この口コミは、黒兵衛太さんが訪問した当時の主観的なご意見・ご感想です。
最新の情報とは異なる可能性がありますので、お店の方にご確認ください。 詳しくはこちら
利用規約に違反している口コミは、右のリンクから報告することができます。
問題のある口コミを報告する
-
夜の点数:4.2
-
¥2,000~¥2,999 / 1人
-
-
料理・味 3.8
-
|サービス 4.6
-
|雰囲気 4.6
-
|CP 3.8
-
|酒・ドリンク 3.0
-
昼の点数:4.2
-
¥1,000~¥1,999 / 1人
-
-
料理・味 3.8
-
|サービス 4.6
-
|雰囲気 5.0
-
|CP 3.8
-
|酒・ドリンク 3.0
-
-
[ 料理・味3.8
-
| サービス4.6
-
| 雰囲気4.6
-
| CP3.8
-
| 酒・ドリンク3.0 ]
-
-
[ 料理・味3.8
-
| サービス4.6
-
| 雰囲気5.0
-
| CP3.8
-
| 酒・ドリンク3.0 ]
生まれ変わった「鳥もと」
-
独自の仕入れルート
{"count_target":".js-result-ReviewImage-7322792 .js-count","target":".js-like-button-ReviewImage-7322792","content_type":"ReviewImage","content_id":7322792,"voted_flag":false,"count":1,"user_status":"","blocked":false}
-
駅前の鳥もと最後の日
{"count_target":".js-result-ReviewImage-7332288 .js-count","target":".js-like-button-ReviewImage-7332288","content_type":"ReviewImage","content_id":7332288,"voted_flag":false,"count":1,"user_status":"","blocked":false}
2011/04/03 更新
おそらく地権者と「オーナー一代限り」という約束があったのでしょう。
お店に顔を出した途端にスタッフの顔に緊張感が漂うほどカリスマ性のあった、
前オーナーがお亡くなりになった直後に、あの「駅前」から今の場所に移転してきました。
雰囲気は以前同様に居酒屋そのものです。
立ち飲みカウンターも残っています。
でも、当然以前とは違うところもあります。
トイレがとてもきれいになりました。
客層もやや幅広くなりました。
ただ一番変わったのは、メニューです。激変しました。
従来の焼き鳥ベースのメニューもほとんど残っているのですが、
魚介類のメニューが圧倒的に増えました。
北海の珍味や、スタッフの出身地北海道「白糠」漁港からの産地直送品など、
メニューが豊富すぎて、もう焼鳥屋と呼べないくらいです。
仕入れは築地を通していません。独自の仕入れルートを持っています。
早朝に獲れたものを空輸し、その日のうちにお店に出せるほどです。
発泡スチロール箱に入ったままの生ガキなんか見せられると、ついつい頼んじゃいます。
滅多に食べられない珍味、初めて名前を聞くようなものまであります。
スタッフに聞いてみると、魚介類の知識が豊富なことに驚かされます。
もしかするとお寿司屋さんよりも詳しいかも知れません。
どんなに混んでいても、質問すれば丁寧に教えてくれます。
新オーナーも、地道な経営を心がけているようです。
自分のお店の客単価を忘れていません。
「うちは千円札1枚、2枚握りしめて来るお客さんがほとんどだから」
と言って、どんなに良いものが仕入れることができても、高い値段は付けず、
むしろ、量を少なくして、一皿200円くらいから小鉢にして出してくれます。
食の細い私たちには、いろいろと食べることができて嬉しいかぎりです。
メニューによってはコスト割れじゃないかと、余計な心配までしてしまいます。
ところで、この「鳥もと」、駅前にある頃からお客さんに対する「サービス」が素晴らしいんです。
よくよくスタッフを観察していると、高齢者や子連れ、あるいは、外国人に対し、
ものすごく細やかな心遣いをしていることに気が付きます。
居酒屋らしく、元気よく、大声張り上げていますが、威勢が良いだけではありません。
目配り、気配りが行き届いていて、そこはかとなく品があるんです。
居酒屋ですから、飲み過ぎそうなお客さん、からみそうなお客さんなどいろいろいます。
中には、そのスジらしき人もいるのかも知れません。
そんな人たちに、うまく対応して、お店をコントロールしているんです。
あのホスピタリティは、サービス業に携わる人であれば、どんな人でも勉強になると思います。
興味がある方は、ぜひ一度行って見てください。
分かる人には分かると思います。
おそらくそこに長年多くの人たちが通い続けている、真の理由があるのだと思います。