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昼の点数：4.8
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￥10,000～￥14,999 / 1人
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料理・味 4.9
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|サービス 4.7
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|雰囲気 4.7
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|CP 4.7
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|酒・ドリンク 4.7
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［ 料理・味4.9
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| サービス4.7
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| 雰囲気4.7
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| CP4.7
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| 酒・ドリンク4.7 ］
お気に入りの正統派フレンチ
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アミューズ
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牡蠣のポワレ、ほうれん草添え、カレー風味のソース
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白子のムニエル、アンチョビソース
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スズキのポワレ、浅利と白菜と九条ネギのナージュ
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フランス産仔鴨胸肉のロースト、柑橘風味のアンティーブ、フォアグラのポワレ
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デザート② :ココナッツのブラマンジェ
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カフェ 生チョコレート
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2018/01/10 更新
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平日の12時に訪問。
このお店はもう通い始めてから、かれこれもう10年以上、何十回通っただろうか。
提供されるお料理はいつも、素材の味わいを充分に引き出す絶妙な火加減で調理されている。また味付けも、フレンチ正統派ながら適度に引き算された、エレガントなもの。
季節毎の好きなメニューも固定されてきているが、頂くお料理全てが美味しく、全くブレない仕上がり。このため次の同じ季節に「あの料理をまた食べたいな」といったものでも、しっかりと以前食べたままの美味しい記憶が呼び覚まされる。
だから、定期的に通ってしまうのである。
店内は、白壁を基調としたとても落ち着く空間で、所々にセンスの良いリトグラフや丁度品が飾られている。
テーブル5卓で席間が広いのでゆっくりとお食事ができる。
また、サービスも丁寧で非常に心地良い。
料理は前菜は¥2000台が中心でメインも¥3000〜4000が中心。一皿のボリュームがあるので、前菜3品程でもお腹が一杯になる。
ワインも洗練された美味しいもので、グラスシャンパン¥1300、グラス¥900円、ボトル¥4000台〜とリーズナブルで種類もある。
特にハーフボトルの品揃えが赤白其々10種類程度あり、ワイン好きには嬉しい。
本日注文した料理。
◇アミューズ
熱々のバケットに豚のリエットと林檎のピューレを乗せた胡椒を利かせた美味しい一品。
白ワインに良く合う。
◇牡蠣のポワレ、ほうれん草添え、カレー風味のソース
秋終から春先に必ず注文するお気に入りの一品。
大振りのぷっくりとした旨味の濃い牡蠣のソテーに、付け合わせのほうれん草とカレー風味のソースが調和され、言葉にならない程美味しい。
◇白子のムニエル、アンチョビソース
白子のムニエルの下にはグリーンアスパラのリゾット。
白子は外はパリッと中はトロっとした絶妙な焼き加減で、アンチョビソースとグリーンアスパラの香りと食感、リゾットのほんのりとしたチーズの塩加減が素晴らしい。
◇スズキのポワレ、浅利と白菜と九条ネギのナージュ
定番メニューの１つ。皮がパリッと焼かれているが、中はホクホクな絶妙な火加減。
これに、浅利などの魚介エキスと乳化した上品で奥深いバタースープをたっぷりと口に含みながら咀嚼すると堪らなく美味しい。白菜と九条ネギの甘みと食感も楽しい。
◇フランス産仔鴨胸肉のロースト、柑橘風味のアンティーブ、フォアグラのポワレ
鴨は滋味溢れる柔らかな肉感と全く臭みのないジューシーなもの。これにドンピシャな焼き加減のフォアグラとオレンジ風味の少し甘さのあるソースを一緒に絡ませて食べると、もう至福の極み。
添えてあるポワレしたアンティーブもほろ苦で美味。
◇デザート① :苺とラズベリーのタルト
苺とラズベリー・ブルーベリーがふんだんに盛り付けられた、焼き立てのタルト。甘さ控え目で上品な味。酸味の強い苺が口をさっぱりさせてくれるので、タルト特有の重さはなく、ペロリと平らげてしまう。プラス¥400の追加が発生するが、非常に満足感がある。
◇デザート② :ココナッツのブラマンジェ
とても滑らかな口溶けのブラマンジェ。上品なココナッツと洋酒の効いたスープと相まって、とても美味しい。
昼は、前菜、魚料理、肉料理、デザート(カフェ含)はあるが、その他のコースは夜も昼も同じ内容で、昼でもアラカルトが楽しめる。
シェフは普段は優しい笑顔で接してくれるが、料理中は真剣な顔つきで怖いくらいの別人になる。
こうした料理への妥協を許さない姿勢が、昼も夜もまたいつ訪れてもブレがなく、どこか温かく優しいお料理に繋がっているのだろう。
帰りは、どんなに忙しくても手を止めて、外まで出て見送りしてくれる。
今日も本当に満足。いつも美味しいお料理ご馳走様です。