが絶妙。ああ、エビスとの相性は涙が出るくらい最高だ。
結局、上限の一人3杯(エビス)を飲み干し店を出たが、やはりここは素晴らしい。
出来たら1か月に一度は足を運びたいものなのだが・・・・
少し前にも触れたが、食べログレビューに熱心になればなるほど新規店レビューを追い求める事が自己目的化してしまうきらいがある(無論、新規レビュー開拓する人が皆そうだというわけではないが)。私は正にその食べログ病患者の一人であり、700件近いレビューの中で再訪した店はせいぜい4分の一程度が関の山だ。
それもほぼ、地元の埼玉県内が主で、他府県の割合になるとおそらく1割強に留まるのではないか。
今回、紹介するBERGはその数少ない店の中でも断トツの再訪数を誇っており、トータルのレビュー数でも今回で8度目(実際はもっと通っている)を数え歴代再訪数BEST3にランクインしている。新宿に足を運んだ際は必ず足を運ぶ事が義務付けられている店なのだ。
讃岐うどん大使 東京麺通団を後にして本日の締めであるBERGに向かった。半年ぶりなのでいつものジャーマンセットでもと思ったが、現地に付き、列の最後尾に並んだ時、折角だから本日のおつまみ(名前失念だがそのような)とホットドック系にビールでもと思い立ち、それで行くことに決定。
満を持してカウンターでその旨注文すると何と本日のおつまみは終わりとの返答がかえってきた。
うわー。今さら、ジャーマンセットという気分でもないので気を取り直し、改めてメニュー表を眺めるが、気ばかりあせって頭が真っ白になってしまった(後ろの行列が何気にプレッシャーに感じてしまう)。
それでもソーセージ盛り合わせセットとクワトロドッグハーフ&ハーフを注文し、カウンターに向かった。
クワトロドッグ
数種類(三種類以上)のチーズにニンニクを加えただけあってチーズはコクがあり濃厚でソーセージとの相性もめっぽう良い。パンもいい感じに香ばしく正に三位一体のうまさだ。これはビールと最高に良く合う。
ソーセージ盛り合わせ(感想は一緒なので前回のをコピペ)
正に粗引きソーセージという感じでガツンとした肉肉しさが噛めば噛むほど迫ってくる。これは最高に美味い。
もう一つもじんわりとしたソーセージの旨みが広がり美味い。フレンチポテトもホコホコして塩気も効き美味し。
そしてその後、運よく席が空いたのでエーデルピルス(ビール)を注文した後、スモークタンとセレブレーションエール(ベルギーのビール)を追加注文した。
スモークタンはタンを生ハムにしたような食感で燻製の香ばしさがうまみを増しビールのつまみには最高である。
セレブレーションエール。
フルーティーなのだが、どっしりコクがあり何とも美味い。
クラフトビールにこの手の系統が多いような気がするが、これは掛け値なしにお薦めだ(今現在はメニューにないだろうが)。
お腹も膨れすっかり満足した所で閉店となったのでお開きにしたが、やはり何度来ても素晴らしい。
次はいつ行けるのだろうか。今すぐ飛んでいきたい心境である。
マリオ ジェラテリア 新宿伊勢丹店でウィンドウショッピングした後、東口改札前のこちらの店に向かった。
新宿に立ち寄る以上はここに来るのは私の中で不文律となっている。
行列は相変わらずだが、さほど待たずに入れるので無問題だ。
とりあえず、いつものジャーマンセット(ビールはエビス)を注文しレジ近くのカウンターでいただく。
相変わらず美味い(詳細は最初のレビューをお読みくださいまし)。
そしていつか頼もうと思っていたソーセージ盛り合わせとハーフ&ハーフを追加注文した。
正に粗引きソーセージという感じでガツンとした肉肉しさが噛めば噛むほど迫ってくる。これは最高に美味い。
もう一つもじんわりとしたソーセージの旨みが広がり美味い。ポテトも安定のうまさ。
ビールをお替りし飲み干すと時間が迫ってきたのであわてて京王新宿に向かったがやっぱりここは最高だ。
(2016年6月25日再訪)
実に一年ぶりの再訪である。
毎年恒例の上洛新緑シーズン上洛旅行を夜行バスを使いバスタ新宿から出立する為、新宿駅に下車した。
今年の冬に訪れた時は時間切れで立ち寄れなかった為に今回はモチベーションも否が応でも上がる。
今回頼んだのは定石通り、ジャーマンセット(ビールはエーデルピルス)。
やはり相変わらず美味い(詳細は以前のレビュー参照されたし)。
続いてハーフ&ハーフとマイスターベーコンドッグ。
これは美味い。玉ねぎの鮮烈さとベーコンのコクのある深み、トーストしたパンが三位一体となってたまらない。
ペッパーがいい仕事をしている。
さらにエビスとソーセージ入りポテト。
フレンチポテトはホコホコした揚げ加減と塩気がいい感じに美味い。茹でソーセージもぷりぷりでビールによく合う。
まだ、呑みたいが明日の事も考えるとこの辺にしておかねば・・・・
後ろ髪惹かれる思いで店を後にした。
2016年5月上旬再訪
渋谷西村 フルーツパーラーを出た後、とりあえず渋谷で飲むか恵比寿に行くか悩んだが、新宿にあるキリンシティプラス 新宿東南口店が気になっていたので、結局新宿へ向かった。
南口を降り立ち、アルタ方面に向かう途上でお目当ての店を見つけたが、生憎の満席で泣く泣く断念。
どうしよう。新大久保のコリアンタウンに向かおうと思うもそちらまで足を延ばすのはめんどくさい。
どうせなら、いつものこちらの店でじっくり呑もうか、どの道最後は寄るつもりだったのだから丁度いいではないか。
という事で、早速東口中央の地下へ向かったのだが、いつものジャーマンセット(ビールはエーデルピルス)を注文し、スタンディングゾーンに向かおうと思った瞬間、目の前の席に座っていたOL二人組が席を立つではないか!
早速、立ち去ったのを確認するや席を確保。何度となく通っているがまさか席に座ってビールが飲めるなんて却ってこちらにして良かった。腰を据えていただくことにしよう。
ジャーマンセットは相変わらず美味いが(詳細は前のレビューを参考にされたし)、せっかく席を確保したんだ。
今日は気のすむまで入り浸ることにしよう。考えてみたら、ジャーマンセットの他にはモーニングセットとせいぜいベルクドック(こちらはそれほど感心しないが)しか頼んでない。
さて、何にしようかと順番待ちをしている最中に頭を悩ましていると、おつまみ3種盛り(正式名称は失念)とボードに書き込まれている文字が飛び込んできた。この日はビーンズリエット、スペシャルサラミ、チキンマジックであった。
よし、これにしよう。ビールはエビスのハーフ&ハーフを注文。
3種盛り
それにしてもボリューミーだ。これだけでビール3杯イケてしまうのではないか。
まずはビーンズリエット
豆は程良い塩気と素材の旨みを引き立てて酒が進み美味い。
脂身は多分、ポークアスピックに使われているものだと思うが、甘美な旨みでいやったらしさが皆無だ。
スペシャルサラミ
脂身のくどさがなくジューシーで酒が進む。
チキンマジック
チキンを上質なサラミにした感じで、脂身と肉の旨みを最大限に引き立てている。
ジューシーでチーズがアクセントとなりすっかり気に入った。
エビスのハーフ&ハーフを飲みほした後、案の定つまみがあまり、エビスの黒を注文したが、正直私はギネスよりこちらの方が好みである。
それにしてもすっかり堪能した。もう少し呑もうかと思ったが、久々に桂花ラーメン 新宿東口駅前店に行きたくなったのでここで打ち止めに。
いやはや。今日は何ともツイている。それにしても今回の会計も¥2000前後なのだからほんとに素晴らしい店である。
次も座って呑みたいものだ。
(2015年1月上旬再訪)
瀬戸内編(京都&近江)から始まった18きっぷの旅も最後の一日を残すのみとなった。
中央本線沿線で出来るだけ遠くに行けてなおかつ観光もそれなりに時間をかけられる場所を探していたのだが、ふと中学の林間学校で食べた清泉寮のソフトクリームが食べたくなり、小海線を乗り継ぎ清里に行く事に決した。
何故清泉寮のソフトなのかはおいおい語るとして、中央線沿線を基軸に選んだ理由に新宿発小淵沢行きオール二階建ての臨時快速「ホリデービューやまなし」にかねてより乗ってみたいと思っていたので、その目的からしても今回の行程はうってつけなのだ。
その「ホリデービューやまなし」の出発時間は午前9時なので割と余裕がある。
それならばここに寄らない手はないでしょう。と言う事で早速、東口改札を出て目的地に向かった。
ここは新宿に来るたびに何度となく利用しているのだが、よくよく考えてみると日中に立ち寄った事はなかったので丁度良い。
店内は夜と変わらない盛況ぶりで相変わらずレジ前は行列をなしている。
さて、朝食タイムと言う事でモーニングセットを¥486(税込)を注文。
会計を済まし、壁際の立ち飲みスペースを確保し早速いただく。
大ぶりのトーストが2切れ、ポテサラ、ハム、コーンにレタスが一切れのラインナップなのだが、パンは相変わらず香ばしくコクがあり美味いし、ポテサラも文句ない。コーンも甘くていい感じでハムは深みがあり朝からビールが欲しくなってしまう。
ビールと言えば、朝からホットドッグなどをアテにビールを呑んでいる客がちらほら。
この光景もこの店ならではだろう。
さて、最後に珈琲。ここの珈琲は初めてなのだが、酸味、苦みを抑えた程良いコクと深みですっかり気に入った。
やはりベルク。何を頼んでも外れはないし、珈琲も期待以上の味だった。
すっかり堪能し、お腹も満たされた所で「ホリデービューやまなし」に乗るべくホームに向かった。
2014年9月上旬再訪 青春18きっぷの旅清里編続く
韓流館 ソウル市場を出てしばしコリアンタウン界隈を徘徊した後、職安通りの両班の姉妹店である居酒屋(両班キムチ天国)で一杯やった。生中が¥390でつまみも手ごろ。キムチとチヂミをアテにチャミスルをロックでいただき店を出る(登録してないのでとりあえずレビューはしません)。
お目当ての麺屋海神に行く前に「新宿に来たからにはこちらの店に寄らないわけにはいかない」とこちらの店に立ち寄った。
今回もジャーマンセット(ビールはエビスハーフ&ハーフ)を注文した。
うん。相変わらず美味い。いつものようにビールを追加で頼もうかと思ったがこの後件のラーメン屋に行きたかったのでグッとその気持ちを抑えた。今度来る時こそ違うメニューを頼まねば。
(2013年11月末再訪)
新大久保を後にして、歌舞伎町を抜けいよいよ今日のメインイベントであるベルクへ。
店内は相変わらずの混雑ぶりだが、立ち飲みスペースに2人分のスペースがあったので早速確保。
それにしても数か月ぶりだ。
都内勤務でないせいもあって中々来る機会がないのだが出来れば一週間に一度は来てみたいと常々思っている。
そうすれば色々メニューを試せるのに・・・・
ちなみに今回も前回とそっくり同じメニュー(てか、これは外せない)なので詳細は前回のレビューを読んでいただきたいが、相変わらず美味い。また近いうち訪れたいものだ。
2013 3月下旬再訪
初めてここを利用したのが丁度2か月前になる。
前評判に違わぬ、いやそれ以上の美味さにひたすら感動し、数え切れぬほど新宿を足を運びながらここを素通りした事を後悔したものだ。
しかし、それから足を運ぶ機会がなく約一週間前ようやく訪れたのだが、到着早々に朗報を得る事が出来た。
新宿駅東口中央改札口を出ると程なくして御目当ての店はある。
時間は午後9時に差し掛かっていたが、店の外まで行列は続いていた。もうちょっと時間ずらすべきだったか・・・
そう思いつつ、店内に目をやると店の外の壁に「祝、営業継続!」と言う正月の門出を祝うイラスト入りのボードが飾ってあった。
「マジっすか!ホントなら一安心」と思ってる内に順番が回ってきたのでこないだ食べて感動した「ジャーマンセット」 ビールを「エーデル・ピルス」に変更して注文する。
出来上がるのを待ってる間に「ご報告」と言う(家主である)ルミネとの一連のやり取りを報告する張り紙(写真一)を眺めていたのだが、まずは一安心。
長くなるので経緯は省くが(写真一にざっと書いてるので興味がある人はそちらを見てください)これほど新宿駅に根付いた店を立ち退かすなんて正気とは思えないだけに妥当な結果だろう。
程なくして注文の品が来たので料金を払い、カウンターテーブルを確保して早速いただく。
ポークアスピック&レバーペースト、フランスパン、ライ麦パンとローストしたベーコン、ハムにザワークラフト、そして飲み物はビール。そうそう、これが食べたかったのよ。
ライ麦パン フランスパン
噛めば噛むほどライ麦のコクのある濃厚でどっしりとした味が楽しめ何とも美味い。 これは何もつけなくても楽しめる。
フランスパンは軽くトーストしてあるのだがカリッとした食感でレバーペーストを付けると更に旨みが引き立つ。
レバーペースト
レバー特有の臭みを全く感じないにもかかわらずレバーの旨みを最大限に引き出している。
濃厚かつ爽やかな口当たりでパンにつけてもいいしビールの友にも最適。
ポークアスピック
ふわっとした爽やかでクリーミーかつ濃厚なコクを味わえる逸品。表現力が皆無な為、これの美味さを上手く伝えられないのが何とも歯がゆいのだが、ここに来たら絶対にこれは注文するべき。
ベーコン
ローストした肉のうまみが口いっぱいに広がる。噛めば噛むほど味が出て美味い。
ザワークラフト
キャベツのドイツ風酢の物みたいなものなのだが程よい酸味で箸休めにもなるし、ビールにもよく合う。
酸っぱさが目立たないので酢の物が苦手な人でもこれならイケる。
更にハーフ&ハーフを注文したのだがジャーマンセット¥808(通常¥714だがビールをエーデルピルスにした分上乗せ)と合わせて締めて¥1146。
これだけのクオリティでこの値段。俺の知る限り、まさに千べろの最高峰と言っても過言ではあるまい。
事実上存続が確定した事だし、これからは新宿へ行く度に楽しむ事が出来るわけだ。次の訪問が待ち遠しい。
3位
12回
2023/08訪問 2023/09/26
みつばちとともに上洛するたびに必ず足を運ぶ店がこちらの「祇園遊亀」である。
去年の晩秋にアクシデントで訪問できなかったのを除けば、ほぼ皆勤賞といってもよいだろう。
基本的に最終日前日のメインイベントに位置付けているので、この日の締めに足を運ぶのは言うまでもない。
最寄りのバス停から四条京阪駅まで移動し、現地にたどり着いたのは午後8時近く。この時間なら何とか座れるともくろんだ通り、入り口近くのカウンター席が空いていたので待たずに座ることができた。早速、メニュー表とにらめっこ。夏酒という限定商品が目に留まったので早速グラスで注文。お通しとともに早速いただく。
夏酒
すっきり辛口でいい感じに美味い。これは気に入った。
突き出し
たら?の卵の煮付け&ブロッコリー。味付けは変に濃くなくて美味し。酒が進む。
以下注文した品は御覧の通り
だし巻き玉子(プレーン)
ダシがじんわり浸み込んでまさにだし巻き玉子。たまらんねぇ。ほかにもいくつか種類はあるが、プレーンで十分というかこれ以上いじる必要はない。
とうもろこし天ぷら
コーンの甘味がカラっと揚がった衣と相まって何ともうまい。だし巻き玉子とともにここに来たら必ず注文する逸品。
あと一品、チーズ揚げだったと思うが、メモを取ってなくて確実ではないので言及は避ける。美味かった記憶はある。
当然酒は足りないので濁り酒を追加注文。
濁りさけ
糀感あって美味い。
更に夏酒をお替り。
かす汁
前回、感動したので当然注文。粕の風味と味噌の風味が絶妙なんだよねぇ。これだけでいくらでも酒が飲めそう。
ラストオーダーとなったがすっかりお腹も膨れたのでここで打ち止め。
ああ、何度来ても素晴らしい店である。
数日前にレビューしたみつばちと共に上洛の際は必ず足を運ぶ店が「遊亀祇園店」だ。もうかれこれ10年通い続けている事になる。最終日の前に心行くまで飲むのが上洛旅行のルーティンである。
コノシマビールを後にして祇園に行く前に油を売っていたら午後8時近くになっていた。いかんいかん。ラストオーダーが近づいてしまう。まあ、この時間に行って座れなかったことはなかったので何とかなるとの思惑通り、カウンター席が数席分空いていたので無事席を確保する事が出来た。
先ずは生中を注文。
ザ・モルツなのでプレミアムではないのだが、私的にはこちらの方がむしろ好みかもしれない。
お通しも美味かった(メモ取ってません)。
以下注文した品はこちら
だし巻き玉子
ここに来たら何はなくとも頼む逸品。いい塩梅で出汁の風味が染み出てたまらない。
しぼりたて
甘いが野暮ったさは缶伊豆これで充分と思うほど美味い。
精米40緑60
かなり締まった味で辛口カテゴリーかな。たまらん。
京野菜盛り合わせ
メモ(酒以外はメモなし)を取ってないので詳細は覚えてないが、これは日本酒でしょ。たまらん。
コーン天ぷら
これも必ず頼む逸品。とうきびの甘味がなんともたまらない。
酒をお替りしてラストオーダーと言う事で締めに鮭茶漬けとかす汁
鮭茶漬け
いい塩梅の出汁で美味し。これで呑める。
かす汁
粕の風味と味噌の風味が絶妙なんだよねぇ。これだけでいくらでも酒が飲めそう。
すっかりおなかも膨れたがそれにしても素晴らしい店である。今度は並び覚悟でもう少し早く訪れて隅から隅まで注文しまくろうかな。
先日の月ヶ瀬 堺町店レビューで上洛の目的の一つとして甘味処巡りを上げたが、それと並んでこの「遊亀」に足を運ぶのが最大の楽しみである。2012年暮れの初レビュー以来、わずかな例外を除いて欠かさず足を運んでいる店なのだ。いう間でもなく今回もしっかり予定に組み込んでいる。
月ヶ瀬 堺町店を後にして、この日の締めである「遊亀 祇園店」に向かった。着いたのが19時半だったので座れるかどうか不安ではあったが、柱の横の席が空いていたので何とか確保する事が出来た。早速メニュー表とにらめっこし、最初から日本酒の気分だったのでまずは金亀30%とだし巻き玉子を注文。
金亀30%
辛口だが甘みあり美味し
タケノコ煮とたくあん (突き出し)
タケノコの食感楽しめうまし。日本酒とよく合う。
だし巻き玉子(プレーン)
やっぱりここに来たらこれを食べないと。
出汁がしっかり効いて王道のだし巻きと言う感じ。
以後注文したのは以下の品。
40%
スッキリ
美味し
海老芋唐揚げ
ヤバい。ほこほこして柔らかくてたまらん
柚子アクセント これが油のコッテリ感を抑えてる
芋、出汁あじつけ?うまし
生酒絞りたて
甘い。フレッシュ。美味し
しめさば
相変わらずジューシーで美味い。居酒屋でいただくしめさばとしてはトップクラスだ。
締めのかす汁
野菜がたっぷり入り、粕と味噌の味が見事に融合し美味し。
すっかり満足して店を後にした。
実に2年半ぶりの訪問である。上洛する度に必ず寄る店が幾つかあるのだが、その中でもこの遊亀は欠かさず訪問していた。しかし、前回は最終日に店の前まで訪れたものの、満席(しかも数組待ち)で時間が読めず断念する羽目になり、13年暮れ以降の旅行で初めてスルーしてしまう事となった。
と言う事で今回は何としても足を運ばねばならない。寺社巡りを終え、三条京阪駅で友人と待ち合わせ18時半頃に店の前に到着。この時間だと先ず座れないだろうなぁと思ったのだが、なぜか数席分空いている。なんてついているんだろう。奥のカウンター席に案内され取りあえずビールで乾杯しながらお通しをつまむ。
お通し
前まではなかったのだが、まあいいか。赤こんにゃくとキャベツ等の和え物だったと思うが、胡麻油の味付けがよく酒進む
以後注文したのがこちらの品
蓮根のてんぷら
蓮根特有の食感がたまらない。揚げ加減も良くビールとよく合う。と言う事でビールを追加注文。
甘露煮
甘しょっぱいが酒すすむ。これは日本酒だろう。
万願寺唐辛子
苦みと程よい辛さが何ともイイ感じ。
揚げ出し豆腐
美味い。豆腐も出汁も揚げ加減も最高。
日本酒
純米大吟醸金亀黒
ここの最高峰の酒の一つ。徳利で2本注文。
甘めの味だがすっきり締まった味で流石。
玉子焼き
出汁がじんわりと効いて美味し。振りかけてある九条ネギが良いアクセント。
トウモロコシのかき揚げ
やはり、これを頼まなければ始まらない。トウモロコシの甘味とかき揚げの香ばしさが何ともたまらない。この時期は絶対に外せない逸品だ。
閉店時間になったため店を後にしたがやはりここは最高だ。
堀川鳥岩を後にして、徒歩で前回ふられた酒場 井倉木材へ向かった。しかし今回も立錐の余地ない混雑ぶりで断念せざるを得なくなった。
気を取り直し徒歩で祇園に向かうがしかし雨も手伝って寒い。数十分かけて何とか辿り着いたが、果たしてすんなり座れるかどうか? しかし、思いの外空いていて拍子抜け。
因みにこの店に来るのは15回目のようだ。上洛した以上、この店に寄らないと言う事はあり得ない。おかげで新規開拓がその分滞るがそんなことはどうでもよいのだ。
さて、メニュー表と短冊とにらめっこしながらとりあえずビールとポテサラ。
と書いた所でメモを取ってない事に気が付いた。記憶と写真を頼りにレビューしていこう。
ポテサラ
あっさり系だが本格的でビールとよく合う。
玉子焼き
だし巻き玉子だが、焼き加減も申し分なく出汁の旨味がジュワっと感じられたまらなく美味し。
ここに来たら必ず頼む逸品。
さばのきずし
ジューシーで限りなく生に近い感じ。日本酒とよく合いたまらん。
かす汁
値段の割(確か200円だったような)にたっぷり入っていてこれだけでつまみが完結する感じ。
酒が進んで危険だ。
日本酒はかなり呑んだ気がする。辛口・甘口もすっきり系で私好み。
さて、すっかり酔いが回り満腹中枢も侵されてきたのでこの辺で打ち止め。
このレビューを書いている現在はコロナ第二派の到来でGOTOトラベルどころじゃなくなってきた感がある。果たして今年は上洛が叶うのか・・・・
加茂みたらし茶屋を後にして徒歩で祇園に向かった。
これからこの日の最大のお目当てであるこちらの店へ行くのだが、上洛する度に欠かさず足を運び続けている店である。数えてみると14回目の訪問になるが、新宿に足を運ぶと必ずBERGに行くのが不文律になっているのと同様、京都に足を踏み入れたからにはここに寄る権利と義務があるのだ。
その分新規開拓は進まないが、それをおしても通いたいほど魅力のある店なので後悔はしていない。
さて、あちこち道草したおかげで店の前に着いたのが19時半。この時間は混雑するので覚悟はしていたが、案の定数名ほどが店内で待機していた。
まあ、しゃーない。しばらくしたら空くだろうと待っていたら、10数分ほどでカウンター席に着くことが出来た。
取りあえずビールとポテサラ(写真なし)で乾杯。
ポテサラあっさり系ながら重厚な味わいでじゃがいもの旨みが主張しビールによく合う。
続いて鱧落とし
夏場の京都の風物詩。やはりこれを食べなきゃうそでしょ。
安い店だとぼそぼそして食えたもんじゃないが、この店のは淡泊だが力強い鱧の風味と梅タレがマッチし美味し。
ビールをさらにお替りし次は蓮根と海老しんじょのはさみあげ
蓮根の歯ごたえと旨味と海老しんじょが思った以上に相性が良く揚げ物のコク、クリスピーさが旨味を引き立てる。
トウモロコシのてんぷら
ここに来たら必ずこれを注文する。とうきびのあまみがガツンと主張したまらなく美味し。
タコのてんぷら
美味し。
日本酒を数種注文。
銘柄は忘れたが辛口系、甘口系どれも旨し。
そうこうするうちに閉店時間が近づいたが、心行くまで飲んだので後悔はない。
すっかり満足し店を後にした。
堀川鳥岩を後にしてこの近辺にあるもう一つのお目当ての店があったのだが、店内は立錐の余地がなく泣く泣く断念した。仕方ない。こうなったら直接「遊亀 」へ行こう。
この店は食べログを始めたと同時に足を運び始め、上洛する度に通い詰めているお気に入りの店なのだ。もうかれこれ10数回は行ってるはずである。
何故か、店に着いたのは確か八時半くらいだっただろうか。堀川方面から歩いたので距離はあるのだが、これほど時間がかかったのかはよく覚えていない。
取りあえず店内に入ったが生憎の満席。まあ、よくある事だがいつもはタイミングよく入れ替わるので待ち惚けを食らった記憶はない。しかし、この日は中々空かず結局20分近く待ったような気がする。
漸く呼ばれ座った席が角っこで何とも狭く感じた。いつもはそんな風に思ったことはなかったのだが、なんか落ち着かない。
気を取り直して取りあえずのビール。
以下頼んだ品はこちら。
玉子焼き
出汁がじんわりと効いて美味し。振りかけてある九条ネギが良いアクセント。
なすび焼き
これも焼き加減が良く素材の甘味、旨味をしっかり感じる。
トウモロコシのかき揚げ
トウモロコシの甘味とかき揚げの香ばしさが何ともたまらない。この時期は絶対に外せない逸品だ。
純米大吟醸金亀黒
ここの最高峰の酒の一つ。徳利で2合ほどのんだだろうか。
甘めの味だがすっきり締まった味で流石。ああたまらない。あっという間にラストオーダーになってしまったので物足りなさはあったが、酔いも回ったのでここで打ち止め。
大満足で宿泊先のホテルへ向かった。3日目編おしまい。
新福菜館 府立医大前店を後にしてそのまま鴨川を南下。腹ごなしに三条~祇園界隈をブラついた。だいぶこなれてきたところでいよいよメインのこの店に向かった。
この遊亀 祇園店。5年前の夏に初めて訪れて以来、上洛のたびに欠かさず通い詰めている。食べログ的皆勤賞と言ったところだ。数えるとこれで12回目の訪問である。
滋賀の造り酒屋直営なので酒が安くてつまみもそれなりにリーズナブル。祇園という立地で奇跡的な店と言っても言い過ぎではない。
20時過ぎの訪問だったが、この日はあいにく満席で一組程待機が居た。
まあ、それなら待つかと店の入り口にある椅子に座っていると程なくして席を確保することが出来た。
早速、ビールとポテサラ、きずしを注文。
ポテサラはオーソドックスでビールによく合う。
さばきずし
程よい酢の締め加減でジューシーさを保っている。美味し。
さて、日本酒でも頼むかと思っていると店長から「お久しぶりですね」と声掛けされた。
年に数回しか足を運んでなくてもしっかり覚えてるもんなんだなぁ。こういうのが嬉しいんですよ。
少々会話した後、賄いようのだし巻き玉子をサービスでいただく。
ああ、出汁が程よく効いてこれぞだし巻き玉子。酒のつまみに最高。
以下頼んだ品はこちら。
酒ハイボール
日本酒のハイボールだがすっきり爽やかでお薦め。
茶70
日本酒。ねっとりした風味で美味し。
40生原酒
こちらは一転してすっきり系で切れがある。美味し。
流石この店最高峰の酒だけの事はある。
合鴨塩焼き。
癖がなく美味し。
すっかり酔いが回ったのと閉店時間が迫ったので打ち止めにしたがやはり何度来ても最高だ。
次の上洛でも当然足を運ぶ所存である。
今更ですが、去年の夏の上洛紀がまだ残っているので記憶に残ってるうちにUPしたいと思います。
紫野和久傳 堺町店を後にして、寺町通りに歩を進め船はしや総本店でいつもの豆菓子を購入した。夕暮れの鴨川沿いを散歩し、祇園界隈をぶらついてある程度酔いを醒ましたところで本日のメインイベントであるこちらの店に向かった。
やはりこの遊亀に来なければ京都(祇園)に来た気がしないが、果たして席は空いているだろうか?
20時前ということもあり店内は大盛況で数人の待ち客が居たが、程なく入れ替わったのでさほど待たずにカウンター席(一階席はカウンターしかないのだが)に座ることが叶った。
先ずは取りあえずのビールでのどを湿らせ刺身を注文した(メモとってなかったので割愛)。
焼きナス
素材の甘味と炭火焼きの芳ばしさ、醤油、しょうが、ねぎ、茗荷の薬味のバランス最高。
ビールにも日本酒にも合う。
もろこ唐揚げ
琵琶湖の看板。頭から丸ごといける
。苦味と白身のたんぱくさ、揚げかげん、抹茶塩のバランス岩壁。マジお薦め。
トウモロコシのかき揚げ
とうきびの甘味が引き立ち何とも美味し。ここに来たら必ず注文する定番。
原酒ロック。
甘味系だが、日本酒の美味みりきだす。
金亀藍
甘めだが、すっきり。つまみと相性よし。
すっかり酔ったところで打ち止めにしたが、やはりここは外せない。
次の上洛が待ち遠しい。
へんこつを後にして向かった先は遊亀 祇園店。
この店はレビューを上げる都度触れているが、2013年の初訪問依頼、上洛する毎に欠かさず足を運んでいる店でこの日の訪問でとうとう二けたに達したほどである。
人気店だが、午後9時辺りになるとカウンター席がぽつぽつ空くのでその時間帯に合わせての訪問だが、この日も数席分空いていたので無事席を確保することができた。
早速メニュー表とにらめっこするが、なぜか中身が英語表記で「????」と店員を見返すと「すみません。なんでこんなまちがいしたんだろ・・・」と恐縮された。どうやら外国人観光客と勘違いしたようだ。
周りを見ると過半数が外国人観光客である。平日の昼間に有名どころを訪れるとほぼ外国人で占められているが、それにしてもこの店を選ぶなんてなんてお目が高いのだろう。感心しつつ、先ずは生中とだし巻き卵をを注文。
だし巻き卵。
最近これがお気に入り。出汁がジュワっと玉子に染みこみ、玉子の旨味と見事に融合している。
その後追加注文したのは以下の品。
のど黒一夜干し
ジューシーで美味い。
白エビのかき揚げ
これも美味い。
金亀桜ともう一つの銘柄(名前失念)
それぞれ純米酒だがすっきりかつ濃厚で美味し。メモを取り忘れたので具体的な表現が思い出せず汗顔の至りだが、やはりここは何度来ても素晴らしい。ラストオーダーを過ぎたのでこれで打ち止めとなり後ろ髪を引かれる思いで店を後にした。
上洛3日目編続く。
先斗町 百練を後にして向かった先はこちらの店。
上洛したからにはやはりここで締めなくては締まらない。3年半前に初めて足を運んで以来、今回で9回目の訪問になる(食べログ的には2回とカウントされるようだが)。
お陰でその分、新規開拓がおろそかになるが、本当に行きたい店に行く事こそあるべき姿なので無問題である。
さて、店に着いたのは午後9時半を周っていたが、目論見通り数席分空いていたので難なく席を確保する事が出来た。
先ずは生中とサバのきずしを注文。
サバのきずし
ジューシーで酢の酸味加減はあまり感じられずサバそのものの味を堪能できる。
締まりがあり、ビールと良く合い美味い。
以下、注文した品はこちら
出汁巻き玉子
出汁がいい感じに染み込み滋味あふれる美味さ。
出汁加減、焼き加減最高で正にTHE出汁巻き玉子といった逸品に仕上がっている。お薦め。
原酒絞りたて
正に造り酒屋経営だからなせる逸品。
甘いが、癖なくすっと入る。美味い。確か\290だったと思うが、祇園新橋でこの値段、しかもこれだけの量をいただけるのだから素晴らしい。
ほやのこのわた
ほの苦さ。ほやだけあって癖はあるが酒のアテには最高。ほんのり柚子(たぶん)のかけらが加わりアクセントになっている。
長寿金亀黒
日本酒。甘いがこちらの方が締まった味。前出の「原酒絞りたて」はこれに比べるとだらしなく感じる。
それほど完成度が高いと言えよう。
さて、ラストオーダーの時間が過ぎ閉店が近づいたのでお暇したがやはりここは素晴らしい。
上洛の際にここに来ないのはもはや罪だな。こんな店が近所にあったら一週間に一度は入り浸るのにとすっかり酔った頭で妄想しつつ、店を後にした。
上洛2日目編おしまい。
茶菓円山を後にしていよいよ、18きっぷの旅の締めの店へ向かった。
締めと言えば、何と言ってもこちらの店である。3年前の夏に訪れて以来、上洛するごとに必ず訪れるのが言わばルーティンとなっている私にとって欠かせない店の筆頭格だ。
現地に着いたのが口開け早々だったので余裕で座れると思いきや、ほぼ9割がた埋まっていてかなり焦ったが無事席を確保することが出来た。
独り客の最大のメリットってこれだよなと独り語ちつつ、早速生中とポテサラを注文し、この後のメニューの組み立てに思いをはせた。
以後頼んだ品はこちら。
賀茂茄子揚げだし
言わずと知れた京野菜。巨大な茄子の半分程が提供されるだけあってボリューミー。
揚げ加減、絶妙の出汁加減でビールが進む。
ハモのしそ揚げ。
ホコホコしたはもが紫蘇と出会う事により1+1が3にも4にも広がる。
梅ソースが絶妙。やっぱりはもにはこれだよね。
山ゴボウ、エリンギ、しば漬け(漬物盛り合わせ)
特にエリンギが最高に美味い。甘めの味付けが素材の旨み引き出す。
トウモロコシの天ぷら
コーンの甘みと揚げ加減が絶妙。やはりこれは絶対に頼まねば。
鶏の塩焼き
正に王道のうまさ。鳥のジューシーさ旨みを十全に生かしている。
飲み物。
金亀黒
甘味が口腔内を優雅に広がりたなびく。これはいい酒だ。
後は生中を一杯おかわり。日本酒ハイボールを頼んだように記憶しているが味は正直覚えていない。
多いに呑んで食べ、すっかり満足して店を後にした。この後、ホテルに荷物を取りに戻りその足で京都駅へ向かい、電車を乗り継ぎ岐路に着いたが、こういう気ままな旅はもう出来るのだろうか?いずれにせよ、また足を運んで心行くまで楽しみたいものである。
青春18きっぷの旅おしまい。
2016年8月下旬再訪
もみじを後にして本日のメインであるこちらの店に向かった。3年前の夏に初めて訪れて以来、欠かさず足を運んでいる程お気に入りの店である。
なんだかんだで店に着いたのが21時過ぎなのだが、却ってそれが幸いしたか待たずに席を確保することが出来た。
というか、考えてみるといつも座れるのは大方平日のこの時間故なのかもしれない。
先ずはポテサラと生中を注文。
ポテサラはマヨの風味がいい塩梅でビールによく合う。
続いて京地鶏。身が締まり皮もしつこくなくて美味い。これは頼んだ甲斐があった。
この後、いつも注文するコーンのてんぷら。トウモロコシの甘みと揚げ加減が絶妙でビールが進む(おかわりしました)
更に鱈の白子を注文するがこれは一寸しょっぱいというかくどかったかな(それでも充分美味いのだが)。
酒は原酒ロックを追加注文したが、正に日本酒のロックという感じですっと抵抗なく入ってしまう。
流石に腹が膨れたのとラストオーダーになったので打ち止めにしたがやっぱりここは最高だ。
ああ、またここで心行くまで呑みたいなぁとひとりごちながら店を後にした。
2016年5月上旬再訪
仙太郎 本店を後にして四条河原町から市バスに乗り向かった先は祇園界隈。
いつもなら、徒歩で向かうのだが、この日は前回レビューで書いたとおり生憎の雨模様と身体が疲弊しきっていたので無理せずバスを使用した。
京都駅に降り立ったときからこちらの店に来ることは決めていた。
2年前の夏に訪れて以来、上洛する度に必ず立ち寄る店だ。
この日は開店直後と生憎の大雨という事もあり、席に余裕があったので待たずに座ることが出来た。
早速、生中と一寸奮発してはも落としを注文。
はも落としは美味かったものの、さほど記憶に残っていない。
その後頼んだ品は以下の通り。
秋カマス炙りつくり(写真なくてすみません)
脂乗り具合、炙り加減文句なし。
身のしまり加減も最高。
長寿金亀50
麹薫る風味がたまらない。癖がなく美味い。
玉ねぎ青紫蘇天
塩気が強いものの、玉ねぎの甘み、青紫蘇の風味が相まって美味い。
約一時間程滞在しただろうか。
すっかり堪能して店を出たが、今度はいつものように泊まりがけでマッタリと訪問したいものである。
最終日編続く
2015年9月上旬再訪。
百練を後にして四条通を歩き、祇園新橋のこちらの店に向かった。
時刻は午後9時前だが、「今日は座れるだろうか?」と不安にかられつつ店に入ると立錐の余地のない満席。
この時間だから大丈夫だろうとの経験則はあっさり打ち砕かれた。
しかし、丁度入れ替わりで2人組の客が帰り支度を始めた為、さほど待たずに座ることが出来た。うん。今日はツイてる。
それにしてもこの日の客層には驚かされた。ほぼ7割から8割弱は欧米人(白人)なのである。
いやはや。去年からその傾向はみられたものの、それでもせいぜい2割いればよい方だったのだが、この変貌ぶりには驚かざるを得ない。
無論、わが愛する京都が外国人も魅了しているわけで非常にうれしいのだが、それにしてもまさかのアウェー感漂う空間にただただ茫然とするばかり。
気を取り直しメニューを眺めるが、百錬でいささかこってりしたものを頼んでしまったため、あっさりしたものがほしくなりとりあえずビールと冷奴を注文。
冷奴は普通に美味いが、これだけでは当然物足りないので鯛の子という鯛の卵を煮たものを注文した。
これが癖がなく、出汁も京都らしくあっさり加減でいい感じだ。さらにゆずが隠し味となり旨みを引き立てる。
この後は野菜の粕漬け(まさに野菜の粕漬けといった感じだ)を注文し、原酒ロックと一緒にいただく。
原酒ロックは癖がなくすっと入るので日本酒がさほど好きでない人でも良いかもしれない。
すっかり満足して店を後にして、烏丸にあるホテルへ徒歩で戻った。
上洛2日目編終了、次は上洛最終日編にこうご期待。
2015年5月中旬再訪
無鄰菴を後にして、向かった先は京都のみならず全国的に名高いうどんや山元麺蔵
午後4時半だったのでこの時間ならもしかして並ばずに入れるのではという一縷の望みで訪れたのだが、そのはかない期待はあっさり打ち砕かれた。少なく見積もっても20~30人は並んでいる。
こりゃ、ダメだと早々にあきらめ、そのまま徒歩で青蓮院→丸山公園を抜け八坂神社から祇園新橋に向かった。
旅先の締めとして取っておいたこちらの店である。
去年の夏に訪れて以来、上洛する度に必ず訪れているお気に入りの店なのだが、今回初めて最終日の利用となる。
開店からさほど経ってないにもかかわらず盛況であったが、数席分空いていたので無事確保することがかなった。
まずは早速、生中(モルツ)とサバのきずしを注文。
モルツのどっしりとしてそれでいて軽快な飲み口が何とも心地よい。
サバのきずし
小皿に酢が用意されたが、鯖のジューシーさと酢の相性が良く(まあ締めサバだからね)これも当てには最高。
別の小皿に醤油を垂らして薬味の生姜と一緒に浸して食べてみたが個人的にはこちらの方が好き(最初のレビューのコピペですw)。
続いて酒(純米熟成酒 金亀)の燗酒
京都、滋賀それぞれで一軒のみしかいない杜氏さんが作った手搾りの酒だそうだ。
なるほど。確かに美味いが燗をすると癖が出てしまうのでこれは冷酒で行かないと感じた。
ふぐの唐揚げ
淡白ながらタレと九条ネギの愛称が良く中々美味い。
アンコウの唐揚げ
これも淡白ながらほっこりと濃厚なうまみが感じられ絶品だ。
軽く塩で味付けしてあるのだが、別皿のタレにつけるまでもなくそのまま行けるしその方が旨みを引き出せる。
原酒ロック
先程の酒を冷でいただこうと思ったのだが、これも面白そうなので注文。
ロックだが、癖がなくすっと入る。やはりここの酒は冷酒でこそ真価が発揮される。
続いて若狭や丹後の郷土料理であるへしこを注文。
へしことはサバを塩でふり、ぬか漬けにした食べ物らしいのだが、それだけになんともしょっからい。
旨みは当然あるものの、これ数切れでどんぶり飯食べられる位の強烈さだ。
日本酒のアテとしては申し分ないが、いかんせん量が多いだけに持て余す。
なので締めとしてちりめん茶漬けと一緒にいただくことにした。
茶づけは出汁が利いて美味いし、案の定、へしこと相性が良くいい感じにいただけた。
そうこうしているうちに帰りの時間が迫りつつあったのと、まだ寄らなくてはいけないところがあったのでここでお勘定し店を後にした。やはり、京都に来た以上この店抜きには考えられないが、今度は最終日前日に訪れてマッタリしたいものだ。
錦秋の関西 上洛編続く
(2014年11月下旬再訪)
岡山から山陽線で姫路行きの電車に乗り、姫路からそのまま京都まで約3時間あまり、21時に京都駅へ到着した。
その足で四条河原町のホテルへチェックインし、シャワーを浴びて祇園のこちらの店へ向かった。
去年の夏に初めて訪れて以来、上洛するたびに必ず足を運ぶ程もはやなくてはならない存在になっている。
店に着いたのが22:00ちょっと前だったと思うが、程良い感じの込み具合だったので何なく店の正面のカウンターに陣取る事が出来た。
先ずは軽く生中と枝豆を注文。
以下、今回頼んだ品はこちら。
鱧のてんぷら
相変わらずホコホコしてしまった味が何とも美味い。
やはり夏場は鱧にちなんだ品を行きたいところだ。
のどくろ一夜干し
これも美味かった。
脂の乗り具合、一夜干しのジューシーさ、すべて文句ない。
丸ごといけてしまうのがいいところ。
夏の食材てんぷら盛り合わせ
美味かったがイマイチ記憶がない。
メモ残さないとこのようなものが出てきてしまうのが痛い所。
蛸のてんぷら
尾道の瀬戸田(しまなみ海道)で食い損ねたので思わず頼んでしまったが、蛸のぷりぷりさと衣の揚げ加減の相性が良くビールが進む。「瀬戸田の敵を祇園で」と言ったところだ。
ウズラの塩焼き
これは野趣あふれる味で美味いのだが、どこかくどくて一度食べればいいかなあ。
日本酒も甘口を頼んだが、安酒だったのが災いしたかイマイチだった(前回のにしとけば文句なかったのに・・・)
さて、今回もすっかり堪能した。
今度は晩秋時を予定しているがこの時期の利用は初めてなので今から楽しみである。
(2014年7月下旬再訪)
ホテルでの洗濯が終わり、いよいよ今日の本命であるこちらの店へ向かう。
去年の夏、初めて訪れて以来ここの味が忘れられずこの日が来るのをどれほど待ち望んだ事か・・・・・・
祇園新橋の立地にありながら、値段はリーズナブルでなおかつクオリティが高いと来れば人気が出ないわけがない。
ホテルにいったん戻る前に店の前を通ったのだが既に立錐の余地のないほどの大盛況であった。
しかし、私が訪れた時は(午後9時辺りだったか)何席か空席があったので無事席を確保できホッと一安心。
先ずはとりあえずビールとポテサラを注文。
ビールはモルツなのだが、プレモルやエビスより軽快な飲み口なので個人的にはもっとも好みの味だ。
ポテサラ
マヨネーズのくどさがなく、あっさり系ながら重厚な味わいでじゃがいもの旨み、キュウリのさっぱり加減が最高。
木の芽(ハーブ系だと思うが)の葉がアクセントになっている。
以下頼んだ逸品
生麩の揚げだし
これが絶品!生麩のモチモチ感、ほのかな甘みが何ともたまらなくたっぷり降りかかった鰹節と揚げだしの出汁よく合う。
またこっそり隠れているミニ万願寺とうがらしの揚げ加減も絶妙で苦みが何とも美味い。
茄子焼き
茄子の甘味が絶妙でそれだけ焼き加減が素晴らしいと言う事なのだろう。
茄子好きにはたまりません。
鯖のきずしとコーンのてんぷらについては前回レビューを読んでいただきたいがあいかわらず絶品であった。
海鮮の串揚げ
メモを取ってなかったので詳細は失念したがえびのぷりぷり感が何ともたまらず他の品もどれ一つとして外れなく美味かった。
純米酒
前回頼んだ日本酒が辛口で口に合わなかったので甘口系を注文したのだがこれが何ともまろやかで飲み口すっきり。
今度行った時もこれを頼もう。
さて、今回もすっかり堪能した。京都に来たら絶対に外せない店である。
酒好きならばぜひ一度行ってみてください。損はさせませんよ。
(2014年5月中旬再訪)
1年ほど前に買った京都の居酒屋特集の雑誌を読み返していると、丁度この店が引っ掛かった。
これは良いかもしれないと食べログで検索した所その予感は的中。なんで買った時にスルーしてしまったのだろう・・・・・・
まあ、過ぎたるは及ばざるがごとし。未知の店だけにそれだけ楽しみが増えるじゃないかといい聞かせながら、とりあえずここで絶対に外せないメニューを調べ上げ頭に叩き込む作業を行いつつ来るべき日に備えていたがこの日ようやく叶う事となった。
友人と別れ、ホテルに戻りシャワーを浴びて一息ついた後、お目当ての店がある祇園新橋に向かった。
店は予想通り盛況ではあったが、カウンター(てか、テーブル席は見当たらなかったが)に運よく一席分空いていたのでそちらに案内される。
とりあえず生中と牛筋煮込みを頼みながらお店のメニューをひとしきり眺める。
牛筋煮込み
味噌の甘味と牛肉、薬味の九条ネギのマッチングが絶妙でビールが進む。
滋賀県の造り酒屋が経営してるせいか、こんにゃくは赤こんにゃく(近江八幡名物)なのだがこれも中々イケる。
鯖のきずし
これは絶対に外せないと思っていたが期待に違わぬ美味さであった。
小皿に酢が用意されたが、鯖のジューシーさと酢の相性が良く(まあ締めサバだからね)これも当てには最高。
別の小皿に醤油を垂らして薬味の生姜と一緒に浸して食べてみたが個人的にはこちらの方が好き。
これは日本酒行かないとなぁ(なんせ滋賀の蔵元直営だし)と安めの純米酒(名前失念)を注文。
少し辛めで刺激が強い感じがして俺好みではないのだがこれはこれで美味いしきずしとの相性は抜群だった。
モロコ唐揚げ
琵琶湖に生息する小魚でこれはかねてより一度食べてみたかった。
淡水魚だけに脂身がなく淡白なのだが唐揚げにすると味が引き立つ。
一緒に着いてきたポン酢との相性もぴったりでビールが進む。
さいぼし
牛肉(本来は馬肉なのだがこちらは牛肉だった)の燻製なのだが素材の旨みを最大限に引き出し燻し具合も絶妙でこれもビールによく合う。
マツタケと鱧のてんぷら
やはりこの時期の京都に来て鱧を食わないわけにはいかない。
マツタケはそれほど印象にないが鱧は淡白ながら濃厚でホコホコしててんぷら種としても最上級の美味さだった。
トウモロコシのてんぷら
トウキビの甘味が半端ない。またてんぷらにすることでその甘味と素材の良さが更に引き立てられ美味い。
かなり頼み過ぎた感はあったがビールを数杯(何杯かは失念)呑んで日本酒を頼んで¥5000なのだからコスパは良い(素材の質は良かったし)。
またひとつお気に入りの店を見つけてしまった。上洛する毎に入り浸るつもりなのだが地元にあったらなぁとないものねだりをしてしまう今日この頃である。
4位
1回
2016/04訪問 2016/05/21
j実に半年ぶりの訪問である。
冬場は風邪が治らず、かき氷どころじゃなかったし、春先はタイミングが合わず足を運べずじまい。
新井屋を後にして、指定された時間に合わせ現地に向かった。
幸い、さほど待つことなく番号を呼ばれ、あらかじめ決めてあったフルーツパフェとかんきつ系かき氷(名前失念でメモ紛失につき、いい加減なことは書けないのでここは触れませんが最高に美味かった)を注文。
いばらキッス(いちご)デコポン、ふじりんご、すいか、国産グリーンキウイ、プレミアムバナナ、すいか、ゴールデン(パイン)
ああ、これを昼飯替わりに食べても良いんじゃないかと位ボリューミーで美味い。
しかし、これからの季節、ますます行きづらくなるところが悩ましい。
2016年4月下旬再訪。
1カ月程前の訪問になりますが、そろそろUPしたいと思います。
それにしても前の訪問から半年以上経過している。
というのも、夏季の混み具合が半端なく、平日でも午前中に訪れ整理券を確保しないと品物にありつけないという人気ぶりで、午後の昼下がりにぶらっと訪れた時には「本日の整理券は終了しました」という立て看板が店の前に置かれている始末だった。
秋も深まり落ち着いたころでも土日はそんな感じであったし、平日でも私の休みが店の定休日と重なることも多く、中々訪れる事が出来ずにいた。
この日は間違いなく営業している日なので、チャリを漕ぎ現地に向かった。
店の前に立て看板もなく、店内も割と空いていて安心してメニューとにらめっこしたのだが、この日食べたいものは既に決まっていたので満を持してフルーツパフェを注文。¥1000に値上がりしていたが、写真を見てもわかるようにこの内容ならば文句はない。
しばらくして私の番号が呼ばれ、商品を取りに行ったがそれにしても相変わらずボリューミーで笑ってしまう。
らいでんメロン、ゴールデンパイン、ゼスプリグリーンキウイ、雪の上バナナ(貴薫)シャインマスカット、紅ほっぺ(いちご)、次郎柿、極上みかんという8種類のオールスターラインナップだ。
早速メロンからいただく。
これは思ったほどではなく普通に美味いのだが印象にない。
パインはどっしり甘くて、バナナは火を通したのかと思うほど濃厚な甘みで今まで食べたバナナで一番美味いのではないかと思うくらい最高だった。
マスカットは締まりがありこれだけ甘いマスカットは初めてだ。
みかんや柿も糖度が高く非常に良かった。
惜しむらくはこれがホイップでなく生クリームだと完璧のだが[ワンランク上の上パフェとして販売してほしい)、値段を考えると仕方ないのだろう。
まあ、でもこれほど美味くてボリューミーでリーズナブルなパフェは何処に行っても味わえないと思うのでこれからも食べ続けたいものだ。
(2015年11月上旬再訪)
既に1カ月半以上前になりますが再訪レビューを上げたいと思います。
4月下旬、三寒四温の春を終え、初夏らしき陽気に恵まれた休日。
せっかくだから雪みるくでも行くかとチャリを飛ばし現地に向かった。
しかし、午後2時近くと言う事でお目当ての品はすべて売り切れ。
仕方がないので、若旦那お薦めのでこぽんカスタードを選択した。
デコポンの甘味とミルクのミルキーさがいい感じだ。
デコポンは甘いし、注文時はそのままの方がいいのかなぁと疑念があったのだが、思いの外相性が良く美味い。
デコポンシロップはまるでフレッシュみかんジュースだ。
流石、果物屋のシロップと言わざるを得ない。すっかり完食し、次に頼む品を思案したが、パフェは前回とほぼ一緒のラインナップだしどうしたものかと悩んでいると、ふと、「そうだ!慈げんへ行こう!」と思い立った。
ここからチャリだとあまりに遠いが、我ながらこの思いつきに興奮し店を後にした。
2015年4月下旬再訪
約一週間半程前の休日、約4か月振りに再訪しました。
実は今年の真冬に何度か訪問していたのだが、イートインスペース(八百屋の中にある)はベニヤで覆われていたのでてっきりかき氷は休業していたのだとばかり思い込んでいた。
しかし、桜が開花した今、流石に空いていると思いHPをのぞいてみるとマンゴーパフェ始めましたとの告知があったので、早速自転車を漕ぎ、店に向かった。
しかし、相変わらずベニヤ板で覆われている状況は変わらない。変だなと思いつつ、店の敷地に入ると疑問は氷解した。
ビニールテントで覆われた店内は、吹きっ晒しだったかつての状態を改善するためのものだったのだ。
なんだ。そうだったのか。素通りして損したと思いつつ、気を取り直し早速マンゴーパフェを注文しようと思った矢先、無情にも売り切れの文字が目に入った。なんてこった。まあ、いい。気を取り直し、改めてメニュー表に目を通すと若主人が現れたので「お薦めは?」と聞くと、「ゆず文旦氷」をぜひ食べてくれとのことだったので一もにもなくそれを注文。
ゆず文旦氷(¥700)
まずは一口。
ゆずの酸味がしっかり主張しながらも、酸っぱすぎず程良い甘味に仕上げていて、ふんわりした氷の味を最大限に引き立てる。
これ以上甘いとゆずの風味を壊すし、かといって酸味がありすぎても食べ手を選ぶことになり万人に受け入れられる味にはならない。
見事な程ぎりぎりの絶妙のラインを保っている。これはすごい。別添えに練乳があったのだが、これははっきり言って蛇足だろう。
当然、一滴もかけずに完食。そうそう。文旦(黄色のお化けのようなかんきつ類)も酸味がありグレープフルーツのような味で中々だった。
さて、次は何を食べようか。時間はたっぷりあるのだからこれだけで済ますわけがない。
よし、久々にフルーツパフェでも食うか。
しかし、前は¥600だったのに今は¥800。いくらなんでも値上げしすぎでは・・・
まさかとは思うが、人気店になったから強気の値上げに走ったのか・・・という思いが頭をよぎったその時、近くのカウンターに座った客が手にしたフルーツパフェを目にした時その疑問は氷解した。
透明のプラスチック容器にぎっしり敷き詰められた季節の果物。真ん中にホイップクリームが見えるがほとんど果物で占有されているではないか!!こんなもん、東京で同じ量を出したら間違いなく3倍の値段は取られるぞ・・・
私は己の浅薄で俗物な下衆の感繰りを深く恥じ入るとともに、心躍らせながら早速パフェを注文した。
ロイヤルクイーン・やよいひめ(双方ともイチゴ)キウイ(国産)、せとか(かんきつ類)デリッシュネーブル、ブラッドオレンジ(愛媛産)スイーティオパインというそうそうたるラインナップの果物たちが「どうだ、参ったか!」とばかりに鎮座しているパフェを前に「おみそれしました」と呟きながら口に運ぶ。
いやはや、これは幸せだ。特にかんきつ系が鮮烈で美味い。
それにしても食べても食べてもなかなか減らないのには参った。最後は涙目になりながら、アクセントにするため、ゆず氷で手をつけなかった練乳につけながら完食。
すっかり満腹である。平均的な女性ならまちがいなくこのパフェだけでおなかいっぱいになるだろう。
旬のフルーツなので当然、季節ごとに変わるわけで次は何を食べられるか楽しみである。
その前にマンゴーパフェ食べたいし、またゆず文旦氷でも注文するかな。
ああ、次の休みが待ち遠しい。
(2015年3月末再訪)
11月の頭の休日、ほとんど発作的にかき氷が食べたくなり再訪しました。
着いたのが午後2時近くだったのと週末ともあって店内は大盛況。
駐車場のナンバーにふと目をやると埼玉県内はもとより、栃木や八王子など他県ナンバーが目に付いた。
この辺ではともかくもはや知る人ぞ知る存在ではなくなりつつあるということか・・・・
順番を待つ間、メニューボードに眼をやると生とちおとめイチゴ氷(正式名称失念)20名限定とあるではないか!
これは食うしかねーだろと思いきや、生ブドウ氷という表示が続けて目に入った。
うーん。どちらも甲乙つけがたし・・どちらにすべきか。井の頭五郎の格言のごとく、「迷った時は両方頼め」と行きたいものだが、いっぺんにたのんでは氷が溶けてしまうし元も子もない。
どうしたものか。結論が出ないままとうとう私の順番が来てしまった。
すると若店主が「いつもありがとうございます」とにこやかに現れた。「どちらがお薦め?」と尋ねると「生ブドウは今日で終わりだけど、やっぱりイチゴですよ。」と力強い答えが返ってきた。
よし、それで行こう!
しばらくすると、テーブルも空き、お目当ての品が到着。
生いちごシロップがたっぷりかかりとちおとめの角切りがふんだんに載っている。
いやはや、このビジュアルはイチゴ好きなら誰もが垂涎ものでしょう。
はやる気持ちを抑えて一口すくい口に運ぶ。
おお!思わず叫びだしそうになるくらい美味い。
何と言ったらいいのだろう。とちおとめは他のイチゴに比べ酸味が強い感があるのだが、このシロップは素材のうまみを最大限に生かしながらどっしりとした甘みを引き出している。
苺シロップは素材を生かそうと試みるとどうしてもやぼったくなりがちで、事実、去年いただいたイチゴ氷(とちおとめではないが)は絶品ではあったもののその点はまだ改良の余地があったのだが、これはパーフェクト。非の打ちどころがない。
甘みがしっかりしてるにもかかわらずすっきりと仕上げている。
更にふわふわの氷に浸透したミルクと苺シロップがこれ以上ないくらい融合して涙が出るくらい美味い。
別容器についていた練乳はとうとう出番がなかったというか、これをかけてしまっては蛇足というものだ。
無論、それを承知だからこそ別容器に分けて提供したのだが、多分誰もが練乳なしで満足したと思う。
このミルク氷だけでも美味いというのにこのとちおとめシロップとの相性ときたらいやはや・・・・
今まで食べたイチゴ氷(あらゆるイチゴスイーツ含む)で最も感動したのは慈げんなのだが、この氷はそれをも凌駕している。点数でいえば当然満点だ。
いやはや、御見それしました。
満足したところで帰るべきか迷ったが、やはりここは先程迷った生ブドウ氷行くべきでしょ。
ということで追加注文。
前出の若店主によると「頂点のブドウがピオーネ、中がサンシャインマスカット、シロップが長野パープル(確かそうだったと思う)の三種類の豪華版ですよ」との事。これは否が応でも期待が高まるではないか!
しかし、ここで痛恨事が発生する。
頂点に載ったピオーネ一粒を床に落としてしまったのだ。すっとボケてそのまま口にいれたくなったがしっかり目撃されていたので涙を飲んで処分する。ああ悔しい。
まずはそのピオーネから口に運ぶ。
酸味の中に甘みがありたっぷりとした水気が瑞々しい。
シロップは正にブドウだが、当然のごとく美味いものの先程のイチゴ氷の感動の後ではいささか分が悪い。
食べ進めると中にサンシャインマスカットがお隠れあそばされている。
こちらは水気が少なくその分しまった食感で糖度もピオーネより甘くすぐれものである。
そうこうしているうちにブドウジュースとなりこれが何とも美味かった。
イチゴの陰に隠れたもののこちらも中々侮れない。やはり餅屋は餅屋というか、果物屋である以上、フルーツ氷を食べてこそ真価が発揮できようというもの(むろん、他がダメだと言ってるわけではない)。
すっかり満足した後、¥500で愛媛ミカン(小玉)5kgが売っていたので思わず購入。
これもこの値段とは到底思えないほど糖度が高く美味かった。これを¥500(これは税別)でいただいてしまっていいのだろうか?
いつも果物コーナー(ちなみにかき氷はこの建屋の一角にある)をスルーしてしまっていたがこれからは必ず何かしら買い求めなくてはなるまい。さて、次は何を食べようかな。
2014年11月初旬再訪
もう半月以上前になりますが今月の初旬に再訪しました。
モラージュ菖蒲に靴を見に行く途中、立ち寄ったのだが、週末ともあって4時過ぎにもかからわらず相変わらずの大盛況だった。
なんとか席を確保し、メニューを眺めるがお薦めの品は軒並み完売。
仕方がないのでたまには非フルーツ系でも行ってみるかと「ティラミス氷」を注文した。
しばらくして番号札を呼ばれ品を取りに行く。
ティラミス氷
生クリームにココアパウダーがふんだんに振りかけられており、珈琲シロップとの相性も抜群。
氷の中にもふんだんにクリームが入っていて美味い。
たまにはこういうのもいいものだ。
しかし、ここまで来てフルーツ系を頼まないのもどうかと思い、悩んだ末、久々に定番の極うまグレープ&ブルーベリーを注文。
ブルーベリージャムとぶどうシロップとの相性がこれまた抜群でグレープの旨みを最大限に引き出している。
甘味もどっしりとしており、正に私好みだ。
また練乳もいい感じで旨味を膨らませ文句ない。
やはり、餅屋は餅屋というか、ここの氷はフルーツ系でこそ真価を発揮させる。
比較的、行きやすい距離にあるのだからもっと頻繁に行かないと駄目だよなぁ。
今度はもっと早く行ってお薦め氷を制覇しなければなるまい。
2014年10月初旬再訪
つい先日、再訪しました(上洛編は明日以降再開します)。
バタバタしていて家を出たのが午後4時過ぎになってしまったが、職業柄、平日休みが多いのだが今月は何故か月曜に集中しているので、他の曜日の休日を利用しないといつ行けるか怪しくなってしまう。
店に着いたのは30分後だったが、平日にもかかわらずほぼテーブル席は一杯の大盛況。
なんとか席は確保できたが現時点でこれではピーク時の混雑は推して知るべしであろう。お目当ての生メロンスペシャル(どのような品かは前回レビューの最後の文を参照してください)を注文したかったのだが、生メロンシロップが売り切れなので泣く泣く断念。
他にもそそられる氷は軒並み売り切れてしまったので、杏カスタードと言うそれはそれでそそられる品を注文した。
完成を待っている間、顔なじみの店員さんと話したのだが、近いうち糖度20度のメロン(名前失念)を使い件の生メロンスペシャルを提供するとの事だった。試食品を1ついただいてみるとこれが何ともジューシーで甘くて旨い。
これは否が応でも期待が高まる。楽しみだ。
さて、そうこうしている内に注文した品が出来たので番号札を持ち商品を引き取りテーブルへ着席。
マンゴーのような濃いオレンジ色に練乳色のカスタードが降りかかっており、見た目からしてそそられる。
早速一口すくってみると、杏のマッタリとした甘みが口腔内に広がり程なくしてこれまた杏独特の酸味が迫る味の二重奏。
カスタードはあくまで杏を引き立てる補佐役と言った感じでそれそのものの風味が強く主張するわけではないのだが、かえってこの方がバランスがとれていい感じに仕上がっている。
やっぱりここの果物を使った氷は美味いし外れがない。
帰りしな、件の店員さんが氷を食べたお客さんに焼き芋を一切れふるまっていたのだが、この芋がトローンとした食感でジューシーで何とも美味かった。てか、この日食べたカキ氷よりむしろこちらに感激してしまうほど絶品であった。
これもカキ氷のシロップに使うそうである。何とも気になるではないか。
しかし、先ずは生メロンスペシャル、これを食べねばはじまるまい。しかし次に行けるのが今月半ば以降なんだよなぁ。
はぁ。はよ食べたい。
(2014年7月初旬再訪)
元祖田舎っぺうどん 北本店をでて、ふたたび菖蒲に戻り役場前のラベンダーとあやめ園の花菖蒲を見物した後、もうひとつのお目当てであったこちらの店へ向かった。
川島時代の華野果市場は足繁く通ったものの、4月中旬に移転して以来初訪問である。
移転前は土日限定(カキ氷販売は)であったから平日であるこの日にやってるとは思えなかったが、とりあえず寄るだけ寄ってみるかと思い、介護施設向かいにある店舗まで足を延ばしてみると、駐車場はほぼ満車状態に近く「これはひょっとするとひょっとするぞ!」との予感が働きいそいそと車を停め店に入る。
川島時代のように八百屋の一角にかき氷のイートインコーナーがあるのだが、予感通りどうやら平日もやっているようで先客数人がカキ氷を頬張っていた。店員に尋ねると平日も提供しているとの事。
これは来た甲斐があったと言うもの。それにしても平日営業はデカイ。
シーズンになると行列が半端なく(他の人気店に比べるとさほどでもないかもしれないが)心が折れかけるのだが平日ならかなり緩和されるだろうからこれはホントにうれしい。
さて、早速、本日のメニューと書かれたボードの中から桃ミルクを選択。
店内に置かれているカキ氷のガイド本を眺めながら待っているとお目当ての品が到着。
桃の果汁シロップとコンポートにミルクがかかっているのだが、一口頬張ると桃の豊潤な風味が口腔内に広がりなんとも豊かな気分になる。個人的にはミルク(練乳)は要らないのだが、桃の風味を壊さずミルク特有の滋味あふれる味が桃の旨みを包み込み爽やかな味に仕上げている。
食べ進めていくと桃のコンポートがごろごろ敷きつめてあるのだが缶詰のような甘ったるさがなく桃の甘味を壊さず理想的なコンポートに仕立てていて美味い。ミルクとの相性も良く、コンポートが入ってるならミルクは必要なのだろうな。
それにしてもやはり美味い。天然氷(日光の松月氷室)を使っている店が近所(車で20分ほどではあるが)にあるなんてホントに幸せ者である(まあ、個人的にはいい氷なら純氷との差異は感じられないと思ってます)。
次は隣の客が食べていたメロンスペシャルを食べてみたい。
これは半分に切ったメロンの上にメロン氷を載せると言う豪華版のようで川島時代から一度も食べてないので今度はぜひ挑戦する所存である。
5位
1回
2016/10訪問 2016/11/23
ミルクスタンド 御徒町店を後にして向かった先は「とん八亭」。
上野~御徒町界隈には豚カツの名店がひしめいているので一度どこぞに寄ってみようと思っていた。
候補を探っていくとフォロワ―さんがこの店を高評価していたのでこちらの店に決めた。
途中、山家 御徒町店の行列を見て不安にかられたが、独特の趣がある「たぬき小路」にある店へ到着するとその心配は杞憂に終わった。
引き戸を開けるとカウンターが空いていたので無事席を確保する事が出来た。
メニュー表を眺めると休日の為ランチはやっていないようだ。仕方ないので定番の「ロースカツ定食」を注文。
しばし、まった後運ばれてきたロースカツはボリューミーでランチメニューの「それ」より断然多い。
早速ロースカツからいただく。
ロースカツ定食(¥1700)
肉汁が滴り落ちるカツは正にジューシーで柔らかく、肉肉しい。最初の二切れはなにもつけずにいただいたが、これは美味い。
正直、調味料いらないくらいじゃないかと思うほど素晴らしかった。
まあでもこれなら塩はもっと引き立つのではと思い、備え付けの岩塩をかけると肉の旨味が十全に引き出され堪えられない美味さだ。岩塩の強い塩気が旨みを最上級に引き立てる。それにしてもこれだけ肉が分厚いのに野暮ったくならず、完璧に旨味を表現できる技術は見事と言うほかない。
ちなみにソースはちょこっとかけてみたが、これはお薦めしない。肉の旨みがソースの大味さでぶち壊してしまう感があるので素直に岩塩か辛子でいただくのがよろしい。
衣加減のサクサクさも文句なく香ばしく最高だ。
漬け物は大根・きゅうり、なすの糠漬けなのだが、これがまた最高に美味い。
今度はヒレカツにするかロースカツにするか悩むところだ。
6位
1回
2016/03訪問 2016/04/30
千葉マリンを後にして海浜幕張まで戻り、船橋に向かうべく武蔵野線に乗り込んだ。
去年の夏、フォロアーさん(マイレビ改め)と行った一平が忘れられず、この機会に再訪し、その後幾つかの気になる店ではしごしようとプランを練っていた。
西船橋で総武線に乗り込みいざ船橋!と思いきや、上りに乗ってしまうミスを犯してしまった。
とりあえず次の駅で降りるかと思ったが、「ああそうか。もう少しで小岩に着くよな」。よし。こうなったら小岩で呑もう。
小岩と言ったら何と言っても「豚小家」やで!まあ、予約で一杯だろうがその時は他の店に行けばいい。
いざ、店に着き「すみません。もう開いてますか?」と尋ねると「申し訳ありません。6時からなんですよ。予約は取られてます?」と返ってきた。
飛び込みだと答えると「それならば一名様なら空いているので今取りますか」と返ってきたので思わず「取ります!取ります!」と連呼してしまった。
何たる幸運。マリーンズ敗戦のショックがこれで雲散霧消してしまった。
口あけまで近辺を散策し開店と同時に入店。
取りあえず生中とレバー2本、ハツ。煮込みを注文。お通しの煮玉子(美味いんだなこれが!)をつつきつつ串焼きを待つ。
レバーは下で書いているので詳細は省くが、この大きさでこの値段(¥80!)でこのクオリティ。
いやはや、これほどコスパが高いレバ串は日本広しといえど何処にもあるまい。そう言い切っても過言ではないほど素晴らしい逸品なのだ。
これを日常的にいただける環境にいる地元民がうらやましい。
ハツも過不足なく美味いし、モツ煮も味噌仕立ての出汁とトロトロのモツが相まって美味い。
その後、2本串を頼んだがこれも美味かった(メモを消してしまったので詳細書けず申し訳ない)。
酒はシャリきんホッピー(詳細は下で読んでちょ)を中おかわり。みかん酎(詳細は同様)を飲んだところで店を後にしたが改めて素晴らしい店である。
(2016年3月下旬再訪)
食べログのレビュアーなら誰しも是が非でも訪問してみたいと思いつつ、かなわずにいる店が必ずいくつかあるはずだ。
私にとっては京都の料亭を除けば、岸田屋とおおはま、そしてこの店が真っ先に思い浮かぶのだが、とうとう念願がかなう事となった。
呑ん兵衛の聖地である小岩の中でもこちらはもっとも人気と評価の高い店であり、複数のマイレビさんも訪れ異口同音に絶賛されている。
「ここのモツ焼きを食べたら他の店では到底満足できなくなる」
そんなに凄いのなら足を運ばずにはいられないではないか。丁度、マリンの帰りなら、総武線に乗り換えれば途中下車できるのでこれを機会に足を運ぶこととなった。
人気店なので念のため、一週間前に予約を入れておいたからまず入りそびれる事もないのだが、幕張のアウトレットで油を売りすぎて、到着に間に合わなそうなので、「15分ほど遅れますが大丈夫でしょうか?」とTELすると「はい。大丈夫です。お待ちしております」との返事が返ってきて一安心。非常に感じが良くこれだけで好印象だ。
小岩駅を降り立ち、あわただしく店に着き、予約の旨を告げるとカウンターへ案内された。
先ずはとりあえず生中でのどを潤し、モツ刺し3種盛りを注文。
レバとタンはすぐに決まったがもう一つは良くわからないので小袋のリンゲル(だったかな?)をセレクトした。
先ずはビールをちびりちびりやりながら、あらかじめ用意されていた煮玉子をいただく。
これが何とも美味い。半熟さ加減、白身への汁の浸透ぶりなど非の打ちどころがなくこれだけ見てもレベルの高さがうかがえる。
しばらくしてモツ刺し3種盛りが登場。
これはかなりボリューミーだ。先ずはレバーからいただく。
臭みは一切なく、素材の甘みがじんわり主張する。これは掛け値なしに美味い。
備え付けのごま油タレを少しつけて食べるが、それだけで充分旨みを引き出せる。
タン
タンだけあって弾力があり、添えられている葱と一緒に食べるだけで十全に旨みが引き出せるが、ごま油タレとも相性が良い。
リンゲル(かどうか名前失念)
上記2品に比べると淡白だが、アクセントとして丁度良い。
以下、頼んだ品
レバ串
それにしても¥80という値段が信じられないほどボリューミーだ。
レアさ加減が最高で、塩コショウも最低限の加減で素材の旨みを邪魔せずまさに非の打ちどころなし。
これより美味いレバ串を探すとしたらおそらく3倍の値段は楽にとられるだろう。
この値段でこのクオリティを楽しめる店はおそらくここ以外にあるまいと断言できる。
ハツ、あぶら串
脂身が中心だけあってこってりしているが、塩加減焼き加減が最高で酒が進む。
ハツも美味い。
岩中豚
国内でも屈指の評価を得ているブランドだけあって肉の旨みは文句なし。
脂がのっているので大根おろしポン酢が良く合う。
しゃりきんホッピー
グラスをキンキンに冷やし、なおかつ中をシャーベット状のみぞれ状態で提供しているのだが、これがなかなかいい感じだ。
夏場はこれだけで乗り切れそうな気がする。
みかん酎
果実酒だがかんきつ系好きの私としてはストライクゾーンど真ん中だ。
ほのかな酸味とどっしりした甘みが癒し系な感じ。
もう少し食べたかったのだが、素揚げや 小岩店に行きたかったのでここで打ち止め。
一人で来たので¥3300弱かかったが複数で訪れたらかなり安く済むのではないか。
それにしても評判に違わぬ店ですっかり気に入った。マリンの帰りは必ずここに寄ることとしよう。
次もいろいろ試してみたいので愉しみは尽きない。
さて、いつの間にかレビュー数が400を越えました。
筆力不足な為、冗長気味なレビューにつきあっていただき感謝の念もつきませんが、これからもよろしくお付き合い願えたら幸いです。
7位
1回
2016/04訪問 2016/05/18
肉の大山を後にして、とりあえず昭和通りを隔てたコリアンタウンで焼き肉ランチでも摂ろうかと思ったものの、どうも食指が動かずそのまま徒歩で浅草まで向かった。
とりあえずどうすっか、あるぷすで昼酒でもしようかと思ったものの、独りで行くにはいささか持て余し満腹になる恐れがあったため断念した。
まあ、いいや。次の本命である長命寺 桜もちでも食おうと隅田川の桜並木を眺めつつ、テクテク目的地に向かった。
現地に着くとまさかの大行列。いくらシーズンだと言えども想定外だった。
この日は店でイートイン出来なかったし、並んでまでして食べたいとも思わなかったので、近所にあるもう一つの本命であったこちらの店に向かった。
フォロワ―さんがこぞって絶賛していたので一度は行こうと思いつつ先送りしていたのだが、この日は立ち寄るには絶好の機会だ。
現地に到着しこじんまりした店に入ると雑誌の取材と思しき先客が店主にインタビューしていた。
メニュー表はあんみつとところてんのみの潔い構成だがそれだけ自信があるのだろう。否が応でも期待は深まる。
せっかくなのでアイスもつけてクリームあんみつを注文。
クリームあんみつ
北海道の函館産の小豆で作ったコシ餡はサラッとしてしつこくなく洗練されている。
それでいてどっしりとした甘みが味わえなんとも素晴らしい。
寒天はみつばちに比べるとインパクトは落ちるが、質としては申し分なく、赤エンドウと黒蜜の組み合わせは最強である。
また黒蜜が、いい感じであんみつのもう一つの主役だけのことはあり1+1が3にも4にも膨らみなんとも幸せな気分を味わえ美味い。
白玉も絶妙の柔らかさと食感で文句ないし、杏も素材の旨みを最大限に引き立ていい仕事をしている。
アイスクリームはミルク感濃厚なバニラなのだが黒蜜や餡子との相性も抜群でああ、なんとも幸せだ。
赤いツブが甘酸っぱくてこれもいい仕事をしているのだが名前は失念。これを載せているのはおそらくここだけではないかと店主。
また、ほうじ茶が口腔内で優雅にたゆたう香気が柳桜園茶舗のほうじ茶をほうふつとさせたので「どこのお茶」か尋ねると一保堂茶舗 喫茶室 嘉木のお茶を使ってるとのこと。
あの京都の名店である。このお茶がサービスで飲めるのだからありがたい。
おかわりいかがですかと薦められたので調子に乗って3杯も飲んでしまったのは内緒だ。
この後店主と歓談し店を出たが、すっかり気に入った。私の知る限り関東一のあんみつと言っても過言ではない。
早いうち再訪したいものである。
8位
2回
2017/02訪問 2017/03/06
2度ほどしかレビューしてない事にたった今気がついたのですが、ほぼ毎月足を運んでます。
他にもいい店はあるのだが、安くてしかも非常に美味いのでついつい地元の居酒屋と言うとこちらに寄ってしまう。
直近では給料日後の先月末に寄ったのだが、この日食べたのは、レバー(3本)とかしら、ネギま、せせり、ハツのいつもと変わらないラインナップ。
しかし、最近になって注文するようになった品で気に行ったのが厚揚げ串。
厚揚げを炭火で焼いて串にしたのだが、これが正に完璧な厚揚げと言った感じで焼き加減も最高。酒のアテにピッタリである。
この日は赤星(瓶)とチューハイをいただきお開きとしたのだが、出来たら一週間に一度は入り浸りたい店である。
つい先日、再訪しました。
頼んだのはいつものレバー、かしら、すきみに加えてとんたんとぼんじり。
とんたんは弾力良く歯ごたえがありジューシーでぼんじりはこれも弾力、適度な脂身、肉の旨みが三位一体となり美味い。
安いぼんじりだと脂身のくどさが目立ちがちだが、ここのは非常にバランスが良いし食感もプリプリで最高だ。¥200という値段が安く感じる。
たまねぎも素材の甘みが十全に引き立ててあり美味い。
ドリンクはいつもの赤星に加えて葉とらずりんご(ジュース)。濃厚で美味し。
それにしても相変わらず美味い。出来たら三日にいっぺんは行きたいのだが・・・
(2016年7月下旬再訪)
北本日記さんのブログを読んでかねてより気になっていたこのお店。
open半年後に及んでようやく訪問がかなった。それからもう一度再訪しているのでまとめてUPさせていただく。
この日は平日だったのだが、かなりの盛況ぶりでLの字のカウンターの角辺りを何とか確保。
とりあえず、かしらとねぎまに瓶ビールを注文したのだが、ビールはなんとサッポロの赤星だ。わかってらっしゃる。
これは期待できるぞ。そうこうしているうちにお目当てのかしらとねぎまが登場。
かしらはぷりぷりで絶妙の塩加減、焼き加減で美味い。葱間もいい感じだ。
続いてレバー。
すりおろした生姜とポン酢、ごま油(タレは多分そんな感じ)がレバーのジューシーさを引き出し美味い。
これはかなり気に入った。塩も食べたがこちらの方がレバーの旨みを十全に引き出している。
すきみ(せせり)
ヤバい。めっちゃ美味い。脂乗りジューシーかつ、鳥の旨み見事に引き出す。
ピーマン串
これも美味い。
しそ巻き
すきみを紫蘇で巻いて梅肉タレでいただくのだが、こってりしたすきみと紫蘇が相性良く、梅肉タレがアクセントで美味い。
柚子はちみつサワ―
柚子とはちみつの風味がいい感じでおかわりしてしまった。
自家製キムチ(再訪時にいただきました)
先ず、甘味が口腔内に広がり、その後辛味が追いかけてくる。
重層的な風味がなんとも素晴らしく美味い。
焼きおにぎり(これも再訪時にいただく)
なんとも香ばしく、醤油の浸透加減もいい感じで美味い。
ざっとこんな感じでいただいたのだが、レバー、かしら、ねぎまは¥100 せせりは¥120と割と安いし、クオリティは高い。
こんな店が地元にあるのに先送りしたことを後悔したが、その分これからかよいつめればいいか。
これからも通い詰める所存である。
9位
11回
2017/07訪問 2021/07/24
折角の休日。どこぞへ行こうと思ったが、今日は4連休の2日目。混雑に拍車をかける事が予想されるので最初に浮かんだ川越は避けるのが賢明だろう(どこかの国では感染爆発が予期されているのに五輪を強行するらしい。ありえんわ)。数日前は桐生のHashimotoFruitsで桃パフェでも食おうかと計画していたものの、本日の朝に福島から桃のお中元が届いたので急遽予定の変更を余儀なくされた。別に変える事もないのだが、やはり重複するとありがたみも半減するもの。桃は家で楽しめばよい。
うーん。どうしたものか。ふいに脳裏に浮かんだのがこちらの店。最近は私の休日と店の定休日が重なってしまう為、専ら前日にテイクアウトのみとなっていた。今日は店はやってるのでランチをいただく事にしよう。電車を使い徒歩で店に辿り着き、奥のテーブル席に陣取りメニュー表とにらめっこ。しかし、頼む品は決まっている。
毎年夏限定の夏ボルシチである。これのランチセットでパンを選択し更にワインを注文した。
そう。電車で来たのだから飲まないわけがない。まあ、それが目的だったわけだが。
先ずは先発のセットのサラダとともにワインをいただく。
ランチワインはグラスこそ小さいものの量は一緒で値段はお得。ロシアワイン(確かそうだと思う)は程よい酸味と甘みがイイ感じに同居して美味し。
そしてしばらくしてお目当ての品が到着。
夏ボルシチ。
写真では伝わりづらいかもしれないがボリューミーである。所謂、冷製ボルシチで紫がかったピンク色のビジュアルが独特ではあるがこれが旨い。
中身はキノコ・ソーセージのピクルス、きゅうり・玉ねぎ、カリフラワー・ブロッコリー・ビーツ、ゆで卵、自家製スメターナ(サワークリーム)で構成されている。
サワークリームの爽やかさ、刻んだ玉ねぎ&きゅうりの深みとさっぱり感、ビーツの旨味(甘みのある根菜と言えばいいのだろうか?)ソーセージピクルスの酸味とコクが混然一体となり見事なハーモニーを奏でている。これは夏にぴったりだ。
パン
ここはピロシキが名物だがパンも美味い。ワインとよく合う。
ワインをお替りしまったりいただいていると満腹中枢が刺激されお腹が膨れてきたのでここで打ち止め。気が付くと店内は満席。店主にあいさつし勘定を払い店を後にしたが、やはり店でいただくのが一番だ。近いうちまた夏ボルシチをいただきに足を運びたいものである。
皆さんお久しぶりです。バタバタしていたのと投稿するモチベーションが上がらなかったのでしばらく休んでましたが、溜まっていた下書きを消化したいのでボチボチ上げていきたいと思います。
さて、コロナウイルス、終息どころかこのままいくと欧米のような惨状が待っているのに緊急事態宣言を出した舌の根も乾かぬうちに休業要請を2週間先送りするそうな。休業補償した上で自粛を求める他に選択肢はないはずなのに・・他に選択肢がないと現政権を甘やかしたツケがこんな形で現れるとはいやはや・・
そのコロナウイルスだが、飲食店にも多大な損害を与えており、地元の駅前のカフェ、居酒屋も臨時休業を余儀なくされている店も少なからずありどうなってしまうのかやきもきしている。
不要不急の外出自粛が叫ばれる中、苦肉の策でテイクアウトに力を入れる店も増えている。散歩がてらランチ(或いは夕食)におやつに酒のアテに用途に合わせて積極的に購入する事で応援しようという今日この頃。そんなわけで不定期的に連載していこうと思ってます。
その第一弾は常日頃入り浸っているこちらの店。
今回はピロシキ4種(ちなみに28種類ありますw)とシャシュリク串をテイクアウトした。
考えてみたら家でいただくのは初めてである。早速チンしていただく。
先ずはチキンキエフ
肉肉しいチキンにとろーり溶けたチーズがベストマッチング。ガーリックの風味がアクセントで何とも美味し。
カレーピロシキ
スパイシーなカレーにレーズンの甘味がアクセントとなり美味し。
シャシュリク串
羊肉なのだが、癖がなくスパイシーな香辛料と相まって酒が進む。ピロシキにしてもシャシュリクにしてもどれもワインによく合う。
デザート用に購入したアップルシナモン
アップルパイのピロシキバージョンと言うか、シナモンの風味が何ともたまらない。紅茶とベストマッチング。
オレンジゴマ餡
ゴマ餡とオレンジピールがこんなに合うとは。小豆が好きならぜひお試しあれ。
それにしてもどれもボリューミーですっかり満腹。家族も大喜びで何より。近いうちに買い込んでワインと一緒にいただこう。
ちなみに弾(ストック)はないので次がいつになるかは未定です。
先月の訪問になりますが、忘れないうちにレビューしたいと思います。
仕事がいつもより早く終わったので2か月振りにサリュートに行こうと思い立った。
最近は、仕事の帰りが遅くなったせいもあってなかなか立ち寄れなかったのでちょうどよい。
まあ、この日は土曜なのでサタデーナイト何とかとやらで10時まで営業が延びるのでいつも通りの帰宅時間でも問題ないのだが。
最寄り駅の桶川で途中下車し徒歩で店まで向かった。駅からだと10数分かかり、近いとは言えないのだが歩くのは好きだし、無問題。店に入り窓際の禁煙席に陣取りメニュー表とにらめっこ。
先ずはビール(プレモル中瓶)とおつまみセット。
皿に載った豚の塩漬けとチキンスモークとポテサラ、オニオンスライス、あとはポーク何とか。
豚の塩漬けは生ハムみたいな感じでビールにもワインも合う。他の品もイイ感じに美味し。
更にロシアワイン(甘めで好みの味)を追加しまったり堪能する。
さて、次はかねてより注文してみたいと思っていたカメさんプレートを選択。
ミニオムライスの上にハンバーグ。その上にアボカドとヤングコーン、わきをポテサラ、ブロッコリー等のサラダ、デザート感覚で甘く煮たサツマイモとサワークリームと言うラインななっぷだ。
オムライスはバターだろうか?深みがあって想像していた以上に美味し。単独で頼むのもいいかもしれない。ハンバーグは肉肉しく、アボカド、ヤングコーンも酒に合う。
サツマイモは正にスイート。爽やかなサワークリームをつけるとさらに旨味が増す。これも気に入った。
更にワインと麦焼酎をロックで追加しまったり過ごし店を後にしたがやはり何度か寄っても落ち着くしほっとする。また近いうちに足を運びたいものだ。
一か月前に下書きしたレビューですので時系列は無視してください。
前回の訪問から1か月経っていたので久々に足を運ぶことにした。
ランチ時だったのでミニブランチセット(カップボルシチ&お好きなピロシキ一つ&飲み物)を選択し、ピロシキはチーズローフ、飲み物はロシアンティーのアイスに決定。それとは別にワインを注文した。
ピロシキ(チーズローフ)
まさにミートローフというか、まさに肉肉しくジューシーでトロッと溶けたチーズと好愛称。
お薦め。
ボルシチ(前のレビューをほぼコピペしましたので悪しからず)
なんともまろやかでまったりとした滋味あふれる味わいだ。これはたまらなく美味い。
しょっぱくもなく、甘くもなく、どう表現して良いのか表現力に乏しい私としては忸怩たるものがあるが、なんとも深みのある味わいである。サワークリームがまろやかさを更に深化させていて美味し。
人参、玉ねぎに加えてビーツがまた素晴らしい。
人参グラッセに近いかなあという気もするがとにかく美味し。
また、とろとろに煮込まれた牛筋肉が何ともいいアクセントとなりコクを増し旨みを膨らませる。
ランチワイン
赤ワインはまろやかで酸味が少なくまったりした旨味。ボルシチやピロシキとの相性も抜群だ。
ワインを飲み終え、デザートとして追加でマロンピロシキを注文し、ロシアンティーと一緒に持ってきてもらう。
マロンピロシキ
サツマイモ餡とブランデー(だったかな?)につけたマロンがいい感じに融合し美味し。
ゴマ餡ピロシキと並んで女性はこれ大好きじゃないかな?
ロシアンティー
自家製の特製ジャム(ワインエキスとベリーにスパイスを調合)を紅茶に入れて飲むスタイルなのだが、アイスティーは既に入れた状態で提供された。
プルーンに何かを加えたような独特の風味で美味し。
しばし、店主と談笑したのち、新宿へ向かった。
前回のレビューから間を置かず訪問。
今回頼んだのはかぼちゃゴマ餡ピロシキとチャイティーのセット。
カボチャゴマ餡はカボチャ餡のまったりさとゴマ餡がいい感じに融合し美味し。
チャイティーは美味いが少し甘いかな。
そして前々から狙っていた人気ナンバーワンを争うピーチメルバ。
タイミングが合わず中々ありつけなかったのだが今日はあるというので迷わず注文。
ピーチの甘さ爽やかさとサワークリームがベストマッチングで美味し。
これでスイーツ系ピロシキは残り3種を残すのみとなった。
一か月半ほど前のレビューになりますが、忘れないうちにレビューしたいと思います。
さる日の休日。
20数種類のピロシキを制覇すべく「サリュート」に向かった。この日は車だったので当然酒は飲むことは出来ない。
時間的にもおやつタイムだったので当然、スイーツ系に走ることになる。
そこで前々から目をつけていた「クルミあんピロシキ」とミルクティーのセットを注文。
クルミごまあんピロシキ
ゴマあんの完成度が想像以上だった。ゴマのコクと漉し餡の甘味のマリアージュが素晴らしい。
クルミもいいアクセントになり味に深みを増し美味し。なぜこれを今までスルーしていたのか後悔させられた。
ミルクティー
ミルクと紅茶のバランスがいい塩梅で美味し。
更にオレンジゴマ餡を追加注文。
オレンジピールがゴマ餡をすっきり引き立て美味し。個人的にはこれがピロシキ最高峰だと思ってる。
更にわらび餅を注文。
出来立てわらび餅はアイスのほうが多い気がするが、とろとろのわらび餅ときな粉、アイスが三位一体になり美味し。
値段も¥430だから手頃だ。
しばしくつろぎママと談笑した後、店を後にした。
3月と4月にそれぞれ訪問したのですが、メモを頼りにまとめてレビューします。
先ずは3月編
夜の訪問だったので当然、ビールとおつまみセットを注文。
この日は豚肉の塩漬けとポテサラ、オニオンスライス、ポークソテーのラインナップ。
塩漬けは生ハムのようなジューシーさと塩漬けのコクが深みを加えてたまらなく美味い。他も安定のうまさ。
更にウォッカ(種類失念)のロック
美味いがロックだと僕には刺激が強い。
ミートローフとチーズ(いつも頼んでるのに名前覚えられない)のとフィッシュ&チーズのピロシキ
前者はまさにミートローフというか、まさに肉肉しくジューシーでトロッと溶けたチーズと好愛称。
お薦め。
フィッシュ&チーズは白身魚とタルタルソースの愛称が良く、チーズがコクを引き立てていて美味し。
月見つくね
半熟卵を挟んだつくねなのだが、いい感じに焼きあがったつくねを半熟卵と絡めていただくと何とも滋味あふれる味で美味し。
白ワイン。
フルーティーで心なしかライチの風味が漂い美味し。
続いて4月編
コンビーフとかつ丼ピロシキ
コンビーフの力強さとマッシュポテトのまったりさ加減が好相性。粒胡椒のピリッとした辛さがアクセントになり、うま味引き立てる。
かつ丼ピロシキ
まさにかつ丼。かつ丼をピロシキに閉じ込めた逸品だが、まさにかつ丼だ。
グラタン(正式名称失念)
クリーミーでいいかんじ。ナスはやはりチーズと相性が良い。
セットでついてきたパンがまた美味かった。
メモしてないので詳細は忘れたが、これはワインが必要ということで前述した白ワインをボトルで注文。
結局一本丸々開けてしまいすっかり酔いが回り、エライ目にあった。
その前にビールと赤ワインをグラスで飲んでいたので当然こうなるのはわかっているのに本当に学習能力のなさに我ながらあきれる。まあ、でもしゃーない。
ピロシキも半分制覇したことだし、なるべく秋口までは全部制覇するつもりなので近々訪問したいものだ。
中華そば よしかわを後にして向かった先はいつもの「サリュート」
お腹も余裕があるし、この日はピロシキをアテにお得なランチワインとしゃれこもう。
店に着き、数あるピロシキの中からこちらの2品を選択。ワインとともにいただく。
チーズローフ
正にミートローフである。あっさり目だがジューシーで肉の旨みを最大限に引き出している。
中にあるチーズがとろーりとコクを増して見事に化学反応を起こし、たまらなく美味い。
マッシュポテトのマッタリさ、ミートソースのコクとマッチしてこれも美味い。チーズがマッシュポテトの味を下支えしているのかもしれない(チーズの風味はわからんかったが)
ワインもどっしりとした味わいで酸味が少なくまったりとした旨みだ。
ミニサンデー
キャラメル(後はチョコだったと思う)をセレクトしソースを多めにサービスしてもらった。
うーん。正に教科書通りのキャラメルソースである。ソフトクリームとの相性はこれ以上なく抜群でキャラメル大好きな私にとっては何とも至福の時間。
数日後、忘れ物を取りに伺ったついでティータイム。
スメターナ
自家製サワークリームに自家製イチゴジャムを和えたデザート。
かねてより気になっていたのだが、タイミングが悪く口にすることがかなわなかったので満の持して選択(夜になると既に品切れになっている)。
結論から先に言うとこれは素晴らしい。
砂糖を加えていないヨーグルトがクリームになったと言えば良いのだろうか。なめらかな口当たりで濃厚な風味である。
それにたっぷりかかったイチゴジャムの甘みと風味がサワークリームの味を最大限に引き立てていて美味い。
今まで食べられなかったのが悔やまれるが、まあその分これから楽しめばよいか。
ミルクティーもミルクの配分と紅茶の濃さが私好みで美味い。
ミニビスケットも数枚付いてくるところが嬉しいところだ。なのでこれだけ頼んでも事足りるのではないか。金がない時はそうしよう。
年末の更新から既に3度ほど再訪しているのですが、先ずは最初のレビューから忘れないうちに上げたいと思います。
カツ丼ピロシキが食べたくて仕事帰りに訪問した。
カツ丼とピロシキという組み合わせの意外さに??ではあったが、とりあえずネタになるし一度食べておかねばなるまいと意気揚々と店に入った。ちなみに販売するに至った経緯はhttp://news.mynavi.jp/articles/2017/02/13/yurionice/(マイナビニュースを転用させていただきました)をご参照ください。
予約しないと売り切れる事も多いこのピロシキ。急に思い立っての訪問だっただけに出たとこ勝負だったが、しっかり残っていたのでいただく事が出来た。
その前に瓶ビール(プレモル)といつものチョイ呑みセット。
今回はバタービーツ、豚バラ塩漬け、スモークチキン。
バタービーツは上質な人参グラッセと言えば良いのだろうか。コクがあり美味い。
豚バラ塩漬けも生ハムのような食感と風味でたまらない。
スモークチキンは燻製の香ばしさがチキンの風味を引き立てビールと良く合う。
さて、次はいよいよ、カツ丼ピロシキ
いやはや。正に紛う事なきカツ丼だ。それでいてしっかりピロシキしている。
これは美味い。ピロシキに米はミスマッチではと思っていたがとんでもない。全く違和感なく調和しているのだから驚きである。
その試行錯誤は上記のHPと重複しているのでそちらを読んでいただくとして、これは決してキワモノではなく定番化してほしいほど完成度が高い逸品である。
一緒に頼んだカレーピロシキも、スパイシーでレーズンがアクセントとなり酒のアテには最高だ。
その後、ロシアの赤ワインを2杯ほど重ねたが、酸味もほどほどでどっしりとした葡萄酒的な味わいで中々だった。
すっかり満足して店を出たが、今年中にすべてのピロシキを制覇しようと目論んでいる。
2017年1月末再訪。
約一か月前に夜と昼に再訪しました。
食べログ上では2度目の再訪という事になるのだろうが、実際に足を運んだのは10回近くに上る。
先ずは一カ月半前の訪問から上げたいと思います。
職場の同僚とサタデーバル(つまりは土曜)に合わせてスケジュールを調整。
通常の営業は20時までなのだが、土曜は22時まで延長するのでゆっくり楽しめるのだ。
店内で合流し、早速ビール(プレモル中瓶)で乾杯。
おつまみセット(豚バラ塩漬け、ポークソテー、ピクルス、玉ねぎ、ポテサラ)をアテに楽しむ。
どれも美味いが、豚バラ塩漬けは上質な生ハムを更にコクを深めた感じでたまらない。
その後注文した品はこちら。
白ボルシチ
サワークリームがクリーミーさを演出し、且つしつこくなく美味い。
アンチョビパテ
クラッカーとともにいただく。鰯の塩辛さを上質にした感あり。美味い。
カレーピロシキ
ひき肉を加えた餡でスパイシー、力強い風味で美味い。
続いて、山羊のチーズをフランスパンに載せバターとジャムを添えた物をいただく、
前に一度食べた事はあるが同僚は初めてなので薦めた。口に運ぶと以外になめらかでコクがありバターと相性も良く美味い。ジャムがいいアクセントになっている。
スタルカ
ウォッカの炭酸割り。締まった味で美味い。
モスコミュール
ジンジャーエールの酒なのだが、生姜がガツンと効いて美味し。
閉店が迫ってきたのでお開きにしたが、まだまだ試したいものが沢山あるので今度はそれを中心に注文したいものだ。
その後、地元の有名ブロガーさんと再訪。
ランチタイムだったのでボルシチとピロシキセットを注文。
ボルシチ(前のレビューをほぼコピペしましたので悪しからず)
なんともまろやかでまったりとした滋味あふれる味わいだ。これはたまらなく美味い。
しょっぱくもなく、甘くもなく、どう表現して良いのか表現力に乏しい私としては忸怩たるものがあるが、なんとも深みのある味わいである。サワークリームがまろやかさを更に深化させていて美味し。
人参、玉ねぎに加えてビーツがまた素晴らしい。
某フードファイター系○メグ氏の表現を借りれば「味わい深い泥」という表現がしっくりくる。泥とは如何なものかと思うかもしれないが、これ以上にしっくりくる表現が思い浮かばない。
また、とろとろに煮込まれた牛筋肉が何ともいいアクセントとなりコクを増し旨みを膨らませる。
ピロシキ
ノーマルタイプだが、ひき肉がいい感じにコクを増し美味い。
揚げではなく焼いているのでヘルシーだし、パンのような風味でお薦め。
サラダ。
ステッキォ(同行したブロガーさんの文章から思い出しました)という細長い珍しい野菜が加わり、これがピクルスとして加えられていていいアクセントである。ポテサラも添えられていて美味し。
フォンダンショコラ
オーソドックスなフォンダンショコラにアイスが載っていてお得。
珈琲
美味い。
話が弾んでついつい長居させてしまって相手には迷惑をかけたが、それも含めて居心地の良さもここの魅力の一つであろう。今度は酒を飲みつつマッタリしたいものだ。
今月、中旬に再訪しました。
この日注文したのはランチセット。そういえば、何度となく通いながらランチメニューを選択したのはこの日が初めてだ。
頼んだのはボルシチとミニサラダ、ソーセージと豆のピラフセット。
ボルシチは看板メニューにもかかわらず、フォロワ―さんと訪れた際、一口食べたきりなのでいずれじっくりいただいてみようと思いつつスルーしていたので丁度良い。
ボルシチ
なんともまろやかでまったりとした滋味あふれる味わいだ。これはたまらなく美味い。
しょっぱくもなく、甘くもなく、どう表現して良いのか表現力に乏しい私としては忸怩たるものがあるが、なんとも深みのある味わいで今までスルーしていた事を激しく後悔した。サワークリームがまろやかさを更に深化させていて美味し。
人参、玉ねぎに加えてビーツがまた素晴らしい。
某フードファイター系○メグ氏の表現を借りれば「味わい深い泥」という表現がしっくりくる。泥とは如何なものかと思うかもしれないが、これ以上にしっくりくる表現が思い浮かばない。
また、とろとろに煮込まれた牛筋肉が何ともいいアクセントとなりコクを増し旨みを膨らませる。
ソーセージピラフ
豆(ムカゴかな?ひよこ豆じゃなさそうだし)がいいアクセントでこちらも中々。
ただ、ボルシチにはピロシキを選択した方が幸せになれる気がする。
それにしてもボルシチ、素晴らしかった。これからの季節には正にぴったりである。
白ボルシチも登場したし、そちらとともにたっぷり楽しみたいものだ。
2016年10月中旬再訪
先日、職場の同僚(実はフォロワ―さんだった事が発覚w)と行ってきました。
地元の食べロガーならここは外せませんからね。現地で待ち合わせしてとりあえずチョイ呑みセットをアテに瓶ビール(プレモル)で乾杯。
今回のチョイ呑みはいつもの豚の塩漬けとオニオンスライス(これの味付けがたまらん)ポークソテー、ピクルス。
あいかわらず美味い。ピクルスの酸味が絶妙で酒によく合うしハンバーガーに挟んだら最高だろうなぁ。
そして当然の如く、ピロシキを2種類(チーズローフと後は失念)注文。
チーズローフは肉のジューシーさとチーズのコクが絶妙で酒によく合うし、個人的にはピロシキの中ではこれが一番気に入った。
もう一つも美味い。
そしてツァーリボンバー(皇帝爆弾)
ビアカクテルにグラスに入れたウォッカをそのまま投入するのだが、これが誤解を恐れずに言えばロシアンホッピー(こちらの方が高級だが)みたいな感じで美味い。今回はズブロッカを選択。
そして、最後に頼んだシャンティガフ、自家製ジンジャ―をふんだんに使ったカクテルなのだが、正にジンジャエール的なカクテルでこれがホントに美味い。すっかり満足して店を出たが、最近になって土曜日はサタデーバルという事で22時まで呑める事がわかったので、今度はその日に照準を合わせて、まったりじっくり呑みたいものだ。
2016年9月中旬再訪。
先月上旬、再訪しました。
おやつ時の訪問だったのでおやつ感覚でいただけるものがいいと思い、かねてより食べてみたかったバナナジャッフルと紅茶セットを注文。
セットで¥680(確かそれくらい)というリーズナブルさが嬉しい。
バナナジャッフルはチーズとバナナのホットサンドの事なのだが、とろけたチーズのマッタリさ&塩気と火を通したバナナの甘みが何とも絶妙で美味い。
これはお薦めだ。トーストしたサンドが寄り香ばしさを増し更に旨みを倍増させる。
紅茶はルースティチャイを選択したのだが紅茶に苺ジャムを加えていただく言わばデザート感覚とでもいえば良いのだろうか。
これも中々秀逸だった。自家製ジャムが絵にかいたような苺ジャムでそのまま半分口にいれてしまった。無論、紅茶に入れても美味し。
付け合わせにクラッカーが付くのもうれしいところだ。
更にアップルシナモンピロシキを追加注文。フワッとしたパン生地(多分)と程よく甘いアップルコンポートがいい感じで美味い。
それにしてもやはりここはいい。気軽に行ける距離にこういう店があるのは幸せだ。
さて、季節の限定メニューである夏のボルシチも気になるところだ。
早いうちに再訪せねば・・・・・
2016年7月上旬再訪
フードファイター系のNさんとプチ北関東食い倒れツアー(詳細は後日小出しに)の締めにかねてより行きたかったげんこつ亭に向かったが何と定休日。
この辺で良さげな店も浮かんでこないし、途方に暮れたものの話の流れでふとこの店の話題が出た拍子にnさんが「ああ、そういえばそこのボルシチ食べてみたかったんだよ。よし、そこにしよう」ととんとん拍子に決定し、一路桶川に向かった。
店に着くと食べたいものは決まっていたので私は「チョイ呑みセット」と中瓶のプレミアムモルツを、Nさんはボルシチとピロシキ(とんぺいとチーズローフ)を注文。
最初に私のおつまみセットが到着。
豚の塩漬けとオニオンスライス(味つけが良い)、ポテサラにソーセージ、アンチョビクラッカーにビーツをバターで蒸かしたもの。
このビーツを見てボルシチLOVEなNさんのテンションはさらに上がる。
「これ、生ビーツじゃん!」Nさんいわく、生ビーツはこちらでは貴重でめったに手に入らないそうな。
食べてみると上質の歯触りのよい人参グラッセと言った風味で美味い。
味見したNさんのテンションはさらに上がる一方。「うわー。これは本物だ。ボルシチが待ちきれん」
豚の塩漬け、ポテサラは相変わらず美味い(詳細は前回のレビュー参照くだされ)し、アンチョビペーストの濃厚さがクラッカーと相性が良くビールが進む。
そして肝心のボルシチが登場し、それを一口啜ったNさんのテンションは最高潮。
「うめぇ!来てよかったぁ」それだけ喜んでもらえると紹介しがいがあったというもの。
私も一口いただいたが、マッタリとしたなんともいえない風味で美味い。
ピロシキは特にとんぺいがドテ煮のような風味とふんわりした生地が相性良くビールのアテに最高だ。
この後、店主とnさんがビーツ談義に花を咲かせていたが、それにしても相変わらず美味い。
大満足で店を後にした。
2016年4月中旬再訪
つい先日、再訪しました。
先ずはおつまみセットとプレモルを注文。
いつもの豚肉塩漬けとキノコのピクルス、玉ねぎ、ソーセージにチキンのスモークソース(確かそんな名前)。
チキンは洋風焼き鳥と言った感じで美味い。
続いて、ツァーリボンバー(皇帝爆弾)。
ビアカクテルにウォッカ[選べる)をグラス毎投入する逸品だが、店主に薦められたベルツォッカ(トウガラシと胡椒)を選択。
一口飲んでみると仄かに唐辛子の刺激を感じられ美味い。これを六区で呑むのも悪くないと思いつつグラス毎、ジョッキに投入した。
軽やかな飲み口ながら酔いが回る。何と言うか、ロシア版ホッピーみたいなものだろうか。
続いて、山羊のチーズをフランスパンに載せバターとジャムを添えた物をいただく、
山羊と聞いてかなり癖があるのかなあと思いつつ、口に運ぶと以外になめらかでコクがありバターと相性も良く美味い。
ジャムがいいアクセントになっている。
その後、スタルカ(ウォッカ)のソーダ割を頼み、ソフトクリーム白玉をいただく。
ソフトクリームも小豆も北海道産なのだが、特に白玉が柔らかくきな粉と相まって美味い。
また、セットで付いてきたお茶の風味が絶妙でなんとも美味かった。
すっかり満足して店を出たが今度はランチをいろいろ試してみたいものである。
2016年5月下旬再訪
仕事を終えた後、半年ぶりに訪問しました。
今回いただいたのは以下の品。
ブラッディメアリー
ペフツォフォカというウォッカとトマトジュースのカクテルなのだが、スパイスとレモンがアクセントとなり中々美味い。
チキンキエフのピロシキ
ふわっとした生地に淡白なチキンをチーズのコクが引き立ていい感じだ。
チョイ呑みセット
キノコ、蒸し鶏、ピクルス、豚バラ塩漬け、自家製ポテサラで構成されているのだが¥580(だったとおもう)でこれだけのボリュームなのだからかなりお得だ。
キノコ
独特の酸味があるが、キノコのコクを殺さずアテとして丁度良い。
ピクルス液につけているそうだ。
蒸し鶏
締まった鶏の旨み引き立つ。燻しているそうでコクと風味が引き立ちいい感じだ。
ピクルス
美味い。酸味がピクルスの深み引き立て、それでいてくどくない。
豚バラ塩漬け
最高に美味い。塩漬けした豚を大葉と何か(忘れた)で巻きなおしたらしい。
上質な生ハムのようで最高に美味い。これはビールかワインだな。
自家製ポテサラ
相変わらず美味い。玉ねぎがいい感じでアクセントとなり酒が進む。
ウォッカソーダ
中々美味い。
モスコミュール(写真失念)
自家製ジンジャー(生姜)が効いて何とも美味い。
久々の訪問だが今回もすっかり堪能した。
それにしてもここの店主さんは半年ぶり[2度程の訪問程度)なのにしっかり覚えていてくれてるし、相変わらず感じのよい接客で居心地の良さは変わらなかった。
また近いうち足を運びたいものだ。
2015年11月上旬再訪
かなり前の話になるが、早番の仕事を終え、ウォーキングも兼ねてBMしていた中華そば よしかわの所在地を確かめた後、そのまま店の前の交差点を桶川目指して歩いていたら、路に迷ってしまった。
適当にショートカットしたのが災いしたようだ。幸い、すぐに目印の道が見つかったのでそのまま桶川駅方面を目指しててくてく歩いたのだが、市街地に入るとこちらの店を見つけた。
ロシア料理をうたっているが喫茶店であるようだ。これは面白そうだ。せっかくなので入ってみよう。
店内に入ると数組の年配のお客さんがマッタリしている。
私は奥の席に陣取り、早速メニュー表とにらめっこするが、いやはや何とも・・・
ケーキセットからピロシキ(これがすさまじく豊富だ)のデザート・軽食メニューから、酒のアテに至るまでじっくり眺めていると日が暮れてしまいそうなほど大量のメニューが掲載されている。
ようやく迷子から解放されたと思ったら、今度はメニューの森に迷い込んでしまった。
ころ合いを見て、店主の女性が半ば助け船を出すように現れたのでお薦めのメニューを聞いてみた。
やはりピロシキセット(ピロシキだけで30種近くあるが、詳しくは写真を参照されたし)がお薦めのようだが、ロシアンティーとスイーツ系を行きたかったのでそうなると、ノーマルなケーキのほうが合いそうだ。
という事でケーキ(ミックスベリー系だと思ったが名前失念)とロシアンティーのセット¥500(税込かは失念)を注文。
ロシアンティーは自家製の特製ジャム(ワインエキスとベリーにスパイスを調合)を紅茶に入れて飲むスタイルなのだが、これが独特で面白い。どちらかというとプルーンとシナモンをくわえてような味なのだが、これが深みがあって美味いのだ。
ケーキも値段以上に美味しくセットで¥500(税込かは失念)なのだから素晴らしすぎる。しかもこけしの絵をかたどったマーブルチョコ2けがサービスに付くのだからこれ以上のものはない。
あまりに居心地が良いのでしばしマッタリしながら、再びメニュー表に目を通した。
ボルシチのようなお馴染みのメニューから酒のアテ用のメニュー、酒もウォッカ系がそろっており、これは夜に来ても面白い。
夜に来たら何を頼もうかとシュミレーションしながら過ごしているとあっという間に夕刻になっていた。
せっかくなのでウォッカを一杯注文するが、まったくこの系統の酒には無知なので店主にレクチャーしてもらった結果、ズブロッカのお湯割り(ストレートは躊躇われたw)を注文。
レクチャーされた通り、桜餅風味で面白い味だ。サービスで出てきた柿ピーをつまみつつ堪能した後、店を後にしたが、店主の方の人柄が素晴らしくまた来ようという気にさせられた。
という事で数週間後の夜、再び再訪。
夜の7時近くだったせいもあるのだろうか、ほぼ貸し切り状態である。
早速、中瓶ビール(プレモル)を注文し、サービス品の柿ピーをポリポリつまみながら前回、シュミレーションしたメニューを注文。
まずは最初にアンチョビ入りポテサラから攻めてみる。
アンチョビ入りポテサラ
アンチョビの風味はさほど感じなかったのだが、玉ねぎのみじん切りがたっぷり入っていて味に奥行きがあり酒が進み美味い。
量が多いのでつまみはこれだけでもよいかも。
シャシャリク
ロシア料理なのだが、所謂、シシカバブーである。
スパイシー。カレー風味なのだが、もっと複雑で深みがある。
クミンやカルダミン?など何種類ものスパイス調合していて味に奥行きがあり肉の旨みを十全に引き出している。
これを食べるだけに来る価値があるのではないか。
ウォッカバック
ウォッカで作ったレモンサワーという感じなのだが、通常のレモンサワーに比べて、なんとなくどっしり感があり深みがある。
ウォッカ
レモンが入っている分、飲みやすいのだがそれにしてもなんとも表現できない味だ。
これを立て続けに呑むと確実に記憶を飛ばすだろうが、それにしても美味い。
チーズキエフ
ウクライナ料理でオーブンで挙げたチキンカツ(正しい表現かは微妙だが大体こんな感じ)の中にとろーり溶けたチーズが入っている。中のガーリックソース(あまり良くわからなかったが)につけて食べてくれとのことだったが、これはビールと相性が良くそれなりに美味い。
それにしてもすっかり堪能した。夜利用するには閉店時間が早いのが難点だが、それを除けば文句ない良店である。
一寸間が空いたので給料日後、早速訪問してみたいものだ。
10位
1回
2016/07訪問 2016/09/30
既に2カ月前の訪問になりますが、記憶にとどめているうちに蔵出ししときます。
フォロワ―さんと一緒に伺ったのだが、土曜という事もあって数十分ほど待たされた。ようやく、端のスペースを2人分確保し、早速ビールで乾杯。
刺身3種盛りとは言いながら5種盛りあるのが非常にうれしい。しかもかなりリーズナブル(確か¥380だったような)で美味い。
前回頼んだイカワタルイベとハタハタの唐揚げも相変わらず美味くて、ルイベは追加で頼んだ日本酒とこれ以上ない程良く合う。
やっぱりここはホントに素晴らしい。ああ、また寄りたいなぁ。
(2016年7月再訪)
みつばち 本店を後にして向かった先はこちらの店。
歩きながら「とりあえず立ち飲み系行きますか」という流れになり、それならばという事でかねてより気になっていた「ふぶき」なんてどうでしょ?と水を向けこちらに決定。
上野の立ち飲み屋といえば、串焼きやモツ煮的なこってりとしたアテを提供する店が主流なのだが、こちらの店は魚介系を主力とするラインナップで差別化を図っていて前々からかなり気になっていた。
店の前に行くと入口に貼り紙がしてあり「15時にラストオーダーとなります」とある。
時間は確かその20分前だったか。「まあ、まとめて頼めば何とかなるっしょ」的なノリで店に入ると運よく入り口前のテーブル席(2人分でかなり狭い)が空いていたのでそこに陣取る。
それにしてもアテは皆魅力的で案の定迷ったが、とりあえず生中とクジラベーコン、烏賊の塩辛、鮪メンチを注文。
クジラベーコン
脂がくどいほど乗っていて好き嫌いが分かれると思うがビールのアテには丁度良い。
かつては給食にも出てきたほど手軽に食べられていたクジラ肉も今は貴重品。
これを愛国心発揚に使う輩は論外だが、むしろ文化(食文化)の多様性といった観点から見ても異なる価値観を認めないのはどう考えてもおかしい。
(むろん、犬肉文化を揶揄し嘲笑するネトウヨ連中の醜悪さも同様)ヒンズー教徒からすれば、牛は聖なる生き物なわけだが、彼らが牛肉を食肉として扱う事に抗議したという話は聞いたことがない。
さて、話を戻すとクジラ肉。刺身も旨いし、尻尾の「おのみ」と言われる部位。いつか食べてみたいものだ。
マグロメンチ
ジューシーで正にメンチな濃厚旨味
魚なので肉より軽くさっぱり。それでいて獣肉に劣らないほどの力強い味わいなのだからすっかり気に入った。
烏賊の塩辛
普通に美味い。
さらにここから烏賊キモルイベとハタハタ唐揚げ、日本酒を追加注文。
いかきもるいべ。
正にいかの肝の濃厚さ。
いい感じの氷加減が食べやすさましいいかんじ。
はたはたからあげ。
身の締まりかげん、まさにはたはた。
特に烏賊ルイベが後半頼んだ日本酒と最高に相性が良くなんとも幸せな気分に浸れた。
さて、これだけ食べて一人頭¥1250。ほとんどのアテが(今回頼んだものは鮪メンチ以外、¥190也)安価でしかも美味い。
これだけ素晴らしい店に久々に出会えた。
ああ、この店が近所にあれば三日にいっぺんは入り浸るのに・・・いや、でも却ってそれじゃ体壊しそうだし金もなくなる一方だから幸いなのかもしれないが・・・・
いずれにせよ、マイレビさんもすっかり気に入ってもらえてみたいだし、我ながら素晴らしいチョイスであった。
2016年は地元の店が複数ランクインするなど、収穫の多い年でした。
今年は緊縮財政モードに突入したため、これまで通りのレビュー数は上げられませんが出来る限り、BMした店は周りたいと思ってます。