麺也さんのマイ★ベストレストラン 2012

独断と偏見のラーメンガイド

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マイ★ベストレストラン

レビュアーの皆様一人ひとりが対象期間に訪れ心に残ったレストランを、
1位から10位までランキング付けした「マイ★ベストレストラン」を公開中!

マイ★ベストレストラン

1位

博多ラーメン 竹林 にっくにっく店 (肥前浜 / ラーメン)

1回

  • 昼の点数: 3.7

    • [ 料理・味 3.7
    • | サービス 2.5
    • | 雰囲気 3.0
    • | CP 3.0
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ~¥999

2013/03訪問 2013/09/28

初めて食べた時は、それまでの人生で最高のラーメンで感動したのだけど・・・。


★2013年3月30日訪問

鹿島の「酒蔵ツーリズム」に行った際、メイン会場に近いし、久しぶりに食べられると喜んで訪問。
頼むはラーメン550円の粉落とし。

しかし・・、残念ながら期待は裏切られた形になりました。

トッピングはいつもと同じ。
青ネギを減らしませんでしたが、青臭さはきつくはない。
キクラゲは特筆するものでもないですが、チャーシューは西有田とは違い美味しい。
こちらならば、チャーシュー麺も可かな。

麺はいつもの角打ち細麺でしょうが、食感がなんか違う。
粉落としにしたら、竹林系列店ではシャクシャクしたような食感で、最高に美味しい時もあるのですが・・。
今日はなんだかシコシコといった食感。
それなりに美味しくはあります。
先日、西有田にも行ったけど、麺で不満がありました。
麺変えたのかなぁ?

スープはそれなりに美味しいのですけど、こちらも昨年夏のクオリティと比べるべくもない・・。
それに飲み干してもスープの底に骨粉がない。
ただ撹拌してドンブリに入れなかったのか、作り方が変わったのか・・。
どちらにしても俺は気になりました。

以前との見た目の違いは油膜の量。
スープに混在している油が少ない。
俺が以前掲載した写真と見比べると、昨夏のものは油でまだら模様を形成しているのに、今回のスープは単調な色合い。

もう、ここのラーメンを食べるだけのために、1時間かけて長崎から通うことはないでしょう・・・。

他に気になったのは接客。
特にひどく悪いとかではないです。
ただ、ラーメン担当の店員さんの表情がなんか疲れてる(^_^;)
他のスタッフ二名も退店する客への「ありがとうございました。」も言わなかったり、言っても声がすごく小さかったり。
これは客商売をする人としてダメだと思います。

また、今日も15時過ぎには閉店しておりました(・_・;)
もう営業時間は全く変えてしまっているようですね。

夏の3回だけでしたら、4.9点はつけれたお店なんです。
しかし今回の件でそれも俺の中で出来なくなりました。

次回に期待したいです。
いや、本当に期待しています。
昨夏のクオリティに戻ってほしい!


★2013年2月2日
今日も店の前を2度通りましたが、「本日は閉店しました。」の張り紙が・・・。
営業してそうな雰囲気はあるんですけどね・・。
スープ売り切れでの閉店でしょうか?土曜の昼過ぎに?
もしかして営業していなのかもしれませんね。

【追記】
どうも、昼間はオープンしているらしいのですが、早めに店を閉める事が多いという情報を得ました。
何回も食べれてない身としては、サービスの★を減らさざるを得ませんね。
スープ売り切れ御免とはまた違いますから・・。

★2012年11月7日追記。
10月下旬に続き、今日も閉店しておりました・・。
わざわざ長距離移動しての臨時休業は困りますね。
アイドルタイムもないお店のはずなのに、何故なのでしょう?
ちょっとこう予定外の休業で無駄足を運ばされると、味は評価しているお店ですが、印象が悪くなりますね。

電話確認してからの訪問をオススメします。

★2012年8月17日初回訪問

先日、久留米にラーメンを食べに行く予定があったのですが。
出発が昼前と遅く、佐賀に入るころには腹ペコ状態に。
塩田ミノキチか、鹿島竹林の二択だったのですが、先日の竹林西有田店がかなり美味しかったので、こちらにしました。

支店であるため(まぁ西有田も支店らしいですが)、正直西有田より劣ることを覚悟していました。
良くても同じくらいかなぁと。
最近、竹林で妙に気になるスープの甘味もあるのだろうな、と。

期待をいい意味で裏切ってくれましたねぇ・・。

最近、キクラゲと青ネギのトッピング量が多く、スープの邪魔になる感じがしたので、そこは少な目で頼んだのですが。
そのトッピングの合間から見えるスープは薄茶色!
甘味が気になる時は、大抵白濁しているんですよ。俺の気のせいかもしれませんけどね。

スープはうまい!旨味もコクもあるというもの。豚骨ラーメンとして、俺にとって理想的な味わい。。
連れも「これぞ豚骨ラーメンって感じですね!」と結構絶賛。

麺は・・・、これまた文句ない!
竹林の極細でややウェーブのかかった麺は、粉落としで注文すると小麦の風味がするような味わいなんです。
何とも言えない、小麦粉の食感。サクサクともシャクシャクともいえるような食感。
麺だけで美味しい。ここまで麺で美味しいと思うのは、竹林の他は元祖長浜屋くらい。
その麺にスープが絡むのなんの・・。

至福の時間でした。
この日は最低3軒ラーメン屋を回るつもりだったので、替え玉をするつもりはありませんでしたが、ここでしないと後悔すると思い、替え玉も堪能しました。
友人との会話もなく、ラーメンに没頭し、一気呵成に食してしまいました。

スープの表面に数ミリほど透明の油膜が張ってあったのですが、これがあったためか替え玉してもほとんどスープが冷めませんでした。
最後にラーメンのタレをミスって多めに投入。
残りわずかだったからよかったのですけど、折角の極上スープを醤油辛いものにしちゃいました(苦笑)。

俺が何故ラーメンが好きなのかといいますと、たった500円前後で感動するくらい美味しいものを食べれることがあるからなんですよね。
今までにそれを経験させてくれたのって、元祖長浜屋や博多(元祖含む)だるま、隆砲、丸星、竹林西有田店などでしょうか・・。
それもスープコンディションというものがあるので、その店に行ったところで毎回美味しいという訳ではありません。
でもそれらの店の感動させてくれた日のラーメンよりも、この日の竹林鹿島店は俺にとって美味しかったかも・・。
もちろんこの日の竹林鹿島店がたまたま俺好みのスープになっていただけなのかもしれません。次回行ったら★が半分~1個低くなることくらい、十分にあり得ることです。

それでも食後30分くらい、自然と口から「旨かった~。本当に美味しかった。」という言葉が出続けていました。
この日の鹿島店が俺の今までの人生で最高のラーメンだったかもしれません。

あんまり美味しかったので、また明日別の友人を誘って食べに行ってきます!!!
片道わずか1時間であのラーメンが味わえるのなら、俺は通います。

★2012年8月21日再訪

開店とほぼ同時に入店し、ラーメンを粉落としで友人と注文。
と、ここで友人に着信が。その時店員さんは俺にはラーメンを先に持ってこられ、友人にはほんの少しではありますが時間をずらして持ってきていました。
友人の通話が終わる頃合いにラーメンが運ばれており、ちょっとした心遣いにも感心しました。

今日はネギとキクラゲは普通で注文。西有田店ほど盛ってはありませんが、それでも多めかな。
チャーシューは薄切りの豚バラ肉(ダシブタ)。ここは他所の竹林と変わらないですね。味もそう美味しいものではないです。
俺にはそれで十分です。アクセントになればいい、ってくらいにしかチャーシューを考えていませんから。

スープは先日よりはやや好みではないかなぁ。
それでも唸るくらい美味しい(嬉)。充分に、四つ星半はある味わい。
竹林西有田店の味が変わったことで意見が一致していた友人も、鹿島店の味には大満足したようで、「これこれ!この味!」とつぶやきながら食べていました^^。
2人で替え玉まで食べ、満足して店を出ました。
御馳走様でした。

★2012年9月1日再訪。

今日は、粉落としと頼んだ麺が明らかに粉落としではありませんでした。
替え玉を頼んだら、しっかり粉落としできて美味しかったですが。

スープも今までの3回の中では一番下の出来かな。
まぁ美味しい部類にははいりますが・・。
ここいらは豚骨なんで仕方ないのでしょうが・・。

しかし、麺の茹で時間はしっかりしていただきたかった。
今日の出来なら四つ星ですよ。


  • 2012年8月17日博多ラーメン(550円)ネギ少な目
  • 2013年3月30日博多ラーメン(550円)
  • (説明なし)

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2位

ワラナヤ (大村市その他 / カフェ、パスタ)

1回

  • 昼の点数: 4.5

    • [ 料理・味 3.5
    • | サービス 3.5
    • | 雰囲気 4.5
    • | CP 2.5
    • | 酒・ドリンク 3.5 ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥1,000~¥1,999

2012/02訪問 2012/09/30

雰囲気抜群のカフェ

まだ二回しか行ったことはありませんが、お気に入りのカフェです。

最後に行ったのは今年の二月でした。

ランチ友達と長崎で食事をしてから、俺の提案でこちらまで移動。
小雨の降る日の15時くらいだったでしょうか。
WARANAYAに到着。

天気が天気なので馬やヤギは小屋の中でしたね。
駐車場から小さな坂を上り、納屋を改築したらしいお店へ。

客は俺達だけ。
席はスタッフに指定されるのかな?と思っていましたが、どこにでも座っていいとのことでした。
一番見晴らしのよさげな中央の席につきました。

今回は食事をしてたので3人でケーキセットを注文。ドリンク付きです。
おぼろげな記憶ですがそれで合計2000円強くらいでしたね。
ケーキは手作りらしいですが、俺はとても気に入りました。
甘すぎず、手作りっぽくなりすぎないケーキ。

以前来たときはコーヒーとパスタを注文しました。
その時のコーヒーは2人分がポットに入って出てきました。
苦味の強い、濃いコーヒーで好みでした。カップは何杯もお変わりできるような小さなもの。
ポット・カップはともに無地の白磁でした。

正直、料理は家庭的な美味しさであり滅茶苦茶美味しいって訳ではないと思いますし、値段もやや高めの印象のお店ではあります(カフェとしては普通のCPでえしょうが)。

でも、なぜお気に入りなのかというと雰囲気が抜群なんですよ。
特に前回は最高でした。

この日は時間帯と天気も関係したのでしょうが、店内に客は俺たち3人だけ。
外はそぼ降る雨で、納屋を改築した店内では薪ストーブがはぜています。
わずかに煙いような、薪のいい匂いが店内には満ちていました。
店員さん(ご主人夫婦かな?)も、店内に静かにいらっしゃるものの、余計な声かけなどもなく、良い意味での放置するような接客。

本当にゆったりと流れる時間・・・。
久しぶりに会う友人と、互いの近況や、どうでもいいよもやま話などをゆっくりすることが出来ました。

この日の雰囲気は四つ星半でした。
つつじの時期などの、お客さんが多い日は、正直三ツ星半くらいになってしまうと思います。

連れてきた友人二人も本当に気にいってくれたのは嬉しい限りでしたね。
オススメできるカフェですよ。

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3位

佐賀ラーメン いちげん。 (佐賀市その他 / ラーメン、餃子)

2回

  • 夜の点数: 4.2

    • [ 料理・味 4.2
    • | サービス 3.0
    • | 雰囲気 3.0
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 昼の点数: 3.9

    • [ 料理・味 3.9
    • | サービス 3.5
    • | 雰囲気 3.0
    • | CP 3.5
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    ~¥999 ~¥999

2018/06訪問 2018/06/30

余韻は弱めながらも、ひさしぶりの「いちげん」は美味しかった♪

約2年ぶり、9回目の訪問。
こちらは店主がお若いから、閉店の心配をしないでいいので、美味しいけどどうしても後回しになってしまう。
佐賀には近日中に閉店するかもしれない美味しいお店も多いのだ。

お店のすぐ脇の駐車スペース1~2台分は、車椅子のお客さん専用らしい。
結構、車椅子のお客さんも来られると、スタッフが仰っていた。

入店して、食券機でラーメンを購入。
相変わらずの、ラーメン屋らしからぬ高サービスのお店で、セットメニューの方がお得であることを客が来る都度繰り返していた。
当たれば香りがとんでもなく良い「佐賀海苔」は、今回は節約のため諦めた。
厨房の中が見える、特等カウンター席へ着席し、店主さんが作っている姿を拝見していた。

●ラーメン(600円)

まずは大匙で豪快に塩を1杯投入し、その後レードルでタレを1杯。
そして液体ボトルからラードらしきものをピュッ、ピュッと入れていかれる。
結構、塩分濃度は高そうだ。
その後に出汁スープを注いでいらっしゃった。
今回の麺上げはテボではなく、柄付きのザル。
蕎麦ザルではなく、ザルに垂直に柄が付いている佐賀ラーメン店でよく見るもの。
もう鹿島の金物店しか作ってくれるところはないらしい。
久留米の有名店も、福岡のあのお店も、鹿島で購っているのだとか。
「カン、カン、カン!」という、羽釜にザルを当てて湯を切る音が、佐賀ラーメンらしさを感じる。

店主が一杯ずつラーメンは配膳。
チャーシューは3~4枚か。細切れチャーシューも少しは入っている。
葱は白葱というのが特徴的。
濃茶~薄茶のグラデーションのスープには、微細な油の粒子が無数に浮かんでいる。

鼻腔に漂ってくる、豚骨スープの香りも良い。
期待に胸膨らみ、スープを一口啜る。
旨味がキレッキレッ!って訳ではないが、とても美味しい。
さすがいちげん、と思ってしまう味わいだ。
が、やはり旨味が物足りなかったのか、余韻は弱め。
食後は結構早めに旨さの余韻が薄れはじめていた。

黄色がかった中細~中麺サイズの麺は、細めのサイズながらもやや弾力を感じる食感。
長さは短めで、簡単に啜ってしまう。
元々はストレート麺なのだろうが、茹で加減のためなのか、わずかにウエーブしているライン。

チャーシューはダシブタだが、パサパサでもなく適度に柔らかく、酸化臭もない。
脂身付きのチャーシューはやはり美味しかった。
こちらは青葱ではなく白葱のお店だが、食感はこの白葱の方が良いと感じる。

丼が本来のいちげんのモノに戻っていたのも個人的には嬉しい。
この丼で頂かないと、いちげんに来た気がしない。
今回の丼は豪快で達筆な筆使いのもののようだ。
何が書いてあるのか気になって、スープを飲み干してしまった(汗)。
どうやら麺劇場玄瑛の店主が書かれた丼のようだ。

ご馳走さまでした。
★2016年7月訪問@8回目(3.8点)

この日は猛暑。
店の入口には、ドライミストが設置されていました。
最近見なくなったな、コレ…。

●ラーメン(600円)

いつものように、ラーメンを麺の茹で方普通でオーダー。

しかし、その時他の客に配膳されているラーメンをみて、驚きました。
ドンブリが変わっている…。

店内の張り紙で事情を知る事が出来ました。
熊本地震で被災した熊本のラーメン店のために、全国のラーメン屋からの援助として、500枚の丼がいちげんに届いたのだそうです。
詳細な事情はわかりませんけれど、いちげんが音頭をとったのかもしれません。
そして、送れなかった(余った?)丼のの一部を、いちげんでも使っているのだとか。

正直、残念でした。
あの平べったいドンブリにこそ、いちげんらしさがあるのに…。
白い丼は、スープの色あいが映えるし、平たくて浅い造りもなんだか食べやすいし。
なにより、毎回スープを飲み干した時に現れる、おそらくはお客さんが描かれたと思われる、一枚一枚違う手書きのメッセージを見るのが楽しみなのに…(涙)。

この日、俺のラーメンに使われたのは俺式 純の丼でした…。
こんな黒い「組あい角」紋のデザインされた切り立ち丼で、出されてもなぁ。
他のお客さんには、朱色の丸っこい丼で出されていましたが、どうみても塩ラーメンや醤油ラーメンの丼にしか見えません…。
偏見でしょうけど、美味しさもちょっと落ちるような気すらします(笑)。

さて、肝心のラーメン。

スープは残念ながら、当たりの日ではなかったです。
油分のある飲み口ですけど、伸びのある旨味などはありません。
好みのタイプですし、十分美味しいのですけどね。

麺は黄色みがかった、モチっとした食感のある中麺でした。
これまでよりも、モチっとした食感が強くなっている印象。
また、加水率の為かもしれませんが、以前よりは少々太めに感じる麺でした。

チャーシューは幅広で、強い塩気と脂身があり美味。
それでも、塩気はもう少し抑えてあっても良かったです。

ご馳走さまでした。

★2016年2月訪問@7回目(4.1点)

久留米に「お持ち帰りラーメン」を集めに行った際、この付近を通過中にお昼になりました。
週末の店内は盛況で、大将はオペレーションに専念。
男性スタッフ2名が、厨房内で調理されていました。

このため、店内で立ったままの客もいますけど、接客が素晴らしい。
大将の、客への目配り・声かけが完璧なモノです。
その分、スタッフは大変でしょうね。
ちょっとした客への配慮の無さで、注意されることもあるようです。

●ラーメン(600円)

細切れっぽい薄切り・不定形のチャーシュー数枚と、太めで黄緑の葱だけというシンプルなトッピング。

スープは濃茶色。
表面数ミリには、油の上澄みがあります。
一口啜ると、油分高めのシミジミとした旨味のある味わいのスープ。
…油分のパンチ力が復活していますね。
今回はラードが入っているようです。
というか、前回がイレギュラーだったのかもしれません。

正直、旨味自体はこちらにしてはキレキレの日ではないです。
いちげんのスープの出汁が出ている時は、とんでもない美味さですから。
この日の店内は満席で、仕方ないのかもしれません。
ずっとスープを炊き続けるこのお店で、旨味を維持するのは並大抵のことではないと思いますから。

麺は淡黄色の柔麺で、茹で加減はヤワヤワです。
麺茹ではスタッフ任せだけど、こう柔麺ならば誰でも一緒のように思います。
正直いちげんは、あまり麺茹でには拘ってもいなさそうですし(笑)。

薄切りのチャーシューは、すごく柔らかく、味も付いていて美味しい♪
コロっとした端切れチャーシューや脂身も入っていて、それはそれで嬉しかったです。
食感や脂のアクセントがありますので。
太めの葱も新鮮でした。

御馳走さまでした。

★2015年10月訪問@6回目(4.0点) 「マイルドな方向に転換したのか??いちげんの油のパンチ力が無くなっていました。」

もとむらを出た後は、ナビを頼りに「いちげん」へと向かいます。
20分程で到着します。
約1年ぶりの「いちげん」。
期待に胸が膨らみます。

客層は作業着を着たガテン系の若いお兄ちゃんから、スーツ姿のキレイな営業職のOLさん等々。
店員さんも、銀髪の若い女性に変わっていました。

●ラーメン(600円)

券売機で食券を購入し、カウンター席に着席。
店主の調理風景が見えるポジションをキープしました。

麺はテボで茹でたあと、平ザルに移して湯切りするというスタイル。
地元のラーメン店で見かけた時は、なんとも中途半端な手法に思えたのですけど。
いちげんがやっているのを見ると、「効率がいいからやっているんだろうな」と思えてしまうのが不思議です。

数分後にサーブされたラーメン。
いつもの白い浅めの丼に入れられています。
トッピングは、チャーシューに太目の葱という、超シンプル系。
今気づきましたが、以前はあった海苔のトッピングも、2014年の訪問時から無くなっていました。

スープの色合いは、明るめの茶系。
が、以前よりは油の粒子の数が少ないように感じます。

スープを一口飲んで驚きました。
以前とはスープが変わっています。
滋味系の佐賀ラーメンながらも、油のパンチが効いているのが、「いちげん」のラーメンであったはず。
が、そのパンチ力が無くなっています。
油分が抑えられ、マイルドなスープになっていました。

佐賀ラーメンの油分は豚骨から抽出したものであり、ラードの追加などはない、と言う人もいますが…。
いちげんの前回までのスープの油分の高さは、個人的にラード追加タイプだと思っています。
まぁ、そんなに自信を持っている訳でもないですけど。
これが、もし豚骨を炊く事だけで油分を抽出しているのなら、特筆すべきことですね。

前回までは、そんな感想を持っていたこちらのスープ。
それが今回は、師匠の「もとむら」のスープに近いと感じるような、マイルド・アッサリスープ。
「毎日食べられるラーメン」の方向にシフトしたのでしょうか?

勿論、充分に美味しいですし、この方向性も有りとは思います。
が、年にせいぜい数回しか食べない俺は、以前のパンチ力のあった「いちげん」の方が好きですねぇ。

麺は、佐賀に来ると「熟成感」というか、「フレッシュ」さを感じる畑瀬食品。
美味しいです。

前回は酸化していたチャーシューが混じっていましたが、今回はソツなく美味しいものばかりでした。

スープまで飲み干すと、やたらとハートマークの描かれた丼でした。
デザイン性はあるなぁ。
こちらの丼の底に、何が描かれているのか?
毎回ちょっとした楽しみではあります。

カウンター席にあった「福岡ラーメンショー2015」のチラシを、帰り際に頂きました。
第二幕の11月18日(水)~23日(月・祝)に、「秀ちゃんラーメン」と共同で「佐賀ラーメン会」として出店する模様です。
「来てくださいね」と、ニヤリとする表情が男前でした。

ご馳走さまでした。

★2014年12月中旬訪問(4.2点) 「味と油がハッキリとしている佐賀ラーメン・いちげん」

一人佐賀ラーメン旅の3軒目は「いちげん」。
昼間に来たのは初めてかもしれません。

ラーメンと、前回生海苔が好みではなかった有明海の華海苔(焼海苔)を注文。

●ラーメン(600円) 華海苔(焼海苔)(100円)

30円値上がりしているラーメン。

スープは濃茶で、油分がタップリ。
ナチュラルさを感じる反面、やはりラードをクドくない程度の適量追加しているのではないのか?とも思います。

油分が高いながらもスープの味わいは、ジンワリとした滋味系♪
そして、タレは強いタイプのスープです。
でも、こちらのタレも多分ナチュラル。
化調っぽい要素は、少なくともスープを飲んで感じません。
飲み干すと、赤茶色の髄が沈殿しております。

「一休軒」「げんこつ」を組み合わせた屋号の、いちげんのスープは旨かったです。
俺が「げんこつ」のスープを好むタイプであることを、改めて確認させてくれますね。

麺は、一休軒御用達である畑瀬製麺の麺とは思うのですけど、普通麺オーダーでしっかり茹でているように見えて、コシのあるヤワ麺に仕上げるあたりは、流石と言うしかありません。

ただチャーシューは、一部にすえたような味わいがあり、酸化していた物もありました。

華海苔は「香り立つ」という程の香りがなく残念だと思っていたのですが…。
スープに漬けて柔らかくして、麺に絡めて食べると、海苔の風味が追加されて美味しい♪
4枚もあったのですが、簡単に全て美味しく頂けました。

帰り際に、お土産ラーメンを2食購入しました。
確か、2食で700円だったと思います。

●お土産ラーメン(350円)

そして後日、いちげんのお土産ラーメンを頂きました。

スープは軽いとろみのある濃茶で、やはり油分は高い。
佐賀ラーメンはラードを入れない、という人もいますが、やはりこちらのスープはラード追加タイプだと思ってしまいますね。
でも全然くどさのない範囲での追加ですけど。
醤油系のタレが効いている、美味しいスープです。
店で食べた時のスープよりも美味しいかもしれない。

麺もいい感じにクニッとした食感で、美味しい麺です。
麺自体に美味しさがあります。

この油分の高さ・味の濃さは、佐賀ラーメンでありながら、若者にもウケるようなラーメンです。
やっぱ旨いわ、いちげん。

★2013年10月下旬訪問(3.7点) 「久しぶりの「いちげん」は、このお店にしてはイマイチのお味でした。」

先日、「吉野ヶ里大砲店」に行った後、「いちげん」にも訪問していました。

11か月前唸らせてくれたお店です。
「ラーメン」(570円)をカタメン注文。
そして、食べログでその存在を知った「有明海の生海苔」(100円)も注文。

淡黄色の中麺は透明がかっているような色合い。
カタメンで注文したのですが、しっかりと軟麺にまで茹であがっています。
ただ、それでもOKな麺の性質でもあるんですよね。
軟麺になっていたらからと言って、イマイチな食感とはならない麺。

油の多いスープは…あっさりまろやかな甘い旨みがありますが、残念ながら11か月前の衝撃とは比べるべくもないお味です。
唸るほど美味しいラーメンを期待してしまう「いちげん」ですが、今回はちょっと外したみたいですね…。
豚骨ラーメンという食べ物ですから仕方がない…。

「有明海の生海苔」は、生海苔といってもぱらぱらと乾燥気味の海苔でした。
海苔は風味づけにはなりますが、純粋に豚骨スープを楽しみたい俺には邪魔に感じてしまい、今後は頼まないでいいと思ったサイドメニューでした。
焼き海苔の方ならば、スープの味を邪魔せずにアクセントとなるでしょうから、そちらの方が俺は好みだったかもしれません。
チャーシューは薄切り大判で美味しいものでした。

でも時間を大幅にロスする程の、回り道をしてまで食べるラーメンでは、「今日は」なかったですね。

いつもは接客の良さを感じるお店ですけど、写メを撮りつつ、ぼそぼそとラーメンの感想を連れが言ってくるのを見てか、店長(今は諸事情あってか、お姉さんが経営者みたいです)はやや冷めたいような態度でしたね(笑)。
ま、ラーメンの感想を言いあうのは店を出てからでいいんですよね。
あまり店内で批評されても、店の主としては気持ちのいいものじゃないのはわかります。
20歳前後の若い男性スタッフもいらっしゃって、頑張っているのはわかりましたが、色々ともたついており慣れてない印象でしたね。

お土産ラーメン(300円)は三食分購入し、時間をかけて頂きました。

一食目は、嫁が食べたいというので作ったら、こちらのスープの方がお店より美味しかったです(^_^;)。
濃度が濃かった感じ。

残り二食のお土産ラーメンにも期待していたのですが…。
母に作ってもらった時は濃度がイマイチ。
外れのスープかと思いきや、母が丁寧に表面に浮く油の膜を出来る都度捨てていたのだとか(涙)。
「そんなことしたら美味しくなくなるやん」とクレームをつけました。

ただ、三食目をつい先日自分で作って食べたのですが、やはりパッとしない感じ。
充分美味しくはあるのですけどね。
白ネギと薄切り豚ロースをトッピングして食べたのですけど…。
お土産ラーメンも全体的に去年の方が美味しかったな、という感想を持ちました。

★2012年10月21日訪問(4.5点)

佐賀市川副町のラーメン屋さんです。
先日、4年ぶりに再訪しました。

4年前の印象はそう良くはなかったですね。
アッサリした豚骨に柔らかいツルツルした中麺。
佐賀ラーメンの典型的な麺だと思いますが、俺はツルツル麺って苦手なんです。
またこの日は、スープもイマイチ好みではありませんでした。

ただ、接客は素晴らしかった。
ラーメンツアーの4軒目に伺ったのですが、連れの女の子はもうダウンしていました。
俺ともう一人はラーメンやら特製ラーメンを注文しましたが、その子は何も注文せず、テーブルについていました。
それなのに、いちげんのスタッフは黙って、取り分け用のドンブリを出してくれたんですよ。
これには感心しましたね。
退店時は、常連さんとおしゃべりしていた店長も「ありがとうございました!」と挨拶してくださいましたしね。

接客に関してはイイ印象しかないお店です。
今回の女性店員さんも、感じがイイ人でした。

さて、ラーメン560円(多分)をカタメンで注文。
こちらの麺ならば、バリカタは合わないかなぁと思ってそうしました。
前回はバイトが作ってくれましたが、今回は店長自ら作ってくれます。

ラーメンが届くと、写真を撮っていいか?と質問。
快くOKしてもらえました。
「ありがとうございます。フェイスブックですか?」と女性店員さん。
そうです、と答えましたが、実は食べログだったんです(笑)。
スイマセンでした。
店長が後ろから「どんどん悪口書いてくださいね!」と言ってます(笑)。

ラーメンは白い浅目のドンブリに入っています。
これは底にそれぞれ、来店した有名人?のメッセージが書いてあるみたい。
俺のは誰かわかりませんでしたが、連れの友人のはロンドン五輪のボクシング選手の書いたものみたいでした。

チャーシューは薄く広めの物が2~3枚。
それと海苔が一枚、長ネギ(そう太くはないサイズ)の白ネギ部分が散らしてあります。
麺は薄ーい黄色の中細麺~中麺。断端は丸かわずかに角かな?
前述の通り、加水率が高そうなツルツル麺です。

スープは濁った薄ーい茶色。
さっと写真を撮ると、ひと口スープをすすります。
・・・濃厚だぁ。
極わずかにトロミを感じました。
塩味は強めかな。
スープにはラードと思われる油分も多いです。
豚骨しか使っていないのに、何かのアロマを感じるスープのお店ってありますけど、いちげんでもそれを感じます。
ただ、どのようなアロマかと言われると、うまく表現できません。

4年前とは違う味わい。
好みではないはずのツルツル麺も、すいすい口に入っていきます!
プツンプツンとした食感でもありますが、これはこれでOK!
心の中で「うめぇ・・。」とつぶやきながら食べてました。

予想外のクオリティでした。
美味しかったです・・。
このまま替え玉を注文したかった・・・。
普通でもいいし、一度は合わないと判断したバリカタでも可・・。

しかし、今日は帰りに鹿島で竹林にっくにっく店に寄る予定がありました。
さすがにここで替え玉したら、竹林は食べられないだろうと判断し、泣く泣く断念しました・・。
その代わりスープまで完食。

いや、満足しました。
満足して長崎への帰路につきました。

このいちげん、スープコンディションの差が大きいお店とは聞いていました。
知人にこちらに愛着を持っている人がいまして、その人が言うには時々とんでもない出来のスープが提供される日もあるとか・・。
多分、今日のは美味しい方のスープではあったのかもしれませんが、知人のいう当たりの日のスープ程ではなかったのではないか、と考えています。

また、伺いたいと思います。
今度は四年も間をあけるつもりはありません。

本日なら4.4点の美味しさ。
あと少しで唸ってしまうくらい。
いや、心の中で唸っていたのを考えると、4.5点をつけてもいいですね。


【追伸】
ちなみにその日竹林は、閉店時間前に閉まっており、いちげんで替え玉しなかったことを鹿島で後悔する羽目になりました(涙)。

★2012年11月24日再訪(4.5点)

夕食として再訪。
ラーメンをカタメンで注文。

相変わらずのクオリティですが、前回よりはやや味が落ちるかな?
旨味というか、そこらがちょっと前回よりは落ちる印象ですが、それでも充分美味しい(*^_^*)
連れて行った友人らも美味しいと口々に言ってました(*^_^*)

今日はこれでオシマイの予定でしたので、替え玉(150円)も注文。
ラーメンとは違い、黒いドンブリに入って提供されますけど・・多い(汗)。
最初の一杯のラーメンに使った麺の1.5倍くらの量がありそう(汗)。
投入するとスープが薄くなってしまい、味気なくなりましたので卓上のラーメンのタレを少量いれてたべました。
やや湯きりが不満かなぁ・・。黒ドンブリの底に、湯が極少量たまっていましたし・・。
これがないくらいの湯きりをしてほしいかも。

こちらは冷凍スープと生麺のお土産ラーメンがあるらしいですね。
今まで気づいてませんでしたが、今日は店内に広告していたので購入。
通常500円が300円ってことで、友人・家族らに買ってみました(*^_^*)
こちらのトッピングをまねて作ってみようかと思います。

★2012年11月26日

お土産ラーメンを作ってみました。

麺は加水率高めのツルツル麺と思ってたのですが、生麺の状態だとそうは見えません。
食感で判断してるだけですからね、俺は。

スープは湯煎してゆっくり解凍。
チャーシュー替わりの薄切り豚ばら肉は、下茹でした後にスープを鍋で温めるついでに煮ます。
他のトッピングは青ネギを刻んで散らし、焼のりを乗せてみました。
麺は大量のお湯で、1分少々。湯きりは丁寧に。
しかしそれでも伸びてしまっていた・・。

それなのに、なんなんだこの味は・・。
いくら店のスープと生麺を使っているにしても、ド素人の俺が作ってこのクオリティか・・。
スープの味だけならば、一昨日店で食べたのよりも美味しいかもしれない・・。

もっとたくさん買っとけばよかった!!
家でこのレベルのラーメンが食べれるとは思ってもいませんでした。

食べて半年以上たっても記憶に残っている、余韻を引く美味しさでした。
同じ頃に食べ、同じ位美味しいと思ったお店が余韻がそうなかったのに対して、こちら「いちげん」は違いました。
もちろん、たまたまスープコンディションの良い日に当たっただけなのかもしれません。

  • (説明なし)
  • (説明なし)
  • (説明なし)

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4位

麺家ぶらっくぴっぐ (佐賀、鍋島 / ラーメン、餃子)

1回

  • 昼の点数: 4.0

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 3.0
    • | 雰囲気 3.0
    • | CP 3.5
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ~¥999

2016/12訪問 2016/12/11

スープとタレのバランス感覚が素晴らしい1杯。

★2016年12月訪問(4.0点)

1年ぶりに「ぶらぴ」に訪問。
このお店のファンだが、前回がちょっとガッカリだったので、最近は足が向かないようになっていた。

初めてカウンター席に座る。
デカい寸胴が、厨房にはいくつか並んでいた。
が、どのように使っているのかは当然わからない。

●ラーメン(570円)

トラディッショナルなラーメン丼には、ライトのせいか、乳白色と言いたい色合いのスープが注がれている。
実際は、いつもの薄茶白色の色合いなのかもしれない。

チャーシューは3枚。
幅広いものが2枚、普通のサイズの物が1枚。
こちらのチャーシューは、大きめなのが嬉しい。
今回は、チャーシューに臭みなどもなく、美味しい。
脂身が多いのため、甘みがある。

葱はちょっと太めの物。
俺は気にならないが、このサイズになると、葱臭さが気になる人もいるかもしれない。
丼からは湯気に乗って、海苔の香りが漂ってくる。

やや縮れたような、自家製の中麺。
ツルツルしているように見えるのだが、実際はそうではない。
かといってザラついている訳でもないのだが、微細な毛羽立ちでもあるのか、ツルツルとは啜れない麺だ。
クックッとした、ややカタ目の歯切れ感が前半はあるが、スープを吸った後半はそれが無くなってくる。

スープを一口啜る。
頭骨メインのスープだとは思うのだが、頭骨の甘み・ミルキーさがやや感じにくい。
やはり、他の部位も混じっているのかもしれない。

それにしても、ちょっと出汁感が強いスープだ。
出汁系スープが最近は好きなのだが、それでも塩・醤油(タレ)などで多少は締めてもらわないと、やはり味としては問題がある。
あまりにそのままの豚骨出汁に近い味わいで、「あれ?」と思っていたのだが、塩・タレは底に沈殿していたようで、中盤以降にスープの撹拌が進むと、味はしっかりとしてきた。

うん、出汁重視でも、タレ重視でもない、このバランス感の良さが「ぷらぴ」のスープだ。
ちなみにタレは、替え玉用として卓上にある。
バリバリの花鳥感溢れるタレである。

もう一声と言いたい部分はあったが、かなり満足に近い物が得られた一杯であった。


★2015年11月訪問(3.4点)

元ダレのしっかりとした、甘い旨味とトロっとした飲み口の頭骨系スープが美味しい「ぶらっくぴっぐ」♪今回はあまり旨味のない一杯でした。

佐賀のバルーンフェスタを観に行った際、家族で訪問しました。

●ラーメン(570円) 餃子セット(820円)

家族で訪問したため、セットを混ぜてオーダー。
餃子セットは、ラーメンに、ご飯・漬物と、餃子が4個ついています。

スープを一口啜ると…。
豚骨アロマの漂う、中濃スープに「お!」と思ったのは一瞬でした。
スープの旨味がちょっと薄めに感じます。
今日は出汁が出てない…。
そして、タレは強めです。

いつもは褒めてしまうチャーシューも、さほど美味しくありません。
一応替え玉(120円)までしましたが、スープは当然さらに薄まります。

うーん…。
これは今まで食べた「ぶらぴ」の中で一番外れたように感じます。

家族にも不評でした。
妻「タレが強いね。」
娘「美味しくなかった」
俺「…。」

運が悪かったようです。
この日は降雨のため、バルーンフェスタも中止になりました…。

★2015年9月 お土産ラーメン実食

先日、佐賀にラーメンを食べ歩いた際、こちらの「ぶらっくぴっぐ」だけはお土産ラーメン(300円)の購入をしていました。

で、自宅でお土産ラーメンを作ってみました。
ビニール製の容器は、「いちげん」と同じもの。
いちげんの方は、最近はお土産ラーメンを作っていないという話も友人から聞きました。

豚の薄切り肉を茹で、それのみトッピングしました。
青葱は冷蔵庫になかったので、無しです。
写真は一応撮影してはいますが、敢えて掲載はしていません。

味の方は実に美味しかったです。
薄茶色に乳白色が混じったようなスープの色合いは、単調・扁平にも見えます。
が、スープのタレのバランス具合や、わかりやすくて美味しい旨味は絶賛クラス。
基本、画一的な印象になりがちな自家製麺を俺は好みませんが、こちらの麺は実に美味しかったです。

点数は、基本お土産ラーメンではいじらないのですけど、据え置きでなくても文句なしの4.3点。
俺的基準でいえば、「かなり美味しくて満足が出来、欠点も見当たらない」という評価。

このお店が、俺に佐賀ラーメンの美味しさを最初に教えてくれたことを思い出します。
味のわかりやすさ・味の敷居の低さ的には、佐賀ラーメンの入門店として、一番入り易い・とっつきやすいお店という印象がありますね。
佐賀ラーメンは大好きなご当地ラーメンであり、いくつも美味しいお店がありますけど。
こちら「ぶらっくぴっぐ」はその中でも、特に好きなお店です。

ご馳走さまでした。
また近々再訪します。

★2015年7月訪問(4.3点)

佐賀ラーメン食べ歩きの3軒目として訪問しました。

●ラーメン(570円)

サーブされたラーメン。
昔懐かしい、龍模様のトラディショナルなラーメン丼は変わりありません。

トッピングは、大ぶりのチャーシュー2枚に、端切れのようなチャーシューも含めると、3枚という豪華さ。
その他は、太めのネギと正方形の海苔という内容。。

スープですが、周囲が泡立った、白みがかった薄茶色。
油の細かな粒子も確認できます。

スープからは豚骨の臭みが軽く立ち上ります。
甘い旨味でトロっとした口当たりのスープ。
トロっと感が強い印象のスープです。
やっぱりタレはシッカリ使っていますね。

「甘くてトロっとしているなぁ。」と思ってたら、友人から「ここも頭骨だね。」と話しかけてきます。
あ、言われるまで気づかなかった…。
丼の底に髄があるから、頭骨100%かどうかはわかりません。
頭骨だけのお店って、底に髄溜まってない所ばかりですからね。
ゲンコツとのブレンドタイプなのかもしれません。

自家製麺は中細サイズです。
茹で加減は普通麺で注文しました。
喉越しはツルツルしていますね。
他店で良く出会う自家製麺と似ていますが、スープとの相性なのか、ぶらっくぴっぐの麺は意外に美味しく頂けました。
それでも、畑瀬食品の麺とは比べられないのが、正直なところですが…。


軽く味のついたチャーシューは、しっとりとした口当たりで柔らかく、レベルが高いもので美味しい!
軽く酸化したような臭みもあるんですけれど、それはそれで俺はOKでした。
太めのネギの食感も良かったです。

やっぱり、「ぶらっくぴっぐ」はレベルが高いですね…。
3軒目ながらも、相当な満足感がありました。

●お土産ラーメン(300円)

冷凍生スープと生麺の「お土産ラーメン」(300円)も販売してあったので、2食購入してきました。
トッピングはありません。
冷凍タイプは、日持ちするのでありがたいんですよね。
ちなみに麺は120gでした。

別の友人にこのお土産ラーメンをプレゼントしれたら、非常に喜んでもらえました♪
後日、わざわざ自分で「ぶらっくぴっぐ」を訪問したとのことでした。

残り1食は、妻がニラを入れて食べてしまっていました。
「あんまり美味しくなかったよ。」との感想。
「ニラなんて入れて食うからだ!吐き出せ!」と怒ったのは、言うまでもありません。

★2014年6月上旬訪問(4.0点) 「15時~17時限定のサービスラーメン(420円)を頂きました。」

佐賀までラーメンを食べに来たので、せっかくだから頑張ってもう一軒行こうと思い、久しぶりにこちらに訪問しました。
時間帯はちょうど15時ごろだったでしょうか?
日曜日ですけど、「サービスラーメン」(420円)が頂けるということ。
今までとは違ったネタにもなりますので、サービスランチの食券を購入しました。
日曜日でしたが、15時台なのに店内は結構お客さんが入っており、人気のほどが窺えます。

●サービスラーメン(420円)

サービスラーメンとは15~17時の時間帯に訪問すると頂けるラーメンです。
その代わりチャーシューが一枚になるのだとか。
サーブされたサービスラーメンを見ると、以前オーダーしたラーメンよりはスープの量が少なめのように感じました。
実際にこうやって写真で見比べると、ほんのちょっとしか差がないようですが。

トッピングはチャーシューと、中程度のサイズの白葱、正方形の海苔が一枚のシンプルなものです。
麺は白色中麺。
スープの色調はちょっと濃い目の薄茶系統。
以前よりは濃く感じますし、中程度から細かな油膜がスープに混在しています。
そして細かな泡立ちがあるスープです。

スープをひと口啜ると、思わずニンマリとしてしまいます。
飲み口は細かな泡立ちを感じる、ちょっとだけエスプレッソ調のもの♪
タレが効いており、実に俺好みのスープです。

しかし、旨味の奥行きや重なりといった部分は今回はちょっと弱いと感じます。
今回の旨味は一層性で、前回・前々回程のアッサリながらも旨味のあるスープではなかった印象です。
また今までで一番タレを強く感じました。
ちょっとベーススープが弱かったので、タレを多めに使われたのかな?と思いました。

麺はツルっとした食感に、ヌメっとした喉越しでした。
加水率は中級からやや多加水の麺のように感じました。
でも毎回のように印象が違う麺ですので、茹で加減での表情の違いなのかな?と思いもします。

チャーシューは薄く、脂身のほとんどないパサパサしたダシブタ風。
ちょっとだけ臭味もありました。
白葱のシャキシャキとした食感は良かったです。

こちらでもスープは飲み干しました。
なんだかんだと言っても美味しいスープでしたので♪
3軒目のハンデというのも、少なからずあると思います。
1~2軒目で頂いていたら、もっと高評価できたかもしれませんし。

また行きます。
せっかく佐賀まで行くので、今後はサービスラーメンを注文できる時間帯であっても、ノーマルのラーメンを頂こうと思っています。
わざわざ「ぶらっくぴっぐ」さんに来たのですから、そうしないと逆に勿体無いように感じます。
ご馳走様でした。

★2012年11月24日訪問(4.3点)

別の友達を連れて再訪しました(*^_^*)

今日もラーメンをカタメンで注文。
届いたラーメンのスープは・・・前回よりはやや旨味に欠けるか・・。
アッサリだけど濃い豚骨スープのクオリティはなかなかのものですけど。

今日はなんだか麺の印象が前回と違います。
麺も加水率がそれなりに高めと思われる中細麺。
麺の太さすら前回とは違うような印象を持ってしまいますが、そこは見間違いとしても、麺の食感がちょっと違う。
自家製だから湿度などに合わせて加水率を変えているのかな?
ツルツルしている食感は、低加水麺が好みの俺にはちょっと物足りない部分も。
カタメンにしたのが、スープとのカラミを悪くさせたのかな?とは後で思いましたが、果たしてどうか。

今日はお腹の余裕があるため、替え玉(100円)をカタメンで注文。
当然スープとともに提供されるときよりも固いです。同じカタメンであってもね。

俺は好きですよ。
ただ連れてきた友人らの反応が鈍い(^_^;)
後から「インパクトはなかったけど、美味しかったよ。」とは言ってくれてましたけどね。

★2012年11月初回訪問(4.4点)

最近、佐賀ラーメンが気になっています。
そう好みではないと思っていた、ヤワ麺とアッサリながらも濃い豚骨が意外に好きだと気付いたためです。

そして、数軒行きたいお店をピックアップしておりました。

今回お邪魔したのは、こちらの「ぶらっくぴっぐ」。
開店とほぼ同時に入店しました。
開店作業をしていた男性店長らしき人は、おしゃれでツナギなんかを着ていますが・・・、その裾からはタ●ゥーがのぞいておりました。
いや、入店から退店まで終始気持ちのいい接客をしていただいたので、別に問題はないのですけどね(*^_^*)。
オシャレな店長さんってことでしょう。

店内も木材を多用したウッディな内装。
ステッカーからして、ミリタリー系がお好きな人なのでしょうね。

また、博多や久留米、佐賀などの有名ラーメン店の写真と名刺が並んでおります。
ラーメン屋の店主同士の交流を積極的にされてる方なんでしょうね。

注文したのはラーメン550円をカタ麺で。

ドンブリは今風ではなくトラディショナル。
チャンポン屋なんかが使いそうな龍の絵がはいったもの。
受け皿もレンゲも白。

トッピングは小ぶりの長ネギ、海苔1枚、そしてダシブタの豚バラチャーシューが4~5枚。
薄切りながらも、塩の効いた豚バラチャーシューは食べごたえがあります。

麺は、佐賀ラーメンというよりは久留米あたりの麺を思い出すものでした。
加水率もそこそこ低めの、白い細麺。

スープは秀逸ですね。
麺とは違い今時の佐賀ラーメンのスープ。
見た目は薄茶色に混濁しており、そこには骨粉が沈殿しています。
味は、まろやかな甘味があり、しかしながら濃くもある。
甘目の旨味がたまらない・・・。

替え玉までしたかったです(*^_^*)
しかし、今日は3軒は食べようとしていましたので、一杯で断念。
それでも残すつもりだったスープは飲み干してしまいました。

友人共々「美味しかったね!」と店を出てから言ってしまいました(*^_^*)

再訪も決定です。
別の友達を連れていきます。

  • ラーメン570円(2016.12)
  • ラーメン570円(2015.11)
  • 麺・スープのアップ(2015.11)

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5位

竹林 有田店 (黒川 / ラーメン)

1回

  • 昼の点数: 3.5

    • [ 料理・味 3.5
    • | サービス 3.5
    • | 雰囲気 3.5
    • | CP 3.0
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ~¥999

2013/03訪問 2014/11/26

今回はちょっと残念なお味…。竹林系列店は麺が変わったのか?

★2013年3月25日訪問(3.5点)

久しぶりに竹林西有田店を訪問しました。

俺はチャーシュー麺(700円)を粉落とし、連れはラーメン普通で注文。
チャーシューを連れとシェアすればいいと思ってのセレクトで初めて食べます。

チャーシュー麺にチャーシューは7枚くらい入っており、ドンブリの表面全てを覆っています。
「しまった…。キクラゲとネギが入っていないのか・・。」と思いましたが、チャーシューの下に隠れていました。
しかし、スープでベチャベチャになっており、青ネギ本来の食感からは程遠いもの。残念でした。
上に載せてくれればよかったのに。

この日は、スープも麺も残念でした。

粉落としの麺は、最高の茹であがりの時は、シャクシャクとした食感と小麦粉の風味を味わうことができるのですが、それがなかった…。
今日のはボソボソとした食感。
硬さが不満という訳ではなく、茹で方があまり良くない印象。
思わず厨房を見てしまいました(^_^;)
調理する人が変わったのかな、と。
(この5日後に、鹿島の竹林にっくにっく店にも行き、同じような不満がありました。竹林の麺が変わったのでは?という疑念も出てきます。)

スープも甘ったるいという事はないのだけれど、旨味がぼやけており、特別美味しいと言うことがない。

今までで一番、麺とスープともにイマイチな日だったかもしれません。

また竹林西有田店のチャーシューは、極めつけ位のダシブタチャーシュー。
色は退色しすぎて軽く緑がかっています(^_^;)
元々そう美味しいものではないですし、コレを何枚も食べるチャーシュー麺となると正直キツい…。
チャーシューを楽しむタイプのお店ではないので、正直うっかりしてました。

味のブレは比較的大きな店なのかもしれませんね。
ラーメンの系統がすごく好みのお店のため、美味しいときは4.5点をつけれるのですが、今回は3.5点くらいか。

高速代まで払って食べにいったので、残念でした。
まぁこの後食べた、伊万里味納喜知が美味しかったので結果オーライでしたけど。

平均的にはいい時が多いので、そこまでの減点はできないお店ですが、ちょっと評価を下げておきます。


★2012年7月19日訪問(4.5点)

一年ぶりの訪問でした。

ここを知ったのは四年半くらい前。
長崎や佐賀南西部のラーメン屋では、俺の中のベスト3に挙げていたお店でした。

それがここ1年くらい、なんだかスープが白濁して甘味が強く感じられるようになりました。
これはこれで美味しいのですが・・。
以前の本格的な豚骨(個人的意見です)の方が美味しいと俺は感じました。
ついでに以前にくらべ、トッピングのキクラゲと青ネギの量が倍増されました。
どちらも好きなんですけど、特に青ネギの臭いがこれくらいの量になると、ややスープを邪魔する感じ。

同様の感想は、友人知人からも得られたので、俺の勘違いという訳ではないはず。
店長が代わったからではないか?という話も聞きました。
いつしか西九州のラーメンベスト3の座からは陥落していました。

それが先日、友達の希望で訪問したのですが・・。
提供されたラーメンを見て、そのスープの色合いに期待が高まりました。
「以前みたいに白濁していない!」
飲んでみると、わずかな甘味はあるものの、甘ったるいということはありません。
以前の個人的に好みな豚骨スープ。
粉落としで頼んだ極細麺ともよく合います。
もう一気呵成に食べてしまいました。
他に2軒、この後ラーメン屋に行く予定でしたけど、スープまで飲み干しました。
替え玉をしたかったくらいです。
もう、本当に満足でした。

ただ相変わらず、青ネギとキクラゲは多いです。今度からは少な目で注文しよう。
チャーシューはダシブタ。
豚ばら肉で、適度な厚みがあります。
個人的にチャーシューはダシブタで十分です。
芸術的なチャーシューを提供する店も世の中にはありますが、ラーメンの基本はスープと麺だと俺は思っています。
そこで満足でいれば、チャーシューは二の次でOK.

本当に美味しかった。
心から満足できました。
また、近々再訪したいです。

最近、早良区にも出店したみたいですけど、長崎県北や佐賀南西部だけではなく、俺の地元の長崎南部にも出店して欲しいお店です。
必ず成功すると俺は思いますから。
何より、長距離移動しないで食べたいです。

ご馳走様でした。]

  • ラーメン550円(2012年7月)
  • チャーシュー麺700円(2013年3月)
  • スープの色調(2013年3月)

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6位

シシングハースト (本川内、高田、長与 / カフェ)

2回

  • 昼の点数: 3.2

    • [ 料理・味 3.2
    • | サービス 3.0
    • | 雰囲気 3.5
    • | CP 2.5
    • | 酒・ドリンク 3.5 ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥1,000~¥1,999

2017/03訪問 2017/04/02

「たっぷり野菜とチキンのスープ&パン」を頂きました。食事メニューはコレ一択でした。

友人と会う約束があったのですが、ついでに食事をしようという事になりました。
友人がこちらに行ってみたい、という希望があったので数年ぶりに訪問しました。

お昼時は駐車場が満車で、なかなか駐車できません。
今回は店内の窓側(テラス側)のテーブル席になりました。
相変わらず、俺以外の客の女子率は100%というお店です…。

食事メニューもいくらかあるお店と思っていたのですが、それは勘違いでした。
パスタもハンバーグもありません。
アフタヌーンティーセット(1400円になっています)とも迷いましたが、唯一食事と言えそうなこのメニューを注文します。

●たっぷり野菜とチキンのスープ&パン(850円)

円形と楕円のパン2個と、丸くて深い食器に入ったスープというシンプルなメニュー。

パンはバターとオリーブオイル付き。
オリーブオイルには何か黒い液体が3滴垂らしてあります。
パンは温かく、美味しいです。
おそらくは2個それぞれパンの種類が違うのでしょうが、俺にはわかりません。

スープには細切れの野菜と、鶏肉も胸肉らしき細切れが入っていました。
この野菜はなんだろ?
洋野菜も多いようですが、俺は詳しくはないので、詳細は不明です。
確かに野菜の量は多め。
逆にチキンは少なめです。
味付けは、あっさりとした素朴な味わいのスープ。
コンソメベースのスープなのでしょうか?

正直、コスパはあまり良いとは思いません。
が、カフェですから仕方ありませんね。
友人が食べていた、シフォンケーキは大きくて美味しそうでした。

帰りにはアンティークの家具を見て回りました。
このテーブルも、あの小さなタンスも、椅子も10万円以上の値段設定…。
つい、どんな方が購入するのだろう、と思ってしまいます。

★2013年10月下旬訪問(3.7点)

1年前の感動を忘れられずに久しぶりに訪問しました。

今回は中年男性の団体客やら年配のカップルが多く、非常に入りやすかったです(^_^)。
同時に、綺麗な女性が一人でお茶をした後に雑貨を観ていたりと、やはりオシャレな人がいるカフェでもあります。

1時間前にランチを食べており、結構お腹いっぱいでかなり迷ったのですけど、アフタヌーンティーセット1300円を注文。

紅茶は変更可能ということで、メニュー表を見てアールグレイにしました。
アールグレイってカフェで飲んだ事はほとんどなかったと思うので…。
そのアールグレイは美味しかったのですけど、リプトンのティーバックがアールグレイをコピーしている事がよくわかった一杯でした。
香りが激似なんです…(^_^;)
ちょっと萎えてしまい、アッサムにしとけばよかったと後悔しました。

クロデッドクリームを期待していたスコーンは、前回程の感動的な美味しさではなかった…。
充分に美味しくはあったのですけど。
一緒に行った友人も同じ感想。

ジャムはサンダルフォーと書いてあり、これまたテンションダウン。
いや、いいブランドですよ、サンダルフォーは。
でも地元のスーパーで買えますからね…。
ありがた味がありませんでした(^_^;)

満腹感と戦いながら食べたサンドウィッチやタルトは、ちょっと美味しいくらいでした。
トッピングのイチジクはすごく美味しかったです。

店員の接客はちょっと残念なレベル。
オーダーから会計まで、同じ30歳前後の綺麗な女性でしたけど、目つきも接客態度もキツめで、やや不快感を感じました。

★2012年9月初回訪問(4.5点)

この数か月行きたくてたまらなかったお店でした。
先日、ランチ友達とランチ後の夕方に訪問。

もう日暮れ時でした。
時津から長与方面に向かっていくと、上り坂の途中の左手に、外壁を植物に覆われたお店がありました。

外観だけではなく、木造の店内も雰囲気があります。
なんとなくこちらの写真を見て、二階建てのお店をイメージしていたのですが、平屋です。
庭に屋根に上る階段はありましたが。

入って左手が家具売り場、右手がカフェ。
まっすぐ行くとテラスになった庭もあります。

店内は女性客のグループが二組。
若い今風な女性が女子会をされていました。
俺以外男性客は皆無。
年齢層も俺らより若い・・。
店内ではなく、テラスの席の方が落ちつけそうだったのでそちらにしました。

注文したのは、こちらに伺うならこれを注文しようと、最初から決めていた「アフタヌーンティーセット」1300円。
今日のケーキはアンズのタルト。紅茶はストロベリーなんたら、とか言ってましたね^^;。
友達の一人も同じものを注文。
もう一人は洋ナシのタルトと、マスカットのアイスティーを頼んでいました。

すでに友人らは雰囲気の良さに喜んでいます。
アフタヌーンティーセットはこちらの料理写真にある、三段の皿が載せれる台?に乗ってやってきました。
2人分まとめてでしたね。
スコーンは1人一個だったのがちょっと残念。
紅茶の入ったポットは丸みを帯びた白磁でオシャレですね。
紅茶が美味しい頃合いを知らせてくれる砂時計の砂が落ちた頃に、茶こしでこしてティーカップに注ぎます。
・・苺の風味がする紅茶は美味しかったです。
普段は断然コーヒー派なんですけど、紅茶もいいと思えました。

茶色いサンドウィッチのは、中身が卵の物が2切れ、キュウリとマヨネーズであえた物が2切れ。
茶色なのは全粒粉の小麦粉を使っているからでしょうか?
これもかなり美味しいです・・・。

しかし絶品だったのはスコーン。
焼き立てのサクサクでホクホクで、甘味も強く、美味しいのなんのって・・・。
これだけなら味の星は四つ星半です!
クリームチーズに見えたトッピングは、クロテッドクリームというイギリスで2000年も前から使われているクリームらしいのですが、その味の美味しさも印象的。
ブルーベリージャムもよかったのですが、俺はクロテッドクリームの方が好きでした。
持ち帰りできないかと聞きましたが、残念ながらそれはやっていないとのこと。
家族のお土産にしたいくらいでした。

アンズのタルトは普通に美味しいくらいでしたね。
俺は食べていませんが、タルトは友人の洋ナシの方が美味しかったみたいです。
またマスカットのアイスティーは、本当に紅茶からマスカットの香りがします。

サービスもよいと思います。
夕方のテラス席だからと、ブランケットを人数分もってきてくださいましたしね。
紅茶も後半は、店員さんがお湯を足してくださいます。
ただその頃は苦味が強くなって、最初のころの美味しさは味わえません。
ミルクを入れて誤魔化してみてもイマイチでした。
茶葉を抜けたらよかったのですが。

トイレの便器も白磁でオシャレですよ~。
家具のコーナーも見ましたが、イギリスの骨董品のようなテーブルセットやステンドグラス、鏡台などなどが売られています。
そのどれもば〇万円から〇〇万円・・・。
手が届かないですね~(汗)。

再訪は全然あり。
かなりお気に入りのカフェになってしまいました。
次回はスコーンと紅茶だけでもいいとも思ったのですが・・。
その場合はスコーン500円、紅茶500円の1000円。
あと300円出して、サンドウィッチもケーキもいただけるアフタヌーンティーセットの方がお得感がやはりありますね・・。

  • たっぷり野菜とチキンのスープ(2017.3)
  • たっぷり野菜とチキンのスープ(2017.3)
  • たっぷり野菜とチキンのスープ&パンのパン2個(2017.3)

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7位

味納喜知 (武雄温泉 / ラーメン)

1回

  • 昼の点数: 3.4

    • [ 料理・味 3.4
    • | サービス 3.0
    • | 雰囲気 3.0
    • | CP 3.0
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ~¥999

2015/06訪問 2015/06/27

武雄で一番好きな、博多豚骨ラーメンでしたけど…。味落ちました??

★2015年6月訪問(3.4点)

すぐ隣にある喰道楽と迷いましたが…。
1年ぶりの味納喜知武雄店に訪問しました。

この日は雨だったためか、そんなにお客さんは入っておらず、サーブも数分でした。

●博多ラーメン(550円)

こちらの低加水麺は、カタメンでオーダーします。
最近は、お店に茹で方を任せる事が多くなりましたが、博多系のラーメンで極細低加水麺となると話は別です。

数分後にサーブ。
トッピングは、色づいたチャーシュー3枚と、ちょっと太いサイズの青葱に、キクラゲという構成。

麺は加水率低めの極細麺。
プツプツとした歯切れのよい極細麺です。
ここまで細い麺でラーメンを提供するお店は、自分の行くラーメン屋ではあまりないので、嬉しいサイズ感です。

やっぱりバリカタにしておけばよかったと、替え玉(100円)はバリカタでオーダー。
シャクシャクとまではしませんが、ちょっとだけザクっとした食感になっていました。
やはり博多ラーメンはバリカタ以上が好みですね。
替え玉まですると満腹になりました。

ただ残念ながら、スープは去年とは比べる事もできない位、旨味が浅く、薄いです。
醤油タレだと思うのですが、その化調の味わいばかりを感じるスープで、物足りない味でした。

●感想

うーん、ちょっと残念でした。
「味納喜知」にしてはハズレです。

数名の佐賀西部をテリトリーとするマイレビュアーさんらに、お話を伺ったのですが…。
ここ半年位、ちょっと残念なお味になっているようです…。
そういや知人も、数か月前の訪問では「味がぼやけた」と、イイ事を言っていませんでしたね。

塩田町にあった前の店舗時代とは、厨房に立つスタッフが違う気もします。
伊万里本店の店長さんの次にされていた方、では無くなったような…。

美味しい「味納喜知」を頂くには、伊万里本店に行くしかないのでしょうか?
なんとか、元のクオリティを取り戻してほしいです…。

★2014年4月上旬訪問(4.5点)

移転しから初めて家族と訪問しました♪
ナビは塩田時代の登録しかなく、結構迷いながら到着。
ユニクロの傍でした。

新しい店舗は、白木の木材を多用したウッディな店内でした。
テーブル席の長椅子席は畳になっています。

店員はご夫婦だけではなく、従業員が2名いらっしゃいました。
前店舗時代は、無愛想ながらも真面目なご夫婦の接客だったのですが…。
今回このバイトさんには、結構イライラさせられました。
バイト募集の張り紙がありましたが、いいバイト君が来てくれるのを願っています(-_-;)

注文したのは、博多ラーメン(カタメン・550円)2杯と、半チャーハンセットのラーメンバリカタ(850円)を1杯。
子供らはラーメンを2人でシェアしたのですが、取り皿は子供用カトラリーなどはなく、普通の陶器の小皿でした。

●半チャーハンセット(850円)

届いたラーメンですが…。
トッピングは周囲が色付いた、脂身もついた薄切りチャーシュー3枚に、新鮮そうな青葱、キクラゲです。

スープ表面の油の油膜は以前より断然厚い、と感じます。
油膜もありますけど、透明な油の層も成しています。
往年の某博多の有名ラーメン店を思い出します。

スープは骨粉沈む、アッサリ系ながらも濃厚な一杯。
豚骨の臭みはそうないように俺には感じますけど、旨味は充分にあるスープ。
元ダレの醤油も強めっちゃ強めだけど、塩味が強い!!
でも飲み干せる一杯です♪
伊万里店の方の当たりの日のような、キレの良い旨味とはまた違いますが…。
甲乙つけがたい(*^_^*)

麺は極細角麺の低加水麺。
マイレビュアー「ゆっきー特派員」さんは加水率中低級と評した麺ですけど、普段加水率がそれなりにある麺を食べる事が多い俺には、かなりの低加水麺と感じます。
シャクシャク食感の麺は滅茶苦茶美味しかった!!
この食感を俺は麺に求めています。
でも替え玉時はやや水を吸い過ぎたのか、カタメンながらもシャクシャク食感は消失しておりました…。

スープだけだと塩分高めのアッサリ豚骨で、絶賛するには一歩足りないのだけどこの麺で持ち上げて頂くスープはとても美味しいと感じ、心から満足しました(*^_^*)

ペラっとした色付きのチャーシューは、とろっとした崩れるような柔らかさ。
厚みは無いものの、幅広のチャーシューで満足しました。
麺と絡めて食べるとこれまた美味しいです。

はぁー、至福のひと時です(*-_-*)
このお店では一番と言ってもいいくらいの当たりでした♪
ガソリンと高速代を使って行った甲斐がありました。

家族で訪問すると、100%当たるという不思議なお店(笑)
嫁さんも相当美味しく感じたようですし、子供は残ったスープを執拗に「美味しい」とレンゲですくって飲んでいます。
一滴残らず飲み干した自分の事は棚に上げ、「塩分高いから美味しくても飲みすぎないで」と止めました(^_^;)

セットの半チャーハンは卵が多く、その風味も強いものでした。
美味しくはありましたが、以前のように固めの肉片が入っているという訳ではなく、食感や満足感の部分では前の方がいいですね。
それでも、結構美味しいと感じる炒飯でした(^_^)

御馳走さまです。
また行きます<(_ _)>


★2013年2月2日再訪

今日は1人で訪問。日頃のストレスは食で解消するようになったなぁ、最近(^_^;)

ラーメン(550円)をバリカタで注文。今日は半チャーハン(350円)も注文。
前回チェックしてなかったチャーハンの中身でしたが、肉に蒲鉾、卵とピーマンといった感じでした。
今回はやや薄味かなぁ。
夏ほどの美味しさは感じませんでした。

それはラーメンも同じ。
今日のスープはややザラツキが強く(底の方だったのかな?)、残念なことにぬるめでした。
今日はタレの醤油味の強さも、脂の濃さもあまり感じません。
なので旨味もやや欠ける印象です。

それでも低下水の角打ち細麺に、ネギとキクラゲ、不定形のチャーシュー(小振りなのが4,5枚)というスタイルは俺好みの物です。
たまたま今日が俺好みではなかっただけで、明日はまた良いモノを出すポテンシャルを感じるお店です。
ここのチャーシューって今までは薄切りで広めの物が多かったのですが、今日は小ぶりでしたねぇ。
脂身はしっかりついていますし、枚数もあるので気になりませんけどね。
やはりダシブタらしく、今日は厨房にタコ糸で縛ったチャーシューの塊が何個もごろごろと皿に置いてありました。

結局、替え玉(100円)まで完食してきました。
ちょっと半チャーハンは俺にはつらいかも(^_^;)
やはりご飯が入ると満腹感がいつもより強くなりますし。
シェアして食べるくらいがいいのかも、と反省しました。
それでも、もう一杯ラーメンを注文しようか、と思いもしてましたが(^_^;)
片道1時間半の距離にありますので、なかなか来れないのが残念なお店です。

また今日の店長さんは、子連れのお客さんの子供の方に何やら熱心に笑顔で話しかけています(*^_^*)
子連れでも安心していけるお店という印象は間違いなかったですね。
伊万里店の方は少し客が緊張して入るタイプのお店みたいですが、武雄の方は全くそういうのはありません。

★2012年8月27日訪問

今日は家族連れで訪れました。

本当は家族連れでも安心して食べれるラーメン屋が良かったのですが、美味しくてそういうお店は店休日。
「なにか言われるんじゃないかな~?」と心配しながらの訪問でした。

念のため店にも電話。子連れでも椅子に座れたらOKとの返事。しかし電話口の声も無愛想だったと、妻(笑)。
開店直後の客が少ない時間帯を狙ったのですが到着が遅れ、開店30分後くらいか。
幸いにも幼児でもそうテーブルとは高低差がなくすわれるくらいの椅子。
下の子がちんたらマイペースに食べてても、特に嫌な顔や注意はされず、当たり前のことなんだけどちょっと味納喜知を見直しました。

家族も美味しいと喜んでいましたね。
ラーメンのレビューは上記にあるので、省略。
家族連れなんでめったに頼まない半チャーハンと餃子も頼みました。

半チャーハンは美味しいものでしたね。
何が入っているのかは忘れてしまいましたが、卵とネギと肉で彩もきれいです。
味もしっかりしており、固めの肉が味と食感のアクセントに。

餃子は酸っぱ目の高菜が入っていたみたいで、その酸味が俺は苦手。
しかし妻は美味しいと喜んでいました。好みの問題なんでしょうね。

子連れで不愉快な応対をされる心配をしてたのですが、やはり美味しいラーメンは食べたいし、思い切って行ってよかったです。
ただ無愛想ってだけで、変な接客をするお店ではないのかもしれないですね。
他の客とのやり取りも見ていましたが、変なお店ならば不快感を示すような要望にも普通に応対されていました。

今回の件でサービスや雰囲気の★を半分上げ、こんな人に向いてる、のところも家族・子供を追加しました。

●味納喜知について

武雄では一番好きなラーメンだと思います。

本格的な豚骨スープであり、タレの醤油がやや強め。
初回は醤油の味はそう感じなかった記憶があるのですが、今日の味を思うと勘違いだったのかもしれません。
二回目以降はタレの醤油の強さはいつも感じます。
そして、脂の主張も強いスープ。濃厚です。

麺は加水率が低めの角打ち麺極細麺です。

トッピングは広めの薄切りチャーシューとキクラゲ・青ネギのシンプルなもの。
このシンプルさ、好きですねぇ。

非常に俺好みのラーメンです。
かなり美味しくいただけました。

ただ、食べて俺が唸りはしなかったので★4つにしているだけで、四つ星半のお店にも見劣りしない味です。
食べて唸るくらい美味しければ、四つ星半ってのが俺の中の基準でして(苦笑)。
ちなみに四つ星は「かなり美味しいお店」です。この基準は十二分に満たしています。

テーブルにある辛子高菜は非常に辛く、味を変えたい時には有効だと思います。
ただ、スープ自体がかなり美味しいものですので、余程のことがないと入れる必要はないかと思います。

やや接客が無愛想な感じがしますけど、不快な思いまではしないくらいかと。
お冷はセルフサービス。
カウンターだけの店内は、お昼時男性客で埋まっていました。もちろん女性客もいますよ。

ラーメン550円で替え玉100円は少しCPのいい方に入ると思います。

  • ラーメン550円(2015.6)
  • 半チャーハンセット(850円)ラーメンはバリカタです。(2014.4)
  • 麺スープアップ(2014.4)

もっと見る

8位

中央軒 (本諫早 / ラーメン、餃子、ちゃんぽん)

1回

  • 夜の点数: 4.1

    • [ 料理・味 4.1
    • | サービス 3.0
    • | 雰囲気 3.5
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク 3.0 ]
  • 昼の点数: 3.7

    • [ 料理・味 3.7
    • | サービス 3.0
    • | 雰囲気 3.5
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク 3.0 ]
  • 使った金額(1人)
    ~¥999 ~¥999

2014/05訪問 2014/10/29

諫早ソウルフード・ラーメン 追憶の名店「中央軒」 

★2014年10月下旬閉店

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とうとうこの日が来てしまいました。
フェイスブック経由の情報で知り、次の日に店まで行って確認しましたが…。
「中央軒」が閉店しました(号泣)。

今月下旬から休業されたとの情報があり、俺自身も22日には営業していないのを確認していました。
が、それでも閉店はもう少し先だろうと思っていました。

情報を得ていれば、最後に食べにいったのですが…。
残念です…、残念でなりません。
今まさに、喪失感と闘っております。

ルーツは佐賀神埼だったそうです。
長崎らしからぬ味とは思っていましたので、佐賀ラーメンがルーツと聞いても納得です。
創業当時は革新的なラーメンだったのでは?と思わずにいられません。

追憶の名店となってしまいました。
45年間の営業、本当にお疲れ様でした。

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【中央軒について】

初めて行ったのは、高校時代に友人に連れられてでした。
臭いけど美味しいなぁ、と思ったのをなんとなく覚えています。

その後も、図書館を利用した折などの昼食に利用していました。
たまに食べたら美味しいラーメン、と。

最近味覚が変わったのでしょうか。
ここのアッサリ豚骨ラーメンが美味しくてたまりません。

とにかくスープのうま味が素晴らしい。
アッサリなのにこのうま味。
しかも豚骨って、その日その日、もっと言うとその時間帯時間帯での、スープの出来(コンディション)に差があるのですが、ここはほとんどそれがありません。
いつ行っても大抵美味しい。
俺の勝手な想像ですが、化調を結構使っているのではないか?と思っています。
そう思いたくなるほどの、スープの出来不出来のバラつきの少なさなんです。
もちろん、旨味がそうないハズレの日もあります。

ここのラーメンは並か大盛りしかなく、チャーシュー麺というメニューはないけど、ラーメンがすでにチャーシュー麺です。
スープのダシを取った肉で作った、いわゆる「ダシブタ」のチャーシューですけど、厚みも適度にある大振りな物が4~5枚入っています。
運がよければ、脂身のついたチャーシューですが、脂身のほとんど付いていない場合もあります。
これが噛むほどにうま味が出ます。
このスープとチャーシューのうま味を、麺に絡めて食べるのが最高に美味しいのです。
麺は白い中細~中麺といった太さの丸麺。角打ちっぽくも見えはしますが、ほとんど断端は円形かな。
他のトッピングは少量の青ネギと、今時珍しい厚切りで細いシナチク、しなびた海苔です。

ラーメン400円、大盛りでも450円という驚異のコスパ。
ただ大盛り時は幾分つくりが雑になる感じもします。
並の時の方が俺は満足する場合が多いです。

店主夫婦はおそらく70代。
ラーメンは奥さんが作っています。
跡継ぎらしき人を見たことはありません。
おそらくあと10年も営業できないのではないかな?
実際、去年7月には奥さんのご病気のため、数週間臨時休業をなさっていました。
失われ行く諫早の老舗の味、なのかも。
その日が来るまで通い続けます。

【店舗情報】
諌早市栄町アーケードの本通りから一本脇道に入ってすぐの所に店舗はあります。
詳しくは地図を参照してください。

駐車場はありません。
近くのアエル諫早や諫早図書館、18銀行などの駐車場を利用した方がいいかもしれません。

平成25年になってから定休日が水曜・木曜の二日に増えています。
営業時間は11時~19時半まで。

★2014年5月中旬訪問(3.7点)

今回はそう間を開けずに訪問。
いつものごとく、「ラーメン」(450円)をカタメン注文。

届いたラーメンのスープは、今日はやや扁平な一色系色調でした。
また油膜がスープ一面に張っており、スープ表面がテラテラと光っています。
こういうラーメンのルックスもいつもと違いました。

麺はいつもと印象の変わらないもので、チャーシューは前回ほどの絶品ではありませんでしたが。
スープは見た目同様、ちょっと印象が違いました。
いつもより幾分油分を感じ、旨味は少々欠けるといいますか…。
それでも十分に美味しいんですけどね。

ご馳走様でした。

★2014年4月下旬訪問(3.9点)

久しぶりに中央軒に訪問しました。
4月の消費税増税を受け、ラーメンは450円になってます。
大盛りラーメンは500円。
チャーハンや餃子なども値上げがあったようで、店内の値札が新しくなっています。
そして、チャンポンが無くなっています。
店主に確認すると、「チャンポンは止めたんですよ。」との返答。

いつものように「ラーメン」(450円)をカタメンで注文。
15時台なのに、客は5,6人入っています。

今日は美味かったです。
肉厚幅広のチャーシューは3枚。
いつものように硬くもなく、パサパサでもない。
トロンとした脂身の甘い旨味のある、柔らか目のチャーシュー。
実に美味しい♪
煮出し過ぎない時のチャーシューはこんなに美味しい味わいなのだ、という事を初めて知りました(笑)。

麺は白色~生成りのような淡々黄色の麺はツルっとした中麺。
カタメンオーダーですけど、特別カタメンとは感じません。

白色系統のスープは味わい深いもの。
淡泊でアッサリなんだけど旨味のある、イニシエ豚骨系。
100%豚骨って訳ではないのかもしれませんが、同時に豚骨のみと言われても納得するスープです。
ピリピリするほどの化調の強さもなし。

良かったです。
先日の一杯を忘れさせてくれるラーメンでした。
こういう日の中央軒を味わうと、無理な事は理解していますが、やはり無くなって欲しくないと思ってしまいます。

★2014年2月上旬訪問(3.5点)

11時過ぎに、「山しげ」に行こうとしたらオープン前。
この日は急いでいたので、近隣店舗ですでにオープンしていた、「中央軒」に行くことにしました。

今日は先客なしだったんで、店内の写真を撮影。

ラーメン大盛り(450円)をカタメン注文。

チャーシューは脂身少ない肉質系のものばかりの、いつもの大きいサイズのものが乗っています。
一枚だけ独特の臭いがありましたが、俺は慣れているので問題なし。

麺の茹で加減はややカタよりは茹で気味か。
麺のサイズ感は前回のようには違和感を感じない、中細~中麺。

スープはふんわり優しい味付け。
前回のような塩辛さもなく、しかし一昨年のように冴えわたる旨味もありません…。
あっさり頂けるような旨みのラーメンでした。

★2013年7月中旬訪問(3.0点)

今回は残念な一杯でした。

ラーメン並400円をカタメン注文。
今日はスープの余計なトッピングもあり(苦笑)。

スープは油膜の層がなんだか厚い??
乳白色~白色混濁系だと思っていたのに、今日は白色の半透明系で下層は混濁系。
上層と下層で分離しています。

塩味は強い。
で、旨味は少ない…。
以前は甘い感じの旨味があったのに、味の奥行きもありません。

麺も変えたのかと思いました。
以前は中麺と書けたのが、久留米系くらいの中細でした(下の以前のレビューに中細~中麺と書いてはいますが、俺はやや太目に表記する傾向があるみたいなので、中細と感じる人のために幅を広く書いていたんです)。
ここに限って自家製麺ってことはないと思いますので、仕入れを変えたのかな?
俺の勘違いかもしれませんが…。

チャーシューはスープや麺と一緒に食べると絶品だったのが、今日はやたらアンモニア系の酸味がするのが気になります。
パサパサ感もこうなると見過ごせなくなる。

賛否両論あれど俺はここをそれなりに高評価していました。
化調を多用してる感じはするものの、イニシエ系の美味しいラーメン屋だと。
でも、今日の出来なら普通のラーメン屋です。
塩味の強いアッサリ豚骨って印象。

もちろん次回行けば美味しかった、ってことも十分あり得るのが豚骨ラーメン。
でも昼の点数をちょっと減点します…。
今日のお味なら、極々標準的な3点です。


  • 2014年10月閉店
  • ラーメン450円(2014.5)
  • ラーメン450円(2014.4)

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9位

ハルビン (浜町アーケード、めがね橋、観光通 / ロシア料理、フレンチ)

2回

  • 昼の点数: 3.7

    • [ 料理・味 3.7
    • | サービス 3.5
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP 3.5
    • | 酒・ドリンク 3.5 ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥2,000~¥2,999

2020/01訪問 2020/03/26

長崎の名店「ハルビン」が今月末(2020年3月)で閉店されるそうです

今月末でこちらハルビンが閉店すると聞いて、非常に残念に思っています。
これまでに数回しか訪問していませんが、本当にイイお店でした。
結局、ランチから外れたらしいクレピネットは食べれず終いでしたが…。

なんとか今月中の訪問にチャレンジしたいのですが、もう予約は受け付けていないそう。
お店に並んで食べれるかどうか、くらい。

最終訪問はこの日になるのかもしれませんね。
2か月前の家族での訪問。
メニューは毎回のことですけれど、すごく悩みます。
このお店のオープン当時からあるという、こちらにしました。

●カルバスのステーキ(税別1800円・デザート200円)

小サラダとスープ付きのランチ。
スープはボルシチと本日のポタージュから選べます。

小サラダの内容は覚えていませんが、カットされたソーセージが乗った美味しいモノでした。

パンは黒味のある物。
あまり穀物を挽いていないのか、いや種類なのか。
バターで頂いたと思います。

スープは常にボルシチを選択してきました。
ポタージュも気になるのですけれどね。
ビーツの赤みが綺麗な、良い感じに酸味のあるボルシチです。
ロシアのサワークリームというスメタナがかかっており、これも酸味をプラスしているようです。
具材もゴロっとしたものが入っています。

カルバスは厚切りのソーセージのステーキでした。
でも、正直メインはこれでなくてもよかったな。
独特の風味・クセはあるソーセージですが、既製品感も強くあります。
カルバス自体は購入して持ち帰る事も可能。
家で焼けばいいだけです。
添加物嫌いな人は、原材料欄を見たら卒倒するかも。。。

食後のデザートは、ランチによってはプラス200円で選べます。
前回訪問で妻が食べてとても美味しかったという、トマトのデザートをチョイス。
トマト嫌いが好きになるとかなんとかの名前でしたが、それも納得ですね。
酸味と仄かな甘みがあって、フルーツのようです。
勿論砂糖も使ってはいるのでしょうが。

でも、家族が食べたチョコレートのテリーヌにすれば良かった…。
胡椒と塩で頂く、カットされたチョコレートは、味見させてもらったけどとても美味しかったです。
ショーケースに入っている時の写真が、ぐっと来なかったのが残念。
見栄え意識して写真掲載されたらいいのに。
もう閉店するけれど。

コーヒーも美味しかったです。
砂糖についてもシェフが色々と説明してくださりました。
ここに限らず、一皿ごとにシェフの説明がありました。
これは以前はなかったもの。
前はオーナーらしい方のサーブで、簡単な説明のみでしたし聞き取れないこともしばしばでした。

メイン以外は満足しました。
また行こうと思っていたのですが…。
閉店はとても残念です。
もう一回だけでも食べたかったのですが…、多分無理だろうなぁ。
土日は閉店前の人気で、行列でしょうし。

長年の営業お疲れ様でした。
長崎の料理界に足跡を残した名店だと思います。
★2013年8月下旬訪問

友人と開店直後くらいに訪問。
しかし、クレピネットは食べれませんでした。
ランチで出すのは2,3食で食べるためには予約が必須だそうです。

注文したのは、正式名称を忘れたハンバーグ(1400円強)。
今回はデザート(追加200円)は注文しませんでした。

前菜は「ストゥーデン」。
脚の半分、下腿部分を使ってとったゼラチンのさっぱりとしたもの。
いうなれば牛筋的な物とでも言ったらいいのでしょうか?
使っているお肉は、国見・瑞穂の物だそうです。
ただ、これは説明の時に豚と言ってたように聞こえました。
これならばストゥーデンではなく、「ハラヂェツ」となるみたいです。
白っぽい色調は後者のように思えます。
上にはサワークリームのような色合いの西洋ワサビが乗っています。
ロシア人は必ず注文するとの説明でした。
さっぱりとした一皿で、俺はいいと思いました(*^_^*)

次は「ボルシチ」。
ビートとにんじん、ジャガイモなどが入ったスープ。
深い臙脂色のスープです。
野菜のうま味が十分に摂れていると感じる味わい。
底に沈んでいるスメタナ(サワークリーム)を混ぜると、コクが出てちょっと味に深みが出ます。
俺は混ぜた方が好きでしたね。
美味しいです♪

最後にメインの「ハンバーグ」。
オーブンで焼いたという品です。
ナポリタンとピラフの付け合せがあります。
ナポリタンはちょっと独特な味。
でも、どう独特かは説明できません。
嫌いな味付けではないです。
ピラフはピリピリ感の強い味。
ちょっとそれが強いとも思いますが、これも美味しくはあります。

ハンバーグはデミグラスソースの濃厚な一品。
挽肉の旨味はありますが…。
これまで食べたハルビンの料理で経験してきた満足感がない。
うーん、3,4品は食べているはずだけど、一番好みではない料理かもしれない…。
美味しくはあります。
しかし、何か一味足りない感じが…。
決して悪くはないのですが、一味足りない所の残念感が強かったです…。

食後はコーヒーを飲んで退散しました。

接客は例のナイスミドルなおじ様。
友人は、彼の接客が上から目線っぽく感じたらしいです(^_^;)
俺はそうまでは思いませんでしたけど。
とりあえず、早口でハッキリしない口調で料理の説明をされるので、聞き取りにくいのがちょっと困ります(^_^;)
お冷の交換などは以前はしてくれていたのに、今回はなかったですね。
お冷ボトルが空なのは気づいていたはずなのですが。
二人ともカジュアルすぎる格好で訪れていたので、ちょっと舐められたのかもしれません(笑)。

今回はテーブルクロスが白で、電球の傘が青。
涼感を演出しているのかもしれませんね(*^_^*)
個人的にはシックな真紅のテーブルクロスの方が好きですが。

次回こそは予約してクレピネットを頼みたいです!

★2012年4月訪問(4.3点)

雰囲気も味も抜群のレストランです。
席にもよりますが、仕切りのきちんとしてあるテーブルに通されると、個室感覚で会話も弾みます。
暗い店内に赤色灯の照明、それに生える赤いテーブルクロスなどの雰囲気のある所が大好きです。
お冷ですら、ワインボトルのような瓶に入って出てきます。

人気のクレピネットには二回ともフラれてしまいましたが、代わりに頼んだガルブツィやマッシュポテトと魚のグラタンなども十分に満足できる味でした。
ボルシチなんて名前は昔から知っていたけど、食べたのはここに来た二回きり。
これも好きです。
ランチにプラスして毎回ピロシキを頼みますが、これまた堪らない味わい。

個人的にランチでお得だと感じたのはカリカリチキン。
鉄串にさした鶏肉は旨味十分。下に敷いてあるパエリア?も美味しいものでした。
カリカリチキンのような、細長い形の料理は、写真では少な目に見えますけど、実際はかなりのボリュームです。多分クレピネットもそうなのでしょう。
この料理は値段も手ごろな上、デザートまでランチ料金に入っています。

料理を注文した後、デザートをショーケースに選びに行くのも楽しい時間です。
最初に自分の食べるデザートを取っておいてもらい、料理を食べた後に食べたいデザートがなくなってないようにするシステムみたいです。
まぁ遅いランチの時間帯に行くと、デザートの選択肢は減っていますけど。
トマト嫌いがトマトを好きになるらしい、トマトのデザートもアッサリとした甘味でよかったのですが、一番はチョコレートケーキでしたね。
ガッツリ、チョコを堪能できます。

接客はイマイチですかね。
忙しいのはわかりますが、クレピネットを頼んで品切れと言われたため、次の候補を選ぶ10秒程度の時間を待てずに、ウェイターの雰囲気のあるオジサンは奥に戻ってしまいます。
呼び鈴などもないので、ウェイターが次に来るまで待たされっぱなしです。
これが結構待たされます。
ちょっと改善してほしい所ですね。

でも他は文句ありません。

  • (説明なし)
  • (説明なし)
  • (説明なし)

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