covakazuさんが投稿した銀座 飛雁閣(東京/新橋)の口コミ詳細

めじろは日本では飼えない

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銀座 飛雁閣新橋、銀座、東銀座/中華料理

1

  • 昼の点数:4.0

    • ¥6,000~¥7,999 / 1人
      • 料理・味 4.5
      • |サービス 4.0
      • |雰囲気 4.0
      • |CP 4.5
      • |酒・ドリンク 4.0
1回目

2011/12 訪問

  • 昼の点数:4.0

    • [ 料理・味4.5
    • | サービス4.0
    • | 雰囲気4.0
    • | CP4.5
    • | 酒・ドリンク4.0
    ¥6,000~¥7,999
    / 1人

エレガントな雰囲気で、繊細ではあるが素材を活かした料理を

中華料理に関しては香港に5年ほど居たので、其処で本格的な料理や味は覚えたのだが、その分、帰国しても時折、美味い中華を堪能したいという気がむくむくと擡げるのである。特に、広東料理と飲茶はそう。
どこか良心的な値段で、美味い飲茶を供する店はなかろうかと色々と調べていたところ、この店を見つけたのだが、最初は随分高級なイメージがあった。それはHPを見ればすぐにそうと判るし、何より事前予約でしか受け付けないというのだからすごいね。これは店のスペースから考えて、ちゃんとした食材を無駄にしない為ということが主たる理由だと思うが、「飛雁閣倶楽部」なるものも設けているし、随分、貫録のある店と思っていた。ただ、昼の飲茶のコースが5,000円しないので、銀座で、それなりの料理ということであれば、むしろ安いのかなと思い、メールで予約の上、日曜日の昼に赴いたのである。

さてさて、ビルは中央通りに面した8丁目のビルの9階である。このビルの前を通ることは数えきれないが、この店がここにあるのは、つゆも知らず。路面店で地上階の店は判りやすいが、そうでないビル内の名店は、実は数えきれず。銀座というのは奥が深いのだな。
エレベーターを降りると、いきなり店になり、カウンターがあり、其処で予約確認を行う。給仕は男性と女性両方だが、女性は中国人の方が多いのだろうな。従業員同士では普通語をしゃべっていた。白人の中年の女性も居たのは珍しい。ちゃんと日本語を話していた。通されたのは、入口受付より右手に進んだ部屋の一番手前の席。4人掛けを二人で利用。空いてる席に置いた嫁さんのカバンには、汚れない様に布のカバーをかけていた。どことなくホテルの様な西洋風の室内に、所々に中国の調度品が置いてあり、何だか、面白い。上品な室内である。

ややあって、手渡されたメニューを見て、当初は飲茶コースの予定だったのだが、種々、迷って、結局、普通の中華のコースを選んだ・。
小龍包、フカヒレの姿煮、海鮮入り炒飯が入っていたので、初心を変節したのである。臨機応変なのか、優柔不断なのか・・・
昼間なので、酒は控え、この店では、昼ではだろうけどメニューの中では一番いい鉄観音を選んだ。中華料理の際は、やはり中国茶が似合いである。

頼んだのは、6,300円のコース。内容は以下の通り

◆ 特製9品の前菜盛り合わせ
◆ 極薄皮小龍包
◆ フカヒレの姿煮
◆ 地鶏のレモンソースかけ タイ風味
◆ 季節野菜の炒め
◆ どんこの蒸しスープ
◆ 海鮮入り炒飯
◆ 完熟マンゴーのプリン

であるが、これが全体的に非常にバランスが取れており、硬軟、強弱のコンビネーションがいいのである。化学調味料は一切使わないとのことだが、それ故に、些か淡白な感じを受けるが、その拘りが為、素材を上手に活かしたアタックが口中に広がるといことである。
料理長は、福臨問より引っ張ったらしいが、ポジションは知らないが、あそこで腕を磨くいた料理人であれば、まあ信頼に足ると個人的な決めつけがあるが、事実、中華料理にしては非常に滋味深い、優しいものだった。

小龍包は、なみなみとスープを内包した逸品である。個人的には、黒酢の提供をお願いしたいのだが、白い酢ベースのつけタレがここでは出される。これも淡麗である。
フカヒレのい姿煮は、このコースの値段では、コメントを挟んじゃいけないと思うが、それでも立派なもの。餡がいいし、香港ではよくある、赤い酢を出してくれるのもいい。パンチのきいた地鶏から、一転して優しいシンプルな味付けの中国野菜。この料理から料理への切り替え方が、前を無視したり、消したりせずに進んでいくのが、この店の用意周到さかも知れぬ。
余計なことをせず、単純にどんこと鶏のエキスのみを凝縮させた、中国料理の真骨頂でもある「湯」も宜しいし、パラリとした長粒米を使用した炒飯も美味し。〆のマンゴーの何と濃厚なることか。

いやいや、相当に満足度は高い。この店のいいのは、味もいい量もけちけちせず、ちゃんと供すること。食後は腹一杯である。炒飯はダーパオ(大包=所謂、お持ち帰り)も可能。後は、中国料理では先ず期待できないサービス全般が、ここでは完璧ではないにせよ、きちんとしていることもいい。

手洗いも綺麗だし、総合的にバランスがよく、充実した店である。今度は、飲茶だな。その後は、大枚使って、本格的な高級中華に挑むのもいいな。

  • 9種の前菜盛り合わせ

  • 小龍包

  • フカヒレの姿煮

  • 地鶏のレモンソースかけ

  • 季節の野菜炒め

  • どんこの蒸しスープ

  • 海鮮入り炒飯

  • 完熟マンゴーのプリン

2011/12/11 更新

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