2回
2016/05 訪問
充実した時間を過ごせる和食のお店
今回は、ちょっとしたお祝いを兼ねて利用しました。
和食を最近食べていないことと、落ち着いた場所で食事をしたいと思い、気になっていた和食店へ。
こちらのお店は、7丁目から移転をして、現在の店舗へ移動しており、
以前の場所では知人が行っていたため、味や雰囲気を聞いていました。
結果的に言うと、凄くいいです!!
和食ならではの、季節感を感じる食材を使い、
器のひとつひとつ、酒器にも気を配り、和食ならではの楽しい時間を過ごせました。
お料理は優しい味付けと、見ても楽しめる盛り付けの一皿。
5月のため、鮎や山菜を使用したお料理を中心に、初夏を感じる鱧のお椀、
身の締まった初ガツオが並びました。
焼き物の魚も身がふっくらとしており、久しぶりに美味しい焼き物を味わえました。
強肴は、山菜と和牛の入ったもので、山椒をアクセントにしており、今までの味わいと違う変化が楽しめました。
食事は炊き込みご飯をいただきました。
山菜や油揚げが入った炊き込みご飯は、香り高く、おこげまで楽しませてもらいました。
付け合せの漬物も美味しく、今まで食べていたものを思い返しながら、ゆっくりと食べさせてもらいました。
最後のデザートは、宮崎のマンゴーとフルーツトマト。
最後まで妥協することなく、ひとつひとつ丁寧にお仕事をされているのだなと感じるコース内容でした。
途中には日本酒を2ついただきました。
獺祭と田中65というもので、どちらも店主の方におすすめをしてもらい、
お酒の楽しいお話を聞かせていただきました。
おちょこにも江戸切子やバカラなどがあり、それぞれの酒器の説明も一緒に聞けて、
お料理だけではない楽しさを教えてもらったなと感じました。
今回はカウンターで食事を食べましたが、
店内には個室がいくつかあり、ビジネス使いをしている方が多そうでした。
ランチも営業されており、今度は紹介してくれた知人と一緒に行ってみようかなと思います。
2016/05/27 更新
こちらは2回目の訪問となります。
以前の訪問は2016年。
今回はちょっとした自分へのご褒美を兼ねて伺ってみることに。
店内は3年前と変わらずに、
清潔感の漂う店内で、着物のスタッフさんがお出迎えしてくれました。
こちらは個室がメインとなっており、
プライベート空間での食事が楽しめます。
まずはビールで乾杯をしてのどを潤し、最初のお料理へ。
<先付>
みねおか豆腐 とんぶり 無花果
粘りが強く、濃い味わいのみねおか豆腐はまさに最初の食事に最適でした。
とんぶりの食感と、無花果のほどよい酸味が一皿の統一感を演出していました。
<八寸>
白和え 松茸の文化揚げ イカ黄身焼き カマス寿司 平目
説明が不足しておりすみません。
秋の味覚である松茸のほのかな香りと、銀杏や装飾で秋をより一層感じる一皿でした。
どれも優しい味わいと量で、これは日本酒と合わせて楽しみました。
<お椀>
松茸と鱧の入った土瓶蒸し
鱧のふっくらとした身を楽しみながら、
松茸の香りとで五感で楽しめる逸品です。
カボスを絞って柑橘系の香りを入れながら、八寸から続く秋の味覚を堪能できます。
<お造り>
平目 雲丹 アオリイカ
まずは平目の弾力に驚きました。
歯ごたえがしっかりとしており、身のしまりが美味しさを引き立てます。
雲丹は甘味がしっかりとあり、アオリイカも納得の味わいです。
<焼物>
子持ち鮎
こちらの秋の味覚。
山椒の実を添えながら、脂が程よく乗った鮎をいただきました。
骨も柔らかく、ぱくりといただけました。
<強肴>
すき焼き風しゃぶしゃぶ
霜降りの程よいロース肉を、贅沢にカットしていただいた松茸を、
特製の出汁でしゃぶしゃぶしていただきました。
松茸の風味と、脂が溶け出したロースの甘味がマッチしています。
出汁も甘すぎず、辛すぎずでコースの終盤でも美味しくいただけます。
<食事>
秋の味覚を入れた土鍋(鱧、松茸、銀杏、紫芋、茄子)
彩りきれいな和久多名物の土鍋です。
今回は秋の味覚コースの集大成として、彩の良い土鍋です。
崩すのももったいないくらい。
お椀にうつしていただき、秋をいただきます!
素材の味わいがしっかりとしており、ご飯もおこげが程よく入り、
食事の締めには最高です!
<デザート>
無花果のシャーベット、クリームブリュレ
いろいろと食べた後にこのシャーベットは最高でした。
ほのかに香風味がなんともいえません。
クリームブリュレの和食だととても滑らかになるのかぁと思いながらいただきました。
葡萄の果実もあり、大変満足でした!
和食を食べに行くと、四季を感じられることが、
美味しいということに続いて自分の中で満足のいくものです。
イタリアンやフレンチなども行きますが、
日本が生んだお料理も、こういったお店で食べることが大切だなと感じる1日でした。