cdmaryuさんが投稿した旬席 鈴江(京都/東山)の口コミ詳細

ランチ部長の食べ歩き日記

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旬席 鈴江東山、三条京阪、蹴上/日本料理

1

  • 夜の点数:4.8

    • ¥60,000~¥79,999 / 1人
      • 料理・味 4.8
      • |サービス 4.3
      • |雰囲気 4.1
      • |CP 3.8
      • |酒・ドリンク -
1回目

2018/10 訪問

  • 夜の点数:4.8

    • [ 料理・味4.8
    • | サービス4.3
    • | 雰囲気4.1
    • | CP3.8
    • | 酒・ドリンク-
    ¥60,000~¥79,999
    / 1人

圧倒的な素材力にヘロヘロになりそうです

まさかこの店を訪れる日がこようとは、若いころの自分には想像もできなかったでしょう。
言わずと知れた高額店。しかも秋、松茸様の時期です(^^)
ここ数年の金銭感覚の麻痺に伴い、いつの間にか、案外行けるんじゃ?的な発想へと徐々にシフトしていました。でもそろそろ、この辺を限度と定めるべきでしょうね(笑)本当に際限ないし。

ただ、このような高額店にもかかわらず、簡単に予約できるほど甘くないというのが恐ろしいところ。前々々月の1日に予約開始で、余裕をもって予約しました。紹介制などではないのも有難いですね。

優美高妙というよりは、骨太な設えに力強さを感じる店内。
店主は50代中頃と見受けましたが、生気が漲るような雰囲気の方ですね。
初見の小生にも武骨ながらに親しげに話しかけてくれて、その点では驚くほど拍子抜けしました。
年甲斐もなく緊張し、気を張っていたのが、ふっと解れたのをよく覚えています。

子持ち鮎
お造り(赤貝、ウニ、鯛)
フカヒレ
松茸の炭焼き
ノドグロ
鱧と松茸の椀物
サバ寿司、マグロ寿司


怒涛の極上素材に、正気を保つのがしんどくなるほど魂を抜かれ、同時に度肝を抜かれました。
感覚的にはオールスター勢ぞろい的な凄さ。目新しい素材、調理などはないものの、それらを素材の力強さで圧倒し、ねじ伏せるような強烈な存在感を放ちます。

鱧やウニは淡路、ノドグロは氷見、松茸様はもちろんあそこのやつです♪
その中でもピンピンを惜しげもなく、あぁ、幸せ・・・。

お造りをはじめ、サバも鱧も松茸も、今期いただいた中で最強クラスが勢ぞろい。
こういう切り付けだからこそ、楽しめる味わいってあると思います。
それぞれボリューム感もあるので、素材を満喫できるのも良いですね。

このようなどシンプルなスタイルは評価が分かれるのは仕方のないことでしょう。どんなスタイルがいいかなんて好みの問題でしょうし。少なくとも小生にはズバッとハマり、その事実で十分幸せです。

あまり飲まなかったのもあり、お代も何とか想定内(^^;
かなり余裕をもって財布を温めておいたので、半分くらいは余っちゃったかな。
けっこう余ったじゃん、と一瞬安く済んだと錯覚しかけたのは危険ですね(笑)気を付けましょう。

頻繁には無理だけど、たまにでいいからお邪魔して、味わいたいですね。

2019/06/11 更新

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