2回
2021/10 訪問
タカリ料理も秀逸
2021/10/24 更新
2021/09 訪問
小さなネパール旅行を、のコピーに恥じない
ネパール料理店がひしめく新大久保において、伝統料理を出すお店は片手で数えるほどしかありません。
他のほとんどはモモなどの酒の肴、大衆料理のダルバートのみです。
雑居ビルの4Fに上がるとそこはネパールの民族博物館のような内装で、メニューもネワリ料理とタカリ料理を区別して書いてあるなど、ネパール民族の誇りを感じさせます。
ネワリ料理のネワリサマエバジセットをいただいたところ、木の葉を圧縮して作ったような使い捨てのお皿にワンプレートでサーブされました。
南インドではバナナの葉を使いますが、ネパールにはバナナはなさそうですから、別の葉を使うのでしょう。
日本で手に入る野菜を使っていますが、インド料理店を渡り歩いている自分でも新鮮な風味がしました。
見た目から量が少ない気がしたものの、バトマス(大豆)やチョイラ(マトンの干し肉)などの歯応えのある一品が入っており、噛んでいるうちに満腹になってきます。
こういった歯ごたえのある料理はずいぶん久しぶりでしたし、現代のインド料理は柔らかく煮込んだ肉ばかりなので、他で味わうのも難しいでしょう。
ネパールにトリップして伝統文化に浸るのに最適なお店です。
またお邪魔します。
2021/09/11 更新
以前は伝統的なネワリ料理をいただいたのに続き、よりポピュラーなタカリ料理をいただきました。
ネパール料理で最も普及しているダルバートもタカリ料理の系列です。
こちらのダルスープは豆の風味がよいのが特徴で、バターの風味と調和しています。
バスマティライスの香りも良い。
タカリセットを注文して野菜カレーを選んだところ、カレーのジャガイモとサブジのジャガイモがかぶってしまい、マトンにしておいた方がよい気もしましたが、総じて旨味が強いのであまり気にせずいただけました。
家庭的なモモと違って外食らしいダルバートをいただくなら、アーガンが一番でしょう。
またお邪魔します。