5回
2023/12 訪問
沖縄県産ブランド豚のきびまる豚を使った雲白肉と、北海道産の白子を使用した麻婆白子を堪能。
今年は1月2日以来、2回目の利用となったスーツァン・レストラン陳渋谷店。今回は1月2日と違い、この時期限定で出している北海道産の白子を使用した麻婆白子と、沖縄県産ブランド豚のきびまる豚を使用した雲白肉を堪能したのである。
私は19時20分頃スーツァン・レストラン陳渋谷店に到着し、男性スタッフに挨拶を済ませると厨房が一望できるカウンター席に案内された。そしてカウンター席に着席すると、私は早速雲白肉を注文したのである。
雲白肉に使用される豚バラ肉は、以前の鹿児島県産の南州黒豚肉から沖縄県産のきびまる豚に変更されていたのであるが、豚バラ肉ならびに胡瓜の見た目、薄さ、盛り付け方が美しい極上の雲白肉であった。さらに、旨辛風味のたれも甘みが少なく数種の香辛料の香りが深かった上に、きびまる豚のバラ肉も噛むたびに旨味と甘みが口の中に広がったのである。そのため、白いご飯のおかずとしても大変貴重だった。
きびまる豚バラ肉の雲白肉を堪能した後は、いよいよお待ちかねの期間限定メニューである麻婆白子の出番となった。白子は北海道産だったのであるが、クリーミーな味わいが麻婆ソースの濃厚さならびに山椒の痺れとベストマッチで、大変美味しくいただくことが出来たのである。私は、麻婆白子をそのまま食べたり白いご飯の上にのせて食べたりしたのであるが、いずれの方法でも極上の上手さを堪能出来た。ちなみに、麻婆白子の麻婆ソースは麻婆豆腐と違って痺れが強かったのであるが、濃厚な旨味が最高だったのでソースだけをご飯にかけても美味しくいただけたのである。
加えてその日は、井上料理長が各テーブルを回って挨拶をするというサプライズまで付いたため、私も楽しく食事をすることが出来た。最後のデザートは洋梨のソルベをいただいたのであるが、洋梨のソルベは極上の甘みが麻婆白子のソースの山椒の痺れを癒してくれたのである。
2023/12/17 更新
2023/01 訪問
えびの豆乳マヨネーズソース炒めと、四川飯店伝統の麻婆豆腐を思う存分に堪能。
明治神宮での初詣を済ませ、東急線乗り放題と東京メトロ副都心線、丸ノ内線、半蔵門線の乗車を楽しんだ2023年1月2日、私は久々に渋谷のスーツァン・レストラン陳を訪問した。19時45分頃に入店すると、私は入口前のカウンター席へと案内されたのである。
入口前のカウンター席に着席すると、私は窓越しに調理風景を見ながらえびの豆乳マヨネーズソース炒めを注文した。えびの豆乳マヨネーズソース炒めは、油通しした約6尾のえびを豆乳マヨネーズソースで炒めたもので、隣に生野菜が添えてあったのである。その豆乳マヨネーズソースは、豆乳のまろやかさとマヨネーズがベストマッチで油通ししたえびとも絶妙に絡み合っていた。また生野菜と一緒に食べると、極上の旨味が口の中に広がった上に白いご飯ともベストマッチだったのである。
次に注文したのは、定番中の定番である四川飯店伝統の麻婆豆腐。私の場合は濃厚な味が好みなので、スタッフにお願いして濃厚な味にしてもらったのであるが、その麻婆豆腐も丁度良い塩加減の濃厚な旨味で、薬効的な香辛料とも旨く絡み合っていて白いご飯とベストマッチだったのである。そのため、えびの豆乳マヨネーズソースと共に至福の味わいだった。そして、最後のデザートは杏仁風味のアイスクリームだったのであるが、見た目はバニラアイスクリームと変わらない上に生クリームと卵黄の旨味が最高だったのである。
2023/01/03 更新
2018/11 訪問
こだわりのホイコーローと、牛バラ肉入り麻婆豆腐に感動。
2016年の2月以来、約2年と9ケ月ぶりの利用となった四川飯店系列の中華レストランである渋谷のスーツァン・レストラン陳。今回ぼくは、このレストランで今まで食べたことがない二つの四川料理をいただいてきた。
まず一つ目にいただいたのは、こだわりのホイコーロー。この料理は、具材に葉ニンニクやキャベツを使っている点では普通のホイコーローと変わらないのだが、豚バラ肉に群馬県産の加藤ポークを使用しているところが従来のホイコーローと違うところ。ちなみにこの加藤ポークの豚バラ肉は、冷凍保存を一切しておらずチルドで保存をするというこだわりよう。そのため、一日に限定で四食しか出せないのである。
二つ目に食べたのは、牛バラ肉を使用した麻婆豆腐。この麻婆豆腐は肉に牛バラ肉、豆腐に絹ごし豆腐を使っているのが特徴である。コクは陳建一の麻婆豆腐と変わりはないが、辛さは陳建一の麻婆豆腐より多少辛かった。だが牛バラ肉に甘みがあったので、絹ごし豆腐や麻婆ソースとバランスの取れたハーモニーを奏でていたのである。
そして最後のデザートは、杏仁豆腐味のアイスクリームでしめた。
2018/11/04 更新
2016/02 訪問
都会志向でお洒落な四川飯店系列のレストラン
ぼくは赤坂にある四川飯店は結構利用したことがあるのですが、渋谷にあるスーツァン・レストラン陳はまだ2回程度しか利用したことがありませんでした。ですが、初めて行ったときに食べた南州黒豚肉の雲白肉が大変印象に残ったので、予約をして今年の1月12日にディナーで利用しました。
初めてスーツァン・レストラン陳に行った時は、南州黒豚肉の雲白肉を注文するのが初めてだったのでハーフサイズを注文したのですが、今回はやはりたくさん食べたいという一心から通常サイズを注文しました。初めて食べた時もそうでしたが、南州黒豚肉の雲白肉は他のお店の雲白肉と違ってバラ肉が薄切りな上、口の中でとろけるほどの旨みでした。口の中でとろけるほどの旨みを持つ雲白肉は、横浜の中華街でも出せないほどの絶品ではないかと思います。
もう一つ食べたのは陳建一の麻婆豆腐ですが、前回(初めて行った時)はそのままの状態で注文したので山椒のしびれがかなりきつい状態でした。そのため今回は山椒と辛味を控えめに、そしてさらにコクを深めた味わいにして作ってもらいました。確かにコクは深かったのですが、辛味と山椒のしびれはそんなになかったのでマイルドにいただけました。とはいえ辛さが物足りなかったので、今度作ってもらう時はコクを深めて山椒を控えめ、辛さをそのままにしてもらおうと思っています。
内装は、セルリアンタワー東急ホテル内にあるということもあって赤坂にある四川飯店に比べるとお洒落な感じでした。そのためスーツァン・レストラン陳は、大阪ヒルトンの王朝と並ぶ都会志向でお洒落な中華レストランと言えるのではないでしょうか。
2016/02/28 更新
昨年の1月2日に続き、今年の1月2日もスーツァン・レストラン陳渋谷店で中華に舌鼓を打つことになったのであるが、今回は昨年12月にいただいて大変印象に残った雲白肉旨辛ソースのレギュラーサイズ、昨年1月にいただいて大変印象に残った海老の豆乳マヨネーズソース炒めと麻婆豆腐のハーフサイズに舌鼓を打った。1月2日の午後7時過ぎに渋谷駅の地下ホームを出た私はTOKYU PLAZAの歩道橋を渡り、セルリアンタワー東急ホテルの中にあるスーツァン・レストラン陳渋谷店に向かったのである。
スーツァン・レストラン陳渋谷店に着いたのは、食事開始時刻の午後7時30分より早かったことから来店の挨拶を済ませた後、席に案内されるまで少しだけ待った。そして定時の食事開始時間になると、私は女性スタッフから席に案内されたのであるが幸運にもカウンター席で、しかも一番前の席だったのである。
着席後、窓越しに見える調理場のスタッフ達に来店の挨拶を終えると私はコーラと白いご飯、そして昨年の12月にいただいて大変印象に残った雲白肉旨辛ソースのレギュラーサイズ、昨年の1月にいただいて大変印象に残った海老の豆乳マヨネーズソース炒めと麻婆豆腐のハーフサイズを注文した。これらのメニューの注文後、テーブルにはナッツの飴がけとコーラが運ばれてきたので、私はコーラを飲みながらナッツの飴がけをいただいたのである。
私がコーラを飲みながらナッツの飴がけをいただいていると、まず最初に雲白肉の旨辛ソースのレギュラーサイズが運ばれてきた。私は、しばらくして運ばれてきた白いご飯と一緒に雲白肉の旨辛ソースをいただいたのであるが、雲白肉の豚バラ肉は昨年12月の時と同様均等にスライスされていて見た目が美しかった上に、胡瓜の薄切りの盛り付けも鮮やかさを演出していたのである。そのためこの雲白肉は、ワインに似合いそうなフレンチ中華としての存在感を発揮していた。
雲白肉を白いご飯と一緒に楽しんだ後、私のテーブルには海老の豆乳マヨネーズソース炒めのハーフサイズが運ばれてきたのであるが、この海老の豆乳マヨネーズソース炒めもフレンチ中華としての存在価値を十分に発揮していた。そのため、見た目と味でも私を楽しませてくれたのである。
雲白肉旨辛ソースと、海老の豆乳マヨネーズソース炒めの2大フレンチ中華を堪能した後は、いよいよ麻婆豆腐のハーフサイズの出番となった。この日は昨年12月に私がいただいた麻婆白子も用意出来るとのことだったのであるが、麻婆白子は昨年の12月に楽しんだことから今回は定番の麻婆豆腐としたのである。
麻婆豆腐の場合は、レギュラーサイズもハーフサイズも調理後土鍋に入れてテーブルに運ばれた後、土鍋の下の燃料に火をつけて温めてから供されるのが特徴。土鍋の下の燃料の火が消され、土鍋入りの麻婆豆腐が土鍋の蓋の下に置かれるといよいよ白いご飯と共にいただいたのである。麻婆豆腐の味は麻婆白子とそれほど変わらないが、山椒の痺れは麻婆白子に比べると少なかった。
そして食後のデザートは、スーツァン・レストラン陳ではかなり珍しかったバニラアイスクリームをいただいたのである。