11回
2022/10 訪問
【誕生祝いディナー】秋の味覚の王様、松茸の土瓶蒸しがサイコー過ぎる~♪
旬膳 八起@東大阪市西石切町
ブログです⇒河内のオッサンの普段メシ、ときどき酒。
近鉄・けいはんな線の新石切駅から徒歩約7分、【旬膳 八起】です。
歳を重ねるごとに、メチャメチャ夜が弱くなりまして。
昔は日付けが変わるまで書けてたブログも、最近は夜はぜんぜんで…コックリ((´-ω-`))コックリ
そんなワケで以前は毎日更新だったのが、二日に一回になり、三日に一回になり…
最近では週一ぐらいになってて、楽しみにして下さってる方にはホント申し訳ありません。
細々でも頑張って続けますので、これからもよろしくお願いします~(。v_v。)ペコ
ってことで、今回も二ヶ月前の10月1日。
相方の誕生祝いで、いつもの八起さんにうかがった時の記事になります…(^_^;)
お品書きも10月のものなので、今はまったく変わってると思います…( ̄▽ ̄;)
◆サッポロ黒ラベル 樽生
八起さんとはもぉ20年以上のお付き合い。
相方と私の誕生日と結婚記念日に、八起さんの口福を味わうのが夫婦の楽しみ。
この日は相方の○○回目の誕生祝い。
ファーストドリンクは、いつものように同い年の大将からのプレゼント♪
アザ━━━(*゚∀゚*)ゞ━━━ス!!
お誕生日おめでとう~♪
いただきます。
お通しは湯葉の炊いたん。
お出汁の風味がホント良くて、シャキッとした三つ葉がアクセント。
八起さんはお通しから楽しみなんですよね~♪
◆季節のお造り盛り合わせ
八起さんにうかがったら、まず最初に注文するのが、このお造りの盛り合わせ。
法善寺横丁のチョー老舗の有名割烹、「浪速 喜川」で修業を積まれた大将。
なんと言っても良い魚を仕入れる目利きがスゴイのはモチロンのこと。
それを、捌いたり寝かせたりして、最高に美味しい状態にする職人技も確か。
そんな大将が、その日のイチバンを盛り合わせてくれるので、美味しいのは折り紙つき。
この日は、伝助あなご炙り、さより、太刀魚炙り、ひらめ、かつお、剣先いか。
八起さんに来たら、まずはこのお造りの盛り合わせを頼んでみてね♪
大体いつも、お造りを食べてる最中にビールは空っぽに。
飲むのメチャクチャ速いってよく言われるけど…
一杯目は特に速いかも~笑
◆如空 ひやおろし 秋純米酒 900円
青森県八戸市にある「八戸酒類株式会社」が、地元の“華吹雪”などを醸す純米ひやおろし。
春先に絞ってひと夏寝かせたひやおろしならではの、お米のまろやかな甘さと風味。
酒盛りしてるリスたちのラベルもカワユイですね~♪
◆あわびと松茸焼きびたし
あわびと松茸、海の幸と山の幸の競演♪
シコシコと心地よい食感のあわびに、炙って更に香ばしさを引き立てた松茸の豊潤な風味。
なんか、スゴク贅沢な取り合わせがまた、美味しさに拍車をかけますね~ヾ(´∀`○)ノイェーイ♪
◆揚ぎんなん
秋になったら何故か食べたくなるのがギンナン。
子どもの頃は、銀杏の木の下に落ちてるのを拾ってきて、果肉を腐らせたり乾燥させたり…
けっこう大変な思いをしてでも食べてましたね~笑
ホクホクしてて噛んだ時に広がる独特の風味と味わい。
お塩をちょこっとつけると、甘さや香ばしさがより引き立って美味しいな~♪
◆幻 純米吟醸 900円
広島県竹原市にある「中尾醸造株式会社」が、広島の酒米“八反錦”を醸した純米吟醸酒。
食中酒をコンセプトに造られてるだけあって、スッキリとした口当たり。
八反米の素朴で奥深い味わいが、料理とホントよく合います。
◆生ふの田楽
舌に絡みつくようなモチモチとした食感。
淡泊な味わいに柚子味噌の爽やかな風味と甘さ。
日本酒との相性もバッチシですね♪
◆松茸どびん蒸し
お品書きには載ってなかったけど…
9月の初めにFacebookにアップされてたのを見て…
「土瓶蒸し~(♡o♡) 10月に行った時に食べれますように…」
って、コメントでさりげなく食べたいアピール。
それを見た大将が、用意しといてくれたんです~ヽ(´・∀・`)ノ バンジャーイ♪
フタを開けると広がる、秋を代表する芳しい香り。
あぁ~日本人で良かったなって、しみじみ思える瞬間…(๑´ڡ`๑)シアワセ
スダチは絞るんじゃなくて、お猪口のフチになすりつけるのがイキというもの。
大将に教えてもらいました~(。 ・ω・))フムフム
松茸、三つ葉、それに残りハモ。
いやもぉ、とにかく松茸の豊潤な香り。
その香りがお出汁に移って、ひと口飲んだだけで鼻へと抜ける幸福感。
落ちハモとも呼ばれ、冬眠に入る前のこの時期のハモも絶品!
大将、本当にありがとうございます~サイコウヽ(o'∀`o)ノヤーン♪
◆松の司 楽 純米吟醸 900円
滋賀県蒲生郡にある「松瀬酒造株式会社」が、竜王町産の“山田錦”と“吟吹雪”を醸す純米吟醸酒。
穏やかな香り、優しくて落ち着いた軽やかな味わい。
クセのなさがどんな料理ともよく合います。
◆うおぜ塩やき
うおぜ、あまり聞き慣れない魚って思ってたら、シズのことなんですね。
関東では恵方鯛(エボダイ)と呼ばれてて、正式にはイボダイだそうです。
秋から冬にかけてが旬の高級魚で、煮付けにして一番ウマイ魚にあげる料理人も多いとか。
しっとりとした身に独特の風味、脂もシッカリのってて美味しい~♪
◆太刀魚生ハム巻揚
太刀魚に生ハムを巻いて揚げるだなんて、オシャレで想像しただけで、もぉ~美味しい。
お塩をほんのチョコット。
サクっと軽やかな歯ざわり、太刀魚の淡泊でいて香ばしい風味。
生ハムの塩っけがホント良いアクセントになってます。
◆羽根屋 ひやおろし 純米吟醸 900円
富山県富山市にある「富美菊酒造」が、富山県産の“五百万石”を金沢酵母で醸した純米吟醸酒。
純米吟醸になってますけど、大吟醸と同じ手間ひまをかけて造られる銘酒。
シッカリとしたコクに、甘み、酸味、旨みのバランスが絶妙。
秋の口福と一緒に味わいたいお酒ですね。
◆雪の茅舎 ひやおろし 純米吟醸 900円
秋田県由利本荘市にある「株式会社 齋彌酒造店」が、“山田錦”“秋田酒こまち”を醸した純米吟醸酒。
穏やかな香り、スーッとなめらかでキメ細やかな口当たり。
雑味がなく、クイクイといくらでも飲めちゃうお酒です。
◆合鴨とちんげん菜煮
八起さんの楽しみの一つは、風味豊かなお出汁のふくよかな味わい。
なので、煮物でそのお出汁を存分に味わうのがオススメ。
身厚でコッテリとした味わいの合鴨に、シャキシャキっと歯ざわりの良いチンゲン菜。
お出汁をタップリまとったチンゲン菜の、ほど良い青臭さがイイ感じ♪
◆下足の塩やき
イカ大好き夫婦。
特に、卓抜としたワザで旨みを凝縮させる八起さんのイカ。
私が知る限り、これまで食べてきたイカの中でもナンバーワンだと思います。
◆一代弥山 生原酒 純米大吟醸 900円
広島県廿日市市にある「株式会社サクラオB&D」が、“こいおまち”“八反錦”を醸す純米大吟醸酒。
大寒に仕込んだ新酒で、フルーティーな香りとフレッシュな味わい。
ほのかに甘くて、大吟醸らしい王道のお酒になってますね。
ちなみにサクラオB&Dというのは、サクラオ ブルワリー アンド ディスティラリーの略。
◆和牛ステーキ
八起さんにうかがったら、絶対ハズせないのが和牛ステーキ。
もぉ何十年来のお付き合いになりますけど…
和牛とイカのファーストインパクトは、未だに脳裏に焼き付いてるんです。
産地は決めず、その時に最高のものだけを仕入れる目利きの確かさ。
肉質のキメ細やかさ、絶妙なサシの入り加減、見ただけで美味しいのが分かりますよね。
大根おろしと粒マスタードをのせて、ポン酢でサッパリと。
とろけそうなぐらい柔らかな歯ざわり、口の中でほとばしる甘い肉汁。
そのどれもが上質で、ホント、良いお肉を使ってはるな~ヾ(o ・∀・)ノ ヒャッホ-ゥ♪
◆昆布〆あぶりごはん
シメのゴハンもので、まだ食べたことがないのは…
昆布〆炙りご飯かな♪
おみそ汁と一緒にお願いしました。
鉢一面に敷き詰められた、タップリのお魚はサヨリかな?
卵黄の周りに、刻んだ大葉、ネギ、海苔、白ごま。
最初から薬味が散らしてあって、後はこのままかき混ぜるだけ。
キュッと締まった歯ごたえからの、昆布の旨みと風味、それに炙った香ばしさ。
卵黄のまったりとしたコク、それぞれの薬味の歯ざわりや風味。
古き良き日本食の良さが詰まった〆ご飯になってますね♪
◆ゆばと油あげみそ汁
トロトロの湯葉と油揚げ。
お出汁の風味がホント美味しい。
油揚げを噛んだ時に溢れてくる、みそ汁の味わいと油の香ばしさと甘さ。
家ではなかなかこぉゆう味わい出来ないですよね~(。 ・O・)ほほーっ
お料理12品とお酒を6杯。
いつもぐらい食べて飲んで、お会計は2万5千円ぐらいだったかな?
ホント、毎回お伝えしてますけど、都会じゃこのお値段ではゼッタイ無いですからね。
しかも、これだけ何を食べても美味しいとも限らないし…
料理のクオリティーとお値段を考えたら、八起さんが家の近くにあってくれて本当に幸せ。
これでまた、年明け、私の誕生日まで仕事頑張れます!
ごちそうさま~(^_-)-☆
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2023/01/21 更新
2021/02 訪問
コロナなんかに負けるな!おうちで口福(こうふく)、珠手箱(たまてばこ)~♪
旬膳 八起@東大阪市西石切町
近鉄・けいはんな線の新石切駅から徒歩約7分、【旬膳 八起】です。
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でんぼ・腫れ物の神さんで有名な石切神社。
その石切さんのちょい西で、かれこれ22年も拵え設えされている八起さん。
夫婦それぞれの誕生日と結婚記念日。
お祝いごとはコチラの口福と決めてる、チョーお気に入りのお店♪
・新年イッパツめの外食は、56歳のお祝い兼ねて口福を味わいに~♪(2021/01/13)
・いつもの石切さんのちょい西で相方の誕生日のお祝いを~♪(2020/10/12)
・思わぬ臨時収入が入ったら…そうだ!口福を味わいに八起へ行こう~♪(2020/07/15)
・28回目の結婚記念日のお祝いも、いつもの口福で~♪(2020/06/30)
・石切の口福で相方にバレンタインデーのお返しを~♪(2020/03/23)
・55回目の誕生日は、いつもの八起で口福はじめ~♪(2020/01/08)
・極上の口福をリーズナブルに味わえる東大阪の隠れ家割烹~♪(2019/11/01)
・石切さんのチョイ西の、いつものあの店で27回目の結婚記念日~♪(2019/06/11)
・都会に出なくても口福を味わえる石切の隠れ家的な割烹料理~♪(2019/01/14)
・いつものあの店の口福で、いつものように相方の誕生日のお祝い~♪(2018/11/12)
・大・大・大好きな八起のお祝いに…もう二十年、まだまだ二十年~♪(2018/08/15)
・記念日のお祝いは石切さんのちょい西のいつもの店で♪(2018/01/15)
・季節のお造り盛り合わせ、早松茸と鱧土瓶蒸し、さわら柚香焼…ほかetc.(2017/10/24)
・季節のお造り盛り合わせ、生うにの冷し茶碗むし、あま鯛の塩焼…ほかetc.(2015/12/02)
その八起さんも新型コロナの影響をモロに受け、緊急事態宣言中は時短営業…。゚(゚´Д`゚)゚。
2月は記念日も特になく、うかがう大義名分はないけれど、ダメってなると食べたくなるのが人のサガ…(笑)
そんな折、Facebookでお持ち帰りの情報をキャッチ!!
こりゃ、是が非でもお願いせんとアカンやぁーん♪
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仕事終わり、職場からバイクでひとっ走り。
大将と女将さんと世間話のあと、せっかくの口福がとっ散らからないよう、今度はそろりそろりとお家まで…(^▽^;)
お寿司屋の湯吞みみたいに、魚へんの漢字がイッパイ並んだ袋に入ってます。
◆口福珠手箱(一人前) 4,000円
◆割鮮 3,880円
お願いしたのは口福珠手箱を二人分と割鮮。
割鮮って聞き慣れない言葉ですよね?
鮮度の良い魚を割って(切って)、生で食べるという意味で、懐石料理の向付と同じような意味だそうです。
要はお刺身の献立名ってことですね♪
まぐろ中トロ、甘えび、ヒラメとエンガワ、さより、伝助あなごの焼霜、、ほたて貝柱、ネギトロ湯葉巻き。
色いろな種類を入れてくれてます。
このままじゃ味気ないので、お皿に移し替えましょう~♪
おっ!さすが、生け花を教える資格も持ってる相方。
ぜんぜん見栄えが良くなりましたね~(^_^)v
芸術的センス、私はゼロですけど…
口福珠手箱は巻き寿司を巻くための、巻きすをあしらった入れ物に入ってます。
めっちゃオシャレ~o(^▽^)o
わぉっ!!パッと見ただけでも10種類以上の口福がギッシリ…(*゚Q゚*)
スゴク豪華で美味しそう~♪
いや、はづきちゃん、さすがにこれはアナタには高級すぎるから…ヾノ・∀・`)ムリムリ
とか言いつつ、後で中トロをおすそ分けしましたけど…(笑)
甘さとコクがネットリ絡む甘えびや中トロ。
パツンパツンの身に皮目が香ばしい伝助あなご。
淡白ながらプリプリ食感のヒラメ、脂がジュワーと広がるエンガワも美味しい~♪
クリーミーな湯葉巻きは、とろけるマグロと、シャキッとしたネギの食感のコントラストが絶妙。
いや、ホント、お店で食べても、家で食べても、八起さんのお造りは絶品だわ。
鶏の照り焼き、なす田楽、フライ盛り合わせ、若竹煮、そら豆、海老の炊いたん、分葱のぬた、ブリの七味焼き、袱紗焼き。
大体こんな感じかな?
他にも何か隠れてたような気がするけど…
彩り豊かで見てるだけでも楽しくなるような口福たち。
なんか、食べるのもったいない気がするのは小市民だからか…(笑)
合わせるお酒は長崎県壱岐市にある、「玄海酒造株式会社」の麦焼酎“壱岐スーパーゴールド22”。
誕生日のお祝いに相方がプレゼントしてくれたのを、特別な時にだけチビリチビリ飲ってたんです。
さすが麦焼酎発祥の地と言われる壱岐の本格焼酎。
ホワイト・オーク樽で熟成させた、芳醇で華やかな香りがスバラシイ~(*≧∪≦)
どんどん箸が進んでしまう美味しさ。
フライも、ヒラメに梅肉だったり、レンコンに鮭の身だったり、食べていて楽しくなるような工夫がされてます。
そぉ言ったひと手間を惜しまないのが、さすがの割烹クオリティーヽ(≧∀≦)ノ
温かいものは出来立て熱々を食べるのがもちろんイチバン。
でも、八起さんの口福珠手箱は、冷めても美味しい食材と味付けを厳選されてるので、家で食べても満足度がメチャ高し♪
これで4,000円はゼッタイお得ですよね。
お造りの盛り合わせと合わせても税込み11,880円。
夫婦二人がこの値段で、これだけの幸福感を味わえるんですから、ゼッタイお得だと思います。
食べてみたいと思ったそこのアナタ!
お持ち帰りは2日前までの要予約ですよ。
予算も相談にのってもらえるので、電話か、フェイスブックやインスタグラムで問い合わせてみてくださいね。
わが家は次はフグ狙いかな~♪
ごちそうさま~(^_-)-☆
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2021/03/28 更新
2020/03 訪問
石切の口福で相方にバレンタインデーのお返しを~♪
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近鉄・けいはんな線の新石駅から徒歩約7分、【旬膳 八起】です。
毎年、相方と私の誕生日、それに結婚記念日のお祝いで利用させてもらっているコチラ。
でんぼ(腫れ物)の神さんで有名な石切剣箭神社、通称“石切さん”のちょい西で、かれこれ21年にわたって拵え設えされてます。
普段は年に3回うかがうだけなんですけど、今回は私に臨時収入があったもんで、奮発してホワイトデーにも~ヽ(≧∀≦)ノ
外環状線から生駒山に向かって少し入った、スターリースカイテラニシビルの1階にお店はあります。
カウンター7席に小上がり座敷が2卓。
私たちはいつものチョット離れたテーブル席へ。
土曜日の夕方18時、先客は2名だけでしたけど、私たちの入店と同時ぐらいに、2人が2組、それに小上がりに家族づれもあって、急に大賑わいに♪
私が行くと店が急に忙しくなるジンクス…信じます?(笑)
以前は喫煙可だったんですけど、今は全面禁煙~♪ヽ(´▽`)/
お品書きは月替わり。
3月はどんな料理がいただけるのかな~?
日本酒の品揃えも豊富で良い感じ。
◆アサヒ 琥珀の時間
アサヒビールが業務用として、樽詰め限定で出しているデュンケルタイプの生ビール。
贅沢にも4種類も使用した麦芽の、芳ばしい香りと奥深い甘みが特徴的。
ふだんは飲まない相方も、このビールなら半分ぐらいは飲みはります。
いただきます。
◆お通し
八起さんのお楽しみは、お通しからすでに始まります。
しらすが入った菜の花のお浸し。
ほんのりとほろ苦い菜の花は春の装い。
◆季節のお造り盛り合わせ
甘エビ、ヒラメ(エンガワつき)、カツオ、さより、炙り穴子の5種盛り。
お品書きには載ってませんが、おまかせでお願いすると、大将がその日のネタから見繕って盛り合わせにしてくれます。
◆越州 桜日和 吟醸
新潟県長岡市にある「朝日酒造 株式会社」が、社員田で栽培される千秋楽を醸して造る吟醸酒。
吟醸酒ならではの上品な香りと、心地よい軽やかな甘さをあわせ持ったお酒になってます。
◆太アスパラ オリーブオイル塩焼
3月から6月にかけてが、露地ものの旬と言われているアスパラガス。
まさにこれからが美味しくなる季節ですね。
オリーブオイルの風味と塩だけのシンプルな味つけ。
でも、アスパラのほとばしるようなエキスと、シャキシャキっとした食感を、ダイレクトに感じられるのがイイんです。
◆生ゆばとかにくず煮
カニの身が入ったお出汁に、ユラユラと生湯葉がタップリ泳いでいます。
とぅるんとぅるんの滑らかな食感に、香ばしくて甘いカニの餡。
和の文化の代表選手のような味わいにまったり…♪ヽ(´▽`)/
◆兆久 純米吟醸 しぼりたて
和歌山県海南市にある「中野BC 株式会社」が、山田錦を醸して造る純米吟醸酒。
旨味がありながらもシャープにキレる、辛口タイプのお酒です。
◆ほたるいかと筍木の芽煮
富山湾の春の風物詩として有名なホタルイカですけど、漁獲高が一番多いのは実は兵庫県。
4月~5月が旬の富山に先駆けて、3月~4月に旬を迎えるのも兵庫県なんですよ。
目や甲を取り除くなど、丁寧な下処理のおかげで、プリっとした食感の良さを、素直に楽しむことができます。
優しい苦みのワタ、木の芽の香りが爽やか。
◆播州一献 純米吟醸 -Spring Shine-
兵庫県宍粟市にある「山陽盃酒造 株式会社」が、播州吉川産山田錦を醸して造る純米吟醸酒。
醗酵の元となる麹と蒸米を通常よりも多い、四段仕込みによる柔らかな甘み、スッキリとした軽快な口当たりは、まさに“Spring Shine(春の輝き)”です。
◆庭のうぐいす 純米吟醸 うすにごり
福岡県久留米市にある「合名会社 山口酒造場」が、山田錦と夢一献を醸して造る純米吟醸酒。
ろ過処理をしていない、ピチピチの生酒。
新酒ならではのフレッシュ&フルーティーさが楽しめるお酒。
◆伝助あなごの塩山椒焼
アナゴの中でも300g以上の、特に大きなアナゴが伝助アナゴ。
ハモのように骨切りをする必要はありますが、油のノリがバツグンで美味しいんです。
◆若どり天ぷら
ムッチリとした弾力、肉汁もタップリでジューシー。
若鶏ならではの柔らかさ、クセのない肉の美味しさが味わえます。
付け合わせのサツマイモがまたホクホク♪
◆まるにぼーいち 純米吟醸
新潟県東蒲原郡にある「下越酒造 株式会社」が、新潟産の五百万石を醸して造る、純米吟醸無濾過袋取り原酒。
スッキリとした飲み口に華やかな吟醸香、新米新酒の爽快感が愉しめるお酒。
◆和牛焼ぽんず
八起さんに来たなら、刺し身盛り合わせと、この和牛を使った料理はゼッタイにハズせないんです。
和風ステーキの時もあるけど、今回はさっぱりポン酢がラインナップ。
その時に一番良いものだけを仕入れてるので、とにかく柔らかくて、あふれる脂は甘く、肉の味が濃厚。
ホンット美味しいから、八起さんにうかがったら必ず食べてね~ヽ(≧∀≦)ノ
◆仙介 純米吟醸 おりがらみ
兵庫県神戸市にある「泉酒造 株式会社」が、兵庫県産山田錦を醸して造る純米吟醸酒。
おりがらみの生酒のままを瓶詰めされているので、フレッシュで爽やかな香り。
柔らかで上品な旨みと、優しい味わいを感じます。
◆ひらめ梅しそ揚げ
淡白なヒラメに、サッパリ爽やかな梅肉、紫蘇の香りが良いアクセントになってます。
◆茄子木の芽田楽
木の芽が香るチョット甘めの味噌、柔らかいナスビからほとばしるエキス。
お酒にも、ご飯にも合う一品になってます。
◆浦霞 純米吟醸 -No.12-
宮城県塩釜市にある「株式会社 佐浦」が、優れた吟醸用酵母、「きょうかい12号酵母」を使用して醸す純米吟醸酒。
爽やかな香りと心地良い酸味、すっきりとしたキレの良い味わいのお酒です。
◆しらすごはん
ボチボチお腹もイッパイ、そろそろ〆ましょか。
タップリの釜揚げシラス、真ん中には卵黄。
青のりや白ごまが彩りを添えています。
よぉ~く混ぜて・・・
釜揚げシラスの何とも言えない旨み。
ご飯にかかってるタレがまた絶妙で、コレ、本当にメチャクチャ美味しい~(*≧∪≦)
季節のものだから、いつも食べられるワケじゃないと思うけど、これだけを食べに今すぐ再訪したいぐらい。
それぐらい美味しかった~ヽ(^。^)ノ
琥珀の時間を2杯、お酒が7杯、それにお通しを含めたお料理が11品で、お会計は21,000円ほど。
普段の食事や飲みとしては、少々お高いと感じるかもですけど…
これだけの素晴らしい食材を、有名割烹「㐂川」で修業したワザが活かす料理の数々。
何度も言ってますが、大阪の中心地で食べたら、とてもこんな値段では収まらないと思います。
それほどリーズナブルに感じられるお店です。
次に口福を味わいに来るのは、6月の結婚記念日。
それまでまた、汗水垂らしてガンバロウ…(笑)
ごちそうさま~(^_-)-☆
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2020/05/17 更新
2020/01 訪問
55回目の誕生日は、いつもの八起で口福はじめ~♪
旬膳 八起@東大阪市西石切町
近鉄・けいはんな線の新石切駅から徒歩約7分、【旬膳 八起】です。
でんぼ(腫れ物)の神さんで有名な石切剣箭神社、通称“石切さん”のちょい西で、かれこれ21年にわたって拵え設えされてるコチラ。
1月、6月、10月の年3回、相方と私の誕生日、それに結婚記念日のお祝いに利用させてもらってて、このブログでもすっかりお馴染みですよね…((o(^∇^)o))
今回は私の55回目の誕生日祝いでうかがってきました~(*^_^*)
新年の飾りつけがイイ感じ~(*^_^*)
大将と奥様の二人で切り盛りされている店内は、カウンター7席に小上がり座敷が2卓、それにテーブル席が1卓。
写真は他のお客さんがハケた時に撮ったものですけど、正月明け最初の土曜日だったので、座敷は満席、カウンターにもお客さんが入ってて盛況のご様子。
娘ちゃんもお手伝いにきてましたわ。
いつものテーブル席へ…
おっ!禁煙になったんや~♪
これで、やっと大迷惑な煙と悪臭にジャマされずに、美味しいものをちゃんと味わえる…♪ヽ(´▽`)/
ホント、他人に健康被害を及ぼすわ、料理の美味しさをジャマするわ、服や髪の毛に悪臭を擦りつけるわ…
喫煙者は迷惑料を払っても良いんじゃね?って思うぐらいです。
◆アサヒ 琥珀の時間
まずはいつもの♪
アサヒビールが業務用として、樽詰め限定で出しているデュンケルタイプの生ビール。
そして、いつものように、一杯目は大将からのお祝いプレゼントとして…v(o゚∀゚o)v
ありがとうございます。
いただきます。
◆お通し
可愛らしいお重ですね~♪
中には袱紗焼きと菜の花のお浸し。
冷めてもふんわり柔らかな袱紗焼きは、お出汁がホント良い風味。
菜の花のお浸しには細かな魚の身が入ってます。
小さいのに味わい深くて、何の魚やろ?って思って訊いてみると、干したサヨリを炙ってほぐしたものなんですって。
イヤ、もぉ芸が細かいな~ヽ(≧∀≦)ノ
さてさて一月のお品書きはと…
旬膳を謳っているいるだけあって、メニューは月替わり。
その時々の美味しいものがラインナップされるんです。
いつもはあるおまかせ料理は、年末年始はお休みですね。
◆季節のお造り盛り合わせ
ホッキ貝、シマアジ、伝助あなごの炙り、中トロ、ヒラメ(エンガワつき)の五種。
あの、チョー有名な「浪速割烹 㐂川」で修業された大将の、確かな目利きで選び抜かれた旬魚のお刺身たち。
どれもこれも間違いのない美味しさです。
ホント、これが生駒山のふもとで、しかもリーズナブルに食べられるんだからタマリマセンよ~(*≧∪≦)
いや、こぉなったらヤッパリお酒♪
冷蔵庫も覗かせてもらお…(゚∀゚≡゚∀゚)フムフム
◆初時雨 純米酒
前日に同い年の八起友だちが、酔っ払って何回もFacebookにあげてたのを…(笑)
秋田県湯沢市にある「両関酒造株式会社」が、秋田米“ゆめおばこ”を醸して造る純米酒。
芳醇な香りと、まろやかな口当たりで飲みやすいお酒になってます。
◆ふぐ白子七味焼
ネットリと甘~い白子に焼けた醤油の香ばしさ、七味がピリッとアクセント。
余所では食べたがらない相方も、八起のは臭みが全くなくて美味しいって食べるんですよね。
◆あわびとお多福まめ葛煮
ムッチリと柔らかいアワビ、ムニュムニュっと噛みしめると、身の甘さとよくしゅんだお出汁の良い風味がジュワー♪
そら豆の一種でそら豆よりも大粒なお多福豆も、ホクホクとしてて、豆独特の風味と甘さがイイ感じ~♪ヽ(´▽`)/
◆兆久 純米吟醸
和歌山県海南市にある「中野BC 株式会社」が、岡山県産の“山田錦”を醸して造る純米吟醸酒。
しぼりたて生原酒なので、新酒ならではのフレッシュで華やかな香り。
米の旨みを感じさせながらも、キリッとした辛口のお酒になってます。
◆筍とえび天ぷら
11月頃から収穫が始まって、年も明けるとますます美味しくなる筍。
穂先の部分はシャクシャクと柔らかく、胴の部分はシコシコとした歯ごたえの良さ。
プリップリのエビはほど良く香ばしく、そしてモチロンのことスゴク甘いです。
エビと筍、甲乙つけがたい美味しさですね♪
◆生ふ木の芽田楽
生麩も好きなら、田楽も好き、さらに木の芽味噌が大好きとなったら、これ、ゼッタイ頼むでしょ…o(≧ω≦)o
モッチモチの食感に、爽やかでほんのりと苦い木の芽の香り。
これからまだまだ寒くなるけど、春はそんなに遠くないよって、季節が教えてくれるんですね~(*^_^*)
◆浦霞 純米吟醸
宮城県塩竈市にある「株式会社 佐浦」が、宮城県の酒造好適米“蔵の華”を、昭和40年頃の浦霞の吟醸醪から分離された“きょうかい12号酵母”で醸して造る純米吟醸酒。
爽やかな香りと心地良い酸味で、キレの良いお酒になってます。
◆縞あじ頭のしょうゆ焼
大きなものになると1メートルを超えるものもあるという大型のアジで、食材としても1匹で数万円になることもある、アジの中では最高級品の縞アジ。
普通のアジは熱を加えると身崩れしたりしますが、縞アジはシッカリと弾力を保つので、プリップリの食感が楽しめます。
特によく動かす顔周りの肉は筋肉質で、ムチッムチとした歯ごたえからの旨みがタマリマセンね。
醤油の香ばしさが、日本酒にもピッタリだわ♪
◆よこやま 純米吟醸
長崎県壱岐市にある「重家酒造 株式会社」が、壱岐で栽培した“山田錦”を醸して造る純米吟醸酒。
杜氏の高齢化などで1990年~2017年まで途絶えていた、壱岐島での日本酒造りを、約30年ぶりに復活させたお酒。
フルーティーな香り、口に含むとほのかな甘みが広がります。
◆あたごのまつ 純米吟醸
宮城県大崎市にある「株式会社 新澤醸造店」が、富山県産の“五百万石”を醸して造る純米吟醸酒。
ほんのりバナナのような香りに、しぼりたて新酒のフレッシュで生き生きとした酸、クリアな酒質のお酒になってます。
◆蓮根のかにのせ揚
今がまさに旬のレンコンに、これまた最盛期を迎えたカニをのせて天ぷらに~v(o゚∀゚o)v
シャッキシャキのレンコンに、ふんわりしたカニの身の甘さ。
食感の相反する食材が、こんなにもマッチするなんて驚き~♪
◆和牛和風ステーキ
八起で楽しみなのは、海の幸ばかりじゃないんです。
目利きが確かなのはお肉も同じで、お目に適わないものは仕入れ業者に突っ返すこだわりよう。
特に産地は決めてなくて、その時に一番良いものを仕入れるので、素人の私たちが見ても分かるぐらい、肉質はキメ細やかで上質。
大根おろしと粒マスタードをのっけて…
甘~い肉汁が口いっぱいに広がって、その後からとけてなくなりそうな肉の旨み。
うかがう度に色々と違うものを食べるけど、お刺身の盛り合わせとこの和牛ステーキだけはテッパン!!
メチャおいしいので、八起に行かれる方は是非とも食べてみてくださいね~((o(^∇^)o))
最初の琥珀の時間2杯は大将からのプレゼント。
頼んだお料理8品にお酒が5杯、最後にもう一杯だけ琥珀の時間を飲んで、お会計は2人で一万九千円ほど。
フグ白子にアワビに和牛ステーキとけっこう高級な食材に、大将の卓抜した業が冴えてのこのお値段は、個人的には本当にリーズナブルだと思います。
次は相方の誕生月の6月。
その時にまたたらふく食べるれるよう、健康に気をつけて、仕事もバリバリ頑張ろう…(*≧∀≦*)
ごちそうさま~(^з^)-☆
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2020/01/13 更新
2019/06 訪問
石切さんのチョイ西の、いつものあの店で27回目の結婚記念日~♪
旬膳 八起@東大阪市西石切町
近鉄・けいはんな線の新石切駅から徒歩約7分、【旬膳 八起】です。
毎年、私の誕生月の1月、結婚記念月の6月、相方の誕生月の10月に、決まって二人で食事をするお店があります。
そのお店が、でんぼ(腫れ物)の神さんとして多くの人に愛されている、石切劔箭(つるぎや)神社のちょい西の、スターリースカイテラニシビル1階にあるコチラ。
私と同い年の大将がご夫婦でされていて、ウチから歩いて5~6分と近いこともあって、もうかれこれ25年ぐらいのつき合いになりますかね~( ´∀`)σ
コチラの口福を味わうのを楽しみに、日々ガンバってると言っても良いぐらい、相方共々メチャお気に入り。
27回目になる今年の結婚記念日にもまた、無事にうかがうことが出来ました~ヾ(*´∀`*)ノ キャッキャッ♪
店内は大将の料理を間近で楽しめるカウンターが7席。
小上がりになった座敷が2卓、テーブル席が1卓で、キャパはMax23席と言ったところ。
◆アサヒ 琥珀の時間
いつもスタートはこのビール。
あまりお酒を飲まない相方も、このビールだけは決まってお願いしています。
と言っても、半分ぐらいしか飲めないので、残りは私がもらうんですけどね…(笑)
アサヒビールが業務用として、樽詰め限定で出しているデュンケルタイプの生ビール。
香ばしいロースト香と深いコクで、本当に美味しいビールなんです。
いただきます。
◆お通し
毎回、スゴク楽しみにしているお通し。
今回は「生湯葉と蟹しめじ茸の葛煮」ですね。
トロンとした生湯葉に甘~いカニの身とシメジの旨み。
爽やかな柚子の香りに、三つ葉の香りが高くて美味しい~ヾ(´^ω^)ノ♪
ホント、お通しからテンション上がりますわ♪
お品書きは月替わりになっていて、その旬のものを楽しむことが出来ます。
なので、私のブログに書いてあるからと言って、月が替われば内容も変わるので、そのあたりはご了承くださいね…(;^ω^)
さて、6月のラインナップは?
初めての方には、このおまかせ三品がオススメですよ♪
◆季節のお造り盛り合わせ
お造りは単品でも色いろありますけど、チョットずつ食べたい欲張りな私たちはいつも、大将におまかせでお願いします。
今回は、剣先いか、ひらめとエンガワ、縞あじ、伝助あなごの炙り造り、ほっき貝、よこわの6種盛り。
大阪を代表する浪速割烹「㐂川」で修業された大将の、オメガネに適ったネタは新鮮さはもちろんのこと、どの魚も持ってるポテンシャルがとにかくスゴイ!!
コリコリ食感の縞あじは濃厚で力強い味わい、ブリンブリンの穴子は香ばしくて甘い。
脂がシッカリのったヒラメに、熟成させてトロンっと甘みを引き出したイカ。
このイカは感動するぐらい美味しいので、コチラをうかがった際には是非とも食べてみてくださいな。
◆貝柱の一味やき
大きな貝柱は薄くスライスして出汁に漬けてあるのかな?
軽く炙って一味を散らしてあります。
一度、干してあるかのような食感で、旨みもギュッと凝縮されてますね。
こりゃ、タマラン…ポン酒ください…(≧▽≦)
◆赤武 夏霞 純米酒
岩手県盛岡市にある「赤武酒造 株式会社」が、岩手県産のお米を醸して造る純米酒。
フレッシュで爽やかな香り、優しい口当たりに分厚い旨み、適度な酸もあって調和の取れたお酒になってます。
◆かにとそら豆の 玉子とじ
甘くてコクのあるカニの身とホックリ空豆を、私の大好きな玉子とじにしてあります。
優しいお出汁の風味の中で、カニ身、空豆、玉子が個々を主張しすぎず、それぞれの味わいや食感を引き立たせ合ってる感じ~(*^_^*)
◆茄子木の芽田楽
ムニュっと柔らかくてジューシーなナスビに、木の芽の風味が爽やかで甘い田楽味噌が、口の中で混ざりあって何とも言えない幸せな気分にしてくれます。
◆愛宕の松 ひと夏の恋 純米吟醸
宮城県大崎市にある「株式会社 新澤醸造店」が、宮城県産の“ひとめぼれ”を醸して造る純米吟醸酒。
果実を思わせる飲み口、優しい甘みを感じたあと、爽やかな酸がキュッと引きしめます。
◆煮あわび
アワビにチョット濃いめの出汁を煮含めていて、シコシコとした食感と、じんわりと染み出るアワビの極上の旨みを存分に味わえます♪
これは日本酒にもご飯のオカズにもイイ感じ~♪ヽ(´▽`)/
◆あまえびと ぼたんえびの つくり
盛り合わせに相方の大好きなエビが無かったので、単品でお願いしましたけど…
まんまと大将の作戦にハマったかぁ…(*≧∀≦*)
いや、それにしても、甘エビも牡丹エビも甘い!甘すぎるぐらい甘い!
口の中でトローっととろけたかと思うと、甘さやコクや香りの余韻が鼻へと抜けていくんです。
瑞々しい牡丹エビとプリっと弾力ある甘エビ、甘さもそれぞれに特徴があって、食べ比べ出来るのがメチャメチャ良いですね。
◆RZ55 サマーエボリューション 特別純米
秋田県湯沢市にある「両関酒造 株式会社」が、富山県産の五百万石を醸して造る特別純米酒。
上品でキレの良い酸味に、旨みやほど良い辛さのバランスの良い、スッキリした爽やか辛口のお酒。
◆伝助あなごの 塩山椒焼
一般的な真穴子の大きさが30~40cmで重さ200g程度なのに対し、長さ120〜160cmで重さ300g以上にもなる伝助穴子。
昔は大味で骨が多く食べづらいと敬遠されてたみたいですけど、近年、引き締まった食感が見直されて重宝されるようになってますね。
普通のフワッフワな穴子と違って、歯ごたえの良い弾力があり、旨みも濃い感じがするんですよ。
塩と山椒のシンプルさが、穴子の旨みをグッと引き立たせています。
◆なんばん漬けと アボカドタルタル
アボカドと合わせたヒラメの南蛮漬けに、タルタルソースを絡めた和洋折衷な一品。
コチラのタルタルソースは本当に美味しくて、その自家製タルタルの旨みを活かすため、南蛮漬けの酢加減は押さえめにしてあるみたい。
サッパリしたヒラメとコッテリしたアボカドに、タルタルが絶妙に絡んでメチャ美味しい~ヽ(^。^)ノ
◆ことのわ 特別純米 生原酒
岡山県倉敷市にある「十八盛酒造 株式会社」が、岡山県産の“吟のさと”を醸して造る特別純米無濾過生原酒。
シュワシュワと優しい微発泡で、果実のようなフレッシュな香り。
甘みと酸味のバランスが良く、余韻を残しつつスキっと落ちていくお酒です。
デニム生地のラベルがオシャレですね~ヽ(≧∀≦)ノ
◆翠玉 無濾過 特別純米
RZ55サマーエボリューションと同じ、秋田県湯沢市にある「両関酒造 株式会社」が、秋田県産米を醸して造る特別純米酒。
繊細で穏やかな果実の香り、トロっと滑らかな口当たり、しっとりと旨いお酒になってます。
◆海老天ぷら
天国に一番近い島、ニューカレドニア近海で獲れる天使の海老の天ぷら。
プリップリッと弾けそうな弾力、火を通すことで甘さが最大限に引き出された身を、サクサクっと軽やかな衣が包みます。
これにはエビ大好きの相方も大満足してましたよ~((o(^∇^)o))
◆キリン クラシックラガー
日本酒は何杯のんだ? いち、にぃ、さん、しぃ~、ごぉ、5杯か…(~O~;)
ってことで、お口直しのビール…(笑)
◆山形牛和風ステーキ
そろそろお腹もふくれてきたので、いつもの〆パターン、ご飯モノの前のニークー(*≧∀≦*)!!
大将の目利きの鋭さは魚介類だけじゃなく、肉や野菜まで抜け目なし。
肉は産地にはこだわらず、とにかく肉質の良いものを仕入れられてるんです。
今回は「夏の暑さ、冬の寒さが厳しく」「昼夜の寒暖の差が大きい」、厳しい風土の中で育つ山形牛ですね。
基本A4等級以上の黒毛和牛が定義の山形牛は、肉のキメが細かく旨みが強いんです。
◆スイートコーンと かにのリゾット
ザ・昭和な私たちにしては珍しく、ご飯モノはくリゾットなんぞを…(笑)
カニのほぐし身の甘さと、スイートコーンの甘さ。
でも重たくはなく、割りとアッサリとしていて、〆のご飯にちょうど良い感じ~♪
お通しを含めたお料理が12品、お酒5杯にビールが1本。
最初の琥珀の時間は大将からのプレゼントで、お会計は二人で24,500円。
もう何度もこのブログでも書いてますけど、これだけ質の良い料理を12品も食べて、しかもお酒もたらふく飲んでのこのお値段。
キタ新地なんかだと、ケタがひと桁…と、まではいかないまでも、到底こんな値段では食べられませんよ…(^▽^;)
ホント、この石切さんのちょい西で商いをしてくれてることに感謝です。
ごちそうさま~(^_-)-☆
2019/06/30 更新
2019/01 訪問
旬膳 八起【都会に出なくても口福を味わえる石切の隠れ家的な割烹料理~♪】
旬膳 八起@東大阪市西石切町
近鉄・けいはんな線の新石切駅から徒歩約7分。
でんぼ(腫れ物)の神さんとして多くの人に愛されている、石切劔箭(つるぎや)神社のちょい西の、スターリースカイテラニシビルの1階に、【旬膳 八起】があります。
毎年1月の私の誕生日、6月の結婚記念日、10月の相方の誕生日を、美味しい口福でお祝いさせてもらっているコチラ。
私と同い年の大将がご夫婦でされていて、ウチから歩いて5~6分と近いこともあって、もうかれこれ25年ぐらいのつき合いになりますかね~( ´∀`)σ
コチラで記念日をお祝いさせてもらうのを楽しみに、日々の仕事を頑張ってると言っても良いぐらい、相方もメチャクチャお気に入りのお店なんです。
2019年の年明けもまた、無事に私の誕生日祝いにうかがうことが出来ました~ヾ(*´∀`*)ノ キャッキャッ♪
たまたまタイミングが良かったのか、グループ客が引けたのと入れ替わりになって、店内は一時貸し切り状態~♪
7席のカウンター、2卓ある小上がり席も空いていましたが、私たちはいつもの少し離れたテーブル席へ。
カウンターで大将や女将さんと話しながらも楽しいんですけど、コッチの方が夫婦水入らずでユックリ出来るでしょって、大将がいつも気を遣ってくれはるんです…(*'∀'*)ゞエヘヘ
◆アサヒ琥珀の時間(中)
アサヒビールが業務用として、樽詰め限定で出しているデュンケルタイプの生ビール。
香ばしいロースト香と深いコクで、本当に美味しいビールなんです。
いただきます。
◆お通し
お通しは素揚げして南蛮漬けにしたヒラメとプチトマト。
ソースの上に乗ってる魚卵は、ドイツ産のニジマスの卵だそうです。
素揚げすることでギュッと引きしまったヒラメは、シッカリした歯ごたえから旨みがあふれてきます。
さてさて、一月のお品書きはどんな感じでしょ?
食べるのが早い私たちは、こぉゆうしっとりした雰囲気のお店でも、最初に何品か一気に頼むのよね…(笑)
◆季節のお造り盛り合わせ
とにかく色んな魚が食べたいので、お造りは大将におまかせでお願いします。
この日は、アワビ、太刀魚、剣先イカ、甘エビ、ヒラメとエンガワ、中トロ、伝助穴子の盛り合わせ。
炙った皮目が香ばしい太刀魚のコリコリ食感、トロ~っと甘い甘エビ。
穴子の中でも特に大きく育った、伝助穴子のハンパないほどの身の弾力。
それに八起に来たらゼッタイ食べたい、大将が熟練の業で絶妙に熟成させる剣先イカ。
甘みや旨みやコクがホント、今まで食べたどのイカよりも美味しいんです♪
さすが老舗の名店、「浪速割烹 㐂川」で修業されただけのことはありますね~凄ぃょ!o(≧∀≦)o
◆生ハムとかにサラダ
生ハムとサラダは分かるけど、そこにカニって相性良いの?
これが、そんな心配はまったく無用で、カニの甘さと生ハムの塩っけが、お互いをジャマしないちょうど良いバランスで、クリーミーなドレッシングもイイ感じ~(*゚∀゚*)イイ!!
◆縞あじ七味焼
アジの仲間の中でも最も高級と言われる縞あじ。
ふわふわの身にはメチャクチャ脂がのっていて、パリッパリに焼けた皮の食感も何とも言えません。
こりゃ、ポン酒が欲しくなる~∑d(゚∀゚d)ォゥィェ!!
◆金鼓 純米生原酒 しぼりたて
奈良県香芝市にある「株式会社 大倉本家」の、この季節限定の無濾過生原酒です。
◆アボカドとえび揚出し
揚げ出しって普段は豆腐ばっかりですけど、海老やアボカドなんかも合うんですね。
プリっと弾けそうな海老の甘さ、それに濃厚なコクのアボカド、薄衣に絡むお出汁がまた優しくて、海老とアボカドの美味しさをグッと引き立ててます。
◆初亀 純米 酒門
静岡県藤枝市にある「初亀醸造 株式会社」の純米酒。
誕生日のお祝いにと、大将からサービスしてもらいました~( v^-゚)Thanks♪
◆両関 純米酒
秋田県湯沢市にある「両関酒造 株式会社」の純米酒。
◆山形牛の焼ぽんず
八起に来たら魚はもちろんのこと、ゼッタイ食べたくなるのがお肉!!
産地にこだわらず、その時に一番状態の良いのを仕入れてるので、間違いなく美味しいお肉がいただけるんです。
ステーキと迷いましたが、ポン酢でサッパリ食べてみることに…((o(´∀`)o))ワクワク
大根おろしとネギをのっけて…
あぁ~口に入れた途端に広がる肉汁の旨み、甘み、そして幸福感♪
絶妙な焼き加減で、ホント、舌で押しつぶせそうなぐらい柔らかくて、脂もサラッと甘くて嫌みがないんです。
いやぁ~こんなに美味しいお肉はなかなか無いと思いますよ。
◆ふぐ白子のしょうゆ焼
冬の味覚と言えばフグですよね。
その中でも白子が大好物なんです。
箸でつまめる限界の柔らかさ、口に入れるとトロ~っととろけて、ミルキーで甘いコク、それに醤油の香ばしさ。
思い返すだけでヨダレが…(笑)
◆ぶたロースと青梗菜煮
豚ロース肉とチンゲン菜を炊いてあるだけで、家庭でも作れそうな感じなのに、鰹だしの風味にほのかに山椒が効いていて、なんとも奥深い味わい。
素材やお出汁、そこに調理の業が加わると、こんなにも上品な椀物になるんですね~(o'ヮ'o)おぉ♪
ヤッパリ餅は餅屋、プロの業に敵うワケがない…(笑)
◆笹一 純米吟醸
山梨県大月市にある「笹一酒造 株式会社」の純米吟醸酒。
◆あなご天ぷら
身厚なのにサックサクでふわふわの穴子。
お塩をちょこっとつけると、淡白な白身の甘さがさらに際立ってメッチャ美味しい~ヽ( ・▽・ )ノ ラァーン♪
◆一ノ蔵 特別純米生原酒 しぼりたて
宮城県大崎市にある「株式会社 一ノ蔵」の特別純米酒。
◆ふぐ白子の玉子とじ
昔、障害者の支援センターで食事を作っていた頃、他のスタッフから『〇〇さんの料理って、ミンチ、餡かけ、玉子とじが多いですね』って言われたぐらい、玉子とじが大好きで…(*-∀-*)ゞエヘヘ
大好物のふぐ白子の玉子とじなんて、ゼッタイ頼むに決まってるでしょ♪
醤油焼きよりもさらに滑らかな口当たり。
玉子の旨みとお出汁の風味が広がって、それに負けない白子の濃厚なコクと旨みの存在感。
香りの強い三つ葉やシメジが、味のアクセントになってますね。
◆小鼓 純米大吟醸
兵庫県丹波市にある「株式会社 西山酒造場」の無濾過生原酒。
◆菜の花と昆布〆ひたし
ボチボチお腹もふくれてきたので、大将に“これ食っとけ”的なオススメをお願いしました。
独特のほろ苦さと香りが美味しい菜の花って、春の食材だと思ってましたけど…
実は1月から3月にかけてが旬なんですって。
中にはヒラメの昆布〆が入っています。
このヒラメがまた身がコリコリに締まってて、旨みが凝縮されてる上に、昆布のエキスまでしゅんでいて…
いつまででも噛んでたいぐらい美味しかった~♪
◆あまえびごはん
最後は相方の大好きな甘えびタップリのご飯。
一面に敷き詰められた甘えびのピンク、卵黄の黄色、散りばめられた海苔の黒、そして山葵の緑にご飯の白。
見てるだけで気分が上がりますね~(*≧∀≦)b
もちろん、とろけるような甘えびの甘さと卵黄のコクに、食べ終わってからの余韻までも美味しかったです。
今回はお通しを含め料理が12品に、ビール2杯とお酒が6杯(うち1杯はサービス)で、お会計は二人で25,000円弱でした。
これだけの内容を都会で食べたら、恐らく倍…いや、それ以上になると思うので、本当にありがたいお店が身近にあるもんだと、いつも感謝しかないですね。
次は半年後の結婚記念日かな?
私たち夫婦はもちろんのこと、大将ご夫婦にも健康でいてもらって、これからも幾度となく口福を味わいにうかがいたいものです…(^_-)-☆
ごちそうさまでした。
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2019/01/14 更新
2018/10 訪問
いつものあの店の口福で、いつものように相方の誕生日のお祝い~♪
旬膳 八起@東大阪市西石切町
近鉄・けいはんな線の新石切駅から徒歩約7分。
でんぼ(腫れ物)の神さんとして多くの人に愛されている、石切劔箭(つるぎや)神社のちょい西の、スターリースカイテラニシビルの1階に、【旬膳 八起】があります。
毎年1月の私の誕生日、6月の結婚記念日、10月の相方の誕生日を、美味しい口福でお祝いさせてもらってるコチラ。
同い年の大将との付き合いも、もうかれこれ25年ぐらいになるのかな~( ´∀`)σ
コチラで夫婦の記念日をお祝いさせてもらうのを楽しみに、日々の仕事を頑張ってると言っても良いぐらい、二人ともがメチャクチャお気に入りのお店なんです。
今年もまた、無事に相方の誕生日にうかがうことが出来ました~ヾ(*´∀`*)ノ キャッキャッ♪
カウンターに腰をおろし、お品書きに目を通します。
この時期は夏の終わりと、秋の走りの食材をいただくことが出来ますね。
なかなかえぇ地酒を取り揃えてはるんです。
◆アサヒ琥珀の時間(中)
アサヒビールが業務用として、樽詰め限定で出しているデュンケルタイプの生ビール。
香ばしいロースト香と深いコクで、本当に美味しいビールなんです。
そんなにしょっちゅうは来れないですけど、長いつき合いなので、記念日のファーストドリンクは大将からのプレゼント♪
誕生日おめでとう~( ´∀`ノノ゙☆パチパチパチパチ
いただきます。
◆お通し
オクラとかに身の和えものですね。
シャキシャキねばねばオクラに、豊かなお出汁の風味、ほぐしたカニ身の甘さ、それぞれがバランス良くまとまってて、いつもながら食事への期待度を高めてくれるんです。
◆揚 新ぎんなん
10月から11月にかけて、今がまさに旬のぎんなんを、サックリと揚げてあります。
ほくほくの歯ごたえとほろ苦さ、噛んでいると甘みも出てきて、まさしく大人なオツマミですよね~♪
◆季節のお造り盛り合わせ
とにかく色いろ食べたい私たち。
お造りも大将におまかせでお願いします。
この日は、甘エビ、剣先イカ、蒸しアワビ、平目とエンガワ、縞あじ、マグロの盛り合わせ。
いやね、さすが老舗の名店「浪速割烹 㐂川」で修業した大将。
食材に対する目利きが本当にスゴクて、そんじょそこらで食べる魚とは、モノがぜんぜん違うんですよ。
特に熟成させて旨みを引き出したイカの美味しさったら…∑d(゚∀゚d)ォゥィェ!!
◆山羽音べんてん 純米吟醸
山形県東置賜郡にある「合資会社 後藤酒造店」が、山形県産の酒米“出羽の里”を醸して造る純米吟醸原酒。
新酒を濾過せずに搾りたての状態で瓶詰めしたものを、半年間低温で熟成させた「ひやおろし」。
みずみずしくフルーティーな香り、ほのかな甘さ、爽やかな酸がキリっと締めくくる、スッキリした飲み口のお酒です。
◆生麩 木の芽田楽
モッチモチの生麩に、木の芽味噌のイイ香りと、ナッツのように香ばしい芥子の実。
いや~、日本酒との相性がヤバ過ぎですよ…(b゚v゚*)イイ!!
◆大倉 山廃特別純米
奈良県香芝市にある「株式会社 大倉本家」が、兵庫県産の酒造好適米“愛山”を醸して造る、直汲みの無濾過生原酒。
爽やかな香りでフレッシュな口あたり、山廃にしては軽快でキレイな酒質に仕上がってますね。
◆太刀魚 柚香やき
もうそろそろ旬の終わりを迎える太刀魚。
この時期の太刀魚は丸々として、脂のノリもバツグンになってます。
ほっこりした身を柚子の香りでサッパリと…(o^~^o) ウマー
◆太アスパラ オリーブ塩焼
オリーブオイルでシンプルに焼かれたアスパラガス。
シャキシャキっとした歯ごたえで、メチャクチャみずみずしくてジューシー♪
◆篠峯 純米酒
奈良県御所市にある「千代酒造株式会社」が、兵庫県産の希少米“愛山”を醸して造る純米酒。
口に含んだ瞬間の香りは穏やかで、次第に旨みとまろみが膨らみ、軽快な甘さを感じるお酒です。
この日は宴会も入っていて、大将と女将さん、それに助っ人の娘さんの三人は大忙し。
次の料理の提供までの繋ぎにと、サービスで袱紗焼きを出してくれました♪
フワフワで出汁がシッカリ効いた八起の袱紗焼き。
機会があれば是非とも食べて欲しい逸品なんです~(o^-')bグッ!!
◆多賀治 純米大吟醸
岡山県倉敷市にある「十八盛酒造株式会社」が、岡山県産の“雄町米”を、贅沢にも40%まで磨き上げて醸した純米大吟醸酒。
フレッシュな香りと柔らかな口当たり、無濾過火入なので雄町の旨みを存分に味わえるお酒になってます。
◆太刀魚のたつた揚
太刀魚の竜田揚げって珍しくないですか?
フワッフワで淡白な太刀魚と、サクサク衣の食感とのコントラストがイイ感じ~(b・ω・d)イェァ♪
衣の味つけも絶妙で、メチャクチャ美味しかったです!!
◆山形牛 和風ステーキ
八起の大将は、魚介類や野菜だけじゃなく、肉類にもモチロン鋭い目利きを光らせてるんですよ…(☆。☆) キラーン!!
1962(昭和37)年に、当時の山形県知事により「総称 山形牛」と命名された黒毛和種で、寒暖差の激しい環境のなか、通常25ヵ月で出荷されるところを、30ヵ月かけてジックリ育てることで、きめ細かく脂身が上質で甘い肉質になってるんです。
本当に柔らかくてジューシーで美味しいステーキなので、コレも八起に来たら迷わず注文してますね♪
◆瀧自慢 純米大吟醸
三重県名張市にある「瀧自慢酒造株式会社」が、忍者の里“伊賀”で収穫される山田錦を醸して造る純米大吟醸。
フルーティーで上品な含み香からの、柔らかな口当たりは、さすが「伊勢志摩サミット2106」で、ワーキングランチの乾杯酒に選ばれただけのことはありますね。
◆たら白子の白焼ぽんず
真鱈の白子…いわゆるオスの精巣を、湯引きで軽く引き締めたもので、トロットロにとろける食感と、口いっぱいに広がる甘さとコクがタマリマセン~(゚∀゚)キタコレ
◆あまえびごはん
ヤッパリ最後は炭水化物で〆たいですよね♪
相方の大好物の甘エビがのったご飯。
フツーのと醤油漬けにしたのとが、キレイな渦巻きに並べられてます。
卵黄も一緒によぉ~く混ぜまぜしてほお張ると、甘エビの甘さやネットリとしたコクが、悶絶しそうなぐらい美味しい~ヾ(*´∀`*)ノ キャッキャッ♪
いつものように美味しいお料理と、いつものように旨し酒で口福を味わい、いつものように記念日を祝う。
そんな日常のささやかな幸せを、チョットだけ贅沢な料理で彩ってくれる、本当に素敵なお店のお話…(^_-)-☆
ごちそうさまでした。
写真と文の並びが見やすいブログも覗いてもらえると嬉しいです♪
◆【河内のオッサンの普段メシ、ときどき酒。】
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2018/11/12 更新
2018/08 訪問
大・大・大好きな八起のお祝いに…もう二十年、まだまだ二十年~♪
旬膳 八起@東大阪市西石切町
近鉄・けいはんな線の新石切駅から徒歩約7分。
でんぼ(腫れ物)の神さんとして多くの人に愛されている、石切劔箭(つるぎや)神社のちょい西の、スターリースカイテラニシビルの1階に、【旬膳 八起】があります。
もともと同じビルにあった割烹「八起」の料理長だった大将が、その店が閉店するにあたって、隣のテナントで独立オープンされたお店。
私と同い年の大将は、老舗の名店「浪速割烹 㐂川」で修業された、筋金入りの板前なんですよ。
以前の店の時からなので、大将との付き合いもかれこれ25年ぐらいになりますかね。
毎年、6月の結婚記念日、10月の相方の誕生日、そして1月の私の誕生日を、コチラでお祝いさせてもらうのが、わが家の長年の習わしになってまして…ヾ(*´∀`*)ノ キャッキャッ♪
そんな八起も今年の8月3日で、開店二十周年を迎えられることに…
おめでとぅ( ・∀・ノノ゙☆パチパチ
これは是が非でもお祝いに伺っとかないとバチ当たるぞ…(笑)
ってことで、お花も手配させてもらいました~!
しかもブログの宣伝コミで…Ψ( ̄∀ ̄)Ψケケケ
今回は二十周年のイベントして、8月3日~5日の三日間は通常メニューの提供はなく、口福膳のみで営業をされてました。
◆夏の口福膳 5,400円
食前酒の「バルディネット モンサラ カバ ブルット」は、他のお客さんからの差し入れだそうです。
これもたくさんの人から愛されてる、大将と女将さんの人徳ですよね~♪
いただきます。
【先附】
◆冷しなんきんスープ
まず最初は大将お得意の、冷た~く冷したカボチャのスープ。
滑らかな口当たりから、カボチャの優しい甘さが広がります。
飲みこんだ時にほのかに感じる酸味は何かな~?
トマトのような爽やかな酸味があって、夏にピッタリの爽快なスープになってます。
◆アサヒ琥珀の時間(中)
今回は夏の口福膳だけの料金になっているので、飲み物は別でお会計になってます。
アサヒビールが業務用として、樽詰め限定で出しているデュンケルタイプの生ビール。
香ばしいロースト香と深いコクで、本当に美味しいビールなんです。
うすはりグラスの口当たりがまた、ビールをより美味しく感じさせてくれますね♪
【割鮮】
割鮮って聞き慣れない人も多いと思いますけど、割烹の「烹」が煮炊きなど、食材を加熱調理するという意味なのに対し、割鮮は食材を食べやすい形に整えるって感じ。
要は鮮魚などを火を通さずに、生で食べるって意味合いの言葉で、中国では三千年の昔から使われているんだとか。
大将のお師匠さんである、「浪速割烹 㐂川」の創業者が、他店との差別化を図るために、積極的に取り入れたのが定着したと、むかし何かで読んだ記憶があるんです。
◆ねぎとろ生ゆば巻
コクと旨みのあるマグロを、甘くて深みのある味わいの湯葉で巻いてあります。
ネットリと舌に絡みつくようなマグロと、とろけるような生湯葉の食感のギャップが、口の中で時間差で広がるのがイイですよ。
ちなみにネギとトロで“ネギトロ”って思ってる人も多いんですけど、本当は中落ちをスプーンなんかで削ぎ取ることを指す、「ねぎ取る」が由来ですからね~ァハハ・・(・∀-`;)
◆伝助あなご粒からしみぞれ酢
一般的なアナゴが100~200gなのに対し、300g以上に育ったビッグサイズのアナゴが伝助です。
脂もシッカリのっていて、シコシコした歯ごたえがたまりませんよ。
粒からしの甘酸っぱい酸味と辛味も良いアクセント♪
◆あわびの肝よごし
柔らかい中にもムニュムニュっとした噛みごたえのあるアワビに、味醂などの調味料でのばした肝が和えられています。
ほろ苦くて甘い肝のソースが、より一層アワビの美味しさを引き立ててます。
白ゴマで和えたものを“胡麻和え”、黒ゴマで和えたものを“胡麻よごし”っ呼ぶのは知ってたけど、肝を和えるのも“よごし”って言うんですね。
【珠手箱】
これも大将が得意とする、その時どきの旬の美味しいモンがギュッと詰まった口福珠手箱。
フタを開けるときのワクワク感がチョー楽しいんです…((o(´∀`)o))ワクワク
ネッ♪ 赤、黄、みどり・・・色とりどりのキレイな料理たちが、みやびな世界観をかもし出してるでしょ~(o'ヮ'o)おぉ♪
◆西瓜ガスパチョ
◆海老酒焼
◆小たこあっさり煮
◆ナスの田楽
◆茶まめ
◆スイートコーン
◆アスパラみそネーズ
甘い甘いスイートコーンに、豆の味が濃厚な茶まめ。
柔らかく煮つけたタコに、プリプリで味わい深い海老の酒焼き。
トマトのイメージがあるガスパチョは、赤は赤でもスイカを使ってるってことで、脳内が一瞬パニックを起こしかけたけど…
ジックリ味わってみると、ほのかな甘さと爽やかさが斬新で美味しかった~(*゚∀゚*)イイ!!
◆太刀魚柚香焼
◆みょうが
◆里いも白煮
◆福紗焼
淡白な白身に柚子の風味を効かせた太刀魚に、シッカリと味がしゅんでる里芋。
八起の福紗焼きはこれまで何回も食べてるけど、お出汁の風味が豊かでヤッパリ美味しいな~♪
この珠手箱にはやっぱりポン酒でしょ…(o^―^o)ニコッ
◆庭のうぐいす 純米吟醸 いなびかり
福岡県久留米市にある「合名会社山口酒造場」が、山田錦に夢一献を掛けて醸す、季節限定の純米吟醸酒。
フルーティーな甘みと酸味のバランスが良く、深い味わいの芳醇なお酒ですね。
◆たてにゃん 純米大吟醸 vol.6
山形県酒田市にある「楯の川酒造株式会社」が、オリジナルキャラクター「たてにゃん」をシリーズ化した、第6弾目の純米大吟醸です。
他のお客さんが頼んだのを、ラベルの可愛らしさに、ネコ好きのハートがズキューン…シュキ((ヾ(*>∀<*)ノ))シュキ
穏やかな香りで、純米大吟醸ならではの口当たりのまろやかさ、心地良い酸を残して優しく切れていくお酒になってます。
ちなみに「たてにゃん」は、楯の川酒造の事務所に迷い込んできて、そのまま住み着いた茶トラの女の子で、現在は社長の自宅で飼われてるそうですよ…(=^. .^=)ミャー
【箸休〆】
◆紅白魚素麵
オクラと長芋を細かく刻んだものに、ナメコまで入ってネバネバ三銃士~(笑)
でもスタミナがつきそうで、夏バテ予防にメチャ良さげ♪
よぉ~くかき混ぜて…
このブログでも何回も書いてますけど、中途半端に混ぜるのがスゴク苦手で、卵かけご飯なんて、全体が均一に黄色くなるまで混ぜまくりますからね…(*/∀\*)イヤン
カマボコや竹輪なんかの魚肉練り製品が大好きな私は、子どもの頃からこの魚そうめんが大好きで、大好きで…
魚の旨みが凝縮した魚そうめんに、優しいお出汁の風味と、ネバネバ食材の食感。
いや、まさにワンランク上の魚そうめんって感じでした♪
◆加古屋 純米酒
兵庫県朝来市にある「此の友酒造株式会社」が、兵庫県産の酒米を、蔵内から湧き出る軟水を使って醸す純米酒。
高めの酸が全体をキリっと引きしめていて、切れが良くてスーッと入ってくるお酒。
【強肴】
◆合鴨ロースト
◆ポテトサラダ生ハム巻
わぉっ!? ここに来て肉っけ…キタ─('v')─!!
メッチャクチャ柔らかくて、噛めばもちもちジューシーで、肉の旨みを存分に楽しめる合鴨。
火の入れ方が絶妙だからこその食感なんですよね~♪
生ハムで巻いたポテトサラダも、ジャガイモの甘み感じるポテサラと、生ハムの塩っけが丁度えぇ塩梅になってます。
◆ことのわ 特別純米酒 無濾過生原酒 限定直汲み
岡山県倉敷市にある「十八酒造株式会社」が、山田錦並の酒米品質を備える、“吟のさと”100%で醸す無濾過生原酒。
シュワっとした微発泡性があり、飲み口はフルーティーで華やか。
甘さと酸のバランスも良く、キレの良いお酒になってます。
【飯】
◆赤飯葛かけ
〆のご飯が赤飯なのは、お祝いの膳らしくてイイ感じ♪
優しいお出汁の餡かけが塩の代わりになっていて、こんな感覚の赤飯は初めて食べました。
◆瀧自慢 純米吟醸 吟風50
三重県名張市にある「瀧自慢酒造株式会社」が、北海道産の酒造好適米“吟風”を醸して造る純米吟醸酒。
柔らかくてまるみのある味わいに、まろやかな舌ざわりで、ほんのりと甘みを残して切れていくお酒。
【水菓子】
◆いちじく胡麻クリーム
デザートはイチジクと胡麻で作ったアイスクリーム。
まったり滑らかな口当たりで、濃厚さは感じますがサッパリとしていて、甘すぎず重たすぎず、料理を締めくくるのに丁度えぇ感じのサッパリ感がありました。
大将と初めて会ったのが、確か私が結婚して二年目に、四条畷から石切に引っ越してきた年でしたから、1994(平成6)年のサッカーW杯アメリカ大会が開かれた24年前だったかな?
お互いに30歳前後のナマイキ盛り…(o´ェ`o)ゞエヘヘ
大将は今の店の隣にあった割烹「八起」の若きイケイケ料理長で、私は大して味も分かってないのに、グルメ通ぶる鼻持ちならない客…(笑)
『このイカがネットリ甘くて、何とも言えない美味しさやね~』
「へい!ウチは新鮮なイカやのぉて、熟成させたんを出させてもろてますねん!!」
そんな会話が最初やったけ…( ´ー`)フッ
割烹「八起」が店じまいして寂しいな~って思ってたら、いつの間にか隣のテナントを借りて独立しはったしぃ…ヽ( ・▽・ )ノ ラァーン♪
あれからもう20年かぁ…
今までどれぐらいぎょーさんの口福をよばれてきたことやろ…(  ̄- ̄)トオイメ
お互い頭の白髪と顔のシワが目立つ歳になってしもたけど、これからもますますお元気で、この石切の地にたくさんの口福をもたらして下さいや…(o^―^o)ニコッ
開店20周年、ホンマにおめでとうございます!
これからもどうぞヨロシクね…(^_-)-☆
ごちそうさまでした。
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2018/08/15 更新
2018/01 訪問
記念日のお祝いは石切さんのちょい西のいつもの店で♪
旬膳 八起@東大阪市西石切町
近鉄・けいはんな線の新石切駅から徒歩約7分。
でんぼ(腫れ物)の神さんとして多くの人に愛されている、石切劔箭(つるぎや)神社のちょい西で、1998(平成10)年の8月からこの場所で拵え設えされている、【旬膳 八起】があります。
もともと同じビルにあった割烹「八起」の料理長だった大将が、その店が閉店するにあたって、隣のテナントで独立オープンされたお店。
私と同い年の大将は、老舗の名店「浪速割烹 㐂川」で修業された、筋金入りの板前なんですよ。
ウチからは歩いて5分ほどと近く、以前の店の時からなので、かれこれ25年ぐらいのつき合いになりますかね。
毎年、6月の結婚記念日、10月の相方の誕生日、そして1月の私の誕生日を、コチラでお祝いするのが楽しみで…(*´∇`*)
今回は私の53回目の誕生祝いでうかがいました。
まずは命の水。
お祝いでうかがった時には、いつも大将がファーストドリンクを二人にサービスしてくれるんです。
大将、いつもありがとうございます… (v^-^v)♪
◆アサヒ琥珀の時間(中)
アサヒビールが業務用として、樽詰め限定で出しているデュンケルタイプの生ビール。
キレイな琥珀色に、香ばしいロースト香が本当に美味しいビールです。
いただきます。
◆お通し
正月らしく可愛らしいお重で出てきました。
お出汁がほっこり香るだし巻きと、トロトロの茄子をカニの餡で綴じたもの。
ホントいつも美味しいお通しが出てくるので、のっけからテンション上がりまくり~(*゚∀゚*)
さて、お料理は何をお願いしましょう。
◆季節のお造り盛り合わせ
お品書きには書かれてませんが、いつも最初に注文するのが、その日のオススメを大将が見繕ってくれるコレ。
縞あじの漬け、赤貝、中とろ、伝助あなごの炙り、ひらめの生うに巻きですね。
相変わらずどの魚もまったく臭みがなく、素材自体の味が濃くて美味しい~♪
漬けにした縞あじを、粒マスタードで食べるなんてアイデアも面白いし…(*'v`b)b
とにかく食べてみれば、大将の目利きの確かさがスグに分かると思います。
旨い魚はポン酒が欲しくなりますね。
◆早瀬浦 純米酒
福井県三方郡の三宅彦右衛門酒造が、福井県産の五百万石を醸して造る純米酒。
控えめな香りで甘さも抑えた飲み口から、旨みのコクを感じさせつつ、スパっと落ちていく硬派な男酒って感じのお酒。
◆焼きがき
兵庫県相生産のカキをふっくらと蒸し焼きにしてあります。
熱を加えてもこの大きさってことは、生の状態だとかなり大きいサイズなんでしょうね。
弾けそうなぐらいプリプリで、噛んだ瞬間に濃厚な海のエキスがあふれ出てきます。
カキが苦手な相方も美味しいって食べてたぐらいですから間違いない…ヽ(=´▽`=)ノ
◆新筍とえび天ぷら
海老ラヴァーな相方のリクエスト。
甘みタップリの海老ももちろん美味しかったけど、新物のタケノコのエグミのない旨みがスゴイ!
こんなに美味しいタケノコを食べたのは、ホント記憶にないぐらいチョー久しぶり。
◆ぶたロースと水菜はりはり
元旦から雑煮でしこたま食べた水菜ですけど、見たらまた食べたくなるな~(笑)
豚ロースの旨みとお出汁を吸った、シャキシャキ水菜はヤッパリ美味しい~♪
◆ふぐ白子 しょうゆ焼
ふぐ白子もあれば必ず頼む一品です。
八起で食べる白子はとにかく臭みとはまったく無縁で、濃厚な旨みやコクやクリーミーさが際立ってるんです。
タラの白子と別次元の美味しさなのは分かりますけど、他所で食べるふぐ白子ともぜんぜん違うのは、大将の目利きの成せる業なんでしょうね♪
◆鷹来屋 特別純米
大分県豊後大野市の浜嶋酒造合資会社が、福岡産の山田錦を麹米に、自家栽培の日本晴を掛け米にして醸す特別純米酒。
日本酒度+5度の辛口になってるけど、舌に刺さるような辛さじゃなく、キレの良いシャープな飲み口の辛さかな。
サッパリしててクセがないので、食中に飲むのにちょうどイイ感じ♪
◆さわら柚香焼
淡白でほっくりしたサワラを、柚子の香りのタレに漬け込んでから焼くことで、身もイイ具合に締まり、サワラ自体の味も凝縮されるんですよね。
◆あわびバターステーキ
えっ…ヤングコーンとズッキーニしか見えませんか?
安心してください…イッパイ隠れてますから…(笑)
スッと噛み切れるほど柔らかいのに、シコシコとした歯ごたえもあって、ホント美味しいな~♪
◆蘭奢待 醴泉 大吟醸
岐阜県養老郡の玉泉堂酒造が、兵庫県産特A地区の山田錦を35%まで磨き上げて醸す大吟醸。
フルーティーな香りとどっしりした米の旨み、さすが大吟醸って感じの上品で落ち着いた飲み口のお酒です。
◆山形牛和風ステーキ
大将の目利きは海の幸だけじゃなく、山の幸に対してもメチャクチャ鋭いんです。
もう20年以上も前のことですけど、八起で一番最初に食べた米沢牛の美味しさは今でも覚えてます。
あれからもずっと変わらず、その時に状態の良い肉を仕入れる眼力は、本当にスゴイといつも感心させられますわ。
あぁ…ヤッパリ柔らかい、そしてジューシーで甘くて、噛めば噛むほど旨みがあふれてくる…
この至福の時間がいつまでも続いてくれんかな…(*´∇`*)
とは言いつつも、食べ終わったら現実世界にカムバック…(笑)
◆昆布〆茶づけ
今まで食べたことなかったのでお願いしてみました。
昆布〆にした鯛の身にほど良く熱が入って、旨みと甘さがアップしてますね。
サラサラ~っとかきこむと言うより、シッカリと美味しさを噛みしめながらいただく感じです。
大将にファーストドリンクを誕生日プレゼントにしてもらい、料理9品とお酒3杯でお会計は二人で2万円弱。
ホントいつも思いますけど、大阪の東の端っこでこれだけクオリティーが高くて、しかもキタとかミナミで食べたらどれぐらいの会計になるか分からないような料理が、リーズナブルにいただけるなんてスゴク幸せなことですね。
この地で営業してくれている大将と女将さんに心から感謝しないと…(^_-)-☆
ごちそうさまでした。
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2018/02/18 更新
2012/01 訪問
【旬膳 八起】
近鉄/新石切駅から徒歩約9分
旬膳 八起(やおき)
です。
◆禁煙席の有無
なし
◆訪店【4稿目】
2012/06/14(木)
17:18~19:40
前週の6月6日に20回目の結婚記念日を迎えまして、そのお祝いをコチラで…と考えていたのに、来れる日にタイミング悪く臨時休業だったので、「和食の店 どこへ」にうかがったんですけど…
夫婦ともにしがない介護職の私たちにとっては、誕生日とかの記念日にコチラで食事するのが楽しみなので、今回はチョット奮発して結婚記念祝いの第2弾をすることにしましたよ!
まぁ20回記念だからえぇかぁ~(v´∀`*) イエーイ♪
混むとイヤなので早めの時間に訪れ、いつもの一つだけ離れたテーブル席に座らせてもらいます。
飲み物はコチラで初めて飲んで以来、ほのかな甘さとコク深い芳ばしさがすっかり虜になってしまった、アサヒビールの琥珀の時間(こはくのとき)をお願いしました。
アサヒ琥珀の時間(中) ¥550
デュンケルタイプの生ビールで、樽生限定なのでお店でしか飲むことが出来ず、しかも少量生産なので扱ってるお店自体も少ないんですよ。
ではいただいたものを紹介していきますね。
突き出し
突き出しはズワイガニとオクラの…酢の物だったかな?
チョット日にちが経ち過ぎてて忘れちゃいました…(^ 。^)ゞ
んでいつも最初に必ずお願いするのが、造りの盛り合わせなんです。
造り盛り合わせ
この日の内容は縞えび・走りはもの焼霜造り・とり貝・まぐろ・剣先いかの糸造り・ひらめの生うに巻の6品ですね。
“梅雨の水を飲んで育つ”と言われるハモは、関西の風物詩の一つなので、私も毎年この時季になると食べるようにしています。
甘エビかと思って大将に尋ねたら縞エビと言う北海道のエビだそうで、ネットリと甘くてメチャクチャ美味しかったです。
突き出しとお造りをチョット摘まんだだけで、1杯目の命の水が、それこそ泡のように消えてなくなってしまいました…(^o^;)
アサヒ琥珀の時間(中) ¥550
ホンマに美味しいビールです!
とり貝もシコシコしてます。
コチラのイカはいつも甘くて濃厚なものが供されるんですよね。
生ウニをヒラメで巻いたものなんて初めてでしたけど、サッパリしたヒラメに、ウニの濃厚な甘さが…美味しさが想像できますよね♪
マグロも新鮮でテカッてましたわ。
冷し水なす山かけ
前にも食べたことがあるんですけど、冷たく冷されたジューシーな水なすに、出汁を効かせたとろろが絡んで、夏にもってこいの一品だと思います。
あわびとそら豆煮
ホクホクで甘いそら豆と、柔らかくて旨みタップリのアワビに、上品な煮汁が絡んでメチャ旨いです。
蓮根えびはさみ揚
エビ大好きな相方のお気に入りの一品です。
シャキシャキした歯ざわりの蓮根に、弾力あるエビの旨みが口の中で混ざり合って良いですね。
茄子とほたて揚出し
ホタテを揚げ出しにするだなんて…意表を突かれた美味しさでした。
琥珀の時間を2杯いただいた後、そろそろ冷酒にチェンジしよかな~って思ってたら、この前の臨時休業のお詫びにと、広島「中尾醸造」の“幻”と言う純米吟醸酒を、大将が一杯ご馳走してくれましたわ。
スキッとした口当たりのやゃ辛口のお酒で、私好みのお酒でしたよ。
この“幻”という酒も美味しかったんですけど、大将のブログ[リンク]で見て飲んでみたかった、夏限定のみぞれ酒と言う氷結酒をお願いしました。
八海山・霙酒
冷凍庫でカチンコチンに凍らせたのを、少し解凍して提供されるんですけど、シャリシャリの口当たりが暑い夏にピッタリですね。
山形牛和風ステーキ
コチラは魚だけじゃなくて、お肉もえぇのをだしてくれはるんですよね~
口の中に放り込んだ途端に、溶けて無くなるんちゃうかってぐらい柔らかいお肉で、あふれ出るジューシーな脂もメチャクチャ甘いです♪
小あゆ塩やき
この時季の鮎はまだ小さくて、骨も柔らかいので、頭から丸ごと食べられるんですよね。
まさにお箸の国の食べ物だわ。
フローズン状で飲みやすい霙酒はアッちゅう間に無くなったので、今度は4種類の地酒の中から好みの3種類を飲み比べられるセットをお願いしましたよ。
何をセレクトしたかは忘れました…(^-^;)
美酒三昧 ¥1200
カリカリベーコンかつをサラダ
普段サラダと名のつくものはあまり頼まないんですけど、鰹とベーコンということでお願いしてみました。
太刀魚茄子ベーコンチーズ焼
ナスビの上に太刀魚とチーズとベーコンを乗せて焼き、仕上げにイクラを添えるなんて、やっぱりプロのアイデアはスゴイですね。
ホクホクの太刀魚に、その他の素材のそれぞれの旨さがあいまって、メッチャクチャ美味しかったです。
焼うに
ウニ好きの相方のためにお願いしましたけど、香ばしくてまったり濃厚な味わいが、日本酒にもベストマッチでしたわ。
じゃこごはん
最後のシメはじゃこご飯です。
こぉゆうチョットしたもんでも、コチラでいただくと特別に美味しく感じるんですよね~
これらに相方がウーロン茶を2杯ほど飲んで、お勘定は1万8千円ぐらいでしたかね。
介護職夫婦にとっては気軽に払える金額ではないんですけど、それでも得られる幸福感や満足感を考えると、決して高い金額ではないと思います。
またコチラでの食事を楽しめるよう、明日からも仕事ガンバローっと♪
◆訪店【3稿目】
2012/01/07(土)
19:00~21:00
1月4日に47歳になったお祝い?…って、もう祝うほど目出度い年齢でもないですけど…_(^^;)ゞ
まぁ要はコチラは何か特別な日に伺いたいお店だってことが言いたいんですよ…ってか、薄給のしがない福祉職員にはしょっちゅう来れないだけなんですけどね(爆)
仕入れの状況によってメニューが変わるんですけど、この日のラインナップはこんな感じになってましたね。
大将は私と同い年なんですけど、ホンマに綺麗な字を書きはりますわ~
予約の要らないおまかせコースなんてのもお得なんですよ。
先ずはいつものように、何を置いても命の水…
夏に伺った時には東北大震災の影響で飲めなかったんですけど、今回は復活していた
アサヒ(生)琥珀の時間 ¥550
少しずつ復興が進んで、徐々に不自由さが減っていくのは良いことですけど、東北はまだまだ復興途上なんだってことを心に刻みながらいただきました。
突きだしは菜の花とかにおひたしです。
苦味やエグミのない菜の花に甘いカニの身、そして上品な出汁が渾然一体となって本当に美味しいです。
そら豆 塩ゆで
ホクホクで豆の味が濃いです。
家でも時々フライパンで蒸し焼きにするんですけど…やっぱりコチラのとは比較にならないですね(笑)
造り盛り合わせ
イカの雲丹のせ・さより・ヒラメ・赤貝・マグロ・甘エビの6種盛りですね。
見ただけでイキの良いのが分かりますね。
白身の魚は身がいこってますし、イカはねっとりと舌にまとわりついてきます。
海から遠く離れた生駒山のふもとで、こんなに美味しい魚がいただけるだけで幸せですよね~
どんこ椎茸 焼ぽんず
肉厚のどんこ椎茸をサッと炙ってポン酢でいただく…旨い椎茸はシンプルに食すのが一番です。
パラリと散らされた柚子皮がえぇ仕事してますわ。
新もの筍 天ぷら
新ものとのことですけど、タケノコってこんな季節に新ものが出回るんですね…ぜんぜん知りませんでしたわ…(^_^;)
添えられたズッキーニと共に塩でいただきます。
琥珀の時間を2杯ほど飲んで、ふとお酒のメニューに目をやると…新潟の名門酒蔵「朝日酒造」が作る名酒中の名酒「久保田」の飲み比べが出来ると書かれているではありませんか!?
それも“百寿”から最高峰の“萬寿”までの6種類が全て揃っているとのことなんです。
久保田なんてお酒を飲み慣れてない私の、いきなり“翠寿”から注文するという舞い上がり振りを察したのか、大将から
『最初に“翠寿”いったらあとキツおまっせ~』
とのダメ出しをもらい、
『“百寿”“千寿”“萬寿”はどこででも飲めるんで、チョット手に入り入りにくい…』
と言うアドバイス通りに“紅寿”→“碧寿”→“翠寿”の順に飲み比べてみることに…(^o^;)
久保田3種飲み比べ ¥1500
最初の特別純米酒“紅寿”は、口に入れた瞬間にフワッと香る芳醇な香りと、まろやかな口当たりが美味しいお酒です。
純米大吟醸(山廃仕込)の“碧寿”はスキッっとした飲み口が特徴的で、喉を通る時の味わい深さが良いですね。
そして最後にいただいた大吟醸 生酒の“翠寿”は、すごく柔らかな飲み口の中にも、キリッとしたシャープさも兼ね備えていて、さすがに大将のお薦めだけのことはある、メチャクチャ美味しいお酒でしたね~♪
山形牛 照りやき
コチラは魚だけじゃなくてお肉も飛びきり美味しいんです。
ふぐ白子 塩やき
表面を軽く炙ることで香ばしさとしっかりした歯ざわりを出しているのですが、口に放り込めばフワ~ッととろけるほど柔らかで、甘さと濃厚さを残して喉の奥へと溶けていくんです。
たこ ガーリック風味焼
プリップリのタコにシメジの旨みも加わって、ガーリックの風味がますます食欲をかき立ててくれますね。
百合根だんご かにあん
百合根をすり潰して団子にしたものを揚げて、そこに上品な出汁で優しくカニを包んだ餡がかけられています。
宍道湖産白魚 天ぷら
これも季節ものですね。
サクサクッと軽い歯ざわりと、白魚の何とも言えない風味が美味しいです。
白魚の天ぷらを食べていると熱燗が欲しくなって…
酒屋 八兵衞(1合) ¥650
熱燗の酒は2種類あるんですよ。
お酒の美味しさを引き出すためにスズの器で、しかも湯煎で燗をつけてくれるんです。
熱燗で体が温まったら逆に喉が渇いてきた感じになっちゃったので…そう…またまた命の水の…(笑)
キリン(瓶)クラシックラガー ¥500
ビールに合いそうな軽めのツマミに…
生ハム カマンベールチーズ巻
クセのあるチーズが大好きなんです。
そろそろお腹も脹れてきたので〆のご飯ものから
ふかひれごはん
ふかひれにも上品で美味しい出汁がしゅんでいて、中華でいただくのとはまた違った美味しさがありますね。
これだけ食べて飲んでもお会計は2人で2万2千円ほどと言うリーズナブルさなんです。
そりゃいつもいつも出せる値段ではないですけど、費用対効果を考えると、コチラのコスパは本当に素晴らしいと思います。
今度はいつ伺えるか分かりませんけど、コチラでの食事を楽しみに日々の仕事を頑張ります!
◆訪店【2稿目】
'11/07/25(月)
19:00〜21:30
こちらは我が家から歩いて5分ほどの所にありまして、辺鄙なこと極まりない石切の地にあっても、極上の旨いもんが頂ける稀有なお店なんですよ。
大阪市内の料亭で修業なさった大将が一流の腕を奮って提供される料理は、どれもこれも都会の高級店で頂くのと遜色ない美味しいものばかりなので、何年も前から贔屓にさせてもらってるんですけど、お値段の方もそこそこはしますので、安月給の福祉職員ではそんなに頻繁には伺えないんですよね(爆)
さて頂いたものをつらつらと書き連ねていこうと思いますが、いつもこちらに伺った時にいつも必ずお願いする、アサヒビールの黒ビール“琥珀の時間”が、東北大震災の影響で入荷が無いとのことでしたので、代わりに
瓶ビール(中) ¥500
突き出しの黒豆?の塩茹では、豆の旨みが濃厚で、それでいて青臭さがなくて美味しいですよ。
これだけでもコチラの実力が窺い知れると言うものです。
そしてこれまた必ずお願いするのは
造り盛り合わせ
この日はイカ・鯛・つぶ貝・マグロ・タコ・はも梅肉の6種類の盛り合わせになっていました。
イカはモチモチ、鯛はシコシコ、つぶ貝とタコはコリコリで、はもはフワッフワ、そしてマグロは中トロかな?…ネットリでもサッパリと舌にまとわりつく感じで、どれもこれも美味しいんですよ。
突き出しの枝豆だけでもビールがグイグイ進み、アッと言う間に2本目のビールをお願いします。
瓶ビール(中) ¥500
造りの次は口の中を一旦フラットに戻すために
冷やし水なす煮 山かけ
水なすは大好物なのに、漬物以外の食べ方はしたことがなかったのですが…
とろろのキメの細かさと、出しゃばり過ぎない出汁の感じ、それに新鮮な水なすが絡んでメチャクチャ旨いです。
水なすに感動したあとは、今が旬の魚から
太刀魚 塩やき
普段そこいらへんで食べているのとは種族が違うのか?と思ってしまうほど、全くイヤ味の無いストレートな魚の旨みと、それを最大限に引き出す焼き加減の絶妙さが素晴らし過ぎますね。
こんなにシットリとジューシーな太刀魚は、今まで頂いた記憶がないですわ。
新蓮根の梅香あげ
シャキシャキした歯応えと、モチモチとした相反する食感を併せ持つ蓮根に、梅肉とチーズがはさんであってコレも美味しいです。
美酒三昧 ¥1000
お好みの銘柄をグラスで三杯、利き酒気分で楽しんで下さい…とのことでお願いしてみました。
出して頂いたお酒は
悟の越州 純米吟醸(新潟)
〆張鶴 純米吟醸(新潟)
八兵衛 山廃純米(三重)
の3種類で、グラス3杯で約1合になるんです。
どのお酒も美味しかったですけど、個人的には悟の越州が一番好みでしたかね。
はも 焼霜
盛り合わせで頂いたハモが美味しかったので、単品で焼霜にしてもらいましたが、身のレア加減と火で炙った部分の香ばしさのハーモニーが何とも言えません。
山形牛 あみ焼ポン酢
ミディアム・レアの焼き加減に、そもそもメチャクチャ柔らかい上質の肉に、更に柔らかさを増すために入れられた包丁の隠し技…もう何も言えないぐらい幸せです。
さつま地どり 塩やき
ムギュっと噛むと程よく締まった身と、パリッと焼けた皮から染み出る、イヤミのないサッパリした脂が、口の中で一体となって、これまた美味しいんですよね~
瓶ビール(中) ¥500
あわび 蒸し煮
メッチャクチャ柔らかい食感の中から、何とも言えない旨さが口一杯に広がって、目利きの良さと、素材を生かす技の素晴らしが良く分かる一品になっています。
かにチャーハン
食事の〆としてお願いしましたが、油っぽさが全く感じられず、パラパラと言うよりもフワフワの炒め加減が、感動するぐらいに美味しいチャーハンでしたよ。
これだけ頂いてお会計は1万8千円弱でしたが、ビール3本とお酒1合のアルコールが2千5百円ですので、料理は9品で1万5千円ほどですね。
つまり1品の平均が1600円強って…極上の素材に素晴らしい技を施しているにしては、本当にお安いと思いますよ。
今回は1年3ヶ月振りでしたけど、次はいつ伺えるのかなぁ…(笑)
そのためにも仕事を頑張らなければいけませんね~!
◆訪店【初稿】
'10/4/2(金)
19:51~22:00
こちらはウチから歩いて5分ほどの所にありまして、辺鄙なこと極まりない石切の地にあっても極上の旨いもんが頂ける稀有なお店なんですよ。
大阪市内の料亭で修業なさった大将が一流の腕を奮って提供する料理は、どれもこれも高級店で頂くのと遜色ない美味しいものばかりなので何年も前から利用させてもらってるんですが、お値段の方もそこそこなのでそんなに頻繁には伺えないんですよね(爆)
さてこの日頂いたものをつらつらと書き連ねていきますと、先ず最初はこちらに伺った時にいつも必ずお願いする
琥珀の時間(中) \550
アサヒビールが出しているデュンケルタイプの生ビールなんですが、樽詰限定ゆえにお店でしか飲むことが出来ず、扱っているところも少ないのでなかなか飲む機会がないんですよ。
濃厚な味わいなのにスッキリ飲みやすく、甘くて芳ばしい香りがあと口に残るのが好きなんです。
ちなみにデュンケルとは黒ビールのドイツでの呼び名らしいですね。
その琥珀の時間(とき)と一緒にお通しが運ばれてきます。
突出し
この日は今が旬で大好物のほたるいか酢味噌合えですね。
身がプリプリで臭みが全くないのは素材の良さに加えてボイルの加減が絶妙なんでしょうね~
今月(卯月)のお品書きを見ながら最初にお願いしたのは、
造り盛合せ
メニューには載っていませんがその日のお薦めをお任せで盛り合わせてもらいます。
この日はハマチ・甘えび・赤貝・マグロの4種盛りですね。
仕入れ状況によってはこれにイカやウニ、それに季節の魚などが盛られて7~8種盛りになったりするんですよ。
奈良県との境、生駒山の麓でこれだけの美味しい刺身を頂けるだけでも幸せを感じます。
突出しへの反応で私がほたるいか好きと知った大将が
『1匹しか残ってないですが…』
と、ほたるいかの生をサービスしてくれました。
これが実に甘くて美味しかったんです♪
出来ればもっと食べたかったなぁ…(笑)
造りも突出しも美味しいのでビールがどんどん進みます。
琥珀の時間(中) \550
この時期は海の幸もですが、新芽が芽吹く山の幸が美味しい季節でもあるので
朝堀筍のしょうゆ焼
17~8年前に人生最高と思える朝掘り筍を食べて以来、それと同じレベルか、もしくはそれ以上の筍に出会えるのを期待してはいるのですが…
この筍も香りが良くそこそこに美味しいのですが、甘さがイマイチ乏しく渋みも少し残っていたかなぁ。
刺身と焼き物を頂いたので次は揚げ物をお願いしました。
あなご天ぷら
本当は小鮎の天ぷらが頂きたかったのですが品切れと言うことで、これも私の大好物のあなごの天ぷらにしてみました。
サクサクに揚がったあなごはもちろん旨いですが、脇役のはずの空豆がホクホクでメチャクチャ美味しかったです。
揚げ物を頂いたあとは口の中を一旦さっぱりさせるために煮物をお願いします。
菜の花とかにおひたし
菜の花の爽やかなほろ苦さと蟹身の甘さを、薄味ながらしっかりとした味わいの出汁が引き立てています。
こぉいった芳醇な香りの出汁が素人には絶対にマネ出来ないんですよねぇ~
琥珀の時間を2杯頂いたので、そろそろ日本酒に切り替えようと辛口の冷酒をお願いします。
出羽桜 一耕(1合) \1000
スキっとした飲み口でほんの少し酸味も感じる、バランスの取れたお酒ですよ。
フルーツトマトサラダ
皮はしっかりしていますがフルーツのような甘さのトマトと、チーズのコクが相俟って口の中をサッパリとリフレッシュさせてくれますね。
こちらは魚や野菜だけではなく、肉類も実に美味しいものが提供されるので
和牛和風ステーキ
ミディアムレアに焼かれた分厚い牛肉は、口の中に入れた途端にふくよかな旨みだけを残して溶けだすほど柔らかで美味しいですよ。
こういう美味しいお肉を頂くと、本当に幸せな気持ちになれますよね。
先ほどの一耕とはまた別の辛口冷酒をお願いすると
獺祭(1合) \1000
こちらもすっきりと軽い飲み口で美味しいです。
縞あじ七味焼
さすがは高級魚と言われる縞あじだけあって、キュッと締まった身から溢れる旨さが堪りませんね。
淡白な身なんですけど噛めばムニムニとした弾力の中から、臭みやイヤミが全くない魚の美味しさだけが溢れてくる感じです。
諏訪泉(グラス) \500
発泡性のにごり酒で炭酸飲料のようなュワシュワ感が面白いお酒ですよ。
飲み口もやゃ辛口で私の好みですね。
錦乃誉(グラス) \500
こちらもにごり酒ですがほのかな甘口で飲みやすいです。
蓮根えびはさみ揚げ
シャキシャキの蓮根にサンドされたプリップリの海老の甘みが美味しいです。
ただ海老のつなぎがチョット重たい感じはありましたかね…
地どり治部煮
ギュッと歯応えのある地鶏から、肉や皮の脂の旨みやら出汁の旨みやらがジュワーっと溢れてきます。
優しい味わいなんですけど主張がはっきりしてるんですよね。
瓶ビール(中) \500
アルコールの〆はやっぱりビールでしょ(笑)
食事の〆にうにご飯を頼んだのですがこの日は品切れとのことなので
ふんわりかに玉ご飯
ふんわり玉子に蟹の身もたっぷり入っていて、それらを絶妙な出汁がまとめているのですから美味しくない訳がないですね。
これだけ色んな料理を頂き、相方も琥珀の時間や甘口の冷酒を飲みながらで、支払いは2万2千円ちょっとです。
一見高いように思うかも知れませんが、わざわざ有名な料亭や割烹にまで出向かずに石切でこれだけのレベルの美味しいものが頂けるのですから、逆に安いぐらいではないかといつも思ってます。
同い年の大将の人柄も本当に素晴らしく、美味しいものを気取らずに…でもチョットだけ贅沢に食べたい時には最高のお店だと思いますよ。
美味しい出会いに感謝して…ごちそう様でした♪
【旬膳 八起】
◆住所
〒579-8013
東大阪市西石切町4-2-20
スターリースカイテラニシ1F
◆TEL
072-985-0040
◆営業時間
17:00~22:00
(L.O.21:30)
◆定休日
水曜日
◆駐車場
店前にあり
2018/01/06 更新
旬膳 八起@東大阪市西石切町
ブログです⇒河内のオッサンの普段メシ、ときどき酒。
近鉄・けいはんな線の新石切駅から徒歩約7分、【旬膳 八起】です。
6月の結婚記念日、10月の相方の誕生日、そして1月の私の誕生日。
30年にわたる夫婦の記念のシーンに、必ずと言って良いほど登場する八起さん。
でんぼの神さん「石切神社」のちょい西で、営業されてかれこれ25年の大好きなお店なんです。
包丁を握る同い年の大将は、法善寺横丁の老舗割烹店「浪速割烹 喜川」のご出身。
東大阪の端っこでは中々出会えない、洗練されたお料理がリーズナブルに頂けるんですよ。
今回は私、kawachiの58回目の誕生祝いで、口福をよばれに伺ってきました~(*ᴗˬᴗ)⁾⁾⁾ヨロシクデス
記念日のファーストドリンクは、いつも大将からのプレゼント。
長年の付き合いとは言え、年に3回ほどしか伺わないのに…(*ᴗˬᴗ)⁾⁾感謝♡
いただきます。
年明けスグなので、お通しはミニ重箱♪
鰤の味醂焼きや袱紗焼きなど、のっけからテンション上がりますね〜ヤター(⁎˃ᴗ˂⁎)
お通しが美味しすぎてビール瞬殺…(^O^;)
チョット早いけどお酒〜笑
◆宗玄 初しぼり生原酒 純米酒 900円
石川県珠洲市にある「宗玄酒造株式会社」が、石川県産酒造好適米“石川門”で醸した純米生原酒。
搾りたてのフレッシュな香りと、米の旨みと酸味のバランスの良いお酒です。
さてさて、お料理は何にしましょ?
一月なので雑煮なんかもありますね。
◆季節のお造り盛り合わせ
いつもまず初めに注文するのが、このお造りの盛り合わせ。
なんせ、大阪とは言えすぐお隣が奈良と言うへき地で、こんなお造りが食べられるのっ!?
ってぐらい、本当に美味しいお魚が食べられるんですよ~٩(*´ᗜ`)ㅅ(ˊᗜˋ*)وイエー!!
剣先イカ、甘海老、ホッキ貝、縞あじ、ひらめ。
ネットリ甘くとろける甘海老、シコシコ歯ざわりバツグンのホッキ貝。
そしてほど良く熟成させて旨みがギュッと凝縮されたイカ。
ホント、八起さんのイカはそんじょそこらのとは別格なので、皆さんにもぜひ食べて欲しいです。
◆春霞 生酒 純米酒 900円
秋田県仙北郡にある「合名会社栗林酒造店」が、全量契約栽培米“美郷錦”を仕込んだ純米生酒。
食事に合うお酒がコンセプトのお酒らしい、上品な甘さと優しい味わいのお酒です。
◆めざし
もぉ、とにかくメザシが大好きで、あれば必ずお願いしちゃいます。
大分産だそうで、硬すぎず柔らかすぎず、ちょうどえぇ塩梅の焼き加減。
焼けた香ばしさと、ハラワタのほろ苦さ。
ホント、日本酒にピッタリ過ぎ~(๑´ڡ`๑)ウマー
◆あわび五目あん
アワビのほかに、ヤングコーン、レンコン、ズッキーニ、シメジ、サツマイモ、三つ葉などの野菜もタップリ。
コリッとした歯ざわりのアワビは、ムッチンムッチンの弾力と磯の豊かな香り。
噛むことが幸せに感じられるんですよね~(*´˘`*)♡ꀿªᵖᵖᵞ˚
ほんのりトロミがついたお出汁がまた上品で、それでいて奥深い味わい。
八起さんのお出汁はホント唯一無二の美味しさだわ♪
◆守破離 澤屋まつもと 生酒 900円
京都府京都市にある「松本酒造株式会社」が、富山県南砺産の五百万石を醸した純米酒。
守破離らしいプチプチと爽やかなガス感、五百万石ならではの優しい甘さと旨み。
ほど良い酸が心地良く、キレの良いお酒になってます。
◆縞あじ頭しょうゆ焼
獲れる数が少なく「幻の魚」とも呼ばれる高級魚。
大きなものは120cmにもなるそうですけど、市場に出回るのは60〜80cmサイズがほとんどだとか。
以前は夏だった旬も、養殖が盛んになった最近では一年じゅう食べられるようになりましたね。
食べやすい大きさにカットされてて大きさは分かりませんが、身の厚みを見ると結構大きな個体かな。
肉厚でジューシーで旨みがタップリで。
特によく動かす目や口の周りの部分は、プリプリッと筋肉質が~
◆開運 無濾過 純米酒 900円
静岡県掛川市にある「株式会社土井酒造場」が、兵庫県産“山田錦”を醸した純米酒。
かすかに感じる新酒ならではのフレッシュなピチピチ感。
喉を通る時の力強い旨みとほんのりとした苦みに、男っぽさを感じるお酒になってます。
◆焼ふぐ
冬の間はヤッパリ河豚を食べとかなきゃね♪
プリっと弾ける心地よい弾力、噛みしめると旨みがドンドン溢れてきます。
肉でも魚でも骨についた部分が美味しいって言いますけど…
河豚もまさにその通りで、食感の良さ、味の芳醇さが段違いだわ。
◆ふぐ白子醤油焼
河豚は身だけじゃなく、白子の美味しさもまた格別ですよね。
プチュンっと弾けてトローっととろけた途端、濃厚な旨みと甘さ、そしてコッテリとしたコクが広がります。
お店によったら、時折臭みを感じることもあるけど、八起さんのはそれが一切ない。
まさに目利きの確かさと保存のワザが光る逸品ですね~♡٩(๑❛ڡ❛๑)۶ペロリ
◆十八盛 しぼりたて 純米酒 900円
岡山県倉敷市にある「十八盛酒造株式会社」が、岡山県産“中生新千本”を醸した純米生原酒。
ほのかなガス感、優しい甘さ、濃醇な味わいでほんのり辛口のお酒。
◆ぶり生ハム巻揚
寒ブリと言われるぐらい、冬にイチバン美味しくなる魚。
身が締まってて脂がタップリ乗ったブリで、生ハムを巻いて天ぷらにするだなんて…
昔ながらの定番料理から、モダンな創作料理まで食べられるのが八起さんのスゴイところ。
サクっと心地よい衣の歯ざわり、濃密なブリのジューシーな旨み。
生ハムは出しゃばらず、塩味とコクで全体のバランサーになってる感じ。
うーん、美味しい~(♡∀♡)イイネ!!
◆桂月 しぼりたて生酒 純米大吟醸 900円
高知県土佐郡にある「土佐酒造株式会社」が、“吟之夢”または“山田錦”をCEL24酵母で醸した純米大吟醸。
CEL24酵母の華やかでフルーティーな香りと甘酸っぱさ。
やゃ甘めでスッキリとした後口のお酒です。
◆黒毛和牛ステーキ
八起さんに伺って、お造りの盛り合わせと共に、ゼッタイに頼むのがお肉!!
銘柄や産地には特にこだわらず、その時に一番良いものを仕入れられてるんです。
この日の肉は、茨城県産のヒウチだそうです。
しっとりと柔らかで、溢れてくる脂と肉汁はサラサラとジューシーで濃潤。
コクがあってメチャクチャ甘いのに、後味はサッパリなので、いつまでも食べてたくなりますよ。
◆あわびバターステーキ
せっかくの誕生日なので、チョット贅沢させてもらっちゃいました…笑
コリッ!シコッ!と何とも言えない歯ざわり。
噛めばムッチリとほど良い食感、あふれてくる磯の香り。
鼻へと抜けるバターの芳醇な香り。
その香りと旨みの余韻だけで十分お酒ススミますよ~*(„◕᎑◕„)⸝⸝꙳グッ
◆獺祭 純米大吟醸 三割九分 900円
山口県岩国市にある「旭酒造株式会社」が、山田錦を39%まで精米した純米大吟醸。
華やかな香りに山田錦のほのかな甘み、キレがあってスッキリとした後口。
さすが、高精米のお酒のことだけありますね〜(๓´˘`๓)♡
◆かちんがゆ
しらすごはん、縞あじネギ丼、甘エビごはん、ヒラメ昆布締め茶漬け…(*'▽'*)わぁ♪
シメのごはんモノは、いつも何にしようか迷ってしまいます。
これまで食べたことがないのは、かちん粥と牡蠣リゾットかなぁ〜σ(´ᵕ`*)ンート…?
でも、相方は牡蠣が苦手なもんで、かちんがゆにしました。
白米のお粥さんに海苔、あられ、赤紫蘇ふりかけ。
たったこれだけのシンプルさなのに、八起さんにかかるとこぅも違うのか〜(・0・。) ほほーっ
上品だけど薄味じゃなくって、飲んだシメにサイコーだわ♪
料理が10品とお酒7杯で、お会計は二人で25,000円ぐらいだったかな?
河豚にアワビに黒毛和牛にと、チョット贅沢し過ぎちゃった感は否めないけど…
でも、これだけイィ食材で腹パンにしたら、キタやミナミなら幾らになることやら…コワイコワイ(∩´﹏`∩)
それを思うと、八起さんがココにあってくれてホント良かった~♪
ごちそうさま~(^_-)-☆
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