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夜の点数:4.0
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¥5,000~¥5,999 / 1人
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料理・味 4.0
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|サービス 3.5
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|雰囲気 4.0
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|CP 5.0
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|酒・ドリンク 4.5
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[ 料理・味4.0
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| サービス3.5
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| 雰囲気4.0
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| CP5.0
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| 酒・ドリンク4.5 ]
ワインのCPの高さは抜群
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前菜盛り合わせ
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ムール貝とバジルのグラタン
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子羊のトマト煮込み
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パスタ
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2012/04/14 更新
この日は、部内の有志からなるグルメ部の日。目下、野郎ばかり9人で、過半数の5人の参加で成立、実施というもので、毎回、幹事が変わり、幹事がここはという店を知恵を振り絞り提案、企画、実施するのである。勿論、年齢に関係なく、割り勘である。
尤も、高い金を払えば旨いものは食えるに決まっていることから、どうも、B級とは言わないが、安くないと満足してもらえないという雰囲気も少し漂っており、店選びもなかなか難渋するのだけれども・・・
それに、まあ、女性がいないというのも何となく寂しい感じはする。対極にはなるのだが、僕はもう定着した「女子会」とういう言葉は好きでない。別に女性だけで食事をすることは普通だし、それはそれでいいのだが、その底に少し「男性がいなくても楽しい」「男性がいない方が楽しい」か知らぬが、強気の押し出しと、寂寥の隠蔽が見えるケースに、この言葉が使われているという感じがするからである。まあ、最近は、耳慣れてきたが、そのうち、逆に「男子会」とかが使われ出すと、もう世も末である。
とまあ、横道に話がずれたのだが、今回は秀逸であった。幹事は見事である。
会社を出て、半蔵門線の三越前から押上まではすぐで、其処から歩くのだが、此処は少し判りにくいかも知れぬ。駅からの距離は然程でもないが・・・ しかし、押上駅のほぼ真上が、スカイツリーなのだな。この日、初めてこんなに近くで見ることになった。堂々たる偉容で聳え立っており、圧巻である。馬鹿と煙はということではなくとも、一度は上ってみたいなという心情もよく理解できる。
さて、店だが、本当に古臭い、お世辞にも綺麗とは言えないマンションの一階にあるのだが、このだけは大きな木のドアが堅牢に守っており、なかなかの風格がある。店内は、入口から見ると、右手が壁一面にワインボトル、左手にカウンター。挟む様に通路があるのだが、それに沿うようにして背の高い丸テーブルがある。カウンターの頭上にはワイングラス、カウンターの中の壁もそうである。まあ、今、流行りのバルという感じで、カジュアルな雰囲気だが、照明を落としているので落ち着きがあっていい。
僕らは、8人という大人数なので、一番奥にあるテーブル席を独占。広々と利用したのである。コースは一番、安い3,000円なのだが、内容は以下の通り。
◆ 利三郎のお肉の前菜盛り合わせ
◆ 季節の彩り野菜のサラダ
◆ たっぷりムール貝とバジルのグラタン
◆ 仔羊のトマト煮込み ナヴァラン・ダニョー
◆ 本日のパスタ(2種類からの選択。筍のパスタを選んだ)
なのだが、味もきちんとしているし、量も充分で、幾分、全てにおいて機能低下してきた中年とは言えど、口が驕った、食いしん坊の我々の胃袋を相当に充填、満足させるものであった。3,000円で、この内容であれば、言う事が無い。
一番、驚いたのは、ワインのCPの高さ。元々、ワイン商故に、取扱量が半端でないのだろうな。この日の幹事曰く、「仕入値+1,050で全て供しているとのこと」 驚きである。ひょっとして店での卸値だったかもしれぬが・・・・(まさか、十万円を超えるものまでそうではないだろうけど)
いずれにせよ、フルボトルでも3,000円前後で、旨いワインがうなるほどあるのである。この日は、スパークリングワインに、白2本、赤2本と都合5本空けたが、最初のスパークリングワイン以外は、全て僕が選んだ。勿論、ブランドや作り手は一部を除いて、もう勉強を止めて久しいので、全くわからない。ぶどうの種類のみで選んだのだが、これが事の他美良く、仲間にも好評であった。
いい店である。こうした店故に、時間帯或いは席によっては喫煙が可能ならば、尚の事良いが、ワインへの影響も考えているのだろうな。まあ、店外に灰皿が設けてあるので致し方無し。野郎ばかり、女性ばかりで行くよりは、デートで使う方が映える店だろう。人気がここまで高いのも納得。