この口コミは、ルー・フランクさんが訪問した当時の主観的なご意見・ご感想です。
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昼の点数:4.5
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¥6,000~¥7,999 / 1人
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料理・味 4.5
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|サービス 3.5
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|雰囲気 3.6
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|CP 3.5
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|酒・ドリンク 3.5
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[ 料理・味4.5
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| サービス3.5
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| 雰囲気3.6
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| CP3.5
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| 酒・ドリンク3.5 ]
人はこの店を日本一の鰻屋さんと呼ぶ
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2022/08/19 更新
静岡で一泊して、浜松に移動して来ました。
静岡と言えばおでんですが、浜松と言えばやはり鰻でしょう。
こちらのお店巷では「日本一の鰻屋さん」と呼ばれています。その理由の一つは日本中の鰻屋さんの中でも提供しているのがごくわずかと言われている「鰻の刺身」を頂けるのです。鰻の血は毒性がありますのでその血抜きをするにはかなりの手間と調理技術が必要になり、従って提供出来る店は非常に少ないという訳です。
その鰻の刺身を今日こちらのお店で頂きます。
勿論せっかくですので鰻重も頂きます。(笑)
この店も満を辞して予約訪問。
店に入り予約の名前を告げ、何はともあれまずは鰻の刺身を注文。尚且つ予約注文をしていた「鰻の肝焼き」のオーダーを再確認します。こちらは予約限定メニューになります。
テーブル席、座敷どちらが良いかを尋ねられましたか、やっぱり鰻を食べるとなると座敷が良いですね。
何はともあれまずはビール。
瓶ビールはアサヒかキリンかを問われましたのでキリンを選択。ちなみに静岡で瓶ビールと言えばサッポロかキリンでアサヒは一切出て来なかったのですが、さすがに静岡の様に横に長い県になると東と西でビール文化まで違うんですね。
そして鰻重は上鰻重を注文しました。実は上鰻重より少し鰻の量が多いジャンボ鰻重と言うのがあるのですが人気メニューの様で既に売り切れでした。
注文を終了し、突き出しでビールを嗜みながらしばし待機です。我々の配膳は他のお客さんより多少時間がかかっている様です。理由は鰻の刺身を注文したから。やはりかなり手間と時間がかかる料理の様です。それだけに噛み締める様に感謝して頂かないと。
約30分ほどして鰻の刺身の登場です。
おお…
これがかの鰻の刺身ですか…
見た目はてっさの様な盛り付けです。
そして料理人の「血と涙と汗の結晶」を感じます。
頂きますと、鰻の脂分が舌の上で転がる様な感じで正に絶品。絶品珍味と言う表現がぴったりかも知れません。
当たり前と言えばそれまでですが、今まで味わった事のない味で敢えて例えるならえんがわに磨きがかかったような感じでしょうか。食感は見た目同様てっさにも似ています。
食べ終わった後思わず「ふううぅ…」と吐息が。
何故か食べた方も偉業を成し遂げた様な気分になります。(笑)
そして次に登場したのは鰻の肝焼き。
こちらは打って変わって大迫力。
ここまで大ぶりの鰻の肝を見るのは初めてです。
タレがたっぷりかかっており何とも言えない魅力。
いただきます。
素晴らしい…
鰻重が来る前に既に夢見心地です。(笑)
そして日本酒を嗜みながら再び待機していると最後に上鰻重の登場です。鰻重の醍醐味は何と言ってもこの重箱を開ける瞬間。
重箱を開けますと…
天国より上にある国がそこにはありました。(笑)
いただきます。
ああ…この世に浜名湖を創って頂いた全能の神に感謝です。
途中から鰻の肝のタレを上からかけると、もう美味さを通り越して「無」の世界。
全て頂きました。
美味さを満喫して体全体に脱力感さえ感じます。
巷の噂は本当でした。
「人はこの店を日本一の鰻屋さんと呼ぶ」と言い切って差し支えないでしょう。