Gattoさんのマイ★ベストレストラン 2015

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Gatto (女性・東京都) 認証済

マイ★ベストレストラン

レビュアーの皆様一人ひとりが対象期間に訪れ心に残ったレストランを、
1位から10位までランキング付けした「マイ★ベストレストラン」を公開中!

マイ★ベストレストラン

1位

緒方 (四条(京都市営)、烏丸、大宮 / 日本料理)

1回

  • 夜の点数: 5.0

    • [ 料理・味 5.0
    • | サービス -
    • | 雰囲気 5.0
    • | CP -
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    ¥30,000~¥39,999 -

2015/10訪問 2019/06/25

秘すれば花なり

京都旅行3日目の夜、私たち夫婦と大阪のお友だちの4人で、
こちらのお店に伺いました。

実は数年前から、いちばん訪ねてみたいお店だったのですが、
「まだ、緒方に行けるような身分じゃない」と夫に言われ、
しぶしぶ諦めていましたが、「私がごちそうするから!
タクシー代も出すから!」と夫を説得。
ようやくこの日を迎えることができました。

カウンター席に4人で並び、その正面には、凛とした雰囲気のご主人。
シャリシャリと、立派な鱧の骨切りをしています。
お料理が出てくる前から、なんだか胸がいっぱい。
まずはお友だちとの再会を祝って、ビールで乾杯しました。

この日いただいたお料理
新蕎麦
北海道の新蕎麦。十割。蕎麦湯でいただきます。
甘みもコシも、ザラッとした感じもあります。そば湯はナチュラル。
丹波の松茸
松ぼっくりと松葉に覆われた大皿が登場。野趣あふれています。
和紙に包まれた松茸を、ご主人の緒方さんが一人ひとりに配ります。
大きな松茸の天ぷらを、ガブリ!
すばらしい香り。そして、しっかりとした歯ごたえ。
こんな贅沢、久しぶり。もちろん、とってもおいしくて、嬉しすぎ。
「もう一本!」と、みんなで叫んでしまいました。
対馬の羽ガツオと三重のフグ
羽ガツオは、カツオとは思えないようなサッパリした味わい。
三重のフグも、とってもおいしくて。自然と笑いが出てきます。
魯山人のお皿で。
栗と銀杏のお椀
緑色が鮮やかな、銀杏のすり流し。
とろみは銀杏の澱粉質だけ。銀杏の苦みはほとんどなし。
小布施の栗をサッと煮て。ホックリした味わいに、心もホッ!
「もう一杯!」と、みんなでお願いしました。
淡路の鱧
鱧の皮だけに、熱い胡麻油をジュッとかけたそう。身は生のまま。
生姜醤油でいただきます。「もしかして、ここは天国ですか?」
茄子と蕪の葉
揚げ茄子と蕪の葉の含め煮。
おいしくて、おいしくて、みんなテンション上がりっぱなし。
九谷の吉田屋のお皿との相性も抜群。
鴨と葡萄、山椒と赤味噌のソース
鴨のローストとフレッシュな葡萄。山椒と赤味噌の甘めのソースで。
壱岐の赤雲丹
赤雲丹の昆布締め。昆布の味がほんのりと。お酒がすすみます。
落ち鮎の唐揚げ
保津川上流の鮎だそう。卵でお腹がパンパン。山椒が利いた甘辛ダレで。
鮎って、こんなにおいしかったのですね。
松茸ご飯
「炊きたてのご飯に混ぜるだけ。誰でもできます」と緒方さん。
新潟のコシヒカリに生の松茸をバサッと入れると、
恐ろしいほど清々しい香りが、ファーッと広がりました。
4人とも、もちろんおかわりしました。
香の物
おはぎ
玉露

お薄ではなく、玉露です。
上質で優しい昆布出汁のよう。おいしいです。

この日いただいたお酒
瓶ビール
冷酒 魯山人と辻村史朗の酒器で。

いやぁ、とっても楽しくて、おいしい夜でした。
飾りを削ぎ切り、素材を生かし、最小限で最高に美しい料理の連続。
器との調和。空間との調和。
その審美眼、すばらしかったです。

以前、仕事でお目にかかった憧れの先生が、
こちらのお店の常連さんだと伺って、なるほどと納得しました。
いろいろお話できて幸せでした。
あの、贅沢なひとときに感謝!!
いつかまた、緒方さんを4人で独占できる日を夢見て……。

  • 落ち鮎の唐揚げ
  • 新蕎麦
  • まずはビールで

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2位

御料理 光安 (二条、二条城前 / 日本料理)

7回

  • 夜の点数: 5.0

    • [ 料理・味 5.0
    • | サービス 5.0
    • | 雰囲気 5.0
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク 5.0 ]
  • 昼の点数: 5.0

    • [ 料理・味 5.0
    • | サービス 5.0
    • | 雰囲気 5.0
    • | CP 4.5
    • | 酒・ドリンク 4.5 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥20,000~¥29,999 ¥10,000~¥14,999

2019/11訪問 2020/01/16

光安という小宇宙

《再訪》2019年11月下旬

約半年ぶりに、こちらのお店おを訪ねました。
この日の御料理もどれもみんなおいしくて感激しましたが、
11月末だというのに、今年は松茸がまだあったんですよねー。
夫も私も、「あー、松茸だー!!」と興奮してしまいました。
次回は4月。どんなお料理がいただけるか、
いまから楽しみにしています。
《再訪》2019年5月初旬

京都旅行3日目の夜に、こちらのお店を訪ねました。
この日に案内されたのは手前のお部屋。
まずはビールで、「令和初日に」と乾杯しました。

この日いただいたお料理
薄いエンドウのすり流し
アブラメの炙り
能登のトリ貝
季節の野菜
グジの澄まし仕立て
塚原の白タケノコとウドと
若狭の天然若布のしゃぶしゃぶ
ノドグロと天草のアオサ海苔
蕎麦がきの白味噌仕立て
山椒や蕨、蕗と鰻のご飯
黒糖の葛湯

この日いただいたお酒
瓶ビール 1本
冷酒 2合

今回も大満足でしたが、特にすばらしかったのは
能登のトリ貝と塚原の白タケノコ。
能登のトリ貝は驚くほど大きくて、半透明でプリップリ。
肝付きのままいただきましたが、独特の甘みがある絶品でした。
塚原の白タケノコはサックサクでホックホク。
タケノコのおいしさを初めて知ったような感じ。

帰りに次回の予約を入れようとしたら、
残念ながらキャンセル待ちになってしまいましたが、
運が良ければ秋にまた伺えるかも〜。
《再訪》2018年12月初旬

京都旅行2日目、東福寺や真如堂などで名残の紅葉を楽しみ、
定宿で少しゆっくりしてから、こちらのお店を訪ねました。
いつものように、まずは瓶ビールをお願いして、
夫と乾杯しました。

この日いただいたお料理
蕪のお椀 柚子ソース
鯛のお造り
季節の野菜
雲子のお鍋
琵琶湖のモロコ
石川県の天然トラフグ
蕎麦がきの白味噌仕立て
香住のズワイガニとカニ味噌の御飯
柚子の葛湯

この日いただいたお酒
瓶ビール
冷酒

装飾を削って、削って、研ぎ澄まされた味、そして盛りつけ。
大将の世界観、私、大好きです。
新規開拓も楽しいのですが、こちらは特別なお店。
この日のお料理も、どれも大、大満足。
また春に伺うのを今から楽しみにしています。
《再訪》2018年6月初旬

京都旅行1日目の夜、
平安神宮神苑を散策し、定宿で少し休んでから、
約7ヵ月ぶりにこちらのお店を訪ねました。
女将さんにいつもの席まで案内していただき、ホッと一息。
まずは瓶ビールをお願いして、夫と乾杯しました。

この日いただいたお料理
うすいえんどうのすり流し
ホッとする優しい味わい。
鱧の焼き霜
脂が乗っていて、フワッと柔らか。
鮪の刺身
口の中でとろけました。絶品。
季節野菜の蒸し煮
盛り付けの美しさに、この日もビックリ‼
シンプルで斬新な大将のセンス、素晴らしい。もちろんお味も絶品です。
アブラメのお椀
ホッコリ優しい味わい。
琵琶湖の小鮎 塩焼
美しく、おいしいです。
雲丹のジュレ寄せ
パッと見て、モネの「睡蓮」をイメージ。
私、モネもウニも大好き。
蕎麦がきの白味噌仕立て
いつもながら完璧です。
ぐじの炊き込みご飯
これまた絶品。おかわりしました。
抹茶寒天
ツルンと濃厚。和菓子屋さんも真っ青のおいしさ。

この日いただいたお酒
瓶ビール
亀齢 
大信州

この日のお料理も、どれも大、大満足でした。
新規開拓も楽しいのですが、やはりこちらは格別。
次回は12月。今から楽しみにしています。
《再訪》2017年11月初旬

京都旅行3日目の昼、北野天満宮を訪ねたあと、
半年ぶりにこちらのお店を訪ねました。
今回案内していただいたのは奥のテーブル席。
予約時にお料理はお願いしているので、
まずは瓶ビールをお願いしました。

この日いただいたお料理
聖護院かぶらのすり流し
かぶそのものの甘みがホワッと優しく広がります。
柚子の香りがほんのり。身体が温まります。
一本釣りのノドグロ 焼き霜
脂が乗っていて、トロッとしています。最高。
季節野菜の吹き寄せ
なんという美しさ!
装飾をそぎ落とし、野菜同士の組み合わせ、そして器だけで
色鮮やかな秋を演出。色彩配分も盛りつけも完璧で思わずウットリ!
もちろん大将が吟味した野菜も最高の味。
天然のすっぽん鍋
アツアツ。臭みがなく、身がしっかり。おいしいです。
マナガツオの焼き物
さらに、お酒がほしくなります。
蕎麦がきの白味噌仕立て
いついただいても絶品です。
同じものが作りたくて、大将に聞き、同じお店の白味噌で何度も作りました。
でも蕎麦掻きがうまくまとまらないとかね。もう諦めましたが……。
焼き松茸と鱧のご飯
おいしいですねぇ。
波照間島の黒糖葛寄せ
プルプル。優しい甘さ。
信州コンコード ブドウジュース
ググッと濃厚。おいしいです。

この日いただいたお酒
瓶ビール
みむろ杉

今回のお料理も非常に完成度が高く、大、大満足でした。
次回は3月。今から楽しみにしています。
《再訪》2017年5月初旬

京都旅行1日目の夜、約2年ぶりにこちらのお店に伺いました。
いつの間にか、お座敷にステキなテーブルと椅子が置かれています。
以前から、「テーブル席に……」との要望があり、
10年目を機に思い切ってテーブル席にしたそう。
正座が苦手な私にとって、これは嬉しいです。
まずは、瓶ビールをお願いして乾杯しました。

この日いただいたお料理 15000円のコース
うすいえんどうのすり流し
ホッとする優しい味わい。
甘鯛の刺身
鮪カマの焼き霜
おかわりしたいおいしさ。
春野菜の白和え
アブラメの葛タタキ
卵黄の味噌漬け ジュレ仕立て
趣向を変えてジュレ仕立てに。スダチの酸味がマッチ。
天然青鰻の白焼
アブラが乗っていて、プリッとした歯ごたえがすごい。
大変美味。
琵琶湖の小鮎 塩焼
美しく、そしておいしいですねぇ。
蕎麦がきの白味噌仕立て
いつもながら絶品です。
比叡山の山菜と鰻ご飯
これまた絶品。
抹茶寒天
ツルンとサッパリ。おいしいです。

この日いただいたお酒
ビール
田中六五

この日のお料理も、どれも完璧。すばらしい内容でした。
女将さんはもちろん、大将の接客(!)もすばらしく居心地満点。
満ち足りたひとときを過ごすことができました。
また秋に伺います。
こちらに移転してから、ずっと訪ねたいと思い続け、
今回、ようやく伺うことができました。
以前のお店も風情があって素敵でしたが、さらに良い雰囲気です。
女将さんに、坪庭の眺めが楽しめる奥のお座敷に案内していただきました。
優に6人は座れる大きなテープル席に2人だけ。贅沢ですねぇ。

お料理は、予約時に決めておいたので、
まずは瓶ビールをお願いして、夫と乾杯しました。

この日いただいたお料理 10000円のコース
うすいえんどうの葛引き
うすいえんどうのホクホクした食感と優しい甘みを、
葛のとろみと生姜の風味で引き立てて。春らしい、淡い味わい。
金目鯛の焼き霜
金目鯛の甘みと表面を焼いた香ばしい味わい。ボウフを添えて。大変美味。
春野菜の白和え
こしあぶらやフルーツトマト、菜の花、小芋、食用ホオズキ、吉野わらびを、
白ごまや豆腐などをペースト状にした、なめらかで濃厚なソースを絡めて。
煮物椀 あぶらめの葛たたき
脂が乗ってホロッとしたあぶらめ。上品ですがすがしいお出汁で。
比叡山で採れたタラの芽と梅肉を添えて。
卵黄の味噌漬け お出汁のジュレ
以前より浅漬けの卵黄です。まろやかな味わい。日本酒にぴったり。
琵琶湖の小鮎
しっとり、そしてパリッと塩焼きで。大変美味。
酢肴 車海老、もずく寄せ、空豆
プリプリの車海老や酸味が心地良いもずく寄せ、空豆、ウドを黄身酢で。
紫蘇の花穂を添えた見た目も華やか。爽やかな一品。
止め椀 そばがきの白味噌仕立て
まったり&まろやかな白味噌に、フワッとしたそばがきがたまりません。
白味噌の味が引き立つように、鰹節ではなく鮪節を使っているそう。絶品です。
食事 淡路産の鯛飯 香の物
淡路産の鯛飯。セリと浅葱を添えて。
お薄の抹茶寒天
抹茶寒天に粒あんを載せて。絶妙の組み合わせ。おいしいです。
このあと、甘味処に行こうと話していたのですが、その必要もなくなって。

この日いただいたお酒
瓶ビール
冷酒 宝剣 

移転前に一度だけ伺って、迷わず満点を付けたお店です。
より抜きの旬の食材、素材を生かした料理は、
一品一品凝縮した、なんとも繊細な味わい。
無駄なものをそぎ落とし、研ぎ澄まされた味、そして盛りつけ。
わびさびの世界というか、光安という小宇宙を堪能しました。

この日の昼は、私たちを含めて4人だけ。
「一人で仕事をしたい」という大将の思いから、以前と変わらず、
昼・夜とも、二席合わせて6人までしか予約を取らないという潔さ。

大将と女将さんに見送られて、今回も大満足でお店をあとにしました。
また伺いましょうっと。

  • (説明なし)
  • (説明なし)
  • (説明なし)

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3位

アピシウス (日比谷、有楽町、銀座 / フレンチ)

1回

  • 昼の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 4.5
    • | 雰囲気 4.5
    • | CP 4.5
    • | 酒・ドリンク 4.0 ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥15,000~¥19,999

2015/03訪問 2015/05/07

今も変わらず、素敵です

約20年ぶりに真紅の階段を下りて、こちらのお店に伺いました。
一足先に着いていたお友だちとウェイティングルームで合流して、
メインダイニングへ。
天井までゴージャスに生けられた真っ白なサクラがお出迎え。
まるでお花見をしているような気分です。
季節感いっぱいの華やかな演出に、私もお友だちもウキウキ。さすがですね。

さて、角のテーブル席に落ち着いて、メニューを拝見。
アラカルト料理の他に、コース料理が3種類用意されています。
2人とも「PRINTEMPS」8640円のコースをお願いして、
グラスのシャンパンで乾杯しました。

この日いただいたお料理(PRINTEMPS)
オリーブ
シャンパンにピッタリ。
ホタテ貝とサーモンのマリネ
シンプルでサッパリしたマリネ。素材の持ち味をそのまま生かして。
ライ麦のバゲットとバター
パンは3種類ありましたが、ライ麦のバゲットをチョイス。
冷製ビーフコンソメのジュレ キャビア、アボカド、ウイキョウのクリーム
ウイキョウのクリームソースのほのかな甘みとビーフコンソメジュレの旨み、
プチッとしたキャビアの食感と塩味が一体となって。
蛤と春野菜のエテュヴェ サフラン風味
蛤とタケノコやウドを使ったスープ仕立てのお料理。
蛤と春野菜をバターとサフラン風味のソースで。
蝦夷鹿肉、ドライフルーツ、松の実のブーレット ポワブラードソース
挽いた鹿肉とフォアグラをボール状にしたものが3個。
旨みが凝縮した赤ワインソースで。絶妙です。
ワゴンデセール
数種類用意されたケーキから、タルトタタンとパリブレスト、
ガトーショコラをチョイス。
あと、紅茶のアイスクリームとカシスのシャーベットも。
カプチーノ

この日いただいたワイン
パイパー・エドシック エッセンシエル・キュヴェ ブリュット
プイィ・フュメ プレステージ 2010
コート・ロティ ミシェル・エ・ステファン・オジェ 2008

いただいたお料理は、いずれもおいしくて懐かしい味わい。大満足でした。
クラシカルで落ち着いた雰囲気のインテリアと名画の数々は以前のまま。
テーブルの間隔がやや狭かった記憶があったのですが、ゆったりしていました。

私たちを担当してくれたスタッフに、以前こちらで、
黒トリュフがゴロゴロ入ったオムレツをいただいたことがあり、
今も印象に残っていると話したら、ニッコリと微笑んで、
「まだ、メニューにありますよ」と教えてくれました。

今も変わらず、とっても素敵なお店。
次回は20年後ではなく、もっと早く伺いましょうっと。

  • オリーブ
  • パイパー・エドシック エッセンシエル・キュヴェ ブリュット
  • ホタテ貝とサーモンのマリネ

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4位

シェ・イノ (京橋、宝町、銀座一丁目 / フレンチ)

1回

  • 昼の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 4.3
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク 4.0 ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥10,000~¥14,999

2015/11訪問 2015/12/17

アズ・タイム・ゴーズ・バイ

こちらに伺う数週間前、約20年ぶりに京橋に来たのですが、
駅周辺がガラッと変わっていて、とっても驚きました。
「確か、ここは協和銀行で、いつか行きたいと思っていたイノも、
この辺りにあったはず。きっと、このビルに入ったのね……」。
そんな話をお友だちにしたら、「あぁ、イノね。私も行ってみたかったの。
今度、一緒に行きましょうよ!」ということで、さっそく予約しました。

そして当日。お店の住所が以前同様京橋だったので、場所の確認を怠り、
そのビル内や周辺をしばらく探したのですが全然見つかりません。
とうとう千疋屋の前まで歩いてきてしまい、お友だちにヘルプの電話。
明治屋裏にあるこちらのお店に、ようやくたどり着くことができました。
スタッフに、いつ頃移転したのかと聞いてみたら、なんと12年前だそう。

お友だちが待つ窓際のテーブル席に案内していただき、
とりあえず白ワインをお願いして、4種類用意されたランチのコースから、
二人とも8640円のコースを選びました。

この日いただいたお料理
オマール海老のガトー仕立て“コート・ドール”風
オマール海老と色鮮やかな野菜たっぷりのテリーヌを4種類のソースで。
プリッと甘いオマールと貴腐ワインのソースが相性抜群。
イサキのグリル プロヴァンス風ソース
表面はパリッと香ばしく、中はシットリと焼かれたイサキ。
帆立のムース アメリケーヌソース(友人)
仔羊のロースト ディジョン風
生後3ヵ月のヒツジちゃん。ナイフとフォークを置いて、手づかみでガブリ。
柔らかくて、とってもジューシー。絶品でした!
和牛肉ソテー ペリグーソース(友人)
デザート
ワゴンサービスから、パリブレスト、タルトタタン、レモンケーキ、
洋なしのコンポートをチョイス。
カプチーノ

この日いただいたワイン
ドメーヌ・シャンソン ペルナン・ヴェルジュレス
プルミエ・クリュ レ・カラドー 2013
シャトー・グラン・ポンテ 2010

お料理は、なんといってもメインの仔羊がおいしかったです。
ワインはソムリエさんオススメのものをいただきました。
夜用のワインをランチ価格で出してくれたよう。お値打ち感がありました。
お店の雰囲気もサービスも心地よく、ゆっくりできて大満足。
また折を見て、伺いたいと思います。

  • 仔羊のロースト ディジョン風
  • ドメーヌ・シャンソン ペルナン・ヴェルジュレス プルミエ・クリュ レ・カラドー 2013
  • オマール海老のガトー仕立てコート・ドール風

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5位

祇園 にしかわ (祇園四条、清水五条、京都河原町 / 日本料理)

1回

  • 昼の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク 4.0 ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥10,000~¥14,999

2015/04訪問 2015/06/04

確かな味と、コスパの良さと

《再訪》2015年4月下旬

3泊4日の京都旅行最終日、フジが見事な平等院を訪ねたあと、
こちらのお店に伺いました。

今回は直前に予約したのでカウンター席が取れず、
大部屋(?)に案内していただきました。
あらかじめ5000円のコースをお願いしておいたので、
まずは生ビールで乾杯。

この日いただいたお料理
先付/イイダコとホワイトアスパラガスの黄身酢がけ、
鯖寿司、筍の木の芽和え
椀物/鯛の葛餡、ヨモギ麩

プルッと、そしてシットリした鯛。ふくよかな味わいのお出汁。絶品。
刺身/鯛の焼き霜 白子ソースと桜の香りのジュレで
身が締まった鯛の焼き霜と桜風味のジュレ。これ、合いますねぇ。
焼き物/サクラマスの木の芽和え 空豆
煮物/蛍烏賊の飛竜頭 春野菜のあんかけ

フワフワの飛竜頭にウキウキ。ホッコリ優しいお出汁で。
食事/生姜ご飯、赤出汁、香の物
甘味/抹茶シャーベット、わらび餅

金平糖

この日いただいたお酒
生ビール
まつもと 純米吟醸

今回は、2〜4人掛けのテーブル席が並ぶ大部屋でした。
雰囲気は前回のカウンター席のほうが良かったのですが、
所作が素敵な女性スタッフのおもてなしに癒やされました。
今回もすべておいしくいただくことができて、大満足。
次回は、夜に伺いましょうっと。

なお、今回の写真は(2015.4)とある最初の18枚です。
………………………………………………………………………………
2014年4月

確かな味と、コスパの良さと

「高台寺」で新緑の庭を堪能したあと、
そこからほど近いこちらのお店に伺いました。

店内に入って予約名を告げると、カウンターのいちばん奥の席に案内されました。
カウンター12席は、これ以上椅子が入らないほど。
隣のお客様との間隔はほぼないに等しく、かなりの圧迫感で窮屈。
もちろん満席です。

あらかじめ、8000円のコースを予約しておいたので、
白ワインのハーフボトルをお願いしました。

この日いただいたお料理
八寸/イイダコの柔らか煮、鯖寿司、タケノコの木の芽和え、
のれそれ(三杯酢)、羽二重蒸し(具はヨモギ麩と鯛)

鯖寿司は脂が乗った絶品。のれそれもイイダコも美味。お酒がすすみます。
椀物/タケノコしんじょと若布
タケノコのサクサクした食感が楽しいフワフワのしんじょ。繊細なお出汁。
造り/カツオのタタキ、明石の鯛、明石のタコ、タイラギ、モンゴウイカ
お造りは、ポン酢、醤油など3種類の付け醤油でいただきます。
アイスプラント、ラディッシュ添え。
別皿は薬味。ハマボウフやミツバ、クレソン、ショウガ、山葵など。
カツオのタタキがこれまた絶品。藁の良い香りで、旨みたっぷり。
焼物/サクラマスの西京焼き、シイタケ、空豆
サクラマスの西京焼きは普通のおいしさ。シイタケは肉厚。
和え物/鯛の白子、春キャベツ、フルーツトマトの胡麻酢和え
ねっとりと濃厚な味わいの鯛の白子を、胡麻酢でさっぱりと。
煮物/桜エビと湯葉の揚げもの
ピンク色が春らしい、桜エビと湯葉の揚げもの。
ウルイ、タラの芽、フキノトウ、ミツバなど春の香りの野菜を添えて。
食事/グリーンピースご飯、香の物、味噌汁
グリーンピースご飯がおいしくて、お腹いっぱいなのに、おかわりしました。
甘味/わらび餅、抹茶シャーベット、フルーツのゼリー寄せ
出来たてのわらび餅。温かくておいしいです。
金平糖

この日いただいたお酒
グレイス グリド甲州 ハーフボトル

いただいたお料理は、いずれもおいしくて高水準でした。
ランチはコスパ抜群なので、着席時に気になっていた詰め込みすぎの窮屈感も、
途中から、「まぁ、仕方がないか」と思えてきました。
30代後半とまだ若く、気さくで楽しいご主人。
料理人として、今まさに脂が乗りきっているという感じがしました。

  • 先付/イイダコとホワイトアスパラガスの黄身酢がけ
          鯖寿司、筍の木の芽和え
          (2015.4)
  • 生ビール(2015.4)
  • 先付の鯖寿司(2015.4)

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6位

アロマフレスカ (銀座一丁目、銀座、有楽町 / イタリアン)

4回

  • 夜の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 4.5
    • | 雰囲気 4.5
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク 4.0 ]
  • 昼の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 4.8
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク 4.0 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥20,000~¥29,999 ¥15,000~¥19,999

2019/08訪問 2019/09/02

大好きなリストランテ

《再訪》2019年8月下旬

前回から約5ヵ月ぶり、ランチタイムに4人で訪ねました。
フロアの中央にはヒマワリのアレンジメント。
元気一杯に咲き誇っていて、ステキですね。
今回は4人でしたので、スプマンテをボトルでお願いして乾杯しました。

この日いただいたお料理
小さなお皿をいろいろ
アジアの香りの車海老フライ
うなぎとキャビア じゃがいものフィルム
白トマトのズッパとブッラータチーズ
グリッシーニとパン

縞鯵のカルパッチョ仕立て オクラの花添え
ピンクや黄色の花と緑色のソース。色調が美しく、食欲をそそります。
冷たいパスタを少し
スパゲッティ 焼きとうもろこしのアッリオーリオ 夏トリュフ添え
焼きとうもろこしもサマートリュフもたっぷり。
柑橘のシャーベット
特選和牛のステーキ 赤ワイン風味 アロマフレスカ風 (+1000円)
レアでいただきました。プラス料金以上の価値があり、感謝〜♪
季節のドルチェ/桃のコンポート
カフェラテ
小菓子


この日いただいたボトルワイン
スプマンテ
白ワイン

以前、同じ季節に来ているので、お料理がいくつか重なってしまいましたが、
今回もお料理だけでなくトータルで大満足。次回はいつ伺いましょうかぁ〜。
《再訪》2019年3月末

休日の昼に、こちらのお店を訪ねました。
ランチタイムですが、夜のコースを予約しておきました。
前回と同じ席に落ち着いて、まずはシャンパーニュで乾杯。

この日いただいたお料理 メニュー アロマフレスカ
最初の一皿
焼き鰻
グリッシーニとパン3種
焼きタラバ蟹のインサラータ アロマフレスカ風
タラバ蟹がたっぷり。グレープフルーツの酸味と良く合います。
穴子の香草蒸し フレッシュトマトの香り
あっさり&ふっくら蒸した穴子。トマトの酸味爽やか。
春の香りを少し
筍のスープ。春ですね〜。
スパゲッティ 金華豚とラディッキオのミートソース アロマフレスカ風
じゃがいもを詰めたラヴィオリ バジリコ風味
桜鯛と地蛤 春野菜のココット焼き
絶品でございます。
柑橘のシャーベット
和牛のビステッカ アロマフレスカスタイル
「やっと会えたね」という感じ。
熟成肉かと思ったけれど違いました。旨味があっておいしいお肉。
季節の野菜
焼きタマネギ。ホックホクで甘くてメチャうま。
柑橘のシャーベット
夫が春キャベツと唐墨のパスタを少しお願いしたので、
私には柑橘のシャーベットのパート2が。
お楽しみの皿
苺と綿飴
小菓子
飲み物
カプチーノ

この日いただいたグラスワイン
スプマンテ
白ワイン
赤ワイン

洗練されたお料理は彩りが良く、季節感もたっぷり。
いずれもおいしくいただきました。
前回同様、ジェントル&フレンドリーな接客も、
シンプルで落ち着いた雰囲気のインテリアも良い感じ。
満開のサクラとコデマリのアレンジは明るくて華やか。
お料理も雰囲気も、重過ぎず、軽過ぎず、絶妙のバランス。
やっぱり大好きなリストランテです。

尚、今回は夜のコースをいただいたので夜の評価にしました。
《再訪》2018年3月下旬

前回から約2年半ぶり、休日の午後に、
夫と二人でこちらのお店を訪ねました。

今回、私たちが案内されたのは奥のテーブル席。
正面にゴージャスな春の花のアレンジメントがあって、
春爛漫の色彩と生命力に、気分がウキウキ。
とりあえず、スプマンテをお願いして乾杯しました。

この日いただいたお料理
小さなお皿をいろいろ
フォアグラのフラン
鰻とキャビア
春の香りの車海老フライ

グリッシーニとパン2種
グリッシーニとバゲットとフォカッチャ。
槍烏賊のインパデッラ 山菜添え
槍烏賊はふっくら。スパイスを利かせたソースと合わせて。絶妙。
春の香を少し/筍のスープ
毛蟹と根三つ葉 フレッシュトマトのタヤリン
すべて大好きな素材ばかり。とってもおいしいです。
ただ、毛蟹の身を取り出すのに少し手間取り、
手打ちのタヤリンが伸び気味になったのがちょっと残念。
柑橘のシャーベット
和牛のステーキ プレアヴェルデ添え
おいしいお肉にプレアヴェルデをたっぷり付けて。
季節のドルチェ/苺のコンポート、ジェラード、綿飴
カフェラテ
小菓子


この日いただいたグラスワイン
スプマンテ
シチリアの赤 
ロッソ・ディ・モンタルチーノ 2014

お料理はいずれもおいしく、
ワインもおもしろいものがいただけて大満足。
シンプルで清楚、落ち着いた雰囲気の店内も、
ジェントルでフレンドリーな接客スタッフも良い感じ。
とても良いお店、大好きなお店だわぁ、と改めて思いました。
今回、初めてこちらを訪ねた夫もとても気に入って、
「年に4回は来たい」とスタッフに話していたので、
「もし私以外の人と来たら、ちゃんと教えてね」と頼んでおきました。
ずっと以前から、こちらのお店を訪ねてみたいと思っていました。
でも、なかなか機会に恵まれず、もう忘れかけていたある日、
「ランチが始まったみたいよ」と、友人が教えてくれました。
すぐに確認してみたら、あららっ、本当です。
さっそく平日の昼に、友人と2人で伺いました。

私たちが案内されたのは窓際奥のテーブル席。
店内は白を基調とした上品なインテリアと、
カーテン越しに差し込む優しい光が印象的です。
夜も素敵でしょうが、昼も良い雰囲気。これは快適です。
とりあえず、2人ともスプマンテをお願いして、
「久しぶり」と乾杯しました。

この日いただいたお料理
小さなお皿をいろいろ
うなぎとキャビア

けっこう厚みがある白焼き。キャビアと鰻って合いますね。
アジアの香りの車海老フライ
以前、お隣のサーラ・アマービレでもいただきましたが、
パリッと揚がったカダイフと小ぶりの車海老が良い感じです。
帆立のクネルを詰めたムール貝のヴァポーレー
ムール貝を一口いただいたら、帆立のクネルがはじけました。
プリプリの食感です。
グリッシーニとパン2種
グリッシーニとバゲットとフォカッチャ。いずれもおいしいです。
メジ鮪のカルパッチョ仕立て フレッシュトマト風味
鮪が大好きなので、量がたっぷりでうれしいです。
酸味と塩味が利いたドレッシングで、ワインがすすみます。
冷たいパスタを少し
シマエビとカラスミ

さっぱりと夏らしくておいしいです。
やはり、しっかりめの塩味です。
スパゲッティ とうもろこしのアッリオーリオ 夏トリュフ添え
トリュフの良い香り。焼きトウモロコシが香ばしくて食感もいいです。
夏トリュフとガーリックたっぷりのアッリオーリオで元気いっぱいに。
柑橘のシャーベット
レモンとパッションフルーツのシャーベット

思いっきり酸っぱくて、酔いが覚めそう。
アロマフレスカ風 和牛のステーキ 赤ワインソース
おいしいロース肉。ソースとの相性も良かったです。
やっぱり、こうでなくては。
チョコレートとアイスクリーム
小菓子
カプチーノ


この日いただいたグラスワイン
スプマンテ(銘柄未確認)
ティーフェンブルンナー リンティクラルス シャルドネ 2012
マリナチヴェティック メルロー

お料理は全体的にしっかりめの味付け。ワインがすすみます。
ただ、8500円のコースにワイン3杯で18000円強ですから、
グラスワインがちょっと高めかなという印象です。
でも雰囲気が素敵だし、大好きな銀座だし、
比較的すいていてゆっくり寛げたし、満足したし……。

やはり、エレガントで素敵なイタリアンでした。
とっても気に入ったので、折を見て、また訪ねたいと思います。

  • スプマンテ
  • オリーブ
  • 小さなお皿をいろいろ

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7位

銀座 ハプスブルク・ファイルヒェン (銀座、東銀座、新橋 / ヨーロッパ料理)

1回

  • 昼の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.3
    • | サービス 4.5
    • | 雰囲気 4.6
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク 4.2 ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥10,000~¥14,999

2015/10訪問 2015/10/11

オーソドックスで優しい味わい

《再訪》2015年10月初旬

約2年ぶり、平日のランチタイムに4人で伺いました。
ランチのコース3種類の中から、5500円のコースと
ウィーナーバインシンケンを少しずつお願いして、
ソムリエさんオススメの白ワインで乾杯しました。

この日いただいたお料理
ウィーナーバインシンケン
キッチンからのご挨拶
オーストリア伝統的なオードブル盛り合わせ
ウィーンのコンソメスープ アイヤーティッヒを浮かべて
梅山豚肩肉の赤ワイン煮込み サビエッテンクヌーデルを添えて
キブフェルを使ったスフレとバニラソース
キャラメリゼした林檎を添えて
メランジェ
プティフール

この日いただいたワイン
ユルチッチ・グリューナーの白ワインをボトルで。
グラスの赤ワイン

お料理の盛りつけも味わいも、目新しさはないけれど、
オーソドックスで優しい味わい。安定感がありますね。
店内は静かで上品。サービスも心地良く、ゆったり寛ぐことができました。
やっぱり良いお店ですね。
また折を見て伺いたいと思います。

なお、今回の写真は(2015.10)とある最初の15枚です。
……………………………………………………………………………………
2013年8月

オーソドックスで優しい味わい

うだるような暑さの中、以前から行ってみたかったこちらのお店を訪ねました。
エレベーターに乗って7階に着くと、そこはもうエレガントなお店の中。
男性スタッフに予約名を告げ、案内された窓際のテーブル席には、
ひと足先に着いていた友人が優雅にワインではなく、お水を飲んでいました。

「素敵なお店ね」とニッコリ笑う友人に大きく頷き、メニューに目を通しました。
ランチのメニューは、「ハーフコース」5250円と「フルコース」7700円の2種類、
そしてアラカルトが用意されています。
私たちは「ハーフコース」と、アラカルトの「ウィーナーバインシンケン」をお願いして、
オーストリアの白ワインで乾杯しました。

この日いただいたお料理
アミューズ/鰺のフリット、トマトとセロリ
カラッと揚げた鰺のフリットに、細かいさいの目切りにしたトマトとセロリを合わせて。
アラカルトで/梅山豚の骨付き熟成ハム「ウィーナーバインシンケン」
目の前で切り分けられた梅山豚のハム。しっとりとしていて、旨味たっぷり。
パンとホイップバター
密度があって、噛むほどにおいしいパン。半冷凍のものをオーストリアから取り寄せて、
こちらのお店で焼きあげているそう。ホイップバターも塩味が程良く美味。
このパンとホイップバターとハム、そしてワインだけで満足できそう。
前菜/オーストリア伝統的なオードブル盛り合わせ
トロリと濃厚なジャガイモの冷たいスープ、岩魚のマリネのサワークリーム添え、
貴腐ワインで煮込んだ穴子のマリネ、上品な味のチキンハム、
ローストビーフなど全部で5種類。いずれも完成度が高くて大変美味。
スープ/夏野菜の冷製スープ サワーミルヒのアオフラオフ
トマトをベースにキュウリやセロリが入ったほどよい酸味の爽やかなスープ。
サワークリームのムースを浮かべて。
魚料理/時知らずのソテー 自家製のヌーデル 松の実の香り
旨味が凝縮した時知らずをムース状のバターソースでいただきます。
肉料理/黒毛和牛頬肉の煮込み ピルツライスを添えて 
ベーコンとタマネギのソース
(+600円)
じっくり煮込み、ホロホロと柔らかい黒毛和牛頬肉を
タマネギなど野菜の旨味たっぷりのソースで。
優しくまろやかな味。絶品です。
デザート/ルバーブのクーヘンとライムのソルベ
甘酸っぱいルバーブのタルトと白ワインのジュレがよく合っています。
ライムのソルベでさっぱりと。
メランジェとプティフール
ホイップミルクを浮かべた濃いコーヒーと一口サイズのチョコレートケーキ。

この日いただいたワイン
白ワイン×1杯
赤ワイン×2杯

お料理はオーソドックスなフレンチという感じで、ホッとできる優しい味わい。
フレンチほどバターを使っていないせいでしょうか。胃腸にも優しそうです。
サービスもとても心地良く、寛いで過ごすことができました。

ハプスブルグ帝国の栄華を彷彿とさせる煌めきのシャンデリアや
壁面を飾るクリムトの風景画や人物画、そして真っ白なテーブルクロスに銀のプレート、
じっくり時間をかけて丁寧に作られたおいしいお料理の数々……。

また大好きなお店を見つけてしまいました。折に触れ、訪ねてみたいと思います。

  • オーストリア伝統的なオードブル盛り合わせ(2015.10)
  • ユルチッチ・グリューナー(2015.10)
  • ウィーナーバインシンケン(2015.10)

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8位

ヴァリノール (荻窪 / フレンチ)

3回

  • 夜の点数: 4.3

    • [ 料理・味 4.3
    • | サービス 4.3
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク 4.5 ]
  • 昼の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 4.5
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP 4.5
    • | 酒・ドリンク 4.5 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥10,000~¥14,999 ¥10,000~¥14,999

2018/11訪問 2019/01/10

和テイスト、キラッとフレンチ

《再訪》2018年11月下旬

平日の夜に夫と訪ねました。
シェフが変わってから、実は3度目なのですが、
今回がレビューは初めてです。

この日いただいたお料理
秋刀魚/河豚
秋鮭『龍銀』/ハイビスカス・ローゼル
パン&バター
岐阜県産 茸/トリュフ
五島列島産 石垣鯛/タラコ
オーストラリア産 仔羊
栗/ショコラ/マスカルポーネ
コーヒー
小菓子

この日いただいたグラスワイン
シャンパーニュ
白ワイン
赤ワイン

今回、以前のシェフに負けず劣らず、魚料理が素晴らしかったです。
もちろんメインの羊ちゃんも、そしてデザートもおいしくて大満足。
シェフも安定感が出てきて、スタッフとの息も合ってきた感じです。
やっぱり大好きなお店。次回はいつ伺いましょうか〜。
《再訪》2016年12月中旬、2017年1月下旬

昨年12月にディナーで、そして今年1月にランチで伺いました。
いつも、お料理もワインもおいしくて大満足。
ずっとこのままでいてほしいのに……。
《再訪》2016年3月上旬

休日の午後、約半年ぶりに4人で伺いました。
ランチの4500円のコースをお願いして、シャンパンで乾杯。
いつもながら、旬の食材を生かしたお料理はもちろん、
ザマさんが吟味したワインも、とってもおいしくて大満足。
あぁ、楽しかったぁ。

なお、今回の写真は(2016.3)とある最初の14枚です。
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《再訪》2015年9月中旬

休日の午後、約半年ぶりに夫と伺いました。
ランチの4500円のコースをお願いして、シャンパーニュで乾杯しました。

この日いただいたお料理
アミューズ/キュウリのマリネとキュウリのソルベ、
ブラックオリーブのマドレーヌ

パン&バター/自家製カンパーニュと黒ごまのバター
サンマのスモーク 
なんとなく、酢飯がほしくなりますね。
白イカのポワレ
甘くて柔らかい白イカ。素材の良さが生きています。
ヤイトハタのグリエ
皮はパリッとしていて身はシットリ。ほうれん草のソースで。
仔羊のロティ
仔羊の赤身肉を脂身で包んでいます。柔らかくてジューシー。
シガールアイスクリーム
カプチーノ

ワインは、私も夫もシャンパーニュを1杯、
白を1杯、赤を1杯ずついただきました。
研究熱心なソムリエさんがおいしいワインを吟味してくれる幸せ。

今回も、お料理もワインも大満足でした。
この路線、大賛成です!
これからも定期的に伺いますので、ずっとここで、ね!!

なお、今回の写真は(2015.9)とある最初の14枚です。
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《再訪》2015年2月下旬

和のテイストを感じるフレンチ

休日の午後、約1年ぶりに夫と二人で訪ねました。
ランチのコースは、2800円と4200円の2コース。
4200円のコースをお願いしました。

この日いただいたお料理
アミューズ/舌平目とほうれん草のスープ、
ブラックオリーブのマドレーヌ

パン&バター/バゲットと黒ごまのバター
鰯のマリネ
新鮮な鰯のマリネをレモンソースと焦がしタマネギソースで。
鰯のハラスの唐揚げ、赤タマネギ、ナスタチウムと共に。
鰆の炙り
低温調理した鰆をサッと炙って。
パステルグリーンのビタミン大根のソースで。
舌平目のカダイフ包み
カダイフはパリパリ&サクサクで、中の舌平目はしっとり。絶妙の火入れ。
グリーンピースのソースと生ハムのエスプーマ。
カリカリの生ハムと椎茸を添えて。
仔羊のロティ
仔羊の赤身肉を脂身で包んでいます。鮮やかな緑色はコリアンダーソース。
アスパラガス、黒ニンジン、ジャガイモ千切りと共に。
程よい羊の風味がある柔らかいお肉。とってもおいしいです。
クレーム・ブリュレ
フランボワーズのアイスクリーム、チョコレートクランブルクッキーを添えて。
カプチーノ

グラスワインは、私も夫も白を2杯、赤を1杯ずついただきました。

あぁ、今回も大満足でした。
いただいたお料理はすべておいしかったけれど、
「舌平目のカダイフ包み」と「仔羊のロティ」は絶品でした。
「最近、魚がマイブームなんです」とシェフ。
私も魚介類が大好きなんですよ♪

前回に続いて今回もすばらしかったので、
4.3から4.5に上方修正いたしました。

これからも定期的に伺いましょうっと。

なお、今回の写真は(2015.3)とある最初の18枚です。
…………………………………………………………………………………………
《再訪》2014年2月上旬

和のテイストを感じるフレンチ

東京文化会館で行われた「オリィ伯爵」で、シラグーサの伸びやかな美声に
酔いしれたあと、私たち夫婦と叔母夫婦の4人で訪ねました。

あらかじめ、6000円のコースに決めていたので、
グラスの白ワインをお願いして乾杯しました。

この日いただいたお料理
アミューズ/ブラックオリーブのマドレーヌ、チーズのシュー
パン&バター/バゲットとバター
西洋松露/赤カブと帆立のマリネの上に、帆立の出汁のチュイル、
削った黒トリュフをのせています。根セロリのピューレ添え。
/低温で火を通してから炙ったサワラは、しっとりした食感で甘みがあります。
若草色のピューレはビタミンダイコン。カラシナ、プチトマト、エディブルフラワー。
虎魚/皮をカリッと焼いたオコゼのソテー。
ビーツソースの上にはオコゼの唐揚げと肝、そして空豆。
矢柄/ヤガラのポワレはキャベツのブレゼソースで。
あっさりした白身と甘みのあるソース、そして素揚げした桜エビの組み合わせが新鮮。
金華豚/山形県産の金華豚のロースは、アーモンドやパン粉、スパイスをまぶし、
カリッと香ばしくロースト。菜の花とレンコン、豚の脂身を添えて。
/甜菜糖のヴァニラアイスクリームと生クリームの下にはイチゴ。
サクサクのパイ生地など、全部絡めていただきます。
焼菓子/ホワイトチョコレートのメレンゲ、チョコレートのサブレ、
ピスタチオのフィナンシェ
ハーブティー

この日は前菜から4皿魚介料理が続きましたが、特に気に入ったのは「鰆」でした。
ワインは、グラスの白が4種類、赤が3種類用意されていました。

なお、今回の写真は(2014.2)とある最初の17枚です。
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《再訪》2013年10月中旬

和のテイストを感じるフレンチ

ランチタイムに夫と2人で伺いました。
なんと最後に伺ってから1年以上も経っていたとは……。
本当に時が経つのは早いものです。ビックリしました。

「お久しぶりです」とソムリエさんに挨拶をしてから、
「おいしい白ワインはありますか?」と聞いてみたら、
ピュリニー・モンラッシェがあるとのこと。
まずはそれをいただき、2人で乾杯しました。

この日いただいたお料理(2800円のコース)
アミューズ/ブラックオリーブのマドレーヌ、チーズのシュー
塩加減が絶妙でフッカフカ。これ、大好きなんです。
パンとバター/相変わらず、どちらもおいしいです。
前菜/フランス産ムール貝
小さなムール貝はペネスタ産だそう。ニンジンのピューレ、サフランのムースと共に。
ムール貝の旨味とほんのり甘いニンジンのピューレが相性抜群。
白ワインがすすみます。
魚料理/サーモンのポワレ
サーモンの下にはジャガイモのピューレ。しっかりした味わいのブールブランソースで。
肉料理/スペアリブ
旨味たっぷりのスペアリブを、甘くてコクがあるエピスソースで。
デザート/栗とコーヒーのグラス
フランス産の栗クリームが大変美味。
その下はブランマンジェとコーヒーのアイスクリーム、ナッツ類のプラリネ。
カフェ/カプチーノ
小菓子

この日いただいたグラスワイン
ジャン・リケール ピュリニー・モンラッシェ 2008
ドメーヌ・デュ・ジョンシエ リラック レ・ミューズ 2010
名称未確認の赤ワイン(写真をご覧ください)

前回、ひとつひとつのお料理のパワーが弱くなったように感じましたが、
今回はそんなことはまるでなく、充実した内容で大満足でした。
接客もとても心地良く、パリッと糊がきいた真っ白なクロス類も印象的でした。
また、研究熱心なソムリエさんがいるので、おいしくてリーズナブルなワインを
グラスで楽しむことができます。

しかし、この内容のお料理が2800円とは、いくら荻窪価格と言えども破格です。
老婆心ながら、ちょっと心配になってしまいますが、
わざわざ荻窪まで足を運ぶ価値があるオススメのお店だと思います。

なお、今回の写真は(2013.10)とある最初の14点です。
……………………………………………………………………………………………
《再訪》2012年7月

和のテイストを感じるフレンチ

日頃お世話になっているbottanさんご夫妻と、うどんが主食さんご夫妻に、
少しでもお礼がしたくて、ワインセラーに寝かしつけていたワインを起こし、
約半年ぶりに伺いました。

6人が揃ったところで、まずはシャンパーニュで乾杯。
和やかで楽しい宴が始まりました。

この日いただいたお料理 「シェフのお任せコース」8300円
アミューズ1/ブラックオリーブのマドレーヌとグリュイエールチーズのシュー
こちらの定番アミューズです。相変わらず美味。
アミューズ2/トウモロコシのカクテル仕立て
焼いたトウモロコシの香ばしさと帆立の甘味がマッチ。
帆立エキスのコンソメジュレはうま味たっぷり。
前菜1/京都樋口農園直送 賀茂茄子
ソテーした賀茂茄子にズワイガニをたっぷり載せて。
鮮やかな緑色のピューレはキュウリ。
ビネガーの酸味、塩、オリーブオイルというシンプルな味付けなのに、
ビジュアルも美しく大変美味。
前菜2/琵琶湖産稚鮎、青トマトのスープ
琵琶湖に見立てた青トマトのスープを挟んで、稚鮎のフリットが2つ。
フリットを載せている円柱はガレットでしょうか。
中にはクリーミーで濃厚な稚鮎のリエットが入っています。
青トマトのフレッシュさと酸味が利いたスープに稚鮎を浸していただきます。
フォアグラのポシェ、ビーツムース
約65度でポシェしたフォアグラを岩塩で。
左側はリンゴとレーズン、アプリコット。
真っ赤なビーツムースには白バルサミコのジュレがかかっています。
セルフィーユを添えて。
魚料理/明石鯛と佐賀海苔
表面だけに火を入れた明石鯛を佐賀海苔のスープでいただきます。鯛の出汁のスープ。
シェフお得意の和テイストの一品。イタチキュウリのマリネと水菜を添えて。
肉料理/乳飲み仔豚のロースト
スペイン産の乳飲み仔豚のロティをマデラ酒とアーモンド・リキュールのソースで。
手前は乳飲み仔豚の皮をカリカリに焼いたもの。
キタアカリのロースト、インゲンやちりめんキャベツ、ニンジンのブレゼを添えて。
フロマージュ/ブルードーヴェルニュとエポワス
スプーンの中はブルードーヴェルニュ。クルミとハチミツを添えています。
その下はエポワス。どちらもベストの状態です。大変美味。
左はオレンジピールとレーズン入りのパン。
デザート/パッションフルーツのパルフェ
パッションフルーツのパルフェとヘーゼルナッツのムース。
ジバラムースにカカオのチュイルを刺しています。
パッションフルーツとバナナのソースで。
カプチーノと小菓子

この日いただいたワイン
シャルトーニュ・タイエ キュベ・サン・タンス・ブリュット N.V.
シャサニー・モンラッシェ シャトー・ド・ラ・シャリエール 2008 
シャンベルタン ドメーヌ・アルマン・ルソー 1996 
アマローネ コスタセラ クラシコ マージ 2006 

今回、レビューしていない1月のランチから約半年ぶりに伺ったのですが、
一つひとつのお料理に感じられたパワーが、ちょっと弱まったような感じがしました。
ビジュアルや皿数の多さを考えたためか、ボリュームも少なくなった気が……。
新しさを求めることも大切ですが、オーソドックスさも忘れないでほしいと思います。

さて肝心のお礼ですが、ワイン代をしっかりちょうだいしてしまったため、
またの機会になってしまいました。お誘いしておきながら、すみません。
bottanさんご夫妻、うどんが主食さんご夫妻、どうもありがとうございました。
おかげさまで、「至福の地」で至福の時を過ごすことができました。

なお、今回の写真は(2012.7)と記載した最初の29枚です。
………………………………………………………………………………………………
2011年11月

和のテイストを感じるフレンチ

数ヵ月前の夜に訪問して以来、何かと理由をつけては食いしん坊4人で訪ねています。
私のテリトリーにこちらのお店ができて、とっても嬉しく思っています。
友人にも「荻窪においしいフレンチができたのよ」とすすめていますが、
もうすでに有名店のようですね。

今回、私がいただいたのは7800円(前菜4品、メイン、デザート)のコース。
前回、お店の方に「羊が好き。羊が食べたい!」と話していたようで、
この日、「メインに羊を用意しています」と言ってくださり、感激しました。

アミューズのブラックオリーブとチーズの焼き菓子を、
グラスのシャンパーニュとともにいただきながら、
ソムリエさんと相談して赤ワインのボトルをチョイス。

前菜のオマール海老は弾けるようにプリプリして甘く、
フォアグラの温製はユズの風味と相性抜群。
メインの羊は新鮮で柔らかく、表面がパリパリで中がジューシー。もう最高でした。
デザートの黒ごまのアイスクリーム、小菓子、お茶まで。
寛いだ雰囲気の中で、和の素材をいかした選り抜きの一品を堪能することができました。

  • アミューズ/秋刀魚
  • ジャンパーニュ
  • アミューズ/河豚

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9位

鮨 しゅん輔 阿佐ヶ谷 (阿佐ケ谷、南阿佐ケ谷 / 寿司)

1回

  • 夜の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 4.5
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク 4.5 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥10,000~¥14,999 -

2016/10訪問 2017/01/12

やっぱり、良いお店ですね

《再訪》2016年10月下旬

年に数回伺ってるのですが、ますます予約困難に……。
大好きなお店ですが、かなりハードルが高くなってしまいました。
次回は来月。今から楽しみにしています。

………………………………………………………………………………………
《再訪》2015年6月下旬

約3ヵ月ぶりに伺いました。
この日も、おいしいお寿司とお酒をたくさんいただいて大満足。
大好きなお店がテリトリーにあるって、なんて幸せなのでしょう♫

…………………………………………………………………………………………
《再訪》2015年1月中旬、3月中旬

いやいや、やっぱり良いお店です。
すでに予約困難で、自分の首を絞めることになるからレビューはやめようと
思っていたのですが、大将が新しいお客様の意見や刺激を求めているようで……。

お寿司屋さんて何回も伺わないと本当のところ、わからないと思うんです。
その日のネタや雰囲気はもちろん、大将やスタッフとの相性がとても大切ですから。
どうやら、私はこちらの大将やスタッフと波長が合うようで、居心地いいんです。
もちろん、大将やスタッフがどう思っているか別の話なのですが、
なんとなく許してくれているような気がするんですよね。
お寿司屋さんて、そんな安心感というか、気持ちのやり取りも大切な要素だと思います。

こちらのお店は控えめに言っても、この界隈では断トツのお寿司屋さんだと思います。
本当は秘密にしておきたいのですが、外国の方たちにも知れ渡っているようですし、
次回の予約も無事完了しましたので、今回もレビューすることにいたしました。

なお、前回、前々回に続いて大満足でしたので、評価を4.2から4.5に修正いたします。
…………………………………………………………………………………………………………
《再訪》2014年12月中旬

平日の6時に阿佐ヶ谷駅で夫と待ち合わせて、こちらのお店を訪ねました。
階段を下りていくと、店内から楽しそうな話し声が聞こえてきました。
先に中に入った夫が、「あらっ、どうして!?」。
続いて私も、「あっ、わぁ〜!」。
またまたバッタリ。うれしい偶然。
しばし、オフ会のような状態になりました。

つまみ
しめさば
ヒラメ
青柳
煮牡蠣 
プックリ大きな煮牡蠣が2個!
蛸の柔らか煮
イワシ巻き
おいしいですねぇ。
せいこがに 
うまうま。
鮟肝
まったり。ねっとり。おいしすぎ。

握り
墨烏賊
マグロ赤身

トロ
小鰭
かわはぎ
雲丹軍艦
はだて。しっかりしていて身崩れなし。甘くて、めちゃうま。

車海老
身が締まっていて、おいしいこと♫
雲丹ご飯 
うふふっ、そっと。うれしかったぁ。感謝〜!
イクラご飯
穴子

芝エビだけなの?ホタテも入っていると思っていました。
あさり潮汁

お酒
東洋美人など、私一人で約2合もいただいたそう。

いやぁ、今日もとってもおいしくて、夫も大満足でした。
次回の予約を入れて帰りましたが、これから予約が取れにくくなる予感が……。
こちらに伺ってみたいと思われている方は、早めの予約が吉だと思います。

………………………………………………………………………………………………
《再訪》2014年10月下旬

やっぱり、良いお店ですね

完全2部制になってから初めて。6時からの部を友人が予約してくれました。
そしらぬ顔をして座っていたら、お弟子さんに「久しぶりですね」と
声をかけられてしまいました。ええっ〜。あたふた、あわわ……。
以前、大将のうしろで緊張気味だったそのお弟子さんが、
今は前掛けをして包丁を握っています。お弟子さんもたくさん増えましたね。
なごやかでいい雰囲気です。

つまみ/
白身 ヒラメ、鯛、〆鯖
煮牡蠣 
焼きメヒカリ
海老味噌
鱈の白子
タコの柔らか煮
青柳
カラスミ 雲丹ご飯のせ

「確か雲丹好きでしたよね」と大将。覚えていた由。
本当だとしたら、すごいこと。
軽く炙ったカラスミと雲丹。おいしいです。しかもおまけ付き。感謝〜!
鮟肝
あといくつか

握り/
イカ
中トロ
カサゴ
雲丹の軍艦
 
てんこ盛りでうれしすぎ!
煮鮑
おいしいところをいただきました。柔らかくて最高。
コハダ
かわはぎ
車海老
 
絶品でした。
穴子 
あいかわらず大変美味!
イワシ巻き
いくらご飯 
あさり汁
玉 

まるでスイーツのよう。

「シャリの酢の塩梅と硬さを、この3〜4ヵ月で変えました」と大将。
以前より、シャリは硬めで酢は強め。私、好みです。

居心地も良かったし、みんなおいしくいただけて大満足。
次回の予約も無事完了。という訳で、4.0から4.2に上方修正いたしました。

なお、店内は撮影禁止なので、今回の写真は(2014.10)とある最初の1枚です。
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《再訪》2012年3月中旬

やっぱり、別世界でした

約2ヵ月ぶりの再訪。
万難を排して6時半前に到着し、お店の前で約10分待って、開店と同時に入店。
前回同様、おまかせで。

この日のおまかせ(順不同。抜けも勘違いもあるかも知れません)
ツマミ/鯛、鰈、煮牡蠣、煮鮹、あん胆、小鰭の生姜巻き、
○○(深海魚)の塩焼き、げそと茎山葵の和え物、青柳酢の物、鮑の胆、〆鯖
握り/皮剥、春子、細魚、鰹、巻海老、鳥貝、鮪(赤身、中トロ)、
蛍烏賊の軍艦巻、煮鮑、金目鯛、穴子(ツメ)、玉
追加/鰺
日本酒/東一×3、惣邑×1、東洋美人×1、駿×1、十四代×1(2人で)

お会計は2人で27000円。

待望の再訪でしたが、残念ながら前回のような感動はありませんでした。
期待の雲丹もなく、日によって満足度にかなり差があるように感じました。

平日でも店内は満席。2回転制になったみたいです。
もう少しつまみたいところでしたが、この日の追加は鰺と甘エビだけとのこと。
追加で鰺を1貫いただいたところで電話が鳴り、
「次のお客様がお待ちですので、すみません……」と言われ、
お椀もお茶もいただけないうちに席を立ちました。

前回は年配のお客様もいらしたのに、今回は20〜30代のカップルが多く、
一通りいただいたら、皆さん満足されたご様子です。

やはり、ここは別世界でした。
古巣のお寿司屋さんに戻って寛ぐことにいたします。
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2012年1月中旬

定期的に訪問したい別世界

以前から友人がマークしていたというお店「なんば」に初めて伺いました。
私も知人から、「荻窪に、おいしいお寿司屋さんがありますよ」と、
一年ほど前に聞いていたのですが、阿佐ヶ谷に移転後の今回、
ようやく訪ねることができました。

開放感がある店内に入ると、真新しい白木のL字カウンター越しに大将の姿が。
その正面席に案内され、緊張しつつ、「おまかせ」をお願いしました。
「シャリシャリ…」というツマミの鮃を切る音を聞いているうちに、
緊張感は徐々に消え、大将に選んでいただいたお酒も手伝って、
くつろいでおいしくいただくことができました。

この日のおまかせ(順不同。抜けもあると思われます)
ツマミ/鮃、〆鯖、穴子(塩)、鮟肝、煮牡蠣、煮蛸、平貝(炙り)、
赤貝ひも、白魚のポン酢、茶碗蒸し(白子ソース)
握り/カワハギ、烏賊、赤貝、鮪(トロ)、鰤ヅケ(炙り)、煮鮑、
細魚、春子、小肌、穴子(ツメ)、紫ウニ(北海道産)、才巻海老、玉
お椀
追加/カワハギ、干瓢巻き
お酒/ビール(エビス小瓶×1)
日本酒(東一×1、惣邑×1、安芸虎×1)

すべておいしくいただきましたが、
鮃、カワハギ、春子、穴子、鰤、紫ウニは格別でした。
お会計は2人で28000円。
時々訪ねているお寿司屋さんの約1.5〜2倍ですが、やはりここは別世界。
定期的に訪問できたら幸せです。

  • 鮨 なんば
  • 鮨 なんば
  • 鮨 なんば(2014.10)

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10位

御料理 はやし (出町柳、今出川 / 日本料理)

1回

  • 昼の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 4.5
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク 4.0 ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥8,000~¥9,999

2015/10訪問 2015/11/02

お料理が語ります

京都2日目のお昼に、こちらのお店に伺いました。

玄関で靴を脱ぎ、若いお弟子さんに案内され、カウンター席へ。
カウンター内で、黙々と鱧の骨切りをするご主人。
掘りごたつ式のカウンター、角の席に落ち着きました。

この日いただいたお料理
銀杏豆腐
銀杏の苦みとモチッとした食感。おいしいです。
カリン酒
八寸/銀杏、ワカサギ、砧巻き、錦糸巻きなど

ほどよい酸味の砧巻きや錦糸巻き。どれも丁寧で繊細な味わい。
秋刀魚の棒寿司
〆加減が良く、見た目も美しいです。
お造り/イカ、鮪、鯛
お椀/海老しんじょ

スッキリと清涼感があるお出汁。おいしいです。
プリッとした食感の海老しんじょ。
煮物/ユリ根と鱧、飛竜頭
先ほど、ご主人が骨切りしていた鱧。ふっくら。
蟹の酢の物
お食事/お茶漬け、香の物
丸い焼きおにぎりを崩してサラサラッと。
水菓子/レモンのシャーベット
胡桃餅
お薄

この日いただいたお酒
瓶ビール 1本
林泉 1合

お料理は、ほぼ最後まで説明はなく、静寂の中で供されました。
ピンと張りつめた雰囲気。
緊張感が漂う満席のカウンター席で、上質で優しい味わいのお料理を、
それぞれひっそりと楽しむという感じでした。

カウンター席は、他のお客様がいる時は撮影禁止です。
記憶に頼って書いているので、間違いも抜けもあると思います。

お客様がポツリポツリと席を立ち始めた頃、
前日に伺った「味ふくしま」の話から、
ご主人と会話がはずみ、一気に楽しい雰囲気になりました。
「料理の説明は難しいんですよ。うちは常連さんが多いので、
見ればわかるものを、いちいち説明するのも失礼ですから。
わからないものがあれば、なんでも聞いてください。
料理のことなら、だいたいわかりますから」とご主人。
お茶をいただく頃には、すっかり寛いで……。
「ぜひ、またいらしてください」と、
ご主人に見送っていただき、大満足でお店をあとに。

ほろ酔い気分のまま、JR東海の「そうだ京都、行こう。」の、
秋のポスターになっていた北野天満宮に向かいました。

  • 銀杏豆腐
  • 御料理はやし
  • 北野天満宮
  • 北野天満宮

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