あてるいさんが投稿した洋食ビストロ夕凪(東京/神楽坂)の口コミ詳細

阿弖流爲 食の全国漫遊

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あてるい 認証済

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閉店洋食ビストロ夕凪神楽坂、牛込神楽坂、江戸川橋/洋食、ビストロ、居酒屋

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  • 昼の点数:5.0

    • ~¥999 / 1人
      • 料理・味 5.0
      • |サービス 5.0
      • |雰囲気 5.0
      • |CP 5.0
      • |酒・ドリンク -
2回目

2022/10 訪問

  • 昼の点数:5.0

    • [ 料理・味5.0
    • | サービス5.0
    • | 雰囲気5.0
    • | CP5.0
    • | 酒・ドリンク-
    ~¥999
    / 1人

2年3ヶ月ぶりのランチ ロールキャベツメニューが更にパワーアップしてました

この日は、先日来の宿題となっていた奥神楽坂の和菓子店 おはぎと大福さん訪問を計画。それに先立つ近傍でのランチの行き先として、真っ先に頭に浮かんだのがこちら。2年3ヶ月前に初めて訪れてその料理の味、コスパ、接客全てに感銘を受け、評価点満点を付けた新宿矢来町の洋食ビストロ夕凪さんです。
必ずしも恵まれない立地にもかかわらず、その後益々人気のお店となっているようですし、何せ店内の席数が限られているので、前回同様開店前に訪れて待つことにしました。

お店に着いたのが、開店予定時刻の約10分前。小雨が降る中、折り畳み傘を差して入口の前に立っていたところ、予定時刻より4分早くオープン。奥様が出て来て店内に招き入れて下さいました。
前回、同じように一人で開店前に一番乗りした際には、「お好きな席にどうぞ」とのことだったので、窓際のテーブル席に座らせていただいたのですが、今回は初めから「カウンター席にお願いします」と声を掛けられました。しかも、一番手前の席を指定。ランチタイムも人気で並ぶのが常態化している状況では、この対応の変化も仕方ないのかも知れませんね。

私が入店した直後に、予約客らしい女性2人が来店し、窓際の4人掛けテーブル席へ。更に、後からもう1人女性が合流しました。
その後も、次々と客が来店し、11時39分頃にはカウンター3席とテーブル3卓は全て埋まり、それ以降の客は連絡先を登録して一旦お店の前を離れたり、満席と聞いて諦めて帰ったり、そのままお店の前で待ち続けていたり、と人それぞれでした。

さて、ランチタイムのメニューを見ると、前回はロールキャベツがレギュラー3種のみでしたが、今回はそれが4種に増えた上に日替わりが2種。何と6種の中から選ぶことができます。この進化は嬉しいですね。
外で待っているときに店頭に掲示されていたランチメニューを見て、日替わりのロールキャベツのうちの一つに決めてはいたのですが、カウンター席の卓上にあるメニュー板を確認したところ、それには「本日のソース1」「本日のソース2」とだけ書いてあるだけで、具体的なメニュー名が分かりません。そこで、うろ覚えで「おろし大根のありましたよね?」と注文取りに来た奥様に尋ねたところ、「鬼おろし大根と揚げ茄子のしそぽん酢ですね。」という訳で無事伝わり、注文できました。
付け合わせにはライスかバゲットが選べますが、前回はライスだったのでバゲットにしました。

前回同様、直ぐに出てきたのがサラダとスープ。
サラダは、相変わらず中身が盛り沢山。レタス、紫大根、水菜、黄ピーマン、黄色ビーツ、そして芽キャベツ・れんこん・大根の煮物、鶏胸肉のテリーヌ。野菜にはフレンチドレッシングがかかっていて全体としては洋風なのですが、煮物は削り節と一緒に煮てある和風の味付けです。
スープは、黄色でとろみがあり、具は入っていませんがやや酸味を感じます。会計時に奥様に尋ねたら、ロールキャベツを煮込んだスープで、酸味は白ワインによるものだそうです。

10分ほどして、メインのロールキャベツとバゲットが運ばれて来ました。
ロールキャベツの上に揚げ茄子と鬼おろし(大根を粒が残る位に粗くおろしたもの)がトッピングされ、その上からしそぽん酢が掛けてあります。そして、ロールキャベツの両脇にもポテトと揚げ茄子が添えてあります。
全体として和風な仕上がりなのですが、これが意外な程ロールキャベツ本体と合うのでびっくり。
食べ終えた後に皿に残ったのがクリームソースやカレーソースなら、バゲットを浸していただいたのですが、ロールキャベツの肉汁としそぽん酢が混ざった残り汁でしたので、スプーンで掬っていただきました。これも結構美味しかったですよ。

前回来店したときにも増してお忙しそうな店主ご夫妻でしたが、あの時と変わらずとてもにこやかで優しい接客ぶり。満席になった後も、外に人が来る度に奥様はキッチンから店外に出て丁重な声掛けをされていました。
今回も、料理は勿論、接客も非の打ち所がなく、本当に感心させられました。

次回はまた別のロールキャベツを是非いただいてみたいです。


  • 鬼おろし大根と揚げ茄子のしそぽん酢のロールキャベツ 1,100円(税込)

  • 先に出されたスープとサラダ

  • ロールキャベツと一緒に出て来たバゲット

  • サラダ

  • スープ

  • 鬼おろし大根と揚げ茄子のしそぽん酢のロールキャベツ

  • 鬼おろし大根と揚げ茄子のしそぽん酢のロールキャベツ

  • 鬼おろし大根と揚げ茄子のしそぽん酢のロールキャベツ 断面

  • 鬼おろし大根と揚げ茄子のしそぽん酢のロールキャベツ 断面

  • ロールキャベツに掛かっていたしそぽん酢とロールキャベツの肉汁が混ざり、これがまた美味

  • ロールキャベツの汁も全部いただきました

  • カウンター席卓上に置かれたランチメニュー 

  • カウンター席卓上風景①

  • カウンター席卓上風景②

  • 店頭に置かれたランチメニュー

  • 開店前の店舗外観

  • 開店10分前

  • 入口扉も黒板代わり

2022/10/12 更新

1回目

2020/07 訪問

  • 昼の点数:5.0

    • [ 料理・味5.0
    • | サービス5.0
    • | 雰囲気5.0
    • | CP5.0
    • | 酒・ドリンク-
    ~¥999
    / 1人

料理(メイン、サラダ、スープ)、店内サービス、コストパフォーマンスいずれも非の打ち所がありません 毎週でもランチしに来たいお店 新宿矢来町 洋食ビストロ夕凪さんのロールキャベツランチ 880円(税込)

この日のランチは、新宿矢来町界隈(東京メトロ東西線神楽坂駅近辺)へ。思い返せば、コロナの緊急事態宣言発令前の3月末に水町さんにちゃんこ定食を食べに来て以来、約3ヵ月半ぶりです。

前回は牛込中央通り沿いにずっと神楽坂駅前まで行ったのですが、この日は裏道を利用。牛込中央通りが大久保通りと交わる牛込北町交差点の一つ西側の信号を北側に渡り、そのまま真っ直ぐ。突き当たりを左折、次の角を右折して牛込第一中学校と矢来町ハイツの間の裏道を突き当たりまで。そこを左折した後、突き当たりを右折して真っ直ぐ進み、矢来公園を過ぎて2つ目の路地を右に曲がるとすぐ左手にお店があります。

開店数分前だったので、そのままお店の前で待機。お店は全面ガラス張りなので、こちらからも店内での準備風景が見えますし、あちらからも外で待つ客が見えて好都合。ほぼ定刻にご店主の奥様と思しき若い女性が出てきて、店内に招き入れて下さいました。

一人客なのでてっきりキッチン真向かいにあるカウンター席に案内されると思いきや、「お好きな席へどうぞ」との有り難いお言葉。折角ですのでガラス際の2人掛けテーブル席に座ることに。私の後に来た3人の一人客も皆さん2人掛けテーブル席を選んでいました。
たとえ一人であっても、先に来た客を優先するという姿勢が先ず気に入りました。

さて、メニューは、こちらのお店の売りであるロールキャベツランチ3種(いずれも880円(税込))の中からカレークリームソースのロールキャベツ をチョイス。
待っている間に手指を消毒しようと右前方のトイレ入口の前にあるテーブル上の消毒液を借りようとしたところ、キッチンのご店主から「よろしければ手洗いもどうぞ」とのお言葉。良く見ると、消毒液のすぐ脇には水道の蛇口と手洗い用の小さなシンクが。勿論、ハンドソープも置いてあります。時節柄、このように食事前にきちんと手洗いができるようになっているのは大変有り難いですね。

席に戻ると先ず奥様が運んで来てくれたのが、野菜サラダとスープ。
この野菜サラダがボリュームもさることながら、中身がレタスだけでなくトマト、ニンジン、オクラ、オレンジ色のパプリカ、紫色や緑色の根菜、白蕪など色とりどり。それに洋風卵焼きも添えられています。
また、スープは夏らしく冷製スープ。見た目はコーンスープですが、奥様が「ロールキャベツの冷製スープ」と仰っていたので、恐らくロールキャベツの煮汁を出汁に使っているのでしょうね。中々美味しいスープでした。

そして、いよいよメインのカレークリームソースのロールキャベツが登場。
このロールキャベツが何ともまた美味しい。ロールキャベツが完全に埋もれる程たっぷり掛かったカレークリームソースのクリーミーなまろやかさの中に効いている仄かにスパイシーさを感じさせるカレー風味が絶妙。しかも、キャベツに包まれているひき肉の何と柔らかいこと。食感が普通のロールキャベツのひき肉とは全く違い、まるでコンビーフのようなきめの細かさ。
ご店主に「これ、ひき肉ですよね?」とお尋ねしたところ、普通のひき肉ではなく、ブロック肉を包丁を使って細かく刻んでいるとのこと。成程、そこまで手を掛けているからこんなに柔らかい食感になるんですね〜。いやぁ、感動しました。

そうそう、一緒に出されたライスも、とても良い炊き具合で美味しくいただきました。

途中、何人か分の予約注文を取りに来たテイクアウト客もいて、とてもお忙しい中にもかかわらず、一見客の私の問いかけにもとても丁寧かつにこやかに答えて下さるご店主と奥様。
しかも、こちらがわざわざ口に出さずとも、様子を見ながらサッとお水を足して下さったり、会計を終えての帰り際にさりげなくショップカードを差し出して下さったり。
そして、お店を出るときのお二人の「有難うございました、またいらして下さい」というお言葉もとても温かく耳に響きます。

メインはもとよりサラダもスープもこんなに質量共に充実したランチをいただき、しかもご夫婦の温かいもてなしと気配り、そしてとてもゆったりして居心地の良い店内。これが僅か880円(税込)で楽しめるなんて信じられないコスパの良さ。
もし許されるなら毎週でもランチに通いたくなるお店。まだオープンして半年程ながら、遠からずランク入りし、洋食百名店入りも間違いないのでは、と思わせる程の良店でした。

  • カレークリームソースのロールキャベツ、ライス

  • 緑黄色野菜もたっぷりの野菜サラダ、ロールキャベツの冷製スープ

  • カレークリームソースのロールキャベツ

  • ロールキャベツの断面 中身の挽肉の美味しいこと!

  • オニオンもたっぷり

  • 野菜サラダ

  • ライス

  • ロールキャベツの冷製スープ

  • 店内のランチメニュー

  • ランチメニューの右側に付いていた写真

  • 店内のメニューボード その1

  • 店内のメニューボード その2

  • 2人掛けテーブル席

  • カウンター席(マスキング修正済み)

  • テーブル席卓上風景

  • トイレ方向 手前に手洗い場があります

  • キッチン方向

  • 食事前に手が洗えるのが嬉しいですね

  • 店頭のメニュー掲示板

  • 入口右側の案内

  • 店舗外観

  • ショップカード 表面

  • ショップカード 裏面

  • 店舗左側

  • 大久保通り 牛込北町交差点より一つ西側の信号を渡って矢来町内へ

  • 突き当たりを左へ

  • 次の角を右折

  • 牛込第一中学校と矢来町ハイツの間の裏道を直進

  • 突き当たりをまた左へ

  • 突き当たりを今度は右へ(マスキング修正済み)

  • 後は真っ直ぐ

  • 矢来公園前を過ぎると間もなく到着

  • お店の真向かいにあるトレーラーショップ

2020/07/17 更新

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