ama-Gさんのマイ★ベストレストラン 2014

ama-Gのあま限定レストランガイド

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マイ★ベストレストラン

レビュアーの皆様一人ひとりが対象期間に訪れ心に残ったレストランを、
1位から10位までランキング付けした「マイ★ベストレストラン」を公開中!

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尼崎限定の超ローカル、かつ超気まぐれなガイドです。

尼崎の中でも、特にJR立花、阪急武庫之荘、阪急塚口近辺で、なにか特長のある店、今後続いていってほしい店、昔から続いている老舗を中心に紹介しています。
狭い尼崎ですが、東や南の方はカバーできておらず、ほんまに超ローカルですんません。
また、思い入れのある老舗にはちょっと甘いかもしれませんので割り引いてお読みください。しかも食のレビューよりも昔の思い出話の方が多かったりすることもありますが、ご容赦をば・・・。



マイ★ベストレストラン

1位

おお矢 (塚口(阪急) / 海鮮、ふぐ、日本料理)

2回

  • 夜の点数: 5.0

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 3.5
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP 5.0
    • | 酒・ドリンク 3.0 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥15,000~¥19,999 -

2018/01訪問 2018/02/05

冬は河豚、夏は鱧、関西の旬の味覚をいただくなら、やっぱりこちらです。

久しぶりに、おお矢さんで河豚をいただきました。もう、冬の最高の楽しみです。貧乏舌なもんで、天然物のトラフグが養殖と比べてどこがどう旨いのかなんて、上手によう表現できません。しかし、おお矢さんでいただくふぐが、他所より旨いということだけは、確かに言えます。
大将の目利きとプロフェッショナルな技があるからでしょうね~。

一方、その芸術的な料理を説明してくれる女将さんがめちゃ気さくというかフレンドリーで、そのギャップが楽しくもあります。こういう気取ってないところがいかにも尼崎らしいです。

何回聞いても忘れるてっさの皿に並ぶオールスターメンバーは、真上蒲鉾、皮の煮こごり、チャンジャ、てっぴ、身皮、とうとう身、身のぶつ切り、腸詰め、生白子、朝月という顔ぶれです。
皮刺しだけでも、身に近い方から、身皮(三河)、とうとう身(遠江)、てっぴと3種類があるということだけは覚えました。時期によっては食べられない白子も、ちゃんとお皿にのっていてラッキーです。濃厚かつクリーミー!う~ん、最高ですわ。

八寸から始まり、てっさ、てっちり、雑炊、フルーツと続くてっちりコースは、13800円(別)と尼崎にしては、お高いです。でも、質、量ともに大満足できる内容からすると、高コスパなんです。安いふぐ料理を何回か食べるよりは、こちらのふぐコースを1回食べた方が絶対満足度は高いと思います。

各項目の評価点と総合評価点の整合性が全くとれておりませんが、個人的に思い入れが強い店であるということで、ご了承くださいませ。

塚口いや、尼崎を代表する名店です。阪神大震災で前の店舗が被災したため、ここで再出発をされています。
私が人生で初めて河豚を食べたのが、昔昔、前の店舗時代のおお矢さんでした。それ以来、幸か不幸か、河豚を食べると、おお矢さんとついつい比べてしまう自分がいます。

尼崎には、直球勝負でこれでもかと、ふぐを安く食べさせてくれる稲葉荘の「」、そしてバランスがとれたふぐのコースをリーズナブルなお値段で食べさせてくれる西難波の「ふく千」などオススメの河豚の店があります。
しかし、天然物にこだわり抜いた素材と、抜群の調理技術がコラボするこの店の河豚料理を超えるものには、まだ出会っていません。お値段は、てっちりコース13800円とそれなりにしますが、内容を考えるとむしろ安いと思います。といっても周辺の店に比べると、お値段が高いので、お高くとまっているお店かというと、全然そんなことはなく、大将も奥さんもとってもフレンドリーで初めての客にも常連さんと同じように接してくれます。とてもアットホームな雰囲気です。逆に、フレンドリーな雰囲気は苦手という人は、お高くとまってお値段もお高い大阪や神戸の高級料亭に行った方がいいですね。あ、それからドリンク類には全然力を入れてないので、お酒目当ての方も別の店に行った方がいいと思います。

てっちりコースは、八寸から始まります。漬け白子や腸詰めが美味です。そして、てっさがまた絶品です。良くある紙みたいな薄さではなく適度の厚みがあって、旨さと歯ごたえが味わえます。さらに、真上蒲鉾、皮の煮こごり、チャンジャ、てっぴ、身皮、とうとう身、身のぶつ切り、腸詰め、白子など河豚の全てがプロの技にかかって調理され、綺麗に皿の上に盛られています。女将さんが、ひとつひとつ丁寧に説明しながら、お皿に取り分けたり、美味しい食べ方を教えたりしてくれます。河豚って、こんなにいろいろなところが美味しく楽しめるとは知らなかったと、この店に来た人は皆さん驚きます。
メインのてっちりでは天然物の立派なトラフグが堪能できます。最後のお楽しみの雑炊は、かなりの量で食べきれるかと心配しましたが、缶ごと出てくる刻み海苔と大量の漬物のおかげで完食してしまいました。漬物、そして最後の果物まで手抜きなしの最上の品です。

ここの河豚の味を知ってしまうと、他の店の河豚では満足できなくなるということが、この店の唯一の欠点だと思います。
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2013.9
さて、このお店は、冬以外は、春はおこぜ、夏は鱧と旬の魚を提供してくれます。鱧は9月いっぱいまでなので、終わらないうちに鱧づくしを堪能してこようと訪れました。夏は、暖簾も看板も鱧バージョンです。蛸料理もやっているようです。どちらも河豚ほど高くありません。

鱧づくしコースを注文しました。まず八寸が出てきます。テリーヌみたいなのや、八幡巻きみたいなもの、ゼリー寄せみたいなものなど、全部鱧の肝とかなんとかからできてますが、調理技術の高さが初めからわかります。

続いて、はもの子の玉子とじ、ボタンはも(お吸い物)が出てくるのですが、お吸い物の中に松茸が入っていたので、テンションがぐっと上がりました。私達にとっては今年の初松茸です。かんぴょうみたいに結び目を作って入っているのは、浮き袋です。もっちりした独特の食感でした。

そして、お待ちかねの鱧の薄造りです。お皿には、薄造りの他に真上蒲鉾、筒ごぼう、すり身の大葉巻き、浮き袋、皮、湯引きなどが綺麗に並べられています。こんなに小骨が多い魚なのに、薄造りなんて、よくできたものだと感心します。見た目も透明感があって綺麗ですが、食べても美味しく、骨の感触なんて全く感じません。これは他所ではなかなか食べられません。鱧を獲る淡路島の漁師さんも、この店で初めて食べたそうです。よっぽど丁寧に骨切り骨抜きしないとできませんものね。湯引きももちろん美味しかったです。

その後も、肝、タタキ、南蛮漬けなど鱧尽くしが続きます。そして、真打ちはもしゃぶの登場です。しゃぶしゃぶにする鱧の身とともに、鱧の頭もお皿にのっています。この鱧の頭は出汁のためだけではなく、食べるとまた美味しいのです。鱧の頭は初めて食べました。本当に捨てるところがないぐらい、鱧1匹をしゃぶり尽くしましたね。
はもの身を出汁に落として、ぱっと開いたものをさっと拾って食べると、ふわっとした食感がまた絶品です。生まれも育ちも関西なので、鱧を食べる機会は良くあるのですが、今まで、こんな美味しい鱧料理は食べたことがありません。
また、お吸い物の松茸で余りにも喜んだせいか、雑炊の味が良くなるからと、サービスで松茸を大きく切ったものを鍋の中に投入していただき、またまた贅沢な気分になることができました。

白子を投入した雑炊も当然美味しく、漬物や薬味類もふんだんにあり、お腹いっぱいになるまで食べてしまいました。デザートの果物まで全ての品が手抜きなしの素晴らしいものが出てきます。これだけの鱧づくしのコースが8800円。値段だけ見れば高いように思いますが、内容を考えると抜群のCPです。今まで、この店では河豚しか知りませんでしたが、鱧がこんなに美味しいものとは驚きでした。これからは、毎年、夏になると、この店にハモを食べに来ることにします。

また、この5月には、まだ食べたことがない春のおこぜコースもいただきました。春~初夏の暖簾は、「魚」になります。これで、3種類の暖簾の時期を全て制覇したことになります。おこぜの薄造りは肝まで薄造りになっていて、グロテスクな外観とは全く違う上品な美味しさでした。岩みたいなおこぜの皮も初めて食べたのですが、柔らかくて美味しかったです。おこぜの唐揚げが上にのったおこぜ素麺も美味です。この河豚と鱧の狭間である短い「魚」の暖簾の時期は、おこぜ以外でもあらかじめ予約しておけば、そのときどきの旬の魚を用意してもらえるそうです。

1年中食べられるというより、旬の季節にだけ美味しく食べられるというのも待つ楽しみが加わってますます美味しく食べられそうです。これからも、季節が変わり、この店の暖簾が変わって旬の魚がいただけるのが毎年の楽しみになりそうです。

  • てっちり
  • てっさ
  • 八寸

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2位

らーめん専門 和海 (武庫川、尼崎センタープール前、東鳴尾 / ラーメン)

3回

  • 昼の点数: 4.2

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 3.5
    • | CP 4.5
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥1,000~¥1,999

2018/04訪問 2018/05/03

味噌シーズン終了。ラーメンだけでなくサイドメニューも秀逸です。

平日の休みを利用して味噌ラーメン食べに行ってきました。5月初めで味噌シーズンが終わるそうですから。
日頃ラーメンに興味関心があんまりない私でも積極的に食べに行きたいと思うお店が、ここ武庫川の和海と、武庫之荘の和心、そして塚口のロックンビリーS1です。近所でいつでも行ける和心とロックンビリーと違い、こちらの和海は尼崎市内といっても家から遠く嫌いな行列もできているので、余り行ってません。でも、今回は開店20分前に行ってぎりぎり1巡目をゲットすることができました。いつもこれぐらいの待ち時間ならもっと通うんですが。

味噌とふわ玉丼の小を玉子ダブルで(450円)、そしてすぐに売り切れてしまう鶏のレアチャーシュー端っこ炙り(メチャ旨で驚異の200円)をいただきました。
そんなに待つこともなく、店主と女性スタッフの見事な連携で、ラーメンとふわ玉丼が同時に目の前に置かれました。この店は味だけでなくオペレーションや接客も抜群なんで感心します。
ラーメンや鶏レアチャーシューの旨さは相変わらずですが、久しぶりに食べたふわ玉丼が美味しくなっているのにびっくりしました。玉子ダブルの効果かな?ほんま旨かったですわ。少しご飯を残しておいて最後にスープに投入し、完食完飲です。もう大満足です。

やっぱりここでは塩が一番だと思いますが、シーズン最後の味噌もなかなか旨かったです。とろとろの豚バラチャーシューも味噌によく合ってましたし。そして、いつも思うのですが、スープを完飲しても変な後口が残ることがなく、むしろ口の中が幸せなままで店を出られるところが素晴らしいんですね~。これは和心やロックンビリーにも共通して言えるところです。わざわざ市外までラーメン食べに行きたいと思えない私にとっては、ずっとこの3軒がベスト3ラーメン店ですわ。
行列が苦手なのでしばらくご無沙汰でしたが、平日ちょっとお昼時をずらせて訪問。結果、20分待ちで入店!他の店ならこれでも辛抱できませんが、こちらの塩ラーメンのためなら許容範囲です。

この日も限定メニューがありましたが、やっぱりオリジナルの塩ラーメンに勝るものはありません。鶏むね、鶏もも、豚バラチャーシュー各1枚つきです。鶏チャーシューのはしっこが200円込だったので当然そちらも注文。私のが最後の1皿でした。時間をずらすとこういうことがあるのね、危ない危ない。ちょっと炙ってあるのが香ばしくてとっても美味です。これが200円とは素晴らしい!

そして絶品スープを飲み干すのを我慢して、〆チャーシューご飯を投入。1滴残らず美味しくいただきました。1年ぶりの訪問ですが、また平日仕事を休んで訪れたくなる味でした。
******食の祭典尼が咲く2016.9.19ミニレポート************
阪神尼崎駅前中央公園特設会場は今日も小雨でしたが、熱く賑わっていました。
その中でも、一番人気はやはり和海のブースです。
一応行列はできていましたが、いつものお店の行列に比べると全然どうってことありません。
時々小雨が降る中、ステージを見ながら15分ほどでありつけました。
本日だけの限定メニューは魚介醤油らーめん600円と塩油そば500円です。
私が注文したのは魚介醤油です。車麩とネギ、厚切りの豚バラチャーシューがトッピングされています。
ざっくり言うと武庫之荘の和心の追い鰹を細麺にして、最後の追い鰹の工程を省いたものといった感じです。
口の中に残る魚介の後味が好ましく、野外でそして600円でこの味がいただけるのは素晴らしいですね。
余計に、お店に行ってまたオリジナルの塩ラーメンを食べたくなりました。
どうもお疲れ様でした。
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2013.10
久しぶりに訪問したら、定番の塩ラーメンが700円と50円値上がりしていました。それでも、このラーメンを作る手間と内容を考えるとCPは高いと思います。
この日の限定メニュー、鶏白湯醤油らーめん(煮干し系)800円というのをいただきました。白湯といっても、ビジュアル的にも味的にも、予想よりあっさりめです。鶏シャーシューも、スープが染みこんだくるま麩も相変わらず美味しいです。いつも研究熱心で新しいものにチャレンジする姿には頭が下がります。でも、私としてはやはり定番のオリジナル塩らーめんが一番美味しいと思いました。
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2012.7
うどん文化圏の尼崎では昔からラーメン屋の数は少なく、生粋の尼っ子である私もあまりラーメンは好きじゃありませんでした。
しかし、今は尼崎にも美味しい店がどんどんできているので驚いています。
私はラーメンでは塩ラーメンなどのあっさり系が好きなのですが、その塩ラーメンを出す店も、花星ヒゲイヌ塩元帥と美味しい店が現われています。その中でも、この和海は、尼崎で一番美味しい塩ラーメンの店だと思います。

しかし、難点がひとつ。私は飯を食うのにわざわざ行列までするというのが大嫌いなんです。しかも、この店は普段の私の生活圏から離れたところにあります。武庫川駅なんて、兵庫医大附属病院に行くとき以外は余り利用しません。

が・・・、美味しい塩ラーメンのために、先日、猛暑の中をわざわざ行きました。開店15分前に行ったのに、10人以上の行列です。このあたりは他に店がないので、仕方なく行列に参加しました。開店時になると、後ろにも10人以上並んでいます。
一応店の前にはうちわや日傘が用意されていますが、強烈な暑さです。しかも店の中には一度に9人しか入れないため、第1陣には入れず、結局30分ほど外で待たされる羽目になりました。

いったん中に入ると、店主と2人の女性スタッフが手際よく連携して、注文した塩ラーメンとふわ玉チャーシュー丼が同時にそして思ったより早く、供されました。黄色がかった若干ねっとりしたスープはとても美味しいし、チャーシューも絶品で、これだけ丁寧に作ったものが650円ならCP高いと思いました。店主の努力に脱帽です。くるま麩も、スープを吸い込んでいい味です。まるでローストビーフのソースを吸い込んだヨークシャープディングみたいな食感です。ふわ玉チャーシュー丼は、焼いたチャーシューが香ばしく美味しいけど、玉子はふわっとまではなってなかったです。

ただ、この炎天下の中、外で待っている後続の客のことが気になってゆっくり味わってはいられません。私が店でゆっくりしているせいで外で待ってた人が熱中症で死んだなんてことになったらたまりませんから。急いでかきこみ、支払いを済ませて外に出ると、行列はもっと増えていました。

とにかく尼崎で一番美味しい塩ラーメンの店と思いますが、立地と行列のことを考えると、しょっちゅう通いたいとまではいかないのが残念です。

  • 味噌800円
  • ふわ玉丼小玉子Wで450円
  • 鶏のレアチャーシュー端っこ炙り200円

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3位

ヒノデ阿免本舗 (尼崎(阪神)、大物 / 和菓子)

2回

  • 昼の点数: 4.0

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ~¥999

2019/03訪問 2019/03/19

【祝】尼崎城完成!こちらの飴も尼崎自慢の逸品です

リアル謎解きゲーム「路線バス探偵」をクリアしたご褒美は、一般公開より一足早い尼崎城の内覧会へのご招待です。
まだ完全にはできていませんが、最上階からの展望や桂米團治さんが語りを担当したVRシアターなどを楽しんできました。他にも鉄砲や剣術の仮想体験や、コスプレコーナーなんてのもあります。
3月29日からは様々なオープニングイベントが予定されているようなので、平成最後の城の開宴に皆さんも是非どうぞ。

さて、恐らく尼崎城でも尼崎土産として販売されるであろう自慢の逸品が、こちらのヒノデ阿免です。震災後再建された店舗は尼崎城に負けないぐらい風格があります。
本来は瓶に入った水飴タイプがオススメなのですが、今日はお手軽な固型タイプを買いました。5本入りで550円なので、お土産としてもお手頃です。
優しい、素朴な味わいで、パッケージも趣があるので、尼崎土産に是非どうぞ。

尼崎自慢の逸品は?と問われて私が迷わずあげるのがこの商品、創業百有余年という老舗がお届けする手作り水飴、ヒノデ水飴です。
評点が高いですが、尼崎愛が入ってかなり甘くなっています(笑)。
このヒノデあめ、阪神尼崎駅周辺で育った人は、小学校の社会の時間に習ったり、社会見学に行ったりしたことがあるので、みんな知ってるはずです。ぽっと出の尼崎ちゃんぽんより、知名度はずっと上でしょう。ま、歴史と実績が段違いですから・・・。

少し能書きをたれますと、厳選された上質のもち米だけを使い、日本古来の製法で、丸3日間かけて丁寧に作られたものです。もち米以外は、砂糖不使用、無添加、無着色で、黄金色の輝きと優しい甘さが魅力的です。

阪神大震災後、新しく建てられたのに、歴史と風格を感じるお店は、さすがに老舗ならではです。売っているのは、瓶に入った水飴と、袋に入ったごま風味の固型の飴だけです。
お店に入れば買う買わないにかかわらず、お喋り好きのおっちゃんが、気前よく水飴の試食をさせてくれます。飴の自慢をし出すともう話が止まりません。歌手やアナウンサーなど声を使う商売の方が買い求めにくるそうです。
しかし、私の周辺では、料理に使うという人の方が多いような気がします。砂糖に頼らない優しい甘さと独特のてかりが得られるそうです。

この砂糖に頼らないやさしい甘さというのは、説明するのが難しいので、実際に味わってみないとわかりません。上述したように、お店に行けば必ず試食させてもらえますので、ご自分の口と舌でいっぺん体感してみてください。

ヒノデ水飴、まさに、メイドインアマガサキを代表する逸品です。らんぷ飴と勘違いする人が多いのですが、全く違う商品なのでお間違えないように。

  • 固型タイプのヒノデあめ
  • 固型タイプ5本入り550円
  • 老舗感あふれる外観

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4位

中田屋 (立花 / 和菓子、その他)

2回

  • 昼の点数: 4.0

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ~¥999

2017/04訪問 2017/05/07

手焼きにこだわる煎餅職人さんは、立花の人間国宝です

寡黙な職人肌の大将と、明るく愛想の良い奥さんのコンビで、相変わらず元気にやってはります。スタッフの方がいなくなったせいか、たまに娘さんが手伝っているか、以前はずっと奥で焼き専門だった大将を店頭で見ることが多くなってきたことが変わったことでしょうか。人気のカステラ焼きが、午前中に売り切れることが多いのは相変わらずです。

このカステラ焼き、そこらへんの屋台のベビーカステラと違って素性の確かな材料を使った手焼きです。適度な弾力と噛み応えがあって、じわっと来る美味しさが堪りません。爺が赤ん坊のときから食べ続けているのですが、家にあるのを見つけるとつい手が出てしまい、食べ出したら止まらなくなります。もう爺の身体の一部になっているぐらいで、客観的な評価なんて無理ですんでよろしく。

カステラ焼きと瓦煎餅が2枚看板ですが、おかき類もとてもたくさんの種類があり、どれも1袋300円~400円のリーズナブルなお値段です。
奥の仕事場で焼いているところを見せてもらったことがあるのですが、ぴあ尼崎食本に写真で紹介されているように、文字通りの手焼きです。焼き型を手にもっていっぺんに数枚しか焼けないんですよ。こんな手がかかる焼き方で作っているものをこんなお値段で買えるのが申し訳ないぐらいです。
ホントに町の人間国宝といえるぐらい貴重な存在です。無理をしない範囲でずっと続けてほしいなと思います。

2014.4
25年間、値段据え置きだった名物カステラ焼きが4月1日より値上がりになりました。それでも一袋330円ですから、材料費と手間を考えると十分安いと思います。お一人様3袋までだそうです。
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立花、いや尼崎を代表する名店を紹介します。
この中田屋さんは、立花駅から北に延びる立花商店街の中でも老舗中の老舗の手焼き煎餅屋さんです。
私が生まれる前から、六十数年営業を続けておりまして、ここのカステラ焼きは、私なんぞまだ歯が生えてない赤ん坊のときから食しておりました。

煎餅というと、普通は草加煎餅のように米を原料とするものとお思いでしょうが、神戸発祥の瓦煎餅は、小麦粉、卵、砂糖を原料とする甘いお菓子です。ちなみに生まれも育ちも尼崎の私は、納豆といえば甘納豆しか知らなかったように、煎餅といえばこの小麦原料の瓦煎餅しか知りませんでした。本来の煎餅の原料が米だと知ったのは大きくなってからなのでした。
神戸の瓦煎餅といえば、亀井堂と菊水総本店が有名ですが、立花の中田屋瓦煎餅も負けていません。っていうか、今もなお頑固に手焼きにこだわり続けているこの店の煎餅が一番美味しいと思っています。原料表示を見ると蜂蜜が入っているので、菊水系列かもしれませんね。店の奥の作業場で、大将が丁寧に手焼きで瓦状に焼き、表面にいろいろなデザインの焼き印を押します。尼崎の名所を押した尼崎八景なんてのも手土産にすると珍しいと思います。

この焼き印(鉄製のこてです)を初回2万円ぐらいで製作しますと、ずっとオリジナルの煎餅をここで作ることができます。会社や学校の記念品や、個人のお祝いごとの贈答品に使われています。桂べかこ(現桂南光)さんもご自分の似顔絵の焼き印を作って、煎餅にされておられましたし、私の知り合いは、子どもが生まれたときに記念の焼き印を作って、毎年、誕生日が来ると煎餅を作って配ってくれます。ここの煎餅は、そのへんのよくある瓦煎餅とは全く違って本当に美味しいので、いつも喜んで貰っています。ただ固いだけではなく、口に入れると良い感じで溶けていくのです。そのかわり、湿気てしまいやすいので、2枚ずつ袋に大きな乾燥剤の袋と一緒に封入されています。一度開封すると、2枚ともすぐに食べてしまう必要がありますね。中には湿気た煎餅が好きだという人もいますけど。

もうひとつの名物のカステラ焼きも、縁日でよくあるベビーカステラと全く違う美味しさです。原料は小麦粉、砂糖、卵、蜂蜜などですから、瓦煎餅とほとんど同じです。変な混ぜ物は入ってないので、子どものおやつに最適です。
一度、店の奥の作業場で焼いているところを見せてもらったことがありますが、そのときはびっくりしました。縁日の屋台でやっているような鉄板でひっくり返して一度にたくさん焼くのではなく、手持ちの器具を使って本当に手焼きで焼いているのです。これでは、午前中に売り切れるぐらいの量しか作れなくても仕方ないなあと納得しました。

他にも、こけしあられなどいろいろな種類の銘菓があり、少量の袋に入って値段も安いので、ここに来るとつい何種類も買ってしまいます。

口数の少ない大将とは対照的に、店頭の奥さんは、明るくほがらかで、お店の雰囲気はとてもいいものがあります。三代目を継ぐ人がいるのか、ちょっと心配ですが、ずっと続いてほしい立花が誇る名店であります。

  • こどもの日バージョン瓦せんべい
  • カステラ焼き1袋330円、紙袋には国鉄立花駅の表記が。
  • カステラ焼きアップ、しっかりした噛みごたえです。

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5位

ノルド (立花 / お好み焼き、鉄板焼き、居酒屋)

2回

  • 夜の点数: 4.0

    • [ 料理・味 4.2
    • | サービス 3.5
    • | 雰囲気 3.5
    • | CP 3.8
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 昼の点数: 4.0

    • [ 料理・味 4.2
    • | サービス 3.5
    • | 雰囲気 3.5
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    ¥2,000~¥2,999 ~¥999

2018/03訪問 2018/03/12

創業50年!私の中では、キング・オブ・ザ・お好み&ネギ焼きです。

評価には、老舗加点と思い出加点が入っています(笑)。なにしろ創業時から50年通ってますもんね~。

こちら老舗ながら、2代目に上手に代替わりしているので、まだまだ続きそうです。ここのお好み焼きやネギ焼き、鉄板メニューの数々は、今となっては初めて食べたときの感動はありませんし、正直言って昔と比べるとちょっとというところもあります。しかし、それでも、私の中では相変わらずキング・オブ・ザ・お好み&ネギ焼きであることには変わりありません。

メニューは色々と増えてますが、やはり注文するのは、お好み焼きでは豚玉、すじネギ焼き、ポークチャップ、オムそば、焼きうどんゆず醤油味という定番になってしまいます。

特にお好み焼きは、生地、キャベツ、ソース、ケチャップ、マヨネーズ、マスタードの配分が絶妙で、口の中で渾然一体となった旨さは、もう他では味わえないものです。
すじネギ焼きも、サクッとした表面と、トロッとした中身の食感の違いの妙がなんとも言えません。

こちらのお好み&ネギ焼きと、大貫の焼き飯、タントのベーコンなすスパゲティは、尼崎原住民の私にとって、もう定期的に食べないと中毒症状を起こしてしまうソウルフードになってしまいました。
2016.5
5月7日こなもんの日にちなんで、私の中でのベスト・オブ・こなもん(お好み焼きの部)の店の紹介です。
最近は、2代目が店を仕切っているようです。お好み焼きのマヨネーズが、まるでラテアートのようにかけられています。やっぱり若い人は小洒落たことをしてくれますね。お店自体は、あんまり綺麗とは言えなくなってきましたが、グランドメニューも美味しさも、変わらず継承しており、私の中では相変わらずナンバーワンのお好み&ねぎ焼きです。


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この店には、創業以来ですから、45年は通っていることになります。駅前が再開発されてもずっと同じ場所で変わらず営業しています。当時子どもだった私にとっては、この店は高級店でした。そして、この店で食べたのが人生初というものが結構あります。私にとって大変思い入れのある店なので、評価は高めですが、割り引いてお読みください(笑)。

昔は、お好み焼きといえば、自分で混ぜて自分で焼くというスタイルが一般的だったので、お店の人が焼いてくれたものを食べるというスタイルは新鮮でした。
しかも、キャベツをみじん切りにして、丁寧に混ぜ、ふわっと丁寧に焼き、従来定番だった青のりとかつお節を使わずに、ソース、ケチャップ、マヨネーズ、マスタードで食べるというのもさらに斬新なスタイルでした。
「ソースは甘いの辛いのどちらにしましょ?」「ケチャップ、辛子、マヨネーズ全部入れていいですか?」という定番の問いかけは、45年間ずっと変わらず続いています。

カウンターの前の長ーい鉄板の向こうでは、マスターとワイルドワンズの鳥塚しげき似のお兄さんの二人がてきぱきと調理していたことを思い出します。料理が楕円形の鉄板にのってやってきたり、鉄板の上で焼かれたものの上に銀色の蓋をかぶせて蒸し焼きをしたりと、今までのお好み焼き屋さんではお目にかかれなかった、高級な洋食屋さんのようなパフォーマンスが印象的でした。

ここでお好み焼きを初めて食べたときの衝撃が強烈だったので、以後、お好み焼きをどこで食べても、ノルドと比べてどう?と問いかける自分があります。ねぎ焼きも十三の某有名店よりもよっぽど美味しいと思います。今でも、私の中では、ベスト・オブ・お好み焼き&ねぎ焼きです。関西で一番ということは自動的に日本一ということになるでしょうか。

この店では、豚玉(洋風お好み)と、レモンと醤油で食べるすじねぎ焼き、両方が私の必須アイテムです。豚玉は小ぶりなので、両方いけちゃいますね。高校生ぐらいのときなど、小遣いに余裕があるときは、学校帰りにおやつとして食べていました。当時は170円だったことをなぜか今でも覚えています。
ねき焼きのバリエーションとして、ねぎ焼きの上に薄くのばした焼きおにぎりがのっている、ねぎライスというものがありますが、焼きおにぎりの香ばしさと、ぱりっとした食感がねぎ焼きと驚く程マッチしていて、これも大好物になりました。
豚玉、ねぎ焼き以外にも玉子3個分使うオムそばや、ゆず+醤油味の焼きうどんも捨てがたいのですが、残念ながら一人で行ったときはそんなに食べられません。いろいろ食べたいときは誰かを誘います。

ちなみにランチタイムは、お好み焼きにはご飯と味噌汁が、ねぎ焼きにはおにぎりが1個つきます。洋風お好み焼きなのに、なぜかご飯がよく合ったりします。おかずにしても違和感がないお好み焼きです。

夜も、お好み以外に鉄板焼きが楽しめます。あごすじや豆腐、開店以来の定番メニューのレバーのブランデー焼きやポークチャップ、野菜炒め、ヘレステーキなど旨いもんのオンパレードです。特に玉子の衣がついた半分ポークピカタのようなポークチャップは鉄板焼きでは一番のオススメです。

創業当時は、名前も外観も料理も、当時の立花界隈にあってはお洒落でモダンで、子どもだった私にとって高級店のイメージだったこの店も、今では長い年月と地元に馴染んだおかげで、庶民的かつ親しみやすい雰囲気になっています。しかし、私にとっては、依然、特別な存在のお店です。大貫の焼き飯やタントのスパゲティと同じく、ときどき無性に食べたくなる懐かしの味です。

立花駅周辺には、あちこちにいい店がひっそりと隠れていますが、この店は、その中でも街の鉄板焼きグルメの頂点に君臨する名店だと、私は勝手に思っています。

  • 豚玉
  • ぺしゃんこの焼きおにぎりがネギ焼きにのったネギライス
  • オムそば

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6位

カヴァティーネ (武庫之荘 / イタリアン、洋食)

2回

  • 夜の点数: 4.0

    • [ 料理・味 3.9
    • | サービス 5.0
    • | 雰囲気 3.7
    • | CP 3.8
    • | 酒・ドリンク 3.5 ]
  • 昼の点数: 4.0

    • [ 料理・味 3.8
    • | サービス 4.5
    • | 雰囲気 3.5
    • | CP 3.8
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    ¥4,000~¥4,999 ¥1,000~¥1,999

2016/12訪問 2017/01/31

ディナーコース登場!南武庫之荘で美味しく食事ができるイタリアンです。

武庫之荘界隈にはイタリアンがひしめいていますが、バル風の店やカジュアルイタリアンがほとんどです。ですから、食事重視のレストランをというリクエストには、北側のダヴィンチと南側のこの店をすすめています。豪華な内装のダヴィンチにくらべてこちらはカジュアルな雰囲気ですが、そのかわり最近できたコースが税込4500円ととってもリーズナブルなお値段です。

前菜、スープ、季節のパスタ、メイン(肉or魚)、ドルチェとどのお皿もはずれがありません。女性シェフの腕は確かです。売り物の焼きたてグリッシーニもそしてバターまで美味です。
それに加えて、物腰柔らかなオーナーの行き届いたサービスが受けられるのですから、気持ちよく食事を楽しめる環境としては申し分ありません。

昔は、南武庫之荘のイタリアンといえば、ジャンカルドとイルヴィゴーレをあげていたのですが、ジャンカルドが神戸に移転した後は、食事を楽しむという観点からいえば、この店がイチオシです。


2014.4
ジャンカルドやベルファボーレが去って寂しくなった武庫之荘のイタリアンに期待のお店が登場しました。以前なごみの季というお店があった場所で、隣がパンドミー南店、前が大蔵公園です。武庫之荘駅からだと、バス道路を南下して女性センタートレピエの交差点を東に曲がりしばらく進んだところにあります。駅からちょっと離れていますが、少々歩いてでも行く値打ちがある良店です。

お店の外観も内装もシンプルながら落ち着いたいい雰囲気です。カウンター6席、テーブル12席の小さなお店ですが、女性シェフが一人で調理をしているので、適正規模なのでしょう。人数が多くなると、定評があるオーナーの丁寧なサービスも受けにくくなりますしね。

お料理の方は女性シェフならではの繊細、丁寧かつ優しい味です。ランチにつく前菜盛り合わせでさえ、手が込んでおり、手抜きなしの本気が感じられます。ただ、全体的にあっさりした薄味なので、料理をアテにわいわいとお酒を飲みたい方には向きません。そういうのは、このお店の雰囲気にも合いませんしね。お酒が進む濃い味の本場イタリアンやにぎやかな雰囲気がお好みの方は、阪急オアシス向かいのカサレッチョに行かれた方がいいでしょう。最近ヘルシー志向の私は、こちらのお店の繊細で優しい味の方が断然好きです。ラザニアにしても、イカ墨焼きリゾットや蛤出汁のタリオリーニにしても日本人向けのあっさりとした美味しさが楽しめ、とても気に入りました。

また、このお店の売りのひとつがグリッシーニです。市販のものと違って太くてもっちりしていて焼きたてのものがナフキンに包まれてサービスされます。芦屋の某店でも同じものが出てきますがディナーのときだけなのに、こちらのお店ではランチでも供され、おかわりもできます。なかなか太っ腹のサービスです。ディナーのときはバターもついてきます。焼きたてということもあり、とても美味しいですよ。

そして何よりも素晴らしいのが、オーナーのホスピタリティあふれる接客です。恐らく一度来た客のことは全て頭にインプットされているんでしょうね。次回は黙ってても前回のことが反映されたサービスがされているような気がします。こんな街の小さなお店で受けられるサービスとしては最高レベルではないでしょうか。
ディナーはコースの設定がなく、メニューの上ではアラカルトのみです。2人でいろいろ頼むと別々のお皿にシェアしてくれ、ナイフ、フォーク類も魚用、肉用、それぞれのものを人数分お皿ごとにこまめに換えてくれるので、申し訳ないぐらいです。一人で調理をされているので、まとまった人数で行ったときは、それぞれが全く違う皿を注文すると出てくるのに時間差が出ざるを得ません。その場合は、ある程度メニューを揃え、4人なら2人前とか量を考えて注文して、シェアする方がいいでしょうね。そういうことも、オーナーに言えば全て相談にのってくれるでしょう。

前菜、パスタ、メイン、デザートに至るまで、美味しいものばかりで、ハズレに当たったことがありませんし、メニューも定期的に変わっているので飽きません。同じ通りの東にあるラ・フォレスタは良店だったのに現在休業していますが、このお店はこれからもずっと続いてほしいなと思います。

  • ディナーコース前菜
  • 秋刀魚のパスタ
  • 仔牛カツレツ

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7位

エーデルワイス (立花、尼崎(JR)、尼崎(阪神) / パン、ケーキ)

1回

  • 昼の点数: 4.0

    • [ 料理・味 3.3
    • | サービス 3.0
    • | 雰囲気 3.3
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ~¥999

2016/09訪問 2016/10/05

エーデルワイス総本山の直売所。ルビアン、アンテノール、ヴィタメールのアウトレットが懐かしの名前で開店中。

総合点は、この店への評価ではなく、会社全体の歴史と文化に敬意を表してつけています。

JR立花駅と尼崎駅のちょうど中間あたりの線路沿い北側に、アンテノール、ヴィタメール、ルビアンなどのブランドを擁するエーデルワイスの総本山というべき本部センター、研究所があります。ヨーロッパの菓子作り関連の資料をコレクションしたエーデルワイス・ミュージアム(見学は有料・要予約)も入ったビルの1階にこの店舗があります。
もともとルビアンのパンの直売店が隣の工場の横手にあったのですが、こちらに移転して、ちょっと洒落た洋菓子店風の店舗になりました。

JR立花駅から徒歩20分という大変不便な場所にあるのですが、近所では有名かつ人気があり、また商品の供給もアウトレットという性格上、安定していないので、どんなものが手には入るかはその日の運次第です。

ルビアンのパンは5個入りの袋づめ350円(税別)がお得で、これはだいたいいつ行ってもあります。
先日行ったときは、アンテノールのクッキーの袋づめやフィナンシェ5個入り(250円)、ミニバームクーヘン・ショコラ(300円)を買ってきました。家で食べるのなら、これで十分で、超お得です。

そして、ちょっと嬉しかったのは、レシートに「エーデルワイス尼崎店」と懐かしい名前が書いてあったことです。恐らくエーデルワイスを名乗る店舗は今やここだけでしょう。ちなみに「エーデルワイス」という名前を冠したパイ生地でカスタード&生クリームをサンドしたケーキは、日本中でこことJR尼崎駅前キューズモールの中のアンテノールあまがさき阪神店でしか買えません。レアものですが、350円というお求めやすいお値段でした。

今は、アンテノールやヴィタメール、ルビアンというブランドで商売しており、エーデルワイスという名称は会社の名前だけに残っていますが、元々は立花のちっちゃなケーキ屋さんの店名でした。
40年以上前になりますが、立花商店街のはずれにできたのが第1号店です。当時はケーキといえば立花駅前パルナスのバタークリームのケーキしか知らなかったので、エーデルワイスの生クリームのショートケーキを初めて食べたときは、世の中にはこんな美味しいクリームが存在したのかと衝撃を受けました。店頭販売で家に持ち帰っても大丈夫な生クリームってエーデルワイスの発明なんだそうです。それからあれよあれよという間に店舗が拡大し、会社になり、あちこちの駅前にエーデルワイスの店舗ができていきました。しかし、突然、店舗拡大路線を大転換し、高級ブランドを数々と立ち上げて今に至っています。

バターをたっぷり使ったクロワッサンも、表面が固いフランスパンも、実は子どもの頃にエーデルワイスのパン屋さんで初めて味わいました。それまでは立花にはそんな洒落た食べ物は存在してなかったんですから。考えてみるとエーデルワイスって、私の食人生の中でかなり大きな位置を占めているようです。

エーデルワイスからは、ツマガリやショウタニをはじめとした阪神間の有名菓子店をたちあげることになる菓子職人がたくさん巣立ち、創業者は兵庫県洋菓子協会の会長さんです。子どものときに身近にあった店が、阪神間の洋菓子文化に大きな影響を与えているなんて、なんとなく嬉しい気がします。

  • エーデルワイス職人さんが作った尼崎市制100周年バースデーケーキ
  • レアもの「エーデルワイス」350円
  • 見かけは洒落たケーキ屋さん風の工場併設直売店

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8位

遠山 (塚口(阪急)、塚口(JR) / すっぽん)

1回

  • 夜の点数: 4.0

    • [ 料理・味 3.8
    • | サービス 3.8
    • | 雰囲気 3.8
    • | CP 4.5
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    ¥8,000~¥9,999 -

2015/01訪問 2015/04/22

すっぽん料理の名店が復活しました

永楽商店街の火事で焼失したすっぽん料理の老舗、遠山さんが平成25年9月に見事に再建を果たしました。場所は焼ける前と全く同じところで、阪急塚口駅から北へ延びる伊丹線のすぐ脇です。塚口駅から数えて2つ目の小さな小さな踏切を渡ったところですが、続きにあった永楽商店街は完全になくなり、この店だけが残った格好です。

前の店は、30年以上続いていただけに、古びた印象があったのですが、生まれ変わった新店はとても綺麗になっています。戸を開けると、目の前がキッチンとカウンターという店の造りや、店主や女将さんが迎えてくれるアットホームな雰囲気は以前と全く同じです。でも、新しくて、和モダンな店内は以前より高級感があります。
奥の座敷は、襖でいくつかに分けられる畳の間ですが、椅子とテーブルが置かれています。最近は和食の店でもこういうのが多くなりました。お年寄りや足腰に問題を抱えている者にとっては嬉しい配慮です。

すっぽん料理のコースは4000円からありますが、せっかく久しぶりに来たので、昔から定番のすっぽんフルコースをいただきました。1人前8500円ですが、2人前16000円、3人前23500円と人数が増えると少しずつお安くなります。
まず、前菜、これは普通です。そして赤ワイン(又はウーロン茶)で割ったすっぽんの生き血が出てきますが、そんなに生臭くはありません。次はお猪口の中に入った白ワインに漬けた肝(心臓、腎臓、肝臓など)、そしてお造りと続きます。お造りは見た目はグロテスクですが、意外とあっさりしていけます。
そしてメインのまる鍋です。テーブルには電気コンロが置かれていますが、これは保温のためで、キッチンからぐつぐつ煮えた土鍋が運ばれてきます。すっぽん自体は当然美味しいのですが、汁を吸い込んだ野菜も抜群の美味しさです。すっぽんの色々な部位が入っており、皮などぷるんぷるんでコラーゲンの塊っていう感じです。スープもコラーゲンが染み出してとろとろになってきます。余りに美味しいので、スープも全部いただいてしまい、雑炊用に残ってないと焦りそうになりますが、大丈夫です。雑炊はちゃんと別の鍋で作ってくれています。

雑炊を待っている間に、唐揚げ、そして酢の物と、スッポンのあらゆる部位をいろいろな調理法で食べ尽くしたら、最後はお待ちかねの雑炊が到着です。小さなお餅が入った雑炊はコラーゲンたっぷりの出汁と玉子が絶妙に混じり合った逸品です。私は、この雑炊が大好きです。

コラーゲンたっぷりのすっぽん尽くし、食べている途中から唇もぷるんぷるんになってきまして、翌朝なんかはお肌がすべすべで髭剃りの滑りが抜群に良くなっていました。ええ歳したおじさんがこうなのですから、女性のお肌にはうってつけでしょう。女性客が多いというのもうなずけます。
リーズナブルなお値段で本格すっぽん料理を楽しみたいという方にオススメの店です。

  • 阪急電車伊丹線が横を通ってます
  • 塚口 すっぽん料理 遠山

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9位

肉料理 大森 (立花 / 焼肉、しゃぶしゃぶ、ホルモン)

2回

  • 夜の点数: 4.0

    • [ 料理・味 4.2
    • | サービス 3.8
    • | 雰囲気 3.7
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    ¥8,000~¥9,999 -

2017/05訪問 2017/09/28

ええ肉、出てきまっせ!サイドメニューも逸品揃いの立花の名店です

相変わらず、店主が厳選した上質な肉が、丁寧な仕事を施されて出てきます。それを炭火でいただくのですから、美味しくないわけがありません。

神戸牛特厚塩タンから始まり、ホルモンも含めて塩から攻め、それから漬けカルビやタレホルモンに移るのが定番コースになっています。
そして、肉だけでなく、キムチやナムル、そしてイカフェなどのサイドメニューも丁寧に作られて美味しいんです。イカフェなどは、新鮮なイカの下に甘辛ソースがかかったリンゴの千切りが添えられているという小じゃれた細工がしてあり、美しくかつ美味しい逸品です。

最後は、オジンオパで〆るのもずっと変わらない私の定番コースです。石焼きビビンバのイメージを大きく覆すイカとキャベツとバター醤油のコラボは、初めて食べたとき衝撃的でした。他の店にはこのようなメニューがないので、ここに来ないと食べられません。こんな旨いもん、私だけ知っているというのが申し訳なく思い、この店来たらオジンオパを食べとかな損やでと吹聴しまわってます。ほんまに美味しいですよ~。
2016.6
立花には、昔から「満月」を筆頭に「高麗飯店」、「かんだや」など有名な焼肉の老舗が点在しています。その中でも比較的新顔のこのお店は、ダントツでおすすめです。連れて行った人は、高い確率で満足してくれると思います。但し、焼肉は「満月」みたいな雰囲気でないと食べた気がしないという方には向きません。ここは、上質かつ上品な形でお肉が出てきますからワイルド派には物足りないでしょう。また良い肉が揃っているので、ついつい注文しすぎると結構なお値段になりますが、それでも肉質から考えるとお得だと思います。肉自体がいいので、塩とレモン、そしてわさびで食べるのがオススメですが、タレも甘すぎずなかなか美味しいです。さらにホルモンも新鮮で美味です。実家が神戸牛ホルモンの卸をしているそうですから当然でしょうね。

焼肉だけでなく、しゃぶしゃぶ、そして冬は鍋もあり、焼肉以外のメニューも充実しています。あえて焼肉ではなく肉料理と名乗っているだけのことはあります。一品もののサイドメニューも、丁寧な仕事がしてあり、盛りつけも綺麗です。肉以外ではイカフェが美味しいし、夏は水キムチもおすすめです。〆は冷麺、オジンオパ、クッパ・・・どれも美味しいので悩んでしまいます。でも、結局オジンオパは必ず注文しますね。他の店では見たことがないので、ここのオリジナルなんでしょうか?超おすすめです。
街の雰囲気を味わうのではなく、純粋に肉を食べに行くのなら、鶴橋に行く必要はありません。鶴橋のどの店よりも、ここの肉が美味しいと思います。

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2012.6
立花には、あちこちに隠れた名店がひっそりとあります。立花駅北側の少し東には、この店や、和顔などが住宅街の中に隠れています。
立花駅の北口から東へ少し歩いたところにあり、駅からは近いのですが、立花東商店街からは少しはずれているので、場所はわかりにくいかもしれません。

しかし、店内はアットホームかつ洒落た雰囲気で普通の焼肉屋より高級感があります。
まずカウンターの向こうで仕事をする店主を見ると、この人は小さいときから良い肉を食べて育った人なんだなと安心感がわきます。
2階に上がると、掘りごたつ式の座敷がいくつもあり、仕切りを移動させれば半個室になったり広座敷になったりして融通がききます。全体的にシンプルですが、和の雰囲気もあり、焼き肉屋とは思えない清潔感もあります。

このお店で絶対おすすめは神戸牛特厚塩タンです。切らずに食べられるの?と思うくらいの厚さですが、今までの塩タンの概念を覆すような食感と美味しさなんですよ。赤身もとても分厚いので、包丁を入れてあります。これまた美味しい。ハラミもツラミもシマチョウも全て美味しいです。
運ばれてくる肉は、どれも見ただけで良い肉だとわかります。しかも、普通の焼肉屋とは一味違う綺麗な盛りつけです。店主は見かけによらず、繊細なセンスの持ち主のようです。そして、本当に肉を大事にしているんだなということが伝わります。

肉だけではなく、他の料理も美味しいです。冷麺はソバ粉を使ってないとのことですが、麺もスープも美味しく、スープは全部飲み干せたほどです。
また、おすすめの大森クッパの他に、オジンオパという不思議な名前の石焼きビビンバが秀逸です。キャベツとイカがのった石焼きビビンバの上からバター醤油をかけて、まぜまぜして食べるのですが、今まで食べたことがない美味しさです。

良い肉を使っているので、それなりにお値段は張りますが、必ず満足感を与えてくれる名店だと思います。

  • 塩厚切り盛り合わせ
  • 漬けカルビ
  • イカフェ

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10位

讃岐うどん はるしん (尼崎(JR) / うどん、天ぷら、カレーうどん)

3回

  • 夜の点数: 4.0

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 3.5
    • | 雰囲気 3.5
    • | CP 3.5
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 昼の点数: 4.0

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 3.5
    • | 雰囲気 3.5
    • | CP 3.5
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    ¥1,000~¥1,999 ~¥999

2018/01訪問 2018/02/11

冬はやっぱり温かいうどんやね。生姜湯のサービスもあります。

映画の前の腹ごしらえでうどんを食べに行きました。吉野と違って、こちらは夜もうどん屋さんです(笑)。うどん食べ放題のはりはり鍋が冬季限定であるぐらいで、後はお昼とほぼ同じメニューです。
うちたて、切りたて、ゆがきたてが売りのお店なので、冷水でしめた生醤油うどんは、うどんの刺身みたいな美しさと美味しさです。
・・・と言いながらも、寒い冬は、やっぱり温かいおうどん!最近は、専ら釜揚げうどんやかけうどんばかり注文します。関西風の温かいおだしで体も温もりますわ。

そして、生姜湯も当然いただいて体を温めます。これは、薬味に使う生姜をすったときに出る生姜汁を捨てるのがもったいないと活用したものです。出汁をとった後の昆布を活用した味付け昆布と同じく無料サービスですが、リクエストしないと持って来てくれません。カウンターにはその旨を書いたものが置いてあるのですが、皆さん気が付かないのか、それとも生姜湯は余りお好きでないのか、頼んでいる人は少ないように感じます。私は生姜湯に限らず生姜を使ったものが結構好きなんですけどね。

また、お昼になくて夜だけあるメニューに天ぷら盛り合わせがあります。お昼は野菜だけのヘルシー天ぷらがお得なセット価格でありますが、夜の天ぷら780円は、海老2尾と野菜3品で食べごたえがあります。セルフ系のお店と違って、揚げたてを食べられるのが私としてはとっても嬉しいです。

でも、温かいおうどんでせっかく体が温もっても、このお店は駅から少々離れているので、戻る途中にまた体が冷えてしまうところがちょっと残念であります。


切りたてゆがきたてのうどんと、関西風の出汁が美味しい、尼崎を代表するうどん屋さんです。私は、JR尼崎のこの店、そして阪神尼崎の「穂乃香」、阪急塚口の「悠々」、若王寺の「福ちゃん」を勝手に尼のうどん四天王と呼んでいますが、麺、出汁、サイドメニューに加えて店の雰囲気や接客も含めた総合的な評価では、このはるしんが一番だと思っています。一番古くから続いてますし、今や脱サラした店主が独学で始めた店とは思えないぐらいの貫禄がある店になっています。

こちら讃岐うどんと名乗っていますが、麺は適度なコシと柔らかさがあり、出汁も昆布と鰹とイリコの天然素材ブレンドと、いずれも関西人好みのバランスの良いうどんになっています。ですから、麺はひたすら固く、出汁はイリコに限ると思い込んでいる人にはオススメしません。

最近食べたので印象に残ったのは、きつねぶっかけです。甘く煮込んだ揚げがぶっかけつゆによくあいます。かけうどんのきつねよりこちらの方が美味しく思います。また、かけうどんでは、肉うどんが美味しかったです。生姜で煮込んだ甘くない肉が温い出汁によくあいます。やっぱり肉は冷たい麺より温い麺にあいますね~。

かやくご飯は、備え付け容器の取り放題の昆布(出汁をとった後の昆布を佃煮にしたもの)と一緒に食べるとよく合います。丼もいろいろセットにできますが、私としてはオススメしません。うどんを2玉(追加料金なし)注文する方がずっとオススメです。
2016.7
最近はうどんにかやくご飯を組み合わせるのを自粛しています。別に大阪府の「主食の重ね食べ」の注意喚起を受けたわけではありません。うどん2玉まで同価格なので意地汚く必ず2玉注文してしまうためです。年取ると2玉食べてプラスご飯はさすがにきつくなってきました。
最近、ここで注文することが多いのは釜玉です。2玉でも570円です。生卵が1個入っただけで、腹持ちが飛躍的によくなります。特にここの茹でたてのうどんは、卵がよくからまり、最後まで熱々で食べられます。醤油を控えめにして、テーブルに置かれた無料取り放題の昆布と合わせて食べると、これまた美味しいこと。

以前ここの天ぷらは、かりっとしてちょっと揚げすぎかなという印象だったのですが、最近は揚げ方がソフトになった気がします。私にとっては今の方が好みです。ヘルシー天ぷらセットをプラス310円でつけることができます。揚げもんの取りすぎはよろしくないのですが、名前にヘルシーとついてるからええやろと注文してしまいます。正直何がヘルシーなのかよくわかりませんけど・・・。

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2014.7
関西における讃岐うどんのお店といえば、大阪のはがくれが有名ですが、尼崎では私はここが一番好きです。
お店は新しくはありませんが、店内に清潔感があります。本格的な手打ちである点、注文してから茹でる点(時間はかかりますが)、天ぷら等も揚げたてである点、セルフではなくきちんと接客してくれる点が最近急増しているチェーンのセルフ店とは違いますね。

ときどき、お昼ごはんに利用しますが、生醤油かぶっかけを頼むことが多いです。2玉まで同価格なので、意地汚く2玉頼んでしまいます。
ゆでたてのうどんはさすがです。うどんの刺身という言葉がぴったりの美しさです。また、やたらコシだけが強いうどんではなくて、適度な柔らかさがあるので、大阪うどんに慣れた関西人にもOKだと思います。美味しいうどんは他にもあるでしょうが、尼崎でここまでのものが食べられるのは良しとしましょう。

かやくごはんがセットメニューにあるので、思わず頼んでしまいます。テーブルに置かれた無料取り放題の昆布が、またよく合います。
さらに野菜とちくわの天ぷらもセットにつけられるので、これも頼んでしまいます。かりっとしたタイプですが、作り置きではなくて、揚げたてなので美味しいです。
気がつけば、炭水化物オンパレード・・・・結果、カロリーオーバーです。
でも、うどん+かやくごはんは、関西人にとってド定番なのでやめられません。

普通のかけうどんもあります。ぶっかけもそうですが、出汁が関西風なのも私にとってはポイントが非常に高い点です。やっぱりいりこだけでなく、昆布も削り節もいろいろ入った関西風出汁の方が美味しいな~。まさに、讃岐と関西のいいとこどりのお店だと思います。
また、うどんすきもやっており、家族や小グループでも楽しめるなど守備範囲は広いです。

JR尼崎北口から東の方へ少し歩くことになりますが、JR尼崎駅前の商業施設には、にしむら珈琲以外は余りオススメできる店がないだけに、少し遠くても歩いた方がいいですよ。ここは、うどんだけでなく、店の雰囲気やサービスなど、総合的にバランスがとれていて、安心して誰にでも勧めることができる、尼崎のうどん店の中ではイチオシの店だと思います。

  • 釜揚げ2玉680円、ヘルシー天ぷら310円
  • きつねうどん2玉670円
  • 天ぷら780円海老2尾野菜3品夜のみ

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