『支援する人…受ける人』senkoishiiさんの日記

いろいろ千恋しい

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senkoishii (50代後半・男性・京都府) 認証済

日記詳細

ひょんな事から宮城に行くことになって、こちらに移り住んでる後輩に久しぶりに会う事に…
この方、仕事関係の方への支援をきっかけに、今でも支援活動を続けてらっしゃる…

一泊二日の日程のうち、半日だけですがほんの少し活動のお手伝いをしてまいりました

「もう、身体ボロボロだし…もう止めにしたいんだけど…」と言う彼女ですが
今も義援金はどんどん続いて贈られて来ていて、各地の被災地の方々とも顔馴染みになり、辞めるに辞められない…とおっしゃってました

宿を取ってもらった代わりに各地で配る何か京都のお土産を…というので
「何がいいかな?…マールブランシュの茶の菓でも?」と聞くと
「おたべ…おたべの生八つ橋!」と言います
「え〜〜〜!?そんなん誰も食べへんで!」と、私
「いいんです…分かりやすいのが一番」だそうです。なるほど、そうかもしれません


石巻から女川方面へ6ヶ所程…日用品などの支援物資を配りながら、近況の様子など話を聞きながら廻る…という行程です
月一回のいつものルートからいろんな被災地も廻って案内もしてもらいました


「ああ……やっとあそこまで来たのね〜」
広大な土地の端っこで積み上げられた廃車を処理されてます
進んだ…とはいえ、2年以上経ってまだそういう段階
赤い大きなバツ印が描かれたのがご遺体が入ってられたクルマ…処理の行先が違うんだそうです

「ああ…あそこもやっと順番来たんだ〜」
ポツンと残る廃屋…まだ一見真新しいお家なんです
ここも壁に赤い数字が大きく書かれています
取り壊しの順番が来てその管理番号が記されてる訳です

「おばちゃ〜ん…元気してた〜〜!?」
女川の仮設住宅…女性はみなハキハキと元気…男性はボソボソ(笑)方言がほんと分からん(苦笑)
表情は皆さん、明るいですね〜
「贅沢言っちゃ悪いけどね…赤十字のやつ…イマイチなんよね〜」
仮設住宅の家電製品はすべて赤十字の支給だそうです
当たり前の事ですが、みんなフツーに生活しようとしてるんですよね
だからフツーに不満も出てくる

各地廻る車中でもいろんな話を聞きましたが、今ではさすがに落ち着いたものの、
「人間、極限状態で感情むき出しになると、ほんと怖い」
被災者同士での差別やいじめ…
管理責任を問われ訴訟受ける人…
外国人窃盗団の、とても人間とは思えない所業…

おとなしくて我慢強い東北人…と全体をくくられてますが、とてもそうはいかない…
この後輩の彼女自身も「死にたい・・・」という精神状態になったそうです
今は見た目落ち着いていても、震災の傷は内側に入り込んで、たくさんの人が支援活動したくても簡単に出来ないようになって来ている様です


「頑張って・・・」なんて軽々しく言えない…

また行きますよ…ベタなお土産持って(笑)


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