アジフライには醤油かソースか。
この問題に対して私は、徹頭徹尾醤油を支持する姿勢を貫いてきた。
何故に頑なに醤油なのか。今回はその理由に迫ってみたいと思う。
まずは問題を簡潔にするためにアジフライを衣と中身に分解してみよう。
フライのような揚げ物の場合、中身は食材自身の水分で蒸された状態になる。
つまりアジフライの中身と言うのは、蒸した鯵と同等なのだ。
あなたの目の前に味のついてない蒸した鯵が置いてあった場合、
これにソースをかけようと思う日本人がいるだろうか。
醤油をかけるのがごくごく自然な流れだろう。
一方、フライの衣だけが置いてあったら、
これにはソースをかけたくなるのが普通ではなかろうか。
フライという名称からして洋食なんだし。
つまりアジフライというのは中身は醤油、外身はソースが適しているので、
醤油がいいのか、ソースがいいのかという論争を生んでしまうのである。
同じ揚げ物でもトンカツの場合はこのような論争を生まず、
ソースをかけるのが一般的だと言われている。
これは中身の蒸した豚肉には、醤油もソースも合う事。
外側の衣にはソースが合うことから、
総合的に判断しソースの勝利となっているからに他ならない。
以上の事から、アジフライに醤油をかける人は中身の鯵を重視し、
ソースをかける人は外側の衣を重視してると判断できる。
これはつまり中身が大事が、外側が大事かという
重要なファクターを表しているのだ。
なのでアジフライにソースをかけるような男と言うのは、
中身であるオッパイよりも外身であるブラジャーが好きなのだ。
もしアナタの彼氏や旦那がアジフライにソースをかけて食べていたら、
オッパイよりもブラジャーが好きな変態さんだと思って間違いないだろう。
そのような人とはさっさと別れて、アジフライに醤油をかける、
中身重視のオッパイ好きの私へと、さっさと鞍替えするべきなのである。