4回
2022/12 訪問
いつ来ても期待値を超えてくる
まず、アワード受賞おめでとうございます!もちろんFUJIさんに投票してあります☆
いつ来ても、期待値を超えてきます。静岡って、本当いいところですね。そう思わせてくれるんです。ありがとうございます。
簡単に料理を紹介。
◇蕪のカラスミかけ
シンプルに蕪に火を入れて、蕪から出たダシを葛であんかけにしてあります。カラスミの塩気で食べました。自然の甘さが素敵。滋味深い。
◇アカザエビ
駿河湾で獲れたばかりのアカザエビです。解禁したばかり。海老味噌や内子を使ったソースは最高。海老の殻はチューチュー吸ってオッケー。海老はトロッととろける甘さです。口溶け
最高。プリプリじゃないです。とろっとろ。
◇蛤リゾット
こちらも解禁したばかりのハマグリですが、びっくりする大きさ。出汁で炊かれたリゾットと肉厚の蛤が一体感サイコー。蛤はずっと噛んでいたい笑
木の芽が、また良いアクセント。
◇昆布と鰹出汁
フジさんといえばコレ。鰹出汁の香りが鼻を抜けたあと、利尻昆布の旨みが舌に残り続けるんですよね。スキ。
◇海老芋と太刀魚のお椀
太刀魚は皮を剥いでいるので、スーッとした口溶けです。いやー、海老芋がすごい。太刀魚の旨味と昆布の出汁をしみしみと吸っているので、もう最高。海老芋自体の旨みが凄すぎる。これ、いも?笑
◇ヒラメのお造り
熟成された旨味がいいなあ。エンガワも頂きましたが、旨味抜群。これもずっと噛んでいたいやつ笑
◇白甘鯛の松笠焼き
ウロコがパリパリ。甘鯛が肉厚だし、レア感がたまらん。この甘鯛から抽出したお出汁が旨さを補完してくれます。
◇ 四ツ溝柿の白和
これまたフジの代名詞とも言える藤枝産の白胡麻を目の前で炒ってくれたごま和えです。香りがやばい。。この柿は渋柿と思えないジューシーな甘さ。これこそ、フジでしか食べれないやつです。
◇レンコンのおかき揚げ
珍しい在来種のレンコンです。とにかく繊維がすごい笑
食べると糸引きまくり。食べると芋みたいなホクホク感。自然な甘さが良いですねえ。
◇サバの味噌煮コンフィ風
今日一番。すごいジューシーなレア感。こんな味噌煮あり?笑
蒸し器の中でサバをコンフィしていました。その後に炭火で香ばしく焼き上げて、白味噌と合わせています。手間かけすぎな味噌煮。もう、飛び上がるくらいうまかったです。
◇鯵のしゃぶしゃぶ
桜エビをたくさん食べて育った贅沢な鯵です笑
旨味たっぷりのコイツを大根おろしでいただきます!
◇煮えばな
削りたてのかつおぶしをかけて頂きます。アルデンテのお米の食感。爽やかなお米の香りと独特の瑞々しさ。鰹節の芳醇な香りがヒラヒラと。
◇桜エビご飯
香ばしく素揚げされた桜エビをたっぷりかけて、、あぁ旨い。お米も少し蒸らされて、味や食感も変わります。瑞々しかった煮えばなと違って、お米がふっくらし始めます。
◇白ネギと金目鯛ご飯
炒めた白ネギの甘みと金目鯛の脂や旨みが米にまとわりつきます。すっかりお米も水分が飛びますが、これらの旨みを纏うことで、最高の味わいに昇華しちゃいます。
◇魚介とシャモロックのラーメン
本日使われた魚介類のアラなどを使って出汁をとったスープ。シャモロックも合わせているとのこと。白胡麻もかかってます。麺は低加水の中細ストレート。うめぇです。
◇紅茶のババロア
今日使っていた渋柿のソースでいただきます。お弟子さんが作られたようですね。
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2023/01/01 更新
2022/07 訪問
大切な人と訪れたいお店
もう予約が取りにくくなっています。。まずい。ひとまず年内は取れましたが、来年はどうなることやら。季節の変わり目には必ず訪れたいです。
●とうもろこしのすりながし
吉田町の味来という品種。
糖度はメロン以上との触れ込みの通り、自然な甘さが飛び抜けてます。揚げた身が乗せてありますが、香ばしい味もアクセントになってます。
●焼津産陣胴烏賊のイカ飯
蒸したもち米にえだまめやゲソが入っています。もち米には出汁やすし酢でちょっぴり味がついています。
●焼津産鯵の活き〆
味はじっくり低温でしゃぶしゃぶされています。たまねぎ、醤油麹でいただきます。絶妙な火入れなので味の香りがめちゃめちゃ引き出されてます。余韻が美味しい。
●鰹とマグロ節の1番出汁
これは定番ですね。日本人ならカラダが欲する美味い出汁です。塩なんかいらない。このお出汁で今日のお椀が出来ます。
●イトヨリダイと賀茂茄子の椀
普段は主役になりにくい、イトヨリダイ。すごく肉厚なので、驚きました。身がホントに柔らかい。香りも最高。レアな火入れのおかげで出汁を存分に吸い込んでいるため、イトヨリダイがレベルアップしてる気がする笑
●メイチダイのお造り
朝〆たそうです。寝かしたわけでもないのに、この食感。コリクニュ?!笑
旨味も増しているように感じますし、これまた素材の味が最高に引き出されているように思います。
●黒ムツの炙り
大将が付きっきりで炙ってくれた黒ムツ。もう言葉が出ないです。黒ムツ自体は脂のノリが圧倒的。それでいて、このレアな火入れ感。醤油も提供されましたが、塩一択です。旨味がいつまでも舌に残るわあ。
●甘鯛の松笠焼き
こちらも丁寧に大将がパリパリに仕上げてくれた甘鯛です。使うお出汁も、甘鯛のエキスが入っていて、お皿丸ごと甘鯛のパラダイス。松笠焼きの皮目と、ピンクの火入れがされた柔らかな身。絶妙すぎる。
●桃の白和え
来ました来ました。フジさんに来たら、この胡麻です。目の前でサラサラと炒ってくれるので、胡麻の香りが店内中に広がります。炒っているだけで、これなのに、擦ったらもうたまらない笑笑
今日は桃の白和えに胡麻をたっぷり。桃の白和って初めて食べましたが、合いますねえ。
●金目鯛と玉取茸の焼き物
ここでしか見たことがない玉取茸。芳醇な香りと肉厚な食感が大好き。焼きで絶妙な火入れをしつつ、甘辛煮のタレをかけてくれるのですが、イメージは煮魚とのこと。しかし、煮ることで身が硬くなるので、味わいは煮魚にしつつも、金目鯛のホロリとした食感も活かした逸品になっております。
●鱧のおかき
これ、1番うまかった。こんなの、はじめて。
鱧をおかきのように揚げて、葛あんをかけました。この餡には、鱧の卵が入っているので、一体感がうまい。鱧自体の柔らかさとおかきにしたカリカリ食感が最高。
●シャコとモロヘイヤの酢の物
駿河湾でシャコなんて採れるんですね。とても柔らかいシャコとクセが少ないモロヘイヤが美味しい。お酢は、まろやかな味わいで優しくて美味しい。
●煮えばなの、かつおぶし掛け
炊き立ての土鍋ご飯にかつおぶしをたっぷり。ため息が出る旨さです。芯の残ったお米が美味しいー。。
●マグロの漬け丼
次のご飯はマグロの漬け丼です。おくらの緑も綺麗に映える。またまた自家製のすりごま登場!ふぅ、もう褒める言葉がない笑笑
●ピーマンご飯に自家製カラスミをかけて
炒めたピーマンのおかげで、お米に良い塩梅の油を纏わせているので、お米の甘さが増します。食感もいい。そして、自家製のカラスミが独特の香りと塩味を乗せてくれるので、もう最高。
●トマトと天城シャモのラーメン
今度こそ〆です笑
天城シャモから抽出したお出汁で頂くラーメン。鶏白湯のイメージで抽出しているお出汁ですが、鶏ひき肉を入れることで、澄んだスープに仕上げてあります。これはコンソメスープでいうところのクラリフィエ(卵白を使うやつ)の手順を参考にしているとのこと。あっぱれです笑
トマトの酸味と旨味も加わり、〆にふさわしいラーメンでした。
●本わらび餅
こちらも目の前で作ってくれます。鍋でグルグル、グルグル、グルグル。へぇー、こうやって作るんだ。こりゃ美味いに決まってる。。
お弟子さんと息の合ったわらび餅作りを楽しみながら最後のお料理となりました。
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2022/07/18 更新
2022/03 訪問
『素材を活かす』とは、こういうことです
地元で取れる野菜や海産物、お米などに拘って素晴らしいお料理を提供いただきました。
どれも素材の特長を活かした調理方法で、無駄な足し算をしない。これぞ素材本来の味を引き出したといえる、そんな料理の数々を楽しめます。目の前で見せてもらえる出汁のひき方、国産胡麻を煎るところなどは、香りが最高でした。
特に一番出汁の試飲が美味しかった。思わず顔が綻んでしまう。節と昆布が最高のバランスを保っていました。もっと飲みたい笑
細かい説明は、烏滸がましいので割愛。
【お料理】
●じゃがいも饅頭
●伊勢エビとスティックセニョール炭焼
●アサリと新ワカメの出汁リゾット
●手火山式の鰹・マグロ節1番出汁
●タケノコ、花鯛の椀
●鰆お造り
●太刀魚炙り
●露地栽培ほうれん草の胡麻和え
●玉取茸、ドンコ、セリの煮浸し
●天ぷら(タケノコ、タラノメ)
●白ミル貝の酢味噌和え
●土鍋ご飯(煮えばな、駿河湾真鯵の漬け丼、黒むつとエシャレットの混ぜご飯)
●地鶏出汁のラーメン
●桜餅
ソフトドリンク1杯を入れて、1.8万弱です。安すぎませんか。。
恐らく今後予約が困難になるでしょう。そんなお店でした。ごちそうさま。
2022/03/31 更新
半年ぶりです。
前回からスタッフが一新されており、新生フジってところでしょうか。新しい方々も素晴らしい人柄で今後も期待です。
どのお料理も悶絶する旨さでした。ごちそうさまです。また来ます。
(案内はなかったけど、お値段が少し上がったかな?)
◆自家製ジンジャエール
爽快感と弱い辛味が美味しかったです。シナモンの香りも少し。
◆吉田町のトウモロコシスリ流し
糖度20度を超える甘いやつ。刻んだアサリが入っていて、揚げたトウモロコシのヒゲが良いアクセント。
◆平貝とナスの揚げ浸し
驚く肉厚の平貝。レア感が旨い。その上には醤油麹で優しい味わい。
◆鯖の胡瓜和え
脂のりのり鯖に、胡瓜ソース、揚げたケールをふりかけてあります。
◆鰹節の1番だし
目の前で削ってくれた鰹節を使って抽出した1番だし。これを使ってお椀になります。
◆花鯛と新じゃが饅頭のお椀
吉田町の新じゃが万頭がトロトロで甘い!
◆ハタのお造り
ハタをお刺身でいただきます。
◆玉取茸のおかき揚げ
藤枝市の玉取茸を使ったおかき揚げ。肉厚ジューシーな玉取茸はフジさんで必ず頂けるやつ。おかき揚げってのがまた良い!
◆甘鯛の松笠焼き
スペシャリテといえる松笠焼き。これ大好き。
◆桃の白和え
今年初の桃です。煎りたての香ばしい白胡麻が相性抜群。
◆カマスの油煮
コンフィのように低温の油で火を入れた後に炭火で焼いた旨いやつです。煮魚で使う甘辛なタレをかけて頂きます。
◆ミル貝の酢の物
赤大根と玉ねぎを使った酢の物です。ミル貝がプリプリ。
◆煮えばな(藤枝市の絹娘)
土鍋ご飯をまずは煮えばなで。
◆生シラスご飯
大ぶりのシラスが良い苦味。
◆桜エビご飯
揚げた桜エビが良い香り。
◆〆のラーメン
今日使った魚介類のアラとシャモロックのラーメン。
◆青梅の蜜煮
無数の穴をあけた青梅の蜜煮。