『【前略、雲の上より・1】2011/6/1● AC001便(YYZ→NRT)』工藤権左衞門さんの日記

工藤権左衞門の「Workoutはうどんの後で」

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工藤権左衞門 (50代前半・男性・東京都) 認証済

日記詳細

食べログは非常に便利だが、超ドメスティックだ。国外はもとより、機内食レビューもできない。
そこで、覚えている範囲で、機内設備・機内食を日記に書き留めておこうと思う。題して「前略、雲の上より」シリーズ。
1回目は3年連続で北米国際線ベストエアラインに選ばれたAIR CANADAだ。
■行程
この時はNYCのラガーディア国際空港(LGA)【写真1枚目】からカナダのトロント・ピアソン国際空港(YYZ)【写真2・3枚目】経由成田空港(NRT)という行程。
LGA-YYZ間はエアバスのA320。YYZ-NRT間はボーイング777-300【写真4枚目】だ。
■機内サービス
A320は2クラス制なので、ファーストクラス。朝食が出たが、写真がなく、良く覚えていないので、割愛。
B777-300はExecutive Firstクラス【写真5枚目】。Air Canada自慢のフルフラット対応シェル型キャビンだ。とはいえ、デザイン優先で物の置き場が少ない。VODは日本線だけあって、邦画も充実しており、実写版あしたのジョーもあるではないか。イヤホンは普通のオーバーヘッド型と記憶している。最近はノイズキャンセリングを使うところもあるが。
■1食目
貧乏人らしく、パワーシートををカチャカチャ動かしていると、CAがWelcome Drinkを勧めてくるので、シャンパンを選択【写真6枚目】。料理は洋食をチョイス。ナイアガラ産の赤ワインに切り替え、前菜のスモークサーモンとサラダ【写真7枚目】、メインのフィレスレーキとキッシュ【写真8枚目】をいただく。その後、ポートワインに切り替え、チーズの盛り合わせとともにいただく。映画はもちろん実写版あしたのジョーだ。力石が激しい減量に務める中、ポートワインを飲み進める。ウトウト・・・。はっ、と気がつくと、ワインは片付けられ、画面には力石の遺影が…。う〜ん、もう一回、見るのも苦痛だと思い、アイスウォッカのカクテルで飲み直して、再度就寝。
■2食目
起きたら、もう2食目の時間だ。洋食のプレートをいただく【写真9枚目】。オムレツとソーセージ、ポテト、クロワッサン、フルーツ、ヨーグルト、デザート。食欲は衰えず、これも完食。ちなみにノーアルコールだ。
■総評
AIR CANADAは北米のエアラインでも良質な機内食を出すし、機材・サービスも日本のエアライン並みに良い。
しかし、最後に事故が起きた。私の荷物がトロントに置き去りにされたのだ。共同運行をしているANAの地上職の女性がすごく謝ってくれたが、勿論、悪いのは彼女ではなく、AIR CANADA。さらに米国出国時にPick upされるべきI-94Wが残ってるじゃないか!こんなもん、パスポートに付けたまま、アメリカに再入国しようもんなら、一発で別室行きだっつぅ〜の。AIR CANADAの日本事務所に話しても甲斐なし。
結局、荷物は滞在期間も半分過ぎた三日後に宅急便で到着、I-94Wは帰路利用したContinental(現United)が手続きをしてくれた。
機上では最高、機外では最低というのが、AIR CANADAの総評。
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