TO.さんのマイ★ベストレストラン 2018

TO.のレストランガイド

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マイ★ベストレストラン

レビュアーの皆様一人ひとりが対象期間に訪れ心に残ったレストランを、
1位から10位までランキング付けした「マイ★ベストレストラン」を公開中!

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私の専門分野の南アジア料理は、簡潔に。

1.アーンドラダイニングは、ムガル帝国由来の肉料理とヴェジ主体の南インド料理が融合したハイデラバーディ料理をラマナイヤシェフが調理する、鉄板です。料理のレヴェルに、集客が追いついてきたのが嬉しいです。

2.シターラ青山は、夜のシーズナルメニューとランチのカレーが魅力的で、これらを組み合わせて土・日のランチでリーゾナブルに頂くのが、超お薦めです。

3.ダバ・インディアは、紹介する必要の無い、超人気店。が、柳谷フォアマスターを中心に新たなメニューも取り入れてるのが良いですね。

4.コジコジは、我が自宅の有る水戸に関東一のスリランカ料理店があることに、感激です。

8.SOMAは、石原さとみの舞台を見に行ったついでにラッキーにも、訪問できました。噂に違わぬ絶品のスパイスカレーでした。

9.シディークパレス四谷麹町店は、店舗の入ったビルの立て替えのためへ移転した麻布十番のシェフやスタッフがそのまま移っており、カレーの種類が一般的な物に限られるコースよりも、タカタックなど単品での組合せがお薦めです。

10.カーン・ケバブビリヤニは、店長のリーダーシップが素晴らしく、フロアのみならず厨房も、5店以上を配する当チェーンで最高です。アーンドラダイニングが当日に満席予約不可の日に、2度お世話になりました。

残りの3店は、私の職場近くで、海外VIPも含めた接待に重宝。

5.すし三福は、創業70年ながらも田町駅芝裏側開発で8席の江戸前寿司でリニューアル。シェフと奥様の接客も売りです。

6.日本酒バルといいますが、モダン和風の料理のレヴェルが最高の、ゆすら堂です。

7.倶楽湾は、名実ともに高級中華の、中国飯店グループにありながら、50名位も可能な、夜は飲み放題付きの8000円コースも用意して使い易い。ランチは夜からレヴェルが落ちず、格安なので超お薦めです。

マイ★ベストレストラン

1位

アーンドラ・ダイニング 銀座 (銀座一丁目、京橋、宝町 / インド料理、インドカレー、ダイニングバー)

9回

  • 夜の点数: 5.0

    • [ 料理・味 5.0
    • | サービス 4.5
    • | 雰囲気 4.5
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク 4.0 ]
  • 昼の点数: 4.9

    • [ 料理・味 5.0
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 4.5
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク 4.0 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥4,000~¥4,999 ¥1,000~¥1,999

2020/03訪問 2020/03/22

8周年で渾身のメニューを堪能!

2020年と切りの良い年で、私のカレー人生が振り返れます。2006にダバインディアの扉を開き、当時フロアマスター(現カマルプール店主)の北村君に薦められたマトンカラヒ(現、南インドの辛いマトンカレー)を堪能し、シェフのラマナイヤに引き合わされる。その後ラマナイヤは宮崎オーナーと喧嘩して出て、葛西の和印道の立ち上げを手伝った後、同郷で横浜国大出身の現オーナーのサラディと出会って2009に御徒町のアーンドラキッチンを開店。この頃ダバインディアは、ラマナイヤと共に歴代唯一厨房に入ることを許された畑中君(現ディルセオーナーシェフ)が腕を振るっていたと共に、調理ど素人の北村君は休憩時間等に将来の独立のためにコックに習っていた。

2011頃には北村君、畑中君、共に独立、成功裡に現在に至る。ダバはグループ3店の宮崎オーナーに次ぐナンバー2の柳谷君が統括して現在に至る、柳谷君はラマナイヤと共に私のこの業界での特別な友人。サラディとラマナイヤはヴェジハーブサーガからドーサ名人のラジャ(現アーンドラキッチンシェフ)を引き抜き、鍛える。2012に、アーンドラダイニング銀座を開店。当初はラマナイヤがキッチンとダイニングのシェフを務めたが、2013頃にはキッチンはオペレーションはサントス、シェフはラジャに任せる。

当時福井で単身赴任の私が、アーンドラダイニング銀座の開店一周年頃に様子見すると、夜の集客が儘ならず。当時言われていた、銀座で南アジア店で日本人のオペレーションが入らない店は失敗する、が現実味を帯びていました。ここで一肌脱いでやろうと、「やっぱりモツが好き」さんに協力頂き、2013の一月と二月の出張時に、四夜で二十人以上のレヴュアーを集めてオフ会を主催。これが起爆剤となり現在の成功につながりました。

普段のオフ会では参加人数やメンバーの嗜好も勘案して、ドーサやチーズクルチャやパニールティッカ等も加えたりします。が、今回の4名のオフ会はガチでインド料理に詳しい方たちだったので、トータルでは勿論ですが、一品一品を取っても絶対に他店では真似できないメニューを選びました。

持ち込み食材の越前のセイコ蟹は有楽町の福井アンテナショップで調達。かなわ広島産牡蠣は、ハプニングが。かなわは、広島牡蠣の名声を広めるために日本橋高島屋に昭和二十一年に出店、凄いですね、私の生まれる前とは。近年牡蠣は、大きさで競うブランドも多々ありますが、小粒で身の締まったかなわは、味と過熱した時に小さくならない、唯一無二の日本一の逸品。念のため水曜日に日本橋高島屋に問い合わすと、今年は入荷が安定せず3月10日で閉店とのこと。困った時は、ブランドを揃える銀座三越の食品売り場に訪問。在りましたねー。スタッフに尋ねると、明日の木曜まで入るが当日の金曜は前日入荷が並ぶとのこと。木曜のランチタイムに伺うと、前日入荷の物が並ぶ。今日入荷は?と尋ねていると、昨日のスタッフが出てきて、昨日の方ですねと。ストックから大き目が揃う(その分個数は少ない)物を選んで貰いました。これらを、下記メニューと共に届けて当日を迎えます。

最近は繁盛しているので手を抜いていましたが、一か月遅れで、オレンジと白と緑をモチーフにし「Happy 8th Anniv. from TO.」のメッセージを添えたブーケを持参。
選りすぐったメニューに参加者は一品毎に、大絶賛、当然です。料理の評は、そちらを御覧下さい。

チャナ・サラダ         790
タンドリーゴビ         990
ラムチョップ(レアーで) 1590×2=3180
――――――――――――――――――
                4960
 
マトンヴェプドゥ        1490
ビンディ・ベーガン       1290
チャパティ          サービス
―――――――――――――――――――
                2780

オイスター・カレー       1000
カニ・カレー          1000
アーンドーラ・コーディ・クーラ 1490
バスマティライス         490
―――――――――――――――――――
                3980

ノミホウダイ     2000×4=8000

4960+2780+3980+8000=19720

ルーマニアからの講師を招いて私と共に教師役となり、パキスタンからの生徒4名とパキスタンからの出向者3名を対象としたセミナーを開催。祝日の月曜日9時から金曜日の18時までびっしりのスケジュールで、大いに盛り上がりました。セミナー初日の夜に懇親会を催し、場所はタンドリーチキンを除きハラル認証の当店です。部下のスタッフ1名を加えての10名です。頂いたものは以下の通りの鉄板メニューで、一人5千円弱。

チャナ・サラダ
タンドーリ・ゴビ
スピナッチ・チキン
ハリヤリ・フィッシュ・ティッカ(メカジキ)
――――――――――
マトン・ヴェプドゥ
ビンディ・ベーガン
チャパティ
―――――――――――
越前蟹カレー(越前蟹は福井アンテナショップで購入し持ち込み)
コーディ・クーラ
バスマティ・ライス
―――――――――――
飲み放題

ラマナイヤシェフも上機嫌で挨拶に来て、歓待です。勿論料理の腕も振るい、パキスタンからの客人もパキスタン料理とは一線を画す南インド料理に大満足で、翌日参加者一人ずつから、お礼の嵐でした。

送別会は、木曜の夜で、日本橋高島屋の銀座天一、こちらも完全にハラル対応で、重宝しています。
職場の体制が若干変わり、出向者の交代で転入者が来たので、部の歓迎会をするという部長からの依頼で、日本人10名、インド人3名、パキスタン人1名、韓国人4名、中国人2名の、20名で伺いました。水曜日は比較的空いてる曜日ですが、当方が18時開始の20名だったので、19時頃には満席の繁盛振りです。当店の名物スタッフのサントスは、東大島にアーンドラ3店目としてオープンした「アーンドラ・カフェ」に責任者として移ったので、旧来の現地の1名と新入の日本人女性1名での接客です。会社のグループでの10名程度までの訪問は何度もありますが、部全体での訪問は初めてで半数以上が初訪だったので、あまりの美味しさにビックリ、大満足の様子でした。

ヴェジタリアンは、○をシェアー後、ヴェジミールス
(Non-vegetarian menu for 4 persons) ノンヴェジメニュー4人分 
---------------a la carte(アラカルト)-----------------------
○Green Salad (half) / Chana Salad (half) = 790
グリーンサラダ(半分)/シーフードサラダ(半分)
○Masala Dosa (4 Katauris of Sambar) 1,390
マサラドーサ(サンバル(カトリ4つ))
○Tandoori Gobi (Cauliflower) 990
タンドーリゴビ (カリフラワー)
Lamb Bara        1,390
ラム バラ
---------------Masala--------------------------
Andhra Special Chapati (Service, Free)
アーンドラ・チャパティ(サービス)
Andhra Mutton Vepudu (Dry Curry) 1,490
アーンドラ・マトンヴェプドゥ(ドライ・カレー)
---------------Curry Soup---------------------------
Basmati Rice 490 x 2 = 980
バスマティライス
Andhra Koodi Koora (Chicken) 1,490
アーンドラ・コーディクーラ(チキン)
Crab Curry 1,000
越前蟹カレー            
Kakinada Royyla Iguru (Shrimp) 1,490
カキナダ・ロッヤライーグル(海老)
-----------------------------------------------
Subtotal 11,010円 x 5 = 55,050 円

Andhra Vegetarian Meals 2,150 x 2 = 4,300
アーンドラ・ヴェジミールス
-----------------------------------------------
Subtotal              4,300円

All you can drink (飲み放題) 2,000 x 20 = 40,000円
------------------------------------------------
Grand Total (総合計) 55,050 + 4,300 + 40,000 = 99,350円
Romaniaの講師を招いてのセミナーを開催。セミナー参加者と、講師と我社のウェルカムディナーを行うことになり、会社近くの店でのディナーも飽きてきたので、思い切ってこちらでの開催を店に持ちかけました。18時から2時間にすると、当日の他の客が迷惑する/又は利用できなくなるということで、17時半~19時半での開催で調整。48名で、ヴェジ8人分とノンヴェジ40人分のメニューを下記の通り組んで、特別に1人2千円の飲み放題にして貰いました。まあ、物理的に一品ずつのドリンクを記録していたら、接客が回らないということでの措置です。

17時半に着くと飲み物の注文が大忙しで、生ビールのサーブがネックとなり、途中から栓を抜くだけでよいキングフィッシャーに切り替えました。最初の飲み物が行き渡った後は落ち着き、皆様、大満足で、無事に終わりました。

(Vegetarian menu for 4 persons)
(ヴェジメニュー4人分)
---------------a la carte (アラカルト)-----------------------
Green Salad (half)/Chana Salad (half)
グリーンサラダ(半分)/チャナサラダ(半分)
Masala Dosa (4 Katauris of Sambar)
マサラドーサ(サンバル(カトリ4つ))
Tandoori Gobi
タンドーリゴビ
Paneer Tikka
パニールティッカ
---------------Masala(マサラ)--------------------------
Andhra Special Chapati Service (Free)
アーンドラ・チャパティ(サービス)
Bendi Began 1290
ベンディ・ベーガン
-------------------------
Basmati Rice
バスマティライス
Tomato Pappu
トマトパップー
Rasam
ラッサム
Vankaya Kurma
ヴァンカーヤクルマ
Chana Masala
チャナマサラ
-----------------------------------------------
合計 12,000円

(Non-vegetarian menu for 4 persons)
ノンヴェジメニュー4人分
---------------a la carte(アラカルト)-----------------------
Green Salad (half)/Sea Food Salad (half)
グリーンサラダ(半分)/シーフードサラダ(半分)
Masala Dosa (4 Katauris of Sambar)
マサラドーサ(サンバル(カトリ4つ))
Tandoori Gobi
タンドーリゴビ
Sheek Kabab
シークカバブ
---------------Masala(マサラ)--------------------------
Andhra Special Chapati Service (Free)
アーンドラ・チャパティ(サービス)
Andhra Mutton Vepudu
アーンドラ・マトンヴェプドゥ
-------------------------
Basmati Rice
バスマティライス
Andhra Koodi Koora
アーンドラ・コーディクーラ
Vankaya Kurma
ヴァンカーヤクルマ
Kakinada Royyla Iguru
カキナーダ・ロッヤライーグル
-----------------------------------------------
合計 12,000円
以下の紹介の後、職場のインド人2名と、日本のマドンナと、4名で訪問。間違い無く、大満足。

I want to introduce the Japanese finest south Indian restaurant “Andhra Dining GINZA” briefly. Master executive chef of the restaurant, Y. Ramanaiya, was called one of three maestro of the cooking in south India before coming to Japan 15 years ago, and served as the master executive chef of reception for Prime Minister Singh hosted by Prime Minister Abe 11 years ago. I am his best and oldest Japanese friend.

The menu of my selection for lacto-vegetarian, no meat no fish no egg, is as below. I will collect 3,000 Yen per each at the start of dinner.

---------------a la carte--------------------------
Chana Salad
Tandoori Gobi (cauliflower baked in Tandoor)
Paneer Tikka (cottage cheese and vegetable baked in Tandoor)
Masala Dosa (boiled potato wrapped in crepe made of Urad Dal and rice)
---------------masala--------------------------
Andhra Special Chapati (Wheat Flour)
Bendi Began (Okra & Eggplant Dry Masala)
-------------------------
Basmati Rice
Tomato Pappu (Masuur Dal (Lentil) Soup)
Rasam (Toor Dal (Arhar Dal) Soup soured by tamarind)
Vankaya Kurma (Onion & Eggplant with ginger)
Chana Masala (Mint & Coriander base)
-----------------------------------------------
Masala Chai

日本で一番素晴らしい南インド料理店のアーンドラダイニング銀座を簡単に紹介します。料理長のラマナイヤは、15年前の来日以前には当時40歳にして南インドで3本の指に入ると言われた巨匠で、11年前の安倍第一期政権下でインドのシン首相訪日レセプションの総料理長に招聘された。私は彼の一番の日本人の友達です。

肉魚卵の入らない乳菜食主義者用のメニューを組みました。一人3千円を食前に徴収します。

---------------------摘み------------------------
チャナサラダ
タンドーリゴビ(カリフラワーのタンドール窯焼き)
パニールティッカ(カッテ-ジチーズと野菜のタンドール窯焼き)
マサラドーサ(煮たポテトをウラド豆と米の粉で作ったクレープで包んだティファン)
---------------------マサラ------------------------
チャパティ
ビンディ・ベーガン(オクラと茄子のドライマサラ)
---------------------
バスマティ・ライス
トマト・パップー(レンズ豆のスープ)
ラッサム(タマリンドで酸味を利かせたキマメのスープ)
ヴァンカーヤ・クルマ(玉葱と茄子の生姜の利いたマサラ)
チャナマサラ(ミントとコリアンダーベースのマサラ)
--------------------------------------------------
マサラチャイ
2017.7.14 ディナー訪問
現在の職場は芝浦にある中国、台湾、韓国、インド、パキスタン、アメリカ、フランス人が半数以上を占め、平均して月1回1週間程度アジアの国に技術指導に行くようなところで、出向してこの3月で2年を満了。年取ってからの仕事としては快適で、出向先の現職場からも望まれて、健康に問題がなければ70歳まで働けるということで、4月1日付けで転籍しました。その際に、葛西駅徒歩2分の海外出張時の成田、羽田空港の高速バス発着の利便性が捨て難く、前の母体の会社が契約していた部屋は出るものの、同じ寮内の別の部屋に移ったのですが、その際にお世話になった都内を中心に多数の寮経営をする運営会社の担当の方と、寮主催のバーベキューでお会いして話が纏まっての訪問です。人数が少ないと食べられるメニューの数が限られるので、職場の若手2人にも付き合って貰い、4名でのメニュー構成です。

この中で、越前ガニは、昨年までは年内に漁を終了する雌のセイコガ二の茹でたて瞬間冷凍だけだったのが、今年はセイコガ二が品切れになる6月からは3月まで漁のできる雄の同様な品が有楽町の福井県のアンテナショップで求められるようになり、これを持参して調理して貰いました。雄の参入で、年中食べられることになりました。

ゲストの方の感想は「全てのお料理が美味しく、大満足でした。今後は、部内のメンバーも誘って訪問したいと考えています。特にドライカレーが一番のお気に入りでした。帰り道は食べすぎで苦しくなりながら帰りました。」ということで、これまでマトンは?という初訪の方々を1人残らずマトン好きに変えた、アーンドラ・マトン・ヴェプドゥの人気はダントツですね。

アーンドラ・マサラ・ドーサ(サンバル、カトリ4つ)【米粉のクレープでジャガイモを包んだ定番メニュー】
タンドゥーリ・ゴビ【カリフラワーのスパイス焼き】
スピナッチ・チキン・ティッカ【ホウレン草ソースとレモンを使った骨なしチキンのスパイス焼き】
シーク・カバブ【鶏と羊の挽肉団子の串焼き】
アーンドラ・マトン・ヴェプドゥ【羊肉のココナッツ炒め】
チャパティ【全粒粉の薄焼きパン】
ラム・チョップ【アーンドラ風羊肉のカシューナッツ焼き】
――――――――――――――――――――
アーンドラ・コーディ・クーラ
【玉葱、ココナッツ、トマトベースの骨なしチキンカレー】
チャナマサラ【ミントとコリアンダーベースのヒヨコ豆のカレー】
カニカレー【越前ガニ持込の特注カレー】
バスマティライス【インドの高級長粒米】
――――――――――――――――――――
マサラ・チャイ【本場のスパイスが入った温かい紅茶】
――――――――――――――――――――
2017.4.13ディナー訪問
最近、食べログでの知り合いから予約困難な高級イタリアンに誘われて、そこで御一緒した初対面の方からインド料理店に案内して欲しいとの嬉しい要望があり、思案する間も無く選んだのは当店です。2人だと量的に選べるメニューの数が少ないので、会社の同僚も1人同行して貰いました。予約の電話を入れると、他のお客様がチキンビリヤニを注文したということで、お相伴にあずかることになりました。頂いたメニューと特記事項は以下の通り。

タンドールゴビ:3年前位まではラマナイヤシェフの眼鏡に適うカリフラワーが入手困難でサーブできない日が多かったのですが、最近は何時も出せているのが嬉しいです。高校時代の米国滞在時に生のカリフラワーを常食されていたお客様も、あまりの美味しさに感動されていました。このメニューは他店でも同じような物が有りますが、当店の物は格別です。

マトン・ヴェプドゥ:ラムではなくマトンで程よい噛み心地と辛い中にも複雑な味が病み付きになると、同僚が一番感動したメニュー。チャパティを少しずつサービスして貰いました。

チキン・ビリヤニ

バスマティライス

アーンドラ・コーディ・クーラ:相変わらずの私的に日本でNO.1のチキンカレーです。

セイコ蟹のプルス:越前ガニの雌を地元ではセイコ蟹と呼び、一杯が千円以下と安い上に内子と外子の二種の玉子が楽しめるという、地元でも大人気です。しかし、雌は資源保護のため漁が12月末までで、新鮮な本場物に有り付くのは困難な状況でした。有楽町の福井県アンテナショップでは、茹で上げた直後のセイコ蟹の身、内子、外子を一旦外して、甲羅に詰めて、即座に真空パックした物を冷凍し、一杯千五百円で販売してます。昨年は夏の前まで購入可能でしたが、今年は評判が広まったのか、今月中には売り切れる予定、残念。2つ購入して持参したら、2皿作って頂けましたので、1皿はお客様にテイクアウト。

トマト・パップー:マスル・ダール(レンズ豆)の滋養が良く出た、一番好きな豆カレーです。

チャナ・マサラ:ミントとコリアンダーベースのチャナ・ダール(ひよこ豆)のカレー。接客のサントスが、豆のカレーが2つになるので他にしますか?と尋ねるも、豆の種もマサラも趣が全く異なるので、これで良しとしました。相変わらずの美味しさです。

最後にマサラティーを砂糖無で。エアーブレンドしないので尋ねると、砂糖無なので不要とのこと。本当かな?

3人だと非常にバランスの良いメニューが組めて、参加者一同、大満足でした。
(2017.1.9 ディナー訪問)
当店は基本的に冬の味覚の牡蠣と蟹のカレーは出しません。アーンドラキッチン創業当時に店が暇だった日に、ラマナイヤシェフが私の要望に応えてメニューに無いものを作って遊んでくれていた延長で、私が食材持込で全責任を負うことを条件に、一皿千円の調理代を払って作って貰います。12月には会社の同僚と9名、食べログオフ会6名、の2回、旬の食材を入れたディナーを開催。

今回は、食べログオフ会の連絡のコミュニケーションミスで参加できなかった方と、急遽お誘いした以前ランチのメニューの相談に乗ってあげた初対面の方の、3名で、以下のメニューを頂きました。持ち込み食材は私のサービスで、一人料理3千円見当です。

タンドゥーリ・ゴビ:カリフラワーのスパイス焼き。
アーンドラ・マサラ・ドーサ:米粉のクレープでジャガイモを包んだ定番メニュー。付いてくるサンバル・カレーをラマナイヤシェフ絶品の辛いラッサム・スープに変更。
マトン・ヴェプドゥ:羊肉のココナッツ炒め。
チャパティ
越前・セイコガ二・カレー:食材持込
広島・かなわ・牡蠣・カレー:食材持込
アーンドラ・コーディ・クーラ:玉葱・小トマト・ココナッツベースのチキンカレー。昨年のチューボーですよ!の為に考案した新メニュー。旨いチキンカレーの概念を一新。
(レシピも公開:https://www.youtube.com/watch?v=T847hIyWDMc
チャナ・マサラ:ミントとコリアンダーベースのヒヨコマメのカレー。
バスマティ・ライス

南インド風であれば牡蠣も蟹もプルスが最も合うと思うのですが、ラマナイヤシェフの食材に対するアドリブの感性は流石で、全く違うカレーに仕上がって、参加された皆様にも満足して頂けました。
2016.10.6 ディナー訪問
ネパールとタンドールは非常に美味しい葛西キッチンキクチのシェフのボホラ・パラス(Paras Bohora)氏のカレーの腕と舌の向上を目的に、黒の上下を纏った氏を伴って19時過ぎに訪問。
最初にビックリさせようとコーディ・クーラから始めると、「こんなに美味しいの、初めて」と何度も唸っていました。(レシピも公開:https://www.youtube.com/watch?v=T847hIyWDMc
インドのニューデリーに5年の後、クウェート、ドイツ、チェコ?と渡り歩き、来日後は新宿のタイ料理店で勤務後にキッチンキクチ旧店という経歴で、ホールのサントスとはネパール語、ラマナイヤシェフとはヒンズー語で盛り上がっていて、シェフからは今後とも何でも教えるとの言葉を頂き、調理の様子も見学。
焼物2種を挿みトウガラシマトン、チャナマサラ、マトンヴェプドゥと食べ進み、1/3ずつぐらいテイクアウトさせたので、氏のカレーのレベルが上がるのを期待しています。

2016. 4. 26 ディナー訪問
職場のパキスタン人が出向解除で母国に帰る会社主催の送別会を、ハラルミート対応のこちらで行うことになり、ハラル、小麦粉駄目、ヴェジタリアンと揃っているので、考慮したメニューを事前に届けて、13名で定刻の18時に到着。

何と、本日は休暇日と聞いていたサントスも居ます。「オーナーから連絡があり、5時から出勤です」。私のためにオーナーに気を使わせて申し訳ないと思っていたところ、18時15分頃に2名で来られた予約無しの方々に「今日は入り口付近の狭い2人がけで満席です。それでも良ければ」。火曜日から満席では、オーナーが助けを求める筈で、納得。嬉しい悲鳴です。

19時頃には全席が埋まり、必ず挨拶に来てくれるラマナイヤシェフも大忙しで、厨房に篭もりっきりでしたが、当店ファンの私としては、この盛況に大満足。

パキスタン人3名、インド人1名、中国人1名、韓国人2名、台湾人1名、他日本人でしたが、インド渡航経験の豊富な職場のボスを始め現地ネイティブ等の現地の料理を良く知っている人ほど、当店の高級なインド料理のレヴェルを絶賛されておられました。

Farewell party at “Andhra Dining Ginza”
Menu for 13: All Halal Meat, No Wheat except for Chapatti, Vegetarian Specialty
--------------------------------------------------------------------------------------------6330
Onion Cheese Dosa with 13 Katoris of Sambar Curry: Onion and Cheese
wrapped with Crepe made from Urad Beans and Rice 1450 x 3 = 4350
Tandoori Gobi: Baked Cauliflower 990 x 2 =1980
① --------------------------------------------------------------------------------------15540
Sheek Kabab: Baked Lamb Mince 1350 x 6 = 8100
Tandoori Prawn: Baked Prawn 1290 x 3 = 3870
Hariyali Fish Tikka: Baked Swordfish 1190 x 3 = 3570
--------------------------------------------------------------------------------------------5560
Andhra Special Chapatti: Indian Whole Wheat Bread Service (free)
Andhra Mutton Vepudu: Mutton Dry Curry 1490 x 2 = 2980
Bendi Began: Eggplant & Okura Dry Curry 1290 x 2 = 2580
-------------------------------------------------------------------------------------------- 9360
Basmati Rice 490 x 2 = 980
Tomato Pappu: Lentil Beans Curry with Tomato 1250 x 2 = 2500
Methi Mutton: Mutton Curry with Methi (Fenugreek Leaves) 1450 x 2 = 2900
Andhra Kodi Koora: Andhra Style Chicken Curry 1490 x 2 = 2980
---------------------------------------------------------------------------------------------2150
For a vegetarian: Andhra Veg. Meals served at ① 2150
--------------------------------------------------------------------------------------------26000
Nomihodai: "All you can drink" 2000 x 13 = 26000
(Indian Wine Red & White, Ebisu Beer, Indian Whisky, Cocktails, Soft Drink, etc)
--------------------------------------------------------------------------------------------------
Total 64,940 →  65,000 / 13 = 5000


2016. 4. 18 ディナー訪問
職場のパキスタン人が出向解除で母国に帰る会社主催の送別会を、ハラルミート対応のこちらで行うことになり、メニューを届けがてらチョッと食べてきました。当日はラマナイヤシェフがお休みの月曜日ということで、オーナーのサラディ氏が顔を見せてました。

ミシュランガイド2016東京ビブグルマンにインド料理店として3店だけ載ったということで、セルフォンを見せて喜んでました。ビブグルマンは、ぐるナビと結託など一部から言われており、他2店(ダルマサーガラ、オールドデリー)は、ぐるナビに大きく宣伝してますが、当店は全く関与が無いので真の実力ということでしょう。カレーの店のトマトも、当店同様にぐるナビ貢献が無くても、外せない店なんでしょうね。

先日からグランドメニューが変ったことについては、銀座の店も御徒町のキッチン同様に大分南インド料理が分かるお客さんが増えてきたので、インド本国でも最近美味しいといわれているような、新メニューを入れたということです(食べログの下の方のフェースブックの写真で見ることが出来ます)。これによって、メティ・マトンなどの名品がメニューから外れましたが、誰でも頼めば旧メニュー料金で出してくれるそうです。新メニューのうち、これまで似たものが無かったメニューの、ニールギール・マトンカレー(ミント玉葱トマトベースのカルナータカスタイルマトンカレー)を頂きます。ミントカレーというと、カマルプールが創業時にミントの安定消費の為に北村・畑中シェフが創作したラムミントカレーが有りますが、こちらのはヒングを隠し味にしているのが特徴でしょうか。大変美味しく頂きました(小食ゆえに大半テイクアウト)。


2016. 2. 13 (土曜日)ランチ訪問
1月30日の新チューボーですよ!で作ったアーンドラ・コディ・クラを頂きに参りました。サントスに「このスパイス使いはマトンにするよりチキン?」と訊くと、「チキンに合わせて作ってるので、チキンの方が断然」ということで、デフォルトで注文。

カレーとバスマティハーフで、メチャクチャ美味しい。只者ではない。テレビでレシピは出てましたので細かくは紹介しませんが、一言で言えばラマナイヤの濃厚なラッサムにココナッツを合わせたスープ状のチキンカレーですね。ココナツベースなのにグリーンチリとカレーリーフが豊富でスパイス感抜群のまさにアーンドラ、これぞ南インドカレーという物をTVに登場させたのは初めてですね。サカイシェフのTVでの調理は某他店のレシピだったのが裏目だったようです。当店の名品チェティナードチキンカレーより個人的には好みです。これだけでも、訪問する価値があります。

御徒町は既に南インドが定着してるようですが、こちらは初めてで「ここのカレー、他と違ってこの美味しさが」なんていうのが周りから聞こえてきて、新鮮でした。帰る12時半頃にはほぼ満席の盛況でした。

2016.1.30 (土曜日) ディナー訪問(5名)
・チャナサラダ
・タンドゥーリゴビ
・ラムチョップで
・アーンドラマトンヴェプドゥ
・チキンビリヤニ
・トマトパップー
・ビンディベェガン
・メティマトン
・セイコガニのカレー(私の持ち込み食材+調理代千円前払い)

2016.1.29 (金曜日) ディナー訪問 (2名)
・セイコガニのカレー(私の持ち込み食材+調理代千円前払い)
・ラムチョップ
・トマトパップー
・マトンヴェプドゥ
・メティマトン
・バスマティ&チャパティ

2月2日の4周年記念直前の金、土の両日、食べログの知り合いの方々と訪問。土曜日が大分前に決まっていて、金曜は前日位に決定。毎年○周年記念には花弁に印字したブーケを持参するのが、近年十年来の付き合いの八重洲花壇が土曜休みになり、花は金曜日に受け取るよう注文していたので、これ幸いと2人で訪問。今年のブーケは特に優秀で、ラマナイヤは、自分と私とサントスが入った写真を何枚も撮らせていました。一周年記念の頃、夜の集客に苦労していたため、1月、2月に2夜づつ私が主催するオフ会で30名弱のレヴュアーの方々に参加してレヴューをアップして頂き、徐々に繁盛して来たのが嘘の様に、両日満席御礼の繁盛振りでラマナイヤシェフの十年来の親友としては嬉しい限りでした。

アーンドラキッチンでラジャシェフに作って貰ったと同様に有楽町駅付近の福井県アンテナショップで貴重なセイコガニを手に入れて(カニ購入の詳細はそちらのレヴュー参照)、金曜1杯、土曜2杯で作って貰いました。ラジャシェフには試作用に1杯渡してマンガロールやアレッピー風にして貰ったけど、ラマナイヤと相談してプルス(試作不要)にして貰いました。何れのレシピも絶品であったことは言うまでもありません。

あとは、当店の一押し定番で固め、カレー談義に花が咲いた二夜でした。

1月30日に放映された「新チューボーですよ」は、見所満載でしたね。傍店はココナッツミルクがパウダーだけだったり、傍店はアリトアラユルスパイスにガラムマサラまで加えて、最後は大量のタマリンドですからね。そこにくるとラマナイヤは風味の意志が伝わってくる、立派な調理でありました。あのメニューに無いチキンカレー(Andhra Kodi Koora)、今度食べに行ってみます。

2016. 1. 7 ディナー訪問
会社の同僚のパキスタン人をお連れしました。彼は会社では数少ない喫煙者、綺麗なブリティッシュ英語で聞き取り易いということで、昨年4月の転入早々から仲良くなり、カラチの空、シターラ青山にお連れした間柄。唯一の難点が、ハラルミートに拘ること。シターラ訪問時にもしつこく確認を受けました。アーンドラは?と内心気にはかけたものの到着までは話題に上らず。昨年8月から11月末頃までネパールの実家に帰っていてその後も休暇日と重なって久しぶりに会ったサントスとラマナイヤが名刺を渡して挨拶した後の、同僚の第一声がずばりハラルミート?。ラマナイヤがタンドリーチキンと言うと、サントスが骨付きのタンドリーチキン以外は全てハラルミートと答えました。彼が喜んだのは勿論ですが、私もホッとした瞬間でした。程なくサントスが当店の食材の入手先(原産地やハラルか否か等)を書いたシールを持ってきて、後でラマナイヤが嬉しそうにシールを店の入り口の目立つ場所に貼り付けていました。日本でもイスラムの居住者や観光客が増えてくる昨今、これは大変重要な事項であると、改めて認識した次第。

注文は、肉を食べるのが美徳のイスラムですから、当店でしか出していない背骨から枝骨2本付いたラムチョップ。印・パキではウェルダンが常識なので店に向かう途中で尋ねると、well-doneは通じません。印・パキでは、レアーという概念が無いからでしょうか。well-cooked, not half-cookedで通じました。サントスもラマナイヤも、私は何時もレアー注文なので驚いてましたが、パキスタン仕様という事で納得。

ラムチョップが出来上がる前に、マトン・ヴェプドゥとチャパティを頂きます。チャパティは以前に比べて薄くなりましたが、私はこちらの方が軽くて好み。同僚に「マトン嫌い10人以上に食べさせて全員がマトン好きに転向」などと話したら随分と納得してました。ヴェプドゥは相変わらずの絶品で、2人ともグリーンチリをバリバリ言わせながら瞬く間に完食。

ラムチョップは火の弱い所で20分位かけて焼き上げられました。赤色は消えて完全に火は通っているのに、パサツキなど全く無くジューシーさは失われておらず、絶妙の焼き加減でした。最上級の牛肉ならウェルダンでも美味しいというのと共通点があるのでしょう。

顎休めにヴェジということで、素材のレンズ豆の味が引き立つ優しい味のトマト・パップーをバスマティ米で。ノンベジ好きの同僚もこれには舌を巻いていました。

次のメニューに行こうとすると、同僚も満腹。メティ・マトンと、ビンディ・ベイガンを注文してホンの一口ずつ味見して、同僚の奥様へのお土産にテイクアウトで持たせました。翌日の朝会社で会ったら、奥様がビンディ・ベイガンの素晴らしさにビックリしたとのこと。まあ、オーナーいち押しのヴェジメニューを、ラマナイヤが作ったのだから、当然といえば当然。

TBS1月30日(土曜日)23時半の新チュウボウですよ!に登場予定、既に撮影済みと、ラマナイヤが嬉しそうに言ってました。

2015.10.28 ディナー訪問
会社のベジタリアン(Lacto-vegetarian, no meat no fish no egg)、インド人2人、小麦粉の駄目なパキスタン人1人、私のインド料理店巡りに付き合ってもらっているノンベジOKの日本人1人の、合計5名でベジタリアン会を開催。英語が堪能ではないラマナイヤも、隣州マドラス出身のインド人と話が弾んで嬉しそうでした。頼んだものは予めメニューから選んだ以下のもので、平均的に1.5人前の量で5人でシェア。1人当たり3千円でお釣が来ました。
現地の方でも本物の超一流シェフの料理には中々あり付けないので、大変満足のご様子でした。私もべジだけでこれだけの種類というのは初めてだったので、改めてべジの良さを再認識した次第です。興味のある方は参考になさって下さい。3人だと下記1品を1オーダーずつで、丁度宜しいかと思います。
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Chana Salad(ヒヨコマメのドライマサラ)
Tandoori Gobi (カリフラワーのスパイス焼き)
Paneer Tikka (カッテ-ジ・チーズと野菜のスパイス焼き)
Masala Dosa (Urad Dal and rice) (マサラドーサ、サンバルとココナッツソース付き)
Brinjal Salad (茄子フライのヨーグルトソース掛け)
---------------masala--------------------------
Andhra Special Chapati (Wheat Flour) (チャパティ、小麦粉アレルギーの人は本メニューのうち、これだけ外せばOK)
Basmati Rice
Tomato Pappu (Masuur Dal, Lentil) (アーンドラ田舎の豆スープ・トマト味)
Rasam (Toor Dal, Arhar Dal) (ラッサム、ダバインディア・カマルプールも同じレシピだがこちらが本家)
Bendi Began (茄子・オクラのドライマサラ、オーナーの一押し)
Palak Paneer (カッテ-ジ・チーズとホウレンソウのマサラ)
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2014.11.23.ディナー訪問
大混雑のダバインディアでアレッピーのオイスターカレーをテイクアウトした後、昨夜の余韻の残る当店へ。注文は、以下の通り。

Sheek Kabab シーク・カバーブ1,390円 羊ひき肉団子の串焼き(レアーで)
Pala Koora Pappu パラクーラ パップー1,250円 ムング豆とほうれん草のヘルシーなスープカリー
Hyderabadi Veg Kurma ハイデラバーディ ヴェジ クルマ1,250円 ココナッツ風味の濃厚ソース野菜カリー

久しぶりのシークカバブはレアー注文すると、何とダバインディアと同じ程度に、シットリとジューシー。これは行けます。

まだ食べたことのないヴェジカレー2つを試そうとサントスに「2つをハーフで注文できないか」と訊ねるとラマナイヤの所に相談に行き、ラマナイヤと一緒に戻ってきて「作れないことは無いけど、ハーフでは本来の味が出ない。TO.さんには、ハーフは出せない」ということで、2品を注文して、半分以上テイクアウトすることに。

パラクーラ パップーは豆のカレーだがほうれん草が入っているので、辛くしても美味しいということで、グリーンチリで少し辛く。
缶詰の液状ではなく原型の残るほうれん草が、辛くしても美味しさを保って、ムングダールとの相性も抜群ですね。

ヴェジクルマは、ココナッツミルクベースで、多種の野菜の旨みを引き出すスパイス使いが流石で、野菜好きの人に薦めたいです。

比較的夜のインド料理店が暇な日曜日ではありましたが、常時7割方の入りで、リピーターが増えてきたな、と嬉しく思いました。

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2014.11.22.ディナー訪問.19時半~
当日急遽会社での仕事が入ったため、前夜のシマランのオフ会終了後に寝て、品川発6時の始発の新幹線で福井まで帰って出社した後、15時頃の電車と新幹線を乗り継いで無事帰京。

こういうチャンスは物にしないと!ということで、「匠 小鯛ささ漬2,808円」を前菜として買って行きました。店のホームページの短い方の説明文は以下の通り。【職人の魂。こだわり。光る、匠の技。丸海で数人しか造れない匠の技。若狭湾で獲れるレンコダイのみを使用。艶、鮮度、良質を見極める目利きが、一枚一枚、手でていねいに振り塩。素材に合わせて微妙な加減をする。一日、百樽が限界の極みつくした匠 小鯛ささ漬をお楽しみ下さい。】
https://www.wakasa-marukai.co.jp/shop/product/productdetail.aspx?productId=1
参加された皆様は、絶賛でした。サントスとラマナイヤとオーナーにも1枚ずつお裾分け。

今回は、マイレヴュアーの方からの紹介の女性が参加したいとのことで、2週間前から声をかけて、4名でのオフ会です。当店の魅力を色んなスタイルで楽しんで頂きたいと、以下のメニューを組みました。

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Tandoori Gobi タンドゥーリ・ゴビ790円 カリフラワーのスパイス焼き
Lamb Chops ラム・チョップ1,590×2=3,180円 アーンドラ風羊肉のカシューナッツ焼き
Brinjal Salada ブリンジャルサラダ690円 なすのフライの塩味のヨーグルトソースサラダ
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チャパティ           サービス
Andhra Mutton Vepudu マトン・ヴェプドゥ1,390円 羊肉のスパイシーココナッツ炒め
Bendi Began ビンディ・ベェガン1,290円 茄子とオクラのドライカリー
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Hyderabad DumBiryani ハイデラバード・ダム・ビリヤニ1,690×1.5=2,535
ダム(蒸焼き)でカッチ(肉とスパイスは生から蒸焼き)な最高峰のチキンビリヤニ
Rasam ラッサムスープ790円 タマリンドの酸味が効いた黒胡椒とトマトのスープ
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バスマティライス        490円
Tomato Pappu トマト・パップー1,250円 アーンドラ風トマトと豆の田舎のスープカレー
Dhaniya Mutton デャニヤ・マトン1,450円 コリアンダーの香りの爽やかなマトンカリー
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13,855円  1人3,500円

初訪の女性の方を中心に色んなお話をさせて頂き、厳選したメニューを存分に楽しむことが出来ました。
彼女の一番のお気に入りは、ビンディ・ベェガン。カレーは肉だけではないことを認識して頂け、幸でした。

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2014.11.2 ディナー訪問
ここ一年程の間に当店が初対面でお会いしその後何度か私のオフ会に参加頂いている、超身内のメンバー4名で、カレー中心の再訪問です。

ラッサムスープ、揚げナスのヨーグルトサラダ、タンドゥーリ・ゴビのあと、ドライ系のマトン・ヴェプドゥ、ミリヤラ・コーディ・ヴェプドゥ、ビンディ・ベェガンをチャパティと、スープ系のネルール・チャパラ・プルス、トマト・パップー、チキン・チェティナドゥ、頼み込んだ特注のデャニヤ・マトン(コリアンダーの香りの爽やかなマトンカリー)をバスマティで、久しぶりにラマナイヤシェフ直々の手作りのカレーを堪能できました。

中でもデャニヤ・マトンは絶品で、今は前もって予約しなければ受けてもらえませんが、定番にして欲しいです。

ラマナイヤは南インド現地で三本の指に入るといわれた調理人ですが、前日の夜に訪問したシマランのシェフもスパイス使いに関しては高レヴェルな共通点を持っているように感じました。

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2014.6.27 平日ランチ訪問(2014.7.2一部追記)

休日ランチでは、本日のカレーがチキンorエビor野菜となり、ラマナイヤのインスピレーションが感じられる平日の日替わりのマトンカレーも食べたくて、の久々の訪問。今日のラマナイヤは、ニコニコしておらず、Fisher.Lionさんの見立てによれば、弟子たちの作ったカレーがストライクで、期待が持てます。Bセット(1090円)のカレー三種とチャパティ、ライス無しでオーダー。ランチビア(400円)の恵比寿生ビールも注文、これって普通の店のランチビアの少量じゃなく、中生ぐらいは有りお徳。

バナナ風味のチャパティと凡なインド料理店を感じさせない酸味ドレッシングの小サラダと共に、三種カレーが登場。評は以下の通り。

(辛口)マトン・ピーマン:サントスによると北のマトン・ド・ピアザをイメージして、ラマナイヤレシピの南インド手法で作ったもの。ホールのクローブも沢山あり、ピーマンと玉葱とマトンがサラッサラのグレービーの中で喜んでます。油分一切無しで、この存在感は、これだけでも、平日に来た甲斐がありました。

(中辛)バターチキン:北の定番バターチキンは、今から60年以上前のインドの独立期での発祥時には、焼き上げたタンドリーチキンを一口大にカットし、トマトやバターあるいはギー仕立てのソースで煮込む玉葱不使用が特徴のシンプルなカレーだったのが、その後、本国でも日本でも、生クリームやカシューナッツを加えて甘く濃厚になったのですね。これに対してラマナイヤの作るものは、バターは味付け程度の少量使いココナッツミルクとトマトベースのヘルシーな南インド風に仕上げています。甘過ぎたりリッチ過ぎたりのバターチキンがチョットという方には、バッチリの絶品です。夜のアラカルトにもありますので、是非とも一度お試し下さい。バタチキの常識が変わりますよ。

(甘口)冬瓜:ココナッツミルクベースで、マスタードシードを利かせた一品。普通に、女性狙いの一品でしょう。

マトン、チキン共に、北インドの代表的メニューを、南インド風に油分(ギー)なくして、存在感を出せるのは、ラマナイヤのインスピレーションですね。

また、辛さ増しも、カイエンペッパーを使うことが多い他店とは、一味違います。誰にでも、生グリーンチリの先端が赤く変色してきた一番辛い物にタマリンドとクミンとガーリックを調合した辛味ペーストか、グリーンチリの薄い輪切りの何れか、料理に合う方で辛さ増しをしてくれます。

12時頃には、7部程度の入りとなり、マアマアの繁盛ですね。それでもラマナイヤが挨拶に来て、アーンドラキッチンの新メニューの話に。一品一品、短く意見交換すると、流石に知り尽くしてます、当然か(笑)。ラジャ代理シェフの独自路線かとも思いましたが、総料理長としてシェフを育ててるんですね。日曜日のアーンドラキッチンでの新メニュー食べ尽くし訪問が、益々楽しみになってきました。

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最近サントスが名刺を作りました。

2009アーンドラキッチン創業以来、彼の成長は素晴らしく、一部の方々には分かっている名前を、一昨年から食べログで宣伝しました。シェフのみならずスタッフの名前を売ることが、優秀であればこそ、訪れた時の皆様の親近感になると、思った次第です。

ということで、TO.の紹介の有無は関係なく、接客のサントスの名刺の提示を、更に巨匠ラマナイヤの名刺の提示を、サントスにお命じ下さい。店の方も、絆が深まるということで、喜んで、対応させて頂きます。

2014.3.30 ホリデイランチ訪問

日曜日のランチで訪問しました。恒例の有楽町駅での散髪を終え、小雨が降っていて正装の革靴だったのでタクシーで開店時刻11時半の20分前に到着。サントスとラマナイヤに迎えられるも、テーブル拭きなど開店準備に勤しんでます。熟読したことの無いホリデイランチメニューをチェック。ここに、ダバインディアとの比較も付して紹介しておきます。

ミールス(1650):日替わりカレー2品(チキンorエビor野菜)、ポリヤル、サンバル、ラッサム、チャパティ、バスマティライス、ピクルス、デザート:ダバは1600でほぼ同様の内容、ダバは当店のチャパティがプーリになるので、そちらのお好みで。

レディースセット(1350):カレー2品(チキンorエビor野菜orラッサム)、サンバル、チャパティ、バスマティライス、ピクルス、デザート:ダバには無いサービスメニュー。

ドーサセット(1550):マサラドーサ、ワダ、ココナッツチャトニ、サンバル、ソフトドリンク:ダバは1800でほぼ同様の内容なので、当店が断然お得。

タンドゥール・セット(1750):チキンティッカ2種一個づつ、グランドメニューから1カレー、バスマティライスorチャパティorナン。グランドメニューの1カレーは1300~1500、バスマティも490なので、普通の注文と比べれば、少なくともチキンティッカはオマケという計算:ダバにもホリデイランチコース(2000)があり同様内容にソフトドリンクが付きます。ソフトドリンクは付いててもパスする私には、こちらが断然お得。ドリンク飲む方はイーブン。

11時半に開店。タンドゥール・セットをバスマティ半分でカレーはトウガラシマトン。2年以上前にNHKの「ためして ガッテン」用に作ったオリジナルレシピ。その時にアーンドラキッチンで一度食べただけだったので、久しぶりに、これを激辛で注文。

小雨降りしきる中で集客大丈夫か!と思っていたら、料理を待っている間にカップル4組、お一人様数名の来客。杞憂に終わりました。カップルの方々は皆様、タンドゥール・セットに、ドーサセットとかレディースセットとかミールスを付けて、一部シェアするスタイル。良くわかってらっしゃいます。お一人の方は、タンドゥール・セットかミールス。ミールスにスティックマトン(1090)なんて、豪勢な方も。

10分位でチキンティッカ登場。ガーリックチキンと普通のタンドリーチキン味の2種。何れもジューシーで美味しいです。添えられたパクチー・ミントソースを付ければ、これが良く合います。ひょっとしてこちらではチキンの焼き物は初かも。最近初めて食べて美味しさに目覚めたダバのチキンと良い勝負。

20分位でトウガラシマトン登場。半分で頼んだバスマティが多すぎるので、更に半分に。トウガラシマトン激辛仕様は、一か月半インド料理から離れた身には、最初は辛い。でも旨い。ほとんど食べ終えた頃には辛さにも慣れて、残ったピーマンの細切り様のシンガポール産グリーンチリをバリバリと完食。御馳走様でした。

食事の間にサントスと話す機会があり「2月末の、こもねこ様3名様、存分に楽しめたって、喜んでましたよ」「楽しい方々で、こちらのスタッフも一緒に楽しませて頂きました。そうそう、先日、TO.さんが昨年2月に連れて来て頂いたakirako9様が、お友達とお二人で訪問され、楽しそうでしたよ」。流石、カリスマ・スタッフ、心憎いですねー。

ラマナイヤもたどたどしい日本語で「コトシハはインドにカエルのヤメタ。ライネンの1ガツ16ニチには90%、イヤ99%カエッテクル」。ということで、今年は原則休暇日の月曜以外はラマナイヤシェフは居ますので、ご安心下さい。


2014.2.9 訪問

アーンドラダイニング2周年の月なので、今年も当店のイメージカラーのオレンジと白と緑をモチーフにしたブーケを八重洲花壇に配送注文して、三千円以上でサービスされる花弁に20文字以内のメッセージプリントは、「Happy 2nd Anniv. from TO」。夕刻に最近マイレヴュアーになられた2名の方との会食に伺うと、白いチューリップへの印字で、素晴らしい出来栄えでした。店の入り口の雛壇に飾られています。

定刻頃に来られたお二人に私が初対面の挨拶をして、ラマナイヤシェフと直近で名刺を作ったサントスがお二人に名刺を渡します。ラマナイヤにブーケを持たせて、写真も一杯撮りました。

頂いたものは、以下の通り。

タンドリーゴビ : 予約時に唯一注文したもの。ラマナイヤの眼鏡に合う質の物がない時には出さないので、今回は、昨年2月以来久しぶりに、頂けました。やはり、絶品です。

ビンディ・ベイガン : お二人ともインド料理を調理するとのことで、厨房で見学させて頂きました。やはり、当店ナンバーワンのヴェジですね。オツマミなので、チャパティと頂きます。

マトンヴェプドゥ : 定番ですね。追加チャパティはサービス(これ位は誰でもサービスしてくれます)。

ラムチョップ : レアーで、1オーダー2本で注文。先ず背骨から出た2本の枝骨の間にナイフを入れて、次に枝骨2本の先端を持って力を入れて骨を外し、バラします。こうすれば、3人でのシェアも簡単。何時食べても、本当に美味しいです。

ペッパー・チキン : 1月4日の「チューボーですよ」で出した物を注文。ガツンとペッパーの効いたチキンも、中々のものです。こちらは、バスマティと共に、ですね。

メティ・マトン : 今回はグリーンチリでチョッと辛くしたレシピ。ラマナイヤの手作りだけあって、辛くしてもメティの風味はしっかり効いてます。

これだけ頂いて、一人三千円ピッタリ。初対面の3人での会食でしたが、サントスやラマナイヤも加わって、楽しい、開店2周年をお祝いできました。


2013.12.27 訪問

一番美味しいラム・マトン料理と激辛マトンカレーが食べたいと仰るマイレヴュアー様を主賓に、3名で、料理はカマルプール、カレーはアーンドラダイニングということで梯子しました。

カマルプールで、予めメニュー表を示したため、食べ終わると絶妙のタイミングで次の料理が出てくる繰り返しで、予定より早く、19時半過ぎには着きました。当店には珍しく超満席でしたが、厨房に一番近い特等席は空けてあり、早速ボトルキープしてあるマクダウェルズ・ウイスキーで乾杯。

激辛マトンカレーを所望される主賓の方の希望はマトンプルス。ココナッツ系よりトマト系がお好みということです。サントスに、ラマナイヤの味見できる上限の辛さを注文します。10分位で出てきた物は、相当辛いですが、絶品。バスマティに合うので、かけて頂きます。これだけ辛くても、カイエンペッパー臭もなく、グリーン&レッド・チリやペッパーと、忘れてならない塩の絶妙のバランスで、香りも立って切れもあり、流石でございます。

当店のマトンでは一押しのマトンヴェプドゥも、ココナッツミルクじゃなくココナッツの果肉を加えるので主賓の方も大丈夫でしょうということで、これも先ほどの辛さで注文。グリーンチリが、多分、ラマナイヤの味見の上限まで投入されてます。これはオツマミなのでライスと合わせることもできず、三分の一位食べて無理に完食はしないことに。私も普段に無く、汗が吹き出てますし、満腹で、無理はしません。一日置けば辛さも半減するので、主賓様のテイクアウト用に。

口直しに、私の主催したオフ会で一番評価の高かった、メティマトンをデフォルトで。辛くすると、カスリメティの絶妙の苦味が消えてしまうのです。「美味しいね」と口々に、大満足のディナーを終えました。

主賓様とラマナイヤの名刺交換が終わると、ラマナイヤがタドタドシイ日本語で「1月4日にテレビに出る」と。サントスが注釈に入って、「新チューボーですよ!、1月4日夜11時半~12時」と分かりました。これまで登場した、アヒリヤ・ゲートシティやサフランなど???と思っていましたので、やっと真打登場ですね(笑)。NHKの「ためしてガッテン」に遅れること2年で、TBSも気付いたのでしょう。

今日はカマルプールの次に来ることは伝えてあり、北村オーナーシェフはラマナイヤとダバインディア創成期のフロアマスターと初代シェフの間柄。サントスが「何時になるか分からないけど、ラマナイヤシェフと二人で休日の月曜日に、北村さんのランチに行きたいので、店の場所を教えて!」ということで、主賓以外の若者が情報をメモして渡しました。突然行ったら、北村オーナーシェフ、ビックリすると思うけど、喜ぶだろうな。
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これ以前のレヴューは、下記url.の日記に移しました。
http://tabelog.com/rvwr/000566135/diarydtl/133590/

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2位

シターラ 青山店 (表参道、外苑前 / インド料理、インドカレー)

5回

  • 夜の点数: 5.0

    • [ 料理・味 5.0
    • | サービス 5.0
    • | 雰囲気 4.5
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク 4.5 ]
  • 昼の点数: 5.0

    • [ 料理・味 5.0
    • | サービス 4.8
    • | 雰囲気 4.5
    • | CP 5.0
    • | 酒・ドリンク 5.0 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥4,000~¥4,999 ¥4,000~¥4,999

2020/03訪問 2020/03/08

土、日のランチタイム限定、ランチとシーズナルメニューの組合せ(3名用)

ディナーの2名、3名の少人数で、当店の素晴らしいシーズナル(季節)メニューを入れて、お腹一杯に楽しむと、それなりの金額になります。
当店は、土日も平日もランチセットメニューは種類も金額も同じで、選択肢は限られますが低価格で、ディナーから質は落とさない料理が頂けます。
また、平日のランチタイムは混雑しているので、とてもコースメニューを出せる余裕はありませんが、客の出足の遅い土日には、コースメニューを出す余裕は生まれてきます。

以上の3点を勘案し、6年前の加藤店長時代から、土日の11時半開始を条件に、ランチセットメニューにシーズナル(ディナー)メニューを組込んだ、ランチコースを受けて頂いてます。これは私に限らず、事前にメール(sitaara_aoyama@yahoo.co.jp)か電話で予約すれば、受けて頂けます。(最終の日曜日は店の入っているビルのメンテナンスのため、定休日です)

久しぶりに、日曜日3名のランチコースを頂きましたので、興味のある方はメニュー構成など参考になさって、お運び下さい。1名あたり4,500円で設定しましたが、同じものが夜では6,000円以上となるでしょう。

メニューの選定理由は、以下の通り。
シーズナルのケバブは、北インドでは有名なラクナウ地方のムガル料理のシャミカバブの応用、現地のムンバイの市中で実食は数分の一と非常に安く頂けましたが、技術も要るし日本で出せる所は少ないので、値段は仕方ないでしょうか。必食でしょう。蕪(かぶら)と金目鯛は迷ったので、スラジ店長に、3人で切り分け易いのはどちらと聞いて、金目鯛に。
シーズナルのカレーは、鴨は実食で一押し、鰈はメニュー紹介で少し諄い印象で却下、野菜は多分当店では新種のチャレンジですので期待です。
ランチのカレー三種は、初訪問の方でレヴューからマトン系もお好きということも考慮し、シェフの出身の五つ星オベロイ・レストランチェーン伝統のメニューから、選びました。

------------アラカルト------------------
パパドとアチャール/チャツネ
ランチSet1(1200)のパコラと野菜 3600
シカンプリーケバブ 1700 x 1.5 = 2550
【ラム肉とパニールを丁寧に柔らかく焼き上げたラクナウ地方の本格ムガル料理】
金目鯛タンドール炭火焼き  2400
【金目鯛をタンドール炭火焼きして大根と柚子のアチャールや柚子ソースを添えた爽やかでスパイシーな味わいです】
------------ドライカレー------------------
Set1のナン(1)
Set1のベイガン・カ・バルタ   +370
【炭火焼き茄子をほぐして煮込んだ香ばしいカレー】
からし菜と新ジャガイモのカレー 2000
【からし菜や新ジャガイモなど旬の野菜をたっぷり使った季節を感じるドライカレー】
-----------スープカレー-------------------
Set1のバスマティライス(2)
Set1のポークビンダルー(酸っぱく、辛く、肉やわらかく)+390
【酸味が絶妙に効いた南インド、ゴアのカレー】
Set1のローガンジョシュ(辛く、肉やわらかく)+440
【じっくり時間をかけたラムカレー】
鴨の蒸し煮カレー(肉やわらかく) 2500
【深い味わいの鴨肉を季節の果物や野菜とじっくり蒸し煮した濃厚なダムカレー】
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合計    14,250(一人4,500)

実食しての感想は、ケバブと鴨のカレーは一つ前のレヴューを参照ください。

金目鯛は、皮の部分と身の部分の焼き具合のバランスが良く、予想以上に良い出来上がりです。

肉三種のカレーは、こうやって揃うと圧巻です。デフォルトで頼めば、オベロイの味で大人しいので、少しスパイシー側が良い方は、上のように辛くと頼んで下さい。日本では意外でしょうが、インドでは肉は硬いのが良しとされます。従ってデフォルトで頼めば硬く出されますので、上のように肉柔らかくと頼んで下さい。本日頂いたものは、豚もラムも鴨もしっかり煮込まれて素晴らしく柔らかく肉汁もスープに十二分に移り、最高のカレーに仕上がっていました。

本日の一押しは、からし菜と新ジャガイモのカレー。南インドでは、アーンドラダイニングのビンディ・ベイガンの様に、野菜のスパイシー炒めはあるのですが、北インドでは無いため、シターラではこの種の一皿は初めてのチャレンジです(フロアスタッフに確認しても、私の記憶の通り、初めての試みと答えてました)。これが素晴らしく美味しく、量は多かったのですが、美味しい美味しいの大絶賛で食べ切りました。これに味をしめて、季節毎に野菜を選んで、シーズナルのラインナップに加えて頂きたいものです。

最後に、今回は急な予約で、スラジ店長は家族の病気見舞いのためネパールに帰国中でしたが、スラジ氏(シターラ青山宛のメールは全て受信・送信可)と副店長のプラビン氏の連携で、素晴らしいオペレーションであったことを、申し添えておきます。
インドからの出向者が、4月上旬にインドに帰るとのこと。以前、私が場所を教えて自身が訪問した当店がお気に入りということで、店長のスラジさんに以下のメールを送信。

職場のインドからの出向者(以前私が場所を教えて自分で貴店を訪問したこと有)が出向解除で帰るということで、送別会をしたいと思います。ヴェジタリアン2名、ハラル2名、残り14名~15名はノンベジです。人数が多いので、ホームページにあるDinner Course¥5,000をベースに、ヴェジタリアン(完全ヴェジ)とハラル(魚、エビは可)は調整して頂き、¥5,000×人数は一括で私が払い、希望者は飲み物を注文して個人払いにしたいと思います。一つだけ質問ですが、Dinner Course¥5,000とした場合に、4人または3人が一つのテーブルを囲む場合、カレーは何種類選べるのでしょうか?

その後やり取りの末、席の確認に訪問することとしました。席のアレンジメントを決めてメモして貰い、カレーはヴェジタリアン2名、ハラル2名、残り14名~15名ノンベジ共に、各々4種類用意することでメニューも決め、メモして頂きました。

3月下旬を予定したのですが、コロナのお陰で会社から3月いっぱい会食禁止令が出たので、4月上旬に変更しました。

その訪問時に、気になる以下のシーズナルメニューをテイクアウトしました。

シカンプリーケバブ / SHIKAMPURI KEBABU【ラム肉とパニール(チーズ)を丁寧に柔らかく焼き上げたラクナウ地方の本格ムガル料理】 1700円

鴨の蒸し煮カレー / WINTER DUCK DUM CURRY【深い味わいの鴨肉を季節の果物や野菜とじっくり蒸し煮した濃厚なダムカレー】 2500円

ケバブは、私の好きなシャミカバブ様で、非常に美味。ビーツのソースとの相性も抜群。2つの塊で出ますが、パニールで体積が増えるのか以前のシーズナルのシャミカバブより大き目なので、一人一つずつで2人でシェアが、丁度良いですね。

鴨の蒸し煮カレー、今年は鴨のタンドールは止めて、新たな挑戦です。非常に濃厚な粘度のあるスープに、大きな鴨肉が5切れ。ヴォリューム満点で、風味も良く鴨も柔らかく最高の出来栄えです。

他のシーズナルも今シーズンは新顔が揃い、星崎オーナーとスラジ店長とシェフの共同作業が実を結んだものと、感心しました。

特に上記の二品は絶対のお勧めですので、お召し上がり下さい。
ディナーの2名、3名の少人数で、当店の素晴らしいシーズナル(季節)メニューを入れて、お腹一杯に楽しむと、それなりの金額になります。
当店は、土日も平日もランチセットメニューは種類も金額も同じで、選択肢は限られますが低価格で、ディナーから質は落とさない料理が頂けます。
また、平日のランチタイムは混雑しているので、とてもコースメニューを出せる余裕はありませんが、客の出足の遅い土日には、コースメニューを出す余裕は生まれてきます。

以上の3点を勘案し、4年前の加藤店長時代から、土日の11時半開始を条件に、ランチセットメニューにシーズナル(ディナー)メニューを組込んだ、ランチコースを受けて頂いてます。これは私に限らず、事前にメール(sitaara_aoyama@yahoo.co.jp)か電話で予約すれば、受けて頂けます。(最終の日曜日は店の入っているビルのメンテナンスのため、定休日です)

久しぶりに、土曜日2名、日曜日3名のランチコースを頂きましたので、興味のある方はメニュー構成など参考になさって、お運び下さい。何れも1名あたり4,500円で設定しましたが、同じものが夜では6,000円以上となるでしょう。

先ずは二人用メニューですが、私を含めてインド料理に詳しい2名でしたので、アラカルトは最少にして、カレーはシーズナルメニューから両方とも希少素材を用いた素晴らしい出来栄えのスープカレー2種と、ランチセットで選択可のスープ系肉カレー2種を入れました。合わせるのは当然、バスマティライスだけですね。これにランチのソフトドリンクが付きます。

------------アラカルト------------------
パパドとアチャール/チャツネ
ランチSet1(1100)のパコラと野菜 2200
シャミケバブ           1700
------------シーズナルカレー------------------
Set1のバスマティライス(1)
アミガサダケ(モリーユ)のカレー  2100
野生仔鹿肉のカレー         2400
----------- Set1のカレー-------------------
Set1のバスマティライス(1)
Set1のポークビンダロー(酸っぱく、辛く、肉柔らかく)+390
Set1のローガンジョシュ(辛く、肉柔らかく)+440
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合計    9,230 (一人4,500)

次に3名用ですが、当店への訪問を待ち望んでおられた初訪の方1名を含みますので、アラカルトの種類も多く、カレーもナンと合わせるドライ系と、バスマティに合わせるスープ系を取り入れました。

------------アラカルト------------------
パパドとアチャール/チャツネ
ランチSet1(1100)のパコラと野菜 3300
シャミケバブ           1700x1.5=2550
鰹のスパイシータンドール炭火焼  2000
タンドゥーリ・プール(Cauliflower) 1440x0.5=720
------------ドライカレー------------------
Set1のナン(1)
Set1のベイガン・カ・バルタ  +330
Set1のキーマカレー
-----------スープカレー-------------------
Set1のバスマティライス(2)
Set1のポークビンダロー(酸っぱく、辛く、肉柔らかく)+390
アミガサダケ(モリーユ)のカレー 2100
野生仔鹿肉のカレー         2400
-----------------------------------------
合計    13,790(一人4,500)

さて2名の土曜日の感想ですが、シーズナルメニューについては、今年6月のレヴュー(当店2回目)通り、やはり絶品。注文をつけた、ポークヴィンダルーは酸っぱ辛く、ローガンジョシュは適度に辛く、肉も注文通り適度な柔らかさでしたので、現地に近いものをお望みなら、是非ともこの注文方法を倣って下さい。当店が4年振りのゲストも、やはり当店は素晴らしいと、大満足でした。

日曜日は、4年前に秋冬シーズナルを食された再訪の方と、当店への訪問を心待ちにされていた初訪の方の3名。摘みでは、ランチセットからのパコラとサラダ、シャミカバブ、鰹のタンドールは頗る好評で、当店名物でハーフにして貰ったタンドゥーリ・プールは霞んでしまいました。ニューデリーに本拠を置く★5のオベロイ・レストランチェーン直伝レシピの、チキンキーマと茄子のベイガン・カ・バルタも完成度が高く、ゲストのお二人も感心しきり。スープカレーは、ポークビンダローの豚肉の角肉の柔らかさ(注文時に頼まなければインド現地で好まれる硬くで提供)、繊細なアミガサダケと野生仔鹿肉の三種の全く異なる風味に、ゲスト様方も堪能された御様子。ランチセットに付くドリンクは、ゲストの方が頼まれたマンゴーラッシーが濃厚で別格との評価でした。

このレヴューをお読みになった皆様、上記に記した様に、どなたでも頼めば店は受けてくれますので、五千円以内でチョッと贅沢な、最高級のインド料理ランチコースは、如何でしょうか。
会社の若い同僚が今月いっぱいで出向解除、1年半位前までは良く訪問した(5回はお連れしたかな?)ということで、最近台湾から出向してきた同僚も誘って、3名で久しぶりに訪問。シーズナル中心にメニューを組んで、前回訪問まで店長であったカルヤン宛にメールをすると、オーナーから以下の返信が。

TO.様
ご予約ありがとうございます。
残念ながらカルヤンはネパールに帰国しスラジというネパール人店長となりましたがカルヤン同様よろしくお願い申し上げます。
スタッフ一同TO.様ご一行の今晩のご来店を心からお待ち申し上げます。どうぞシーズナルメニューをお楽しみ下さい。
星崎

店長のスラジさん、非常に日本語が堪能で、料理の知識も豊富です。安心しました。
最初に、オーナーからサービスということで、冷たい梅ドリンク。ノンアルコールですが、梅酒に入っているような大きな梅が入ってます。美味しいですが、メニューには無し。

以下が頂いたもので、【 】内が特段の感想です。
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シャミケバブ:スパイスで独特に味付けしたラム肉のペーストをカリッと香ばしくフライしてレモンとパセリの2種類のソースを添えました(1700)
【2014年春のシーズナル以来の登場。前回はラムとヒヨコマメのパテでしたが、今回はラムだけ。昨年現地ムンバイで頂きましたが、日本で食したのは、当店のみ。大のお気に入りです。2種のソースも絶品で、混ぜても良い感じでした。絶対のお勧めです】

鰹のタンドールスパイス焼き:鰹をタンドール釜で絶妙にレア炭火焼きして大葉に載せたスパイシーで風味豊かな一品(2000)
【脂も程よい鰹がレア加減も素晴らしく非常に良い出来】

タンドゥーリ・チキン(ハーフ)(1850)
【いつも絶品の緑のムルギチャンプばかりなので、初めてこちらを。スパイシーでジューシーで言うこと無いです】
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バガル・バスマティライス(570)

イカ墨カレー:イカの身や内臓を全て使った濃厚で海の香りを楽しめる漆黒カレー(1700)

アミガサダケのカレー:アミガサダケ(モリーユ)にインドチーズを詰めて壷で蒸し煮したこの季節だけの限定カレー(2100)
【これは何時もながら、贅沢な絶品】

野生仔鹿肉のカレー:大変珍しい野生仔鹿肉のフレッシュな旨みを引き出した、野菜とスパイスで煮込んだクリアーなカレー(2400)
【鹿肉のシーズナルのカレーはこれまでローガンジョシュのようなレシピで鹿の風味が芳醇とはいきませんでしたが、一言で言えばスッポンスープのような様相で鹿の風味が豊かです。煮込まれ過ぎていない肉も沢山あって、今回一番のお勧め】

ローガンジョシュ(辛く) :カシミール風のラム煮込み。じっくり時間をかけて仕上げたラムカレーの逸品(1650)
【辛さの程度を聞かれ、皆の意見も聞いて、一番辛く。CoCo壱の3辛位で、カイエンペッパー投入で辛くというわけではないので、非常に美味しく頂けました】
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赤ワイン(3300)

焼きパイナップルのシュリカンド添え:焼きパイナップルとシュリカンド(ヨーグルトスイーツ)の爽やかな組み合わせ(700)
【非常に丁寧に作られ見た目も可愛く、女性には絶対のお勧め】
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団体以外のカップルは4席テーブルを2名で使用ですが、8時過ぎ頃にはほぼ全席が埋まり、店長のスラジさんも「このところお客さんが多いです」と嬉しそうでした。
2016. 9. 30 ディナー訪問
今年はシーズナルメニューの春→夏への切り替えが無かったので問い合わせると、来週から秋冬メニューに変わるとのこと。今年に入り職場の人や食べログの方々との夜の会食が近場の銀座、品川、葛西に集中して、出張の不在も多かったことから、今期シーズナルを逃していたので、会社の同僚2名と訪問。全て一人前をシェアということで頂きました。

【オニオンとクロカワの炭火焼 1500】
丸ごとオニオンに野生きのこクロカワを詰めてタンドール窯で焼き上げました。クロカワの渋みやスパイスの風味が渾然一体となった味わいです。:オニオンはエシャロット(らっきょうのエシャレットではない)で、普通の玉葱より甘いので、クロカワの風味との相性は良いですね。

【野生鹿レバーの炭火焼きマンゴーソース添え 2400】
長野の野生鹿レバーをタンドール窯でさっと炭火焼きして、濃厚なマンゴーソースを添えました。芳醇で自然の力強さを感じる一品です。:レバーは肉よりも更に鹿の風味が強く、スパイスとの相性が冴えますね。レバー特有の食感が良い感じで頂ける、焼き具合でした。

【桜海老のビリヤニ 2600】
桜海老とバスマティライスを密閉した土鍋でじっくり炊き込んだインドの伝統料理ダムビリヤニです。:今回一番頂いてみたかったのがこちら。ラマナイヤの手がけた店で土曜の夜限定で頂けるダムでカッチなハイデラバーディ・ビリヤニを食べなれている身では、こちらの肉のビリヤニは一度頂いて、もう良いかということでしたが、風味の強い桜海老と合わせるというのは、スパイスとの競合で、絶対に美味しいだろうと予見。ナン生地で封をした土鍋を開けると、予想通りの素晴らしい香り。乾燥桜海老使用なので、バスマティ米のパラパラ感を弱めることも無く、良いですねー。カルヤンに訊くと、当然のことながら食材は季節に拠らず揃うので、予約だけすれば何時でも用意できるとのこと。今期食べ逃した方も、是非とも一度は試して頂きたい一品。風味は保証します。

【イカ墨カレー 1700】
青森産のスルメイカの身や内臓を丸ごと使った濃厚で海の香りのする漆黒カレーです。:これは最早、夏の定番の絶品料理。この風味は何処の高級イタリアンにも優りますね。

【ラム酒風味のチキンカレー 2300】
骨付きチキンにラム酒を利かせたカレーにザクロの赤い実をアクセントにした大人の雰囲気のカレーです。:チキンカレーにこの強気な値付け(笑)、頂いてみるしかないですね。大振りの骨付き肉2本の身を解して頂きます。ガラムマサラベースのスパイス使いですが、ラム酒が風味を複雑にしており、これまで食べた北インドカレーの中では突出して素晴らしい出来です。イスラムやヒンドゥーでは酒が御法度の地域が多いと思うのでインドでは出せないでしょうか。

【ローガン・ジョシュ 1650】
じっくり時間をかけて仕上げたラムカレーの逸品。:シーズナルのカレーが余りに素晴らしかったので、定番のこちらは霞んでしまいました。

お連れした会社の同僚も、美味にビックリの連続でした。

昨年末に店長就任の当初は多少緊張気味が見て取れたカロヤンは大丈夫かな、との想いでの久々の訪問でしたが、今は店長も板に付いて堂々としたにこやかな接客、安心いたしました。次のシーズナルには、イノシシが入る予定とのこと、2014のクリスマス時期に頂いた物が素晴らしかったので、今から期待してます。

皆様お運びの際は、<sitaara_aoyama@yahoo.co.jp>でカロヤンと事前に打ち合わせて訪問すれば、より素晴らしいメニューが組めるものと、期待します。

2015.12.17 ディナー訪問
12月中旬、会社のインド料理初心者をお連れしようとメールを入れたところ、加藤ソムリエ店長が、御高齢となられた御両親のケアのため新潟の実家に帰られることになり年内一杯で当店を退社されるとの報が入りました。

加藤店長とは、2012.10.27ランチ初訪、2013.8.24ディナー兼オフ会初訪から毎月オフ会訪問と、数限りない素晴らしい想い出を共有させて頂きました。星崎眞オーナーをサポートする加藤店長あってのシターラと思っていましたが、後任には高島屋店を切り盛りしてきたタパ・カルヤン店長が引き継ぐことになりましたので、今後も応援していきたいと思っております。

日本語の会話も普通の漢字もOKのカルヤン氏は、若いのですが実力者ですので、加藤店長時代に引き続き、御愛顧頂ければ幸です。メールの宛先は、<sitaara_aoyama@yahoo.co.jp> 。文面冒頭に、カルヤン様で、予約などの交信ができます。先ずは氏から頂いた自己紹介のメールの転載で、紹介させて頂きます。
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TO.様

シターラ青山店のもの タパ カルヤン と申します。
加藤さんから簡単な経歴を送るように指示いただきメールしました。

私は1988年にネパールのカトマンズに生まれました。高校まではネパールで勉強し2007年に留学をきっかけに日本へ来ました。2年間日本語学校で日本語を勉強し卒業後電子情報専門学校に入学しました。2011年専門学校を卒業しシターラへ就職しました。(アルバイトだったのですがシターラには2009年に入社していました。)
日本の食べ物や日本の文化がすきでずっと日本にいたいと思っております。

加藤さんからしっかり引き継ぎし絶対に迷惑をかけないようにがんばらせていただきますので是非よろしくお願いします。

良いお年をすごしください。
いつもシターラをご利用いただき本当にありがとうございます。

タパ カルヤン
シターラ青山店
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12月17日(木曜日)18時半 4名 ディナー訪問
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【栗のガラウティ 1600】
栗を丁寧に叩いて潰しとても柔らかく焼き上げた、古都ラクナウに伝わるムガル料理。柚子とビーツのチャツネが風味を引き立てます
Chestnut Galouti; Fine grinded and pan-fried very soft chestnuts can be melted in your mouth and the chutney of citrus junos and beets makes it more relished.

【タンドゥーリ・プール 1440】
スパイス風味のマサラにまるごと漬けたカリフラワーのロースト
TANDOORI PHOOL; Whole baby cauliflower marinated and char grilled in tandoor

【鴨のタンドール炭火焼き 2000】
旬の鴨肉をブラックペッパー、オニオンシードで香り豊かにシンプルに焼き上げました
Bathak Ka Tikka; Prime winter duck breast with black pepper, onion seed and special masala, char grilled in Tandoor.

【ムルギチャンプ(4つ)2060×4÷3 = 2750】
コリアンダーやミントで香り豊かに味つけしたスパイシーな骨付きチキン
MURGKI CHAAMP; Chicken marinated with coriander and mint cooked in Tandoor.
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【牡蠣カレー 1500】
冬の牡蠣の旨みとスパイスの風味が凝縮された人気メニュー
OYSTER CURRY; The most tasty oyster in winter cooked mellowly in coconut milk and Tamarind gravy.

【骨付きラムカレー 2400】
ラジャスタン地方に伝わる骨付きラム肉をじっくり煮込み、ロ-ストコリアンダーをトッピングしたふくよかな風味の伝統料理
BANJALA GOSHT; Traditional Rajastan style of lamb curry, simmering the lamb meat with bone for a long time and its taste shows quite profound by topping roasted coriander.

【スパイシーチキンカレー 1540】
ランチで出してる骨無しチキンの当店では一番スパイシーなカレー
MURG CURRY; Chicken cooked with onion, tomato and spices

【ダール・タルカ 1140】
皮をとって挽き割りにしたムング・ダール(緑豆)の爽やかな酸味のある煮込み
DAL TADKA; Yellow lentil tempered with garlic and cumin

【バスマティライス 570】
インドの香り米にスパイス類を加えた風味豊かなライス
VAGAR RICE; Clove flavored basmati rice
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合計  14940  1人3700

インド料理初心者の、韓国からの若手出向者、11月から我が部に配属されたバイリンガル事務職のレディ、当店のシーズナル等の味見に付き合ってくれる若手同僚の4名でしたので、レギュラーと冬のシーズナルの定番を中心に組みました。初心者の方々は、例に漏れずインド料理のイメージが覆されたと、絶賛でした。

特筆は、鴨のレアー度がこれまでで最高、行けましたね。ダール・タルカは、ベイガン・カ・バルタと双璧の、べジの逸品ですね。多分今回初登場のBANJALA GOSHTは、Traditional Rajastan styleと紹介されていたので白いラムカレーのサフェドラジャスタンマ-ンズ様にスパイシーさは期待していなかったのですが、何とダバインディアの南インドの辛いマトンカレー風のドライで、ホールのスパイスやチリを主としたスパイシーな出来上がりで、大満足。こちらのラム/マトンカレーでは、歴代1位の好みでした。
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2015.9.2 18時半訪問
8月7日に会社の同僚13名で7月11日メニューをベースにラム焼物と鹿・蛤カレーを外して定番カレーとラーンを入れたディナーを開催した際、初夏から開いた1F屋外のオープンテラスでオーナーの星崎眞さんと遭遇し「今日も鱧カレー作って頂きました。ラーンも」「有難うございます。しかし、今週から新シーズナルメニューに変わり、鱧は入ってます。それと、長年出したかったマンゴの冷カレーが、やっと出せるレヴェルで完成しました。そこのテラスの棚で育ったゴーヤも食材で出せるようになりました」との言があり、会社の同僚と2人で伺いました。

いつもは表参道駅から直行の小原流会館の裏から地下に降りるのですが、ディナーの帰りには常に売切れているカレーパンが有ると良いな、ということで表のテラスに立ち寄りました。バターチキンとヴェジのカレーパンが1個ずつ残っていたので、勿論ゲット。「19時より後にはカレーパンは揚げないので、これで最後です」

シーズナルは、ケバブ3品カレー4品デザート1品(店舗情報の備考欄参照)ですが、どうしても食べたい3品を選択。出してもらう順番について、加藤店長「鹿を出して、その後カレーで宜しいですか」「マンゴーはホームページの写真で見ると生春巻き風のクレープが付いていて冷たいということで、前菜風に食べてみたいです。その後で鹿、最後にイカ墨とナンかライス。どちらが合うでしょうか」「どちらでも合いますが、ナンも良いですね」「じゃあナン。あと、上でカレーパン2つ買ってきたのですが、一種一個なので土産には中途半端。2つに切ってもらってここで食べて良いですか」「勿論。温めて切って出しますね」

【カレーパン 1個250円】
二人で赤ワインボトルで入れていつもの4種のアチャールをツマに飲んでいると、カレーパン登場。ひとつ250円ですが、これは行けます。ヴェジの方が意外にもピリ辛で、揚げパンには合います。

【マンゴの冷カレー インドのクレープ添え 2200円】
フレッシュマンゴの甘酸っぱさとスパイスが溶け合ったフルティーなカレーをキュンと冷やして、インドのクレープと召し上がる、この夏の取って置きの一皿
MANGO CURRY with INDIAN CREPE; Relishable chilled fresh MANGO curry with Indian crepe, “Khati Roll” and its summer special taste may be beyond your imagination.

HPの日本語と英語の内容が異なるのも良いところ。Khati(カティ)とはベンガル地方の言葉で竹串。Khati Rollは、コルカタの店で発祥したローカルフードだそうですが、今では肉でも野菜でも何でも巻いて食べるスタイルの料理一般の呼称になっているようです。薄いロティをロマニ・ロティと言いますが、赤キャベツ、ミョウガ、パニール、赤・黄パプリカ、キュウリの細切りをロマニ・ロティで巻いた生春巻き風のものが、二人で食べるには十二分なほどの量で添えられてます。冷カレーはこの時期のマンゴの中でも熟しが若い物を選んでスキッと酸味の強いカレーに仕上がってます。若い硬めの細切りされたマンゴの食感も良いです。冷カレーをカティ・ロールにかけて食べ進むと、カレーとロールの比率は適量です。マンゴパウダーとマスタードシード以外のスパイスは、企業秘密です(笑)。赤唐辛子が一本入っていますが、これは噛締めると地雷を踏みますので、ご注意を。私の想像通り、このメニューは前菜として頂くのがピッタリ。色々と食べるなら、3人~4人でのシェアが適量と思います。

【野生鹿と夏野菜のタンドール炭火焼き 2500円】
脂肪の少ないさっぱりした夏の野生鹿と夏野菜をタンドール釜で炭火焼きにした旬を楽しむ盛り合わせ
CHAR-GRILLED SUMMER WILD VENISON & FRESH VEGETABLES; Char-grilled summer less fatty venison meat and seasonal vegetables in Tandoor, small eggplant, paneer and tomato staffed with corn and potato, together special green tomato chutney.

野生鹿は昨年も頂きましたが、野菜が昨年とは異なり、HPの写真とも異なっており、進化しているのでしょう。青茄子、ズッキーニ、自家栽培ゴーヤ、これに中身にコーンとポテトとパニールを詰めて程よく焼いたトマトが付きます。万願寺唐辛子を開いて中に鹿に合わせるソース(スパイス)が添えられています。二ゲラとかコリアンダーとかでしょう、鹿に乗せると良いアクセントになります。

【イカ墨カレー 1700円】
青森産のスルメイカの身や内臓を全て使った濃厚で海の香りを楽しめる漆黒カレー
SQUID DEEP - BLACK CURRY; Char-grilled seasonal summer squid, simmered with squid sepia and all internals. paneer and tomato staffed with corn and potato, together special green tomato chutney.

昨年も頂きましたが、濃厚なイカの香りが良いです。同僚も、イカ墨パスタよりも絶対にこちらの方が上と言ってました。ナンとの相性は抜群です。

夏は過ぎても次の秋冬メニューまでには十分な期間がありますし、上の3品に加えて鱧のスープカレーケララ風や鰹のスパイシータンドール焼も絶品ですので、3名以上でのディナー訪問でのシェアをお勧めします。

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2015.7.11.18時~ ディナー訪問
5人の予約で訪問。葛西からの出掛けで、アンティーク時計屋に立ち寄っての無駄話が長引き、店に電話を入れて、皆様お揃いの15分遅れで到着。

メニューは下の通り。今期のシーズナルは、4月から東京に転勤したこともあり、1人や会社の同僚と2人のディナーか休日朝一の訪問で全部試食してましたが、一品たりとも外す物が無く、定番はムルギチャンプのみ。これに久々のカチュンバルと、来期シーズナル予定の鱧のカレーを特注して、何とか恒例のワイン無4500円、有6000円に収めました。

繊細さを絵に描いたようなメニュー構成ですが、インド料理を食べ慣れた舌の肥えた皆様からは絶賛され、当店の実力が再認識されました。

当店の入っている小原流会館の1階屋外にカフェを出店しました。調理場のワンボックスカーでカレーパンを求めようとしたところ、売り切れ。と、オーナーの星崎さんが奥様とランチパック風の容器に入ったカレーを楽しまれており、奥様にも紹介頂きました。ゴーヤ棚も作られ、成長して食材にされるのも、待ち遠しいです。

---------------------------------------10830
カチュンバルサラダ 300×5=1500
ダイス状にカットした野菜(果物)をスパイスで和えたインドの定番サラダです。
Kachumber Salad;Most common Indian fresh salad of finely chopped summer vegetables.

ベジタブル ガラウティ 1500
里芋やバナナでつくったパテを香ばしくソフトに焼き上げた宮廷料理。色鮮やかなローストした野菜のチャツネソースを添えました。
VEGETABLE GALOUTI;Fine grinded and pan-fried very soft vegetables which melts in your mouth and with early summer flavored two different chutneys.

カツオのスパイシータンドール焼き 1900
旬の生カツオをスパイシーにマリネして、タンドール窯で絶妙に焼き上げました。
TANDOORI BONITO;Spiced fresh seasonal bonito cooked in Tandoor, early summer masterpiece.

ボッティ・カバブ(4切れ) 2500
秘伝のマサラに漬け込んだラムもも肉をタンドール窯で豪快に炭火焼きした伝統料理。
付け合せの野菜ピクルスのテリーヌとごいっしょに。
PATRANI MACHI (seasonal mullet) ;Authentic char-grilled lamb cubes with special terrine stuffed with home-made Indian pickles.

ムルギチャンプ 2060×5÷3=3430
コリアンダーやミントで香り豊かに味つけしたスパイシーな骨付きチキン、地方の料理が当店の定番に昇格。
MURGKI CHAAMP;Chicken marinated with coriander and mint cooked in Tandoor.

----------------(大盛り対応)9490+2180=11670
プレーン・ナーン 420
精白小麦粉とヨーグルト、卵などを伝統的に炭火で焼上げたパン
NAAN (plain);The famous Indian bread made with refined flour

白はまぐりとそら豆のカレー 1600
スパイシーにマリネした白はまぐりとそら豆をベースにしたソ-スの爽やかなカレー。
WHITE CLAM AND BROAD BEAN CURRY ;Tempered gravy by seasonal broad bean combined with fresh white clam.

初夏の鹿肉カレー 2600
脂肪が落ちた淡白な初夏の鹿肉をタンドール窯で香ばしく焼き、
キノコや木の実など森の旨みとじっくり煮込んだカレー。
CHAR-GRILLED WILD DEER CURRY ;Less fatty wild deer meat char-grilled by Tandoor and mellow & rich gravy of various forest harvests.

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バガル・バスマティライス 570
インドの香り米にスパイス類を加えた風味豊かなライス
VAGAR RICE;Clove flavored basmati rice

アミガサダケのカレー 2300
桜が散ったあと、樹の下にかわいらしく姿を現すきのこアミガサダケ。そのアミガサダケにチーズを詰めて土鍋で蒸してつくる芳醇な季節限定カレー。
GUCHI (MORILLE) CURRY;Spring seasonal Morille stuffed with Indian cheese and simmered in complexed flavored gravy.

鱧のスープカレー、ケララ風 2000
湯引きした旬の鱧を、フレッシュカレーリーフやココナツミルクを使った爽やかですっきりした南インド、ケララの海老カレーに浮かべた夏のカレー
DAGGERTOOTH PIKE CONGER CURRY;Slightly boiled seasonal daggertooth pike conger cooked in coconut milk and prawn gravy with fresh curry leaf.
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料理合計 22500  1人4500
赤ワイン4人 ボトル2 6000  ワイン飲む人 1人6000


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2015.5.30.ランチ訪問
シーズナルメニューの告知も久しく無く、どうなっているのかと様子見に、土曜日のランチタイムに伺いました。シーズナルは、初夏バージョンが今週から始まったということで、食べログの備考欄を更新しておきました。盛り沢山で、オフ会やれば楽しめそうですね。

ランチの+料金での選択が増えてまして、きのこのカレー(辛さ2、+370円)、アルゴビ(+300円)、季節の野菜カレー(+0円)の中から、きのこのカレーを辛くと、ポークビンダロー(+390円)を辛くの、Wカレー(1350円)をバスマティ半分位で注文。飲み物はスパークリングワイン、次に赤ワイン、何れもインド産で各530円を頂きました。

パスタの様に茹で上げる湯取り法のバスマティに、辛くして貰ったカレーが合いますねー。特にココナッツミルクベースで南インド風のきのこのカレーは、きのこの他に薄切りの茄子が入って絶品。夜に出しても十分なほどの出来栄えです。是非とも一度、お試し下さい。

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2014.12.20.ディナー訪問
土曜の午後に仕事の状況を見極めて、翌日曜日に可能な免許の書き換え(水戸市)と年内最後の散髪を兼ねて急遽の上京を決断。行きつけの有楽町で散髪を済ませた19時過ぎ、何処に行こうか思案。

冬の新メニューを頂いてない&前日に送られてきた下記のクリスマス限定メニューの試作に有りつけるかも、ということで早速予約の電話。「30分位で着きます。今日は1人です」「お待ちしております」加藤店長の受け答えの様子から、今日は忙しそうです。

店の外の通路と隔てるガラスを背にした正方形の4人席に通されます。店内は、サーブ用に皿やワイン等を仮置きするために正方形の4人席を使っているテーブル1つ以外は、全て使用されてます。といっても、8名程度の団体さんを除けば、4人席をカップルや同性の2名で使っているので、ダバのような立錐の余地なし状態ではないんですけどね。私の後で訪問された方は、満席ということで断られていました。私等は相席でも一向に構わないのですが、高級レストラン仕様の当店では有り得ないのでしょう。夜の1人は初めてなので、メニューを眺めること暫し。当店のカバブは1オーダーが3人前位なので、迷いますね。加藤店長にコースメニューも見せてくれるように頼みます。

と、その時、隣の4人用のソファー席に座って同席のお2人に「シビエも季節によって変わります。今年は野生鹿を出しましたが、夏ならでは・・・。キノコは自分で見つけるのもあるんです・・・」と話されていた男性が、こちらに来られて「星崎です。TO.さんには、一度ご挨拶させて頂こうと思っていましたが・・・」。名刺の交換などして最後「先ほど頂かれていたのは何ですか」「いやー、目聡いですね。クリスマス用の野生イノシシのタンドール炭火焼きです」「オーダーできますか」「加藤に言えば」。星崎オーナーが加藤店長を呼んでオーダー成立。「試作の最終段階なんですよ。それじゃ、コースメニューは要らないですね。クリスマスのコースの一部なので、その後に単品で出す場合にはもう少し値を上げるかもしれませんが、今日は二千円で」。

「お気に入りのRituのカベルネが輸入停止になったんですよ。インドだと代わりはグローバーのレゼルヴァになりますが、Rituの力強さには及びません」加藤店長も私同様に、Ritu好みだったようですね。ということで、最初はマハラシュトラ産のロゼのスパークリングワインを、4種のチャトニとパパドと頂きながら、イノシシの焼き上がりを待ちます。

3つに分割されたイノシシに、数種類のキノコの炒めが添えられています。キノコの風味が凄くて、まいたけ風の物から頂きます。キノコの種類を訊くと、なめこ、おりめき、むきたけ、ひらたけ、かぬか(ブナハリ茸)、まいたけ、あみたけ、むらさきシメジ、くろたけだそうです。冬のシーズナルのビリヤニに用いられてます。イノシシは、鴨の焼き物に似た味付けで、イノシシ特有の脂身が美味しいですねー。これは本物の野生です。鴨の焼き物よりも一回り小振りなので、少食の私でも、3切れを飽きずに美味しく堪能させて頂きました。

あとは、冬のシーズナルの初登場で気になっていたパヤをスパイシーに!と、当店では頂いたことのないサフランライスをハーフで注文。

パヤ (PAYA IN HYDERABADI STYLE) ¥1,800【骨付きラム足を手間をかけてとろとろになるまで煮込んだ伝統的ムガル料理の真骨頂。本物はめったにないレアメニューです。】

パヤといえば、カラチの空やアルカラムで週末の曜日限定で頂けるパキスタン流の粗ゼラチン質の油っぽい脛肉の煮込みを想像させられますが、ハイデラバーディ式はどんなものでしょうか。

バスマティのサフランライスは疎らな黄色で本物のサフランが香ります(当然ですね)。パヤは、陶製のココットで登場。蓋を開けると、骨3本に肉が付いた感じですね。蹄の部分、その上の脛の部分と、その上の3本です。パキスタン流の油っぽさは全くなく、骨に付いたとろとろに煮込まれた皮を剥がして食べる感覚です。バラバラに解体した骨だけ綺麗に取り皿に陳列できました。スープはサラサラで、南インド風のスパイスの切れも感じられます。本物はめったにないレアメニューとの説明ですが、パキスタンのパヤとは全く異なる絶品でございました。

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2014.11.1.(土曜日)11時半~

初対面のマイレヴュアー様と御主人様の3名でのランチ訪問です。

今回、当初は秋冬のシーズナルに切り替わる予定でしたが、恒例といっては悪いのですが、カレーがオーナーの星崎さんと加藤店長の舌に叶うものに仕上がっていないということで、基本は夏秋シーズナルで、カバブは2シーズン何れも用意できるという状況でした。

マイレヴュアーご夫妻様方は、当店への訪問を非常に楽しみにしておられましたので、カバブを4品として欲張った以下のメニューを構成。私が当店史上最強のシーズナルカレーのコンビと思っている鱧とイカ墨が最後の最後まで頂けるという幸運です。

11時半の数分前に到着すると、既にご夫妻は席に通されておりました。非常に素敵なご夫妻で、話も弾んであっという間の、贅沢なランチタイムが過ぎました。予想通り多めのメニューでしたので、イカ墨の半分とローガンジョシュとチキンカレーの三分の二は、バスマティライスと共にお持ち帰り頂きました。「メニューを見たとき、一部持ち帰りとありましたが、完食できると思ってました。でももう、お腹いっぱいですね」とはご主人様の言。

冬のシーズナルは昨年同様でしたが、鴨のレアー加減といい栗の風味といい、最高の出来に仕上がっております。

①----------------------------------------------------------------7160
夏◎カツオのスパイシータンドール焼き(Tandoori Bonito) 1800
【鰹を絶妙にタンドール窯で炭火焼きした風味豊かな人気メニュー】
冬◎栗のガラウティ、柚子とビーツのチャツネ添え:1500
【栗を丁寧に叩いて潰し、スパイスの香と柔らかく滑らかに焼き上げたカバブ。柚子とビーツのチャツネが味を引き立てます】
冬◎鴨のタンドール炭火焼(レアー):1800
【脂がのった旬の鴨をブラックペッパー、オニオンシードで香り豊かに焼き上げた冬の定番】
ムルギチャンプ(MURGKI CHAAMP)            2060
【コリアンダーやミントで香り豊かに味つけしたスパイシーな骨付きチキン】
②----------------------------------------------------------------6240
カレーセット 1050×2=2100
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ナン
ローガンジョシュ (辛く、肉柔らかく)+440
【じっくり時間をかけて仕上げたカシミール風のラム煮込み】
夏◎イカ墨カレー(Squid Deep-Black Curry)(辛く)1700
【青森産の新鮮なスルメイカを丸ごと使った濃厚なとっておきの漆黒カレー】
--------------2回に分けて-------
バスマティ大盛り
スパイシーチキンカレー(辛く)
【ピリリとした辛さのチキンカレー】
夏◎鱧のスープカレー、ケララ風(Keralan HAMO Soup Curry) 2000
【湯引きした鱧を南インドの海老カレーに浮べたシンプルながら複雑なカレー】
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料理合計 13400円    1人4500円

◎は、シーズナルのメニュー。 グラスワイン 一杯530円

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以前の訪問は、下記url.の日記に移してます。
http://tabelog.com/rvwr/000566135/diarydtl/131654/

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3位

ダバ インディア (京橋、銀座一丁目、宝町 / インド料理、インドカレー)

6回

  • 夜の点数: 5.0

    • [ 料理・味 5.0
    • | サービス 4.5
    • | 雰囲気 5.0
    • | CP 4.2
    • | 酒・ドリンク 4.0 ]
  • 昼の点数: 5.0

    • [ 料理・味 5.0
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP 4.4
    • | 酒・ドリンク 4.0 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥4,000~¥4,999 ¥3,000~¥3,999

2020/05訪問 2024/04/09

チャレンジングな骨付きラムカレーと、茄子マトンカレーは、素晴らしい!

ダバインディア(以下ダバ)を語るには、柳谷2代目フロアーマスターと私の逸話が不可欠。2005当時、パテックを銀座一丁目の一新時計本社でメンテのために通う道すがら、店構えが変わった店だなと認知。2006トリノ金でフィギュア観戦を始めた頃、フィギュア関係者のブログで、当店がダバという名で今までに無いほど凄く旨いと知り、後日入店。初訪で北村・初代フロアマスター(現カマルプールオーナー)が接客「辛いマトンのカレーが食べたい」「マトンカラヒ(後に名称を南インドの辛いマトンカレーに変更)が良いと思います」。食後「こんなに美味しいカレーが有るとは!目覚めました」「シェフに紹介しますね」ラマナイヤ(現アーンドラ・チェーン総料理長)と初対面。その後数年間、北村氏とは、ダバは繁盛する故に生マトンや高級スパイス使用可能の相乗効果、焼物はレアーで出してとお願いし絶品・北村氏も納得、等の経緯を経て、2010秋に柳谷氏から「北村さん、店を出すので退職、時々アルバイトで来ます」。その後任のフロアマスターとしての逸話は、下記url.のレヴューと、本レヴューで、ご確認下さい。
https://tabelog.com/rvwr/000566135/diarydtl/104302/
月一回の有楽町での散髪後に伺いました。福井在住時の2006の当店初訪問から、理容店と当店は切っても切れない私の歴史です。

コロナ禍の中、当店も夜は止めてランチ営業と夜テイクアウトメニュー営業でしたが、6月1日からは以下の営業です。
平日 11:15-14:30(LO)、17:00-20:00(LO)
土日 11:30-15:15(LO)、17:00-20:00(LO)

11時頃に到着して店頭のメニューをチェックすると、何とラム・マトン系の新メニューが2種用意されてました。これはテイクアウトで頂いて、皆様に紹介するしかありません。

ラムスペアリブのカレー アーンドラ風(1630)【下味をつけた柔らかい骨付きラム、手間をかけた本格スパイス料理】:初訪問の頃には有ったラムチョップをメニューから外してから、10年以上経っての骨付きラムの登場です。フライした茹で卵が一個入ります。玉葱ベースのカレーで、当店の誇るホールの高級スパイスがゴロゴロ投入されてます。デフォルトであれば辛いのが苦手な方でもOkで、辛いのが好みならグリーンチリで唐辛子マーク3つ位に辛くして貰っても本メニューの良さを殺すことなく美味しく頂けると思います。

マトン・ベイガン(1520)【茄子と玉葱で作るカレーソース、シェフの新作】:良く煮た玉葱と茄子とマトンに、トマトや千切り生姜も加わり、カルダモン等のホールのスパイスが素晴らしく絡み合った、当店のラム・マトン系には今までに無いカレーです。日本料理でいえば、肉じゃがのように優しい。ラムには出ない、マトンならではの甘みが迸る美味です。これは過度に辛くしないで頂きたい一皿です。

何れもパクチーがかけられてますので、絶対ダメな方は抜くように、多めが良い方は多く、注文するのが良いと思います。

創業以来の2大看板の、鮮烈な辛さとスパイス感の南インドの辛いマトンカレーと、コリアンダーの種と葉とラムの相性が抜群のラムコリアンダーマサラに加え、この2種類が新たに加わったことは、非常に喜ばしい。

当日は店長の柳谷さんが休暇でしたが、今度会ったら、これら2種の創作意図など意見交換したいと思います。
日曜日に有楽町のインズ3で月に一度の散髪を済ませ、10月末にテイクアウト狙いで並んだものの未だ提供できないと残念だった牡蠣カレーを求めて訪問。本当に久しぶりに訪問。11時10分位に着くと三番目。しかし程なく待ち行列が長くなっていき、11時半の開店時には粗満席に。昨年の6月より、それまでの12時から11時半に開店時刻が変わり、便利になりました。

11時半の開店前にグループの人数確認に出てこられたスタッフの方にテイクアウトというと、注文を取って頂けました。バスマティライス(360)と以下の物です。【】内は、メニューから転載。

【旬のカキカレー(1,520)旨い!カキを引き立てるクリーミーマサラとフレッシュハーブ】
創業時から在る当店定番のシャクティマサラに似た、白いクリーミーなオーソドックスなカキカレーで、カキ本来の風味が楽しめます。大ぶりの牡蠣が5つ入っており、食感を残した玉葱との相性も良く、ボリュームタップリでスパイスもカレーリーフもグリーンチリも活きており、バスマティライスも大盛りで、帰宅後に昼と夜に二度に分けて頂きました。

【マトンシークカバブ(900)ジューシーな粗挽きマトンの串焼き】
ラムではなくマトンというのが良いです。パクチー、グリーンチリが練りこまれ、活きたスパイス感が豊富で、レアー気味のジューシーさが堪りません。当店の物が矢張り一番ですね。

他店に比べて1オーダーのボリュームが多いので十分。繁盛するので、高級スパイスが使えるという、スパイラルアップですね。
土曜日に有楽町のインズ3で月に一度の散髪を済ませ、本当に久しぶりに訪問。例年なら、季節のメニューの切り替わり時にはランチ訪問なのですが、今年は偶々忙しくて初めてか二度目か、という感じです。

11時15分位に着くと先頭。しかし程なく待ち行列が長くなっていき、12時の開店時には満席となり、10名程の積み残しとなりました。私が店を後にした12時40分頃には、30名程の待ち行列、相変わらずの人気に圧倒されます。

注文は、冬の魚介カレーを2つと、新種のマトンカレーにして、バスマティライス(350)と合わせて味見程度に頂いた後は、テイクアウトです。【】内は、メニューから転載。

【マンガロールのカニカレー(1,580)美食の都マンガロール、極上のカレーソース】
赤いサラサラのスープカレーでタップリの生カレーリーフの香りが渡り蟹の風味を引き立てています。バスマティライスとの相性が抜群で、テイクアウト後はバスマティとこちらのカレーだけで、土曜の夕食に。

【旬のカキカレー(1,490)旨い!カキを引き立てるクリーミーマサラとフレッシュハーブ】
創業時から在る当店定番のシャクティマサラに似た、白いクリーミーなオーソドックスなカキカレーで、カキ本来の風味が楽しめます。中位の粒のカキが非常に沢山入っており、食感を残した玉葱との相性も良く、ボリュームタップリで、テイクアウト後は単品で日曜の昼食で頂きました。

【マトン・ポディマス(Podimas)(1,530)マトンを鉄板の上でたたいて柔らかくし、玉子と合わせた独特な食感!】
メニューの説明にあるように、敢えて柔らかいラムを使うのではなくマトンの風味を活かして肉を柔らかくなんて、素晴らしいです。ピリ辛のマトンカレーに溶き玉子を入れて十分な火を通したケララ風の料理で、玉子好きの多い日本人にはピッタリでしょう。結構なボリュームがあるので、テイクアウト後は単品で日曜の夕食で頂きました。

5千円弱の味見とテイクアウトでしたが、土日に頂いたものはこれだけで、他店に比べて1オーダーのボリュームが多いので十分。繁盛するので、高級スパイスが使えるという、スパイラルアップですね。
2017.6.6.ディナー訪問
久しぶりのオフ会で、夜は初めての方3名を含む、5名です。レヴューの手間を省く為に、参加者に事前に送ったメニューの案内を以下に示します。

先週連絡させて頂いたメニューから、週末ランチ&テイクアウトで試食して、以下の通り少しだけ変更しました。基本はデフォルトですが、アサリのMangaloreだけは、辛さ増し。ピースが5に足りてないものは、沢山食べられない私がパスです。レアーが駄目な1名の方にも配慮しています。

――――つまみは1、2品ずつ、分けて出して下さい――――
ひよこ豆と玉ねぎのサラダ 530
チリパコラ(2ピース、半分ずつに切って4ピースに) 440
(青唐辛子と玉ねぎの辛い揚げ物)
オニオンチーズドーサ 1480
チーズクルチャハーフ(チーズトロトロで、4ピースに) 420
地鶏半羽のタンドリーチキン(4ピース) 1370
マトンシークカバブ(レアー2、ウェルダン1)880×3=2640
(ジューシーな粗挽きマトンの串焼き)
ラム肉のバラカバブ(レアー)1100
(ガーリックとクミンを効かせた下町風)
―――――――――――――――――――
バスマティライス 330
アサリと貝柱のマンガロール(Mangalore)マサラ(デフォルトより少し辛く) 1490
(美食の都マンガロールの味、アサリの旨味が活きる)
海老と魚のシャクティマサラ 1530
(複雑な調合のスパイスとココナツのハーモニー)
―――――――――――――――――――
バスマティライス 330
南インドの辛いマトンカレー 1530
(黒胡椒とガーリックを効かせた鮮烈さ)
ウディッピー(Udipi)マトンマサラ 1530
(グルメの誉れ高いカルナータカ州のUdipiの味、トマトと希少スパイスのカルパシ(Kalpasi)を使用。Kalpasiは、空気のきれいな高地にだけ自生するという岩苔、カルダモンのような香りと独特の旨味 が特徴)
ブナチキンマサラ 1430
(当店で粒スパイスを挽いて作るので香りが際立つ本格チキン)
―――――――――――――――――――
生ビールパーティサイズ 2160
赤ワイン、キングフィッシャー・ボヘミヤ・ピノタージュ(室温)2900 

摘みの美味しさは鉄板です。

特に、オニオンチーズドーサは同様に作って貰うアーンドラ2店よりも、こちらが上。

マトンシークカバブは、レアーとウェルダンの2種で出して貰いましたが、何れも美味。

地鶏半羽のタンドリーチキンは、同様な量で普通のチキンを使うチキンティッカの倍程度の値段ですが、それだけの価値はあります。

カレーは、今回初めての2種を取り入れましたが、何れもカルナータカ州のレシピ。南インド料理は、時計回りにアーンドラ・プラディーシュ州、タミル・ナドゥ州、ケララ州、カルナータカ州と、激辛→甘口になるのが基本です。が例外的に、カルナータカ州の海沿いの南端のMangaloreと隣接して北のUdipiは、魚介の料理が有名で、物によっては同州とは思えないスパイス使いが楽しめます。上記メニューで紹介した通りの、大変美味しいカレーでした。

今回のメニュー構成のカレーの試食のために土日ランチに3回訪問しましたが、開店時刻の12時過ぎには満席で、帰る頃には10名程度が再行列。週前半の当日夜でも予約なしでは待たされるという、何時も繁盛している当店。フロアマスター等の味見によりラマナイヤシェフの残していったレシピを踏襲する一方で、このような新しいメニューも現地で見つけてチャレンジしているところが、人気を支えているのだと思います。
2017.2.19 ランチ訪問
まだ福井にいた2014.11.1にシターラ青山のランチにお連れした御夫妻にその後ご長女が誕生して、子連れOKな当店で久々の再開です。11時半に行くと先客1名。11時15分(平日)と12時(土、日、祝)の開店時刻を間違えられたとのこと。お薦め等を話してるうちに先客の相方も到着。11時45分頃に待ち行列が急に伸び、お越しの皆様は頃合が分かっているようですね。御夫妻も到着されて12時丁度に開店。冬は客が多いのか、10名程度は座れず、1時間待ちでしょう。我々は椅子を1つ外してベビーカーをセットして落ち着き、以下を順に頂きました。

マトンシークカバブ(レアーで)
ひよこ豆と玉葱のサラダ
チーズクルチャ(ハーフ)
地鶏半羽のタンドリーチキン
ラム肩肉のバラカバブ(レアーで):ガーリックとクミンを効かせた下町風とありますが、ミント・パクチーを絡ませた絶品。
南インドの辛いマトンカレー
蓮根とオクラのモルコンブ:オクラはインド料理の定番ですが蓮根は珍しい新作。ヨーグルト味でサッパリして美味しい。
ナン
バスマティライス

お嬢様は離乳食を温めて貰って早々に平らげられ、クルチャとナンをお父様が千切って皿に乗せると止まりません。「パン!」と言って最後まで御機嫌でした。高級なスパイスと食材を使い、皆満腹のこれだけ頂いて1人3000円程度はお値打ちですね。2時前にようやく待ち行列が途切れる繁盛振りの訳も納得。

2016.11.5 ランチ訪問
恒例の月初めの散発に朝一で有楽町に行き、多忙で行けてないしソロソロ牡蠣も始まるかと、銀座で2店チラ見して12時の開店には早すぎる11時20分に到着。流石に行列の先客は1人でしたが12時には長蛇の列。行列の方は席を効率的に埋めて全員着席できましたが、12時10分には満席。帰る1時前には10人以上の待ち行列。流石の繁盛振りです。

牡蠣の新作が目に留まったので、Cランチコース(2100)を選択。先ずはチキン2種タンドリーチキン味とガーリックチキン味、これ地鶏ですね、何時もかどうかは不明。周りの皆様、「こんなの初めて」とか凄い美味しいの絶賛です。

付いている夜のメニューからのカレー1品はアポロ オイスターマサラ「インド有名店の味を再現、やさしい味のヨーグルトソース入り」。柳谷フロアマスターによると、ムンバイ辺りの高級チェーン店で南インド料理として出している物。

出てきた1品は生カレーリーフてんこ盛り。生の食感の残る玉葱、トマトとピーマンと合わせたサラサラのシンプルなソースで牡蠣の風味を活かし、唐辛子マーク0個なのに裏でピリッとはきます。これなら辛くしてもと、半分位のテイクアウトを唐辛子マーク3つ位にグリーンチリで辛くして貰いましたが、こうするとグリーンチリの辛さ以外の風味が牡蠣の風味に勝ってしまいました。デフォルトか、辛くしたい方も唐辛子マーク1個位がお勧めです。

柳谷さんに「生カレーリーフ凄かったですね」「沖縄から仕入れてますがソロソロ終わりです」。ということで、生カレーリーフ満載の絶品牡蠣カレーをご所望の方は、早々のご訪問をお薦めします。

(2016. 1. 9 ディナー・テイクアウト)
土曜夜限定ハイデラバーディ・マトンビリヤニとカキのクリームカレーをテイクアウト。
【カキのクリームカレー 1490】なめらかなココナッツと玉葱のソース、カレーリーフの香り
昨年のアレッピー・オイスターカレーがスパイシーで美味しかったので、名前を見た時には?でした。他の店で良く有るようなネットリ系を想像したんですよね。テイクアウト容器からの見た目は薄い黄色、蓋を開けるとココナッツとクミンとグリーンチリの香り、一口頂くとサラサラのヘルシーでスパイシーな味わい。これは良いです、ダバならではです。是非とも、バスマティライスにかけて頂いて下さい。

(2015.8.13 ディナー訪問 4名)
久しぶりのオフ会訪問でした。1人でランチとか、テイクアウトは度々ですが。6月末、会社の同僚の出向解除の急遽の4名での送別会でも、大変喜んで頂けました。まあ、下記のように飲み食いして四千五百円は、本当に満足度が高いですね。初食の、小海老とあさりのブラウンカレーは、アレッピー風のピリ辛で、ヒットでした。この訪問の後の9月には、インドからの同僚の出向解除フェアウェルパーティで、ハイデラバーディ・マトンビリヤニと南インドの辛いマトンカレーをお土産に持参し、現地人もビックリの、大好評でした。
-------6020
チリパコラ(半分に切って4つに)    440
地鶏半羽のタンドリーチキン       1370
オニオンチーズドーサ(小)       880
マトンシークカバブ(レアーで) 880×2=1760
チーズクルチャ(小)(チーズトロトロで) 420
パニ-ルと野菜のタンドリーサラダ(4人用に)860×4/3=1150
-------2960
マトンビリヤニ(簡易型)        1430
南インドの辛いマトンカレー       1530
-------3350
バスマティライス            330
海老と魚のシャクティマサラ       1530
小海老とあさりのブラウンカレー     1490
-------5560
生ビールパーティーサイズ        2160
ナンディヒルズカベルネシラーズレゼルヴァ3400
------------
合計 17890   1人 4千5百円

(2014.11.23 ディナー訪問・テイクアウト)
冬メニューの牡蠣カレーの季節がやってきました。日曜日の17時半に訪問すると、この時間にしては混雑してます。1人の場合の定席である入口に一番近いカウンター席に座ります。

メニューを確認すると、今年は「港町アレッピーのオイスターカレー【フェヌグリークとジンジャー、タマリンドの酸味、完成度の高いマサラ】」1490円です。

柳谷マスターに「アレッピーってケララ州なので、ケララのカレー同様にココナッツミルクが多くて、優しいカレー?。それだと、辛くすると合わないよね」「アレッピーはケララにしてはココナッツミルクが少なくタマリンドの酸味も強いので、辛くしても美味しいですよ」「じゃあ、グリーンチリで、唐辛子マーク三本くらいで」。

待っている間にも来客は続きカウンター席の1人客も増えて、予約が無ければ断られる人も出てきました。常連客としては、1人でも多くの他の方に楽しんで頂きたいとの想いで、テイクアウトに方向転換。「気を使って頂き、申し訳ないですね」の柳谷店長に見送られ、連日のアーンドラダイニングに向かいました。

福井に帰って翌日の夜に頂いたアレッピーのオイスターカレーは、説明通りフェヌグリークとジンジャー、トマトとタマリンドの酸味が利いた、グリーンチリとの相性も抜群の絶品でした。特筆すべきは、広島産でしょうか、特大の牡蠣が5つも入ってます。さらさらのスープにも牡蠣の滋養がタップリと溶け出してます。昨年のオイスタープルスも美味かったけど、今年も負けてません。辛いのが大丈夫な方は、私と同じオーダーで、是非ともお試し下さい。バスマティライスとの相性は抜群ですよ。

-------------------------
(2014.9.27 ディナー訪問)
半年ぶりのダバでのオフ会ということで、人気も高く募集即日で7名になりましたので〆切りました。セットメニューではない、アラカルト注文の上限の5名を超えちゃいましたが、事前にメニューを通すということでアラカルトで店の了解を得て、下記のメニューを組みました。カレーを2オーダーしている南インドの辛いマトンカレーとブナチキンマサラは、デフォルトの辛さと、グリーンチリで激辛の、2皿で出してもらいます。
------------------------
オニオンチーズドーサ【とろけるチーズ、ピザ風ドーサ】1480
チリパコラ【青唐辛子と玉葱の辛い揚げ物】440×3.5=1540
マトンシークカバブ(レアーで)【ジューシーな粗挽きマトンの串焼】840×3=2520
地鶏半羽のタンドーリチキン【スパイスに漬け込んだチキンの土窯焼】1370×2=2740
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ハイデラバーディ・マトンビリヤニ【ダムでカッチな本場物】1580×2=3160
南インドの辛いマトンカレー【黒胡椒とガーリックを効かせた鮮烈さ】1530×2=3060
----------------------
バスマティライス 330
ラムコリアンダーマサラ【ラム肉を使ったコリアンダーソースカレー】1490×1.5=2235
海老と魚のシャクティマサラ【複雑な融合のスパイスとココナッツ】1530×1.5=2295
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バスマティライス 330
ブナチキンマサラ【粒スパイスを挽いて香りが際立つ本格派チキン】1370×2=2740
茄子とオクラのタマリンドカレー【爽やかな酸味、トマトとタマリンド】1370×1.5=2055
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料理合計 24485  1人3500円

初めて食べたものや久しぶりに食べたものの評は、以下の通り。

オニオンチーズドーサ:当店でドーサを食べるの初めてかも。生の玉葱とチーズと生地の相性が抜群。サンバルとココナッツチャトニがついて量が多いので、7人でのシェアにピッタリでした。

チリパコラ:最近一度テイクアウトした美味しい天ぷら。玉葱とグリーンチリと豆粉の相性が抜群。ビールの充てにピッタリ。440円で2つなので1人1つにしましたが、お腹が膨れるので、オフ会とかだと4人で1オーダー位で良いかも。

マトンシークカバブ(レアーで):チルドのマトンでしかできない本当のレアー。グリーンチリ、玉葱、パクチーとの相性抜群で大好き。

ラムコリアンダーマサラ:コリアンダーの種と葉っぱのパクチーが、ココナッツミルクとの相性抜群。火入れの弱いラムが美味しい。

海老と魚のシャクティマサラ:甘いシチュー様ですが、スパイスもピリリと効いて、プリップリのシーフードを引き立てます。

茄子とオクラのタマリンドカレー:茄子とオクラといえばドライ系が多いですが、スープたっぷりで、酸味の利いた爽やかな一品。

大混雑で新しい接客も多かったのですが、接客も良いですね。帰りがけに、褒めてあげました。

(2014.4.28 ランチ訪問)
平日14時前にランチ訪問。この時間帯でも8割方の込み具合。
日替わりカレー三種は、辛い方からマトンカリフラワー、チキントマトクリーム、豆とほうれん草。
既に日本米が売り切れでバスマティということで、カレー三種とバトゥーラ+ライスを注文。
三種のカレーは全く異なるグレービーで、スパーシーで、混ぜても楽しめました。ランチのバトゥーラは相変わらずの旨さ、夜の単品の肉厚な物より、断然こちらが好きです。ラストオーダーの14時半まで、入れ代わり立ち代わりの8割方の入りが続く人気にも頷けます。
帰り際、柳谷(ヤナギヤ)マスターに、「明日、17時頃に、お土産用に、チェティナードチキンをテイクアウト予約」と告げると、鼻下の髭を伸ばし始めてました。指摘すると、「大分、伸びましたかねー」と照れ臭そう。前任の北村マスター(現カマルプール・オーナーシェフ)同様に、髭のマスターと呼ばれる日が来るかも知れません。

(2014.2.13 訪問)
木曜日の19時半、夜は初めての方2名を含む4名で、予約して伺いました。

先ずはキングフィッシャービール(740)で乾杯。

ひよこ豆と玉ねぎのサラダ(530) : こちらは同様な物を何店かで出しますが、豆のプリップリ感はこちらが一番。パクチーはカマルプールの方が多いですね。グリーンチリが沢山入っているので、辛いのが苦手な方は、避けて頂きます。ビールとの相性抜群です。

地鶏半羽のタンドリーチキン(1260) : これは昨年秋から3回目に頂きますが、地鶏なので柔らか過ぎず、でもジューシー感抜群で、味付けも深いです。参加者は3名とも初めてでしたが、これまでで一番との声が上がります。私も、益々、好きになってきました。

ここで、Rituカベルネソーヴィニヨン赤(2800)を室温で出して頂きます。前にも書きましたが、これは素晴しいです。参加者でワインに詳しい方も、美味しいと、太鼓判を押して頂きました。

マトンシークカバブ(840×2) : レアー注文。グリーンチリ、パクチー、玉葱を練り込んだ長ーいもので、レアー感が堪りません。2人で1オーダー食べたいです。高級マトンを使っているが故にできる、レアー。同じく絶品のディルセと並び、他のインド料理店で出される竹輪を想像させる物とは別物です。

パニールと野菜のタンドリーサラダ(840) : 久しぶりに食べましたが、自家製のインドチーズと焼き野菜のバランスが、優秀です。

(簡易式)マトンビリヤニ(1370)と南インドの辛いマトンカレー(1470) : 簡易式でも、本物のダムでカッチな土曜夜限定のハイデラバーディビリヤニを知り尽くした初代ラマナイヤシェフが何時でも出せるように工夫したレシピを維持向上しているので、これはこれで旨いです。スパイス料理初心者の方は、こちらの方が好き!と仰る方もおられます。当店No1メニューの南インドの辛いマトンカレーとの相性も抜群で、瞬く間に完食です。

オイスタープルス(1370) : 相変わらすピリカラのプルスソースと広島牡蠣の相性は抜群です。冬の季節物なので、今シーズンはこれで最後かもしれませんが、来シーズン以降もこのレシピで続けて欲しいです。まだ食べておられない方は、これとバスマティライスの注文だけでも良いので、シーズンが終わる前にお試し下さい。

青バナナと芽キャベツのホワイトカレー(1370) : 2008-2009冬シーズンのメニュー。芽キャベツは温かくなると虫が付くので、冬にしか作れないレシピ。前回は店からの野菜の注文が一週間前までという制約からゴビで代用でしたが、今回は数週間前の予約時に、可能なら、とお願いしていたので、本物です。芽キャベツをタンドールで香ばしく焼き、ココナッツ風味の青バナナのカレーと合わせる物で、グリーンチリをタップリ入れて、当時トウガラシマーク4本の当店一番の辛さを誇ったヴェジカレーの再現です。懐かしくて、これを食べることが出来ただけで、大満足でした。応じてくれた、柳谷(やなぎや)マスターに、多謝です。

ラッサムスープ(740) : フルサイズで頼んだのは初めてですが、初代ラマナイヤシェフのレシピを守った、辛旨でトロットロの絶品です。最後にバスマティライスと混ぜて頂き、〆です。

これだけ頂いて、1人、四千円弱です。コミュニティの違う参加者の方々との話も弾み、楽しくて、あっという間に時間が過ぎました。夜が初めての方お2人には、柳谷マスターから名刺を渡して挨拶して頂き、夫々の帰路につきました。


(2013.12.28 訪問)
当店は2006初訪以来の超常連ですが、オフ会の主催をするようになった今も、2名以下での訪問に留まってました。私のオフ会の開催は、実力に見合った集客が追いついてない店の魅力を広く知って頂き応援したいとの主旨です。業界日本一の繁盛店の当店には無用の話で、また大人数での利用は、アラカルト注文を基本とする私の場合、迷惑をかけるかもしれないという懸念が働いたからです。

仕事納めも終わった土曜の夜であれば、多少空いているだろうとの予測で、予約受付開始のチョウド1ヵ月前の予約で、気心の知れたマイレヴュアー様方との4名での訪問です。

飲み物は赤ワインということで、当店マスターお勧めで常用しているインダ-ジカベルネソーヴィニヨン(2800)を所望するも本国からの出荷が一時的に止まっているということで、代わりに使って評判の良いインドの西部マハラシュトラ産のRituカベルネソーヴィニヨン(2800)を薦められてこれにしました。常温を希望し17℃位のベストです。乾杯して一口頂くと、深い香りと味わいで、料理に合いそうで大ヒット。結局4名で2本頂き、チョウド良かったのです。周りを見渡しても、みんなこのワイン飲んでます。超インド通のオーナー、流石に良い物、見つけてきますね。4名で頂いたものと評は以下のとおり。既評と同じものは省略。

ヒヨコ豆のサラダ(530)

マトンシークカバブ(840×2=1680) : パクチーと玉葱とグリーンチリが練りこまれて、注文したレアー加減もチョウド良いです。

地鶏半羽のタンドリーチキン(1260) : 地鶏の歯応えとスパイシーな味付けがバッチリで、シットリ系のシターラ青山のムルギチャンプとは別方向の旨さ。

ハイデラバーディ・マトンビリヤニ(1580)大盛 : ダム(蒸し焼き)でカッチ(肉は生から蒸す)な本格的はアーンドラと共通ですが、カレー風味で、食べやすいかもしれません。一緒に出して頂いた南インドの辛いマトンカレーとの相性も抜群です。ただし、大盛りの量が半端なく、4名でほぼ全部食べつくしたので、満腹のために最後の2つのカレーが味見程度でテイクアウトになったのは、幹事の私の失態。4名で色々食べるなら、1オーダーで十分ですね。

南インドの辛いマトンカレー(1470)大盛 : 日本で一番旨いかもしれないマトンカレー。当日の出来は最高で、皆様の評価も上々。

オイスタープルス(1370)大盛 : 作り方等は下の11月16日のレヴュー参照。牡蠣のカレーはインド料理店の風物詩となってきましたが、これほどスパイシーな方向性を出したのは当店のみ。辛いスープにも牡蠣の旨みがしっかり存在感を出す絶品。冬の定番にして欲しいレシピです。

青バナナとカリフラワーのホワイトカレー(1370)大盛 : 2008冬シーズンの「青バナナと芽キャベツのホワイトカレー(唐辛子マーク4つで当店最辛)」の記憶が鮮烈で、週初めにお願いして特注。ココナッツミルクベースに青バナナとタンドールで焼いた芽キャベツを少し煮込んでグリーンチリを大量投入した爽やかな激辛ヴェジカレー。直前の特注で芽キャベツは入手できず、カリフラワーで代用しましたが、当時のソースを覚えているコックが居たとのことで、ほぼ再現されました。少し食べてグリーンチリのパンチの効いた爽やかな辛さがもう少し増せばベストと思い調整をお願いすると、全くその当時の味に仕上がりました。これだけの大規模店で、冷めたら温め直しや、レッドチリパウダー増量じゃない辛さアップなど、本格的に調整に応じてくれるのも、サービス精神が旺盛ですね。

バスマティライス(320)

アラカルトメニューは最初に提示したので、食べ終えたら次がジャストタイミングで出てくるという流れで、2時間弱で終了。参加者からは接客の良さも褒められましたが、特に、我々のテーブルを担当してくれた本年4月に系列3店を経営する㈱チョティワラ入社で7月当店配属の新人女性スタッフ。給仕の身のこなしや声がけが、優秀な先輩女史に近いレヴェルになられてます。この辺りが、当店の凄さなのですねー。

参加の皆様は全員再訪ですが、改めて柳谷(やなぎや)マスターから名詞を差し出して挨拶を頂き、本年の〆としました。


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当店のトップの基本情報に、以下を追記。宮崎オーナーの心意気は、素晴しいです。

都内に南インド料理の名店は数あれど、店の規模、コック数、客の回転、料理のレベル、を全て理想的にシステムとして完成させ、業界日本一の繁盛店としたのがダバインディア。これを作り上げた初代シェフのラマナイヤ、多数の入替りコック、初代のフロアマスターは全て去っても、歴代フロアマスターの味見などの努力によりラマナイヤのレシピとシステムは維持向上され、今でも昼夜常時満員。 この辺りの秘訣は、当店を含む3店のオーナーである宮崎氏の、求人案内に良く現れていますので、是非とも一読下さい。
http://www.dhabaindia.com/job/message.html

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(2013.11.16 訪問)
シディークパレス麻布十番に行く前の土曜日の17時20分頃に、柳谷フロアマスターに挨拶する為に訪問。一人訪問時の指定席、入り口に一番近いカウンター席に座ります。客の入りは三分の一位ですが「予約してないのですが、二人です」柳谷マスターが席数を数えるのと予約を書いた紙を見比べて「どうぞ、こちらに」。直後に「予約してないのですが、四名です」「今、一杯になってしまいました」「どれくらい待てばいいですか」「18時からの予約で一杯ですので、今居られるお客さんが帰られる、早くても19時。それも保証できません」代表者が困ったような顔をされて「近くの系列店はどうでしょうか」「チョッと待って下さい」柳谷マスター携帯で電話「大丈夫ですね。じゃあ今から歩いて行ってもらいます」「カイバルの予約が取れましたので、そちらに行って下さい」「有難うございます。良かったー」。こんな大盛況の状況で、年末にかけて更に混雑が予想されますので、一ヶ月前から受ける予約をするか、ラストオーダーの30分前以降に行くか、何れかでお出かけ下さい。

メニューを眺めると秋冬のメニューに変更されてます。

蟹のカレー レモンバターマサラ 1470 : 小エビとアサリの同じマサラから交替
オースタープルスカレー 1370 : 広島牡蠣のカレー
アレッピーフィッシュカレー 1470 : ケララ州の町の名前が付いた銀鱈のカレー

昨年は系列店との差別化で見送られた、牡蠣カレーが、今年はあります。一昨年まではボンベイオイスターカレーだったのが、蟹カレーとのスープの被りを避けて、今年は唐辛子マーク2つのプルス(アーンドラ州やケララ州のスパイシー煮込み)で期待が高まります。待つこと20分弱で、登場。トマトの赤が鮮やかで、一口食べるとスパイシーな、多分、当店で過去に作られていないオリジナルレシピの牡蠣カレーで、牡蠣の旨みも程よくスープに出て新鮮な旨辛さです。9個入った牡蠣自体もプリップリ。作り方は、トマトベースの魚介のプルスということで、以下のようなものでしょう。

フライパンで牡蠣の表面に火を通して肉汁を封じて、ターメリック、マスタードシード、フェヌグリーク、コリアンダー、赤・青唐辛子、カレーリーフを牡蠣と一緒に炒め、これに、玉ネギと大蒜と生姜を炒めたもの、タマリンド水、トマト、ココナッツ・ミルクを加えて、煮込んで、塩で味を調え、刻んだパクチー(コリアンダーリーフ)を散らしたもの。

会計して、テイクアウト容器に入れてもらって「マスター、今日は今から満席では、大変ですね」「多分ラストオーダーまで、マラソン状態でしょう」「繁盛していることは良いことです」「本当に、お陰様です」で、シディークパレス麻布十番に向かいました。

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(2013.9.29 訪問)
今回の上京の最後に、食べログも知らず、インド料理初心者で、辛いのが駄目な方を、お連れしました。

頂いたのは、チーズクルチャ・ハーフ(420)×2、タンドリーチキン(1260)、ラム肉のムグライカバブ(950)、パニールと野菜のタンドリーサラダ(840)、小エビとアサリのレモンバターマサラ(1370)、マトンビリヤニ(簡易式、1370)。

2006以来の常連でありながら初のタンドリーチキンは、地鶏だけあり、素晴しい。と、周りを見ると、みんな食べてました(笑)

小エビとアサリのレモンバターマサラは、具材タップリで、女性に人気も頷け、定番メニューになってきました。

この4月、㈱チョティワラ入社、7月に当店へ配属の若いフロアの女性が、特訓中。皆さま、可愛がって、育ててあげて下さいね。

(2013.6.30 訪問)
最近マイレビュアーになり熱心な若者が、是非とも当店を、ということで、日曜日20時に伺いました。

ひよこ豆と玉ねぎのサラダ(辛く)(530)

マトンシークカバブ(レアーで)(840) : レアー加減が安定してきました。いつでもこのレアー加減で食せるのは、当店だけだと思います。

ラム肉のムガライカバブ(950) : 一歩レアー側でも良いかな?でも旨い。同行の方は、カマルの王様のラムよりカルダモンが利いてるとの評。

南インドの辛いマトンカレー(グリーンチリで一番辛く)(1470) : 最近シンガポール産グリーンチリの入手が困難で、韓国産使用とのこと。確かに言われてみれば切れが?は感じますが、増量により、何とかレベルは維持できてます。

青バナナと銀ダラの辛いカレー(1260) : 私がマスターに「2006頃に青バナナの野菜カレーで一番辛いのが有ったよね」「似たレシピを探して作ります」。絶品でした。「(現カマルプールの)北村さんが南インドに行って仕入れたレシピで、今のコックで作れるということでこれにしました」。ダバ10年の奥深さが知れる話です。なお、料理を出される時に、マスターが生の大振りなカレーリーフ四枚を指差して「沖縄産の生が入る時期になりました。11月ごろまでは楽しめます」。やっぱり、生は違いますね。

玉井さんの話などで盛り上がり、マスター「そんなミールスが出来る程に腕が上がっているなら、自分の休暇の夜しか駄目だけど、是非とも行かなくちゃ、ですよね」私「勿論」。ということで、明日はまた、カマルプールで御一緒する若者と話しながら、帰路につきました。

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(2013.6.1 訪問)
今回上京直前に、面識の無いマイレビュアー様から、是非とも一緒に食事したいとの申し出があり、選んだのは間違いの無い当店。

キングフィッシャービール(740)×2

ひよこ豆と玉ねぎのサラダ(辛く)(530):グリーンチリでこれだけ辛くすると新鮮さが更に引き立ち最高

マトンシークカバブ(レアーで)(840):このピリ辛のレアー加減は最高。高レベルのマトンのみで調理可能な絶品

南インドの辛いマトンカレー(グリーンチリで一番辛く)(1470):アーンドラのマトンクルマを辛くも良いが、私の嗜好にはピッタリ
バスマティライスハーフ(190)

ハイデラバーディ・マトンビリヤ二(1580):何時もながらの本物の旨さ、アーンドラよりカレーの香があるので、食べ易いかも
ラッサムスープハーフ(370)

今回お会いした方はインド料理への造詣が非常に深い若者で、1時間と短い時間ではありましたが、非常に楽しめました。

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(2013.5.18 訪問)
今回の上京の〆は、やはりこちら。

ラストオーダーの21時に程近くなった20時半過ぎに伺うも、店の外まで待ち行列。21時のラストオーダー時刻を過ぎて、皆様が着席できたようです。私は予約して合ったのと1人だったので、丁度1席空いていたカウンターに案内されました。

予約していた土曜日夜限定のハイデラバーディ・マトンビリヤニとラッサムハーフを注文。ココのラッサムも何時もながらの旨さ。ビリヤニは、アーンドラキッチンよりも僅かにカレーの匂いがする、これも絶品。少しだけ味見して、テイクアウト用に何時もどおり持参したポリエチレン薄袋に空気を極力追い出して詰め込みます。で、早々に会計。

柳谷マスター「バタバタしてすみません。土曜のラストオーダー過ぎまでビッシリで」、私「繁盛は良いこと。前回以降ラム・マトンのレアーな焼きもチャンと出来てるようですね。地鶏半羽のタンドリーチキンも絶品だったとのこと。皆喜んでましたよ」、「最近レアーなラム・マトンの注文が沢山増えてきてますよ。食べログの影響は凄いですね」、「大忙しなのに、手間かけさせちゃって悪いね」「とんでもないです。これからも宜しくお願いします」。で、帰路に着きました。

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(2013.4.6 追記)
下記のごとく、2週間の週末連続で食してレアーな焼き加減を調整した、マトンシークカバブとラム肉のムガライカバブが、4月1日のレアー好みのマイレビュアー様方のオフ会で、大満足と高評価されました。

で、柳谷フロアマスターに電話で「ウルサ方の面々も大満足な焼き加減」と報告したところ大喜び。「今回のようなレアーは、普通のお客様にも出せるか?」と質したところ、「注文時にその旨(極力、レアーでと)言って頂ければ、対応させていただきます」とのこと。

普段、牛ステーキをミディアムレアかレアーで食される皆様方におかれましては、是非とも一度、当店の「マトンシークカバブ」と「ラム肉のムガライカバブ」を「極力、レアーで」と注文して、お試し下さい。レアー好きの方は、卒倒するぐらいの旨さに、感激すること間違い無しです。

●ラム・マトンのレアーなタンドール焼について

インド料理の焼物は、ウェルダンが基本で、ジューシーさに欠けるのが一般的。それじゃ旨くないので、私は当店で長年レアー焼をお願いして、堪能してきました。しかし、タンドール焼でレアーに出来るのは、入手ルート確保が困難な上質なラム・マトンの生肉を使っている店だけです。これが確実なのは、当店と、アーンドラ2店、カマルプールなので、他では怖くて頼みません。

カマルプールの北村オーナーシェフは、2006当店初訪時フロアーマスターで、私が頼むレアー対応をしてくれてたこともあり、自分の店では創業時から肉をミディアムレア対応するのを売り物にしてきて、繁盛しています。最近は、仏産の鴨のレアー焼も人気です。

アーンドラ2店は、ラムチョップは2本の枝骨付きで分厚いのでレア対応できます。マトンシークカバブは難しくミディアム止まり。

当店は、マトン・ラムのレア好きなマイレビュアー様方をお迎えするにあたり、マスターに頼んで2回のオーダーで調整してレシピとして完成させ、今回ウルサがたのマイレビュアー様方からお墨付きを頂きましたので、一般でも注文を受けることにしました。

ということで、レアーなタンドール焼は、カマルプール、アーンドラ2店、当店で、お試し下さい。

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(2013.3.30訪問)
モツさま御一行様用の、マトンシークカバブとラム肉のムガライカバブの焼き加減の再確認を兼ねて、土曜のランチタイムに伺いました。開店時刻の正午の五分前に着くと、長蛇の行列が。50人くらいいます。正午にオープンすると、フロアスタッフが連携よろしく席に案内して、皆着席。12時10分頃からは、待ち行列ができ始めました。後でマスターに訊くと、土日は最近は何時もこのような状態とのこと。帰るまで、2組ぐらいの待ちの状態が続いてました。さすがの繁盛振りです。でも、平日夜ほどじゃなく、60席あるので、長くても10分待てば案内されます。

柳谷マスターにレアな焼き加減を依頼して、結果は以下のとおり。

マトンシークカバブ(レアで)(840円) : チョウド良さそうなぐあいです。ピリ辛ぐあいが辛めですが、デフォルトなので、これで食べていただきましょう。

ラム肉のムガライカバブ(レアで)(950円) : 肉の分厚いものはチョウド良く、薄いものは火が通り過ぎなので、全体にチョッと手前の火加減をお願いしました。

ラッサムスープ(370円) : 混んでいたので特注ではなく、グリーンチリスライスを少しいただいて、混ぜました。トロットロの激辛で、本当に旨いです。

月曜日は宜しくということで、マスターも「楽しみにしてますよ」。

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(2013.3.23訪問)
先月のアーンドラダイニングのオフ会で初対面で席の離れたマイレビュアー様から、お礼に添えて、もっとインド料理について教えて欲しかったとのメッセージが入り、次回上京時にココしかないな、ということで、土曜日の17時半に予約を入れて伺いました。いつも満席の喧騒の中なので、この時間だと席は疎らで静かで、不思議な感じでした。結果的には18時半頃から席は埋まってきて、19時から20時過ぎまでは外まで行列ができるという何時もの繁盛振りでした。二人で頂いたものと寸評は以下のとおり。

ひよこ豆のサラダ(530円) : 12月以来久しぶりに頂きましたが、レタスとひよこ豆と玉葱とパクチーとグリーンチリのフレッシュが織り成すこの皿は、ココが一番ですね。アーンドラダイニングのオフ会で、ラマナイヤが出したチャナマサラ風も良いですが、最初はこのフレッシュなのがベター。

マトンシークカバブ(レアで)(840円) : パクチーと玉葱とグリーンチリを混ぜ込んだ定番。焼き加減はミディアムに近いミディアムレア、ジューシーさは十分なので合格ではありますが。インド料理はウェルダンが基本なので、どうしても焼きの手前というのが、インド人コックにはハードルが高いようです。柳谷マスターには、4月のモツ様ご一行はシビアなので、もっとレアでと、お願いしておきました。(一般の皆様も御参考に)

チーズクルチャ(ハーフ)(420円) : ほんの一寸だけ、焦げ目がつく位の焼きがベター。十分美味しいのですが、カマルとディルセには置いて行かれてます。他のテーブルで出たものを見ると、チーズがさらにトロトロでグッドのように見えたので、焼きの均一化の努力が欲しいです。

ハイデラバーディ・マトン・ビリヤニ(1580円) : これは文句なしの絶品。マイレビュアー様もご満悦の様子。蒸し上げ式の特徴は、骨の付いたマトンから、油分が落ちて行って、ホロホロの食感になること。ジューシーなのも良いですが、このマトンも嵌るのですよね。

ラム肉のムガライカバブ(レアで)(950円) : 初めて食べましたが、ソースに工夫が凝らされ、美味しいです。焼きがミディアムレアなのは勿体無いです。当店のラムは高品質の生なので、ステーキのレア位で食べたいです。これも、モツ様ご一行には、更にレアで出すようお願いしておきました。

南インドの辛いマトンカレー(1470円) : 何時もはグリーンチリで一番辛くの注文ですが、今日はレギュラーメニューで。マイレビュアー様は、丁度良い辛さだったようです。この辛さでも絶品は絶品です。爽やかな辛さと複雑な味わいが、アーンドラダイニングのメティマトンと並ぶ、日本一美味いマトンカレーと、称させて頂きます。

渡り蟹のレモンバターマサラ(1470円) : メニュー変更で消えたメニュー。入店時、この季節は韓国蟹が小さくなるのでメニューから外しましたが、念のため作れるようにしてありますとのこと。マイレビュアー様も、もう一皿行けそうという事で、注文。バターとココナッツミルクで甘さを強調してグリーンチリでピリ辛を加えレモンで微かな酸味を出したコレも、旨いです。スープ単体で吸うのも勿体無いので、バスマティを注文して、これにかけて絶品スープを頂きます。韓国蟹は、季節を終えて小さくなり、2匹を二つ切りでサーブ。この季節、殻が柔らかくて、手で取って口で噛むと、すっと身が食べられます。

最後にマイレビュアー様にマサラチャイをエアーサービスで飲んでいただき、あっという間の3時間が過ぎました。マイレビュアー様に、南は北と異なりヘルシーな理由、ビリヤ二の作り方など、講釈をしましたが、それも楽しいひと時でした。

帰り際、マイレビュアー様を柳谷フロアマスターに紹介し、その時の言「創業十年で、昨年後半から今まで、全ての月が連続で月別の実績トップを塗り替えているのです。本当に忙しいです」「全員の努力の賜物ですよ。体は大丈夫?」「・・・・・」でも、笑顔だったので、私は大丈夫と思ってます、スタッフ皆の顔も会話も明るいですから。「モツ様ご一行、宜しくね」「蟹2皿の特注と、モアーレアーですね」

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2013.1.19以前のレヴューは、日記に移しました。
http://tabelog.com/rvwr/000566135/diarydtl/104302/
2017.2.19 ランチ訪問
まだ福井にいた2014.11.1にシターラ青山のランチにお連れした御夫妻にその後ご長女が誕生して、子連れOKな当店で久々の再開です。11時半に行くと先客1名。11時15分(平日)と12時(土、日、祝)の開店時刻を間違えられたとのこと。お薦め等を話してるうちに先客の相方も到着。11時45分頃に待ち行列が急に伸び、お越しの皆様は頃合が分かっているようですね。御夫妻も到着されて12時丁度に開店。冬は客が多いのか、10名程度は座れず、1時間待ちでしょう。我々は椅子を1つ外してベビーカーをセットして落ち着き、以下を順に頂きました。

マトンシークカバブ(レアーで)
ひよこ豆と玉葱のサラダ
チーズクルチャ(ハーフ)
地鶏半羽のタンドリーチキン
ラム肩肉のバラカバブ(レアーで):ガーリックとクミンを効かせた下町風とありますが、ミント・パクチーを絡ませた絶品。
南インドの辛いマトンカレー
蓮根とオクラのモルコンブ:オクラはインド料理の定番ですが蓮根は珍しい新作。ヨーグルト味でサッパリして美味しい。
ナン
バスマティライス

お嬢様は離乳食を温めて貰って早々に平らげられ、クルチャとナンをお父様が千切って皿に乗せると止まりません。「パン!」と言って最後まで御機嫌でした。高級なスパイスと食材を使い、皆満腹のこれだけ頂いて1人3000円程度はお値打ちですね。2時前にようやく待ち行列が途切れる繁盛振りの訳も納得。

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4位

コジコジ (赤塚、常陸津田 / スリランカ料理、カレー)

4回

  • 夜の点数: 5.0

    • [ 料理・味 5.0
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP 5.0
    • | 酒・ドリンク 4.0 ]
  • 昼の点数: 5.0

    • [ 料理・味 5.0
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク 4.0 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥1,000~¥1,999 ¥1,000~¥1,999

2018/02訪問 2018/02/14

最高ですね!

建国記念日振替休日のランチに、前日夕刻に予約の電話を入れて、伺いました。予約時に以前は即答でお待ちしてますだったのが、暫く確認を取られていたので、予約も一杯になってきた様子ですね。

開店時刻の11時45分に到着すると、駐車場は満車で何とか止め、店に回ると大行列です。並んだ順に案内され、予約なしで私の後に来られた方々は満席ということで、電話番号を書き留めて空いたら連絡という対応です。奥様は昨年お産まれになったお子様をオブッての接客です。お子様は殆ど声をあげることもなく静かで、感心致します。

Specialスリランカプレート(税別1350)と、私はLionインペリアルビール(550)、相方はDrink & Dessert Set(450)でマンゴーラッシーとワタラッペン(スリランカ流プディング)。これで一人2千円を切るというのは大変お値打ち。

Specialスリランカプレートのカレー2種は、従来はチキンカレーの他に2種選べたのが1種だけで、鯵の唐揚と鰹のカレー味。鯵は頭が丸ごと齧れるほどの揚げ具合で、鰹も程よいスパイス感で、ヒットです。野菜のカレー等7種は、キャベツ、オクラ、ゴーヤ、椎茸をメインにしたものが取り入れられ、風味の異なるスパイスですが、極端に辛いものが無くなり、相方も全部食べられました。

自宅のある水戸で、この店が在るだけで、本格的な至高の南アジア料理が楽しめるというのは、ありがたいことです。
自宅に帰りがてら、2ヶ月ぶりに日曜日に訪問。事前に営業状況を確認すると、土、日、祝日はランチタイムで用意した食材が売り切れてしまい、夜は休みになることも多々あるとのこと。念のため、開店時刻頃を予約して訪問。

東京から高速バスは遅れる可能性があるので、常磐線で。12時前に入店すると、程なく満席になります。それ以降も来店が続き、席が用意できしだい、電話で連絡するという対応になっています。

カレーが2つ付いたSpecialスリランカプレート1350円に、以前対応頂いた300円増しで本日のカレーの烏賊とポークの両方を付けてチキンと合わせてカレー3種をお願いするも、カレーが品切れになるのでこの対応は止めたとのこと。ということで、相方も私もSpecialスリランカプレート1350円にして、チキンと烏賊、チキンとポークにして、シェアします。

その他は5月に頂いたものと同様でしたが、ジャックフルーツのカレーが新顔でした。全体的にスパイシーで、料理のレベルは相変わらず素晴らしいです。東京からでもワザワザ来る価値は十分ありますので、是非ともお越し下さい!

奥様は第2子を御懐妊中で、益々繁盛は、大変喜ばしいことです。
子供の日に自宅に帰りがてら、久々に訪問。シェフ御夫妻とも馴染みになっており、前日に電話で連休中の営業状況を確認すると、休日はランチタイムで用意した食材が売り切れてしまい、夜は休みになることも多々あるとのこと。できれば、ランチでと。

東京から水戸の常磐自動車道が渋滞して一部で下道を使うなど、予定より1時間程度遅れたので、12時過ぎに入店。テーブル席は既に満席で、取り敢えずカウンター席で注文します。料理が出されるまでにはテーブル席が2名分空いて、そちらに移ります。

頂いた物は、カレーが2つ付いたSpecialスリランカプレート1350円に300円増しで本日のカレーの蛸と砂肝の両方を付けてチキンと合わせてカレー3種。下記にメニューを記しますが、絢爛豪華で、とても2千円以下の値付けの料理ではありません。美味しい、スリランカのライオンビールのインペリアル(8.8%)550円を立て続けに2杯頂きます、

青パパイヤのアチャール
茄子モージュ
サンボル
油菜のマルン
筍テルダーラ
南瓜キラタ
レンズ豆カレー
チキンカレー
蛸カレー
砂肝カレー
バスマティライス(スリランカ米が品切れ中で使っているとのこと。スリランカ米の方が数倍高いとのこと。ビックリ)

久々の訪問でしたが、盛況ぶりは、実力に、地元の方々の人気が追いついてきた様子で、ファンとしては、嬉しい限りです。
2016.1.16.ディナー訪問
マイレヴュアーの方々が東京よりわざわざ遠征されているのを横目に、昨年四月に東京転勤までは、自宅に帰っても訪問する時間が有りませんでした。
昨年四月からは、自宅へ帰省時は必ず訪問して今ではオーナーシェフとも、昵懇の間柄です。惜しむらくは、妻との訪問でメモ取りもせず、未レヴュー。
今日はしっかりとメモも取りましたので、初レヴュー。センター試験当日とあり、妻が運転の車で水戸駅から店に歩を進めると溢れんばかりの人、人、人。「こんなに人が居て、入れるかなー」「大丈夫。マニアの人の店だから」当店用の駐車場にはやはり車は無く。夜6時半位で一番客です。

「お久しぶりです。今、テイクアウトが入って作っていますので、それが終わってから作りますね」普段は奥様がサーブ担当でしたが今日はいらっしゃいません。その後、パラパラと主に2人客、1人客が入店し、私が帰る頃までには、一杯になってました。一安心です。頂いた物は以下の通り。

週末限定スペシャル 1380
パリップ:レンズ豆の優しいドライ
キラタ:ビーツ
マッルン:春菊
テルダーラ:舞茸
サンバル:三つ葉、水菜、ライム
バトモージュ:茄子、椰子の蜜
ポルサンブル:生ココナツ
チキンカレー
ポークカレー
海老・ガーリックのアチャール(サービス)

カトリに入ったチキンカレーとポークカレーは大阪のロッダ・グループを髣髴させるスパイシーで、肉は煮込んであり、ホロホロ。
この2つ以外の料理はバスマティに掛かったり添えられたりして、沖縄産の生のカレーリーフをしっかりと使っている拘りの、素材の味を感じられる優しさ。このコントラストが何時食べても、唸らせます。

鰯のフライ 150
大きな鰯で、スパイスや塩も弱めで、和食感覚の素材が生きた逸品。鰯の産地ゆえの安いこの一品は、東京では、無理ですね。

シンハラチャール 100
生パパイヤのアチャール。私だけ注文しましたが、妻も摘んで、行けたようです。

何時来ても、素晴らしい美味しさですねー。東京にこんな店が在れば、料理の国籍は違えど、砂の岬やシバカリーワラ のような行列店まちがいなしですが、それらを凌駕する高レヴェルの料理が、それもスリランカが、水戸で頂けるというのは、自宅に帰る楽しみも増すというものです。トマトを使ったカレーが苦手な妻も、この店の料理は全く問題なく頂けるという事が、私には非常にラッキーなことではあります。

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以前訪問した時の食材だけのメモを手繰ると以下のような日も。
三つ葉
レンズ豆
菜の花
えのき
大根
ココナッツ
チキン
海老
砂肝(+150)
季節によって日によって違う料理が頂けるのは楽しみです。ノンベジは、マトンは見たことないので使わないのかな。
マトンは地方向きじゃないですね。でも全然問題なく楽しめます。

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5位

すし 三福 (田町、三田、芝浦ふ頭 / 寿司)

16回

  • 夜の点数: 5.0

    • [ 料理・味 5.0
    • | サービス 4.5
    • | 雰囲気 5.0
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク 4.5 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥10,000~¥14,999 -

2023/12訪問 2024/01/06

8 seats at the counter, you can enjoy seasonal fish & Edomae sushi along with a wide range of sake!

創業から70年超の老舗。個建ビル1階で大将と現シェフの営業から、田町駅東口北地区の再開発で約2年間の休業を経て、御父上から現シェフに代替わりして、2018年、なぎさテラス2階にリニューアル・オープン。白木カウンター8席のみの雰囲気と、毎朝シェフが豊洲に通われる旬の魚の素晴らしさと、御夫婦で切り盛りされる気安さが当店のお勧めです。
A long-established sushi restaurant that has been operated for over 70 years. After being closed for two years due to the redevelopment of the area north of the east exit of Tamachi Station, the restaurant was reopened on the second floor of Nagisa Terrace in 2018 under the leadership of the current chef, succeeding from his father. We recommend this restaurant for its atmosphere with only 8 seats at plain wood counter, the splendor of the seasonal fish that is brought in from Toyosu every morning by the chef, and the ease of being run by the chef and his wife.
カウンター8席、旬の魚と江戸前寿司が、レパートリー豊富な酒と共に、存分に楽しめます!

The prices have increased due to rising utility costs, but considering the quality of going to Toyosu market every morning, and atmosphere created by only 8 plain wood counter seats in the restaurant, the prices are still quite reasonable.
Menu (all items as below are including tax + 10% service charge) is 6,000 yen for sashimi/pickled fish, 2,700 yen or 3,800 yen for nigiri, and 9,000 yen for omakase. The difference between 2,700 yen and 3,800 yen for a nigiri is that 2,700 yen is Edo-style sushi with pickles and other preparations without sea urchin or salmon roe, and 3,800 yen is raw sushi with medium-fatty tuna, sea urchin and salmon roe. In addition to special dishes such as salted squid, grilled conger eel, dashimaki eggs, vinegared dishes, pickled vegetables, and chawanmushi (steamed egg cake), you can also enjoy individual sashimi, nigiri, grilled and boiled dishes.
Restaurant also offer a rich repertoire of drinks. Sake options include Kamotsuru (900 yen per cup; the chef will recommend that it doesn't interfere with the sushi when asked), Yuki no Gosha and Hiroshima Nishiki (1400 yen per cup), and Dassai (1500 yen per cup). ). Beers include Sapporo Red Label (recommended, inherited from Japan's oldest lager beer), Ebisu, Super Dry, and Kirin Lager. The shochu available is Mugi; Tsukushi (4,000 yen to keep the bottle) and Imo Rihachikuro (4,500 yen to keep the bottle). Whiskey is Suntory Kaku (6,000 yen per bottle) and Highball (800 yen per glass). For wine, sparkling (1200 yen) and white (1100 yen) are available in 180ML bottles.
Regular holidays are generally Sundays.
巷の光熱費上昇のための値上げは否めませんが、毎朝豊洲通いの質と雰囲気を勘案すれば、それでも十分にリーゾナブルな価格設定です。
当店のメニューは(以下、全て税込み・サービス料10%別)、刺身・摘み6000円、握り2700円か3800円、お任せ9000円。握り2700円か3800円の差は、2700円が漬けなど下拵えした江戸前寿司で雲丹・イクラ無し、3800円が生のネタで中トロ・雲丹・イクラ有り。烏賊の塩辛、穴子焼、だし巻き玉子、酢の物、香の物や茶碗蒸等の逸品の他、単品の刺身、握り、焼や煮も楽しめます。
飲み物のレパートリーも豊富。日本酒は、賀茂鶴(一合900円、シェフは訊かれれば鮨に邪魔しないと一番にお勧め)、雪の茅舎と広島錦など(一合1400円)、獺祭(一合1500円)。ビールは、サッポロ赤ラベル(日本最古のラガービールを継承してお勧め)、エビス、スーパードライとキリンラガー。焼酎は、麦がつくし(ボトルキープ4000円)、芋が利八黒(ボトルキープ4500円)。
定休日は原則日曜のみ

シェフは市場が休みの日曜、水曜を除き毎朝車で豊洲に行かれます。築地時代は歩きも有りましたが、豊洲の今は店からエレベーターで駐車場、車移動は至近、豊洲も駐車場からエレベーターで市場、歳を重ねても楽だなと。なので特段に頂きたい物が有れば、前日までの連絡で調達可能でしょう。

さて、昨夜頂いたものは、以下の通りで、何時もながら堪能させて頂きました。

【お通し】
豆と数の子
青柳と鯣烏賊の饅(ぬた)
鯣烏賊と大根の煮付け

【焼物】
縞海老頭焼き:刺身で出す海老の頭を取り置きして貰い、少し焦げ目が着く位に焼いて貰います、大好き

【刺身】
蛸腹刺身:蛸の頭と呼ばれますが腹ですね。自家茹でで瑞々しい絶品、大好物
鯣烏賊の下足:最近は一時の高騰に比べて落ち着いてきましたが、1杯百円は遠い昔、耳の部分も加えて大盛りで堪能
明石の真鯛を紅葉ポン酢で:シェフの、シコシコ感が九州などの物とは違うとのお勧め通り、絶品

茶碗蒸し:30分かけて作られます。或る時の具材:ホッケ紐、鯒尻尾、雲丹、海老、蒲鉾、銀杏

【握り】
鯵:背の包丁に生姜醤油が微量添えられるのが、何時食べても美味しい

穴子:つめ、塩、素のうち、つめは初めてでしたが、甘すぎず良いですね
中トロ
干瓢巻き;これだけでも、ここに来た甲斐が有ります

蜆味噌汁

古く、前の一階の店舗時代の常連さんと、当時ニューヨークの各紙をネットで毎日読んでいたヤンキース時代の松井の話が通じ、聞けば石川県出身の方でヤンキーススタジアムまで行ったとのこと。大盛り上がりでした
週一で通っていましたが、コロナ禍の強制的な在宅勤務のせいで栄養失調に陥り、2か月弱の入院。退院後の2023年明けからは再発防止のために毎日通勤・寮の夕食必須。ウイスキーも量を控えており、一年超ぶりの訪問。
巷の光熱費上昇のための値上げは否めませんが、毎朝豊洲通いの質と雰囲気を勘案すれば、それでも十分にリーゾナブルな価格設定です。
The prices have increased due to rising utility costs, but considering the quality of going to Toyosu market every morning, and atmosphere created by only 8 plain wood counter seats in the restaurant, the prices are still quite reasonable.

当店のメニューは(以下、全て税込み・サービス料10%別)、刺身・摘み6000円、握り2700円か3800円、お任せ9000円。握り2700円か3800円の差は、2700円が漬けなど下拵えした江戸前寿司で雲丹・イクラ無し、3800円が生のネタで中トロ・雲丹・イクラ有り。烏賊の塩辛、穴子焼、だし巻き玉子、酢の物、香の物や茶碗蒸等の逸品の他、単品の刺身、握り、焼や煮も楽しめます。
Menu (all items below are including tax and 10% service charge) is 6,000 yen for sashimi/pickled fish, 2,700 yen or 3,800 yen for nigiri, and 9,000 yen for omakase. The difference between 2,700 yen and 3,800 yen for a nigiri is that 2,700 yen is Edo-style sushi with pickles and other preparations without sea urchin or salmon roe, and 3,800 yen is raw sushi with medium-fatty tuna, sea urchin and salmon roe. In addition to special dishes such as salted squid, grilled conger eel, dashimaki eggs, vinegared dishes, pickled vegetables, and chawanmushi (steamed egg cake), you can also enjoy individual sashimi, nigiri, grilled and boiled dishes.
飲み物のレパートリーも豊富。日本酒は、賀茂鶴(一合900円、シェフは訊かれれば鮨に邪魔しないと一番にお勧め)、雪の茅舎と広島錦など(一合1400円)、獺祭(一合1500円)。ビールは、サッポロ赤ラベル(日本最古のラガービールを継承してお勧め)、エビス、スーパードライとキリンラガー。焼酎は、麦がつくし(ボトルキープ4000円)、芋が利八黒(ボトルキープ4500円)。ウイスキーは、角(ボトルキープ6000円)、同ハイボール(一杯800円)。ワインは、スパークリング(1200円)と白(1100円)を180ML瓶で提供。因みに私は、家飲みと同じ角をキープして、マイグラスのショットでストレート。
They also have a rich repertoire of drinks. Sake options include Kamotsuru (900 yen per cup; the chef will recommend that it doesn't interfere with the sushi when asked), Yuki no Gosha and Hiroshima Nishiki (1400 yen per cup), and Dassai (1500 yen per cup). ). Beers include Sapporo Red Label (recommended, inherited from Japan's oldest lager beer), Ebisu, Super Dry, and Kirin Lager. The shochu available is Mugi; Tsukushi (4,000 yen to keep the bottle) and Imo Rihachikuro (4,500 yen to keep the bottle). Whiskey is Suntory Kaku (6,000 yen per bottle) and Highball (800 yen per glass). For wine, sparkling (1200 yen) and white (1100 yen) are available in 180ML bottles.
定休日は、原則日曜日。
Regular holidays are generally Sundays.

コロナ禍の対応で、ビニールシートのパーティションを備えてましたが、5類移行で撤廃。良いですね。

シェフは市場が休みの日曜、水曜を除き毎朝車で豊洲に行かれます。築地時代は歩きも有りましたが、豊洲の今は店からエレベーターで駐車場、車移動は至近、豊洲も駐車場からエレベーターで市場、歳を重ねても楽だなと。なので特段に頂きたい物が有れば、前日までの連絡で調達可能でしょう。

さて、昨夜頂いたものは、以下の通りで、何時もながら堪能させて頂きました。

【お通し】
枝豆
青柳と墨烏賊の饅(ぬた)

【焼物】
縞海老頭焼き:刺身で出す海老の頭を取り置きして貰い、少し焦げ目が着く位に焼いて貰います、大好き。

【刺身】
蛸腹刺身:蛸の頭と呼ばれますが腹ですね。自家茹でで瑞々しい絶品、大好物。
鮴(めばる)を紅葉ポン酢で。コリコリした鮋(かさご)が好物の私に、旬を見て用意と

久しぶりなので忘れないうちに絶品の干瓢巻き。並みの寿司屋では味わえない贅沢
茶碗蒸し:30分かけて作られます。昨夜の具材:鯛、雲丹、海老、蒲鉾、銀杏など

【握り】復帰前は多すぎなので単品一貫ずつでしたが、今は食べられるので3800を
まぐろ
中トロ

赤貝
天使の海老(車海老)
イクラ
雲丹
まぐろ・胡瓜の巻物

汁は蜆
週一で通っていますが、久々のレヴュー。

当店のメニューは(以下、全て税・サービス料10%別)、刺身・摘み4500円、握り1800円か2800円、お任せ7000円。握り1800円か2800円の差は、1800円が漬けなど下拵えした江戸前寿司で雲丹・イクラ無し、2800円が生のネタで雲丹・イクラ有り。烏賊の塩辛、穴子焼、だし巻き玉子、酢の物、香の物や茶碗蒸等の逸品の他、単品の刺身、握り、焼や煮も楽しめます。
飲み物のレパートリーも豊富。日本酒は、賀茂鶴(一合600円)、五橋ファイブグリーン、雪の茅舎と広島錦(以上、一合1000円)。ビールは、サッポロ赤ラベル(日本最古のラガービールを継承してお勧め)、エビス、スーパードライとキリンラガー。焼酎は、麦がつくし(ボトルキープ3000円)、芋が利八黒(ボトルキープ3500円)。ウイスキーは、角(ボトルキープ4000円)、同ハイボール(一杯800円)。ワインは、スパークリングと白を180ML瓶で提供。因みに私は、家飲みと同じ角をキープして、マイグラスのショットでストレート。
定休日は、原則日曜日。

コロナ禍の対応で、ビニールシートのパーティションを導入。重量のあるアクリル板だと支える支柱の幅が配膳スペースを狭めて不評だろうとの考慮で、多分これがベスト。気にならず快適です。

シェフは市場が休みの日曜、水曜を除き毎朝車で豊洲に行かれますが、コロナ禍で、豊洲市場は、扱う魚の種類・量ともに、例年に比べて少ないようです。豊洲も大変だなー

さて、昨夜頂いたものは、以下の通りで、何時もながら堪能させて頂きました。

【お通し】
豆と数の子
昆布と貝柱の佃煮風
鯣烏賊と大根の煮付け

【焼物】
牡丹海老頭焼き:刺身で出す海老の頭を取り置きして貰い、少し焦げ目が着く位に焼いて貰います、大好き。普段は芝海老頭でしたが、今回は大きい牡丹海老だったので、強めに焼いて貰いました

【刺身】
蛸腹刺身:蛸の頭と呼ばれますが腹ですね。自家茹でで瑞々しい絶品、大好物。
鰯刺身を生姜ポン酢で
平目刺身を紅葉ポン酢で

茶碗蒸し:30分かけて作られます。或る時の具材:ホッケ紐、鯒尻尾、雲丹、海老、蒲鉾、銀杏

【握り】


イクラ:自家製醬油漬け
雲丹
中トロ
牡丹海老;大振りでモッチモチ

蛤仔味噌汁:今年は良い蛤仔が入らず、ずっと蜆でしたが、久々に入荷。ここの蛤仔味噌汁は別格
当店のメニューは(以下、全て税・サービス料10%別)、刺身・摘み4500円、握り1800円か2800円、お任せ7000円。握り1800円か2800円の差は、1800円が漬けなど下拵えした江戸前寿司で雲丹・イクラ無し、2800円が生のネタで雲丹・イクラ有り。烏賊の塩辛、穴子焼、だし巻き玉子、酢の物、香の物や茶碗蒸等の逸品の他、単品の刺身、握り、焼や煮も楽しめます。
飲み物のレパートリーも豊富。日本酒は、賀茂鶴(一合600円)、五橋ファイブグリーン、雪の茅舎と広島錦(以上、一合1000円)。ビールは、サッポロ赤ラベル、エビス、スーパードライとキリンラガー。焼酎は、麦がつくし(ボトルキープ3000円)、芋が利八黒(ボトルキープ3500円)。ウイスキーは、角(ボトルキープ4000円)、同ハイボール(一杯800円)。ワインは、スパークリングと白を180ML瓶で提供。因みに私は、家飲みと同じ角をキープして、ロックで頂いています。
定休日は、原則日曜日。

コロナ禍では、4月の緊急事態宣言を受けた都の要請から連休明けまで休業、5月の連休明けからは20時までの営業、都の要請解除後に通常営業復帰。こういう家族営業の単店は、都の営業制限要請や持続化給付の制度が、十二分に効果的に活用できた様ですね。

シェフは市場が休みの日曜、水曜を除き毎朝車で豊洲に行かれますが、緊急事態宣言下では豊洲市場でも扱う魚の種類が例年に比べて少なかったのですが、ようやく戻ってきているようです。ただし今は、九州地方の豪雨で品数が減っているとのこと。

さて、昨夜頂いたものは、以下の通りで、何時もながら堪能させて頂きました。(なお、週一回は伺っているので、昨夜は頂かなかったレパートリーも(  )を付して紹介しておきます。

枝豆:群馬産で味が濃い

墨烏賊下足と浅葱のぬた:最近は大好きなぬたが定番になってきており嬉しいです

小豆羽太兜煮:一匹で仕入れた兜を最初は焼いて貰うことが多かったのですが、最近は煮て貰うことが多いです。牛蒡と一緒に煮て貰うのは素晴らしく美味。

(芝海老頭:刺身で出す芝海老の頭を取り置きして貰い、少し焦げ目が着く位に焼いて貰います。大好き)

(茶碗蒸し:30分かけて作られます。或る時の具材:ホッケ紐、鯒尻尾、雲丹、海老、蒲鉾、銀杏)

白烏賊下足:長崎産で耳も美味しいですね。
蛸腹:蛸の頭と呼ばれますが腹ですね。瑞々しい絶品で大好物。

(生鳥貝:千葉産の生は流石に違います。)

小豆羽太:紅葉ポン酢で頂きます。シコシコ感が堪らない。

鰯:千葉産で大きく素晴らしく脂が乗ってます。生姜醤油との相性抜群。

〆の握りは、以前は江戸前寿司と絶品干瓢巻きだったのですが、テレワークで量を少なくしたいので最近は以下を頂いてます。
中トロ:柵の部位により握り方も変わってきます。やはり寿司の王様です
雲丹:根室で幸せな気分になりますね
イクラ:一粒ずつの張りが素晴らしい

浅利椀:5月からは冬場の蜆に変わり、大好きな大きい浅利に!
当店のメニューは(以下、全て税・サービス料10%別)、刺身・摘み4500円、握り1800円か2800円、お任せ7000円。握り1800円か2800円の差は、1800円が漬けなど下拵えした江戸前寿司で雲丹・イクラ無し、2800円が生のネタで雲丹・イクラ有り。烏賊の塩辛、穴子焼、だし巻き玉子、酢の物、香の物や茶碗蒸等の逸品の他、単品の刺身、握り、焼や煮も楽しめます。
飲み物のレパートリーも豊富。日本酒は、賀茂鶴(一合600円)、五橋ファイブグリーン、雪の茅舎と広島錦(以上、一合1000円)。ビールは、サッポロ赤ラベル、エビス、スーパードライとキリンラガー。焼酎は、麦がつくし(ボトルキープ3000円)、芋が利八黒(ボトルキープ3500円)。ウイスキーは、角(ボトルキープ4000円)、同ハイボール(一杯800円)。ワインは、スパークリングと白を180ML瓶で提供。因みに私は、家飲みと同じ角をキープして、ロックで頂いています。
定休日は、原則日曜日。

当分口コミは書きませんでしたが、会社からの帰り道で月に3、4度は通う常連。東京の家庭の様なものです。前回口コミから、仏国のVIPをお連れする機会も有りましたが、こうゆう8席の店構えの本格的江戸前寿司ですから、大満足は当然で、海外のお客様の招待には一押しです。海外からの客は、 とろ鮪が駄目、烏賊は駄目や蛸は駄目など、注文が付く場合も多いですが、セットでも臨機応変に対応して頂けるので安心です。

私は定時退社後直ぐに立ち寄りますので、他の客が来られる6時、7時前に、シャフと野球やゴルフの話をするのが常ですが、未だシーズンオフ。シェフは市場が休みの日曜、水曜を除き毎朝車で豊洲に行かれますが、最近はコロナの影響からか、豊洲の外国人に人気のあった店は閉めているところが増えてきて、また、市場でも扱う魚の種類が例年に比べて少ないそうです。困ったものです。

さて、昨夜頂いたものは、以下の通りで、何時もながら堪能させて頂きました。

今市産の湯葉:円筒状に巻いたものを入手、シェフのお母上が煮られ、インゲンも添えられます
空豆
蛍烏賊と浅葱の饅:生の蛍烏賊が出てくるシーズン到来

横須賀松輪産槍烏賊下足;鮮度が良く半透明で最高

淡路産真鯛兜の煮つけ:シェフが目の前で出汁や調味料などを調整し奥の厨房で煮て頂きます。絶品です

千葉勝山の平目:紅葉酢醤油で頂きます

蕗の薹みそ和え
うずらの卵が真ん中に入った玉子焼き

江戸前寿司
淡路産真鯛昆布締め
大阪湾の鯵:切れ目に生姜醤油
銚子の春子鯛
熊本産小鰭
塩鮪
岡山産蝦蛄
長崎産穴子

涸沼の蜆汁
当店のメニューは(以下、全て税・サービス料10%別)、刺身・摘み4500円、握り1800円か2800円、お任せ7000円。握り1800円か2800円の差は、1800円が漬けなど下拵えした江戸前寿司で雲丹・イクラ無し、2800円が生のネタで雲丹・イクラ有り。烏賊の塩辛、穴子焼、だし巻き玉子、酢の物、香の物や茶碗蒸等の逸品の他、単品の刺身、握り、焼や煮も楽しめます。
飲み物のレパートリーも豊富。日本酒は、賀茂鶴上等酒(一合600円)、五橋ファイブグリーン、広島錦(以上、一合1000円)。ビールは、サッポロ赤ラベル、エビス、スーパードライとキリンラガー。焼酎は、麦がつくし(ボトルキープ3000円)、芋が利八黒(ボトルキープ3500円)。ウイスキーは、角(ボトルキープ4000円)、同ハイボール(一杯800円)。ワインは、スパークリングと白を180ML瓶で提供。因みに私は、家飲みと同じ角をキープして、ロックで頂いています。
定休日は、日曜日が定着してきました。

台湾から出向中の同僚から、「米国からのVIPのウェルカムディナーを開きたいが、予算一人一万円以内で会社近くに良い店はないか」と相談され、当日の空きを確認して迷うことなく当店を推薦。

台湾の同僚2名、米国のVIP2名とそのうち1名の御夫人、案内役を頼まれた私の、計6名です。

当日のお昼に電話でお任せのメニュー予定を聞いて、米国と台湾の方に英語メニューを渡して説明しました。当店は近くのホテルのプルマンからの紹介の外国からの客も多くその経験から、プディングの様で温かいのが気持ち悪いのか茶碗蒸しを残す外人が多いので、これは外して他で調整ということでした。米国と台湾の方は大満足で、本格的な8席のみの当店が、良い思い出になったのは間違いありません。

Omakase - Leave the menu to the chef (お任せ)

〇Appetizer (前菜)
 Green soybeans (枝豆)
 Salmon roe (イクラ自家醤油漬け)
 Japanese style omlet roll with Quail egg included (うずらの茹で玉子入り出し巻き玉子)

〇Baked fish (焼き魚)
 Prawn (車海老)
 Grilled sablefish marinated with miso paste (銀鱈西京漬け)

〇Sashimi - Raw fish cut in pieces (刺身)
 Middle Toro (Medium‐fatty tuna) (中トロ)
 Island shrimp (島海老)
 Sea bream (真鯛)
 Mackerel (鯖)
 Red clam (赤貝)
 Bering Sea cockle (石垣貝)
 Cuttlefish (烏賊)
 Octopus (蛸)

〇Sushi (寿司)
 Middle Toro (中トロ)
 Lean tuna (赤身)
 Prawn (海老)
 Gray large-eye bream (目一鯛)
 Sea urchin (雲丹)
 Salmon roe (イクラ自家醤油漬け)
 Tuna roll (鉄火巻)
Dried gourd shavings roll (干瓢巻き)
Miso soup of asari clams (浅蜊の汁)
当店のメニューは(以下、全て税・サービス料10%別)、刺身・摘み4500円、握り1800円か2800円、お任せ7000円。握り1800円か2800円の差は、1800円が漬けなど下拵えした江戸前寿司で雲丹・イクラ無し、2800円が生のネタで雲丹・イクラ有り。烏賊の塩辛、穴子焼、だし巻き玉子、酢の物、香の物や茶碗蒸等の逸品の他、単品の刺身、握り、焼や煮も楽しめます。
飲み物のレパートリーも豊富。日本酒は、賀茂鶴上等酒(一合600円)、五橋ファイブグリーン、広島錦(以上、一合1000円)。ビールは、サッポロ赤ラベル、エビス、スーパードライとキリンラガー。焼酎は、麦がつくし(ボトルキープ3000円)、芋が利八黒(ボトルキープ3500円)。ウイスキーは、角(ボトルキープ4000円)、同ハイボール(一杯800円)。ワインは、スパークリングと白を180ML瓶で提供。因みに私は、家飲みと同じ角をキープして、ロックで頂いています。
定休日は、日曜日が定着してきました。

頂いたものは以下の通りです。

枝豆
胡瓜・葱・鯣烏賊の耳の酢の物:薄切りの葱が良いアクセント 
墨烏賊の下足
長崎産の目一鯛の兜焼き:旬が夏から秋の珍しい魚で、焼きも刺身も非常に美味しい
長崎産の旬鯖:ポン酢醬油と紅葉卸で頂きます。最高!
鮑:偶には贅沢に摘みで

江戸前寿司
千葉産の真鯛の昆布締め
今が旬の熊本産の新子
紋甲烏賊の塩
塩鮪
穴子
イクラ自家醤油漬け
鯣烏賊塩辛
干瓢巻き

浅蜊の汁:何時もながら、美味しすぎてお代わり
当店のメニューは(以下、全て税・サービス料10%別)、刺身・摘み4500円、握り1800円か2800円、お任せ7000円。握り1800円か2800円の差は、1800円が漬けなど下拵えした江戸前寿司で雲丹・イクラ無し、2800円が生のネタで雲丹・イクラ有り。穴子焼、だし巻き玉子、酢の物、香の物や茶碗蒸等の逸品の他、単品の刺身、握り、焼や煮も楽しめます。
飲み物のレパートリーも豊富。日本酒は、賀茂鶴上等酒(一合600円)、五橋ファイブグリーン、雪の茅舎と広島錦(以上、一合1000円)。ビールは、サッポロ赤ラベル、エビス、スーパードライとキリンラガー。焼酎は、麦がつくし(ボトルキープ3000円)、芋が利八黒(ボトルキープ3500円)。ウイスキーは、角(ボトルキープ4000円)、同ハイボール(一杯800円)。ワインは、スパークリングと白を180ML瓶で提供。因みに私は、家飲みと同じ角をキープして、ロックで頂いています。
定休日は、日曜日が定着してきました。

頂いた物は以下の通りです。何時もは寿司・刺身用に仕入れた魚の余った頭部の兜焼きや、江戸前寿司の最後に出る超お勧めの干瓢巻きも頂くのですが、小食ゆえに昨夜はこれ等は省略で、刺身中心に頂きました。

枝豆
下足と胡瓜の酢の物
菊の花・しらす・ほうれん草の酢の物:菊の花って、年中有るのですね。梅雨真っ只中の蒸し暑い季節で、爽やかな酢の物2種とは、シェフも分かってらっしゃる。
鯣烏賊の塩辛

刺身
白烏賊と墨烏賊の下足、真蛸の腹:白烏賊は生、墨烏賊と真蛸は茹でた物を、摩り下ろし山葵だけで。大好物揃いで、食感の違いが堪能できました。
千葉産の鯵:活き〆の鯵は皮を剥がすのが大変そうですが、歯応えが十分で、生姜を付けて、最高です。
気仙沼産の真子鰈:身と縁側を摩り下ろし山葵だけで。味と食感は平目より上でしたねー。

江戸前寿司
真鯛の昆布締め
春子鯛の締め

白烏賊の塩・レモン
玉子そぼろ海老
鮪塩漬け
穴子
浅蜊の汁:何時もながら、美味しすぎてお代わり。
当店のメニューは(以下、全て税・サービス料10%別)、刺身・摘み4500円、握り1800円か2800円、お任せ7000円。握り1800円か2800円の差は、1800円が漬けなど下拵えした江戸前で雲丹・イクラ無し、2800円が生のネタで雲丹・イクラ有り。穴子焼、だし巻き玉子、酢の物、香の物や茶碗蒸等の逸品の他、単品の刺身、握り、焼や煮も楽しめます。
飲み物のレパートリーも豊富。日本酒は、賀茂鶴上等酒(一合600円)、五橋ファイブグリーン、雪の茅舎と広島錦(以上、一合1000円)。ビールは、サッポロ赤ラベル、エビス、スーパードライとキリンラガー。焼酎は、麦がつくし(ボトルキープ3000円)、芋が利八黒(ボトルキープ3500円)。ウイスキーは、角(ボトルキープ4000円)、同ハイボール(一杯800円)。ワインは、スパークリングと白を180ml瓶で提供。因みに私は、家飲みと同じ角をキープして、ロックで頂いています。
定休日は、日曜日が定着してきました。

プロ野球の無い月曜の訪問が多いです。頂いた物は以下の通りです。

枝豆
赤烏賊の塩辛
式根島の赤烏賊下足:日曜が定休日なので、月曜日は必ず大好物に有りつけます。
舞鶴の小豆羽太:訪問日により、異なる旬の高級魚が頂けるのも、毎日豊洲に通われる、当店ならでは。
三重の鳥貝生:旬は今月までなので、今の内に堪能。
小豆羽太の兜焼き:煮は有名ですが、焼いても本当に美味しい。

江戸前寿司
真子鰈の昆布締め
春子鯛の笹漬け
大阪の鯵の生姜醤油
赤烏賊の醤油レモン
玉子そぼろ海老
鮪塩漬け
帆立
干瓢巻き:当店の物は最高に美味しいです。鉄火巻きよりも、断然こちらがお勧めです。
浅蜊の汁:美味しすぎてお代わり。

中トロ握り:炙って貰い蕩けます。
当店のメニューは、刺身・摘み4500円、握り1800円か2800円、お任せ7000円(全て税・サービス料10%別)。握り1800円か2800円の差は、1800円が漬けなど下拵えした江戸前で雲丹・イクラ無し、2800円が生のネタで雲丹・イクラ有り。その他は、単品でも楽しめます。定休日は、日曜日が定着してきました。

昨年6月にリニューアル・オープンですから、もう少しで1年になります。当分口コミは書きませんでしたが、月に2、3度は通う常連で、アーンドラダイニング銀座に続く、東京の家庭の様なものです。前回口コミから、米国・英国のVIPをお連れする機会も有りましたが、こうゆう8席の店構えの本格的江戸前寿司ですから、大満足は当然でした。来日中のトランプ大統領は寿司はお嫌いで避けられましたが、海外のお客様の招待には一押しです。海外からの客は、 とろ鮪が駄目、烏賊は駄目や蛸は駄目など、注文が付く場合も多いですが、セットでも臨機応変に対応して頂けるので安心です。

昨夜のメニューを紹介。福井の漁師港近くに長いこと住んで、四季に移り変わる烏賊、特に下足が大好物だったので、これは必須です。

枝豆
ふき
小芝の赤烏賊下足
三重の蛸
三重の生鳥貝:今が旬でこんな美味しい貝を生で頂けるなんて最高。最近は来たら必食です
千葉の鯒:言わずと知れた高級魚。幼少期が瀬戸内だったので馴染みの魚ですが最近は漁獲量も少なく貴重。コリコリした河豚の様な食感は最高です。

江戸前寿司
気仙沼の真子鰈
佐賀県の小鰭:大葉が添えられてます
豊後水道の墨烏賊:塩とレモンの味付け
卵そぼろ海老:当店名物
長崎の穴子
三陸町の帆立:漬け
干瓢巻き
浅蜊の汁:美味しすぎてお代わり

こんな良いお店で8席しかなく、当日営業時間で架かって来る電話では断られることが多いので、事前に予約した方が確実。シェフは、至近の豊洲市場に車で毎日通われているので、特別食べたい物があれば、予約時にお願いしておけば、見繕って貰えますよ。
当店のメニューは、刺身・摘み4500円、握り1800円か2800円、お任せ7000円(全て税・サービス料10%別)。握り1800円か2800円の差は、1800円が漬けなど下拵えした江戸前で雲丹・イクラ無し、2800円が生のネタで雲丹・イクラ有りだそうです。その他は、単品でも楽しめます。定休日は、日曜日が定着してきました。

職場に出向で来日したパキスタン人、実は昨年4月に私が主催したセミナーに来日し顔見知りだったのですが、「日本食が勉強したい、食べたい」ということで、当店で煮魚、焼き魚、野菜の煮物と鮨を食べさせようと、前日にその旨伝えて予約して伺いました。

まず煮魚ですが「豊洲で岩手産の良い鰯がいたので煮ました」。20センチを超える大きな鰯で素晴らしい。パキスタン人は、箸使いはまだ慣れていなかったのですが、シェフと奥様の教え方が上手かったのか直ぐに上手に使えるようになり、真ん中の背骨だけ残して綺麗に平らげました。上手いものですねー。野菜の煮物は大根。これも良い味が出ていて、同僚も満足。これで日本の煮物は覚えました。シェフは毎日車で豊洲に行かれているので、気に入った魚を少量でも入手でき、注文に応えて頂けるのも、当店の強みです。

次は焼き魚です。銀鱈の西京焼きは間違いないですね。同僚は、皮も含めて完食で、焼き魚も覚えました。終えた頃に、これも絶品の茶碗蒸し登場。煮物も焼き物も茶碗蒸しも、最初から最高を食べさせたのは、今後のハードルを上げたかもと少し心配。

あとは、千八百円の江戸前鮨を握ってもらい、最後の椀で締めです。

この間に、同僚のパキスタン人は、御夫妻でこられた日本人のお客さんの御主人の英語の話し相手をし、帰る頃にはメールの交換までしていました。こういうところ、8席のカウンターでも、銀座や六本木と異なりアットホームなのが、当店の魅力だと思います。
当店のメニューは、刺身・摘み4500円、握り1800円か2800円、お任せ7000円(全て税・サービス料10%別)。握り1800円か2800円の差は、1800円が漬けなど下拵えした江戸前で雲丹・イクラ無し、2800円が生のネタで雲丹・イクラ有りだそうです。その他は、単品でも楽しめます。

前週の金曜日の17時過ぎに予約なしで立ち寄ると「すみません、予約で詰まっています」。応援している店が満席というのは、嬉しいものですよ。「全然、気にしないで」。

水曜日の17時過ぎに伺い、キープしているサントリー角を頂きます。お通しはソラマメ4つ、大きくて良い湯で加減です。

前回までは、秋刀魚の煮付けが何とも言えず美味しくて、注文するも「今年は良い秋刀魚が在ったので続けたのですが、急に無くなりました。さすがに季節ですね」

「煮が無いんだったら、焼きは何かな?」「牡蠣、お任せで出してます。あとは、銀鱈の西京焼き。前に出した、海老も出来ますよ」「じゃあ、牡蠣と西京焼き。あと、美味しかった茶碗蒸しも、時間かかるんですよね?」「30分位」

牡蠣は、薄い長方形にされて、照り焼きですかね。殻を付けて醤油だけの味付けの一般のものとは一線を画します。味わい深く素晴らしい。

西京焼きは大きくて、脂が乗って、鱈がこんなに美味しいのかと、改めて感じ入ります。最後は皮まで。

茶碗蒸しは鉄板ですね。「あとは1800円のにぎりをシャリ少なめで」

そい昆布締め
コハダ(小鰭)
墨烏賊
海老
帆立
鮪(塩)
イクラ(自家製醤油漬け)
干瓢巻き: 絶品

こんな箱と質と接客と料金で頂ける店は稀有かと。
当店のメニューは、刺身・摘み4500円、握り1800円か2800円、お任せ7000円(全て税・サービス料10%別)。握り1800円か2800円の差は、1800円が漬けなど下拵えした江戸前で雲丹・イクラ無し、2800円が生のネタで雲丹・イクラ有りだそうです。その他は前回注文した様な、単品でも楽しめます。

土曜日午後に、米国VIPを成田空港までお出迎え。予定より1時間ほど早いお着きはネットで確認済み。成田空港駅から三田(田町)駅までは、京成・都営浅草で直通のアクセス特急・エアポート快特が特急料金なし(1380)で早く(1時間10分)お勧め。JR特急利用では3000位まであるので。ホテルにチェックインで荷物だけ部屋に置かせてタクシーで当社にお迎え。既にセッティングを終えた月曜からのミッションの会場で、通訳マイク・イヤホンやパワーポイントの映像を確認後、徒歩5分の当店へ。

お任せで、当社日本人スタッフはビール、米国VIPは冷酒で乾杯。以下、頂いたメニューは以前のお任せを参照して頂くとして、特段のものだけ紹介。

何時もの枝豆は消えて、烏賊の塩辛。絶品です。

秋刀魚の煮付けは、米国VIPに大好評。我がマネジャーの指導が絶妙で米国VIPの箸使いが、下手な私以上になって行きます。

摘みの最後の牡丹海老は、ねっとり甘みが凝縮され、最高ですね。忙しくない時に、シェフに下拵えの妙味を聞かねば。ここでVIPの1名は満腹でストップ、会話には参加すると。機内食との関係でしょう。米国からの午後の入国では、午後10時位まで起こしておくのがジェットラグ解消のポイント。後日談で、ホテルに帰って爆睡で翌日の冨士・箱根ツアーで、解消。

最後の甘海老の頭の入った味噌汁は、この世のものと思えない絶品。

海外VIPを年に数度は迎える私にとって、当店と倶楽湾とゆすら堂の存在は、必須かつ幸です。
大事な情報を書き忘れていましたので、冒頭に追記。当店のメニューは、刺身・摘み4500円、握り1800円か2800円、お任せ7000円(全て税・サービス料別)。握り1800円か2800円の差は、1800円が漬けなど下拵えした江戸前で雲丹・イクラ無し、2800円が生のネタで雲丹・イクラ有りだそうです。その他は今回下記で注文した様な、単品でも楽しめます。

単身赴任の私にとって、東京のホームと呼べる店はアーンドラダイニングとシターラ青山。気兼ねが何も無く誰でも自信を持って招待できるのが、私のホームの定義。勤務先至近の当店は、それらに連なる店になる予感がしています。

築地から豊洲へ移転で3日間休みの当店には豊洲の様子伺いに前日の11日に行きたかったのですが、11月初旬に迎える米国のVIP(到着直後にこちらでディナー予定)との技術的な詰めで多忙ゆえに、一段落した12日(金曜日)に訪問。

8席で迎えながらも、同形態の「さいとう」等のスタッフの多い超一流の店とは異なり、にこやかな奥様との接客は、和めます。

頂いたのは以下(全てサービス10%と税8%が加算)です。小食の私は、この日は摘みだけです。お勧めを訊いて選択。何れもたっぷりの、4、5切れです。

キープしている角(4000円)にロックの氷(ボックスで400円)。

蛸(1200円)

勘八(1200円)

鰯(900円):塩で〆ています。泳がせてその場で食べさせる大洗の大森とは趣が異なりますが、これはこれで一品に仕上がっています。

穴子(1000円):江戸前は下拵えが煮穴子で少し甘めの味が付いているので、シェフのお勧めはたれよりも塩。全体に塩を振るのではなく、1点に。単品で宣伝するするだけあって、絶品。

秋刀魚煮付け(400円):絶妙のパリパリで、是非とも!
マイレヴュアー様と二人で伺いました。
メニューは、刺身・摘み4500円、握り1800円か2800円、お任せ7000円(全て税・サービス料別)と表示されており、お任せを注文。飲物は、4000円で角瓶をキープしました。ハイボールで頂きます。

摘み。
枝豆
冬瓜 蟹あんかけ【出汁が良い味出てます】
中トロ【とろけます】
伊佐木
縞海老【もっちり】
墨烏賊
佐島蛸
石垣貝
銀鱈西京焼【脂が乗って良い焼加減】
出し巻き玉子

握り。
ソゲ

鮪塩漬け
海老玉子そぼろ
帆立醤油
烏賊塩
イクラ醤油漬け
穴子
雲丹【炙りは絶妙】
玉子
干瓢巻き

あさり味噌汁

デザート・チョコレート

刺身も握りも全て下味がついており流石に江戸前ですね。特に塩味は、あまり頂いたことがなく新鮮でした。

高級鮨店は、多少緊張感が有りがちですが、いけ面で気さくなシェフと奥様の運営で、リラックスして頂けるのは、嬉しいです。

東京の鮨屋の潮流は、数寄屋橋次郎の様な凄い老舗か、さいとうの様な新興の辣腕が、7、8席位で予約が取れないというものですが、こちらの様な古くからの庶民的な鮨屋が、代替わりで高級路線に衣替えというのは素晴らしいと思う。生まれた頃からの芝浦が語れる、それも現時流の8席のラグジュアリーな空間で、全て下拵えした江戸前が、今はリーゾナブルな値段で頂ける。常連になるのは今がチャンスですよ!

11月上旬に米国の専門家を招く8席を予約して、大満足で店を後にしました。

追補ですが、我々の後に入店されたカップルの方々、未だ2つしかないレヴューの私のを御覧になり、来られたとのこと。レヴュアー冥利に尽きますね。
田町の芝浦側の再開発で、2年以上をかけて商店が中心のビルが最近完成しました。着工前には、殆どの店が閉店・お別れの中、当店は再度のお迎えを予告していました。

実は、前回の中断前には、訪問したことがありませんでした。本日訊くと、一時休店の前は現在のオーナーシェフのお父様と職人1名と彼の3名で、良くある街中の鮨屋スタイルで営業していたそうです。

変わりました。8席の、所謂、高級仕様の面構えです。夜は、お任せ7千円+サービス10%+税のみ。奥様と二人でのオペレーションなので、この値段でも、営業上は大丈夫なのでしょうか。

米国と英国のVIP2名、韓国からの出向者1名の、計4名の初訪だったので、彼らへの説明に気を取られていたので、料理の詳細はごめんなさい。

摘みで、トロ、ボタン海老、コチ、蛸、漬けの赤身ともう一品辺りかな。次に西京焼き。

鮨に移り、10巻ほど。最強は、穴子と醤油ストップの白身辺りですね。

私は、”さいとう”も2度の経験があり、流石に極上とのレヴェルの差は分かりますが、その経験からしても、断言して、良い店です。

この値段で当分は当社が社用で使える店として活用させて頂き、シェフは若いので、ゆくゆくは予約が取れない店に発展して頂けることを、期待しています。

  • 米国VIPと前菜から
  • 鮪を拝見
  • お任せの一部
  • 頂きます

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6位

日本酒バル ゆすら堂 (田町、三田、芝浦ふ頭 / 日本料理、日本酒バー、バル)

1回

  • 夜の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 4.5
    • | 雰囲気 4.5
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク 4.5 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥10,000~¥14,999 -

2018/03訪問 2018/04/09

料理・酒共に非常にレヴェルが高く、並のVIPの接待には持って来い!

毎日の通勤経路の三田駅から会社のオフィスの間にある箱根そば田町芝浦店の2階にあり、前から気になってました。

並のVIP用に重宝していた「牡丹」が昨年の夏に閉店したため、芝浦・田町界隈以外の店をこの様な用途に使っていたのですが、今回RomaniaからのVIPを芝浦のホテルに滞在させることにしたので、至近の当店を使ってみることにしました。食べログの評価は芝浦・田町界隈の日本料理では5位ぐらいですが、レヴューを読むと日本酒に拘り、これに合うモダンな日本料理を出すということ、評価の低いレヴューは量が少ないとか高いとかなので、1人1万円の予算であれば、ピッタリかなとの事前の目論見です。

2週間前の3月中旬の17時頃に予約の電話を入れると、女性スタッフが「金曜日なので6名の予約が受けられるか否か不明で、店主が17時半頃に来たら、折り返し電話させます」とのこと。カウンター13席 4名様テーブル×3席とありますので、6名だと4名テーブル2つを使うことになるため、大人数の場合は、早めの予約が良さそうですね。

17時半にゆすら堂の田中です、と店主様から電話があり、18時から2時間半までなら6名様の予約は喜んで受けられますとのこと。当方1名の予算が1万円なので、料理と酒で1万円にして下さいと頼むと、「コース設定はないのですが何とかやってみます」と受けて頂けました。

当日18時に伺うと、4名用テーブル2つに、3名ずつのセッティングです。5名は白穂乃香生ビール(680)1名がハイボールでスタート。

料理は先ず、菜の花のお浸し、山うどの酢味噌和え、蕨の山葵和え、からスタート。季節の旬で攻めてます。(既に10日ほど経ちメモもないので、以下に全品が網羅されているかは自信なし)

次は非常に大きな蛤の酒蒸。貝殻がこの大きさの蛤は見たことがありますが、大きな貝殻からはち切れんばかりの身は、お目にかかるのは初めてです。スープも身も絶品。

高級食材の刺身の5種盛りが各人に1皿ずつ。参加者の1人は「これだけでも当店に来た甲斐がある」。

当店名物の熊本産極上大トロ馬刺しも、各人に1皿ずつタップリな量。

天婦羅も来ました。楤芽は必食ですが、大きな椎茸に海老しん薯を詰めたものは小食のRomaniaからのVIPと私は海老しん薯だけ頂きます。良い仕事がされてます。

今まで見たことのない大きさの金目鯛の煮付けが、大鉢で登場。この頃にはRomaniaのVIPと私は味見程度。煮付けに目の無い参加者は「こんなに美味しいのは残すのが勿体無い」と骨だけ残して平らげました。感心、感心!

更に大きな鰤鎌の塩焼きも登場。参加者がRomaniaのVIPは既に満腹というのに気付かず彼の分も取り分けると、チョッと味見をして「Delicious !」と言って無理して平らげました。私はもう入りません。

飲み物は上記の1杯ずつの後は、人数分の半合の錫の徳利で、2種の冷酒が出されました。後半のひとつは確か岐阜産と紹介されましたが、もう一方は覚えてません。

料理7,500円と酒2,500円見当で組んだとのことで、非常に質が高いのは勿論ですが、一般的な胃袋の方なら大満足な量です。

大満足であったことを店主の田中さんに告げ「同様な機会があれば使わせて頂きます」と言うと「今回こうすればモット良かった等の要望があれば、次回の予約時に何なりと仰って下さい」と非常に頭の下がる対応でした。

我々のマネジャーは大変気に入り、次の機会を画策しているようです。

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7位

倶楽湾 (田町、三田、芝浦ふ頭 / 中華料理)

7回

  • 夜の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 4.2
    • | 雰囲気 4.2
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク 4.2 ]
  • 昼の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 4.2
    • | 雰囲気 4.5
    • | CP 4.2
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    ¥8,000~¥9,999 ¥2,000~¥2,999

2019/12訪問 2020/02/21

ランチセットに北京ダックを追加して大満足!!

下記レヴューにおいて、北京ダックは、1/4羽(2750円、包みで2個)から対応できることを確認しましたので、追記します。
--------------------------------------------
会社の部の歓送迎ランチで利用しました。予算は1名3千円。2Fのテーブル4卓4名ずつで16人。べジタリアン1名を含みましたので、以下のメニューをお願いしました。ランチセットに一通りの物は付いていますので、一点豪華主義で、北京ダックを入れました。

1卓あたり下記の4種をシェアー
ランチセット 鶏唐揚げ甘酢たれ 1300
ランチセット 蟹豆腐餡かけ風 1400
ランチセット 黒酢酢豚 1400
ランチセット 海鮮野菜炒め 1500
ランチセットは、スープ、ライス、搾菜と特性デザート付き。スープとライスはお代わり自由。
――――――――――――――――
    5600 x 4 = 22400

北京ダック 2羽 (15人分) 22000

五目野菜炒め(単品)     1540
ベジタリアン点心        330
―――――――――――――――――
               1870
――――――――――――――――――
総計  22400+22000+1870=46270

日本の他、韓国、中国、インド人スタッフが参加しましたが、全員大満足でした。北京ダックを入れると、和田アキ子がテレビ番組で系列店の北京ダックを人生最高と大絶賛などのエピソードも入れられますので、良いと思いますよ。

4、5名以上のグループでの平日ランチ利用では、このスタイルが絶対のお勧めです。北京ダックは、半羽(4、5名分で、5,500円)から対応できると思いますが、事前予約で確認されることをお勧めします。
当店のランチはセットが広東風蒸し点心二品を追加しても千円台で頂けますが、『黄浦コース』 HUANGPU COURSE 税別3,000 円、『浦東コース』 PUDONG COURSE 税別4,000 円、『外灘コース』 WAITAN COURSE 税別5,000 円のランチコースも、内容的にはディナーに比べてかなりの割安感があり、中々な物です。

ランチでは従来は1,500円以上であれば席料無しで個室利用ができたのですが、4月から個室利用ポリシーが変わり上記の税別3,000円以上のコースが必須で更に10%のサービス料が加わることになりました。これは実質的な値上げと取られる方もいらっしゃると思いますが、予約無しでは恒常的に待ちが生じている現状の解消と、どうしても個室が必要な要件が急に入った場合の個室確保の観点から、妥当な判断と思います。

今回は東北からのゲストを迎えての6名での会食で、『外灘コース』を選択。メニューは以下の通りです。
前菜四種盛り合わせ
本日の海鮮料理:海老と帆立の八宝菜風の味付け
フカヒレと干し貝柱のスープ:中華では重宝の乾燥・戻しの両雄を協賛した最高級です
名物北京ダック:和田あき子が某人生最高TV番組で一番と断言した逸品がランチコースで食せるとは何とも贅沢
黒酢の酢豚:これも当店名物で多すぎない3切れ
タラバ蟹と野菜の炒飯:蟹はタップリ
パティシエ特製デザート:アイスクリーム、プディング、チョコ系の三種(当店のパテシエがスウィーッのみ販売するPtisserie PORT SINCEREも田町駅近くに在ります)

一品毎の量を少なめにし、3,000円と4,000円には付いている広東風蒸し点心二品を省き、最高級のスープに当店自慢の海鮮・北京ダック・黒酢豚が頂けるのは、特に日帰りの東京以外のお客様には重宝すると思います。案の定、当日のゲストが大満足であったことは、言うまでもありません。

席は10%サービス料を払ってまで個室にする必要なしと判断。一般席は1Fと2Fで特に仕切り等ないのですが、更に1Fを奥に突っ切った所にある階段を登った所にある中二階に通されました。ここは20名位のキャパですが、多少のパーティションが適度に配置され、1Fと2Fよりはグループの独立性が保たれ、快適でした。このような用向きでは、中二階でとお願いするのも良いでしょう。蛇足ですが、この部屋には、まだ仲良き時代に訪問した際のスマップの写真が飾られています。
米国からのVIPを招いての2日間のセミナー、9時から18時過ぎまでの缶詰状態の1日目の夜の懇親会、36名予定。会社から至近で落ち着けて高級感も有りということでは、日本料亭の牡丹が無くなった今では、こちらしかありません。

1ヶ月と少し前に予約に伺い、8000円の特別宴会プラン(税・サービス料込み)でフロントの女性スタッフと交渉するも、個室は10000円からとのことで噛み合わず。この様子を見られていた総支配人の嵒瀬(いわせ)さんが、人数が纏まっているので個室を用意しますよとのことで、開店前だったので3階に案内されます。良い雰囲気の大きな個室に6人がけの丸いテーブルが5卓配置されていましたが、こちらに10人がけの丸いテーブルを4卓用意させて頂きますとのこと。

当日は予想通り質疑等が長引いて18時半頃からの開始となりましたが、全く滞りの無い接客と給仕で、皆様、豪華な部屋での高級中華に大満足な御様子でした。

前菜四品盆(前菜4種盛り合わせ)
羅勤炒魚球(白身魚のバジル風味)
紅焼魚翅湯(上海風フカヒレスープ)
黒酢炸排骨(黒酢の酢豚)
彩式蒸点心二品(広東風蒸し点心二品)
蕃茄牛松炒飯(牛肉とトマトの炒飯)
倶楽湾特製甜品(パティシエ特製デザート)

飲み放題ドリンク・オーダー1.5時間
瓶ビール
紹興酒・杏露酒・桂花陳酒
パライソ(ソーダ)
カンパリ(ソーダ、オレンジジュース)
カシス (ソーダ、オレンジジュース、ウーロン)
ソフトドリンク
烏龍茶・オレンジジュース・ピーチジュース
コカコーラ・ジンジャーエール
グレープフルーツジュース・マンゴージュース
国内向けの技術支援の打合せを当社で行うということで、会議前の時間調整はでき1時間半は昼食時間に取れることから、個室使用の10%を加えて会社の交際費のVIP以外のランチ用の上限(5000円)に入るように、『浦東コース』を4名で予約。厨房の工事と多分お盆休みの開けた、24日金曜日に予約。

『浦東コース』
PUDONG course
3,600 円(税込3,888 円)
前菜四種盛り合わせ
鶏出汁入りフカヒレスープ
本日の海鮮料理
広東風蒸し点心二品
干し大根と豚ひき肉の炒飯
パティシエ特製デザート

来客は折角遠方より新幹線で来られるので、これより高いコースに入っている北京ダックを入れられないか思案。ランチメニューを比較しても、飛び切り高そうではないので、駄目もとで、追加料金で本日の海鮮料理を北京ダックに変更を電話で交渉。税・サ抜きで1人500円の追加で、快く引き受けて頂きました。税・サ込みで19,483と絶妙です。

11時45分に到着すると3Fの個室に案内されます。
前菜四種盛り合わせは、海月、ポーク照焼、鴨、インゲンの炒め。
フカヒレスープは、鱶鰭がタップリ。
スープを飲んでいる最中に接客スタッフが焼き上げた小振りの北京ダックを見せに来て、これから皮だけ剥いで、食べ易いように巻きますが、宜しいですか? 勿論お任せです。
程よい時間に、長さ10センチ以上の生春巻きのように胡瓜と味噌と一緒に巻いて登場。見た目は小さく見えましたが、存在感は圧巻です。当店名物との評は、偽りではありません。遠方よりの客も、何年振りかなーと、満足のご様子。
広東風蒸し点心二品は、韮とシイタケの2種。
干し大根と豚ひき肉の炒飯は、色は濃いですが、旨みが溢れてます。小食ゆえ、泣く泣く半分残す。
パティシエ特製デザートは、杏のシャーベットアイス、杏仁豆腐、小さなケーキ。

最後の最後まで、遠方からの客と、会議に参加する一緒に働いている米国人は、大満足のご様子。
同じ様なシチュエーションがあれば、同じコースで頂きたいと思います

職場が日本人半分以下で、アジアの会社からの出向者・退職者で構成されるので、特に、イスラム教の戒律に基づくハラル方式で捌いた肉以外は駄目なパキスタン人や、各種レヴェルのヴェジタリアンから成るインド人が入る送別会・歓迎会などで、重用させて貰ってます。

今回は、インドからの出向者の同僚から、出向元の社長が当社を訪問し、会社の近くで、インドからの出向者・退職者の社員と懇親のランチをしたいとの要望があり、迷わずこちらを推薦。依頼者を伴い、2日前に予約に伺いました。

通常のランチ会は昼休みの1時間に限られるので、2回目のレヴューの様な1500円位のランチセットになるのですが、今回は7名の個室利用(サービス料10%)で1時間半の時間を取れるということで、ランチコースの「黄浦コース」(2,500×1.08×1.1=2,970)を選択。

ベースを以下のメニューとして、ラクト・ヴェジタリアン(動物肉・魚介類×、卵×、乳製品○、蜂蜜○)4名と、ノン・ヴェジタリアン(但し、牛・豚×)3名で、調整して頂きました。

「黄浦コース」
前菜四種盛り合わせ
タラバ蟹肉入り中華風コーンスープ
本日のおすすめ肉料理(ノンヴェジは鶏肉と海鮮、ヴェジは野菜各種)
広東風点心二品
チャーシューとレタスの炒飯
パテシエ特製デザート

個室の雰囲気も料理も間違いないのですが、社長を始め参加者が表情を浮かべて言った「エクセレント!サンキュウ!!」の満足度が、私の予想を超えていましたので、紹介者冥利に尽きるというものです。

大事な時には、また利用させて頂きます。
職場から徒歩2分の好立地な高級広東料理店で、実は4月上旬のルーマニヤからのVIPの7、8名でのフェアウェルディナーでも訪問したのですが、メニューは異なるものの8千円の飲み放題つきだったので、レヴューは省略しました。その時も4.2評価を変える必要が無かったのは、言うまでもありません。高級店で、安定感抜群。

今回は韓国から4年間出向していたスタッフが出向元に帰るということ、引越しなどで夜は時間が取れないということで、同じフロアの同僚25名での利用です。

当店のランチは、税別2500円から5千円以上までのコースがセットされているのですが、そちらを選ぶと急いでも1時半半は要するので、昼休み1時間に収まる、セットから選択です。

1番安いのは、日替わりの本日のランチ、ライス・スープお代わり自由の1050円。

次は、今週のランチ、搾菜・ライス・スープに、週の各日共通の5種の料理から1つを選択です。これもライス・スープお代わり自由で1250円。

この他に、各種炒飯と各種焼きそばが、搾菜・スープ付きで1300円から用意されてます。

これらに合わせる副菜として、小鉢と点心(韮と野菜の二つ)300円が用意されてます。

25人なので、個室利用が良いですよね。個室利用の条件は、1人1500円以上とサービス料10%。ちなみに小食な私は、五目炒飯1300円だけで副菜無しを希望したのですが、この条件は厳格と店から言われ、付けることに。ということで、普段は2階の大ホールと同様にオープンスペースで使用する1階の中ホールを、貸切の個室として使用です。当ビル全体を当レストラン用に建てられて内装もされており、天井も高く壁の作り付けの装飾も施され、雰囲気も抜群です。フロアースタッフも鍛えられており、こんな低価格でも高級店の雰囲気が味わえるのは、言うこと無です。

搾菜とスープが最初に出て、少し遅れて点心2種。ここだけでも、料理のレヴェルが違います。保温用のランプ付きの茶器で煎れた高級茶も楽しめます。普段ランチ抜きの私なので、この時点で少しお腹が膨れてきました。

メインの五目炒飯は予想通り量も多かったので、半分は量の食べられる若者達のグループにお裾分け。五目炒飯は金華ハムと海老も沢山入った豪華版で、パラッパラで玉子とのバランスも良く、最高です。

最後は当店が誇るパテシエが作るデザート。この日の抹茶プリンの美味しいこと。

我々のテーブルは、主賓を含む我がグループの4名だったので、私の外の2名には、メインの5種からの選択では、3種の別々を選んでシェアするように推奨。黒酢の酢豚、烏賊と野菜の炒め物と青椒肉絲の選択です。各々が量が有るので皆様は満腹になり、「これはシェアが最高だよね」と言いながら、大満足の御様子でした。

良くある普通のメニューを高級店でというのには、当店のランチセットはバッチしですね。5名までなら人数分の種類を頼んでシェアが、6、7人なら5種に五目炒飯や五目焼きそばを加えても良いでしょう。

高級店のランチを堪能させて頂きました。
(2017.4.5 ディナー訪問)
会社の台湾からの出向者の送別会、21名で利用しました。以前やはり送別会のランチで利用しましたが、会社から至近の徒歩2分です。有名人が利用する店として知られていますが、広い車道から歩道を介して目立たない入り口で、個室も大小8室備えているので、使い易いのでしょう。

予約した1番安い特別宴会プランは、2時間の飲み放題が付いて、税サービス料込みで1人8千円と、他のプランと比較して1番お得でした。宴会プラン以外は、サービス料10%が追加されますので、要注意。案内には、個室のご案内はお1人様1 万円からとなっていましたが、1人8千円でも個室に案内されて追加料金はありませんでしたので、人数や幹事の交渉次第ということなのでしょう。

飲み放題(2時間)メニュー:
アルコール;瓶ビール、紹興酒、杏露酒、桂花陳酒、パライソ(ソーダ)、カンパリ(ソーダ、オレンジジュース)、カシス (ソーダ、オレンジジュース、ウーロン)
ソフトドリンク;烏龍茶、オレンジジュース、ピーチジュース、コカコーラ、ジンジャーエール、グレープフルーツジュース、マンゴージュース

前菜4種盛り合わせ:鶏と胡瓜の辣油和え、海月頭、豚の照焼、インゲン
海鮮のネギソース炒め:烏賊、海老、アスパラ、ピーマン
上海風フカヒレスープ
黒酢の酢豚
季節の中国野菜炒め
広東蒸し点心二品;蒸し餃子、餡は海老、椎茸、人参、筍、木耳とパクチー
五目炒飯
パティシエ特製デザート

ランチの時にも感じましたが、前菜から料理のレヴェルの高さが分かります。この2年で10回以上、中国と台湾の1週間づつのミッションで出張して訪問先の所長と会食も数多くしていますが、勝るとも劣らないレヴェルが感じられます。今回特に気に入ったのは、海鮮のネギソース炒め、上海風フカヒレスープと蒸し餃子辺りです。

接客も非常に丁寧で博識、飲食のレヴェルと金額から大変気に入りましたので、送別会等で、インド料理店を使う以外は、また使いたいと思います。

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8位

SOMA (中津(阪急)、中津(大阪メトロ)、大阪梅田(阪急) / カレー)

1回

  • 昼の点数: 4.4

    • [ 料理・味 4.4
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP 5.0
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥1,000~¥1,999

2018/03訪問 2018/04/11

やっと行けました!再訪の価値あり!!

2月に当日券に並んで着席で2公演を見た石原さとみ主演の舞台「密やかな結晶」。前列で見たい、アフタートークも見たいということで、大阪公演初日(木曜日)の昼夜2公演(中央の前から3列と4列)を、1日有給休暇で夜行バス往復の0泊3日で見てきました。会場の大阪新歌舞伎座は、全席Sold Outで当日券は立見のみ。観客は8割がた女性で、同姓に圧倒的な支持を得ている石原さとみの人気に納得です。大阪との差はアフタートークで【(石原)リアクションが、東京や富山より細かくあって、他の公演とは違った。(山内)東京は紳士・淑女だから・・・・。】と述べられていたように、会場は大盛り上がりでしたが、やはり舞台は前列で見るべきというのが、実感です。

昼公演の開演が13時半なので1順目はMustということで、小雨の中11時に店頭に。カレーリーフの鉢が在るのは流石です。次の方が並んだのは11時20分、12時の開店時には10名超で1順目は満席。

カウンターに着席し注文を訊かれ「チキンキーマ+トマトカレー+肉のカレー(評判の良いラムキーマを指定)ライス半分」「辛さは5倍まで無料、そのままで中辛、3倍で辛口位、6倍以上から1倍につき10円」とメニューに書かれていたので、「十倍以上だと如何ですか?」「11倍からは加えるスパイスの種が違ってきます」ということでしたので、控え目に11倍(1,060円)にしました。1倍につき10円は安すぎ、元が取れないでしょう。

調理は下準備された4種程の素材を大鍋から小鍋に移して加熱して最後にパウダースパイスを加えるやり方です。5人分ずつの調理で、20分ほどでできあがり。

CoCo壱番屋の5~7辛位でしょうか、当時2週間ほどスパイス料理から離れていたので、素材の旨さを識別できる程度の丁度良い辛さです。

チキンもマトンもキーマの食感が良く、硬めに炊かれたライスとの相性も良いです。スパイス使いも複雑でグッド。花山椒が利いているので、大阪のカシミールと所沢のnegombo33を足して2で割ったような味と、表現しておきます。レベルはカシミールの次位でしょう。

帰る12時半過ぎには待ち客で溢れてます。待ち時間を少なくという向きには、余裕を持って11時半位がお勧めでしょう。

機会があれば再訪し、20辛位で頂きたいと思います。それにしてもつくづく思うのは、大阪には優秀な南アジア料理店は少ないのですが、スパイスカレーの良店はゴロゴロ在りますね。

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9位

シディークパレス 四谷麹町店 (四ツ谷、麹町、半蔵門 / インド料理、パキスタン料理、インドカレー)

1回

  • 夜の点数: 4.2

    • [ 料理・味 4.2
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク 4.0 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥4,000~¥4,999 -

2018/04訪問 2018/04/13

麻布十番から移ったシェフは健在でした!

パキスタンからの出向者が出向元に帰るということで、20名で利用。シディークグループのオーナーの息子の同窓生ということで、送別者本人の指定です。シディークは、麻布十番の店にはウイスキーのボトルをキープしたほどの常連でしたが、2015年9月に入っていたビルの建て替えで閉店、パレスはここ1軒になり、麻布十番のスタッフがこちらに移ったとのこと。早速厨房に顔を出すと、麻布十番でタカタックの調理を見学させてくれたシェフが居ました。私は良く覚えていなかったのですが、2名のコックさんも私を覚えてくれていて、握手を求められました。我々以外にも十名以上のグループや、4、5名での客で、8割方は席が埋まる繁盛振りです。サービスは滞ることなく回っていましたので、矢張り繁盛している方が、落ち着きますね。

注文は幹事さんにお任せで、3,000円のコースと1,500円の飲み放題(税別)です。飲み放題はビールが生だけでワインが赤白ハウスワイン限定で、ウイスキー(ジムビーム)も有り、一通り揃ってます。

パパドの次に出てきたチキンサラダは、チキンたっぷりでフレンチ風ドレッシングで和えられた細切りキャベツがメインで、大振りのレタスとキャベツが添えられ、胡椒が振られており、非常に美味しいです。一皿4人でのシェアですが、私ならこれ一皿で、一食として満足できるレヴェルです。

チリパコラは玉葱がしんなりしているタイプで辛くてこれはこれで美味しい、タンドリーチキンもジューシーで美味しい、マトンシークカバブは辛くて多少パサパサですが、こんなものでしょう。

カレーは3種で指定から選択。マトン、チキンと野菜です。当店名物のタカタックは選択肢にないので、私が3皿オーダーして支払い(税込4,050円)。コースのカレー3種は中の上レヴェルでしたが、タカタックは今回はブレイン入りで麻布十番時代からのブレナイ美味。出向者は3年2ヶ月居て、この間に出産退社と正規雇用転職で去った女性2名も参加していましたが、2名とも「これが一番。別格です」と唸っていました。

平日毎日開催のベリーダンスは、当ログで見かけた19時40分に始まらないので尋ねると、20時15分とのこと。最後は、客も舞台に上げて踊らせるのも、麻布十番時代と一緒ですね。

飲み放題が1,500円と安いのに比し、カレー3種は単品に比べてシェフの技を活かしきれていなく、焼き物の単品は比較的安いので、4名以上居れば単品メニューで3千円を組んだ方が、より堪能できると思いました。

テーブルが料理で満杯でメニューを見ることができず。麻布十番で頂いた、チキン・サッジ(sajji)やスティームロースト・ラーンが出来るのであれば、久々に食べログオフ会でも企画したいところです。

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10位

カーン・ケバブ・ビリヤニ (新橋、銀座、内幸町 / インド料理、インドカレー、パキスタン料理)

3回

  • 夜の点数: 4.2

    • [ 料理・味 4.2
    • | サービス 4.5
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク 4.0 ]
  • 昼の点数: 4.1

    • [ 料理・味 4.1
    • | サービス 4.5
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク 4.0 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥4,000~¥4,999 ¥1,000~¥1,999

2018/08訪問 2018/08/26

ザイド店長帰郷で不在も、氏のリーダーシップで、対応も料理レヴェルも完璧!

パキスタンからの出向者の最終出勤日ということが、朝礼で判明。実は出向期限が9月中旬まででありそれまでパキスタンに出張という事情。故に誰も送別会の準備をしていませんでした。彼は非常に有能で貢献度が高かったため、担当理事から是非とも送別会をとの言明、11時ころ。

頼りにされた私は、骨付きタンドリーチキン(ニュージーランド産)以外は全てハラル対応の、アーンドラ・ダイニングに電話。電話に出たサントス氏は、18時だと1名だけならOKだが、それ以上だと17時か21時でないと対応不可とのこと。シートアレンジメントを調整しても駄目そうで、昨日の12時前の電話なら、何とかなったとのこと。アーンドラ・キッチン創業時から2店を応援・支援してきた私としては、寧ろ繁盛が嬉しい遣り取りだったかも。

次に電話したのがこちら。「ザイドさん居ますか? TO.ですが」「帰郷してますが、私が承ります」「18時、12名」一分位間が空きます。シートアレンジメント調整でしょうか。「銀座の夜景が楽しめる特等席は準備できませんが、真ん中あたりなら大丈夫です」「一人だけヴェジタリアン対応で、良いですか」「勿論」

香辛料たっぷり料理+120分飲み放題コース(19品)は5,150円ですが、十人以上で1人無料になるので、この手の送別ディナーの会社補助の上限の1人5,000円を下回ることで、使い易いです。(サルマティッカアンドビリヤニも同様で何回も利用)

18時過ぎの開始時で、最初の飲み物のオーダーから提供まで早やっ!このコースにはインドビールやインドワインも含まれているので、お値打ちです。

19品の提供は、19時20分ころには終わり、その手際の素晴らしさは、感動もの。週末なので大阪に帰るので19時半には退席という方も、ロシア方面から当日帰日のスタッフの早退にも、大変に好都合でした。

送別者の奥様は、料理上手で有名な方でしたが、彼女も全部美味しいと、食べ残しなし。

また、使わせて頂きます。
当社でRomaniaからの講師を招いたパキスタン技術者のための勉強会を開催し、そのウェルカムディナーを13名で実施。

これまでの同様のミッションでは品川プリンスホテルの宿泊者が多かったので、交通の便の理由で品川のサルマティッカアンドビリヤニを利用していましたが、今回は参加者の宿泊を芝浦のホテルにしたため、多分こちらの方がレベルは高いだろうと、3年半ぶりの訪問となりました。

香辛料たっぷり料理+120分飲み放題コース(19品)は5,150円ですが、十人以上で1人無料になるので、この手のウェルカムディナーの会社補助の上限の1人5,000円を下回ることで、使い易いです。(サルマティッカアンドビリヤニも同様で何回も利用)

18時過ぎの開始時で、各々十名程度のグループで7割方の席が埋まってます。19時半位では、ほぼ満席です。

これだけ繁盛して10名程度のグループばかりだと、オペレーションに不都合が起きても不思議ではありませんが、ザイド店長のリーダーシップによりスタッフは鍛えられており、参加した全員がオペレーションの良さに感心しきりでした。

メニューはサルマティッカアンドビリヤニも共通ですが、何気にスパイス感などが、当店の方が優秀と思われたのは、気のせいでしょうか。

また、使わせて頂きます。

(2014.8.24 ランチタイムにアラカルト訪問)
マイレヴュアー様方が当グループの他店比でビリヤ二や北インド・パキスタン料理を高評価し、私の信頼申し上げているとある方からは南インド専門の料理人を配して南インド料理にも力を入れているとの情報を得て、50%割引のプレミアムクーポンを発券して昼に夜メニューを注文することで予約の上、日曜日の開店時刻に伺いました。

新橋駅に近い銀座8丁目の博品館の6Fに広く80席を配置し、黒を基調としたオシャレな席からは、眼下に銀座の街並みが眺望されます。

予約時に呼んでくれと言われたザイド氏が待ち受けていて席に案内されます。「南インドにも力を入れているということで、南インドのマトン、シーフード、野菜のカレーのお勧めを一品ずつ。辛くスパイシーにしても美味しい物は辛く、そうでない物はデフォルトで」。グランドメニューを取って来て、ページを捲って後述する3品の説明をしながら勧められます。「小食なので、カレーは7割程度の量にして、サフランライスはハーフで」。キングフィッシャーも注文。

直ぐにキングフィッシャーとサービスのサラダが来ます。玉葱、キャベツ、きゅうりの他、豆腐とワカメが入っているのが珍しい。数多く作って保管したものを持ってきた感じで、特筆なし。

次にタンドリーチキンがサービスで。典型的な赤い物で、ジューシーで、普通に美味しいです。

ここで、グラスワインを赤で注文。銘柄を訊くと、ボトルを持ってきます。グローバーですね。冷蔵庫で完全に冷えきっているので「常温じゃないんですね」。「常温もありますよ」ということで、たっぷり頂きます。

待つこと15分位で、ラム・ヴェンチェナ・マムスム・カレー【ブラウンオニオンに沢山のスパイスを使った南インドのラムカレー】(1440円)が登場。アーンドラのマトンヴェプドゥからココナッツを除いた感じ、そう、ビンディベイガンの味付けに近く、グリーンチリで辛くしたドライタイプです。これは南インドしてますね。美味しいです。

次にサムンダリ・カザーナ【エビとホタテとカニを使ったインド南東部の伝統的な家庭料理】(1595円)。メニューの説明に書いてあるエビとホタテではなくムール貝?を使っているのかな。サムンダリ=シーフード、カザーナ=宝物なので、日によってシーフードの素材が違うのでしょうか。ココナッツミルクベースで、貝の身もゴロゴロで、グレービーにもその旨みが出ており、葱や生姜をアクセントに優しいスパイス使いですが、素材の旨みが引き出されていて、美味しいです。

最後に、ニルギリ・ベジタブル・カリ・コルマ【ミントとコリエンダーを使ったココナッツベースの野菜のカレー】(1340円)。ミントとコリアンダー種とパクチーを使ったココナッツミルクベースの、これも優しいカレー。アーンドラキッチンのデャニヤ・チキンやダバのラムコリアンダーマサラ様の中粘度のスープにムング豆、チャナ豆、玉葱などのヴェジ。豆の旨みが良く出てます。この中に薄い長方形の小片があり、歯応えが良く最初はエリンギかと思うが何か違う。訊ねると、自家製パニール。これは面白いです。

共に頂いたバスマティのサフランライスは、疎らにサフランが少量入っており、優しいカレーに良く合います。ドライな辛いマトンカレーにはチャパティ辺りが良いのでしょう。

食べ終えて素晴らしい南インドのカレーだったとザイド氏に告げると、南インドのカレー担当のバンガロール出身のSAMUEL ANTHONY氏を連れて来てくれました。

食べログの店の広告に「33種類のスパイスで調理したカレーにバスマティ米を重ね、弱火でじっくり蒸し上げた、インド風炊き込みご飯」と紹介されているカッチ(肉を生から蒸し上げ)ではないけどダム(蒸し上げ)で仕上げたパキスタン式のビリヤニが蒸し上がったということで、30センチ強の直径で30センチ弱の高さの寸胴鍋の、半分位の高さまで入ったビリヤニを、コックが席まで持って来て、見せてくれました。当グループの他店のビリヤニはマイレヴュアー諸氏の評価の低い物もありましたが、パキスタン式では一番好きなアルカラムの物に匹敵する出来だと想像されます。試して!と乞われるも、満腹ということで、丁重にお断りしました。

オープンしたてということで、破格のサービス料金など設定して、かなり上質な料理を出すべく、頑張っていますねー。

レヴュアー様方の多くが、ビリヤニや北インド・パキスタン料理をレヴューされていますので、今回は南インドのカレーをレヴューしてみました。

結論から言うと、現地の名前の付いた、特徴ある南インド料理を、上手いコックはスパイスの量を投入し過ぎないで素材の旨さを引き出すという基本に忠実に、丁寧に作られていることに、感心しました。銀座にもアーンドラダイニングと競合できる南インド料理を出せる店ができたことは、楽しみが、一つ増えました。

帰り際、ザイド氏からアドバイスを求められ、自分の名前がプリントされた名刺を作って、訪問されたお客様に渡すように、言っておきました。

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