えんぼうさんのマイ★ベストレストラン 2013

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えんぼう (長野県) 認証済

マイ★ベストレストラン

レビュアーの皆様一人ひとりが対象期間に訪れ心に残ったレストランを、
1位から10位までランキング付けした「マイ★ベストレストラン」を公開中!

マイ★ベストレストラン

1位

ザ バー ナノ フェムト (すすきの(市営)、すすきの(市電)、狸小路 / バー)

1回

  • 夜の点数: 3.0

    • [ 料理・味 -
    • | サービス -
    • | 雰囲気 -
    • | CP -
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    ¥1,000~¥1,999 -

2015/10訪問 2015/11/10

かつて通っていました。

点数修正。総合4,3→3へ。前回の訪問時と今の訪問時、バーテンダーさんは異なります。今のバーテンダーさんも当時は悪くないとは思ったけど・・・お店を任されてから初めて訪れました。
フルーツカクテルはもともとここのオーナーTさんがお店に立っていたころの得意分野ともいえる一つかと。それをそのままMさんが引き継いでる感じですね。

今回、ジントニックをオーダー。
1杯だけいただいて帰りました。

今のMさんも悪くはないというか、期待してたけど。。。総合3とします。接客その他含めて決して悪くはないし良い意味でナノであり続けてるとは思います。でも、入った瞬間から・・・やっぱりそこは雰囲気が少し違いました。内装はほぼ一緒でも。なんだろう、個性があるようでない。正確に言えば私には感じられなかったのです。

ここ1,2年のレビューも含めてざっと目を通しましたが・・・
またいつかこのことでここのオーナーさんと話す事もあるでしょう。


でも、今のナノがある。ここはこのままで是非あってほしいとは思います。
自分は積極的にいくこともなくなったけど。
でも、この手のお店の需要があれば連れて行ける場所ではあります。
よい店であるとは思うが・・・やめましょう。マイナス意見ではありませんが、こういう場所でいいでしょう。


17時OPENで20時まではチャージなし。気軽に飲めるのは魅力ですね。
bar初心者にもいいと思います。フルーツカクテルもおそらく美味しいと思います。
良い店ではあります。それは思う。間違いない。
でも、私が求めている店でなくなったのです。

第二章として起動したと考えればよいのでしょう。
でも、本当にこれでいいのって。人気だからね、いいんだと思う。多くの人が求める店がある。
だからいいのだろう。その違いがもう一つの店舗を生んだのだから。
私にはかつてのバーテンダーが語っていた事をそう解釈している。


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2013年6月訪問

タイトル 「通い続ける店」
2013/08/02 (2013/06 訪問)
夜の点数:4.3[ 料理・味 4.3 | サービス 4.3 | 雰囲気 4.0 | CP 4.0 | 酒・ドリンク 4.5 ]


レビュー
あと、今回は写真はとっていない。純粋に楽しみたいのでカメラはしまっておいた。特に見た目的に変わった物も頼んでいないのもあるが。


今回頼んだのは…

イエローパロット (アブサンベースのショートカクテルで飲みたいと注文)
ピートモンスター
ロンサカパセンテナリオ(自家製樽熟成)


皆さんが色々書いているので、私はあまり書く事もなかろうが…。
ここのオーナーさんが見習いの頃から通っていた。そう、まだnanoが出来る前の話。アイスバーグホテルの1FにBAR IB PROOFという店の時代から通っている。もう、15年位以上前の話かもしれない。(今は全く別の店になってる筈)
nanoはオーセンティックバーだが重厚感は扉の外だけで中は割とbar初心者でも慣れてる人でも過ごしやすいのではなかろうか。バーテンダーや見習いの方も2,30代中心なので若い方も安心して使えると思う。しかし、接客やカクテルの腕、酒のオススメ、向上心は老舗のbarに負けていないと思う。いや、むしろある意味それ以上のところも多々ある。若い感性を生かして実にいろいろな事にチャレンジしているのだ。好奇心と向上心を静かなる物腰に秘めている方だと思う。(いや、実際は静かでも何でもないと思うが接客はそうである。だが、裏は愉快な兄ちゃんの印象である)流石バー・プルーフのオーナーさんの元でで修業した身だと感心する。


個人的にここのカクテルが好きだ。モスコミュールとベルベットハンマーはよく飲む。この2品は絶品だと思う。モスコミュールも生姜は無農薬の品を選んでいると言っていた。やはり味に影響が出るとの話であった。
あと、ここのお店の特徴はフルーツや野菜を使ったカクテルが多い事だろう。季節の定番フルーツはもちろんだが、小豆、かぼちゃ、山わさびなんてのもある。私はあまりフルーツ系は飲まないがついつい好奇心で頼んでみたくなるものが多い。(山わさび、中々美味しかった)
また、もう一点は「何か面白いお酒ありますか」と聞くと余りで回ってない面白い酒が結構出て来るのもいい。町民販売用の酒とか限定樽とか一般にあまり出回らない酒が大抵何かしらある。または他のbarでみた事のない酒があったり。bar好きの知人に勧めたところやはり評価は高いようで東京から出張に来るたびに顔を出していると言っていた。
また当たり前といえばそうなのだろうが、食べ物も気を使っている。大抵何を食べても外さない。最近は一緒に行く友人の関係でチーズの盛り合わを頼んでるかな。チーズは北海道産チーズを色々取り揃えている。蜂蜜は札幌で取れた蜂蜜。チーズは単品、3種、5種盛りとしてもらえる。大抵5種にして2,3品は気になるものを。後はお任せで次に頼む酒に合わせて盛ってもらう。しかし、これが美味しい。残ったチーズを指しておすすめの酒を楽しむのもまたいいのだ。


難点を言うなら…入りやすさというか、使いやすさ的に客層が居酒屋と勘違いする輩やカジュアルなバーと勘違いしてる客をたまに見る事があるが…まぁ、ガチガチに固いbarの雰囲気を醸し出していないところもまた一つの魅力だと思うし、客を店は選べないのだから仕方ない。(店側は注意はしてる)


そう、確かにまだまだと思う事もある。冷静に考えれば4、3位かもしれない。しかしそこは今後の期待も込めて4,5とした。


最近、nanoのオーナーさんが新店をオープンされた。オーナーTさんはそちらで腕を振るうそうだが、もう一人の男性Mさんも腕・接客その他若手であるがとても好印象である。これから札幌に帰ったら寄る店がまた増えてしまったと嬉しい悲鳴である。


御馳走様でした。
また伺います。


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2位

蕎麦喰い処 利めい庵 (電車事業所前、中央図書館前、ロープウェイ入口 / そば、天ぷら)

2回

  • 夜の点数: -

    • [ 料理・味 -
    • | サービス -
    • | 雰囲気 -
    • | CP -
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 昼の点数: -

    • [ 料理・味 -
    • | サービス -
    • | 雰囲気 -
    • | CP -
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥1,000~¥1,999

2019/12訪問 2020/06/17

咖喱南蛮せいろ

冬眠もあけて営業しているのだろうなと思う。
札幌市民がうらやましい。

誰しも思い出に残る店や原点の店というのがあるのではないだろうか。
ここが私のそれにあたる店の一つだ。

昨年の秋に食べた写真。
咖喱南蛮せいろ。何年かぶりに食べました。
いつも「もり」だけど、こういうのも本当は好きなんだ。

今年はコロナで旅もままならない。
しかし今年も店主が冬眠する前に伺いたいものである。
2016年12月

札幌をたつ前に立ち寄れました。
今年は「地鶏膳」を。
今年も美味しいそばとご夫妻のお元気なお姿と笑顔を拝見できて嬉しく思いました。

12月中旬と少々はやいけど私の年越しそばはこちらの店で頂きました。
なので、本日12月31日は特に何もせず過ぎていきます。

基準点と書いてるけどここがすきなのです。

また来年再訪できますように。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


過去レビュー消去。


また通う。


その毎回の積み重ね。

  • (説明なし)
  • (説明なし)
  • (説明なし)

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3位

バー・プルーフ (すすきの(市営)、狸小路、すすきの(市電) / バー)

3回

  • 夜の点数: -

    • [ 料理・味 -
    • | サービス -
    • | 雰囲気 -
    • | CP -
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    ¥4,000~¥4,999 -

2019/12訪問 2020/01/22

好きな店

帰省の度によるみせ。

誰にでもすすめられる店ではないし、すすめたくもない。

オーセンティック。正統派なバー。そんな言葉が浮かぶも、扉を開ければ私にとっては、だだ1杯を味わう。


私の中で⭐などないが、あえていうな⭐4.5。
私にとって満点だ。
残りの0.5は何故つけないかって?
だって完全な満点は次にいくことはなくなるし、もちろん店をやってる人も人間だから。
だから4.5でいいんだよ。
そもそも点数をつけること自体が愚かなんだろうけどね。私には私の考えがある。
ま、そんなわけだ。

明日、もどります。



今年も無事によれました。

他の方が正統派と書いておられる方がいましたが、まさにそう思います。

好きな店なのです。

かといって、誰にでもオススメできない。

カジュアルバー感覚で来る人もいるらしいしね。

重厚な扉の向こうはオーセンティックバーの世界です。


表立って評価はつけません。

私情満載すぎるから。

でも

私の中では☆4.5です。

実質の最高点です。

5はなくていいのです。


また1杯

お任せでいただきに伺いますね。


何度も書こうと思ってやめ、やっと書いたと思ったら何度も書いて消して今日に至る。


2015年2月 帰省
季節はずれに暖かい日曜日の夜。
すすきのは氷の祭典、大通りでは札幌雪祭りといつも以上に賑わっている街中。
しかしいつものすすきのとやはり雰囲気が全然違うな。。。

そんな喧騒をよそに一つのビルへ入る自分。
流石に日曜は休みが多そうだな。。。。

日曜だからやってないかな?と思いつつ、扉を押してみると・・・
幸い中河さんが1人で営業。先客0名。これはおどろいた。
日曜営業を始めたばかりのとことでまだ知られてないのだろう。


1杯目。
ジンリッキーで喉を潤す事に。
グラスを手に取り一口。染み渡る美味しさ。思わずため息が・・・。美味しいと思った。
本当、近年、これといったジンのカクテルに出会えなかったから。でも、やっぱりここは本当に美味しいと思った。
しかし気がついたらなんだか急激に歪む視界。
あ、へっ、あれれ・・・??
何かを思うもあまりに多くのことが去来し、消化しきれず涙として表現されたようだ。
やれやれ、酒飲んで泣くなんて酒癖が悪いの一言だよね、恥ずかしいな。
ハンカチハンカチ・・・。
いや、とにかく美味かった。


2杯目、3杯目とお任せで。
しかし記録がない。2杯目ウィスキーで。珍しくしかし懐かしきものをいただいた。

3杯目はショートカクテルを。

フードは自家製のゆずピールにチョコレートをかけたものでこちらもまたよく合う。


ここ数年、自分の住まいのエリアで酒を飲みに行くのはすっかり減ってしまった。
でも、ここならいつでも訪れたい。
久しぶりにゆっくり話をさせていただいた。
変わらない人柄。探究心。なんとも自分という人間が本当に恥ずかしくなる。
私は初めて伺ったときから少しは何か成長したのだろうかと店を出てから自分に問う。


こちらの店は私のBARの原点であり基準でもある。
しかしここと肩を並べれる店は私の中でそうない。

私は人生であと何度訪れれるだろうか。
一つ一つの一瞬を大事にしたい。
美味しいものを味わえる幸せをかみ締める。


本当に美味しかった。
ご馳走様でした。


<2013年7月>
私がbarというものを好きになったのはこのオーナーさんの店がきっかけであった。
当時、PROOFと別にBAR IB PROOFという支店をホテルの1Fに出していた事がある。(現在はない)その時、スイカのカクテルというものを知り、是非飲んでみたいと思って勇気を出して自らの意思できちんとしたbarの扉を叩いたのが始まりであった。
そこで現在のnanoのオーナーさんが見習いをしていたのが懐かしい。今ではPROOFとnanoは私にとって外せない店であり、barの基準ともなる店である。


オーセンティックバー。いつも自分には敷居が高いと思いつつ、ついつい足を運んでしまうう。平日の早い時間に行ってさっと切り上げて来る事が多いだろうか。周りのお客さんに圧倒されてしまう自分もいるからだ。


この日はラムハウス・ケケレでジンギスカンを食べた後に向かった。オーナーさんは見当たらず、見習いらしき人が出迎えてくれる。若いがきちんとしている印象。ジンギスカンを食べた事、2,3杯軽く飲んで帰るつもりである事、ロングで軽く喉をうるおしたい事等を伝えた。彼は裏にちょっと顔を出してその旨を伝えて指示をもらったらしく「スノーボール」を作ってくれた。
ジンギスカンモードからお酒モードに切り変わるよい1杯目のスタートに感謝。


そうこうしてたらオーナーさんが出てきた。丁寧な挨拶を頂く。相変わらず腰の低い方である。わざとじゃない。そう思う。こんな小娘(というにはババアであるが)のような礼儀知らずにすら誰わけ隔てなく接してくれるのにはいつも頭が下がる。1人の人間として接してくれて心地よい接客だ。このオーナーさんには相手に上も下もあまり感じない。天狗という言葉を知らない人という印象だ。


2杯目は「ハードウィンター」というオリジナルカクテルを頼む。(写真参照)これは雑談で冬のつららの話をしていた時に、ふと札幌のbarの本でこのカクテルをみて興味を持ったのだ。アクアビットを使ったカクテルか。グラスの周りに氷の塊がゴツゴツとついている。見た目は豪華であるが味は繊細で滑らかさと甘さの中に力強さを感じるカクテル。そしてグラスの外側に貼りついた氷が少しづつ溶けていく様は実家の積雪を思い出す。雪が晴れた日に少しづつ溶けていくのだ。とても太いつららが太陽に輝きつつ、少しづつ溶けて滴を垂らしていく様。冬の札幌が私は好きだと思う。冬の北海道は好きだ。住むのは本当に大変だが、やっぱり好きだとハードウィンターを飲みながら思いを巡らせる。
グラスの氷が見た目の演出もさながら、酒が薄まらず美味しく最後の1滴まで飲み干せるのがいい。難点をいえばグラスを持ちあげる時重たい事と滴が垂れることだろうか。(私はこの滴がまた雰囲気を出していると思うのだが)


3杯目は名前を忘れたがウィスキーを頂いた。知らない銘柄であったが〆にふさわしい芳醇という言葉がぴったりの品であった。ちなみに2,3杯目はオーナーさんが自ら作ってくれる。


PROOFは間違いなくすすきのを代表するbarの一つではなかろうか。
オーナーさんの気遣い、カクテルの腕、知識、向上心にはいつも頭が下がる。安心して身を任せるように酒を選んでもらっている。
よいbarだと思う。私の原点であり、いまでも私の基準となるbarだ。


御馳走様でした。
また伺います。


  • 写真、斜めだ;;
  • オリジナルカクテル「ハードウィンター」201307
  • オリジナルカクテル「ハードウィンター」201307
  • (説明なし)

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4位

やそじま (直江津 / 居酒屋、海鮮)

1回

  • 夜の点数: 4.0

    • [ 料理・味 3.8
    • | サービス 3.5
    • | 雰囲気 3.0
    • | CP 4.3
    • | 酒・ドリンク 3.5 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥2,000~¥2,999 -

2014/03訪問 2014/04/17

〔再訪〕踊り食い、刺身、そしてラーメン 新鮮・CPヨシと大満足!! 

本当は去年の夏、冬と青春18切符利用時に訪れたかったのだが、列車遅延等の理由で直江津で途中下車出来ず帰路についた。気がついたら再訪に丸1年かかってしまった。

明るい時間に店の前を通りがかる。懐かしいな、やそじま確か1年前は入り口に「幻魚の天ぷら」という言葉に小躍りし、この店に決めたことを思い出した。さて、今日もなにか貼紙してあるだろうか?と覗いてみると「春一番 いさざの踊り食い」と手書きの貼紙が。

「いさざぁぁぁ。・゚・(´∀`*)゚・・。イサザァノヽノヽノヽノヽノヽノヽノヽ 」

一人テンション上がり思わず店の前で騒いでしまう。
あ、でも幻魚の天ぷらは今年食えるんだろうか?

※わたしは「ゲンゲ」と呼んでますが、地域によって呼び名が違います。こちらのお店では「ゲンギョ」だったかな。
詳しくは→ http://japan-web-magazine.com/japanese/food/genge/


開店早々に早速訪れる。
おかみさん、なんとなくだけど覚えててくれた。ありがとう~☆

さて、今回注文したのは酒は中ジョッキ1杯と地酒を常温で1杯。
食べ物は・・・お通しは帆立の稚貝が山盛りであった。(写真がない。残念)いいね、稚貝山盛り。これだけでビール1杯いけちゃうよ~☆私、でかい帆立は興味ないが帆立の稚貝は好きなんだ。味も濃すぎずいい感じに仕上がっている。
稚貝を食べていたらさっそく目の前の水槽から「いさざ」をすくってコップに入れてくれます。

いさざは長さ3,4センチでしょうか。透明で真ん中に骨が透けて見えます。そんな魚がウヨウヨと小さいコップの底で飛び跳ねています。おぉっと!コップの淵まで飛んでくる元気なイサザもいるじゃないっすか!あわてて手で蓋をしてしまいました(笑)
食べ方は「コップにわさびを落として醤油、好みで日本酒垂らす」との話ですが、私はまずなにもつけず、跳ね回るいさざを1匹箸でしっかりつまみ、そのまま口に放り込みます。口でぴょんと跳ねますがすぐに噛んで骨のゴリッとした感触がありますが口には残りません。本当に本当にちょっと苦い?と一瞬思うもすぐに鮮烈としかいいようのない弾力のある甘さが広がります。本当、去年とコメントが被りますが生命力を感じる滋味深い味です。この小さな魚にコレだけの味の感動が詰まっているのが驚きです。
つぎは日本酒を少し垂らしてやはり1匹づつ。そしてわさびと醤油をたらして一気にいただきます。
個人的には残酷といわれようと1匹づつ食べるのが一番美味しいと思っていますが、一般的にはコップからまとめて口に入れて複数匹をまとめて食べるのが一般的なようですね。
今年も本当美味しくいただきました♪


次に刺身盛り合わせです。今回は小かな。種類はわすれてしまいましたが、直江津はやっぱり白身が本当に美味いです。そしてこの鮮度と盛りで600円しません。安くて嬉しいです。(中で頼むの忘れちゃった・・・)


他には幻魚と白子の天ぷら。どちらもとろける身がうまいですな~☆白子の天ぷらにはゆかりがついてるのが面白いです。
ただ、天ぷらの衣が・・・・う~ん。。。ここは天ぷら類はリピはないですね。残念。。。

この後、焼き物か何かをと思うも、お店が平日なのに7割がたの入りになりまして・・・ここは混んでくると作るのが一人で提供が遅いので諦めることに。
ただ、〆のやそじまラーメンはしっかり注文しましたよ。ここのやそじまらーめんは毎回味が違うそうです。本当、味のベースは魚と昆布等です。要は魚の吸い物の濃い味を醤油仕立てで作ったラーメンという感じでしょうか。麺は市販の細麺かと。麺は固めでたのみました。具はネギとシナチクのみというシンプルさですが、この新鮮な魚の出しでとった汁とラーメンが飲んだ後の胃に優しく染み入るんですね~☆
今回は前回と違ってちょっと醤油が強かったのが残念ですが、これはこれでありだと思いますね。居酒屋のラーメンってのもいいもんですな。

コレだけ頼んで三千円でお釣りきましたからね。いや、相変わらず安くて鮮度よくて美味しい♪
本当、四季を通して魚を味わいに行きたいお店です。


ちなみに今回は忙しそうだったのと、おかみさん花粉症で辛そうで・・・ほとんど話すことはありませんでしたが、のんびり味わうことが出来ました。
いや、道挟んで隣のG店とは大違いで一人でも安心して飲み食いできます。変にお勧めもしてこないし、予算を伝えて作ってもらうのも当然ありです。(何があったかはG店のレビューを参照)まぁ、綺麗な店で美味しいものをとか言うなら確かにG店ではありますが・・・私はやそじまさんのほうが間違いなく好きですね。接客が無愛想とか待たせすぎという意見もたしかにあるし、それは2回目でわかる気がしました。ただ、そのあたりはこちらから催促すればOKだしね。「ごめんね~」的なノリにのれるかとか色々あるだろうけど。。。そういうのも含めてやそじまさんは私はアリです。


次は夏ですねぇ。。。何とか夏に再訪したいと思います。


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2013年3月訪問


まず・・・他の人が「ご夫妻で」的な書き込みをしていますがどうやら間違いのようです。
女性の方が「夫婦とよく言われるけど違うのよ。私は雇われ人何だけどね(笑)」と聞かなくても最初の段階で
お話されていました。(こちらからその話を振った訳ではないのですが)
確かに二人の男女が店を切り盛りしています。男性の方が調理、女性の方がカウンターや運びをやっています。
年齢的にも雰囲気的にもそう見えなくもありませんが、違うそうです。
多分私が「写真を撮る=ネットをやってる」と思ったからそのような話をしたのかな?迷惑とかとは言ってませんが、
記載した方がよいと思うので最初に触れておきます。(H25年3月末訪問時に聞いた話です)
しかし、これを綴る上で呼び方に困るので「ご主人」「ママさん」と夫妻ではないですが、そのように書きたいと思います。


さて、本題。
食べログ始めて以来の初★4です。迷いありません。堂堂たる★4。


店を出た時に総合で4は確定と思いました。1カ月程、時間が立ちましたが…意見は変わらず。
一言でいえば大当たりの店だった。鮮度もそうであるが、値段も安くて美味しい。
店の御主人と女性の方も感じがよく、楽しいゆっくりとした時間を過ごさせていただいた。
今から次の18きっぷの時期が楽しみです!!(ってか、普通に通いたい…)


場所は直江津駅徒歩5分位かな。いくつかの飲み屋が連なる店の一角にあります。
店は結構年季が入っていそうです。看板には「地魚 磯料理 やそじま」と書いてあります。
夕暮れ前の時間であり、まだ日が明るかったのですが、店の入り口には「幻魚の天ぷら」と手書きで貼り紙。

幻魚があるーーーーーーーーーーーーーー!!!!
※わたしは「ゲンゲ」と呼んでますが、地域によって呼び名が違います。こちらのお店では「ゲンギョ」だったかな。
詳しくは→ http://japan-web-magazine.com/japanese/food/genge/


涎もんです。イヤホー!と叫びたくなる衝動を抑えます。、血管切れそうなくらいドキドキです。
本気で店の前に座り込んでオープン待とうかとしばし考えたほどです。好きなんですよ、幻魚。
でもさ、滅多に売ってないからさ…
※これだけ騒いでたけど、結局この日は時間の問題とお腹が一杯で頼まずじまい(苦笑)


外がやっと暗くなり始めやっと明りがつき始めました。(近くの大手スーパーで時間潰し)
暖簾をくぐると年季の入った店だというのがわかります。カウンターの隅に座りました。
女性1人で訪問はあまりないみたいですね。。。でも、すぐにママさんが気を利かせて話しかけて下さり、
気が楽になりました。


<注文したもの>
コップ酒(能鷹 常温)1杯、生酒(能鷹吟醸酒 )(?)1本、刺身中盛(700)、いさざ踊り食い(300)、のどぐろ塩焼き(550)
やそじまラーメン(500)
確かこれで三千円しなかった記憶があります。


最初の注文品は敢えてコップ酒で攻めます。銘柄は「能鷹」というこの界隈でよく飲まれてるお酒です。常温で。
お通しは細長く切った昆布煮がいいですね。


ママさんにお勧めを聞くと「いさざが時期」との事。ただ、いつもは私が訪問した3月下旬には直江津で
獲れる物を使うが、今年は不漁で富山の方の品だと残念そうに語ってくれました。しかし折角だからお願いしました。


約3センチ程度の細長い透明な身の魚(骨が透けて見える)がグラスから飛び出さんばかりにピチピチ跳ねています。
慌ててコップの上を手で押さえてしまいました(笑)そりゃそうだよね、だって目の前の水槽で泳いでる魚が目の前の
コップに入ってるわけですから。ピッチピチのジャンプ力ですよね、そりゃ。
ちなみに食べ方は「コップの淵のわさびを落とし、醤油をかける。」との事。好みで日本酒を入れる人もいるそうです。

そんなわけで…まずは最初に何もつけずに魚1匹を箸でつまみそのまま口の中へ。
鮮烈な味としか言いようがありません。透き通った透明感のある実に甘い奥深い味。また、骨がゴリゴリっと少ししますが、
口の中に残らないで食べれます。ああ、何と美味いんでしょうか…生命力溢れる滋味深い味です。こんな小さな体のどこに
こんな味の感動が詰まっているのだろう・・・と。

お次は日本酒をちょっと垂らしました。写真を取りたい目的もあったからです。ここでやっと魚が落ち着きましたので1枚。
この、日本酒だけを入れたものもまた、たまらなく美味し♪そして最後にわさびを入れて醤油をちょっとだけ垂らして・・・
美味しく頂きました。(もう1つ注文をしようか悩んだほどです)


お次は刺身盛り合わせ(中)です。
「ひらめ、ほうぼう、ほたるいか、やりいか、きびなごでなくて。。。 小さい魚のやつ(名前思い出せん)」

おぉ~~~~~~!!!私の好きな白身じゃないっすか。それも「ほうぼう」ですよ、「ほ・う・ぼ・う!!!」
上品な甘みと脂のり、身はやわらかでむちっ・もっちと軽く吸いつくような感じもまた美味しい。鮮度の良さが伺えます。
ほうぼうも大好きな魚の一つです。塩焼きも刺身も美味いんですね、この魚。
他にもヒラメとほうぼうの食べ比べ、他の魚もどれもこれも美味しい♪


刺身の中盤から生酒に切り替えていきます。新潟の地酒「能鷹 吟醸酒 生酒」です。
柔らかい香りとすっきりした飲み口の中に後からコクのある甘みを感じます。美味しいですね。
ただ、惜しむらくは日本酒がコップ酒とこの生酒のみなのです。お酒の種類はあまりないですね。
まぁ、スタンダードな路線は押さえてありますが。欲を言えばもう1,2種類地酒があるとよかったなとは思います。


次はご主人におすすめを聞いたら「のどぐろの塩焼きどうか?」との事。のどぐろ!!
これまた大好きな魚です!!しかし…しかし…お値段が…「のどぐろ=高級魚」ですからね、
おっかなびっくり恐る恐る弱腰でお値段を尋ねたら「小振りだけど500円」との回答。早速お願いしました。
小振りですが脂のりもよく、甘みも非常に感じられます。焼き加減も中々よい感じ。さすがお勧め品です!
また、帆立の燻製がおまけでありました。こちらも酒とよく合いますね。


そして〆は・・・店名を冠した「やそじまラーメン」(500)です。
端的に言えば非常に上品かつ澄んだ汁のアラ汁。色々な魚の骨や頭等から丁寧に出汁を取ったと思われます。
そこに醤油で味を調えたスープのラーメン。麺は細ストレート。わかめ、めんま、ねぎが乗っています。
こりゃ、美味い。大変完成度の高いラーメンです。麺は市販ですが、まさかこの手の店でこんな美味しいラーメンが…
というか、この手の店だからこその1杯でしょうね。500円というワンコインとは思えません。
キツメの醤油がまたギュッと詰まった魚の味をひきたてつつ全体をまとめます。
〆の1杯に大変満足でした。


入店時は私1人が貸切であったが、人が数組入ってきて立て込んできた。平日のせいか地元の人と思しき
サラリーマンの常連らしき人達。その中の1人が「ママ、オムレツ1つ」って頼んでた。これ、気になるな~。
今回は魚メインだったけど、お通しの細切り昆布の味つけがよかったから、普通の料理も頼んでみるのもよさそう。


ちょっと人が急に増えてきたので退散しようかと思っていたら「列車の待ち時間ぎりぎりまでゆっくりして言ってね」と
忙しい中に声をかけてくれた。直江津の駅は待合所があるので寒い思いをしなくて済むと思ったが、お言葉に甘えて
ラーメンを食べた後少しゆっくりさせてもらった後、最終の列車に乗るべく駅に向かいました。


ご主人はあまり話すタイプではないですが、無愛想とかそういうのはないですね。職人なのでしょう。
でも、最後は話を聞いて笑ってたり、お勧めはきちんと丁寧に答えてくれたりと相手を見てきちんと答えてくれる。
まぁ、空いていたから…というのはあると思います。確かに、お客さんが後半入ってきて注文立て込んだ時、
ちょっと大変そうだな・・・とは思ったから、時間帯やタイミングで印象変わるのかもしれませんが。
ゆっくりしたいなら平日の早い時間とかがいいかもしれませんね。それかのんびり待つか。


また、直江津に立ち寄った際は寄らせていだきたいと思います。
ごちそうさまでした。


  • 刺身盛り合わせ 小(14/04再訪
  • やそじまの春といえばこれでしょ!
  • いさざ踊り食い(14/04再訪

もっと見る

5位

手打うどん かとう (中村区役所、名古屋、米野 / うどん、天ぷら、おでん)

1回

  • 夜の点数: 3.8

    • [ 料理・味 3.8
    • | サービス 3.3
    • | 雰囲気 3.3
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 昼の点数: -

    • [ 料理・味 -
    • | サービス -
    • | 雰囲気 -
    • | CP -
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    ~¥999 -

2015/12訪問 2016/01/17

麺うまい。

再訪。本当、ずっと再訪問したくて。


ざる(大)とおでんを。
うどんはやはりうまい!きてよかった!
大はつゆ2つつくんだね。薄くなるのを気にせず、味も変えれてよいね。
ただ、ざるうどんのつゆがなんだかなぁ。。。麺に負けてるよ。麺を引き立てるというより、麺にすくわれてるな。いや、わるくない汁だが出汁をもう少しほしいかな。

おでんは赤味噌と辛子味噌。どちらもすきだが赤味噌がこのみだった。

それでも再訪あり。ああ、また食べたい!


[2013年8月]
コシ、風味がたまらないうどん

生醤油うどんを食べる。値段は忘れたが500円するかしないか。後、大根おろしを別に注文。

四の五の言わず言おう。「美味い」と思った。
香川でうどんを食べ歩いた事がある。確かに安くて美味いのだが、香川は遠くてそうそう行けないし…なにより茹で置きなのでどうしてもタイミングによって当たり外れも出てくるが、ここは注文を受けてからの茹でたてだ。しかし、茹でたてうどんが必ずしも美味いとは限らず…しかしここは素直に最初の感想は「美味い」と思った。

麺がとにかく美味いのだ。見た目は艶やかである。コシはもちろんのこと、麺に香りと甘みがある。小麦粉の麺類って色々あるが、うどんってこんなに美味かったっけ?と思った。醤油をかけても美味いのだが、しょうゆは本当にちょっとで十分だ。もう、素直に麺の味を堪能したいと思う。醤油は麺の引き立て役でしかないのだと改めて思う。決して汁の味で食わせるものではなく、麺の味で食ううどんなのだ。一応、薬味も後半全部試してみた。こちらも悪くはないが、特になくてもいいかなと思うほどである。
太めのしっかりしたシャープながらふんわり香る味。生醤油との相性もなかなかだ。
名古屋に行ったら必ず寄りたいと思った店の一つだ。正直、香川でもうどん巡りの楽しみはあるが、この店でも十分かな…と思ってしまった。


確か時間は…日曜の夕方の6時半頃に伺った覚えがあるが、すでに並んでおり、お店に入ると「麺がなくなる可能性があり、ならんでも食べれるかわからない」と言われる。その条件でOKを出して並ぶ事にした。幸い並ならできるとの事でお願いした。帰らなくてよかった。


お店はとても綺麗な店内。店主もかなり若い。お店の方は店主をはじめ対応もよいと感じた。私が1人だったせいなのと、初めてなのを察してか「時間がかかるので雑誌でもどうぞ」と雑誌を置いて行ってくれた。美容室以来だよね、こういうのは。


サイドメニューもおでんやかしわ天がお勧めみたいですね。今度はうどん待ちの間にさっと1杯やってうどんで〆てみたいと思っている。いや、本当かなり気に入ったお店である。リーズナブルだし接客も安定してる。更に美味しのだから。 近くにないのが本当に残念である。。。


  • 201512
  • 201512
  • 201512  赤味噌と辛子味噌

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6位

らぁめん 大安 (八王子、京王八王子 / ラーメン、つけ麺)

1回

  • 夜の点数: 3.7

    • [ 料理・味 3.7
    • | サービス 3.0
    • | 雰囲気 3.0
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    ~¥999 -

2013/08訪問 2014/02/03

単純に「また食べたい」と思った店


JR八王子駅に降り立つ。以前食べた八王子ラーメンの煮干鰮らーめん 圓を再訪しようと思うも時間の関係で駅すぐのこちらのお店へ。夕方の6時頃だったと思います。八王子駅南口徒歩2、3分です。


食券機で「らぁめん」700円だったかな?を買います。ミニもありますが、普通で。麺量は300グラムとこの手のラーメンにしては多いですね。麺が多くてもスープが少なくて微妙な味に…なんて事も想像してちょっと悩みましたが、初めての店なのでとりあえず普通を選択。


程なくしてラーメン着丼。
まず香りが何ともいいですなぁ。豚(鳥も感じるが豚強い)と醤油の香りがキツ過ぎずふわっと漂ってきます。更に見た目。麺がスープに浸ってない部分がちょっと気になりましたが…分厚いチャーシュー。ほうれん草、海苔、メンマとオーソドックスながら食欲をそそります。そして麺がまたなんともいえない艶を醸しだしている気がします。脂が澄んでいるのでしょうね。その脂と醤油色のスープの色艶が「これは美味いぞ」と訴えかけてくるのです。(まぁ、単に腹が減ってただけだろうが)


スープを一口。パッとの印象は甘口の澄んだ旨みの強い醤油スープです。しかし実際は塩分と動物系の旨みがしっかり底から支え、そこに醤油をギリギリの好い塩梅で合わせたコクと透明感のある澄んだ美味しいスープです。一見脂が多いように見えますがクドさが感じられずスープだけをすすりたい気分になりました。(普段は最初スープ一口しか飲まないのに3,4口スープを飲んでから麺を食べ始めました)


麺は中太平ちぢれ麺です。気持ち固めに茹でられてるのがいいですね。すすると微妙なちじれが舌や唇に軽く刺激しつつ、するっと入ります。ツルンとではないのですがすっと口に抵抗なく入る感じです。麺は見た目の細さから想像しなかったしなやかな弾力がよいですね。麺に絡んだスープの量も適量。
当初は麺300gに対してスープの量と味が追いつくのか若干心配でしたが、その辺りは最後までかなり美味しく頂けました。ただやはりこのスープの量と麺量を考えると200g位までかな…とは個人的に思うところです。もう少しスープが多いとか、麺が気持ち少なければ味はもっと高い点数になったかもしれません。(ミニラーメンもありますが、それだと満足感がちょっと足りないかな)


具について。
私は正直チャーシュー麺とか具がゴテゴテ乗ったラーメンが好きではないです。「素ラーメン」(葱やほうれん草、千切り生姜少量位ならあり)+お皿にトッピングという選択なら有るのですが…。理由は「スープに浸した時、具の味がUPするのか?また、ラーメンの舌休めとしてラーメンのスープと同じ味を味わいたいと思わない」という理由です。(変わってるんだろうね、きっと…バカ舌なんで勘弁して下さい)
よって、チャーシュー麺や海苔増しなんてありえないんですね…ここ10数年、たんだ事がないです。(肉は1ポンドステーキも平気で平らげますよ。肉好きです。でもチャーシュー麺は食べたいと普段思わないのです)


さて、こちらのお店も当然のごとくトッピングが麺の上に乗ってますが、こちらのお店ならラーメンの上に乗っててもあまり気にならなかったですね。不思議と。メンマは繊維が舌にあまり残らずスープの味が程良く染みた食べやすさ。チャーシューは厚目でホロッと崩れる中に肉のうまみはしっかり残ってます。このスープと浸して食べるとグッと旨みが増しますね。何年ぶりでしょうか、チャーシュー麺を頼んでみたくなりました。
なんだろうね、特筆するほどでないけどラーメンのトッピングが特別食べる邪魔をあまりしないというのが印象です。
ただ・・このラーメンで唯一難点は・・・海苔が浸ってる事ですね。海苔の風味が鼻につくのであまり海苔を浸したくないんですよ、個人的には。海苔だけはさっさと食べてしまいました。


この麺量、このスープ、チャーシューなど…700円とはなんとも安くて美味しい醤油系の中では大変好みの1杯でしたね。
八王子ラーメンとはまた違うのでしょうが、八王子に行くなら出来る限り立ち寄りたいと思うお店。というか、自分の近隣にないのが悔やまれます。


余談ですが…数年前に喜多方に行った時に食堂なまえで醤油ラーメンを食べました。確か、あの時は3,4杯目だったのですが、大変味の印象が強いお店で「絶対に再訪したい店」の一つとして記憶に残っています。食堂なまえは麺が平打ちでゴツゴツした感じですし、スープもこちらの大安ほど澄んではいませんが…記憶の中では全体的な印象(味・CPなど)は甲乙つけがたいものがあります。


醤油ラーメンは醤油がきつかったり脂が際立ったりするのが多い気がしますが、澄んだスープとコクを感じる自分の中でクオリティの高い見本的なラーメンでした。


  • (説明なし)

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7位

餃子菜館 万徳 (西浜町、新地中華街、浜町アーケード / 中華料理、餃子、担々麺)

1回

  • 夜の点数: 3.7

    • [ 料理・味 3.8
    • | サービス 3.5
    • | 雰囲気 3.0
    • | CP 3.5
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    ~¥999 -

2013/02訪問 2017/07/31

長崎の中華街から少し外れた小さな店



2か月ほど前の記録になります。長崎へ訪れた時の覚書程度になります。

長崎の中華街そばのホテルに宿泊。長崎の顔である中華街を歩いてみるも、どうもピンとこず、
適当に裏道やら何やら歩いて気になった店がここ。食べログで評判を見て悪くはなさそうだった。


店の雰囲気は特別綺麗という感じではない。狭い店内にテーブル2,3とカウンター数席のみの店。
食堂みたいな雰囲気。確かに観光客が訪れそうな店ではないかと。
店主も女性一人で初見の客にちょっと驚いた感じであった。
(ほとんど常連がメイン、女性一人は滅多に来ないと言っていた)


カウンターに座って小龍包、水餃子、坦坦麺、中国ビールを注文。
メニューの数は少ない方だと思う。ちょっと軽く訪れてつまむのによさそうな店だ。
店主は現地出身。細かい出身地は忘れたが、ここのレビューや他の媒体で北京出身らしい。


まずは小龍包から。全て注文を受けてから作ってくれるようだ。
店主が丁寧に食べ方を教えれくれる。蓮華に乗せた小龍包を爪楊枝で刺して中のスープを味わう。2個目からはお好きにどうぞとの事であった。黒酢も一緒に出してくれる。汁が熱々で結構汁沢山。ああ、これこれ。この肉汁が混ざった汁だよ。ああ、これこれ!久しぶりに小龍包を食べたな~と感じた。
今の住まいの界隈は小龍包というのは汁なしのものなのか・・・と思ってしまう事が多い。それ故に何年かぶりに小龍包というものを食べた気がした。


次を悩んでいたら店主に「折角だから本場の水餃子を食べてみないか?」と言われたので早速お願いする。
皮が厚めの水餃子。スープは薄め。具と皮のバランスがなんかいい。一体感がある。いくつかの自家製タレや黒酢などで試すとよいとの事。
薄味の私には何もつけなくても十分美味しかったが、この自家製タレがまた餃子とよく合う。このもっちり歯や唇に吸いつきそうだけど吸いつかないような皮の食感がまたいい。優しい味の餃子でいくつでも食べれそうなシンプルな旨さがあった。


最後に坦坦麺をお願いする。
店主曰く「うちはかなり辛いよ」とのこと。まぁ、大抵どこの店も「うちは辛い」といって食べれなかった試しもなく・・・しかし、なんとなく本場の辛さというのが想像できず。更に店主の「麺をすすると危険」との言葉が気になり「辛さ控えめ」で注文。
真っ赤なスープに青梗菜、卵、ひき肉の乗ったシンプルな見た目。細麺の緩いウェーブだった気がする。あとは香りがよい。鼻孔をくすぐる中華材料の香りというのを覚えている。
店主が「蓮華に乗せてすすらないで口に運んで食べるといい。スープは飲まない方がいい」との事。確かにスープというよりタレに少し近かった気がする。早速店主のアドバイス通りに麺をすすらないように口に運ぶと・・・色々な旨みと甘みを感じる中にビシーとした辛みが伝わる。ああ、こりゃ確かに辛い・・・。私の頼んだのは「辛さ控えめ」なのに激辛何倍を頼んだのか?と思うほど辛い。そして、店主の「すするな危険」の意味が一口目でわかった。これはすすってしまうと器官がやられる。粉トウガラシ等の辛みを吸い込んでしまうと非常に危ない。。。(途中、一度うっかり麺をすすってしまい、悶絶しかけた)どうやら私には辛すぎたらしく涙は出るわ鼻水は出るわと大忙しで店主に心配しつつも笑われてしまう程のあり様。いや~。。。お店のノーマルの辛さ控えめでこんなに辛いのは初めてであるが、箸は止まらない。味はとても好きな味だった。まさしく「辛くて美味い」というやつだ。普通、これだけ辛いと味も減ったくれも飛んでしまいそうだが、辛い中にきちんと各々の味と調和を主張している。油の味でごまかす事もない。直球勝負の坦坦麺だと思った。あと、舌休めには水よりも中国のビールが合うと思う。

辛くて美味い。残念ながら私にどの味が何の材料かなんて分析を出来る舌は持ってないが、強烈な辛さの中に旨さが主張する1杯であった。


値段も決して高くない。味も好きな味だし店のおじさんもよい感じだった。大衆中華という感じだろうか。
高級な中華料理も何度か食べたが、自分の中では「中華」というのを強烈に味覚で感じれた数少ない店だった。
うまかった。あの坦々麺は自分の中で強烈に残る1杯だった。あんなに辛い。なのに美味いんだから。辛過ぎて味がわからないのではなく、から過ぎても旨みを伝える料理が作れるってのはやはりプロだなと。


ごちそうさまでした。
また、長崎に行ったら顔を出したいと思います。


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