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みさき芋
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茶節
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黒豚とんこつ煮
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黒豚しゅうまい
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鹿児島旅行二日目。創業は文久元年（1861年）の老舗温泉宿である霧島ホテルで宿泊。ここは、何かと面白いホテルで、ここ自体がちょっとした観光地なんじゃないか？と思います。
この辺は、日本神話に登場するニニギが降臨したという伝説がある地。お目当てはやっぱり霧島神宮で、鹿児島に来た目的は、これだけと言ってもいいくらい。ただ、このホテルも数年前にリニューアルされた時から気になっており、行ってみたいかも？という気持ちは日に日に強くなっていきましたね。日帰りだと1000円で入浴できるので宿泊するかは迷いましたが、ここを観光地として楽しめばいいかな？って宿泊する事に決めました。長旅で二日目はゆっくりしたかったのもある。
「霧島温泉郷」は、霧島連山に点在する9つの温泉からなり、このホテルは硫黄谷温泉にある。この硫黄谷温泉自体も300余年の歴史を誇り、江戸時代に書かれた温泉番付「諸国温泉功能鑑」で「薩摩硫黄湯」として掲載されている。その時は、皮膚病に効能があるとされていたようですが、泉質は4種あるのも特徴なんで、それだけではないとは思います。ちなみに、硫黄谷温泉を泉源として引いてるのもこのホテルだけらしい。湯量も１日1400万リットル（1分間にドラム缶50本分）というから驚きだ。実際に風呂の中でも、大量の湯が大きな音を立てながら噴出しており、こんな贅沢な源泉かけ流しってあるのかな...と思いながらぼーっと眺めていたりしたが、奥行き25mもあるプールみたいな風呂だからあちこち行かなきゃいかんから忙しかったです（笑）
で、見所は他にもあって...それは女子かも？なんとここの温泉は混浴なのだ＼(^o^)／温泉自体が深くて、タオルを巻くのもOK、女性用の時間もあるんで、女性への配慮もできているとは思いますが、たまにポロリの人もいたようでした。完全に一人だと怖気づきそうですが、カップルや友達同士や家族と一緒の女性なんかは混浴をけっこう楽しんでいたようです。まあ女性が複数人いると、こっちが逆に気を使いますけどね。そんな時は、外の露天風呂（鉄幹の湯）に回避したりしてました。見たいという気持ちもあるが、さっきからジロジロ見てきもいんですけど的な事を思われるのも嫌だしなあ（笑）
露天風呂には与謝野晶子が詠んだ歌がありました。この地は、京都伏見寺田屋事件で負傷した坂本龍馬、妻・おりょうが療養と新婚旅行を兼ねて訪れた地だったり、ホテル自体は、犬養毅や与謝野鉄幹、晶子夫婦をはじめ歌人や文人が訪れたりしているようです。館内には資料室のような場所があったり、龍馬が姉宛にその時の旅行の事を書いた手紙なんかもありましたね。どこで反応するかは個人差ありそうですが、なかなか面白いホテルだと思います。
夕飯は外で食べました。この周辺はたくさん飲食店があるわけではないので、朝食だけはホテルですませるのが良さそうですね。料理に興味を惹かれて訪れたわけではないので、あまり期待してなかったんですが、朝食バイキングのわりには、けっこう品数があって満足できました。朝食にありがちなものが一通り揃っており、さらに夜に食べたらよさげなガッツリとした料理もあった。なので、朝から食欲をそそられてしまいましたね。豚骨を使用した料理と言えば、豚骨ラーメンを連想してしまうが、鹿児島の郷土料理である「豚骨料理」があったのは嬉しかった。黒豚のとんこつ煮はめちゃ旨でご飯が進む！今回はノーチェックだったが、豚骨料理専門店やそれをウリにしているお店があるなら行ってみたいなと思いました。つうわけで、総合評価はなかなか良さげなホテルでした(^o^)