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食いしん坊 どりとる の気になる味日記
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食いしん坊 どりとる (60代前半・男性) 認証済
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1回
夜の点数:4.4
2013/11 訪問
静かな落ち着けるオーベルジュ
11月上旬の紅葉ハイシーズン後の支笏湖も乙なものだろうと、道南・道央の旅行で、この温泉オーベルジュを組み込んだ。支笏湖翠山亭は本館と、この倶楽部(オーベルジュ)に分かれていて、徒歩で5分強の距離。全館、備付けの作務衣擬きの浴衣で行き来できて、倶楽部のダイニングも同様。従って、この作務衣でフレンチをいただくことも可能。勿論、作務衣姿を選択。1万円のフレンチコースを選択しておいた。メインの食材は妻も私もラム肉を指定。とても充実したコース料理だった。蝦夷あわびのトリフォラートは、柔らかく調理してあり、コクのあるソースと素材の鮮度の良さが素晴らしい!あいなめ(北海道ではアブラコと呼ぶとのこと)のフリットは身のプリプリ感と皮のパリパリ感が堪らない!カボチャのニョッキ松茸添えは、絶妙の組合せ!!食材の仕入れの都合で、前日予定していたメニューから急遽変更、組入れられたとのことであったが、何ともラッキー。カボチャの甘い香り、ソースのとろりとした食感と、たっぷりと添えられた焼き松茸の香りが、得も言われぬハーモニー。メインのラム肉がどんな形で提供されるかがとても楽しみであったが、テーブルに持って来られた時は二人ともびっくり!何とラム肉がほとんどレアな状態の料理。ラムのマスタードソース添え。ラム肉がたたきのように加熱されているが、加熱されているのは周囲のごく僅かな部分で、大半は綺麗な淡い生肉の色。最初は加熱が足りないのではないかとも思えたが、淡泊なラムの味わいが巧く伝わる料理。色、香り、食感が肉食獣の本能も満足させてくれる。粒マスタードがいいアクセントで癖になる味わい。給仕の方の話では、ラム肉をレアで食するのは確かに珍しいが、シェフがフランス帰りの肉類の扱いの巧い人物で、こうした料理で素材の旨味を味わってもらおうという仕立てだったらしい。料理がサーブされるタイミングも素晴らしかった。この日の宿泊客は、私達夫婦を含めて2組だったので、絶妙のタイミングがキープ出来たのだろう。これもラッキーだった。こうした間合いも料理の一部だろうと思う。とても素晴らしいオーベルジュの夜だった。ご馳走さまでした!
2013/11/12 更新
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日本酒あり
焼酎あり
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11月上旬の紅葉ハイシーズン後の支笏湖も乙なものだろうと、道南・道央の旅行で、この温泉オーベルジュを組み込んだ。
支笏湖翠山亭は本館と、この倶楽部(オーベルジュ)に分かれていて、徒歩で5分強の距離。全館、備付けの作務衣擬きの浴衣で行き来できて、倶楽部のダイニングも同様。従って、この作務衣でフレンチをいただくことも可能。勿論、作務衣姿を選択。
1万円のフレンチコースを選択しておいた。メインの食材は妻も私もラム肉を指定。とても充実したコース料理だった。
蝦夷あわびのトリフォラートは、柔らかく調理してあり、コクのあるソースと素材の鮮度の良さが素晴らしい!
あいなめ(北海道ではアブラコと呼ぶとのこと)のフリットは身のプリプリ感と皮のパリパリ感が堪らない!
カボチャのニョッキ松茸添えは、絶妙の組合せ!!
食材の仕入れの都合で、前日予定していたメニューから急遽変更、組入れられたとのことであったが、何ともラッキー。
カボチャの甘い香り、ソースのとろりとした食感と、たっぷりと添えられた焼き松茸の香りが、得も言われぬハーモニー。
メインのラム肉がどんな形で提供されるかがとても楽しみであったが、テーブルに持って来られた時は二人ともびっくり!
何とラム肉がほとんどレアな状態の料理。ラムのマスタードソース添え。
ラム肉がたたきのように加熱されているが、加熱されているのは周囲のごく僅かな部分で、大半は綺麗な淡い生肉の色。
最初は加熱が足りないのではないかとも思えたが、淡泊なラムの味わいが巧く伝わる料理。色、香り、食感が肉食獣の本能も満足させてくれる。粒マスタードがいいアクセントで癖になる味わい。
給仕の方の話では、ラム肉をレアで食するのは確かに珍しいが、シェフがフランス帰りの肉類の扱いの巧い人物で、こうした料理で素材の旨味を味わってもらおうという仕立てだったらしい。
料理がサーブされるタイミングも素晴らしかった。この日の宿泊客は、私達夫婦を含めて2組だったので、絶妙のタイミングがキープ出来たのだろう。これもラッキーだった。
こうした間合いも料理の一部だろうと思う。とても素晴らしいオーベルジュの夜だった。ご馳走さまでした!