レビュアーの皆様一人ひとりが対象期間に訪れ心に残ったレストランを、
1位から10位までランキング付けした「マイ★ベストレストラン」を公開中!
1位
1回
2018/02訪問 2018/02/25
夫が急遽接待ゴルフ(怒)。訳あって、今日は在宅していてほしかったのに。アパートの外で飼われている猫を泣きながら撫でたりして自分を落ちつけようとしたが、ざわついた心が鎮まるには時間がかかりそうだ。
が、ここでやけ食いに走っては元も子もない。
ひとまず東京駅から大好きな谷根千あたりまでウォーキングするとしよう。
1時間ほど歩き、根津神社も近くなると店の佇まいも変わってくる。
この辺でゴールのごほうびをいただくことにしよう。
鷹匠かあ。もう15年ほど前だが、食べログ以前に利用していたアスクユーの東京レストランガイドが思い出された。
その頃から(それ以前からかもしれないが)高評価だったお店で、初めて訪ねた時は見つけられずにいた。Google MAPの無い時代の話だ。
後日再訪した際は、20代の私にはちょっと敷居が高い店構えのように感じて、近くのうどん屋さんに入ったのだった。
というような様々な記憶を巡らせながら入店。
ふわあ〜、素敵。
想像より、だいぶ広い。アイボリーの壁の中に置かれた平たい長机に座布団。クラシックが優しく流れている。
とても居心地がいい空間。
今日の疲れ具合からして、ここはもう、牡蠣南蛮(1890円)を頼むしかない。
しかし鷹匠は、せいろ945円からいただけるお店であった。
若くても、気後れせず入ればよかったかもしれない。
でも私はきっと、今日、来るべくして寄せていただいたのだ。
あたたかい蕎麦茶が出される。
柔らかくておいしい甘みがある。蕎麦の実の甘みだろうか。今まで飲んだことのあるものとは一線を画す蕎麦茶だ。
呼び鈴の猫がユーモラス。
牡蠣南到着。いただきます。
つゆは、優しい甘さにつつまれている。砂糖の甘さではなく、様々な素材から出た旨味だろう。
お蕎麦が…風味が素晴らしい。甘くて美味しいのだ。
このお店の味の特徴は、素材独自が持つ「甘み」のようだ。良質の素材から、腕の立つ職人が引き出した、上等な甘み。
では牡蠣をひとくち。
う…うまい!
甘い、海の甘さが美味しい!ぷりぷりのふわふわ!
日常の悩みなど、どうでもよくなった。
なんと美味しい牡蠣だろう。大きさも充分ある。
薬味の葱や柚子胡椒を入れずしばらく味わい、半ばで投入。
非常に香り高く、さわやかな辛味が舌の上に走る。
この柚子胡椒はペースト状ではなく、材料の形を残したまま仕上げられているようだ。
つゆも蕎麦湯もすべて飲み干し完食。
このあと甘いものを買いに行きたいのだけど、私は予想以上に疲れていたらしい。しばらくここでリラックスさせていただいた。
15年越しの恋が実り、しかも自分の想像以上の素晴らしい相手だったとは。人生捨てたもんじゃない。
へび道を歩く頃には、自由な気持ちになっていた。
2位
1回
2018/02訪問 2023/04/04
20代のピッチピチの友人と女子会(私はもはや女子を超越した年齢だが…)。
フランス語が堪能で現地のシャトーでも働いていた彼女なので、こちらをセレクト。
ドアを開けた途端、何故か入口にいたフランス人観光客から〝Bienvenue!” 〝Bonjour!" "ça va?”と声がかかる。Bonjourと返すも、これで一気にフランスにいる気分に!テンション上がるわー。
本日のおすすめシャンパーニュで乾杯。
やっぱ普通のスパークリングワインとは一線を画すおいしさだわー。
プリフィクス(2980円)のコースをオーダー。
アミューズは豚肉のリエット。
私はオードブルにはジビエ、メインはシカモモ肉、デセールはジェラートの盛り合わせをチョイス。
リエットはバゲットと共に。
パテになったジビエ登場。
お肉なので、赤ワイン追加。豚さんのラベルは初めてー。
東京で一般的に出されるパテの大きさと比較してボリュームがある。
後からマスタードを供されたが、これがウマイ。
残りのパテ、すべてマスタードと共にたいらげた。
次もお肉だけど、私の好きなシャルドネ追加。
スッキリとウマイ。
エゾシカ肉登場。
ナイフを入れるとやわらかさが伝わってくる。
いただきます。
ウマー!とてもやわらかく、ジューシー。
表参道の某有名フレンチより美味しい。
最近どこかで食べた牛のリブロースステーキより美味しい。
ウマイー。
そんなにお酒が強くないオバチャン、白ワイン追加。
デセール登場。マンゴーが濃厚♪
別料金だが、お茶は飲みたいのでハーブティーに。
んー、これは以前蓼科でいただいた美味しいハーブティーに匹敵する質の高さ。
素晴らしい。
今夜は多いに語らい、何杯か飲んだが、プリフィクスにワンドリンクなら3000円台で済む。
そしてお料理が美味しい。
お店がほぼ満席で賑わうわけだ〜。
3位
1回
2018/11訪問 2018/12/01
退院した。術後歩いたほうがよいと医師から勧められているので、浜離宮まで来てみた。
…勿論新橋までは電車で(笑)。
庭園散策の前にお昼。
そうか、このあたりは築地も近いのか。こちらのお蕎麦屋さんにお邪魔することにしよう。
おひとりさまなのでカウンターへ。
冬はすぐそこだが、今日は、ぶっかけがいいな。
オーダーは、ごぼう天と葱天の冷やしそば。
フロアにおひとり接客担当の方がいるが、昼時でてんてこ舞いのよう。
それを大変気がつく女将さんが補っていらっしゃる。
長い間、このお店を大切に守ってきた感じがする。
お蕎麦到着。
・・・美しい!これほど美しいお蕎麦の盛りつけを、私は見たことがない。
So stylish. 芸術性を感じずにいられない。
では、ごぼう天からいただきます。
・・・美味しー!なんて美味しい天麩羅なの?
極軽くカリカリのころも、シャキシャキのごぼう、歯ごたえが秀逸。
またごぼうの風味が油と相まって、大変美味しい。
これは、今までいただいた天麩羅で、いちばん美味しい。
お蕎麦はアルデンテに茹でられている。新鮮な紫蘇の香もgood!
そして、驚きのおつゆ。
出汁が効いているのは勿論だが、塩辛くない!
お蕎麦のおつゆなのに、そのまま飲めてしまう。
蕎麦つゆといえばアレ、という真っ黒なものとはまったく異なる金色のおつゆ。
これは素晴らしい完成度の蕎麦つゆだと思う。
勿論葱も旨い(初めのほうに、もっとパリパリしているうちにいただけばよかった~)。
蕎麦湯は乳白色。
ひとくちいただいたら、個人的なことで申し訳ないが、
昔の職場の近くにあったお蕎麦屋さんの蕎麦湯を思い出し、涙が滲み出てきてしまった。
美味しい美味しい天麩羅。ぜひともうちの両親にも食べさせたい。
器もどれも趣があって味わい深く、そうしたものが好きな人にもよいお店。
4位
1回
2018/05訪問 2018/05/05
ステーションギャラリーでくまのもの展鑑賞後。
お茶できる空間で近距離で間違いないところ、と言えばステーションホテルのカフェかなあ?
平日なので空いているかもと訪ねると、待っているのが1組だったので、本を読み読み待たせていただくことにした。
待ち時間は10分ほどだったろうか?
恐縮だが、4人掛けの席に通していただいた。
来週病院が待ち構える不安を抱える自分。
これくらいの贅沢は許されるだろう。
ケーキのセットをオーダーし、
ドリンクはロイヤルミルクティーを頼もうとすると、
ウェイトレスさんが、アイスはお代わり一杯がOKだと、
けっこう長めに説明してくださる。
ホットのほうが体が温まるかと思ったが、
それではアイスにしてみることにしよう。
ケーキはサンプルの中からマンゴーのムースに。
まず、ドリンクがサーブされた。
いただきます。
これは…非常に香り高い茶葉が使われたロイヤルミルクティー。
子供が飲んだらちょっと香りが強すぎるかもしれないくらいだ。
しかしお茶好きの私にとっては、素晴らしく美味な紅茶である。
ウェイトレスさんがすすめてくれたわけがわかった。
美味しいので、どんどん飲んでしまうのだ。
牛乳も、質の高いものが使われているに違いない。
美味しすぎて、お代わりした分もガムシロなしで飲んだ。
マンゴーのムースも、美味しくないわけがないじゃないですか〜。
果物も瑞々しい。
お会計はViewカードで10%オフ。
常に混んでいるので静かな空間を求めている人には向かないが、
美味しいアイスロイヤルミルクティーをいただけて、幸せな時間であった。
5位
1回
2018/01訪問 2018/01/03
新年2日目。夫とは夜合流予定。引っ越しの箱詰めを進めようと思ったが、年末からずーっとうちにいたらストレス溜まりまくり!だったのでひとりで新宿へやって来た。
都会には、素敵なコーヒー専門店がある。初めて凡にお邪魔することにした。(撮影禁止なので写真はない)
いやはや、いいお店だ〜。棚に並ぶ美しいカップの数々。
隣りに、コーヒーについて自分の知る知識をしゃべりまくる頭の悪い羽生善治、といった感じのにわかコーヒーファンがいなければもっと最高。なんと高校生らしい。若いうちから一杯1190円のコーヒーを飲みに来るとは、ロクな大人に育たないに違いない。
オーダーはブレンドとガトーショコラのビター。
マダムのお点前を拝見。
ふわ〜あ、泡が〜、コーヒーの泡がふわふわだ〜。
ふくふくと盛り上がり、ドリッパーの外にこぼれそうでいて、こぼれない。
ずーっと見ていたい。
横にお湯の入った小さなカップが置かれているが、あれはなんだろう?湯切り用?
「お待たせしました。」
と出されたコーヒーはポットサービス。
一杯だけじゃないのかー、うれしい。
そして、お湯の入った小さなカップは私のためのコーヒーカップだった!
こんなに小さくて可愛らしいカップでいただくのは初めて。女王陛下お気に入りのAynsleyという名窯の作品らしい、とわかるのも、カップの説明が書かれたカードが添えられているからだ。
英国好きの私。テンションMAX!
それではコーヒーをいただきます。
おお、コクがあって芳ばしい。普段はアメリカンで充分のコーヒー音痴の私にも、美味しいとわかる…そんなヤツがコーヒー飲みに来てすいません(笑)。
好きだったのが、ガトーショコラに添えられた生クリーム。甘くなく、牛乳のコクがあり、さっぱりとしていて美味しい。
只今のBGMは、夜の女王のアリア。
目の前に豆を焙煎するのか挽くのか、機械があり、見ているのもおもしろい。
都会のお気に入り、また発掘♪
6位
1回
2018/05訪問 2018/05/30
別府の夜。本日はひとり身にて、無料案内所の看板がくるくる回るごっつい昭和の歓楽街に足を踏み入れることができなひ。
ギリギリ、こちらのお店が通りに面していたので入れさせていただいた。
お店のお母さんが、入口のレジ横の席に座らせてくださった。
土曜の夜。店内は混雑している。
ほどなく満席となり、滑り込みセーフ。
手元で見るメニューは無いので、奥の壁のお品書きを撮影してセレクト。
本日のオーダーは、名物のかも吸いをいただく予算がなく、下記のとおり。
西の関 純米酒
地だこ(酢味噌)
とりもつ
豆腐田楽
「お一人ですか?」と声をかけられ、
抑揚ナシ、かつ目を合わせず「はい」と言うと、
彼女連れの男であった。
なにこの人?いらない予防線張っちゃったんですけど(怒)。
と一瞬怒りが湧いたがすぐに男が会計を済ませ出て行ったので、それ以上ムカつかず済む。
西の関がきれいなガラスのお銚子に入って登場。
おいしいが、私にはちょっと甘めかな。
おお、とりもつ到着。
ねぎがたっぷり。いただきます。
ンー!ウマッ!
もつがコリコリのプリップリ、そしてお酢テイストのつゆと絡まって、さわやかにウマイ!
これは新鮮なもつの成せる業、プラスお母さんの味付けの妙。柚子胡椒。
ウマイー、どんどん食べちゃう。
豆腐田楽が現れた。
ウ、ウマイー!
あたたかい、ふわっふわの厚揚げの上に、甘めのお味噌。
ウマイー、モグモグ。
地だこ登場。
少々味噌が塩辛いので、この街の刺身レベルを信じ、何も付けずに食べてみた。
お、おいしー!(感激)
身が甘くて、プツップツッと歯切れの良いタコ。
すべて何もつけず完食。
うますぎるタコ氏、貴殿にお目にかかるのは、東京では不可能なのでありましょうか。
美味しすぎたー。
チョロ松は、別府に来たらマストのお店。
7位
1回
2018/07訪問 2018/07/03
やわらかなスコーン、モヒートのムース、マンゴープリン、etc、etc…
香港政府観光局のプレゼントキャンペーンに当選し、アフタヌーンティーのチケットをゲット!夫と2人で訪ねました。
有効期限を勘違いしていた私。2日前にギリギリで気づいたのです、はあー。
平日利用になってしまいましたが、大好きなペニンシュラでお食事ができて、最高にハッピー!
乾杯酒はロゼ。
お茶は、夫はオーガニックラズベリーネクター、私はマスカットをチョイス。
スコーンから始まりました。
あたたかい!それにやわらかい。
こんなにほかほかでふわふわのスコーンをいただいたのは初めてです。
スコーンと言えば、口の中の水分が吸い取られてしまう食べもの、と思っていましたが、
これは違います。
クロテッドクリームといちごジャムにつけていただきました。
さあ、フィンガーフードのセットがやって来ました。
かわいい〜♪夢のようなキラキラ感に溢れたプレゼンテーション。
給仕さんのおすすめどおり、アイスクリームからいただきます。
…手に取ると、小さくてかわいい!
おままごとのアイスクリームのようです。
きちんと冷たくて美味しい。
グラスにワインがあるうちに、おつまみ系のフードからいただきます。
ハムとチーズのミニサイズのクレープ。やわらかなクレープ生地に包まれていて美味しい。
胡瓜と卵のサンドイッチ。舌ざわりがおもしろく、味つけも優しくておいしい。
トマトとモッツァレラチーズにはバジルが入っていて、
イタリアン好きの夫はこれが気に入ったようです。
海老とマンゴーのミニバンズ、田舎風パテ。
どれもお酒のあてにgoodで、車でなければアルコールを追加したいところ。
お茶をおかわり。
オーガニックダージリンとオーガニックアールグレイに。
では、スイーツです。
変わり種の、モヒートムースからいただきたい。
形もかわいくて、何枚も写真を撮りたくなります。
…さわやか!ほんとにモヒートの味がする〜♪
これはクオリティが高い。素敵なスイーツだな〜。
メロンのショートケーキ。
おお、メロンの甘い果汁が口の中にあふれます。
やわらかなスポンジと融合して、なめらかな舌ざわりに。
ホワイトチョコのアーチも、おいしいチョコレートで作られています。
マンゴープリンタピオカココナッツソース。
ウーン、なめらかで、決して甘すぎず、おいしいマンゴープリン。
緑茶とチョコレートのケーキは、日本人には少々甘すぎるでしょう…
もっと甘くないチョコレートを使っていただけるとありがたかったです。
そして、てっぺんに乗っている愛らしい麦わら帽子は、かぼちゃでできているとのこと。
パリパリして、そうだな、とてもおいしいサッポロポテトバーベキュー味…例えが庶民(笑)。
ラスト、オーガニックココナッツカカオプーアールと、
オーガニックモロッカンミントティーでおしまいにしました。
ミントティーがさわやか!
正直に申し上げますと、お茶好きの私としては、今夜のお茶にあまり感動していなかったのですが、
ミントは素晴らしかったです。
が、夫がココナッツがあわなかったようで、ひとくちで交換してあげました(笑)。
私は全く問題なくいただきました。カカオの味もして、おもしろいプーアール茶でした。
ああ…夢のような時間が終わりました…
大好きなペニンシュラで美味しいフィンガーフードがいただけて、心の底から幸せでした…。
香港でも東京でも、自分では飲みものを飲めるぐらいなので、ここでこんな風に素敵な時間を過ごせるのは、
ほんとうにうれしい、信じられないことです。
ザ・ペニンシュラ・東京のみなさま、香港政府観光局のみなさまに、心より感謝申し上げます。
8位
1回
2018/11訪問 2018/11/09
60代の父親と食事できるお店を検索。
一休で、飲み放題込みで5000円以内のプランがある(休前日を除く)東銀座のイタリアンを発見。
店内は、洒落たテーブルの並び。
父も私も赤ワイン(写真なし)で乾杯。
本日のコース(うろ覚え)は下記。
前菜。
イチジクと水牛のモッツァレラ
自家製ソーセージ
カマスのカルパッチョ
ローストビーフ(特製のソース)
どれもおいしかったが、イチジクと水牛のモッツァレラがめちゃウマだった!
イチジクがとても甘く、モッツアレラはまったく臭みがない。
カマスもおいしかったー。少し炙ってあるようだ。
パスタはボンゴレビアンコ。
アルデンテなのだが、茹で具合が絶妙。
ちょっと生なんじゃないか?と感じるぐらいの固さだが、自家製パスタ自体の旨味がとても感じられる。
こんなパスタの茹で方は初めてだし、ウーン、おいしい。
パルメザンもたっぷりかかっている。
途中白ワインとディタアップルを追加。
ディタアップルは、甘みがあるのにすっきりしていてとてもおいしかった。
メインは鳥取の大山鶏とお野菜の炭火焼き。
大山鶏は、鶏界のイベリコ豚のごとく、いろいろなお店で出てくるが、正直大山鶏の旨味をここまで感じたことはない。
炭火焼きだから、とても香ばしい。
今までは、大山鶏がおいしい鶏なのかどうかもわからなく食べていた。
野菜もどれも香ばしく、もともと美味しいお野菜なのだろうが、焼き加減や塩の具合で旨味がより出ているに違いない。
これまでいただいた肉と野菜のグリルでいちばんおいしかった。
デザートは安納芋で作られた一品。
別料金でエスプレッソもいただいた。
安納芋ー!
ウマイ、美味しい。お芋の風味がとても豊かで、まったく甘すぎない。これは美味しい。
そして、エスプレッソもこれまでいただいたものの中でいちばんおいしかった。
飲んでいる時は美味しいエスプレッソの風味をたっぷりと感じるが、飲み終わっても、舌の上に一切苦味が残らない。
シェフは笑顔でとても低姿勢。
歌舞伎座や新橋演舞場のすぐ近くなのに、こんなに良心的で美味しいリストランテがあるって、
なんて素敵なことでしょう♪♪♪
9位
1回
2018/11訪問 2018/11/22
60代の胃がない父と食事シリーズ。
東京駅の近くで、当日にネット予約できて美味しくてそれほど高くないお店を検索。
やったー、ポール・ボキューズがヒット♪
一休で税サ込み4000円ほどのコース。リロクラブの200円割引きを利用。
本日のメニューは下記のとおり。
アミューズ
コンフィのサラダ
メバルのポワレ
洋梨のコンポート アールグレイのアイスクリーム
紅茶
グラスワインで乾杯、父は鶏胸肉で赤、私はメバルで白。いちばん安価なものとはいえ、やはりフランスワインはおいしい。
バケットが出される。
ほかほかで美味しい!カレー風味の豚のリエットとオリーブオイルでいただく。
ん?思い出した。国立新美術館で同じお店に行き、この美味しいリエットを食べたことを。
人生初ポール・ボキューズじゃなかったワ。
アミューズはかぼちゃのマッシュ。なめらか〜。
前菜はコンフィ。前菜が少なくてがっかりすることがあるけど、これはない。
2人とも赤と白を追加。1000円のシャルドネを頼みたかったが、節約して同じの。
メバルのポワレ到着。
そういえば、ミュゼのほうでもこれを食べた気がする。
ムッシュウ・ボキューズの得意料理のひとつなのだろうか。
んー、皮がパリッとしてて美味しい。
ソースも美味しい。
さて、デセールまでたどり着いた。
洋梨のコンポート、いただきます。
…美味しいー!さわやか。
全く嫌な甘さやえぐみが無い。赤ワインのコンポートと書いてあったような気がしたが、渋みも一切無い。
食べながら、おいしいを連発するワタシ。
ラスクのようなお菓子も美味しい。
卵が濃くて、上質のカステラみたいなテイストで、歯ごたえはサクサク。
アイスには、キャラメリゼされたアーモンドスライス。
これがザクザクしておいしく、また、お皿の底にお菓子の生地を割ったのが敷かれているが、これもおいしく、ナイスアクセント。
やはりお菓子はフランス、または日本。
サービスも、フランス料理にありがちな気どったところがなくていい。オープンキッチンの前では、厨房の様子を見ながらいただくこともできる。
お店を出る時に声をかけてくださったのは、HPの写真と同じお顔なので、シェフだと思う。
新美のお店より、このお店のほうが好きだな♪
平日の夜、コースでいただくブラッスリーなのに、何組もお客さんがいた。
週末は満席なのでは?
10位
1回
2018/11訪問 2018/11/14
野暮用があり、代々木八幡方面でランチ。
以前会社の飲み会で来た、このお店でいただくことにしよう。
その時の印象は、おいしいお店、とざっくりなのも、2年前の話なので…
(後ろの写真3枚は飲み会のときのものです。)
カウンターもあり、おひとりさまもOK。
オーダーはパスタで、豚肩肉と小松菜のトマトソース。
お店備え付けの旅行雑誌を読みながら待つことにしよう。
パスタ到着、ではいただきます。
ウ、ウマイ。
豚肉の旨味が、ソースに滲み出ている。
普通の豚肉とは違う、クセのある味とも言えるが、そのくせが、臭みにはならず、旨味になっている。
コクがあるソース。
アルデンテのパスタに絡み、とても美味しい。
なんだかこれを、いつまでも味わっていたい。
小松菜も、嫌な苦味がないが、野菜自体の味は残ったまま。
気がつくと店内は満席で、断られているお客さんも出てきた。
アラフォー、アラフィフの客層も多い。
美味しいものね。
ご主人は、著作もあるほどの有名シェフらしい。
美味しかったー。この味は、忘れない。
まずは味、そして真心。居心地よればなおうれし。