レビュアーの皆様一人ひとりが対象期間に訪れ心に残ったレストランを、
1位から10位までランキング付けした「マイ★ベストレストラン」を公開中!
2位
1回
2018/11訪問 2018/11/21
学芸大学の本格的な焼き鳥屋さん 鳥おき - ほるひーとの日記
食べログで1位の目黒の鳥しきに毎月のように1日に予約の電話をかけても繋がらず、その姉妹店の鳥かどに予約の電話をしても繋がらず、美味しい焼き鳥食べたいな、と思って、見つけたのが、学芸大学の鳥おき。
中目黒の鳥よし系の店とのことで、鳥しきと同系統。先日、焼き鳥のコースで満足した五反田のとり口とも同系統です。
土曜日の夕方に予約の電話をかけましたが、そこまで混んでいないらしく、当日の夜8時に予約が取れました。
店は東急東横線学芸大学駅から歩いて3分くらいのところにあります。メインの通りから少し外れたところにあり、ひっそりとした感じの佇まい。
知っているか、予約していないとふらっと入る感じでは無いですね。
予約時間に行くとすぐにカウンターの端に案内されました。
ちょうど入れ替わりの時間のようで、あまりお客さんはいません。カウンターに8席とテーブルが2つの店内。カウンターは我々を含め、2人組のお客さんばかりでした。
まずは生ビールを注文。注ぎ方が綺麗で美味さが増します。
最初に大根おろしとうずらの卵のお通しと漬物が出て来ました。
メニューです。焼き鳥はおまかせとお好みがあります。おまかせは好きなところでストップをかけます。
それ以外にも一品料理などもあります。
ここはおまかせにします。値段が出てない店ですが、1本250円から300円程度らしいです。
カウンターの中央にある焼き台で若い料理人の方が丁寧に焼いて行くのが見えます。
最初にさび焼きが出て来ました。ささみにわさび。
中がレアで外側はちょうどよく焼けていました。最初にぴったりの一品。
次はつくねです。少ないタレ焼き。ジューシーなお肉が最高。
砂肝を塩で。柔らかく仕上がっていました。
今が旬の銀杏。
親鳥のかしわです。一口噛み締めると鶏肉の旨味が口の中に広がります。絶品でした。
ここで厚揚げ。学芸大学の手作り豆腐、関商店の厚揚げとのことです。
軟骨です。こりっとしすぎなく、柔らかく美味しい。
椎茸です。ジューシーです。
ぼん。ぼんじりですね。そとはカリッと、中は脂の旨味がじわっと。
レバーです。レア具合がちょうど良いです。
ハツです。この店は内臓系はレア気味に、柔らかく仕上がっています。この辺りでお腹がちょうどよくなってきたので、今用意している分で終わりにしてもらいます。
締めには焼米(焼きおにぎりのスティック)。ちょっと時間がかかりそうだったので、先にオーダーしました。
自分の好物の皮です。皮も少し柔らかめ。焼き方は完璧。
最後に希少部位のちょうちんです。
生まれる前の卵の部分、きんかんとそのきんかんが通ってくる管の部分を合わせたのがちょうちん。
甘いタレにぴったり。これだけを食べにきても良いくらいのレベル。
最後は焼き鳥の最後に出てくる鳥のスープと先にオーダーしていた焼米。締めにぴったりです。
これで2人で11000円程度。ドリンクは合計3杯なのでちょうど良い価格でしょうか。
メニューに値段が出ていない店はちょっと緊張しますが、高過ぎもせずに安心しました。
何を食べても美味しく、職人技って感じの焼き鳥。接客もこなれていて、楽しい時間が過ごせました。
3位
1回
2018/05訪問 2018/06/10
恵比寿のインスタ映えって言葉がぴったりなメキシカンレストラン ラ・エスキーナ - ほるひーとの日記
恵比寿でとあるイベントに参加した後の夜、ラテン系の料理が食べたくて予約したのが2017年にオープンしたメキシカンダイナー ラ・エスキーナ-LaEsquina-。
食べログでも高評価の店ですが、何を食べても美味しく、雰囲気、サービスもよく大当たりでした。
一押しはメキシコ料理の定番タコスですが、フィリングを韓国風、和風などにしたクラフトタコスを特に押している様子。
恵比寿らしくおしゃれな外装。
予約して行きましたが、店内は満席でした。さすが恵比寿、デートか女子会のお客さんが目立ちます。外国の方も結構いましたね。
メインのメニューはメキシカン、というよりかアメリカ風のメキシコ料理、Tex-Mex系の料理が多いです。
こちらがクラフトタコスのメニュー。牛ハラミコリアンBBQなど一風変わったのがいくつか。
テキーラも種類が豊富です。それよりも、テキーラのボトルの手書きのイラストで構成されたメニューのセンスの良さに驚きです。
そして、本日のおすすめ。
和とメキシコ、というか、ラテンのフュージョンが並びます。
まずは生ビール。グラスも凝っていてインスタ映えしそう。
内装、食器など全てが調和していてセンスが良いです。
前菜はたーぷり桜エビのワカモレ。
ワカモレが見えないほどに旬の食材、桜エビが山盛りです。
チップスはちょっと厚めのトルティーヤを揚げたもの。
柔らかめの桜エビがアボカドに合いすぎてびっくり。
おすすめメニューはシェフの実力発揮の場所って感じでしょうか。
ソフトシェルクラブタコス、牛ハラミのコリアンBBQタコス、神威豚ポークカルニタスタコスのクラフトタコス3種です。
具が山盛りでちょっと食べにくいのですが、どれも味は完璧。韓国風のタコスはちょっと意外な味ですが、トルティーヤに合わないはずはないですね。
メインはこの店のおすすめのメキシカンローストチキンスペシャルプレートにトルティーヤを4枚追加。
自家製のコーントルティーヤはメキシコらしい保温容器に入って出てきます。
クミンなどのスパイスが効いて柔らかくジューシーに仕上げられたチキン。
アボカド、目玉焼き、トマト、ハラペーニョ、サワークリーム、チーズ、パクチー、サルサなど、トッピングがたくさん並びます。
一つだけメキシコ風でないのが、東南アジア風の甘いスイートチリソース。これは意外にメキシコ風の食材にあいました。
自分で自由に具材を組み合わせていく料理は誰でも好きですね。楽しませる料理、をわかっている店なのかなって思いました。
厨房を見ていた感じ、日本人の方ばかりでしたが、メキシコの経験が長い方なんでしょうか。
私はメキシコで数ヶ月過ごした経験があるのですが、メキシコで食べられる料理の基本はしっかり守っている上で、色々とアレンジされているよう見受けられました。
雰囲気、サービスもよく、楽しい土曜日の夜になりました。
4位
1回
2018/09訪問 2018/10/01
【伊豆旅行】西伊豆堂ヶ島の食堂 天窓洞茶屋松丸で絶品刺身定食 - ほるひーとの日記
伊豆旅行3日目は泊まった吉奈温泉の善名寺で子宝の祈祷に行き、浄蓮の滝で観光した後、レンタカーで西天城を越えて、西伊豆の堂ヶ島を目指しました。
堂ヶ島は伊豆の松島と言われる景勝地。堂ヶ島洞くつめぐりの遊覧船目当て西天城を越えて来たのですが、残念ながら、この日は波が高くて全便欠航。
仕方なく、堂ヶ島公園を徒歩で回ることにしました。少し階段を上がっていくと素晴らしい景色が見られる展望台がありました。
展望台から天窓洞に降りて来て、すぐ近くのところにあったのが天窓洞茶屋 松丸です。
玄関の等身大の人形が面白くて、写真を撮っていたら隣で何かを売っていたお婆さんに話しかけられ、美味しいので、入ってって、とのこと。
ちょうどお腹も空いていたので、入ることにしました。
観光客向けの立地ですが、観光食堂って感じではなく、地元の食堂って感じ。漁師さんが経営しているみたいですね。
ちょうど地元のグループらしきお客さんがお祝いの席をやっていました。他にもお客さんはちらほら。
玄関には生きたさざえがバケツに入っていました。
店員さんは地元の大グループのアテンドでてんやわんやの様子で、なかなか料理が出てこないな、と思っていたら、サービスでところてんを頂きました。
■さざえ定食(活き造り) 1600円
さざえの活き造り、小鉢が2つ、味噌汁、ご飯にお漬物。
新鮮そのものの大きなさざえの活き造りが2個分。絶品です。
さざえは部位によって味が違って、色々と楽しめるのですが、これだけ食べているとちょっと飽きますね。
■松丸定食 2200円
さざえの定食にプラスしてお刺身の舟盛り、さざえのつぼ焼きにとこぶし。
なんと、刺身には生わさびがついて来ました。さざえ定食と800円差とは思えないほどの、豪華な定食です。
この刺身の舟盛りが美味しすぎでした。脂が乗った新鮮なアジ。こんな美味しいアジは初めてでした。そして、イカの刺身。新鮮で甘みが濃厚に感じられます。この辺りはイカの漁でも有名だそうです。
甘エビにまぐろさえも美味しかったです。
お店の大将と女性店員さんの手慣れた感じの接客も気分がよかったです。
正直、今回の伊豆旅行で一番美味しかったと思います。
5位
1回
2018/07訪問 2018/07/29
両国の元モンゴル出身力士のモンゴル料理の店 羊料理が美味しいウランバートル - ほるひーとの日記
両国での土曜日。昨年出来たすみだ北斎美術館でますむらひろし展に行って、猫つながりで両国駅前の江戸ねこ茶屋に行ったあと両国でディナーにしました。
両国駅周辺をぶらぶらしていて見つけたのはモンゴル料理の店 ウランバートルです。
両国駅から飲食店が連なる横綱横丁をどこで食べようかなと歩いていて、横綱横丁を抜けて大通りに出てすぐのところにモンゴル料理の看板を見つけました。
大相撲の町、両国。ちゃんこ屋さんがたくさんありますが、モンゴル力士も多いのでモンゴル料理の店があってもおかしくないですね。
モンゴル料理は巣鴨の有名店のシリンゴル以来の2度目です。
店は2階にあります。ドアを開けると強いラムの匂いが漂ってきました。
結構広めの店内。先客は3組ほど。モンゴル風にデコレーションされている店内です。
こちらがメニューです。羊料理がほとんどです。
前菜はマントウ、ポーツツォグなどモンゴル料理だけでなく、枝豆などのおつまみもあります。
こちらがメインの肉料理のメニュー。
餃子系、スープ系。
モンゴルっぽいのはモンゴルウォッカ、モンゴルビール、チャツァルガン(シーベリー、サジー)ジュースでしょうか。
ドリンクはモンゴルのダークビールとチャツァルガンにしました。
この店、オーナーは元力士の白馬関とお母さんとの事。本人が接客をしてくれました。
▪️ホーショール 1個250円
最初に出てきたのはラムのひき肉を小麦粉の皮でつつんで揚げたもの。南米のエンパナーダのラムバージョンって感じです。
ごろっとしたラムひき肉のの質が良くて、ちょうど良い味付け。揚げ具合も良く美味しいです。
▪️ボーズ 1個120円
こちらはモンゴルの小籠包的な料理。ラムひき肉と野菜を餃子の皮で蒸したもの。スイートチリソースで食べます。臭みのないスープが美味しいです。
▪️骨付き塩茹で肉ハーフ2600円
メインの骨付きラムの塩茹でが出てきました。
ハーフですがかなりのボリューム。塩茹でのラムの塊肉がじゃがいも、人参、たまねぎと一緒に出てきました。
ナイフで削いで、特製のタレを漬けて食べます。ハーブの入った、かなり塩味の強いタレ。
まずはお肉の部分を。ラムの旨味だけが感じられ、臭みはまったくなし。本物の味って感じ。いくらでも食べられそうな美味しさ。
脂身の部分は少しテーブルにあるモンゴルの岩塩をかけて食べます。口の中でトロッととろけます。ラムの旨さしか感じられません。
関節のコラーゲンの部分、骨周りの肉と、骨付き肉の良さを十分堪能出来ました。
東京でも珍しいモンゴル料理、あまり量は食べられませんでしたが、楽しませて頂きました。羊肉は好きな人にはおすすめの店です。
6位
1回
2018/10訪問 2018/10/14
鎌倉の有名店 ローストビーフの店 鎌倉山 本店 - ほるひーとの日記
家族の記念日に鎌倉山のローストビーフを食べに行きました。老舗らしいおもてなしと絶品のローストビーフが味わえる店で大満足のディナーでした。
鎌倉山本店は別荘が並ぶ鎌倉山のほぼ一番高いところにあり、鎌倉駅からタクシーで15分ほどの場所にあります。大船駅からもほぼ同じくらいの距離だそうで
す。10月の日曜日、5時半に予約して行きましたが、外はもう暗くなっていました。
入り口から建物までは少し歩きます。体の悪い人にはちょっと辛い道のようです。高級店だけあって、着いてからのおもてなしがすごいですね。
創業50年近いレストランで、店内もちょっとレトロな豪華さ、って感じ。ディナーは5時から8時までだけの営業ですが、店内の先客は1組だけでした。
今日は13000円のコースです。
ドリンクは赤ワインをボトルで頂きました。
■盛り合わせオードブル
この店では安めのコースですが、豪華なオードブル。
ハタ、アワビ、ホタテの刺身、軽く火を通したほっき貝をカクテルソースで、そして、はまぐりのガーリックソース。
ほっき貝が特に美味しかったです。カクテルソースというと酸っぱ辛いイメージでしたが、旨味の方が目立って、ほっき貝にぴったり。
前菜と一緒に温かいパンが出て来ました。机にセットされていたオリーブオイルを浸けて食べます。テーブルにある岩塩を少し足すとちょうど良いです。
■オニオンスープ
次の品はオニオンスープ。少しチーズをいれて食べます。ビーフブイヨンが良い感じ。
スープとともにローストビーフ用のホースラディッシュを削るパフォーマンス。
ワゴンで職人さんがホースラディッシュを大きめに削ってくれました。
そのあとにローストビーフのワゴンが出て来ました。表がこんがりと焼けた大きな塊のお肉を丁寧に削いで行きます。これもパフォーマンスですね。
■和牛ローストビーフ
切り分けられたお肉にはお皿に取り分けられて出て来ました。
ソースはコンソメと醤油の2種類から選べます。
付け合わせは人参とポテト。ポテトはブルーチーズとサワークリームのソースをかけて。
見ての通りのピンクできれいな和牛のロースのお肉。
なかなかこれだけインスタ映えするローストビーフには出会えません。
質の良いお肉で、程よい脂身もちょうど良いです。さすがの専門店って感じの絶品でした。
一見、少ないように見えましたが、食べてみると結構な量で、お腹いっぱいでした。
■サラダ
お肉と一緒にサラダが出て来ました。きのこがドレッシングになっているとのことで混ぜて食べます。さっぱりとして良いです。
■松茸ご飯
ローストビーフのあとに松茸ご飯がほんの少し。ちょうど良い感じですね。
■デザートの盛り合わせ
最後はデザート。ワゴンに7種類のスイーツが出て来て、好きなものを選んで食べられます。甘すぎないチーズケーキが特に良かったです。
デザートと一緒にコーヒーか紅茶が出て来て、コースも終わりです。
さすがの老舗、って感じのサービスと味で大満足でした。
これだけの店なのに日曜日のディナーであまりお客さんが入っていなかったのはちょっと心配ですね。
7位
1回
2018/05訪問 2018/07/28
【青森旅行】青森県五所川原市の新鮮な魚介類を味わえる居酒屋 釣吉 - ほるひーとの日記
青森旅行の一泊目は五所川原です。
ディナーをどうしようかな、地元の居酒屋がいいかな、とネットで調べたところ釣った魚など新鮮な魚介類を出してくれる釣吉の評判が良いようでした。
ホテルに着いて、フロントで聞いても一押しは同じ釣吉。これは、と思い電話をしてみました。満席で、空き次第連絡をとのこと。待っていると一時間ほど待って連絡があり、すぐにホテルの送迎で向かいました。
釣吉は五所川原市の繁華街の外れにある店です。
店内は地元のお客さんで満席でした。座敷には子供連れの地元のファミリー。カウンターにも地元のお客さんです。
狭いカウンターに席を作ってもらいました。
手書きの本日のおすすめにレギュラーメニュー。ネタケースには見るからに新鮮そうな色々な貝類、甲殻類、魚が並びます。
まずは青森の日本酒 田酒にお通しです。
最初はホヤにします。酢味噌で食べます。
こんな新鮮なホヤは食べた事がありません。ホヤ特有の臭み、苦味がなく、海の旨味が口の中で広がります。感動の味。
次は栗蟹。事前に茹でて冷やしてあったものです。微妙な甘みが美味しいです。
そして結構レアだと思われるふじつぼ。ふじつぼを食べるのはかなり久しぶり。
ふじつぼってこんなに美味しかったんですね。日本酒に合います。
そしてシャコ。こんな大きなシャコはなかなか食べられません。大きめなのに繊細な味。
ほっき貝のバター炒め。身がたくさんのホッキ貝が絶妙な量のバターで炒めてあります。これも最高でした。貝の味と味付けが絶妙。
貝づくしの続きはバイ貝。今度はお刺身です。コリッとして旨味が感じられます。これだけ甲殻類、貝を食べ続けても、最適な調理法で全然飽きません。
日本酒も3杯目になりました。
最後におこぜの唐揚げです。きれいに揚げられていて、全部食べられます。
最後に〆の焼きおにぎりです。
店は次から次へとお客さんが入ってきて常に満席です。地元の方、マスターとの話も盛り上がり、楽しい時間が過ごせました。
料理は何を食べても美味しく完璧。こんなに新鮮な魚介類を最高の調理方法で食べられるのは幸せ、です。
これだけ食べて飲んで、一人3000円以下とCPも抜群です。
8位
1回
2018/03訪問 2018/03/05
尾山台のジビエが美味しいビストロ レ シュヴルイユ - ほるひーとの日記
東急大井町線尾山台駅から程近いところにある手頃なフレンチ レ シュヴルイユに行きました。
尾山台駅は自由ヶ丘から二駅のおしゃれな住宅地。レ シュブレイユは駅から北へ向かって、大きな通りを左へ曲がった静かなところにあるお店。
土曜日の夜に予約なしで行ったので、入れるかな、と思ったのですが、ちょうど一席だけ空いていました。店内は常連さんらしき人たちがほとんどでした。
店内には大きなテーブルに小さなテーブルが3つ。
忙しそうにしているマダムがメニューを持ってきてくれました。グラスワインは日替わりらしく、聞いてみると何本か持ってきてくれました。
こちらは料理のメニュー。猪があるとのことで、スペシャルは猪料理が並びます。
最初のワインはリースリングにしました。
最初に前菜三種盛り。きのこのマリネ、レバーパテ、スモークサーモンを選びました。
レバーパテと食べるために自家製のパン、カンパーニュも一緒に頼みます。
前菜なので、ちょこっと出てくるのかな、と思っていましたが、量がかなり多く驚きました。
レモン味のきのこのマリネ。きつ過ぎない燻製味の自家製スモークサーモン、そして、レバーパテ。
レバーパテは自家製と書いていなかったけど、どこかから仕入れているのでしょうか。
次の前菜はバスク産生ハムにあまおう。盛り合わせがきれいです。酸味のあるいちごに生ハムがよくあいます。リースリングもちょうど良い組み合わせ。
次は隣のテーブルで食べて美味しそうだったオニオングラタンスープ。
定番ですが、完璧でした。
メインは猪のロースト ピサンリ添え。
ワインはフランスのマルベックにします。
猪のローストにピサンリと呼ばれるたんぽぽの若芽に猪の骨でとったソースを添えたもの。
ジューシーにローストされた猪の良さが生かされている一品。ジビエの味とちょっと強めのソースの具合がちょうど良いです。
あとで聞いたのですが、猪は高知県の漁師から猪半分を仕入れたとのことで、ガラをソースしたとのことでした。
デザートはピスタチオのブリュレにしました。調理している時に店中にカラメルの匂いが漂いました。
ピスタチオの味が調和しているブリュレ。この店は味が濃すぎず、ちょうど良いです。完璧なデザート。
お酒もそれなりに飲んで、これで二人で12000円弱でした。
全ての料理が濃すぎず、薄すぎず、味付けの具合がちょうど良いのが嬉しかったです。このレベルの料理でこの値段はかなりCP良いと思います。店の感じも良いですし、サービスも心地よいです。
マダムによると、季節によって色々なジビエを漁師から仕入れているとのこと。再訪したい店です。
9位
1回
2018/06訪問 2018/07/13
【山形旅行】山形市内の創業40年の老舗のしゃぶしゃぶ専門店 しゃぶ専 - ほるひーとの日記
山形旅行最後の日、新幹線で帰る前に山形駅近くでディナーにしました。ホテルに行く道でみかけた山形、米沢牛のしゃぶしゃぶの専門店しゃぶ専。
この店、リーズナブルな値段で美味しいお肉を食べることが出来てサービスもよく、もっと人気になっても良いのでは、と思うおすすめのお店です。
一番安い山形牛のしゃぶしゃぶのコースで2800円。一番高い極上米沢牛のコースで6400円と安くはないですが、このグレードのお肉ではCP抜群です。
山形駅から歩いて5分ほどのところの、ちょっと中心の繁華街から外れたところにあります。
手頃なお値段でしゃぶしゃぶが楽しめそうな店です。なんと、創業40年。地元のお客さんに人気のお店のようです。
なぜかしゃぶしゃぶ以外にも餃子もおすすめだそうです。
山形といえば日本三大和牛の一つ、米沢牛に山形牛です。
6時と早い時間に行きました。
店に入るとすぐに調理場兼カウンター、その中に座敷が並びます。
早い時間でしたが、地元の主に家族連れで席は半分以上埋まっていました。
席には立派なしゃぶしゃぶの鍋がセットされていました。
飲み物は山形の地酒にします。
男山のつららぎです。生酒らしい旨味。
もちろんしゃぶしゃぶがメインのメニュー。二人でしたが、肉は別々でも良いとのことなので、特上山形牛の大盛りと極上米沢牛にしました。
タレはゴマダレと甘みの強いポン酢ダレの2種類。
箸休めのお漬物と薬味が最初に出てきました。
▪️特上山形牛しゃぶしゃぶ大盛りコース 7,200円
お肉登場です。特上山形牛の大盛り。
完璧なサシの入った和牛。見ているだけでよだれがでます。
クロースアップ。これだけ美味しそうなお肉を目にする機会はなかなかありません。
▪️極上米沢牛しゃぶしゃぶコース 6,400円
こちらは日本三大和牛のひとつ、米沢牛。
こっちの方がきめ細かいサシが入っています。
クロースアップです。
しゃぶしゃぶ鍋の出汁が湧いてきたので、早速、しゃぶしゃぶです。
さっと火を通して一口。
至極の瞬間です。口の中でふわっと肉がほぐれます。
食べ比べてみると米沢牛の方が味がはっきりしている感じ。
しゃぶしゃぶだとこれだけ脂が多いお肉でも、脂のきつさがなくさっぱりとして、完璧な食べ方です。
お肉の出汁も出た鍋で野菜も調理していきます。
白菜、水菜、しいたけ、ねぎなど定番の野菜です。野菜もレベル高いですね。
〆は中華麺、きしめん、うどんから選べますが、中華麺にしました。出汁、トッピング、海苔などが入った器にしゃぶしゃぶの出汁が出ているお汁を注いで食べます。
これが絶品でした。スープに程よいお肉の出汁の味が加わって、ラーメンにぴったり。お肉をたくさん食べて、お腹いっぱいでしたが、これだけをずっと食べ続けていたいほど。
デザートはゆずのシャーベットです。さっぱりとしてちょうど良いです。
見た目は地元の普通の店って感じですが、山形のレベルの高さにびっくりしました。非常に美味しいしゃぶしゃぶが手頃な値段で食べられて、もっと人気になっても良い店かとおもいました。
10位
1回
2018/08訪問 2018/09/17
房総半島のバイク旅行で御宿で一泊。かね八寿司で伊勢海老尽くし。
春に購入した新しいバイクVespa GTS 300の長距離ツーリング2日目です。
1日目は東京から霞ヶ浦へ行き、霞ヶ浦沿いの道を走って、土浦で一泊しました。2日目は土浦から東に向かい鹿島へ。鹿島から銚子、犬吠埼灯台に寄って、九十九里浜、そして御宿まで行きました。
御宿は月の沙漠の同様で有名で、ビーチにはラクダに乗った王子と姫の銅像が。月の沙漠博物館も近くにありましたが、すでに閉まっていました。
かね八寿司はホテルの人にオススメの居酒屋かお寿司屋さんを聞いて、教えてもらった店。
ホテルからはちょっと歩いて、駅に近い方にあります。御宿は夜はかなり静かで、道は真っ暗でした。
日曜日の夜だったせいか、先客は1組のみでしたが、他の店もあまり人が入っている様子はありませんでした。
御宿と言えば伊勢海老、のようで、毎年9月から伊勢海老祭りが開かれますが、ちょっと早かったようです。伊勢海老漁自体は解禁されていて、伊勢海老の料理が並んでいました。お酒は御宿の酒蔵 岩の井のお酒を頂きました。
メニューにはお寿司だけでなく、お刺身、一品料理も並びます。
伊勢海老の鬼がら焼きを注文したところ、入り口の横にある水槽から伊勢海老を採ってくれました。
はねまわってなかなか網で採るのが大変そう。
小振りですが生き生きとした伊勢海老です。
■伊勢海老の鬼がら焼き 1900円
焼いて伊勢海老の旨味が凝縮された身が絶品です。頭のミソも美味しい。
■握り寿司 地物 3300円
今日の地物寿しのネタです。
左上から、マダイ、カジキ、ヒラメエンガワ、イサキ、アオリ。
手前はイセエビ、カツオ、ムラアワビ。
小さめの伊勢海老を一匹使ったお寿司が贅沢です。
生の伊勢海老はぷりっとして最高。一口であっという間に終わってしまいましたが、この為だけにもう一度来たいと思わせます。
他のお寿司も何を食べても新鮮そのもので美味しいです。
最後にお寿司に使った伊勢海老の頭を味噌汁にしてくれました。
先客もすぐに帰り、他のお客さんがおらず、ちょっと静かでしたが、店内の雰囲気は良い感じ。店員さんも慣れた感じの接客で心地よい空間です。
安くはないですが、伊勢海老、寿司もレベル高く、大満足です。
五反田のおしゃれな焼き鳥屋 とり口に行ってきました。
2018年の3月にオープンした、目黒の焼き鳥の名店鳥よし、鳥しき出身のシェフのお店です。
土曜日の当日の夜の予約でしたが、午後に電話したところ空いているとのことで、8時過ぎに予約が取れました。
店内はカウンターがメインで、奥に個室。
ほぼ満席で、ちょうど入れ替えの時間でした。
メニューは5800円の20品のおまかせコースのみでお手頃な値段。
まずはドリンクを注文します。
白ワインのグラス。おすすめのドイツのワイン。
そして連れはぶどうジュース。
コースの最初は串。ももです。ジューシーなお肉がタレで。挨拶かわりの一品です。
次は前菜四種類。
・鶏雑炊
一口サイズの 雑炊が嬉しいです。
・ハツとキクラゲ。
・イチジクのリコッタチーズ和え。
その日によって果物が変わるようですね。白ワインによくあいます。
・白インゲンのパルミジャーノレジャーノ和えトリュフ風味。
そしてつくね。肉の旨味が凝縮されています。
ポーチドエッグにからすみパウダーをまぶしたもの。トーストを漬けて食べます。絶品。
そしてジューシーなハツ。
味の組み合わせが完璧です。
胸肉のわさび添えにやげん(軟骨)。
さっぱりした串に脂を味わう串の組み合わせ。
焼き場が囲われていて匂いがつかないように出来ています。焼き鳥やさんは匂い、煙も店の一部ですが、こういうおしゃれな店だとそれが無いのも良いのでは。
タレがしっかりとしみたハツモト。
脂がおいしいぼんじり。
ここで小鉢。さっぱりとした甘いミニトマトのそうめん。
レバー。レバーの旨味しかしません。
百合の蕾 金針菜を焼いたもの。初めて食べました。
大山鶏のフリット。これが絶妙でした。この段階での揚げ物ってちょうど良いですね。
せせりです。
この辺りでおすすめの日本酒にしました。
手羽先。皮がかりっとして中がジューシー。最後にふさわしい逸品。
〆はにゅうめんです。最後を締めくくるにちゅうど良い量と味。
デザートはかき氷。グアバと抹茶。
おしゃれで充実した焼き鳥中心のコースが食べられるお店です。
5800円とお値段も手頃ですが、フレンチ風の前菜など色々とバラエティがあり、食べていて楽しい店。ワイン、日本酒などドリンクも充実しています。
店もおしゃれで、接客もよく、ちょっとしたデート、女子会にちょうど良い店では無いでしょうか。
予約が取れなくなる日も近いのでは。