2回
2016/08 訪問
冷やし醤油という変化球…天才、秋本氏の作る味噌は、大谷の162キロ…横浜ナンバーワンの称号は近い…見事な端麗系ラーメン
秋もとさんのツイッターを見ていたら、冷やしを始めたとのこと。
これは行かねばと思いながら体調を崩し、8月に入ってようやく訪問。強烈な日差しの中、開店までに待ち人数10名超と大変な人気は相変わらず。
冷やし醤油に味玉、合計1000円の食券を購入。暑さのせいか、ほとんどが冷やしの食券を買っているようだ。
2順目で着丼。
キンキンに冷えたスープは、鰹と鳥出汁から油を除き、醤油だれを合わせたもの。旨い、旨いんだけど、冷やしの宿命かなんだか風味が物足りない。
美しく立体的に盛り付けられた野菜、脂を補う鶏皮の唐揚げ、鶏チャーシューなど、全てが計算されつくした洗練さがあるが、秀逸は山芋。わさび漬けらしいが、辛みはなくスープにとてもよく合う。
そして冷やしでも圧巻の味玉。醤油の塩気の後ねっとりとした黄身の旨味が口の中に押し寄せる。味玉は誰が何と言おうと「秋もと」さんがナンバーワン!
出汁氷といい、最後まで冷たく味が薄まらないようにした配慮もさすが。
見事な1杯なのだが、やはりレギュラーの醤油、塩、それから冬限定の味噌に比べると、秋もとさん特有の圧倒的なうまみ、風味、キレにやや欠けるかな。
偉そうなことは言えないのだが、味醂の甘みを尽かしたらどうだろうか?(偉そうなことでした。すみません。。)
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約2か月ぶりの秋もとさん。特製塩と肉めしをオーダー。塩は安定の旨さながら血圧で引っかかったので、スぷの大半の残さざるを得なかった(秋本さん、ごめんなさい)。肉めしも美味かった~。
行列は、開店までに30人程度。途方もない人気店になった。
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こちらの味噌は水曜限定だが、月に数回日曜にも提供される。
本日は貴重な味噌提供日、開店40分前に到着も、既に5人待ち。食べログのレビュー数は増えないが、ラーメンフリークには既に名店の域だ。
前回味噌提供の日曜は、準備ができ次第開けるということで、今日も期待したら、11:45にオープン。
味噌の食券とトッピング100円券を2枚買うと特製になる。
鰹節香る通常営業日とは異なり、味噌、味噌、味噌の香りで充満の店内は、助手2名の3名体制で熱気あふれる。
2ターン目で着丼。スープは濃ゆい~。信州山吹味噌を中心に5種類をブレンドの味噌は、さすが純すみ系で修行したことをうかがわせるものだ。
麺は初提供の熟成中太縮れ、サッポロ味噌のような食感だ。
大葉、おろし生姜、ワンタンの唐辛子、日本一の煮玉子が、顔を覗かせ、味を変化させる。天才の遊び心が随所に光る逸品だ。
ただただうまいの一言。
端麗から濃厚まで、やはり秋本氏は天才だ。数多い修行歴が99%の汗(努力)、すなわち天才の証なのだろう。
大谷君162キロの日本記録は、今年早々に更新されそうだ。そして「麺処秋もと」も、大谷の投球のように期待と刺激に満ちている。
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今回は一人で塩目当てに訪問。連投だ。
30分前につき1番をゲット。
開店後、塩大盛券を買い、細麺で注文。相変わらず(2度目だが^^;)きびきびした雰囲気が気持ちいい。
10分ほどで着丼。
塩とは言っても、薄口しょうゆのような色合いのスープ、大盛り用の丼はないようで、麺がぎっしりと、しかし美しく詰まっている。
スープは既に味見済みだが、醤油ほど鰹がガツンとは来ないで、丸鶏、節系がバランスよく、後からじんわり貝出汁の味が溢れてくる!
最高だ!!
不要と思われたパプリカのピクルスだが、塩スープとともに味わうと、塩気がまろみを帯び、味変ができる。さらにカツオ酢を使えば2度の味変が可能だ。
このあたりは、計算づくだろう。
しいて難を上げれば、麺はやや柔目、コールで「固め」が必要な以外は完ぺきだ。
個人的には東急沿線四天王(和正さん、八雲さん、多賀野さん、こちら)入りだ。
食べログで、横浜ナンバーワンの称号は近いだろう。
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おとなの週末で、ラーメン新風として紹介されていたこちら「麺処秋もと」さん。
食べログの検索ではなぜか?ヒットしないが、見つけると高評価である。最近は東京のラーメン店ばかり行っていたが、横浜北部在住としては、確かめなければなるまい(決意!)。
というわけで、またもや家内と訪問となった。
開店のお昼12時少し前に着いたが10人強の行列、6席と聞いていたので、少し待つかなといった程度。いや~、しかし青空に日差しがまぶしい絶好のラーメン日和だ。
回転は早めながら、なにせ6席に店主と助手君の2名体制、なかなか順番が回ってこない。
私は店主一押しの特製醤油、家内は「おと週」お勧めの特製塩の食券をもとめて待つ。
入店まで15分、着丼まで10分程度かかった。狭いキッチンで実質作業は店主のみ、しかも今日から油そばなどの新メニュー追加もあって、厨房はかなり忙しそう。しかし、店主の無駄のない動きと前準備は極めてスムーズ、かみさんはピッカピカに磨かれたキッチンに感心していた。名店八雲さんといい多賀野さんといい、キッチンの掃除が行き届いた店は、店主の心意気が味に出るものだと思う。
恒例により、まずは特製醤油のスープから。
湯気が出ていなかったので油の層が厚いかと思いきや、さっぱりとしてコク深い鰹出汁の香りと風味に、鶏出汁の旨味がしっかりと下支えしている。
すっごく旨いじゃん!と思いつつ、麺を手繰る。
あまり好みでない平打ち中太麺だが、和風出汁にもかかわらず、スープとマッチし完璧にラーメンとして成立している。
「この店もすごいや!!」と感服しながら、具に移る。
メンマは細身だがコリコリとして好み、ワンタンは初めて食べるピリ辛系、チャーシューに至っては、鶏系が3枚、豚バラ系が2枚、更に煮玉子がのる。
200円増しでこのグレードアップは素晴らしい。
加えて、揚げネギと紫玉ねぎがスープにコクを与え、いい仕事をしている。
おおっと、塩も味合わなければ!と特製塩の丼にレンゲをねじ込む。
すごい!
やや塩気が立つが、鶏出汁に支えられた節系出汁の後、じわ~と貝出汁の旨味が上品に広がってくる。
貝だしで感動したのは、桃源以来だ。
行列ができるとはいえ、まだ開店間もないためか人数はさほど多くなく穴場である。
ビブグルマンに選出される前に全品制覇しておこう。
まずは来週、塩を大盛りでいただきましょう。塩を単独で食べたら、点数を更に上方修正すると思います。
2016/08/06 更新
今年初の秋もとさん、今日は味噌の日だ。
張り切って10時半に到着、イケメンくんの掃除前にすみません。
開店前には約30名の列びで、夜も来ると言う人も結構いる。
味噌は相変わらずのクオリティ、とろみがある濃厚さながら、しつこくなく、しょっぱ過ぎない。
やはり、秋本さんは天才だわ〜。関東の味噌最高峰の一つと言っても過言ではない。