やちたんさんのマイ★ベストレストラン 2014

ホテルニューオータニ東京の本館とガーデンタワーのロビー階を結ぶ回廊にあるレストラン。ガーデンタワーに1泊して朝食を取った。ホテルの朝食はここの他に、SATSUKI、トップオブザタワー、なだ万があり、どこにしようか迷ったが、庭園がよく見えるこのガーデンラウンジにした。ここの朝食ビュッフェ(7時〜10時)の料金は、2269円。

ビュッフェの内容は、いろいろなパンと各種サラダ、オムレツ、スクランブルエッグ、ハム、ソーセージ、シリアル、ヨーグルト、フルーツ(グレープフルーツ、パイナップル、オレンジなど)、チーズ3種など。甘いパンもあった。

ふわふわで塩味が特徴的なオリジナルのバターがあり、パンにつけて食べると美味しい。

サラダのドレッシングは、フレンチ、イタリアン、アイリッシュ、胡麻、オイルなしと5種類あった。

パン中心でご飯はないものの、玄米サラダがあった。これは玄米とシーチキンからなるご飯のような冷たいサラダだった。

コーヒーは温かいのをサーブしてくれる。パンの横には、クッキーが3種類あり、クッキーも美味しかった。

窓側の席に座ることができ、景色を見ながら一時を過ごした。

朝食後は、すぐ隣の通路から降りて広大な日本庭園を散策。大きな滝がある庭園は珍しいと思う。

この地は、加藤清正の下屋敷、彦根藩井伊家中屋敷、伏見宮邸宅と400年以上の歴史ある。よく手入れされた庭園内には、楠、カヤ、イヌマキ、タブノキなど大きな木々が生い茂っている。秋の紅葉も綺麗だと思う。

庭園の中には、昼・夜営業のレストランが数件、茶室もある。礼拝堂も建っていて、聖歌が歌われていた。

また、東京でゆっくりできるときには、ここに来たい。

大阪駅から南へ徒歩数分。大阪駅前第4ビルの地下1階にある。ランチは常に満席だが、回転は早い。(予約も可能)

店内には、2人掛けのテーブルから大人数用のテーブルまであり、1人でも気兼ねなく入れるし、大人数での来店も可能。男の1人客も沢山いたし、幅広い客層から支持を受けている人気店。

今回、久々に2人でランチに寄った。丁度第一陣が食べ終わった頃だったので、あまり待たずに席に着けた。

ランチメニューはコースのみ。土日祝日は、5種類のコースがある。店員さんの一番のお勧めは、フィレンツェコース(¥2000×2)で、それにした。前菜、パスタとドリンクは、更にメニューの中から選ぶ。プラス200円でパスタは大盛にできる。

今回頼んだ、フィレンツェコースの内容は、
・本日のスープ(ミネストローネ)
・ガウダンテ風前菜盛り合わせ
・パン
・パスタ(帆立小柱、グリーンピース、トマトの冷製カペリーニ／アマトリチャーナ(ベーコン、オニオン トマトソース)のフジッリ
・デザート
・ホットコーヒー

久しぶりに来たが、期待通りのおいしさ。
雰囲気もいいし、何度でも来たい。

大阪のこの店しか知らなかったが、神戸ハーバーランドにも姉妹店があるようなので、今度、神戸の店にも行ってみたい。

鳥取県 中部 三朝温泉の老舗旅館の一つ。JTBで1泊2日の旅行を予約しての利用。依山楼の宿泊施設は一つだが、東山閣と山水閣の２つの名前がある。元々建っていた6階までが東山閣で、増築した部分が山水閣とのこと。

料理には、基本コース、特選コース、厳選コースの3種類ある。基本コースは、鳥取牛しゃぶが楽しめる季節の会席料理。特選コースは、姿がに一杯付会席又は鳥取黒毛和牛ステーキ付会席。厳選コースは、かに刺し、焼きがに、活松葉がにのコース。

姿がに一杯付きの特選コース(山水閣)で予約した。料金は東山閣より山水閣の方が少し高く、1泊2食付きで1人2万5千円くらい。(交通費別)

倉吉駅の特急電車の発着に合わせ送迎バスがあり、15分くらいでホテルに着く。倉吉駅の改札口に運転手が迎えに来てくれていた。他の旅館も送迎バスを運行しており、駅改札口は各旅館のスタッフでいっぱいだった。

三朝温泉は到着後、食後、翌朝と3度入浴するのがこの旅館のお勧め。旅館の中にいくつもの浴槽があって、それを巡る入浴となる。夜中に男女の浴槽を入れ替えるので、朝湯すれば全部の浴槽に入ることができる。

庭は回遊式の庭園になっていて、かつて昭和天皇が宿泊された皇族専用の離れ(三朝閣)、茶室などが建っている。鳥取中部はあまり雪は降らないらしいが、この日は降ったり止んだりで、朝はうっすら積もった。

食事は宿泊する部屋とは別の、3階の個室でとるシステムになっている。

夕食は蟹の特選コースで、お品書き付き。

食前酒: 漢方長寿酒(梅酒)
先付: 砂丘長芋豆腐
八寸: 県鳥おし鳥盛り
造り: 蟹刺し 他三種盛り
焼物: 蟹足味噌焼き
油物: モサ海老 他
蒸物: 牛タンと蕪の味噌煮込み
温物: ラジウム温泉湯桶鍋 _牛肉 栃餅
酢物: 姿蟹
御飯: 三朝町産コシヒカリ
留椀: 季の品
香物: 二種盛り
水菓子: 季節のムース

翌日の朝食も3階の同じ部屋で準備される。

オレンジジュース、佃煮三種、サラダ、烏賊そうめん、ふぐの干物と豆腐ちくわの炙りもの、茶碗蒸し、湯豆腐、親蟹の味噌汁、海苔、御飯。豆腐ちくわは、鳥取の名物とのこと。

近くには南苑寺、三朝神社がある、こじんまりした温泉街。国宝 三徳寺 投入堂は車で15分ほどらしいが、冬は雪道が危険なのでやめた。

蟹と三朝温泉を満喫でき、満足した。

2014.7 昼　再訪

ランチメニューは、コースメニューのみで、数種類ある。今回、PRANZO A（¥3500、税別）を選択し、ドリンクはアップルジュースとグレープフルーツジュースを追加した。

グリッシーニ、フォカッチャ（豆で保温している木箱入り)付き。

この日のこのコースメニューの内容は、
1. グアンチャーレで巻いた帆立と冷たいかぼちゃのスープ　生姜のジェラート、2色のタピオカ
2. パリパリのパートで包んだサーモンとズッキーニ　ズッキーニのエスプーマとたっぷりのサラダ　イクラ添え
3. 蛸の天ぷらとじゃがいも、三度豆のバヴェッティーネ　ジェノーベーゼソース「浅利の泡」で
4. 柔らかい鶏ロートロのパン粉巻き、水茄子とトマト、ルッコラ、パルミージャノレッジャーノ　トマトフォンジュのクスクス添え
5. 本日のデザート
6. ドリンク

どれも美味しかったが、特に、鶏ロートロのパン粉巻きは、保温用の透明ガラスで蒸気で充満された状態で運ばれて来るので見た目に楽しい。

また、ドリンクの京番茶は、緑色の鉄瓶で入れてもらえた。また来たい。

2014.3 夜 初稿
大阪駅北、グランフロント北館1階にあるスタイリッシュなイタリアン。大阪駅から徒歩5分くらいのところにある。しかし店舗玄関は道路側にしかなく、一旦ビルの外に出ないと中に入れないのが少し不便。

天井は非常に高く、3、4階分くらいの吹き抜けのようだ。縦長にテーブル席が並んでいて、奥の壁側はソファー席になっている。全40席。テーブルには引き出しが付いていて、中にスプーンやフォークが仕舞われている。珍しく感じた。

夜、ほぼ満席だったが、たまたま予約せずにすぐ入れた。夜のメニューは3種類のコースメニューからの選択(¥5775、¥8400、¥10500、税別・サービス料別:10%)となる。水は、水道水、ミネラルウォーター(ガス入り、ガス無し)から選べる。

今回初めて来て、¥5775のコースを頼んだ。
ドリンクは、サントリーモルツビール(¥840、富士山カップで)、キャンティの赤ワイン(¥1050)にした。2014年3月のメニューは、季節のサラダ、カニクリームコロッケ・カリフラワー、寒ブリ・大根ポレンタ・大根スープ・ボッタルガ(からすみ)、パスタ(フレッシュサーモン・ほうれん草・イクラのバベッティーネ 黄柚子の泡と)、メイン(鴨ロース・じゃがいもクレマ・緑野菜・マルサラソース)、デザート(苺のティラミス、ビスタチオのフィナンシェ)、ドリンク(珈琲/紅茶/ハーブティー/京番茶)。

食前のグリッシーニは電球型のグラス、パン(バゲット、フォカッチャ)は、焼き石が入った木箱に入れられて運ばれて来た。

カニクリームコロッケにはズワイガニの身がたっぷり入っていた。寒ブリ大根は、炙ったブリ、薄い大根、大根餅、餅米、ボッタルガのふりかけに大根スープを少しかけて食べる。ボッタルガは、金色で綺麗だった。彩り炙ったブリが非常においしい。こんなブリ大根は初めて食べた。鴨ロースの肉も分厚くて食べ応えがあった。

是非、夏の料理も食べてみたい。

ちょっと久しぶりに2人でランチに来てみた。パスタランチを頼んだ。パスタは3種類あって、その中からモッツァレアチーズのトマトソースのパスタランチ(¥1800)、ボロネーゼのパスタランチ(¥2000)を選んだ。前菜盛り合わせ、フォカッチャ、ティラミスとガトーショコラケーキ、コーヒー又は紅茶、エスプレッソ付き。この店は、いつも前菜盛り合わせが楽しみ。美味しく頂いた。定期的に来たい店の一つ。

食べログに書くのは2回目だが、それ以外にも何度か来ている。休日は昼も夜も予約しないと入れないが、平日は予約なしで入れる時もある。

今回2人で平日ランチに来て、パスタランチ(¥1800)x2を頼んだ。これは、前菜盛り合わせ、フォカッチャ、パスタ、ドルチェ、コーヒー／紅茶／エスプレッソのセット。

パスタは、4種類あった中から、小柱とホウレン草のクリームソース　生フェットチーネ、モッツァレアチーズのトマトソースを選んだ。ドリンクはコーヒーを。

どれも美味しく頂いた。時間があれば、もっとゆっくりしたかった。また来たい。
三宮駅北、北野坂の中程を西に少し入ったところにあるビルの地下1 階。地下への階段は、道路に面している。

店内はそんなに大きくなく、4人掛けテーブル席、2人掛けテーブル席数組で全部22席しかないが、狭苦しい感じはない。

魚料理を中心としたイタリアンの人気店で、予約で満席な時が多い。

休日の夜、予約していなかったがたまたま入店できた。

メニューのアラカルト料理は、2人分の分量で作られていて、小皿に取り分けてくれる。

2人で来て、VIVOの前菜盛り合わせ(¥1700)、フォカッチャ2つ(¥100x2)、ホウボウのVIVO風アクアパッツァ(¥2800)、生ハムとホタテ貝柱とキノコのクリームソース リングイネ(¥1600)を頼んだ。

前菜盛り合わせは、最初の一皿を見たとき、少ないと思ったが、すぐ3皿に分けて運びますとの説明があった。

前菜は、種類が多くどれも美味しかった。中でも鶏肉のテリーヌはあっさりしていて、特に美味しかった。

ホウボウのアクアパッツァは、簡単に言うと白身魚の煮付けだが、オリーブ、イタリアンパセリ、トマトなどによる味付けで、日本食とは違った味わい。長崎県産、45センチのホウボウを1/2使っている。

生ハムとホタテ貝柱とキノコのクリームソース リングイネは、少し塩味が強い生ハムが使われていた。

どれもおいしく、雰囲気も良い。コスパも良く、頻繁に利用したいイタリアン。

四条通りから寺町商店街の入口すぐ右手側のビルの3階にある、老舗の本格的インド料理店。

大阪店には何度か行っているが、京都店には今回初めて来た。

店内は一室だがかなり広く、付いたてで数区画に分かれている。喫煙席と禁煙席に別れている。

今回、2人で来店し、本日のランチ(¥1200x2)を頼んだ。

本日のランチのセット内容は、本日のスープ、サフランライス、サラダ、タンドリーチキン、本日のカレー(2種類から1つ選択)、ナン、ヨーグルト。ナンはお代わり自由。

本日のスープは、スパイスの効いたコーンスープ、本日のカレーは、チキンカレーもしくは、ジャガイモとほうれん草のカレーだった。

2人で来ていたのでカレーは一つずつ選んだ。お代わりのナンは、プラス150円でチーズナンに変更した。

ヨーグルトには、マンゴーソースで葉の模様が書かれてあった。

ナンは、焼きたてのものを運んでくれる。チーズナンは、チーズがたっぷり入っていて、そのまま食べても美味しい。

広々した雰囲気で美味しいランチだった。

岩手県盛岡市の中心、盛岡城跡の近くにあり、盛岡バスセンターからは徒歩数分の好立地。(盛岡駅からは徒歩では30分程。バスが出ている)

創業明治40年の老舗の蕎麦屋で、1階はわんこそば以外の食事用テーブル席、2階はわんこそば専用で、4人掛けの座敷席が9組程ある。

わんこそばには、食べ終わったお椀を積み重ねるタイプ(3150円)と、積み重ねずに片付けるタイプ(2625円)がある。

今回、積み重ねないタイプのわんこそばを頼んだ。この場合は、食べた数はマッチ棒のような算木で自分で数える。100杯食べると記念の駒が貰えるので100杯を目標とした。

まず、余った出汁を捨てる桶、そばの薬味七種(トロの刺身、鶏そぼろ、海苔、胡麻、なめこおろし、一升漬、錦盛(ねぎ、みょうが、わさび、紅葉おろし)が運ばれて来た。

エプロンを掛け、空のお椀を持ってスタンバイ。わんこそばを給仕の店員さんから一杯ずつもらい受ける。最初は、薬味を入れず食べてくださいとのこと。

わんこそば一杯は、普通の蕎麦の15分の1、一口分で、「はい、どうぞ」「はい、じゃんじゃん」「がんばって」という掛け声をもらいながら食べ進めた。

最初は出汁も飲んでいたが、60杯目くらいから苦しくなり、出汁は飲まなければ良かったと後悔。

余り余裕は無いが、15杯毎に給仕さんが蕎麦を取りに戻られるので、その間に空のお椀に薬味を入れて、食べ比べてみた。

なんとか100杯をクリアし、記念の証書と駒をもらった。

今度来たときは蕎麦の味をゆっくり味わってみたい。

地下鉄烏丸御池駅近く、堺町通三条下ガルにある。1940年創業、1947年コーヒーショップ開設の、老舗コーヒー店の本店。

古い商家風の外観をした本館と、本館と繋がっている隣の創業当時からの別館から成る。

今回、京都府立文化博物館に行ったついでに寄った。

本館の店内は、外観と違って完全な洋館の造り。1階は喫煙席で、2階は禁煙席となっている。

1階窓側からの景色は、緑の箱庭が見えて雰囲気が良さそうだったが、今回、螺旋階段で2階に上がり、アイスコーヒー(ミルク入り、￥515)とプリン(￥340)を注文した。アイスコーヒーは、ミルク/シロップを入れるか入れないか、聞いてもらえる。

店内はゆったりしていて、よくくつろげる。

アイスなので、コーヒーの味まではよくわからなかったが、プリンは濃厚な味わいで美味しかった。

なお、1階入口側のレジでは、コーヒー豆、コーヒーカップやコースターを販売している。

次回、可能なら別館の方に行ってみたい。

奈良ホテルは、辰野金吾と片岡安の設計で、1909年創業の皇室御用達の老舗ホテル。アインシュタイン、オードリーヘップバーンなどの有名人も来ている。

正倉院展の帰りに、奈良ホテルのメインダイニング三笠に寄った。ランチは11時30分から。

ランチメニューには、カレーライスといった単品料理もあったが、昼のコース料理も何種類かあり、八重桜(¥4514、税、サービス料込み)のコースメニューを頼んだ。

このコースの内容は、本日の前菜、クリームポタージュスープ、メイン、本日のデザート、珈琲又は紅茶。

この日の本日の前菜は、帆立、烏賊、蛸のサラダ。スープは、ホワイトアスパラガスのクリームポタージュスープ(タピオカ入り)。

メインは、肉と魚のどちらかを選べる。「魚のムースをナッペしたイトヨリ鯛のポワレ 海老を添えて トマト風味のブールブランソース」を選んだ。ライスかパンも付く。本日のデザートは苺のケーキだった。

タピオカ入りのジュースはたまに飲むが、
スープに小さなタピオカを入れているのは、初めての経験。美味しかった。

食後にコーヒーを頼むと、テーブルでコーヒーをコップに注いでもらえる。このコーヒーは、まろやかで特に美味しかった。サービスもすごく良い。

京都 寺町通り三条にある三嶋亭本店。1837年創業当時からこの地にあり外観にも風格がある。新島襄/八重、川端康成、池波正太郎も訪れ、常連客だったとのこと。

高島屋京都店内の店には行ったことがあるが、今回ついに本店に来た。全席個室で250席ある。

昼にも夜と同様のフルコースがあるが、11:30〜15:00には、フルコースよりかは安価なすき焼きコース/オイル焼きコースがある。

予約していなかったので、1階玄関で靴を預け、2階の待ち席で20分程待った後、3階の個室に通された。

入荷された牛肉の産地については、2階の入り口付近に、コース別に異なる詳細な説明文が貼ってあったが、大雑把にいうと全て九州産だった。

今回、お昼のすき焼きコース(4505円)と瓶ビールを頼んだ。ご飯、漬物、果物付き。

すき焼きの鍋は、着物を着た中居さんが用意してくれる。

すき焼き鍋は、まず砂糖、醤油を下に敷き、その上で牛肉を焼く。生卵を割って肉だけを半分焼き、その後野菜と共に肉を焼いてくれた。牛肉以外の具材には、玉葱、白滝、豆腐、九条葱、三つ葉、麩があった。2回目の牛肉は、三つ葉と一緒に食べることを勧められた。

玉子とご飯を別料金で追加し、かなり満腹になったので、肉も野菜も追加できたが、今回は追加なし。

最後にデザートとしてりんごとみかんを頂いた。

ここで昼ご飯を食べることが、京都観光になる。