B級めしのまーちんさんのマイ★ベストレストラン 2015

写真は亀かわ@巣鴨のリブロースかつ ※毎月、とんかつが変わります。これがホントの衣替え。

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B級めしのまーちん (60代前半・男性・東京都) 認証済

マイ★ベストレストラン

レビュアーの皆様一人ひとりが対象期間に訪れ心に残ったレストランを、
1位から10位までランキング付けした「マイ★ベストレストラン」を公開中!

コメント

個人的に「記憶に強く残った店」「多くの反響(コメント)を頂いた」
という観点で選出しました。

マイ★ベストレストラン

1位

とんかつ いわい (大門、芝公園、浜松町 / とんかつ、カレー)

1回

  • 夜の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.6
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 3.5
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク 3.5 ]
  • 昼の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 3.5
    • | CP 4.5
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    ¥2,000~¥2,999 ~¥999

2015/06訪問 2015/06/28

2015上期とんかつサミット開催

昨年、彗星の如くとんかつ界に現れた「のもと家」さん
この度、めでたく1周年を迎えることとなった。
この一年間で多くのとんかつフリークを唸らせ
ランチタイムには行列必至の店となった。
初回に僕が訪れたレビューで
「こんなに美味しいのにお客さんが来ないのは心配」と
いうようなことを書いたがそれはまったくの杞憂だった。
今や押しも押されもせぬとんかつの名店の仲間入りを
果たしたと言っていいだろう。
これからも頑張って欲しい店である。

さて、その名店入りするに至ってはこの人の功績はデカイ。
「のもと家宣伝本部長」こと仮面3世さんである。
店の1周年に合わせ「2015上期とんかつサミット」の開催を
企画し実行委員長も努められた。その行動力に心より敬服する。

前回の感動も冷めやらぬ6月某日、
日豚橋師匠をはじめとするとんかつ好きが集結。
にぎにぎしく「とんかつサミット」は開催された。
今回のメニューもお店にお任せ。
前回はかなりお腹がいっぱいになってからのとんかつの
登場に十分に堪能できなかった反省を踏まえ
今回は前菜に続いて続々ととんかつの登場。
極めつけはみんながエアーズロックとんかつ
思わず称した超厚切りロース、300gと言ってたが
300gは遥かに超えているだろう。。
またとんでもない厚さなのに
その断面の見事なことと言ったらまさに芸術の域に達している。
こんなとんかつが食えることを幸せに思う。

しかし仮面3世実行委員長のゲイの。。いや芸の細かさ。
秀逸な企画力と演出力。素晴らしいものだった。

本日のために鹿児島から駆けつけた
女性オーナーを感激のあまり涙させてしまうという
女泣かせな一面も垣間見たことを報告しておこう。

僕はといえば相変わらず会の終了の頃には
へべれけモードで皆さんにご迷惑を掛けなかったかと
心配なところである。
ご一緒された皆さん、ありがとうございました。

また「のもと家」さんのオーナー初めスタッフの皆さん。
大変お世話になりました。これからも頑張ってください。
これからもよろしくお願いいたします(*´ェ`*)
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初めての「のもと家」ランチ 2015/02

大変遅くなったが昨年秋の「とんかつサミット」の
御礼も兼ねて訪店。

お昼にこの店に来るのは初めてだ。
ランチタイムのお店は満席盛況。
僕が初訪時に
「こんなに美味しいのにお客さんがいなくて心配だ」
と書いたが全くの杞憂であったようだ。

やや待ってカウンターに着席。
女将さんもマスターも僕のことを
覚えていてくれたようでマスターは大変忙しいにも
関わらず合間をみていろいろ会話をしてくれた。
大変恐縮です。(^_^;)

さて、この日頂いたのはランチのロースかつ定食900円。
この店のイチオシは六白黒豚の厚切りロースであることは
言うまでもないが廉価版のランチロースがいかなるものか
食べておかなくてはと思っていた。

10分ほどで配膳されたランチロース。
厚さはさほどではないがしっかりした大きさ。
断面を見ると脂と赤身の配分も僕好みだ。
あれ?ひとつだけ俵型の一片が?
マスターが「つけちゃいました」と笑ってる。
黒豚のソーセージかつを付けてくれた。
ありがとうございます。(´∀`)

さて、ここ自慢の醤油と茎わさびをつけて
頂く。肉は柔らかく脂が口の中で溶ける。
豚肉の旨みもしっかりとしている。
美味い!これが900円のロース?

僕はとんかつの「まとめ」を2つ挙げている。
1000円以下の廉価版とんかつバージョン
価格無制限のとんかつバージョン
後者に「のもと家」を紹介したが
このとんかつなら前者でもトップレベルだ。
というかダントツかもしれない。
このとんかつを1000円以下で出しちゃっていいのか?

黒豚のソーセージかつ。プリプリで肉汁たっぷり。
ソーセージ自体にしっかりと味があるので
辛子だけ付けていただく。美味い!
黒豚ソーセージかつ定食ってあってもいいね。
「この醤油も試してみてください」とマスターから
小皿に入れられた色の薄い醤油を出していただく。
第二の醤油だという。本来のこちらの醤油より
さっぱりした印象。
とんかつに山わさびとともに付けて食べる。
さらに肉の旨味が引き立ったような気がする。

美味しいご飯と豚汁もしっかり頂き大満足。
近くにあったらホント、毎日のように通うね。
仮面三世さんが太ったのもやむなしだね。(笑)

マスターや女将さんに丁寧に礼を言われて
店を出ると5名ほどの行列ができている。
このランチを1000円以下で食べられるなら当然だな。
としみじみ思った。
また必ず来ます。

ごちそうさま。

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【2014/10】2014秋 とんかつサミット 幹事報告

700回のキリ番で「のもと家」に行って久々に
感動的な新店を見つけた喜びに震えた。

丸山吉平以来だったろうか。
そんな感動をレビューに挙げたら
日豚橋師匠から「ここでとんかつサミットしますか?」とMSGが来た。
まさに僕も同じ事を考えていた。
春に開かれた「とんかつサミット」をここでやりたいと思った。
この店の超常連の仮面三世さんに
すぐさま連絡を取り快諾を頂くのと同時に
お店との折衝担当をお願いした。
日程を決め前回のメンバー連絡を取るも多忙の方が多く
なかなかメンバーが集まらない。
今回は少数で行なおうかなと思っていたところ
仮面三世さんから連絡が入る。
店が超ハリきって頂いて貸切になりました!
えっぇーー!嬉しいけどそれじゃ4~5人というわけには行かないね(^_^;)」
ということでサミット参加依頼の範囲を拡大して募集を掛ける。
仮面三世さんから逐一連絡が入る。日増しに店の気合も伝わってくる。
かくしてメンバーもとんかつ好き12名が集まった。

さて、当日。
店の外のネオン看板には「本日、とんかつサミットのため貸切」と
張り紙がされる。おー緊張するねぇ。
2階の店の前に行くとドアにも張り紙が。。
物々しい雰囲気になってきた。
続々とメンバーが集うも
肝心の仮面三世さんが来ない。
ここまでしてくれたのに何かあったのだろうか。。と
心配が最高潮なころ、先ほどまでにこやかに席へ
案内してくれていたエプロンをしていた店の男性スタッフが
おもむろにエプロンを取り
はじめまして仮面三世でーす!
うわっマジっすか!!
そんなサプライズで始まった「2014秋 とんかつサミット
とにかく楽しく美味しくあっという間の3時間30分。
とてもよく喋りよく飲みよく食べた。
最後の30分の記憶は。。。。ヤバイ(-_-;)
メインイベントで出てきた、自慢の六白黒豚の各種とんかつ。
堪能したのだが満腹と酩酊でイマイチ良くわからない。。
大変勿体ないことをした。それだけが心残り。
今度はじっくりとリベンジだ。
当日の料理詳細はラビかおりんさんや
fuwalaさんあたりを参考にされたい。

とにかくお集まりいただいた皆さんには心から感謝です。
また、のもと家さんのオーナーはじめスタッフの皆さんの
心遣い、また素晴らしい料理の数々に心から感謝します。
本当にありがとうございました。


まさに至福の時を過ごしたのである。

ぶひー食った食った!飲んだ飲んだ!!
次回もよろしく!


「東京のとんかつ(廉価店編)」まとめ作りました。
 おひまなら来てよね。


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【とんかつ界に新風を起こすか。絶賛に値する新店。】2014/10
おかげさまで7回目のキリ番。
ここんとこキリ番は初心に戻り「とんかつ」と決めている。
どこか目新しい店はないものかと思っていたら
とんかつに造詣の深いマイレビュの仮面三世さんが絶賛し
足繁く通っている店がある。同じくKOKOKOさんもなかなかの評価。
これは行かねばならない、とある土曜の夜に訪れるも
やってない。。( ̄∀ ̄;)あらら土曜日は昼のみの営業だった。。
痛恨の調査ミス。仕切り直しで平日、夜に再訪問。
8時過ぎだろうか先客カップル一組。
ひとりの僕はカウンターに座る。
実はこの日、ちょっと飲んだ後だった。あまりお腹は空いてないのだが
この機を逃す手はない。本来ならこの店の最高峰の
「厚切りロースかつ」2300円を食すべきだが
今日のところは160gのロースかつ定食1800円で勘弁してもらおう。

そして黒霧をロックでもらう。ロックには「黒豚の味噌漬け」
お通しで添えられた。400円の黒霧のお通しとしてはとても良心的。
これは飲みで来ても十分使える店だなと嬉しくなる。
「黒豚の味噌漬け」は濃い味付けながら酒のツマミとしては秀逸。
これは1杯じゃすまなくなりそうじゃないか。。

そしてやがてロースかつ定食160gが着膳。
思ったよりボリュームある。
240gの厚切りロースにしなくて正解かもと思った。
この時はね。。

肉は鹿児島の六白黒豚を使っているという。
衣は綺麗な狐色、断面を見るとほんのりとピンク色。
けしてレアという感じではない。
脂はかなり多めの分布。脂部所属の僕とすれば無問題。

茎山葵と鹿児島醤油で食べるのがオススメだと言う。
醤油でとんかつを食べたことはあまりない。
はじめは塩でそして辛子とソースというのを定番としてきたが
郷に入れば郷に従えという。素直な僕は従ってみる。
サクッと衣はいたって軽い。そして肉は。。。
とても軽い。脂多めのロースなのに脂のしつこさは全くなく
甘味が口の中に広がる。
なんじゃこりゃ!
今までこんなに見た目と味が違うとんかつに出会ったことがない。
夢中でもうひと切れ。。これは美味いね。予想以上だ。
このとんかつならいくらでも食べられる感がある。
おそらく厚切りの240gでも楽勝だろう。
この醤油と茎山葵の組み合わせもさっぱり食べさせる要因。
これは新しいかもと思う。

具沢山の豚汁、根菜、きのこが入りこれも味わい深い。
ご飯も凛と炊けてていい。
手作りのポテサラも好みの味付け。
漬物がやや寂しいかなと思うも全てにおいてレベルが高い。
完食できるかと心配していたが難なく完食。うーー満足。
先客も引け、ご主人に「美味しいですね。参りました。」
話しかける。「ありがとうございます。よかったです。」
と今まで真剣な表情で仕事をしていたご主人の顔がほころぶ。
それからご主人の肉に対するこだわり、とんかつに対する
情熱を懇懇と聞かせていただく。
もちろん足繁く通う仮面三世さんの話も。

「また来ますね」とお礼を言って店を出る。

ひとつだけ気になることは僕が店を出たのが9時頃。
この店は10時半迄だが僕が8時過ぎに入店してから
誰も客は来なかった。認知度が高まれば行列必至の店。
行列で入りにくくなるのは辛いが客が来なくて
店が続けられなくなるのはもっと辛い。
ぜひ、もっとここのとんかつを多くの人に知ってほしいなぁと思う。

店を出て大門駅のホームで思わず仮面三世さんにメールする。


「のもと家行きました。」
今晩は。
今、のもと家の帰りで大門のホームでメールしてます。(笑)
のもと家、素晴らしすぎます。予想以上でした。
たまたま客も少なく大将といろいろ話しました。
もちろん仮面三世さんの話しも。
すぐにアップしたいのですが近々700レビューが近いので
それまで取っておこうかと。
それほどの店でした。情報ありがとうございます。
まずはご報告まで。
まーちん


すぐに返事が来た。

「Re: のもと家行きました。」
今晩は!
やはり味覚が近いBめしさんに理解して頂き、光栄です!
私、メチャ、ハマってます(⌒‐⌒)うー


まだお会いしてないマイレビュさんとこんな交流があるんだから
食べログは当分やめられない。
800レビューに向けてぼちぼちと頑張ろう。

ごちそうさま。

  • 2015/6 前菜盛り合わせ
  • 2015/6 厚切りロースとヒレ
  • 2015/6 ロース断面

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2位

豚小家 (小岩、京成小岩 / 豚料理、もつ焼き、居酒屋)

1回

  • 夜の点数: 4.3

    • [ 料理・味 4.4
    • | サービス 3.8
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP 4.2
    • | 酒・ドリンク 4.0 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥2,000~¥2,999 -

2015/11訪問 2015/12/19

もう一杯いかがなんて妙に色っぽいね。【岡本おさみ氏に追悼の意を捧げます】

こちらはマイレビュワさんたちが
こぞって高評価でずっと前から
BMしていた。
SM教室のあとにニク子ちゃんが予約を取ってくれて
念願の訪店となった。
しかし、この店の前に素股、いや
素揚げやで60分1本勝負の0次会。
この素股、いや素揚げやも長年、BMしていた念願の店。
まるで盆と正月が一緒に来たような豪勢なハシゴだ。
素揚げやで大満足の60分。
大急ぎで飲み食いしてコチラに移動。
僕は店名からオヤジチックなモツ焼き屋を
想像していたのだがなんのなんのオサレな店ではないか。
女子会利用も多いようでこの日も女子がいっぱい。
なんていい店なんだ。。( ̄▽ ̄)
これだけで雰囲気点4.0ね。

さて、料理であるが

◆もつ刺し5点盛り1200円
えっっ刺し身がまだ食べられるの?と期待したが
その辺はコンプライアンスに従い湯引きしたもつ達。
でも生感をしっかり残して美味い。
生ならもっと美味いだろうなと思うもやむなし。
◆かしら120円×5
◆れば80円×5

おいおい、この大きさでこの値段でいいの?
と思う立派な串焼き。隆々とそそり立って
僕が若いころでも敵わないなぁ
。。( ̄∀ ̄;)
いやぁプリプリで美味いっす。
◆ゆで豚680円
いやぁ2軒目だし串はデカイし、目では食べたいんだれど
もう箸の動きが鈍くなっている。
食いたいんだけどなぁ。。おじさんはもうムリ。。

で、お酒の方だがまずはキンミヤのシャリキンホッピー
なんつってもキンミヤのボトルがまるごと凍ってる
ジョッキも凍ってる。それは絵的にはナイスなんだけど
ボトルからシャリキンを掻き出すの結構、大変なんだよね。。
で、そのシャリキンを気持ちよくグイグイいって
すっかり茹で上がった上にさらに熱燗なんか頼んで
熱燗徳利の首つまんで「もう一杯いかが?」なんて
言われて「妙に色っぽいね」なんてやったもんだから
もう飲み過ぎちまって君を抱く気にもなれないみたい
なんて状態になってしまった。
どうやって小岩から遠路、練馬まで帰ったものか
帰巣本能の秀逸さに翌朝、我ながら感心したものである。

岡本おさみ氏

  • お通し
  • もつ刺し5点盛り
  • レバー串

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3位

ラ・フレッチャ (中野坂上、西新宿、西新宿五丁目 / イタリアン)

1回

  • 夜の点数: 4.3

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 4.5
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク 4.0 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥6,000~¥7,999 -

2015/03訪問 2015/06/17

あなたに会えて本当によかった。

この店には4度ほど訪れている。
正確には不定期に営業している「蕎麦 清澄」に
お誘いを頂いて2度。
イタリアンと蕎麦との素敵な融合に大いに舌鼓を打った。

そして、このラ・フレッチャに2度。
一度目はマイレビュワーさんの壮行会として。

その時のメニューは以下。

◇Antipasto(前菜)
ホタルイカのソテーに赤海老のオーロラソース、
イワシのマリネと上州牛のローストビーフサラダ
◇Pizza(ピザ)
クアトロフォルマッジ(4種のチーズのピッツア)
◇pesce(魚料理)
小ヤリイカのローザマリーナ風味ソテー
◇Carne(肉料理)
上州牛のランプ肉のグリル・バルサミコのソース
◇Pasta 1(パスタ)
仔牛のローマ風スパゲティ
◇Pasta 2
自家製オイルサーディンのスパゲティ
◇Dulce(デザート)
イチゴのソルベ練乳ソース


すでに多くのレビュワーさんがこの日の様子を
アップしているので僕は割愛するが
とても素晴らしい料理たちですこぶる感動した。

そもそもB級を名乗る僕はフレンチやイタリアンに対し
自らの知識や経験の疎さから著しい苦手感があり
高級なフレンチやイタリアンなんぞには
何の興味を持つこともなくむしろ避けてきた。

ワインリストなどおごそかに出されると
緊張のあまりブルブルと震え卒倒しそうになる。
そういう僕の姿をそういう店のヤツラは薄ら笑い浮かべて
人をバカにしようと待ち構えているに違いない!

というようなネガティヴな感情を持ってきた。

だから「イタリアンなんてのはサイゼリアで十分!
お手軽で気も張らないし僕は一生サイゼリアでいいもんね」と
不貞腐れていたのである。

でもこの店に行ってみて
カジュアルで温かい雰囲気がありつつも
値段も手頃で本格的なイタリアンが頂ける。
なにより店主の人柄が素晴らしい。

こういう店を早く知っておけばよかったなぁと思った。

そして2度めのラ・フレッチャ。
大切な女性との再会に利用した。
久しぶりに食事でもしようかということになった時
真っ先にこの店が思い浮かんだ。
背伸びした高級フレンチのワインリストの前で
卒倒するわけにもいかないしだろうし、
サイゼリアに連れて行くわけにもいかない。
この店を知っててよかったなぁと素直に思えた。

しかし僕は800軒以上もレビューしているのに
女性とのデートで使える店を知らないことも
甚だしいなぁ。。( ̄▽ ̄;)

事前に店主に予約の連絡を入れる。
概ねの予算を告げコースはおまかせする。
昔、彼女が苦手だった食材は
今もきっとダメだろうと思い告げておいた。

そして当日のメニューは

◇Antipasto(前菜)
イベリコ豚チョリソのキノコソース、カプリチョーザサラダ
牡蠣のクリームソース、大根とからすみの冷製
◇pesce(魚料理)
春帆立のグリル サルサヴェルテ
◇Carne(肉料理)
ビュルゴー産の鴨のエトフェ ボルチーニ茸のソース
◇Pasta(パスタ)
オマール海老のスパゲティ
◇Dulce(デザート)
ハチミツのジェラート
メロンのジェラート
グランマニエ風味のチーズケーキ


こんなに正確にメニューを記載できるのは
ちゃんとこの日のメニューを作って
テーブルに置いてくれたから。嬉しいね。

彼女との久しぶりの再会に乾杯。
ワインは前回に来た時に美味しかった朝日町の
デラウェアのスパークリングワインをお願いしておいた。
このワイン、前にここで出してもらって気に入ったんだ
なんてまるでワインに精通した常連のように
カッコつけさせて頂いた。。( ̄▽ ̄;)

彼女との会話は懐かしくとても楽しい。
そして運ばれるどの料理も綺麗で美味しい。
しかし彼女との会話を止めるほど美味しかったのは
メインとも言えるビュルゴー産の鴨のエトフェだった。

イタリアンが好きでイタリアンの料理教室に通うという彼女は
イタリアンに関して僕よりはるかに造詣が深い。
その彼女が「こんな美味しい鴨は初めて♡」と
目を丸くする。僕も全く同じで鴨がこんなに美味しいと
思っていなかった。芳醇でコクがあり今まで食べてきた鴨は
一体何だったんだという感じだ。

この日、店主のイチオシがコレだったのも頷ける。

この後のオマール海老のパスタ
海老の風味が濃厚で思わず唸る逸品。

そしてデザート。
偶然にもこの数日後が彼女の誕生日だったので
店主に頼んでおいたサプライズなデザート。
バースディにふさわしい演出を施してくれた。
彼女もとても感激してくれてよかった。

フツーならこれで落ちるわな。。( ̄▽ ̄;)

さて、お腹も満たされほろ酔い気分。
話は尽きないし、もう一軒行こうかと
店主に「近くに気の効いたバーでもない?
と聞いてココを教えてもらった。
じゃ行ってみようか。。

外まで店主に見送っていただき
ごちそうさま、美味しかったです」と
握手をする。素晴らしい料理、演出、空間を
提供していただき本当に感謝。

ありがとうございました。

後日、彼女からLineがきた。
また会いたい♡」とでも言ってきたのかなと
思ったら「あの鴨が忘れられない。。友達と行ってきます
だってさ。。( ̄▽ ̄;)

  • 2015/4 Antipasto イベリコ豚チョリソのキノコソース、カプリチョーザサラダ
          牡蠣のクリームソース、大根とからすみの冷製
  • 2015/4 Pesce 春帆立のグリル サルサヴェルテ 
  • 2015/4 Carne ビュルゴー産の鴨のエトフェ ボルチーニ茸のソース

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4位

素揚げや 小岩店 (小岩 / 鳥料理、居酒屋、揚げ物)

1回

  • 夜の点数: 4.2

    • [ 料理・味 4.3
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 3.5
    • | CP 3.5
    • | 酒・ドリンク 4.0 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥1,000~¥1,999 -

2015/11訪問 2015/12/24

胸も腿もお尻も一人占めしたい♡【修正版】

久しぶりのSGM。忘れた頃にやって来ました( ̄∀ ̄;)

今回のSM教室は女子一人におじさん3人。
朝から長時間に渡りプレイを楽しんで
とても疲れた。。あっ麻雀牌と点棒のことね。
SM教室のSMは「心者雀」ね。

ということでコチラで0次会。
というのも次の店の予約の関係で滞在時間が
1時間しか取れない。
ここは有名な素揚げの店。
つまみは素揚げのセット1800円を2つ注文。
砂肝・手羽・ももの3部位だという。
お通しはシラスと水菜のサラダ。
自家製と思われるドレッシングがうまく
サッパリと頂ける。
店の名物という最強レモンサワーを頂く。
どこが最強かというと氷がレモン。
櫛切りしたレモンをチンカチンコに凍らせて
氷として使用している。
なるほど、これなら溶けても薄まらず
グッドアイデア。炭酸はかなり強めだが
大変美味しくグビグビ飲めちゃう。

さて、素揚げ。
まずは砂肝。コリコリとして食感がいいね。
味付けは塩だけだけど十分。他になにもいらない。
そして、ほぼ半身の手羽、もも、胸の部分が登場。
店のお姉さんがバキバキと手で解体してくれる。
嗚呼、僕も解体してほしい。。♡(*´ω`*)Mナノネ。
さてと頂く。ほとんど下味のない大山鶏で
僅かな塩味で頂くが鶏本来の旨味が凝縮し
ジューシーでバカ旨。これはサイコー!
紳士的に争うこともなくシェアしたが
これは一人で一羽丸ごと食べたい。
胸も腿もお尻もしゃぶり尽くして
一人占めしたい。
そんな欲求に駆られる素揚だ。
今回は時間がなく慌ただしく店を後にすることになるが
次回はじっくりと時間を掛けて胸や腿やら全身を責めたいと
思うところである。

  • (説明なし)
  • (説明なし)
  • (説明なし)

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5位

とんかつ多酒多彩 地蔵 (大泉学園 / とんかつ、コロッケ)

1回

  • 昼の点数: 4.2

    • [ 料理・味 4.2
    • | サービス 4.5
    • | 雰囲気 3.5
    • | CP 3.5
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥1,000~¥1,999

2015/11訪問 2015/12/01

今シーズン最高のカキフライとの出会い。

この店は練馬区内である。
練馬区民でありながら初訪となる。
存在は知っていた。評判が良いのも知っていた。
「そのうちそのうち」と思っていて
今日まで伸ばしてしまった。

店に着いたのはほぼ12時ジャスト、丁度、店内満席で
すぐにご案内できますので少々お待ち下さい
と言われ一人外で待つ。うわさ通りの人気店だ。
待っている間にメニューを見る。
見るまでもなく「カキフライ」と決めて来たのだが
カキフライととんかつなどのセット物もある。
しかし今日は豊潤なカキをもれなく堪能し
昇天しよう
カキフライ御膳(1580円)に決める。
しかし、カキフライ4つで1580円とは
結構、いいお値段だな。。
と、その時点では思った。
やがて入店。2人掛けのテーブル席に案内される。
カウンター席はないのでお一人様でもテーブル席となる。
すぐに熱いお茶とすり鉢に入った胡麻、おしぼりが
出される。決めていた「カキフライ御膳」と告げると
ご飯は白いご飯と野沢菜ご飯とありますが?」というので
白いご飯」と告げる。土曜日とあって家族連れが多い。

さて、10分待たずにカキフライ御膳が着膳。
おぉ~牡蠣がデカッ!」牡蠣の大きさに驚く。
御膳の構成はカキフライ、キャベツ、ご飯、味噌汁
ひじきの煮付けと千枚漬けの漬物。そして嬉しいのは
別容器に入ったタップリのタルタルソース。
ご飯、味噌汁、キャベツはお替り出来ますので
おっしゃってくださいね。タルタルソースも
足りなければ追加しますからね

いやいや、これだけあれば十分ですって。
見た目ではこの時点で合格。
さて、カキフライを頂きます。
さて、どうして食ってやろう。
タップリのタルタルもある。
ソースも辛口、薄口と2種類あり
すり胡麻も辛子もレモンもある。
ムチとローソクとロープはないが
横たわる大きな牡蠣フライをどういう手で
存分に楽しんでやろうかと心躍る思いだ。

まずは贅沢にタルタルの中に牡蠣フライを
埋没させヤケドをしないよう用心深く
齧りつく。。。
うほっ!熱々の肉汁。。いや牡蠣汁が溢れ
うんまい!。。。。シ・ア・ワ・セ。。
(^ρ^)
2つ目はすり胡麻の中にソースを入れ
たっぷしと辛子を付けて。。。うんまい!
揚げ具合は最高。。素晴らしい。
牡蠣が大きい。。いや大きすぎるだけに
やや大味な感じもするがカキフライを
口いっぱい頬張りたいという
欲求を満たすには余りある。
また、サクッと揚がっているもののとんかつ屋なので
衣は粗めでそれなりに主張している。
七條GOTOOのような繊細さは
乏しいものののとんかつ屋のカキフライとしては
トップクラスだろう。

一膳目のご飯を軽くクリアし2膳目は
野沢菜ご飯をいただく。
こちらも旨い。ご飯だけでもパクパクいってしまう。

また、入店時から気づいていたが
コチラの店員さんたちの接客は大変素晴らしい。
店内は満員で大変忙しいのにもかかわらず
笑顔を絶やさずすべての客の
ご飯、味噌汁、キャベツ、お茶の減り具合を常に
目配りしていて絶妙のタイミングで
お替りいかがですか?
たくさん召し上がってくださいね」などの声掛けを
絶やさない。ダイエッターは行ってはいけないかも。
そもそもダイエッターはとんかつ屋には行かないか。。

カキフライの美味い店見っけ!
ということで「東京のカキフライまとめ」入り確定!

  • カキフライ御膳1580円
  • iphoneとの大きさ比較
  • 箸にずっしりきます。

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6位

七條 (小川町、淡路町、神田 / 洋食、コロッケ、カレー)

1回

  • 昼の点数: 4.2

    • [ 料理・味 4.4
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 3.4
    • | CP 3.5
    • | 酒・ドリンク 3.0 ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥2,000~¥2,999

2015/02訪問 2015/03/01

カキフライヤー肉子の挑戦を受ける

カキゴーラー肉子がカキフライヤー肉子として
カキフライレビューを連日アップしている
これは僕への挑戦状と受け取った。

彼女のコメント欄を抜粋する。

B級めしのまーちん
(ΦωΦ)フフフ…カキフライヤー肉子と名乗りましたね。
僕への挑戦状としてお受けしましょう。
カキフライヤー男子プロとして
女子プロに負けるわけにはいきません。
残り少ないシーズン食い倒したいです!


焼肉姉妹
まーちんプロ、
フフフ( ̄▽ ̄)
いつか師匠を超える日を夢見て、女子プロとして
頑張ります!!
・・・ってこれ競技だったんですね。(笑)
お互いカキフライを食い倒しましょう!!


カキフライヤー男子プロとして
駆け出しの女子プロに負けるわけにはいかない。
しかし彼女が2月末現在、暫定一位の得点を付けている
この店に僕はまだ行ってない。
そういう訳にはいかないだろうと
万難を排して訪店した次第。

11時半開店の店だが連日行列を作っていると聞き
30分前の11時に店に到着。すでに1名待っている。
聞きしに勝る人気店だ。

11時30分定刻通り開店。
案内された2人掛けのテーブル。
清潔感があり雰囲気の良い店内。

オーダーはもちろんカキフライランチ1340円
ふとメニューを見ると追加エビフライ300円なんて書かれている。
せっかくだからとトッピング実行。
そしてビール中瓶もね。

まずはビールが出てきてまもなく配膳。
入店2人目とは言えかなり早い印象。

丸々と太った4つの牡蠣フライ。
見るからに衣は薄く牡蠣の表面がうっすらと
透けて見える。コレだよコレ。
コレが理想的な牡蠣フライの姿なんだよ。
一応ここは洋食の牡蠣フライなので
箸で摘んで齧り付くという手法は使わずに
ナイフで半分にカットしてみる。
おぉーー!衣と牡蠣の間に一部の隙間がなく
ギッシリと詰まっている。
これは秋葉原の丸五、或いは
池袋チェックと共通するタイプの
牡蠣フライと言えよう。
衣と牡蠣の間に隙間があったらいけないかというと
必ずしもそうではなく例えば池袋のとんぼの牡蠣フライは
ライバル、カキフライヤー肉子が
「ザクザクな衣がふうわり牡蠣を包みエアリーな食感を醸し出す。」
という敵ながら憎らしいほど秀逸な表現をしたが
そういう牡蠣フライもまたありなのだ。

さて、実食。
ぷりぷりの牡蠣の中心はほんのりと半生で
牡蠣の味が濃く深みがあり。。。
うんまーーい!
牡蠣の味を邪魔しない薄い衣もいい。
自家製のタルタルもちゃんと美味い。
これはもっと早く食べに来ないとイケなかったね。

今回特別参加のエビフライ。300円と言う価格なので
極太の惚れ惚れするようなアメリカンサイズではないが
身がぷりぷりで美味い。尻尾まで美味しく完食。

その他、添えられていたキャベツはとても繊細にカットされており
ふわふわの食感に自家製のフレンチドレッシングがまた美味い。
しかし予め掛かっているドレッシングの量が少なく
後半は卓上のソースを掛けて食べることに。
画像では見えないがキャベツの横には
ポテトサラダがありこれも丁寧に作られた感じで美味い。
コンソメスープは具たくさんの優しい味わい。
ご飯はデフォでは少なめだが固めに炊けて秀逸。

店のホームページを見てちょっと敷居の高い店かなと
思ったが接客はむしろ家族的な感じもして親しみが持てる。
ただ、開店と同時にすぐに満席になる大変忙しい店なので
特にランチタイム時は食後ゆったりと寛ぐというようなことは
出来ないと思ったほうがいいだろう。

この店を以ってして僕のまとめ東京のメチャ美味い牡蠣フライ5選
「6選」となる。


美味しかったです。
ごちそうさま。

※このカキフライランチ1340円が頂けるのはランチタイムのみ。
 夜はコース料理が主体となりますのでご注意。

  • 三陸産カキフライランチ1340円withエビフライトッピング300円
  • 丸々とした大粒のカキフライ
  • カキフライ御開帳

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7位

酒場わたなべ (川口 / 居酒屋、日本酒バー、ワインバー)

1回

  • 夜の点数: 4.2

    • [ 料理・味 4.4
    • | サービス 3.8
    • | 雰囲気 3.5
    • | CP 3.5
    • | 酒・ドリンク 4.5 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥5,000~¥5,999 -

2015/07訪問 2015/08/09

好きこそものの上手なれ

川口で行われた定例のSM教室(※)の打ち上げで
こちらのお店に伺う。大変猛暑の中のSM教室、
部屋の中は冷房は効いてはいたがとても白熱し
汗だくになった。とても充実したSM教室であった。
みんな上達してきたなぁ。先が楽しみである。

その打ち上げでこの店に伺う。
食べログの登録内容から
日本酒と魚を得意とする和食系の居酒屋という
認識を持って伺ったわけなのだが、
とてもその範疇に収まる店ではなかった。

まずは乾杯に出て来たのは
よく冷えたエーデルピルス
サッポロからでているこだわりのビールで
置いている店は少ないそうだ。
只者ではない予感。。
まずはカンパ~イ!うーん美味い!

まずはこの日飲んだお酒だけ列記してみよう。

[日本酒]
くどき上手ジュニア
花陽浴 
而今 
一四代
長陽福娘 
出雲麹屋 
鶴齢


[白ワイン]
ラ・ヴィーニャ・リトルバータ 
オスラーヴィエ2005 


[赤ワイン]
リゼルバ・デッラ・ベッカッチャ 

[焼酎]
佐藤 黒・白
日向あくがれ むろか 5年熟成


日本酒にこだわりのある店かと思ったら
日本酒だけじゃない。
すべての酒にこだわりまくりではないか!
そして店主はソムリエの資格をも持つという。

そして酒にここまでこだわる以上、
料理をないがしろにするわけもなく
この日、頂いた料理は以下。

クリーミーなポテトサラダ 
生クリームとチーズを使ったポテトサラダ
絹のような柔らかくなめらかな食感は
今まで食べていたポテトサラダとは全く違う。
美味い。唸る。。

鶏の唐揚げ 
もも肉を使用したとてもジューシーな唐揚げ。
ニンニク風味が効いてお酒に合う。

鶏レバーニンニク醤油漬け 
レア感を残した鶏レバーのまったりとした食感は
まるでフォアグラのよう。酒がススム。

手作りチーズクリームのブルスケット 
バゲットの上にトマトとクリームチーズ。
手作りというクリームチーズが美味い。

桃と自家製クリームチーズの生ハム巻 
メロンと生ハムとの組合わせはよくあるが
桃は初めて。桃の方が断然合うね。
クリームチーズとの相性も良い。

お刺身の盛り合わせ 
この日の刺し身は
鯛・鯵・岩牡蠣・鰆・鰹・時鮭・まぐろ・シマ海老・蛸
どの刺し身もシッカリと美味い。

A4黒毛和牛ステーキ 
部位はカメノコだという。
なかなかニクイ部位を使ってくる。
僕のカメノコも元気になりそう。。
焼き方もミディアムレアでお見事。

鰯の炭火焼き 
大きくすこぶる脂の乗った鰯。
鰯ってこんなに旨い魚だったのかと
目からウロコ。。

肉の前菜 
自家製のロースハム
パテ・ド・カンパー二ュ
鶏もも肉南蛮漬け。
ここってなんの店だっけ?
どれも美味いんだけど。。

レモンのパスタ 
ズワイカニのカニみそパスタ 
サッパリ系とコッテリ系の2種のパスタ。
茹で加減もアルデンテで居酒屋が片手間で出すレベルを
はるかに超越している。イタリアンレビュワーの
僕が言うのだから間違いない。。

僕の好みとしてはズワイガニの方が好きかな。

恐れ入りました。和洋ジャンルを超越して
ここまで美味しいものを出されるとは思わなかった。
そして、旨い酒を飲み料理に舌鼓を打つうちに
確信したことがある。
ここの店主はお酒や料理を心から愛し
それを作って客に振る舞うことが
本当に好きなんだろうなぁと思った。
まさに天職なのだろう。
好きこそものの上手なれという言葉がある。
好きなことは上達も早い。
その道を極めるには好きであることが大切だという。
まだ若い店主がますます道を極め邁進していくことを
願ってやまない。

ちなみに好きこそものの上手なれとは
全てに当てはまるのだろうか。
僕は不本意ながらよく人から
好きもの」などと言われる。
となると当然、自分ではよく判らないが
とても上手なのかもしれない。
興味のある女性は一度、相談されたし。
それに関してはやぶさかではない。

(※)初心者麻雀教室の略

  • くり~みぃポテトサラダ
  • 鶏レバーニンニク醤油漬け
  • 唐揚げ

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8位

キッチン たか (四谷三丁目、曙橋、四ツ谷 / 洋食、ハンバーグ、オムライス)

1回

  • 昼の点数: 4.0

    • [ 料理・味 4.4
    • | サービス 3.5
    • | 雰囲気 3.2
    • | CP 3.5
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥1,000~¥1,999

2015/01訪問 2015/01/23

悩みの尽きない名店。

ココには以前から行きたくて長い事BMしていた。
四ツ谷にあった洋食屋エリーゼが
揚げ物料理部門は「かつれつ四谷たけだ」として。
フライパン料理部門がこちらに分かれた感じとの事。

こちらに来るにあたって3日ほど前から悩み続けていた。
何をオーダーしようか。
昼間にあまり来ることのない地域だけに確実にヒットしたい。
候補としてまずは定番のハンバーグ。
または信頼できるマイレビュさんの奨めるトマトビーフあるいは
バタービーフ。想像しただけでヨダレが出る。
しかし、あまりレビューのないチキン料理もありかな。
いやいやオムライスという手もある。
3日間悩んだ末、トマトビーフにしようと決めて
店の前に立つ。
6人掛けカウンターで満席の店と聞いていたので
行列は覚悟してきたがたまたま会計をしている人と
入替えで席を確保出来た。普段の行いがいいと違うものだ。
オーダーは決めているのでメニューを見る必要もないが
撮影もしなければならないので眺めているとそこに
想定外のメニューが。。
季節限定 牡蠣のバターソテー
季節限定」という4文字熟語は魅力的だ。
容姿端麗」「花弁(びら)回転」「指名無料」と同じくらい
魅力的な4文字熟語である。
3日間悩んだオーダーはもろくも崩れ
気が付いたら牡蠣のバターソテーをオーダーしていた。

待っている間にまわりを見渡すと
ハンバーグのオーダーが大半を占める。
僕の右隣に座るひとりゴハンの若いOLさんも
ハンバーグを美味しそうにパクついている。
ついマジマジと見ていると視線を感じたのか
このオッサン、なに見てんだよ」とばかりに
怪訝な目で睨まれた。。
いや、あなたに興味があるわけじゃなくて
ハンバーグに興味があるのです
。」
とも言えないので目をそらす。
むろん全く興味ないわけでもないけどね。。

さて、10分位で牡蠣バターソテー定食着膳。
見るからにジューシーで香ばしそうだ。
プリプリの太った牡蠣にトロトロの濃厚なバターが絡み
牡蠣はぷりぷりの艶々。パクリと口に含むと
ジュワーと牡蠣の汁が口の中に溢れる。
うぉぉぉ、なんて君はセクシーなんだ。
いや
なんてオイシーんだ。。濃い目の味付けが
ご飯とのマッチングもバッチリ。
そう相性は大切よ♡

また、牡蠣のエキスの出たバター醤油の汁が
千切りキャベツやポテサラにタップリと侵食するのだが
この侵食は大歓迎。これがまた美味い。
半ライスをお替りし大満足で完食。

噂は本当だった。
長い間の宿題店だったので高まり過ぎていたと
思われる期待値にちゃんと応えて頂いたのは素晴らしい。

食べ終わってからすぐに次は何を食べに来ようかという
悩みは始まるのである。悩みの尽きない名店だ。
ごちそうさま。

  • (説明なし)
  • (説明なし)
  • (説明なし)

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9位

とんかつ美よし (経堂、千歳船橋 / とんかつ、食堂、かつ丼)

1回

  • 昼の点数: 4.0

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 3.5
    • | 雰囲気 3.6
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥1,000~¥1,999

2015/10訪問 2015/10/24

常連ヅラした一見客は嫌われますか。

さてキリ番である。過去のキリ番はほぼほぼとんかつ屋だが
今回も正常位。。いや正攻法でとんかつ屋を攻めたいと思う。
と言っても誰もが知っているいわゆる名店ではない。
ひっそりと佇む町のとんかつ屋。食べログをやっていなければ、
或いはマイレビュワさんに教えてもらってなかったら
一生、行くことはなかっただろうというお店。
そしてこの店はマイレビュのsamaちゃんの常連の店
またsamaちゃんのレビューの影響で他のマイレビュワさんも
訪れていていずれもなかなかの好評価。
レビュー数は14件しかないものの熱烈なファンがいるようで
食べログの店のメニューにはしっかりと
克明すぎる情報が刻まれている。
こういう店は間違いないんだよな。
行く前からキリ番に決め込んで
他の人のレビューを熟読、メニューを検討する。
かなりわかりにくい住宅街の裏通り。
ナビがなかったらたどり着くのは困難だったろう。
コインパにクルマを止め11時40分頃、店の前に立つ。
スマホでファサードを撮りsamaちゃんに送信。
「あはは」を添えて。。
( ̄▽ ̄)
そして店に入る。
らぁちゃんも書いている通り信頼のできる情報で
予習をバッチリしていたのでなんか初めて来る気がしない。
想定内の店内の雰囲気。先客は一名。
タブン、らぁちゃんも座ったであろうカウンターの
左端、揚げ場のすぐ前に着席する。
年配の物静かな感じのご夫婦でやられている。
そして事前に決めていたメニューを告げる。
ロースカツに牡蠣フライ2個つけてください
メニューもろくに見ずに常連のようなオーダーを
する見知らぬ客にご主人はちょっと「おっ?」というような
顔をしたが一拍あって「はい」と承諾をいただいた。
店内のメニューにはトッピングメニューなどないのだ。
一見客はそういうオーダーを普通はしないだろう。

オーダーを受けてから肉を切り出し粉にまぶす。
丁寧な仕事ぶりはカウンター越しによく見える。

かつが揚がる頃を見計らい女将さんが味噌汁、ご飯を
よそい出してくれる。そしてまもなく
ロースかつ&牡蠣フライ着膳。
しばし撮影タイム。今回はキリ番の気合を入れて
コンデジとミラーレス一眼の2台を駆使。

ロースカツの断面も丁寧に撮る。
ますます変な一見客だと思ってないか?
さて、実食。
こちらの牡蠣フライにはタルタルはない。
それは事前調査済みなので問題はない。
ここで一見客はふたたび暴挙に出る。
すみません。マヨネーズなんかないですかね
と聞いてみる。
はいはい、ありますよ」と女将さんが冷蔵庫を開けて
チューブごと渡してくれた。図々しい一見客と思われただろうか。
許して欲しい。コチラにはキリ番が掛かっているのだ。

さて、ロースカツ。(850円)
メニュー的に特製ロース1100円もあるのだが
かなり分厚くボリューミーになるらしい。
牡蠣フライ(2個240円)とのトッピングを
考慮して通常版にしたのだがそれはとても正解。
十分なサイズだ。断面を見るとかなり脂は多め
ソースと辛子をたっぷりつけて囓る。
肉汁がジュワーと滲み出る。そこそこ脂は甘い。
肉の旨味はさほどではないが価格を考慮すれば
十分だろう。肉は柔らかく衣はサクッとして美味い。

そして牡蠣フライ。ソースとマヨと辛子を付けて
頂く。ウッホ!牡蠣がレア感を残し揚げ方最高!
粒も結構しっかりと大きくこれは美味い!!

カキフライヤー肉子にも教えてあげねば。。

個別評価をするならロースカツが3.8
牡蠣フライが4.3。牡蠣フライ単品でも良かったかもと
思える牡蠣フライである。


味噌汁はワカメとネギのシンプルなものだが
熱々で美味い。ご飯も固めでしっかり美味い。
大体、事前情報の評価が高いと期待が高くなりすぎて
拍子抜けすることが多いのだがある意味予測を
超えたのかもしれない。

しかし、目立たない路地裏に名店は
まだまだあるものだなと思う。
どんな有名店に行くよりもこういう店との
出会が嬉しい。そこに妙齢の美人女将でもいたら
更に言うことないがそこまで言ったら
バチが当たる。。

キリ番に相応しいとてもいい店だった。
またこんな店に出会えるようにまた一歩ずつ
踏み出そう、1000軒に向けて。

  • ロース&カキフライ定食
  • ロース&カキフライ定食
  • ロース断面披露

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10位

池袋 はなれ (池袋、北池袋、東池袋 / ステーキ、焼肉、焼き鳥)

1回

  • 夜の点数: 4.0

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 3.5
    • | 雰囲気 3.5
    • | CP 3.5
    • | 酒・ドリンク 3.5 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥8,000~¥9,999 -

2015/02訪問 2015/04/10

ゴールが近い店。

キリ番のプレッシャーを感じつつ
粛々と書き綴りたいと思う。
品格高く下ネタに走ることなくね。。
この店はかねてからBMしており行きたいと
思っていたのだが食べログでみるかぎり
あまりオッサンが1人で行く店ではないかなぁと
躊躇していた。そんなところ大ウサギこと
フードファイターのラビ嬢から行かないかと
お誘いを受ける。むろん断る理由はない。

予約していた開店時間に行くとほぼ同時に2組のカップルも入店。
雰囲気が良く高級感のある店内。やはりデート利用が多いようだ。
コースの中の中間の贅沢コース5980円をお願いする。
平均的な日本人は3つのコースがあれば大半は真ん中を選ぶらしい。
僕も平均的な日本人でよかった。。変態的な日本人かと思ってたので。。

まずは白ワインでカンパーイ♪
★野菜たっぷりのバーニャカウダ
肉メインの店だがまずは野菜で。まぁ前戯みたいなものだろう。。( ̄― ̄)ニヤリ
★3種の盛り合わせ
富有柿の胡麻和え・天使の海老と蒟蒻・ふろふき大根
とても上品な品々。普段ホッピーのある居酒屋しか行ってないので
こういう料理に馴染みはないがとても美味い。
★鶏串の3種
木箱に入った串に刺した鳥肉たちから3種選ぶという。
なかなか気の効いた演出。僕はレバー・もも・手羽先を選出。
しっかりとした旨みのある鳥たち。
★焼物の野菜
ズッキーニとシシリアンルージュトマト。
トマトが甘い。フルーツみたいだね。
★神戸牛のレバーの最中
アンコの入った最中は甘くて食べないがレバー入った最中は初めて。
まったりねっとりのレバーと最中、よく合う。酒のススム一品。
★フォアグラの茶碗蒸しとデザートワイン
フォアグラの濃厚な味わいがなんとも美味い。いやん、こんなの初めて♡
★鹿児島黒豚とマッシュポテト
黒豚の脂が甘くて美味い。マッシュポテトと合わせると脂っぽくなく
サッパリと頂ける。
★自家製のスモークサーモン・雲丹といくら巻・牛肉握り・茗荷甘酢
臭みのないまったりとしたサーモンは質のいいものだと僕でも判る。
雲丹とイクラ。盆と正月が一緒に来たような贅沢な組み合わせ。当然美味い。
牛肉握り、口の中で溶けます溶けます。
★名古屋コーチンのお出汁のスープ
滋味深い優しい味わい。
★メインの肉
さて、お待ちかねメインの肉である。
これも木箱の中からお好みの肉を選ぶ。
写真ではなく実物から選ぶので修正写真にだまされて
ガッカリすることもない。。
何の話しだ?
選んだのは神戸牛のもも肉。
焼き具合はレアでの提供。
柔らかく肉汁タップリ。
牛の旨みが十分に感じられる肉だ。美味し。
★TKGとカレーライス(オプション
このコースではオプションになる〆のご飯。
TKGとカレーを1つずつ頼んでシェア。
カレーが濃厚で美味い!
専門店としても十分、流行ると思われる一品。
★デザート
酒粕と抹茶とみつまめ
一口食べてラビ嬢に奉納。。
★ほうじ茶orエスプレッソ
エスプレッソにする。

ふうーー食った食ったぁ。
フードファイターにつられてしっかり頂いた。

さて、この店のカップルウォッチング。
まずこの店の立地を説明せねばならないが
池袋北口から7~8分歩くだろうか。
この店の裏手にはラブホテル群がひしめき、
キャバクラやクラブといった僕とは縁のない店もとても多い。

そんな一角にある店である。
カップル模様もバラエティに富み想像力を掻き立たせる。
まずカウンターの端のカップル。親子ほど年は離れているが
親子であるはずがない。いわゆる同伴と推定される。
女性はキャバクラではなくもう少しレベルの高い店に所属と
思われ大人の色気を感じさせる。
全然羨ましくなんかないもん。。(´・ω・`)

テーブル席に座るカップルはとても不釣合い。
女性はとてもファッショナブルで洗練された美人。
しかし男性の方はというと秋葉原でよく見かけるような
肥満系のオタクっぽい青年ではっきり言ってダサい。
なぜ二人が結びついたのかは謎。。
ぜひとも馴れ初めを聞きだしたい。

この店は女性を口説くには立地的に話が早い。
気が変わらぬうちに休憩処にゴールするには最適だろう。


かくいう我々も傍から見れば十分、怪しいカップルだと
思われていたかも知れない。。。
ラビちゃん、まーちんさんと呼び合ういい年した男女って。。( ̄∀ ̄;)

さてお会計はコース+お酒(ワイン・焼酎)+オプションの〆飯で
ひとり8000円くらい。
この満足感を考慮するととてもリーズナブルだろう。
これで意中の彼女を落とせれば安いものかもしれない。

しかしこの怪しいカップルは色気より食い気が勝り、
もう一軒ハシゴする事になるのだ。( ̄▽ ̄;)

  • バーニャカウダ
  • 3種の盛り合わせ/富有柿の胡麻和え・天使の海老と蒟蒻・ふろふき大根
  • この中から選びます

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