ama-Gさんのマイ★ベストレストラン 2013

ama-Gのあま限定レストランガイド

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マイ★ベストレストラン

レビュアーの皆様一人ひとりが対象期間に訪れ心に残ったレストランを、
1位から10位までランキング付けした「マイ★ベストレストラン」を公開中!

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尼崎限定の超ローカル、かつ超気まぐれなガイドです。

尼崎の中でも、特にJR立花、阪急武庫之荘近辺で、なにか特長のある店、今後続いていってほしい店、昔から続いている老舗を中心に紹介しています。
塚口あたりまでが、なんとか守備範囲です。ほんまに超ローカルですんません。
また、思い入れのある老舗にはちょっと甘いかもしれませんので割り引いてお読みください。しかも食のレビューよりも昔の思い出話の方が多かったりすることもありますが、ご容赦をば・・・。

マイ★ベストレストラン

1位

おお矢 (塚口(阪急) / 海鮮、ふぐ、日本料理)

2回

  • 夜の点数: 5.0

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 3.5
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP 5.0
    • | 酒・ドリンク 3.0 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥15,000~¥19,999 -

2018/01訪問 2018/02/05

冬は河豚、夏は鱧、関西の旬の味覚をいただくなら、やっぱりこちらです。

久しぶりに、おお矢さんで河豚をいただきました。もう、冬の最高の楽しみです。貧乏舌なもんで、天然物のトラフグが養殖と比べてどこがどう旨いのかなんて、上手によう表現できません。しかし、おお矢さんでいただくふぐが、他所より旨いということだけは、確かに言えます。
大将の目利きとプロフェッショナルな技があるからでしょうね~。

一方、その芸術的な料理を説明してくれる女将さんがめちゃ気さくというかフレンドリーで、そのギャップが楽しくもあります。こういう気取ってないところがいかにも尼崎らしいです。

何回聞いても忘れるてっさの皿に並ぶオールスターメンバーは、真上蒲鉾、皮の煮こごり、チャンジャ、てっぴ、身皮、とうとう身、身のぶつ切り、腸詰め、生白子、朝月という顔ぶれです。
皮刺しだけでも、身に近い方から、身皮(三河)、とうとう身(遠江)、てっぴと3種類があるということだけは覚えました。時期によっては食べられない白子も、ちゃんとお皿にのっていてラッキーです。濃厚かつクリーミー!う~ん、最高ですわ。

八寸から始まり、てっさ、てっちり、雑炊、フルーツと続くてっちりコースは、13800円(別)と尼崎にしては、お高いです。でも、質、量ともに大満足できる内容からすると、高コスパなんです。安いふぐ料理を何回か食べるよりは、こちらのふぐコースを1回食べた方が絶対満足度は高いと思います。

各項目の評価点と総合評価点の整合性が全くとれておりませんが、個人的に思い入れが強い店であるということで、ご了承くださいませ。

塚口いや、尼崎を代表する名店です。阪神大震災で前の店舗が被災したため、ここで再出発をされています。
私が人生で初めて河豚を食べたのが、昔昔、前の店舗時代のおお矢さんでした。それ以来、幸か不幸か、河豚を食べると、おお矢さんとついつい比べてしまう自分がいます。

尼崎には、直球勝負でこれでもかと、ふぐを安く食べさせてくれる稲葉荘の「」、そしてバランスがとれたふぐのコースをリーズナブルなお値段で食べさせてくれる西難波の「ふく千」などオススメの河豚の店があります。
しかし、天然物にこだわり抜いた素材と、抜群の調理技術がコラボするこの店の河豚料理を超えるものには、まだ出会っていません。お値段は、てっちりコース13800円とそれなりにしますが、内容を考えるとむしろ安いと思います。といっても周辺の店に比べると、お値段が高いので、お高くとまっているお店かというと、全然そんなことはなく、大将も奥さんもとってもフレンドリーで初めての客にも常連さんと同じように接してくれます。とてもアットホームな雰囲気です。逆に、フレンドリーな雰囲気は苦手という人は、お高くとまってお値段もお高い大阪や神戸の高級料亭に行った方がいいですね。あ、それからドリンク類には全然力を入れてないので、お酒目当ての方も別の店に行った方がいいと思います。

てっちりコースは、八寸から始まります。漬け白子や腸詰めが美味です。そして、てっさがまた絶品です。良くある紙みたいな薄さではなく適度の厚みがあって、旨さと歯ごたえが味わえます。さらに、真上蒲鉾、皮の煮こごり、チャンジャ、てっぴ、身皮、とうとう身、身のぶつ切り、腸詰め、白子など河豚の全てがプロの技にかかって調理され、綺麗に皿の上に盛られています。女将さんが、ひとつひとつ丁寧に説明しながら、お皿に取り分けたり、美味しい食べ方を教えたりしてくれます。河豚って、こんなにいろいろなところが美味しく楽しめるとは知らなかったと、この店に来た人は皆さん驚きます。
メインのてっちりでは天然物の立派なトラフグが堪能できます。最後のお楽しみの雑炊は、かなりの量で食べきれるかと心配しましたが、缶ごと出てくる刻み海苔と大量の漬物のおかげで完食してしまいました。漬物、そして最後の果物まで手抜きなしの最上の品です。

ここの河豚の味を知ってしまうと、他の店の河豚では満足できなくなるということが、この店の唯一の欠点だと思います。
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2013.9
さて、このお店は、冬以外は、春はおこぜ、夏は鱧と旬の魚を提供してくれます。鱧は9月いっぱいまでなので、終わらないうちに鱧づくしを堪能してこようと訪れました。夏は、暖簾も看板も鱧バージョンです。蛸料理もやっているようです。どちらも河豚ほど高くありません。

鱧づくしコースを注文しました。まず八寸が出てきます。テリーヌみたいなのや、八幡巻きみたいなもの、ゼリー寄せみたいなものなど、全部鱧の肝とかなんとかからできてますが、調理技術の高さが初めからわかります。

続いて、はもの子の玉子とじ、ボタンはも(お吸い物)が出てくるのですが、お吸い物の中に松茸が入っていたので、テンションがぐっと上がりました。私達にとっては今年の初松茸です。かんぴょうみたいに結び目を作って入っているのは、浮き袋です。もっちりした独特の食感でした。

そして、お待ちかねの鱧の薄造りです。お皿には、薄造りの他に真上蒲鉾、筒ごぼう、すり身の大葉巻き、浮き袋、皮、湯引きなどが綺麗に並べられています。こんなに小骨が多い魚なのに、薄造りなんて、よくできたものだと感心します。見た目も透明感があって綺麗ですが、食べても美味しく、骨の感触なんて全く感じません。これは他所ではなかなか食べられません。鱧を獲る淡路島の漁師さんも、この店で初めて食べたそうです。よっぽど丁寧に骨切り骨抜きしないとできませんものね。湯引きももちろん美味しかったです。

その後も、肝、タタキ、南蛮漬けなど鱧尽くしが続きます。そして、真打ちはもしゃぶの登場です。しゃぶしゃぶにする鱧の身とともに、鱧の頭もお皿にのっています。この鱧の頭は出汁のためだけではなく、食べるとまた美味しいのです。鱧の頭は初めて食べました。本当に捨てるところがないぐらい、鱧1匹をしゃぶり尽くしましたね。
はもの身を出汁に落として、ぱっと開いたものをさっと拾って食べると、ふわっとした食感がまた絶品です。生まれも育ちも関西なので、鱧を食べる機会は良くあるのですが、今まで、こんな美味しい鱧料理は食べたことがありません。
また、お吸い物の松茸で余りにも喜んだせいか、雑炊の味が良くなるからと、サービスで松茸を大きく切ったものを鍋の中に投入していただき、またまた贅沢な気分になることができました。

白子を投入した雑炊も当然美味しく、漬物や薬味類もふんだんにあり、お腹いっぱいになるまで食べてしまいました。デザートの果物まで全ての品が手抜きなしの素晴らしいものが出てきます。これだけの鱧づくしのコースが8800円。値段だけ見れば高いように思いますが、内容を考えると抜群のCPです。今まで、この店では河豚しか知りませんでしたが、鱧がこんなに美味しいものとは驚きでした。これからは、毎年、夏になると、この店にハモを食べに来ることにします。

また、この5月には、まだ食べたことがない春のおこぜコースもいただきました。春~初夏の暖簾は、「魚」になります。これで、3種類の暖簾の時期を全て制覇したことになります。おこぜの薄造りは肝まで薄造りになっていて、グロテスクな外観とは全く違う上品な美味しさでした。岩みたいなおこぜの皮も初めて食べたのですが、柔らかくて美味しかったです。おこぜの唐揚げが上にのったおこぜ素麺も美味です。この河豚と鱧の狭間である短い「魚」の暖簾の時期は、おこぜ以外でもあらかじめ予約しておけば、そのときどきの旬の魚を用意してもらえるそうです。

1年中食べられるというより、旬の季節にだけ美味しく食べられるというのも待つ楽しみが加わってますます美味しく食べられそうです。これからも、季節が変わり、この店の暖簾が変わって旬の魚がいただけるのが毎年の楽しみになりそうです。

  • てっちり
  • てっさ
  • 八寸

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2位

おばんざい だるま (武庫之荘 / 日本料理、居酒屋)

3回

  • 夜の点数: 4.0

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 3.3
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 昼の点数: 3.8

    • [ 料理・味 -
    • | サービス -
    • | 雰囲気 -
    • | CP -
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    ¥4,000~¥4,999 ¥1,000~¥1,999

2020/05訪問 2020/05/31

武庫之荘deテイクアウト④ビブグルマンの技が詰まったお弁当とおばんざいセット「おばんざい だるま」

お値段は少し高めですが、割烹の技が盛り込まれたお弁当は満足度も高いものになっています。
私がおすすめなのは、銀鱈の西京焼き弁当1300円込です。こちらの西京焼きはほんまに美味ですね~。

おかずだけになりますが、おばんざい詰め合わせ梅1400円込も、いろいろな種類の味が楽しめまておすすめです。

それ以外にも単品でいろいろなおかずが用意されていますが、売り切れになるのも早いので、要注意です。少しずつ多種類というのは個人的に好きです。また、それぞれが丁寧に作られているところに、この店ならではの良さがあるのだと思います。
ふるかわやがリニューアルしました。店名が「おばんざい だるま」になり、カウンターにおばんざい料理の大皿がずらりと並んでいます。ミシュラン兵庫にビブグルマンとして紹介された割烹ですが、ちょっと庶民的な方向に軌道修正というところでしょうか。

でも、変わったのはその2点だけで、後は店内も大将もそのままです。
メニューから美味しそうなものを注文したら、全て今まで通りに、厨房で作られたり、大将が包丁でさばいたものがその都度出来立てで出てきます。
おばんざい料理は、メニューではなくて、直接前の大皿を見てこれちょうだいと注文するようですね。〆に食べた松茸ご飯のおにぎりも、メニューにはなくて、たまたま目の前にあったので注文したものですから。

以前は、メニューに価格表記がなく、初めての人は注文するのにビビることもあったと思いますが、今は店の表にも価格表記されたメニューが出ているので、より気軽に入れるようになりました。
国産牛すじ煮680円や出汁巻玉子700円は、どこの居酒屋でもあるメニューですが、1皿の量が多く、料理のレベルが相当高いので、コスパはかなり高いです。

コースも前日までの要予約ですが、3800円から各種あり、今までと同様の美味しい和食がいただけますので、ご安心ください。
2016.9
ミシュラン兵庫にビブグルマンとして紹介された影響か、ランチが復活しました。店頭には蕎麦の幟がはためいていますが、この立地条件でランチの需要があるのか若干疑問です。でも、ミニそばor細うどん付きの海老天丼は、天ぷらもタレも蕎麦の出汁もさすがの美味しさで、税込1200円というこのあたりでは高めの価格もまあ納得です。蕎麦(冷)の野菜かき揚げは夜のコースにも登場するものでボリュームがありました。でも蕎麦自体はがっつり系の方には物足りない量でしょうね。
店主は尼崎出身の方だそうです。私の場合、もうこれだけで評価が上がっちゃいます(笑)。

2014.5
消費税アップの影響かどうかはわかりませんが、ちょっと高級路線から軌道修正したようです。店内の手書きのお品書きには相変わらず値段が書いてありませんが、店頭のサインボードには簡単な酒のあてが値段表示されていて、気軽に入れるように配慮されています。また、コースも以前は5000円コースは予約なしで注文できたのですが、コースが4000円、5000円、7000円と設定されていていずれも要予約となっています。
5400円(税込)コースは、付だし、はも椀、造り、和牛の炙り、蓮根饅頭、小鮎天ぷら、鰻茶漬け、果物というラインナップ(たぶん)で、和牛炙りをはじめどれも美味かった中で唯一造りが、ん?というものでした。大将がもっぱらカウンターで客あしらい(苦手そうですが)をして、調理を奥に任せていたからでしょうか?お店の事情もいろいろあるのでしょうが、個人的には昔の黙々とカウンターで仕事をする大将の方が好きです。
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2012
何の変哲もない住宅街なのに、素敵な雰囲気の中で和食を楽しめます。わざわざ遠くから来るというほどでもありませんが、意外な場所にある隠れ家として知っていると自慢できる店です。
でも、隠れ家というだけに場所はわかりやすいとは言えません。武庫之荘駅からバス道路を南下し、女性センターがある交差点を東に曲がります。そして、駅の東側の小さな踏切から南下してくる道と合流する交差点の東南にあるサンワコーポラスというマンション1階の一角にこじんまりと店があります。
ならびには、老舗洋食屋のふらいぱん、新進イタリアンのラ・フォレスタがあり、穴場の店が集まっています。

まわりもマンションも殺風景ですが、店の中に入れば、立派なカウンターとテーブルからなる高級割烹の雰囲気です。
注文をしようと、手書きのメニューを見ると・・・・なんと、メニューに値段が書いてありません!!これって、初めて訪れた人はびびりますよね~。でも、安心してください。ここは尼崎ですから、大丈夫、無茶な値段ではありません。
心配な方は、5000円のおまかせコースを頼めば、それでも十分満足できると思いますよ。5000円の基本コースは、予約をせずにその場で注文しても対応できます。それ以上のコースは値段を提示しておまかせということで、予約が必要です。
一品メニューも、素材の良さを生かした正統派の和食で、刺身よし、焼き物よし、揚げ物よし、煮物よし、なんでもこいです。コースに必ず入っている自慢の蓮根まんじゅうやコースの〆に出てくる雑炊も美味しいです。

周辺の店に比べるとお値段は少々張りますが、店の雰囲気と料理の内容から考えれば、むしろ安いぐらいだと思います。渋い二枚目の店主が黙々とカウンターの向こうで腕をふるっているのを見るのも楽しみのひとつですが、やはりここは、テーブルで会話と料理をゆったりと楽しめるのが良いところだと思います。店主も箸の進み具合をよく見て次の料理にかかっているようです。ですから、せっかちな方には向かないでしょうね。

  • 銀だら西京焼き弁当1300円
  • おばんざい詰め合わせ梅1400円
  • 出汁巻き250円

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3位

らーめん専門 和海 (武庫川、尼崎センタープール前、東鳴尾 / ラーメン)

3回

  • 昼の点数: 4.2

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 3.5
    • | CP 4.5
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥1,000~¥1,999

2018/04訪問 2018/05/03

味噌シーズン終了。ラーメンだけでなくサイドメニューも秀逸です。

平日の休みを利用して味噌ラーメン食べに行ってきました。5月初めで味噌シーズンが終わるそうですから。
日頃ラーメンに興味関心があんまりない私でも積極的に食べに行きたいと思うお店が、ここ武庫川の和海と、武庫之荘の和心、そして塚口のロックンビリーS1です。近所でいつでも行ける和心とロックンビリーと違い、こちらの和海は尼崎市内といっても家から遠く嫌いな行列もできているので、余り行ってません。でも、今回は開店20分前に行ってぎりぎり1巡目をゲットすることができました。いつもこれぐらいの待ち時間ならもっと通うんですが。

味噌とふわ玉丼の小を玉子ダブルで(450円)、そしてすぐに売り切れてしまう鶏のレアチャーシュー端っこ炙り(メチャ旨で驚異の200円)をいただきました。
そんなに待つこともなく、店主と女性スタッフの見事な連携で、ラーメンとふわ玉丼が同時に目の前に置かれました。この店は味だけでなくオペレーションや接客も抜群なんで感心します。
ラーメンや鶏レアチャーシューの旨さは相変わらずですが、久しぶりに食べたふわ玉丼が美味しくなっているのにびっくりしました。玉子ダブルの効果かな?ほんま旨かったですわ。少しご飯を残しておいて最後にスープに投入し、完食完飲です。もう大満足です。

やっぱりここでは塩が一番だと思いますが、シーズン最後の味噌もなかなか旨かったです。とろとろの豚バラチャーシューも味噌によく合ってましたし。そして、いつも思うのですが、スープを完飲しても変な後口が残ることがなく、むしろ口の中が幸せなままで店を出られるところが素晴らしいんですね~。これは和心やロックンビリーにも共通して言えるところです。わざわざ市外までラーメン食べに行きたいと思えない私にとっては、ずっとこの3軒がベスト3ラーメン店ですわ。
行列が苦手なのでしばらくご無沙汰でしたが、平日ちょっとお昼時をずらせて訪問。結果、20分待ちで入店!他の店ならこれでも辛抱できませんが、こちらの塩ラーメンのためなら許容範囲です。

この日も限定メニューがありましたが、やっぱりオリジナルの塩ラーメンに勝るものはありません。鶏むね、鶏もも、豚バラチャーシュー各1枚つきです。鶏チャーシューのはしっこが200円込だったので当然そちらも注文。私のが最後の1皿でした。時間をずらすとこういうことがあるのね、危ない危ない。ちょっと炙ってあるのが香ばしくてとっても美味です。これが200円とは素晴らしい!

そして絶品スープを飲み干すのを我慢して、〆チャーシューご飯を投入。1滴残らず美味しくいただきました。1年ぶりの訪問ですが、また平日仕事を休んで訪れたくなる味でした。
******食の祭典尼が咲く2016.9.19ミニレポート************
阪神尼崎駅前中央公園特設会場は今日も小雨でしたが、熱く賑わっていました。
その中でも、一番人気はやはり和海のブースです。
一応行列はできていましたが、いつものお店の行列に比べると全然どうってことありません。
時々小雨が降る中、ステージを見ながら15分ほどでありつけました。
本日だけの限定メニューは魚介醤油らーめん600円と塩油そば500円です。
私が注文したのは魚介醤油です。車麩とネギ、厚切りの豚バラチャーシューがトッピングされています。
ざっくり言うと武庫之荘の和心の追い鰹を細麺にして、最後の追い鰹の工程を省いたものといった感じです。
口の中に残る魚介の後味が好ましく、野外でそして600円でこの味がいただけるのは素晴らしいですね。
余計に、お店に行ってまたオリジナルの塩ラーメンを食べたくなりました。
どうもお疲れ様でした。
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2013.10
久しぶりに訪問したら、定番の塩ラーメンが700円と50円値上がりしていました。それでも、このラーメンを作る手間と内容を考えるとCPは高いと思います。
この日の限定メニュー、鶏白湯醤油らーめん(煮干し系)800円というのをいただきました。白湯といっても、ビジュアル的にも味的にも、予想よりあっさりめです。鶏シャーシューも、スープが染みこんだくるま麩も相変わらず美味しいです。いつも研究熱心で新しいものにチャレンジする姿には頭が下がります。でも、私としてはやはり定番のオリジナル塩らーめんが一番美味しいと思いました。
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2012.7
うどん文化圏の尼崎では昔からラーメン屋の数は少なく、生粋の尼っ子である私もあまりラーメンは好きじゃありませんでした。
しかし、今は尼崎にも美味しい店がどんどんできているので驚いています。
私はラーメンでは塩ラーメンなどのあっさり系が好きなのですが、その塩ラーメンを出す店も、花星ヒゲイヌ塩元帥と美味しい店が現われています。その中でも、この和海は、尼崎で一番美味しい塩ラーメンの店だと思います。

しかし、難点がひとつ。私は飯を食うのにわざわざ行列までするというのが大嫌いなんです。しかも、この店は普段の私の生活圏から離れたところにあります。武庫川駅なんて、兵庫医大附属病院に行くとき以外は余り利用しません。

が・・・、美味しい塩ラーメンのために、先日、猛暑の中をわざわざ行きました。開店15分前に行ったのに、10人以上の行列です。このあたりは他に店がないので、仕方なく行列に参加しました。開店時になると、後ろにも10人以上並んでいます。
一応店の前にはうちわや日傘が用意されていますが、強烈な暑さです。しかも店の中には一度に9人しか入れないため、第1陣には入れず、結局30分ほど外で待たされる羽目になりました。

いったん中に入ると、店主と2人の女性スタッフが手際よく連携して、注文した塩ラーメンとふわ玉チャーシュー丼が同時にそして思ったより早く、供されました。黄色がかった若干ねっとりしたスープはとても美味しいし、チャーシューも絶品で、これだけ丁寧に作ったものが650円ならCP高いと思いました。店主の努力に脱帽です。くるま麩も、スープを吸い込んでいい味です。まるでローストビーフのソースを吸い込んだヨークシャープディングみたいな食感です。ふわ玉チャーシュー丼は、焼いたチャーシューが香ばしく美味しいけど、玉子はふわっとまではなってなかったです。

ただ、この炎天下の中、外で待っている後続の客のことが気になってゆっくり味わってはいられません。私が店でゆっくりしているせいで外で待ってた人が熱中症で死んだなんてことになったらたまりませんから。急いでかきこみ、支払いを済ませて外に出ると、行列はもっと増えていました。

とにかく尼崎で一番美味しい塩ラーメンの店と思いますが、立地と行列のことを考えると、しょっちゅう通いたいとまではいかないのが残念です。

  • 味噌800円
  • ふわ玉丼小玉子Wで450円
  • 鶏のレアチャーシュー端っこ炙り200円

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4位

ノルド (立花 / お好み焼き、鉄板焼き、居酒屋)

2回

  • 夜の点数: 4.0

    • [ 料理・味 4.2
    • | サービス 3.5
    • | 雰囲気 3.5
    • | CP 3.8
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 昼の点数: 4.0

    • [ 料理・味 4.2
    • | サービス 3.5
    • | 雰囲気 3.5
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    ¥2,000~¥2,999 ~¥999

2018/03訪問 2018/03/12

創業50年!私の中では、キング・オブ・ザ・お好み&ネギ焼きです。

評価には、老舗加点と思い出加点が入っています(笑)。なにしろ創業時から50年通ってますもんね~。

こちら老舗ながら、2代目に上手に代替わりしているので、まだまだ続きそうです。ここのお好み焼きやネギ焼き、鉄板メニューの数々は、今となっては初めて食べたときの感動はありませんし、正直言って昔と比べるとちょっとというところもあります。しかし、それでも、私の中では相変わらずキング・オブ・ザ・お好み&ネギ焼きであることには変わりありません。

メニューは色々と増えてますが、やはり注文するのは、お好み焼きでは豚玉、すじネギ焼き、ポークチャップ、オムそば、焼きうどんゆず醤油味という定番になってしまいます。

特にお好み焼きは、生地、キャベツ、ソース、ケチャップ、マヨネーズ、マスタードの配分が絶妙で、口の中で渾然一体となった旨さは、もう他では味わえないものです。
すじネギ焼きも、サクッとした表面と、トロッとした中身の食感の違いの妙がなんとも言えません。

こちらのお好み&ネギ焼きと、大貫の焼き飯、タントのベーコンなすスパゲティは、尼崎原住民の私にとって、もう定期的に食べないと中毒症状を起こしてしまうソウルフードになってしまいました。
2016.5
5月7日こなもんの日にちなんで、私の中でのベスト・オブ・こなもん(お好み焼きの部)の店の紹介です。
最近は、2代目が店を仕切っているようです。お好み焼きのマヨネーズが、まるでラテアートのようにかけられています。やっぱり若い人は小洒落たことをしてくれますね。お店自体は、あんまり綺麗とは言えなくなってきましたが、グランドメニューも美味しさも、変わらず継承しており、私の中では相変わらずナンバーワンのお好み&ねぎ焼きです。


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この店には、創業以来ですから、45年は通っていることになります。駅前が再開発されてもずっと同じ場所で変わらず営業しています。当時子どもだった私にとっては、この店は高級店でした。そして、この店で食べたのが人生初というものが結構あります。私にとって大変思い入れのある店なので、評価は高めですが、割り引いてお読みください(笑)。

昔は、お好み焼きといえば、自分で混ぜて自分で焼くというスタイルが一般的だったので、お店の人が焼いてくれたものを食べるというスタイルは新鮮でした。
しかも、キャベツをみじん切りにして、丁寧に混ぜ、ふわっと丁寧に焼き、従来定番だった青のりとかつお節を使わずに、ソース、ケチャップ、マヨネーズ、マスタードで食べるというのもさらに斬新なスタイルでした。
「ソースは甘いの辛いのどちらにしましょ?」「ケチャップ、辛子、マヨネーズ全部入れていいですか?」という定番の問いかけは、45年間ずっと変わらず続いています。

カウンターの前の長ーい鉄板の向こうでは、マスターとワイルドワンズの鳥塚しげき似のお兄さんの二人がてきぱきと調理していたことを思い出します。料理が楕円形の鉄板にのってやってきたり、鉄板の上で焼かれたものの上に銀色の蓋をかぶせて蒸し焼きをしたりと、今までのお好み焼き屋さんではお目にかかれなかった、高級な洋食屋さんのようなパフォーマンスが印象的でした。

ここでお好み焼きを初めて食べたときの衝撃が強烈だったので、以後、お好み焼きをどこで食べても、ノルドと比べてどう?と問いかける自分があります。ねぎ焼きも十三の某有名店よりもよっぽど美味しいと思います。今でも、私の中では、ベスト・オブ・お好み焼き&ねぎ焼きです。関西で一番ということは自動的に日本一ということになるでしょうか。

この店では、豚玉(洋風お好み)と、レモンと醤油で食べるすじねぎ焼き、両方が私の必須アイテムです。豚玉は小ぶりなので、両方いけちゃいますね。高校生ぐらいのときなど、小遣いに余裕があるときは、学校帰りにおやつとして食べていました。当時は170円だったことをなぜか今でも覚えています。
ねき焼きのバリエーションとして、ねぎ焼きの上に薄くのばした焼きおにぎりがのっている、ねぎライスというものがありますが、焼きおにぎりの香ばしさと、ぱりっとした食感がねぎ焼きと驚く程マッチしていて、これも大好物になりました。
豚玉、ねぎ焼き以外にも玉子3個分使うオムそばや、ゆず+醤油味の焼きうどんも捨てがたいのですが、残念ながら一人で行ったときはそんなに食べられません。いろいろ食べたいときは誰かを誘います。

ちなみにランチタイムは、お好み焼きにはご飯と味噌汁が、ねぎ焼きにはおにぎりが1個つきます。洋風お好み焼きなのに、なぜかご飯がよく合ったりします。おかずにしても違和感がないお好み焼きです。

夜も、お好み以外に鉄板焼きが楽しめます。あごすじや豆腐、開店以来の定番メニューのレバーのブランデー焼きやポークチャップ、野菜炒め、ヘレステーキなど旨いもんのオンパレードです。特に玉子の衣がついた半分ポークピカタのようなポークチャップは鉄板焼きでは一番のオススメです。

創業当時は、名前も外観も料理も、当時の立花界隈にあってはお洒落でモダンで、子どもだった私にとって高級店のイメージだったこの店も、今では長い年月と地元に馴染んだおかげで、庶民的かつ親しみやすい雰囲気になっています。しかし、私にとっては、依然、特別な存在のお店です。大貫の焼き飯やタントのスパゲティと同じく、ときどき無性に食べたくなる懐かしの味です。

立花駅周辺には、あちこちにいい店がひっそりと隠れていますが、この店は、その中でも街の鉄板焼きグルメの頂点に君臨する名店だと、私は勝手に思っています。

  • 豚玉
  • ぺしゃんこの焼きおにぎりがネギ焼きにのったネギライス
  • オムそば

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5位

中田屋 (立花 / 和菓子、その他)

2回

  • 昼の点数: 4.0

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ~¥999

2017/04訪問 2017/05/07

手焼きにこだわる煎餅職人さんは、立花の人間国宝です

寡黙な職人肌の大将と、明るく愛想の良い奥さんのコンビで、相変わらず元気にやってはります。スタッフの方がいなくなったせいか、たまに娘さんが手伝っているか、以前はずっと奥で焼き専門だった大将を店頭で見ることが多くなってきたことが変わったことでしょうか。人気のカステラ焼きが、午前中に売り切れることが多いのは相変わらずです。

このカステラ焼き、そこらへんの屋台のベビーカステラと違って素性の確かな材料を使った手焼きです。適度な弾力と噛み応えがあって、じわっと来る美味しさが堪りません。爺が赤ん坊のときから食べ続けているのですが、家にあるのを見つけるとつい手が出てしまい、食べ出したら止まらなくなります。もう爺の身体の一部になっているぐらいで、客観的な評価なんて無理ですんでよろしく。

カステラ焼きと瓦煎餅が2枚看板ですが、おかき類もとてもたくさんの種類があり、どれも1袋300円~400円のリーズナブルなお値段です。
奥の仕事場で焼いているところを見せてもらったことがあるのですが、ぴあ尼崎食本に写真で紹介されているように、文字通りの手焼きです。焼き型を手にもっていっぺんに数枚しか焼けないんですよ。こんな手がかかる焼き方で作っているものをこんなお値段で買えるのが申し訳ないぐらいです。
ホントに町の人間国宝といえるぐらい貴重な存在です。無理をしない範囲でずっと続けてほしいなと思います。

2014.4
25年間、値段据え置きだった名物カステラ焼きが4月1日より値上がりになりました。それでも一袋330円ですから、材料費と手間を考えると十分安いと思います。お一人様3袋までだそうです。
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立花、いや尼崎を代表する名店を紹介します。
この中田屋さんは、立花駅から北に延びる立花商店街の中でも老舗中の老舗の手焼き煎餅屋さんです。
私が生まれる前から、六十数年営業を続けておりまして、ここのカステラ焼きは、私なんぞまだ歯が生えてない赤ん坊のときから食しておりました。

煎餅というと、普通は草加煎餅のように米を原料とするものとお思いでしょうが、神戸発祥の瓦煎餅は、小麦粉、卵、砂糖を原料とする甘いお菓子です。ちなみに生まれも育ちも尼崎の私は、納豆といえば甘納豆しか知らなかったように、煎餅といえばこの小麦原料の瓦煎餅しか知りませんでした。本来の煎餅の原料が米だと知ったのは大きくなってからなのでした。
神戸の瓦煎餅といえば、亀井堂と菊水総本店が有名ですが、立花の中田屋瓦煎餅も負けていません。っていうか、今もなお頑固に手焼きにこだわり続けているこの店の煎餅が一番美味しいと思っています。原料表示を見ると蜂蜜が入っているので、菊水系列かもしれませんね。店の奥の作業場で、大将が丁寧に手焼きで瓦状に焼き、表面にいろいろなデザインの焼き印を押します。尼崎の名所を押した尼崎八景なんてのも手土産にすると珍しいと思います。

この焼き印(鉄製のこてです)を初回2万円ぐらいで製作しますと、ずっとオリジナルの煎餅をここで作ることができます。会社や学校の記念品や、個人のお祝いごとの贈答品に使われています。桂べかこ(現桂南光)さんもご自分の似顔絵の焼き印を作って、煎餅にされておられましたし、私の知り合いは、子どもが生まれたときに記念の焼き印を作って、毎年、誕生日が来ると煎餅を作って配ってくれます。ここの煎餅は、そのへんのよくある瓦煎餅とは全く違って本当に美味しいので、いつも喜んで貰っています。ただ固いだけではなく、口に入れると良い感じで溶けていくのです。そのかわり、湿気てしまいやすいので、2枚ずつ袋に大きな乾燥剤の袋と一緒に封入されています。一度開封すると、2枚ともすぐに食べてしまう必要がありますね。中には湿気た煎餅が好きだという人もいますけど。

もうひとつの名物のカステラ焼きも、縁日でよくあるベビーカステラと全く違う美味しさです。原料は小麦粉、砂糖、卵、蜂蜜などですから、瓦煎餅とほとんど同じです。変な混ぜ物は入ってないので、子どものおやつに最適です。
一度、店の奥の作業場で焼いているところを見せてもらったことがありますが、そのときはびっくりしました。縁日の屋台でやっているような鉄板でひっくり返して一度にたくさん焼くのではなく、手持ちの器具を使って本当に手焼きで焼いているのです。これでは、午前中に売り切れるぐらいの量しか作れなくても仕方ないなあと納得しました。

他にも、こけしあられなどいろいろな種類の銘菓があり、少量の袋に入って値段も安いので、ここに来るとつい何種類も買ってしまいます。

口数の少ない大将とは対照的に、店頭の奥さんは、明るくほがらかで、お店の雰囲気はとてもいいものがあります。三代目を継ぐ人がいるのか、ちょっと心配ですが、ずっと続いてほしい立花が誇る名店であります。

  • こどもの日バージョン瓦せんべい
  • カステラ焼き1袋330円、紙袋には国鉄立花駅の表記が。
  • カステラ焼きアップ、しっかりした噛みごたえです。

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6位

トラットリア ダ・ヴィンチ (武庫之荘 / イタリアン)

1回

  • 夜の点数: 4.0

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP 3.5
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 昼の点数: 4.0

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP 3.7
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    ¥6,000~¥7,999 ¥2,000~¥2,999

2016/08訪問 2016/10/10

30年続く歴史と貫禄!武庫之荘きっての老舗イタリアン

2016.8
武庫之荘には、南側にカジュアルなイタリアンがたくさんありますが、北側の住宅街の中にあるこの店は、30年以上続く老舗だけあって別格です。風格漂う一軒家のゴージャスな雰囲気の中で、旬の素材を使った古典的なイタリアンをいただいていると、異国の郊外のレストランにいるような気分になります。

夜、いつもの7000円のコースを注文しました。お食事前のアミューズはサザエのエスカルゴ風の壺焼き、続く前菜盛り合わせは、ホントに1人前なの?って思うぐらいのボリュームです。パスタ2連発は一皿目が名物の子持ち鮎コンフィで、一匹丸ごと頭や骨まで食べられます。二皿目のパスタは丹波の猪肉のポロネーゼと、どちらも素朴&豪快でボリューム満点です。メインは肉か魚料理どちらかを選択でき、鯛と海老のポアレ2色ソースを、ドルチェも10種類以上から選択でき、マチェドニアを選びました。以前は平気だったこのコースも、年とってきたらお腹パンパンで苦しいです。
もっと高いコースもあるのですが、品数がさらに増えるのでイタリア人並の胃袋がないと・・・・少なくとも今の私には無理ですね。
最近のイタリアンのように創作の妙や繊細さはありませんが、旬の味を素朴に楽しめてボリュームも満足できる昔ながらのイタリアンの良店だと思います。

2014.1
住宅地の中にある隠れ家っぽい一軒家で、内装も落ち着いた雰囲気で歴史と貫禄を感じさせます。ですから、デートや記念日に最適な店だと思いますよ。私もここへ来るのは、ちょっと特別の日に家族と一緒というのがほとんどです。

外観は、周囲の緑と煉瓦色がマッチングして、街の風景に溶け込んでいます。うっかりすると通り過ぎてしまうかもしれません。重厚な扉をくぐると、手前にちょっとアンティークっぽいテーブル席があり、奥に行くとゴージャスな花が中央に飾られた半地下のフロアがあります。いつも通されるのは半地下のフロアですが、どちらの席もゆったりと落ち着けます。

ここはアラカルトもいろいろありますが、私はいつも7000円のコースを頼みます。これは、パスタが2皿連続で出てくるのがたまりません。鮎やサンマ、ホタルイカ、ウニなど季節の魚介類が贅沢に使われています。メインの皿は魚か肉かを選べます。総じてここは、魚介類が得意みたいなようで、魚介類も大好きな私は★★★★ですが、肉好きな知人は、選んだ肉料理がお気に召さなかったみたいで評価は★★でした。でも、私としては、お腹いっぱいになって満足度も高いこのコースがおすすめです。この内容で7000円ならCPは高いと思います。

この店に行くのはいつも夜だったのですが、先日は、ランチにも行ってきました。
ランチは2500円、3200円、4200円とありますが、真ん中のコースを選択しました。
アミューズ、前菜、パスタ(本日のパスタ、ボンゴレ、ミート、フェトチーネから選択)、魚又は肉料理、パン、サラダ、デザート、コーヒーというラインナップです。やはり夜に比べるとお得感が高いですね。

駅の南側にたくさんある1000円程度のランチを売りにするカジュアルイタリアンの店と比べると、かなり高いランチですが、この雰囲気で、この内容を食べると、高い感じがしないのが、この店の不思議なところです。
こういう妥協しないところが、30年続く秘訣かもしれません。近所には他にこういう雰囲気の店がないので、やはり何か特別なときは、ここに行こうとリピートさせる雰囲気を持っているんですね。
そりゃあ、芦屋や神戸に行けば、もっと高級なお店がありますが、近所の住宅街の中にさりげなくこんな店があるっていうのが、いいのですよ。しかもそれらの店に比べると豪華な雰囲気のわりには結構リーズナブルな価格だし。

これからも、風格と味を落とさず、老舗としてずっと続いていってほしいお店です。

  • コースの前菜盛り合わせ。これで1人分という豪快さです。
  • コースのパスタその1子持ち鮎のコンフィ
  • コースのパスタその2丹波猪のポロネーゼ

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7位

肉料理 大森 (立花 / 焼肉、しゃぶしゃぶ、ホルモン)

2回

  • 夜の点数: 4.0

    • [ 料理・味 4.2
    • | サービス 3.8
    • | 雰囲気 3.7
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    ¥8,000~¥9,999 -

2017/05訪問 2017/09/28

ええ肉、出てきまっせ!サイドメニューも逸品揃いの立花の名店です

相変わらず、店主が厳選した上質な肉が、丁寧な仕事を施されて出てきます。それを炭火でいただくのですから、美味しくないわけがありません。

神戸牛特厚塩タンから始まり、ホルモンも含めて塩から攻め、それから漬けカルビやタレホルモンに移るのが定番コースになっています。
そして、肉だけでなく、キムチやナムル、そしてイカフェなどのサイドメニューも丁寧に作られて美味しいんです。イカフェなどは、新鮮なイカの下に甘辛ソースがかかったリンゴの千切りが添えられているという小じゃれた細工がしてあり、美しくかつ美味しい逸品です。

最後は、オジンオパで〆るのもずっと変わらない私の定番コースです。石焼きビビンバのイメージを大きく覆すイカとキャベツとバター醤油のコラボは、初めて食べたとき衝撃的でした。他の店にはこのようなメニューがないので、ここに来ないと食べられません。こんな旨いもん、私だけ知っているというのが申し訳なく思い、この店来たらオジンオパを食べとかな損やでと吹聴しまわってます。ほんまに美味しいですよ~。
2016.6
立花には、昔から「満月」を筆頭に「高麗飯店」、「かんだや」など有名な焼肉の老舗が点在しています。その中でも比較的新顔のこのお店は、ダントツでおすすめです。連れて行った人は、高い確率で満足してくれると思います。但し、焼肉は「満月」みたいな雰囲気でないと食べた気がしないという方には向きません。ここは、上質かつ上品な形でお肉が出てきますからワイルド派には物足りないでしょう。また良い肉が揃っているので、ついつい注文しすぎると結構なお値段になりますが、それでも肉質から考えるとお得だと思います。肉自体がいいので、塩とレモン、そしてわさびで食べるのがオススメですが、タレも甘すぎずなかなか美味しいです。さらにホルモンも新鮮で美味です。実家が神戸牛ホルモンの卸をしているそうですから当然でしょうね。

焼肉だけでなく、しゃぶしゃぶ、そして冬は鍋もあり、焼肉以外のメニューも充実しています。あえて焼肉ではなく肉料理と名乗っているだけのことはあります。一品もののサイドメニューも、丁寧な仕事がしてあり、盛りつけも綺麗です。肉以外ではイカフェが美味しいし、夏は水キムチもおすすめです。〆は冷麺、オジンオパ、クッパ・・・どれも美味しいので悩んでしまいます。でも、結局オジンオパは必ず注文しますね。他の店では見たことがないので、ここのオリジナルなんでしょうか?超おすすめです。
街の雰囲気を味わうのではなく、純粋に肉を食べに行くのなら、鶴橋に行く必要はありません。鶴橋のどの店よりも、ここの肉が美味しいと思います。

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2012.6
立花には、あちこちに隠れた名店がひっそりとあります。立花駅北側の少し東には、この店や、和顔などが住宅街の中に隠れています。
立花駅の北口から東へ少し歩いたところにあり、駅からは近いのですが、立花東商店街からは少しはずれているので、場所はわかりにくいかもしれません。

しかし、店内はアットホームかつ洒落た雰囲気で普通の焼肉屋より高級感があります。
まずカウンターの向こうで仕事をする店主を見ると、この人は小さいときから良い肉を食べて育った人なんだなと安心感がわきます。
2階に上がると、掘りごたつ式の座敷がいくつもあり、仕切りを移動させれば半個室になったり広座敷になったりして融通がききます。全体的にシンプルですが、和の雰囲気もあり、焼き肉屋とは思えない清潔感もあります。

このお店で絶対おすすめは神戸牛特厚塩タンです。切らずに食べられるの?と思うくらいの厚さですが、今までの塩タンの概念を覆すような食感と美味しさなんですよ。赤身もとても分厚いので、包丁を入れてあります。これまた美味しい。ハラミもツラミもシマチョウも全て美味しいです。
運ばれてくる肉は、どれも見ただけで良い肉だとわかります。しかも、普通の焼肉屋とは一味違う綺麗な盛りつけです。店主は見かけによらず、繊細なセンスの持ち主のようです。そして、本当に肉を大事にしているんだなということが伝わります。

肉だけではなく、他の料理も美味しいです。冷麺はソバ粉を使ってないとのことですが、麺もスープも美味しく、スープは全部飲み干せたほどです。
また、おすすめの大森クッパの他に、オジンオパという不思議な名前の石焼きビビンバが秀逸です。キャベツとイカがのった石焼きビビンバの上からバター醤油をかけて、まぜまぜして食べるのですが、今まで食べたことがない美味しさです。

良い肉を使っているので、それなりにお値段は張りますが、必ず満足感を与えてくれる名店だと思います。

  • 塩厚切り盛り合わせ
  • 漬けカルビ
  • イカフェ

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8位

グリル小川 (武庫之荘 / 洋食、コロッケ、ハンバーグ)

2回

  • 夜の点数: 4.0

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 3.5
    • | 雰囲気 3.5
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 昼の点数: 4.0

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 3.5
    • | 雰囲気 3.5
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    ¥2,000~¥2,999 ¥1,000~¥1,999

2017/01訪問 2017/02/02

デミグラスソースが秀逸!近所にあって嬉しい街の洋食屋さん

最近、尼崎では、シェフの高齢化に伴って閉店する洋食屋さんが多くなったような気がします。そんな中でこちらは、別に高級店でもなく老舗店でもありませんが、どのメニューも当たりはずれなく美味しいので、安心して訪れることができる貴重な存在となっています。こんなお店がさりげなく近所に存在してくれて幸せ!って思ってしまいますね。

いつ訪れても注文してしまうのが、ビーフカツ、ハンバーグ、オムライス、ポークチャップという洋食の王道メニューです。やっぱり、ここのデミグラスソースは秀逸ですわ。オムライスにはちょっぴりケチャップが相がけしてあるところなんかも憎い心遣いです。先日は冬の定番、カキフライを注文しましたが、カキも自家製マヨネーズも美味でした。ビーフシチューだけは肉質の点でもうひとつだったかな?武庫之荘には昔しまむらという名店があって、舌がそれに慣れているので、ビーフシチューに関してはちょっと評価が辛くなってしまいます(笑)。

2014.1
武庫之荘は、土地柄か、昔から街の洋食屋さんという感じの店が多く、このお店はその中ではニューフェイスです。しかし、内容は、頭ひとつ飛び抜けている実力店です。

ただし、地元の人の間では有名なものの、場所はわかりにくいところにあります。コープの西側の車1台がかろうじて通れるような狭い道を入ったところにありますが、駐車場がないので、近くのコインパーキングにとめるしかありません。おまけに有名になってきて、お店も混んでます。外見はごく普通の、街の美味しい洋食屋さんなんですけどね。こういう真面目にやっている研究熱心な店が評価されるのは、いいことだと思うのですが、普段使いする地元民にしてみれば、人気出過ぎて近所なのに行きたいときに行けないのはなんか複雑な思いもあります。大阪や神戸にも良い洋食屋があるので、そんなところからわざわざ来るほどの店ではないと思いますが、近所にあったら、とても幸せ・・・・というお店です。

ここでは、やはりランチタイムのビーフカツランチ945円(スープとライスorパン付き)がお得です。火の通り加減も、いいし、かかっているデミグラスソースも個性的な味で好みでした。お値段がお値段ですから、上等の柔らかい肉を使っていることはありませんが、1000円以下で食べられるビーフカツとしては出色のできばえです。小ぶりの器でくるコンソメスープも美味しいし、ご飯も美味しかったです。

夜は、1680円でヘレビーフカツ(ライスorパン付き)があります。こちらは、やはりお肉がより分厚くて食べ応えがあります。このお値段でもお得だと思います。
オムライスも頼んでみました。今流行りのふわとろではなく、薄焼き玉子で包んだ正統派オムライスで洋食屋さんの王道ともいえる味です。ソースは同じデミグラスですが、ケチャップも選べます。
ハンバーグも同じく美味しいです。要するに真面目に美味しい街の洋食屋さんです。何を頼んでもはずれはありません。お値段は立地を考えると少し高めかもしれませんが、内容を考えると納得です。むしろCPは高いと思います。強いて難点をあげるとすればデミグラスソースが個性的すぎて、脇役なのにでしゃばりすぎと感じる人がいるかもしれないことぐらいでしょうか。私にとっては好みなのですけどね。

以前、開店前にお店の前を通っていると、一生懸命お弁当を作っていました。春だったので、お花見用だったかもしれません。ああいうのも食べてみたいなあと思って聞いてみると、あらかじめ予約しておくといいそうですが、配達はしてくれないそうです。

  • ヘレビーフカツ
  • カキフライ
  • ハンバーグ

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9位

ひろ田 (塚口(JR) / 日本料理、鍋)

1回

  • 夜の点数: 4.0

    • [ 料理・味 3.2
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 4.5
    • | CP 4.2
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 昼の点数: 4.0

    • [ 料理・味 3.2
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 4.2
    • | CP 4.5
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    ¥5,000~¥5,999 ¥2,000~¥2,999

2013/08訪問 2014/04/05

庭を眺めながら田舎風会席料理を楽しめるリーズナブルな隠れ家料亭

阪急塚口駅と違って辺鄙な田舎の駅前といった印象のJR塚口駅ですが、近くには敷地に蔵がある昔からのお屋敷がまだ残っている一角もあります。このひろ田さんは、そんな場所にぽつんとある尼崎では珍しい隠れ家的お店です。

住宅街の中にある由緒ある茅葺きの邸宅(市の文化財にも指定)をそのままお店にしているのです。代々ここに住み続けていた廣田家の当主さんが店主でもあるようですが、こんな広い家を維持していくの大変だろうなあと思ってしまいます。なにしろ屋根が茅葺きですし。各部屋からは広い庭が見渡せ、桜や紅葉の季節は、最高の眺めです。但し、完全予約制で、庭の眺めの良い季節はなかなか予約をとるのが難しい店でもあります。

部屋は、8~16名の個室が母屋に4部屋、離れに2部屋あります。もちろん立派な座敷で掛け軸や調度品も高級そうです。それそれの部屋に一組だけのお客しか通さないので、ゆったり過ごせます。天井を見上げると、古民家らしく、とても立派な梁が通っています。木と紙と土だけでできた空間、癒されます。2人でも広い一部屋が独占できるので、贅沢な気分になれます。また、畳の部屋にもかかわらず、全室テーブルと椅子が用意されているので、足の悪い方でも快適です。

こんな立派な部屋なので、お値段がさぞかし張ると思いきや、お昼のミニ会席が2500円、夜は特別会席が3800円に、季節の鍋コースが3500円とリーズナブルなお値段です。
もちろん予約時に予算に応じていろいろ相談にのってもらえます。以前、お祝いの席として利用したときには、3800円のコースに、伊勢海老や鯛を追加してもらいました。

お味の方は特筆するものはないですが、標準コースだけでも、とても品数が多く、このお値段とこの雰囲気ですからCPは抜群です。スタッフの方もとても気が利いていて、次のお料理を運んで来るタイミングは絶妙です。ゆったりと時間をとりながらお酒やお料理を楽しむことができました。
最後にそばと炊き込みご飯両方が出てくるので結構お腹いっぱいになります。ピッコロシアター横にある古民家風蕎麦屋武蔵坊が系列店なので必ずそばが出てくるのかもしれません。武蔵坊のそばだとしたら、石臼で挽いた手打ちの本格派です。

去年の夏に、たまたま平日に休みがとれたときがあって、初めてランチで利用しました。
夜はなかなか予約が取れないお店なので、お昼でもいきなりは無理かなとダメもとで電話したら、あっさり受けてくれました。当日でも部屋が空いていれば、少し時間はかかりますが対応してくれるようです。さすがに猛暑の季節は、自慢の庭も見るべきものはありません。それで空いていたのかもしれません。料理の用意と部屋の冷房が効くまで、玄関横のソファに座ってしばらく待った後に、部屋に案内されました。

お昼は、ミニ会席2500円のメニュー一つだけです。しかし、内容はどこがミニやねんと突っ込みたくなるぐらい充実しています。
先付け5種、ローストビーフ、炊き合わせ、蟹あんかけ茶碗蒸し、グラタン、天ぷら、蕎麦、ごぼうの炊き込みごはん、香の物、赤出汁、デザート、コーヒーこれらが2時間かかって順次提供されます。田舎風会席と自称しているように、料理自体は何か突き抜けていたり、洗練されたりしているわけではなく普通なのですが、ここで味わえる贅沢な時間と空間を考えるとCPは非常に高いです。そしていつも思うのですが、料理を持ってくるタイミングが早すぎず遅すぎずで絶妙です。

平日のお昼に最短2時間のランチですから、普通に勤めている人のランチには向いてません。お客さんは年配の女性客グループばかりでした。時間と話のネタはたっぷりある方達ですから、こういうお店はぴったりです。

尼崎では庭があるゆったりした空間の料亭は珍しく、ここと武庫川の甲武荘ぐらいでしょうか。記念日や法事などの会食に最適なので、幹事さんが知っておくと便利なお店だと思います。

  • 古民家をそのままお店に

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10位

うを治 (武庫之荘 / 寿司、日本料理)

2回

  • 夜の点数: 4.0

    • [ 料理・味 4.3
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 3.3
    • | CP 3.3
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 昼の点数: 4.0

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 3.8
    • | 雰囲気 3.5
    • | CP 3.8
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    ¥8,000~¥9,999 ¥1,000~¥1,999

2018/04訪問 2018/12/15

創業80年の老舗日本料理店!お昼はランチがお得です。

武庫之荘では老舗中の老舗の鮨・日本料理店です。
蒸し寿司の季節がやってきました。ちらし寿司を蒸籠に入れて蒸したもので、ほっかほかなので寒い季節にぴったりです。こちらの蒸し寿司は、800円だった気がするのですが、今は1000円になっているようです。はじめに旬の炊き合わせの小鉢が出てきて、蒸し寿司と味噌汁、そしてお饅頭もついてきます。彩りも味もコスパも良く、満足できる冬の逸品でございます。

地元では古くから有名な鮨・日本料理店で、創業80周年を誇り、武庫之荘の中では別格ともいえる老舗中の老舗です。といっても、わざわざ遠くから訪れるほどの高級店でも格式ばっているわけでもなく、むしろフレンドリーな雰囲気の地元密着のお店です。いいネタをカウンターで注文するとそこそこのお値段がしますが、お昼は寿司などのランチが1000円からとリーズナブルなお値段で食べられるのでオススメです。

今まで仕出しに使っていた店がちょっと・・・だったもんで、先日はこちらに松花堂弁当をお願いしました。到着時間は正確で、肝心のお料理も、お造り、天ぷら、炊き合わせ、どれもさすがに老舗の味でした。見た目も綺麗だし、やっぱり和食っていいな~と若い人にも好評でしたね。


阪急武庫之荘駅北口から北西に延びるメインストリートを徒歩2分という好立地。でも駐車場はちょっとわかりにくいので、お店の人によく聞いておくことをすすめます。
この店は、本当に昔からあり、武庫之荘にあっては、老舗の中の老舗です。昔、このあたりに住んでいた親戚は、法事とか、お祝い事とか、お客様が来たときなど、ちょっと奮発するときに、出前をとっていました。

しかし、老舗だからといって、格式ばっているかというと、全然そんなことはありません。外観も店の中も、そんなに高級店という感じはせず入りやすいです。お店の方も家族経営だけあって、フレンドリーな雰囲気で、子ども連れでもOKです。入ったところは普通の寿司屋らしくカウンターとテーブルがありますが、その奥の座敷が個室になって使い勝手が良いです。昔、子どもが小さいときにお座敷をお願いしたことがありますが、親切に対応してくれ、他のお客さんに気を遣わずにすみました。

お値段にしても、そりゃ良いものばかり注文していると随分お高くなりますが、あらかじめ予算を伝えておくとその範囲内でいろいろ工夫してくれます。
先日も、お祝い事で座敷を利用しましたが、目的や、年齢層や、好みやいろいろな要望を細かく聞いた上でメニューを作っていただきました。年寄りが多く、また人によって好き嫌いがあったにもかかわらず、全員がコースを完食です。
お寿司屋さんですから、旬のお造りが美味しいのは当然ですが、煮物、炊き合わせ、焼き物が絶品!皆さん、煮物や炊き合わせの出汁まで美味しいと残さず飲んでおられたぐらいです。最後のフルーツまで手抜きなしの美味しさで、さすがと言えるプロの味でした。
ここは、寿司よりも、おまかせで旬の素材を使った日本料理のコースを頼むのがベストの選択ではないかと思います。

ランチなどは、1000円でいろいろな定食を食べることができます。
夜のコースにしても5000円ぐらいからありますから、意外とリーズナブルな価格で楽しめます。
高いというイメージが先行して入りにくいという方は、ランチから入ることをおすすめします。

  • ほっかほかの蒸し寿司
  • 小鉢、味噌汁、饅頭付き
  • ランチには旬の炊き合わせの小鉢がつきます

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