グラッパ55さんが投稿したアルテッツァ・トマム(北海道/トマム)の口コミ詳細

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グラッパ55 (60代後半・男性・福岡県) 認証済

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アルテッツァ・トマムトマム/イタリアン

1

  • 夜の点数:4.0

      • 料理・味 -
      • |サービス -
      • |雰囲気 -
      • |CP -
      • |酒・ドリンク -
1回目

2020/10 訪問

  • 夜の点数:4.0

    • [ 料理・味-
    • | サービス-
    • | 雰囲気-
    • | CP-
    • | 酒・ドリンク-

黄葉の北海道~十勝地方 - ルイガノ旅日記

北海道3日目の朝、温泉にゆっくり浸かっていたら、思いのほか出発まで余裕がなくなってアタフタ(笑)
それでも食事の後、短時間ですがホテルの裏庭から霧雨に煙る阿寒湖を眺めました。昨夜は、アイヌ民族の伝統行事を再現した「カムイへの祈り」もキャンセルとなったくらい雨脚が強まったので、天候は回復傾向にあるようです。

さて、この日の観光は阿寒摩周国立公園の最西端に位置するオンネトー散策から。着いたときには周囲は低い雲に覆われ、周囲の山々もほとんど見えませんでした。

アイヌ語で「年老いた湖」を意味するオンネトー。1周2.5㎞ほどの小さな湖ながら、いかにも神秘的な雰囲気を湛えていました。

季節や天候、風向きなどによって湖の色が変化することから、五色沼とも呼ばれるオンネトー。
湖の色の変化には、雌阿寒岳の火山活動と細菌類の複雑な働きなどが関係していると言われています。とは言えその昔、同じ湖の中でも場所によって色が違って見えることや、光と影が動き、微かに風が吹いただけで湖の色が変わるという自然の驚異を前に、アイヌの人々が抱いたであろう自然や神々への畏敬の念はいかばかりだったことでしょう。

次第に雲が切れて、日本百名山のひとつ雌阿寒岳(左)と阿寒富士(右)が、その美しく端正な姿を垣間見せてくれました。湖面にうっすらとシルエットが映り込んでいますね。

次第に天候が回復してくる中、十勝平野を抜けて上士幌町のナイタイ高原牧場を目指します。(「ナイタイ」はアイヌ語で「奥深い沢」)
牧草地なんでしょうか。見渡す限り広い草原が続いていました。

日射しがそそぐ白樺の森も……。

ナイタイ山の山麓に広がるナイタイ高原牧場には、上士幌町の内外から預かった牛が放牧されています。(この日は、その姿を見ることができませんでした)

見わたす限りすべてがナイタイ高原牧場。総面積約1,700ha(東京ドーム358個分)もある日本一広い公共牧場です。
鹿は頻繁に姿を見せますが、時にヒグマが現れることもあるそうです。なんとこの日は、「熊出没中」の標識が掲げられていました。「出没注意」ではなく「出没中」の場合は、本当に注意が必要だとのこと……(^^ゞ

ナイタイ山の山麓(標高800m)に昨年オープンしたナイタイテラスへ。

(今年の営業は11月1日で終了しました。来年は、4月21日からオープンする予定です)

全面ガラス張りの展望カフェ。目の前に十勝平野、帯広の街並みが広がっています。

カフェの名物は、バニラとショコラをミックスした「うしソフト」。思わずふふっと笑ってしまうネーミングですが、ほんとに美味しいです(^^♪
このほか、バーガーやサンドイッチなどの軽食もありました。

下から見上げたナイタイテラス。

暫しテラスの周囲を散策しました。

岩のモニュメントがいっぱい。

北海道の面積の1/10を占める十勝平野。その向こうは太平洋。遮るもののない大パノラマです。

振り返り見るナイタイ山の頂き(標高1332m)。

再び車窓の風景です。

まっすぐな道がどこまでも……。

広大な畑があちこちに……。十勝地方は、畑作や酪農の大規模経営が多く、その食料自給率は1,000%(100%じゃないですよ)を優に超える日本でも屈指の農業地帯です。

ひたすら道路を走るだけで、旅人が北海道に期待する雄大で牧歌的な風景が続きます。

日高地方と十勝地方を結ぶ標高1022mの日勝峠(にっしょうとうげ)。遠く十勝平野が広がっています。
私たちは立ち寄りませんでしたが、この近くに日勝峠第一展望台(標高740m)があり、そこから一望する十勝平野の眺めはナイタイ高原と並んで素晴らしいものだそうです。

日勝峠の十勝亭でランチ休憩を……。
せっかく十勝に来たんだからと頼んだ豚丼はボリューム満点。しっかりした味付けでご飯が進みました。

牛とろフレークを使って、程よく脂がのった牛とろ丼。どちらにも山わさびが添えられていて、これがなかなか美味しかったです。

旅先の食事には地元のビール。サッポロクラシックを瓶で……

まだ明るいうちに、占冠村の星野リゾートトマムに到着。「トマム」とはアイヌ語で「湿地」という意味です。

手前の2棟がこの日の宿、リゾナーレトマム。遠くに見えているのはトマムザ・タワー。星野リゾートトマム、全体の敷地がめちゃくちゃ広いので、ホテルのバスが周回しています。

部屋でひと休みしてから、農園で開かれたファームハロウィンに参加。温かいミルクや焼マシュマロのサービスがありましたよ~

フィナーレの花火は上手く撮れませんでした(^^ゞ

ファームハロウィンの後、北海道イタリアン、アルテッツァ・トマムで遅めの夕食を…。パスタ2品とワインのおつまみ2品を頼みました。
十勝ホエー豚ベーコンとエキストラチーズのアマトリチャーナ。目の前でチーズを削ってくれるので、好みの量で「ストップ」をかけるのですが、もう少しかけてもらった方がよかったかも……(^^;;
十勝産のホエー豚は、チーズを作る過程でできるホエー(乳清)を飲んで育つため、やわらかい肉質と脂肪の甘みが特徴だそうです。

プロシュート(生ハム)とルッコラのペペロンチーニ。プロシュートとルッコラの絶妙な組み合わせを、ガーリックの香りが引き立てており、私の好みにピタッとハマるパスタでした。

骨つきラムチョップ、十勝ホエー豚ソーセージとラクレット。ラムチョップはテーブルで焼くため、生で運ばれてきます。
ワインは赤白とも十勝ワインセイオロサムを注文。白はすっきり爽やか、赤は香り華やかでコクがありました。

ホエー豚のソーセージ、確かに甘みが感じられて美味しかったです。ラクレットチーズたっぷり……(^^♪

ラムもこんがりと焼けてきました。北海道に来たからには、やはりラムは食べておきたいですよね。

デザートに頼んだ花畑牧場のカタラーナは、香ばしいカリカリのキャラメルと、しっとり焼き上がったカスタードプリンの異なる感触。卵の風味が濃厚で美味しかったです。

リゾナーレトマムは、完全にプライバシーを保った寝室やバスルームがそれぞれ二つ。ジャグジーやサウナまで付いて、私たち二人には広すぎるくらいのスイートルームでした。連泊した方が良さが生かせるかもしれませんね~

いよいよ翌日は北海道最終日。夜明け前にゴンドラに乗って雲海テラスに向かいます(^^)/~~~

2020/11/04 更新

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