『良かった本』カミュcamusさんの日記

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日記詳細

 本は様々な分野のものをかなり読んでいると思います。いい本はたくさんありますが、2014年8月以降に読んだ中で、私にとっては100冊中1位と思えるほどのいい本だけをメモします。

・『歴史の愉しみ方 忍者・合戦・幕末史に学ぶ』 磯田 道史(中公新書)
 久々に素晴らしいエッセイ(エッセイと言えば失礼かもしれませんが)。
 短編で、歴史に疎い私でも非常に興味深く拝読できる内容。面白いだけでなく、知力・胆力を備えた個人の育成法や今後発生する地震への備えなど、19世紀日本史研究を現代に活かせるようまさに温故知新を地でいかれた本でした。

・『カミカゼ』 永瀬 隼介 (幻冬舎 2012/6/28)
 内容の素晴らしさはもちろん、語り手が変わっていくので登場人物の人間像が後からどんどんできあがっていく所も面白く、それによりますます主人公(武一さん)の素敵さ・謙虚さが際立ちました。映画化してくれないかしら。
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