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昼の点数：3.6
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～￥999 / 1人
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料理・味 3.6
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|サービス 3.0
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|雰囲気 3.0
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|CP 3.0
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|酒・ドリンク -
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［ 料理・味3.6
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| 酒・ドリンク- ］
紅ショウガが合う家系ラーメンに初めて出会った
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丁寧な仕事を感じるルックス
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左端に紅ショウガ
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店の前以外に第二駐車場もあるそうです
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子供ラーメン280円！
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2017/11/03 更新
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今日は天気が良くて風も強くないし外を歩くとうっすらと汗が滲む程度の気分が良い気候なので、最寄駅から少し離れている課題店に出掛けることにした。ここは昔は緑区で、さらにその前は港北区、畑と一軒家と古い団地もある懐かしい横浜の景色を堪能し到着したのは開店10分前。お隣のコンビニ7-11の駐車場で上着を脱いで、一服したり写真を撮って時間を潰し入店したが、店外にはしっかりとトンコツ臭が漂ってきて期待感が膨らんだ。
券売機でラーメン(690)と海苔(4枚100)を購入し硬めでお願いする。細麺も選択できるが指定しない場合は太麺のようだ。大寸胴はカウンター席の裏側に置かれているので、客席からは見えにくいがきちんと自店で出汁を炊いていた。店内を見渡し眼に止まったのは、現在、楽天イーグルスのストッパーとして活躍している松井祐樹クンの桐光学園（高校）時代のサイン！同級生の水海クン達と同じ色紙に連名していたので、彼らが全国的に評判になった2012年か2013年に書かれたものだろう。麺箱は確認できず茹ではテボ、卓上には紅ショウガのポッドが置かれている。待ちは5分程度だった。完成したラーメンのルックスは端正で、丁寧な仕事を感じさせる。
出来上がったスープは炊いている時ほどにはトンコツ臭は強くない。旨みは強くはないけれどトンコツ由来の甘みはしっかりしてコクも充分感じる。油の風味は普通で、醤油は弱めだがそこそこの塩分も感じるから、家系のスープというよりも見ため通りに、あっさりめの九州ラーメンに酷似していると感じた。
麺は白色が強いやや短めの平打ちストレートで、一般的な家系麺よりもやや太いように感じた。そのように感じたのはスープも麺も共に白いせいだからかも知れない。食感は硬めコールだと少々ポキポキ感が残るもので、家系の麺としては加水率が低いように感じた。ただ、スープが比較的あっさりなので、この太さだと絡み具合が良好とは思えなかった。
ロース肉のチャーシューはクラシックスタイルで、それなりの厚みで食感をそこそこ残す歯に挟まる一歩手前のタイプで、処理には丁寧さを感じたし味も良かった。ほうれん草はやや少なめだが青々として食感が良く味も良い。海苔（増しの4枚100円のコスパだけは良くはないが）は黒くスープに強く風味はやや弱いが、醤油感が弱めなスープとの相性は良好だった。半味玉は薄味で、醤油が強いスープだったらもう少し半熟の方が好みだが、このスープならこれ位固まっていても相性は良いようだ。細切りのネギは、ほどほどにクセを残し十分に薬味としての役割を果たしていた。後から撮影した写真を見たら「ネギ多め」指定もできることに気付き、注文しなかったのを後悔した。いくつかの家系店で紅ショウガを投入したら塩分が強くなり過ぎて全く合わなかった経験があるので、このお店でも躊躇していたが、試しに入れてみたら何と相性抜群だった！
先行レビューには色々なご意見があるが、なるほどそれも当然だと思う。家系から中華そばにアプローチしている店、あるいはその逆の店も存在しているし、魚介出汁を加えた家系店もある中で、この店のラーメンは九州ラーメンから家系へのアプローチ（？）として、私は大変美味しくいただくことができた。
これだったら、正統派の家系もしくは九州ラーメンの方が良いと思う人もいるとは思うけれど、食べ物も音楽もフュージョンやミクスチャーは大いに結構と思う私には、九州トンコツラーメンのスープで太麺を食べたら、このお店のようになるのだろうか、と想像を大いに掻き立てられた。
※念のために補足しますが、巷に氾濫しているラードがキツい白いスープの自称家系とは全く違う種類のラーメンだと申し上げます！