アルボスさんが投稿した高台寺 十牛庵(京都/祇園四条)の口コミ詳細

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高台寺 十牛庵祇園四条/日本料理

1

  • 昼の点数:4.0

    • ¥20,000~¥29,999 / 1人
      • 料理・味 -
      • |サービス -
      • |雰囲気 -
      • |CP -
      • |酒・ドリンク -
1回目

2017/09 訪問

  • 昼の点数:4.0

    • [ 料理・味-
    • | サービス-
    • | 雰囲気-
    • | CP-
    • | 酒・ドリンク-
    ¥20,000~¥29,999
    / 1人

京都東山にひらまつグループ初の料亭。数寄屋建築と庭園が奏でる期待の新店

清水寺などの名所が点在する東山の麓
祇園に移転した「高台寺 土井」のあとに
19日に開店した「レストランひらまつ高台寺」の数日後
グループ初の和食店として誕生した料亭。
名工・升田志郎氏が手がけた舞台としてテレビにも登場し
開店前から注目の「高台寺 十牛庵」です。

雨模様から天気が回復した9月の午後。
知人と一緒に訪れ、十分楽しかったものの
開店直後だったせいか、料理の提供が滞ったり
スムーズでない場面があったり・・
隣接のフレンチと比べると足りてないシーンが時折。

とは言っても、焼物の松茸が秀逸だったり
歴史的建築と庭園などが織りなす雰囲気がよかったり
魅力的シーンもあり最終的に満ち足りた気持ちです。

店舗は明治からの歴史的な数奇屋建築で
表門から石段を進み玄関で靴を脱いで上がるスタイル。
着物姿の仲居さんが笑顔で迎えてくれて
各部屋の席まで案内してくれます。

館内には大小の部屋が多くある中
コの字型カウンターの空間に入室。
掘りごたつ式の席に座ると
間接照明と雪見障子からの自然光が交わり
ゆったりとした和の趣に包まれます。

迎えてくれたのは若そうな料理人。
「祇園丸山」や「銀座おかもと」で腕を磨かれたそうで
一部盛り付けと配膳などカウンター前を担当。
調理を指揮する料理長は「祇園丸山」から
ご自身の割烹「ふじ」を経てこちらに就任。
裏手の厨房で調理に専念し表には出られないようです。

メニューは昼夜ともに2万と3万(サ料15%別+税)
いただいのは2万のコース。
お祝いの強肴(紅白なます/田作り/数の子/たたき牛蒡)
食前酒から始まり当日の献立は下記の通りです。

1【先付】鮑 渡り蟹 ポン酢と土佐酢ジュレ
2【椀物】松茸と鱧 とうがん(マグロ節と昆布の一番出汁)

3【向付】和歌山産天然鯛 インド鮪
4【八寸(名月盛り)】湯葉と雲丹の小鉢 鴨ロース
 イチジク田楽と小芋と車海老の串 カマス寿司

5【焼物】白甘鯛と松茸 銀杏
6【炊合せ】宮崎の菊南京 粟麩 茄子 蓮根
7【食事】鯛ご飯(雲井窯の土鍋炊き) 香物 留椀
8【水物】シャインマスカット 洋梨
9【抹茶】自家製の栗大福

コース全体を通して小ポーションかつ
正統派の料理で構成されていて
京都の懐石と言えばしみじみ薄味が多いの中
輪郭はっきり塩梅しっかりめな料理が多かったのが意外。

水物と抹茶込み全9品で2万+サ料15%にしては
見た目や量的に寂しく感じたり、所々凡庸に感じたり
向付の鮪は固めで筋が残ってたり・・・
いろいろ気になる点を感じながらも
先付の渡り蟹、向付の天然鯛、八寸の鴨ロース
松茸と名残の鱧の椀物は、味覚への反響が豊かで高水準。
焼物は炭火だそうで希少な白甘鯛
特に松茸の焼物は素材力際立つ至極の領域。
抹茶もおいしくコース全体の満足感は十分でした。

■□カウンター前はこの日の男性が担当。
こちらから言うまで飲み物の確認がなかったり
サービスは不慣れなように見えたけれど
基本的に愛想が良く親切で好印象。
他にも和装の仲居さんが配膳してくれたり
館内では多くの仲居さんが親切に対応してくれます。

終盤には平松会長がカウンターに見え
場を和ますトークに聞き入りながら
私たちにも気を配られる流石のサービス力☆

全体に提供が遅めで入店から3時間少々。
この時に限っては、まだ不十分な点を感じたり
隣の「フレンチ」には及ばなかったものの
ロケーションが奏でる時空がすばらしく
思い出に残るランチになりました。

1名から利用でき空いてれば予約なしでも入店できる
歴史的建築と庭園が織りなす懐の深い「高台寺 十牛庵」。
これから日々調整を重ねていくでしょうし
再び来店すれば、深い感動に包まれそうな気がします。
カウンターの他にも1階2階に大小の個室あり
昼夜ともに2万と3万(+サ料15%+税)のコースのみ。
品数は同じで食材が変化するそうです。

  • 表門をぐくり敷地内へ

  • レストランを横目に石段を上がり

  • 進みます

  • 立派な本館

  • 玄関で靴を脱ぎ上がります

  • 廊下を進みます

  • 廊下から有名な日本庭園

  • カウンターの一角。調理は裏手の厨房にて(2017.9月)

  • カウンターの一角(2017.9月)

  • お祝いの強肴と食前酒(2017.9月)

  • 1.先付:鮑 渡り蟹 ポン酢と土佐酢ジュレ(2017.9月)

  • 1.先付を崩すと渡り蟹と鮑(2017.9月)

  • お椀

  • 2.椀物:松茸と鱧 とうがん(マグロ節と昆布の一番出汁)

  • 3.向付:和歌山産天然鯛 インド鮪

  • 3.向付:和歌山産天然鯛 インド鮪

  • 瓶ビールは1本1000円、日本酒は1合2500円〜

  • 4.八寸(名月盛り):湯葉と雲丹 鴨ロース イチジク田楽と小芋と車海老の串 カマス

  • 4.八寸のカマス寿司

  • 5.焼物:白甘鯛と松茸 銀杏(感動でした)

  • 5.焼物:白甘鯛と松茸 銀杏(2017.9月)

  • 瓶ビールは1本1000円、日本酒は1合2500円〜(2017.9月)

  • 6.炊合せの器(2017.9月)

  • 6.炊合せ:宮崎の菊南京 粟麩 ナス 蓮根(2017.9月)

  • 7.食事:鯛の炊き込みご飯(雲井窯の土鍋で)

  • 7.食事:鯛ご飯 香の物 留椀(2017.9月)

  • 7.食事:鯛ご飯 おかわり(2017.9月)

  • 8.水物:シャインマスカット 洋梨

  • 9.お薄(2017.9月)

  • 9.お茶請け:自家製の栗大福

  • お薄の器(2017.9月)

  • カウンターの空間。厨房は奥

  • カウンターの空間(2017.9月)

  • イギリスの作家作品でオーク材とのこと

  • 瓶ビールは1本1000円、日本酒は1合2500円〜(2017.9月)

  • 瓶ビールは1本1000円、日本酒は1合2500円〜(2017.9月)

  • カウンター前に担当の男性料理人

  • カウンターの背後に有名な庭園

  • カウンターの背後に有名な庭園

2017/09/28 更新

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